公開年:2005年

No. 公開/公表番号 出願日 出願人 発明(考案)名称 A分類 分類 図面 国際出願日 国際公開番号 要約
1 2005-000744 2003/06/10 財団法人北九州産業学術推進機構 マイクロ液滴輸送デバイス A4 DC01 FP

【課題】外部に特別な機構を必要とせず、マイクロ液滴を一方向に確実に輸送するマイクロ液滴輸送デバイスを提供する。また、使い捨てができるほど安価であり、しかも簡便なマイクロ液滴輸送デバイスを提供する。【解決手段】基板11と、基板11の一面に搭載されたカバー12と、基板11とカバー12との間に画成された一方向に延びる流路13と、流路13の上流から下流に向かって液滴を輸送させる液滴輸送手段を備えたマイクロ液滴輸送デバイスであって、上記流路13は一面を親水面15と疎水面14とで構成し、上記液滴輸送手段は、親水面15に対して疎水面14を除した値を上流から下流に向け連続的に増加させて液滴を輸送させるマイクロ液滴輸送デバイスである。この結果、液滴を一方向に確実に輸送することができる。【選択図】図1
2 2005-000770 2003/06/10 株式会社日立製作所 固液界面反応微小反応装置 A4 DC01 FP

【課題】流路からの液漏れを防止できる固液界面反応微小反応装置を提供することにある。【解決手段】基盤チップ10には、反応溶液の流入口及び流出口が形成されている。ガスケット20は、弾性を有し、基盤チップ10に比べて薄く、中央にスリット22を有する。基盤チップ10と、ガスケット20と、固体の試験片30とを積層し、外圧を掛けることにより3者を密着させ、ガスケットのスリット22とこのスリットの開口部に接する試験片30の固相により反応流路RPを形成する。【選択図】図1
3 2005-001032 2003/06/10 ソニー株式会社 マイクロマシンの製造方法 A4 DB04、PI02 FP

【課題】空間を挟んで第1、第2電極が設けられたマイクロマシンの製造において、電極形成の際の研磨工程におけるディッシングを抑制して、空間を高精度に形成することで、電気的特性の向上を図る。【解決手段】基板10上にストッパ膜14を表面に設けた第1電極15を形成し、基板10上に第1電極15を被覆するとともにストッパ膜14を含む第1電極15の厚さよりも厚く絶縁膜(第2絶縁膜16)を形成し、第2絶縁膜16を研磨してストッパ膜14を露出するとともに研磨表面を平坦化し、第1電極15上のストッパ膜14に開口部17を形成した後に、開口部17に犠牲膜18を埋め込み、犠牲膜18表面と同様に第2絶縁膜16表面を平坦化し、第2絶縁膜16上に犠牲膜18上を横切る第2電極20を形成し、犠牲膜18を除去して第1電極15と第2電極20との間に空間21を形成することを解決手段とする。【選択図】図1
4 2005-001040 2003/06/11 ミヨタ株式会社 微細物用ピックアップ治具 A4 DBX FP

【課題】100μm以下の微小異物を付着していた基板などから精度よくスピーディにピックアップするための分析サンプル前処理ツールを提供する。【解決手段】固定櫛歯48は支持用シリコン基板42に固定されたボンディングパッド54aに接続される。可動櫛歯49は、可動櫛歯固定梁50に固定され、可動櫛歯固定梁50はその両端に接続されたばね用梁51a、51bを介して支持用シリコン基板42に固定されたボンディングパッド54bと接続される。可動櫛歯49は固定櫛歯48と交互に噛み合って配置される。また、ホルダー52は、その基部52aが可動櫛歯固定梁50のほぼ中央に形成され、その先端にはプローブ状のピックアップ部53が形成される。可動櫛歯49と固定櫛歯48間には印加した電圧に応じて静電気力が作用し、それによってバネ用梁51a、51bが撓みピックアップ部53を駆動する。【選択図】図1
5 2005-001090 2003/06/16 松下電器産業株式会社 薄膜圧電体素子およびその製造方法並びにアクチュエータ A4 DBX FP

【課題】製造工程の簡単な一対構成の薄膜圧電体素子とその製造方法およびそれを用いたアクチュエータを提供する。【解決手段】第1主電極膜50と第1対向電極膜56とで挟まれた第1圧電体薄膜52と、第2主電極膜62と第2対向電極膜68とで挟まれた第2圧電体薄膜66とが接着され、第1主電極膜50と第2主電極膜62とはそれぞれその一部が島状に分離された分離電極部60、72を構成し、第1主電極膜50と第2主電極膜62の分離電極部60、72においてヴィアホール58、70を介して、第1主電極膜50の分離電極部60と第1対向電極膜56、および第2主電極膜62の分離電極部72と第2対向電極膜68とがそれぞれ電気的に接続され、かつ、分離電極部60と第1主電極膜50とはそれぞれ第1圧電体薄膜52よりも突出する形状の延在部50a、60aを有し、これを所定距離離間して一対同一面上に配置した構成とした。【選択図】図4
6 2005-001104 2004/06/10 三星電子株式会社 マイクロアクチュエータ及びこれを利用した流体移送装置 A4 DCX FP

【課題】所望の構造を有するように形成して,所望の動作を制御することができる,マイクロアクチュエータ及びこれを利用した流体移送装置を提供する。【解決手段】空間部101が形成された基板100と,基板100の上面に空間部101を覆うように設けられ,形状記憶合金からなる第1薄膜110と,圧縮残留応力が作用する少なくとも第2薄膜120とからなる振動板とを備え,振動板は,初めに圧縮残留応力によって第1中立軸に対して発生するベンディングモーメントにより,空間部101または空間部101の反対側に変形され,温度上昇により形状記憶合金が相変態した場合,第1中立軸から移動した第2中立軸に対して発生するベンディングモーメントにより,空間部101または空間部101の反対側に変形され,流体を保存するチャンバの体積を変化させることにより,流体に圧力を提供する。【選択図】図2
7 2005-003200 2004/06/04 エルジー エレクトロニクス インコーポレーテッド マイクロアクチュエータ及びその製造方法並びにマイクロ作動バルブ A4 DC02 3

【課題】製造費用が低廉で、かつ低電圧及び低騒音の微細駆動を可能にして流量をより効率的に制御するマイクロアクチュエータを提供する。【解決手段】マイクロアクチュエータは、一方側に微細流路111が切削形成された第1プレート110と、第1プレート110に固定されて、第1プレート110の微細流路111と連通するように一方側に微細流路121が形成された第2プレート120と、第1プレート110の微細流路側に接続又は離隔自在に第2プレート120の上面に装着された微細可動部材131、微細可動部材131に電源を供給するために微細可動部材131の上面両側に突成された電極部132、第2プレート120の微細流路121を開閉するように微細可動部材131の側壁に突成された栓133、及び栓133を弾支する栓サスペンション134により構成された微細駆動手段130とを含む。【選択図】図1
8 2005-003687 2004/06/11 コリア アドバンスド インスティチュート オブ サイエンス アンド テクノロジィ 金属が点在されている伝導性炭素ナノチューブおよびこれを用いたバイオセンサーの製造方法 A1 DEX FP

【課題】金属を点在させて電気伝導度に優れたCNTおよびその製造方法を提供する。【解決手段】(a)カルボキシル基を有するCNTを提供する工程;(b)上記CNTのカルボキシル基をアミノ基およびチオール基を同時に有する化学物質のアミノ基と結合させてチオール基に改質されたCNTを得る工程;(c)上記工程で得られたチオール基に改質されたCNTのチオール基に金属を結合させる工程を含む金属が点在している伝導性CNTの製造方法を提供する。【選択図】図4
9 2005-004077 2003/06/13 株式会社リコー 光変調装置およびその駆動方法 A4 DA01 FP

【課題】梁の安定性を確保し、応答速度を速くする。【解決手段】光透過性の電極113に高電位、電極103に低電位を印加し、電極108である可動梁に高電位を加えると、電極103と電極108間に静電力が働き、電極108である可動梁が電極103側に突き当たる。これにより、可動梁のミラーにより光は入射角で決まる方向に反射される。電極108の電位を低電位にすると、電極113と電極108間に静電力が働き、可動梁は電極113側に当たる。【選択図】図1
10 2005-005267 2004/06/10 三星電子株式会社 シーソー型RF用MEMSスイッチおよびその製造方法 A4 DB01 FP

【課題】駆動電圧を低減できるシーソー型RF用MEMSスイッチが開示される。【解決手段】RF用MEMSスイッチは、半導体基板の上部に回路開放のためのギャップを有するように形成された信号伝送線路と、基板の上部から所定の高さで離間形成され、回動軸を中心としてシーソー運動を通じて伝送線路のギャップの両端部を断続するように形成された断続部、および外部駆動信号に応じて断続部のシーソー運動を駆動する駆動部を有する。駆動部は、基板上に共通電極を中心として両側に形成された下部電極と、断続部の両側に下部電極を横切って形成された上部電極、そして回動軸から上部電極の両端部それぞれに形成されたスペーサを通じて上部電極を連結するクロスバーを有する。RF用MEMSスイッチは、下部電極に選択的に印加された駆動信号に応じて上部電極と下部電極との間に発生した静電引力により上部電極およびクロスバーが傾きながら、クロスバーが断続部を信号伝送線路のギャップの両端部と接触され得るように降下させる。【選択図】図2
11 2005-007529 2003/06/19 大日本スクリーン製造株式会社 マイクロ流体デバイスおよびマイクロ流体デバイスの製造方法 A4 PAX FP

【課題】半永久的な一体化処理が不要なマイクロ流体デバイス、およびその製造方法を提供する。【解決手段】面10a及び面20aの全面に疎水化処理を施す。面10a及び面20aに対し、重ね合わせると流路2となる上側溝部11および下側溝部21を形成する。上側板状基材10の所定位置に、第1貫通穴12および第2貫通穴13を形成する。上側板状基材10と下側板状基材20とを重ね合わせて、上側圧接部材30および下側圧接部材40とボルト51とによって固定する。これにより、非可逆的な一体化工程を経ることなく、流体の漏出のないマイクロ流体デバイスを形成できる。好ましくは、板状基材はFe−Ni合金であり、表面偏析したBNにより疎水化を実現する。エッチングにて溝部を形成する。【選択図】図1
12 2005-007530 2003/06/19 富士写真フイルム株式会社 光ピンセット装置 A4 DA03 FP

【課題】複数の微小物体を高精細なパターンに応じて確実に捕捉することができる光ピンセット装置を提供する。【解決手段】ファイバアレイ光源112から出射された高強度のレーザ光は、DMD110により変調され、マイクロレンズアレイ130で集光される。集光されたレーザ光は、アレイヘッド132にマトリクス状に配列された対応する光ファイバコアに入射され、光ファイバ内を導光する。そして、光ファイバの端部からレーザ光が出射される。複数の光ファイバは、DMD110の複数の画素部に対応して2次元的に配列されているので、アレイヘッド132からはDMD110のオンオフパターンに応じた高強度のレーザ光が出射される。これにより、ステージ134上に存在する微小物体が高精細なパターンに応じて確実に捕捉される。【選択図】図1
13 2005-007734 2003/06/19 富士ゼロックス株式会社 基板接合方法、基板接合体、及びインクジェットヘッド A4 DCX、PGX 1

【課題】良好な接合状態を実現可能な、基板接合方法、この基板接合方法を使用して製造する基板接合体、及び、インクジェットヘッド、を提供する。【解決手段】加熱処理工程(C)では、シリコンウエハ24の、電気−熱変換体32が設けられている接合面側に形成された樹脂層46を、所定の加熱温度で加熱処理する。そして、加圧処理工程(E)で、シリコンウエハ24とシリコンウエハ38とを、前記の加熱温度よりも高い接合温度の下で加圧して接合する。【選択図】図2
14 2005-010766 2004/05/21 ローム・アンド・ハース・エレクトロニック・マテリアルズ,エル.エル.シー. 結晶性材料をマイクロマシニングするためのエッチング方法、およびこれによって製造されたデバイス A4 DAX PC01 4

【課題】結晶性材料をマイクロマシニングするためのエッチング方法、およびこれによって製造されたデバイス【解決手段】本発明は一般にマイクロマシニングに関する。より詳しくは本発明は、方向性イオンエッチングと異方性ウエットエッチングとを組合わせる方法、およびこれによって製造されるデバイスおよび構造に関する。本発明は、シリコンマイクロマシニングに特に適用可能であり、結晶表面とドライエッチングされた垂直表面とを同じ構造中に互いに組合わせるアーキテクチャーを提供する。【選択図】なし
15 2005-013859 2003/06/25 京セラ株式会社 マイクロ化学チップ A4 DEX FP

【課題】供給部から供給される被処理流体の流速を調節することができ、これによって異なる複数の被処理流体を効率よく混合して高い収率で反応生成物を得ることができるマイクロ化学チップを提供する。【解決手段】マイクロ化学チップ1は、被処理流体を流通させる流路12と、流路12に接続され、流路12に被処理理流体をそれぞれ流入させる供給部13a,13bとが形成された基体11を有し、供給部13a,13bから流路12に複数の被処理流体をそれぞれ流入させ、流入された複数の被処理流体を混合して化学反応させて反応生成物を得るものである。このマイクロ化学チップ1において、供給部13a,13bの供給流路17a,17bを流通する被処理流体を加熱するヒータ23a,23bを形成する。【選択図】図1
16 2005-013905 2003/06/27 住友電気工業株式会社 化学反応用マイクロチップおよびその製造方法 A4 DC01 FP

【課題】従来の化学反応用マイクロチップは強酸、強塩基、高温などの化学反応を調べるためには、耐食性、温度応答性が不十分であった。【解決手段】化学反応用マイクロチップの材質として単結晶ダイヤモンドもしくは多結晶ダイヤモンドを用い、更に反応部に蓋をし、更にダイヤモンド内にBドープ部分を設けることにより局所的な加熱を可能とすることにより、高温、強腐食環境でも耐久性が高く精度の良い化学反応の分析が可能なマイクロチップを提供する。【選択図】図1
17 2005-013980 2003/09/08 財団法人神奈川科学技術アカデミー マイクロチップバルブ構造体 A4 DC01 FP

【課題】微小流路の断面積を可変として、流れを高精度に制御することを可能とした、新しいマイクロチップバルブ構造体を提供する。【解決手段】対向する基板の当接部に微小流路を構成したマイクロチップにおいて、スライドまたは回動する弁体により微小流路の断面積を可変とするバルブ機構が具備されているものとする。【選択図】図2
18 2005-014141 2003/06/25 株式会社リコー 複合素子の製造方法 A4 PGX FP

【課題】簡便な方法によって濡れ性の高い領域と濡れ性の低い領域とを形成できて、より表面張力による効果を増大させることの可能な複合素子の製造方法を提供する。【解決手段】基盤11の凸部13上に、液体(接着剤)14を滴下する。滴下した液体14は、凸部13の表面を濡れ広がり、最終的に表面張力により半球状態で安定する。次に、被接合部材12を凸部13の表面の液体14と接触させる。その瞬間、液体14は部材12の表面を濡れ広がり、端部で止まる。この時、弱い吸引で保持されていた部材12が、基盤11の凸部13の形状に揃うように回転および移動する。その後、部材12を更に降下させて、完全に基盤11の凸部13と接触させる。【選択図】図1
19 2005-014203 2004/05/07 ナノワールド アーゲー マイクロデバイス及びその製造方法 A4 PCX FP

【課題】薄膜層(例えば、膣化珪素、酸化珪素、金属、ダイアモンド)上に形成したホトレジスト層がエッチング液によって剥離することを防止する。【解決手段】シリコン基板3上に薄膜層である固定層1を形成し、固定層にエッチングによりスルーホール4を形成する。さらにエッチングで残存した固定層の下部にまで回り込む様にキャビティーを掘る。次に固定層下部のキャビティーをも充満する様にホトレジスト層5を形成する。固定層1の張り出した部分であるリム12はホトレジスト層を剥離しない様に固定する。【選択図】図4
20 2005-018067 2004/06/23 三星電子株式会社 曲面ミラーを具備した光スキャナ及びその製造方法 A4 DA02 PI02 FP

【課題】曲面ミラーを具備した光スキャナを提供する。【解決手段】ステージと、前記ステージを第2方向に移動自在に支持する第1支持部と、前記ステージを前記第1支持部内において駆動するステージ駆動部と、前記第1支持部を、前記第2方向に直交する方向である第1方向に移動自在に支持する第2支持部と、前記第1支持部を前記第2支持部内において駆動する第1支持部駆動部と、前記ステージの中央領域の上部に設けられており、入射したレーザ光を前記第1方向及び前記第2方向に走査する半球形ミラーとを備える光スキャナ。【選択図】図10
21 2005-019238 2003/06/26 新光電気工業株式会社 マイクロスイッチ及びその製造方法 A4 DBX 4

【課題】本発明はコンタクトを変位させ電極に接続/接続解除することによりスイッチング処理を行なうマイクロスイッチ及びその製造方法に関し、消費電力の増大を伴うことなく、かつ信頼性の向上を図ることを課題とする。【解決手段】弾性変形可能とされており、金ワイヤ18と磁性体金属膜22とにより構成される線状コンタクト15A,15Bと、この線状コンタクト15A,15Bが配設される基板11と、この基板11に配設されて線状コンタクト15A,15Bが電気的に接続される電極パッド14A,14Bと、発生する磁力により線状コンタクト15A,15Bを吸引し、これにより線状コンタクト15A,15Bを弾性変形させ電極パッド14A,14Bに電気的に接続させる埋め込みコイル12A,12Bとを具備してなる。【選択図】図1
22 2005-021764 2003/06/30 京セラ株式会社 マイクロ化学チップ A4 DEX FP

【課題】複数の各加熱処理部での精密な温度制御を可能とし、これによって加熱が必要な化学反応を複数回行って生成される反応生成物を高い収率で得ることができるマイクロ化学チップを提供する。【解決手段】マイクロ化学チップ1は、被処理流体を流通させる流路12と、流路12に接続され、流路12に被処理理流体をそれぞれ流入させる供給部13a,13bと、合流された被処理流体を加熱する加熱処理部14a,14bとが形成された基体11を有し、供給部13a,13bから流路12に複数の被処理流体をそれぞれ流入させ、流入された複数の被処理流体を混合して化学反応させて反応生成物を得るものである。このマイクロ化学チップ1において、基体11には、加熱処理部14a,14bから発生した熱を基体11外部に放出する放熱部としての放熱板23が固着されている。【選択図】図1
23 2005-022036 2003/07/02 シャープ株式会社 静電アクチュエーター,マイクロスイッチ,マイクロ光スイッチ,電子機器および静電アクチュエーターの製造方法 A4 DA01 2

【課題】基板接点の位置や数に関する自由度の高いマイクロスイッチを構成可能な、静電アクチュエーターを提供する。【解決手段】本アクチュエーターを備えた本スイッチは、基板1上に支持柱2を設け、その上にキャップ板3を載せた構造を有しており、支持柱2によってキャップ板3を軸支している。また、キャップ板3の端部には、複数のビーム5が設けられており、この部分で、吸引電極61の静電力を受けている。従って、本スイッチでは、キャップ板3(ビーム5)の傾く方向を任意に設定できる。これにより、ユーザーの所望とする複数の方向にビーム5を設け、各ビーム5に応じて基板1に吸引電極61を配することで、キャップ板3を複数の任意の方向に傾けることが可能となっている。【選択図】図1
24 2005-024316 2003/06/30 京セラ株式会社 マイクロ化学チップおよびその製造方法 A4 DEX FP

【課題】耐薬品性に優れ、供給する被処理流体が制限されることがない汎用性に優れたマイクロ化学チップおよびその製造方法を提供する。【解決手段】マイクロ化学チップ1は、被処理流体を流通させる流路12と、流路12に接続され、流路12に被処理理流体をそれぞれ流入させる供給部13a,13bと、流路12内の流体を外部に導出する採取部15とが形成された基体11を有し、供給部13a,13bから流路12に複数の被処理流体をそれぞれ流入させ、流入された複数の被処理流体を合流させて予め定める処理を施し、処理後の流体を採取部15から外部に導出するものである。このマイクロ化学チップ1において、セラミックスから成る基体本体20とガラスから成る蓋体21とを貼りあわせて基体11を構成するとともに、キャピラリ泳動に用いる電極23a,23b,24を、基体本体20と同時焼成して形成する。【選択図】図1
25 2005-024721 2003/06/30 株式会社リコー 偏向ミラー、光走査装置および画像形成装置 A4 DA02 FP

【課題】動的に発生するミラー面のうねりを抑え、平面性を確保することで、被走査面において良好な結像性能が得られるようにした偏向ミラーを提供する。【解決手段】本発明は、光ビームを偏向する可動ミラー201と、可動ミラーと連結され回転軸心を規定するねじり梁108と、可動ミラーを揺動する回転力を発生するミラー揺動手段とを有する偏向ミラーにおいて、ミラー揺動手段を可動ミラーと回転軸方向に隣接して備え、可動ミラーの回転軸心からの距離をr’、可動ミラー幅(両翼)をAとすると、r’≦A/4なる部位に回転力を発生するようにした。これによりミラー揺動手段の実装に伴う質量増加があっても、可動ミラーにかかる慣性モーメントのピーク位置をねじり力が加わる回転軸心の近傍に近づけることができるので、可動ミラーをせん断する応力を最小限に抑えて面変形を低減でき、偏向された光ビームの結像性能の劣化を防止できる。【選択図】図3
26 2005-024722 2003/06/30 株式会社リコー 振動ミラー、光走査装置および画像形成装置 A4 DA02 FP

【課題】動的に発生するミラー面のうねりを抑え、平面性を確保することで、被走査面において良好な結像性能が得られるようにした振動ミラーを提供する。【解決手段】本発明は、光ビームを偏向する可動ミラー202と、該可動ミラーと連結され回転軸心を規定するねじり梁208と、上記可動ミラーを揺動する回転力を発生するミラー揺動手段とを有する振動ミラーにおいて、少なくとも上記ねじり梁は、上記可動ミラーと回転軸心からrだけ偏心した2箇所で連結してなり、上記rは、回転軸と直交する方向での可動ミラー幅をAとすると、r>A/6であることを特徴とする。これにより、ねじり梁から伝わる回転駆動力を、よりミラー周辺部において作用させることができ、ミラー基板に働く慣性力分布の重心位置に近づけることができるので、ミラーサイズを大きくしても面変形を低減でき、偏向された光ビームの結像性能の劣化を防止することができる。【選択図】図3
27 2005-024930 2003/07/02 株式会社ニコン デバイス、及び光学システム A4 DA01 DA05 FP

【課題】基体上に複数の片持ち梁構造体を搭載したデバイスにおいて、各片持ち梁構造体の自由端の高さを実質的に同一にすることに伴って生ずる不都合を解消する【解決手段】デバイス1は、基板121と、基板121上に配置され基板121に対して固定端が固定された複数の片持ち梁構造体71〜73を有する。片持ち梁構造体71には、光スイッチ用ミラー51〜59が設けられ、これらが光スイッチを構成する。片持ち梁構造体72には、可変光減衰器用シャッタ61〜63が設けられ、これらが可変光減衰器を構成する。片持ち梁構造体73は、片持ち梁構造体71,72が配置されている有効領域を取り囲むように、配置される。片持ち梁構造体71〜73が力を受けない状態で、片持ち梁構造体71の高さ、片持ち梁構造体72の高さ及び片持ち梁構造体73の高さが、互いに異なる。【選択図】図2
28 2005-025020 2003/07/04 セイコーエプソン株式会社 波長可変干渉フィルタ及びその製造方法 A4 DAX、PI03 FP

【課題】静電駆動方式の波長可変干渉フィルタにおいて、その故障の原因となる可動部と電極間の放電や電気的短絡を確実に防止し、信頼性の向上に寄与する波長可変干渉フィルタおよびその製造方法を提供する。【解決手段】可動鏡を有する可動部13が静電引力の作用により変位可能に構成された波長可変干渉フィルタにおいて、前記可動部13はシリコンからなり、その表面には、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコンオキシナイトライド等の絶縁膜14を形成する。【選択図】図1
29 2005-027495 2004/05/31 キヤノン株式会社 光マイクロモータ、それを用いたマイクロポンプ、及びそれを用いたマイクロバルブ A1 DC02 DC03 FP

【課題】簡便な構成で回転を柔軟、自由に制御可能とできるロータを有する光マイクロモータ、これを用いたマイクロポンプなどである。【解決手段】光マイクロモータ及びマイクロポンプは、回転中心軸の回りに回転するロータ15を有する。ロータ15は、光ビーム4によりトラップされる光トラップ部(ビーズ)2を少なくとも1箇所に有し、光トラップ部2が光ビーム4で照射されるときに光トラップ部2と共に所定位置に保持される一方、光ビーム4を移動させるか切り換えるときに光トラップ部2と共に回転中心軸の回りで回転する。【選択図】図1
30 2005-028487 2003/07/10 住友重機械工業株式会社 マイクロデバイス及びその製造方法 A4 DA01、PC01 2

【課題】本発明は、機能面により光路切り換えを行うマイクロデバイス及びその製造方法に関し、機能面を平滑化処理する工程を設けることなく、機能面の平滑化を行い、機能面により光路の切り換えを低損失で高精度に行うことのできるマイクロデバイス及びその製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】5層構造からなるSOI基板の最上層に、(1,1,0)面の結晶方位面を表面に有する第3のシリコンバルク層46を形成する。この第3のシリコンバルク層46上に酸化膜47を形成して、酸化膜47に機能素子の形状とは異なる形状を有した開口部47Aを形成して、結晶異方性エッチングにより第3のシリコンバルク層46を加工して、膜の面内方向に対して垂直な(1,1,1)面を出現させ、この(1,1,1)面を機能面26a,26bとする。【選択図】図12
31 2005-028504 2003/07/11 ソニー株式会社 MEMS素子及びその製造方法 A4 PI02 FP

【課題】犠牲膜のエッチング時に、露出されている金属材料部の腐食を防止し、製造を容易にしたダイアフラム構造を有するMEMS素子及びその製造方法を提供する。【解決手段】半導体基板12の表面に金属膜又は金属窒化膜又は金属酸化膜による犠牲膜13を形成する工程と、犠牲膜13上に可動薄片となる薄膜17を形成する工程と、犠牲膜13を選択性のある溶液でエッチング除去し、分離空隙28を挟んで半導体基板12の表面と対向する可動薄片11を形成する工程とを有する。【選択図】図2
32 2005-028531 2003/07/08 富士電機システムズ株式会社 マイクロチャンネルチップ A4 DC01 FP

【課題】要求される小型化を確保しながら、供給される複数の原料流体を短時間で効率よく混合することができるようにすること。【解決手段】複数の供給口11から各々供給されて流れる原料流体が混合される反応流路33内に、形状記憶効果を有する材料のワイヤ100を備え、そのワイヤ100の形状記憶効果を利用して反応流路33内での層流支配の流れを乱し、層流状態の流れに乱流状態を発生させ、原料流体の混合効率を向上させるようにした。【選択図】図1
33 2005-030213 2003/07/07 株式会社村田製作所 圧電マイクロポンプ A4 DC03 2

【課題】低電圧駆動が可能であり、流量の安定化を図り得る、圧電マイクロポンプを提供する。【解決手段】Si基板22の第1の主面23側に、下部電極層28と圧電体厚膜29と上部電極層30とを積層する。Si基板22には、第1の主面23側にダイヤフラム部31を形成しかつ第2の主面32側に開口33を形成する状態でポンプ室34ならびに放出側流路35および供給側流路36を設ける。開口33は、封止層40によって封止する。放出側流路35および供給側流路36を、それぞれ、放出側テーパ弁37および供給側テーパ弁38によって構成し、放出側テーパ弁37に、昇圧部となる絞り部39を設ける。【選択図】図1
34 2005-030307 2003/07/14 日立電線株式会社 マイクロポンプ及びその製造方法 A3 DC03、PI02 FP

【課題】Siまたは石英基板上に、小型化及び集積化を可能とするマイクロポンプと、その製造方法を提供する。【解決手段】Siまたは石英等の基板1上片面のみに圧力室2、バルブ室4,6及び流路8,10を平面的に形成することで、外部素子との集積化を容易にし、その製造工程は、基板上に犠牲層となるSi系材料32,37と、構成部材を形成する石英系材料35、38の成膜とそのパターン形成、エッチングにより行い、基板上面42に圧力室2の駆動素子41を設ける。【選択図】図1
35 2005-030593 2004/07/06 エルジー エレクトロニクス インコーポレーテッド 流量制御弁およびこれを用いた流量制御弁装置 A4 DC02 4

【課題】流量を精度良く制御すると共に小型化が可能な流量制御弁およびこれを用いた流量制御弁装置を提供する。【解決手段】連結部105aへの電流は、下部導線104a、コア104b、上部導線104cを経由して連結部105bに流れる。このとき、コイル104に反時計方向に螺旋状に流れる電流によりコア104bの軸に垂直となる方向に磁気双極子モーメントmが生成される。一対の永久磁石による磁束密度Bが支持部120方向に発生するとすれば、磁気双極子モーメントと磁束密度との相互作用で、m×Bのトルクが形成される。コイル104に形成されたフラップ102は、一側が弾性たわみ体103a、103bにより固定されるため、フラップ102が上部方向に移動するにつれて開口110が開放される。フラップ102の変位は、コイル104に印加される電流の強さにより変化する。【選択図】図1
36 2005-031115 2003/07/07 セイコーエプソン株式会社 波長可変光フィルタ A4 DAX FP

【課題】低電圧で可動板を駆動することができ、また可動板の変位量を大きくすることのできる波長可変光フィルタを提供する。【解決手段】固定鏡と、該固定鏡に対向配置される可動鏡と、該可動鏡を駆動させる駆動板13と、該駆動板13を保持する外周支持部18とがベース層16の上に設けられ、前記駆動板13に設けられた電極と、前記ベース層16に設けられた電極間に電圧を加えることにより、前記可動鏡が変位する波長可変光フィルタであって、可動鏡と外周支持部18との間に1つ以上の駆動板13を設け、駆動板13が静電力により変位するものである。【選択図】図1
37 2005-033162 2003/12/04 ションターコーチークーフェンユーシエンコンシー マイクロ熱放散装置及びその製造方法 A4 DC01 FP

【課題】有効に放熱することができるマイクロ流路をそなえたマイクロ熱放散装置及びその製造方法を提供する。【解決手段】基板1及びマイクロ流路10などが設けられ、前記基板1には、第1面及び該第1面と逆向きの第2面を有する第1の絶縁層11と、該絶縁層11の第1面に積層される第1の導電層12と、前記絶縁層11の第2面を被うカバー部材2とを有している。また、前記基板1は、熱源と接触する第1の領域82及び該第1の領域82と所定の距離をおいて配設される第2の領域83をそなえている。前記マイクロ流路10は、前記基板1の第1、2の領域82、83のそれぞれに対応して第1、2のマイクロチャンネル101、102が配置されている。そして、前記第1、2のマイクロチャンネル101、102と連通する第1、2のマイクロ管103、104が設けられている。【選択図】図1
38 2005-033989 2004/05/28 日本ビクター株式会社 多自由度振動型アクチュエータ A4 DA04 24

【課題】加振器と協働して回転子を間欠的に回転させる。【解決手段】基台11上に回転可能に支持され、且つ、外周面が導電性を有して半球状又は球状に形成された導電性回転子14,15と、基台11に少なくとも1箇所以上設置され、且つ、導電性回転子14,15の外周面に添接して、信号発生器からの信号波形を印加して生じた振動を導電性回転子14,15に伝達する加振手段20A〜20Dと、導電性回転子14,15に静電吸引力を印加して、導電性回転子14,15を基台11側に吸引する静電吸引手段12,16〜17とを備えた。【選択図】図1
39 2005-034827 2003/10/24 財団法人神奈川科学技術アカデミー マイクロチャンネル・ピラー構造体 A4 DC01 2

【課題】極端に低い流速であっても安定した多相層流を形成することができ、抽出効率や相間移動反応等を高効率に行うことを可能とする、改善された新しい技術手段を提供する。【解決手段】マイクロチップに配設したマイクロチャンネル(1)内に、その流路方向にマイクロチャンネル(1)底面より、もしくはマイクロチャンネルのカバー体より立設されたピラー状突起(2)が設けられているマイクロチャンネル・ピラー構造体とする。【選択図】図1
40 2005-034842 2004/08/02 ソニー株式会社 表面処理方法、マイクロマシンの製造方法、および半導体装置の製造方法 A4 PD05 FP

【課題】超臨界流体を用いた処理のみによって確実に渣残物の除去を行うことが可能な表面処理方法を提供する。【解決手段】構造体が形成された表面を、二酸化炭素からなる超臨界流体4によって処理する表面処理方法であって、アンモニウム水酸化物、アルカノールアミン、フッ化アミン、またはフッ化水素酸のうちの少なくとも1つを溶解助剤5とし、溶解助剤5を0.1〜2mol%の濃度範囲で超臨界流体4に添加する。また超臨界流体4には、溶解助剤5と共に界面活性物質6を添加しても良い。界面活性物質6には、極性溶剤を用いても良い。【選択図】図1
41 2005-034938 2003/07/14 松下電工株式会社 微小駆動装置及びその製造方法 A4 DFX MEX FP

【課題】駆動対象物を直接的に動作させることが可能であって駆動力低下の恐れがなく、しかも、基板の表面と平行な方向に沿っても駆動対象物を動作させることができる微小駆動装置と、その製造方法とを提供する。【解決手段】本発明にかかる微小駆動装置1は、導電性ポリマー層2,4で絶縁性ポリマー層3を一体的に挟持してなるポリマー構造体を基板5上に設けており、前記導電性ポリマー層2,4への電圧印加に伴って前記ポリマー構造体が伸長動作する構成であることを特徴としている。そして、このとき、前記導電性ポリマー層2の少なくとも一部は前記基板5上の所定位置に固定されており、前記ポリマー構造体が前記基板5の表面と平行な方向に沿って伸長動作する構成であることが好ましい。【選択図】図1
42 2005-034987 2004/07/13 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. 流体MEMS装置 A4 DC01 FP

【課題】MEMS装置の製造工程をより単純化し、製造コストを低減する。【解決手段】MEMSパッケージ1は、基板3とカバープレート2から構成される。MEMS構造32は、基板の表面31上に作成される。カバープレート2を結合リング4によって基板3に結合することができる。カバープレート2、結合リング4及び基板3は、内部空洞11を画定することができる。カバープレート2,基板3、及び結合リング4内の割れ目42は、充填用ポート111を画定することができる。【選択図】図2
43 2005-037885 2004/03/29 日本航空電子工業株式会社 光デバイス A4 DA01 FP

【課題】耐衝撃性に強く、且つ駆動力の不要ベクトル成分に対して安定に動作する光デバイスを提供する。【解決手段】基板上に形成され光デバイスを保持する複数の光ファイバ溝と、可動ロッドとこの可動ロッドの先端に装着したミラーとから構成された可動部と、この可動部を構成する可動ロッドの中間部分に装着され、可動ロッドを軸線方向に移動させる櫛歯型静電アクチュエータと、この櫛歯型静電アクチュエータの駆動力が作用する駆動力作用点を挟んで可動ロッドの先端側と後端側の双方で可動ロッドを可動自在に支持する複数のヒンジとによって構成し、櫛歯型静電アクチュエータの櫛歯数とギャップの関係を適宜に選定して第1安定状態から第2安定状態への駆動力と、逆向への駆動力とを平衡させ、ヒンジ幅の許容マージンを拡大し、デバイスの歩留まりを向上させる。【選択図】図1
44 2005-037940 2004/07/05 エルジー エレクトロニクス インコーポレーテッド 可変光減衰器 A4 DA05 FP

【課題】小形軽量化が可能であると共に、製作が容易で低コスト・大量生産が可能あり、また、応答速度が速く、駆動電力が小さな可変光減殺器を提供する。【解決手段】第1溝110、第2溝130、第3溝を有する基板100と、基板に一側面が連結されて第1溝内に形成され、第1溝110の内面から離隔して形成される弾性体111と、弾性体111に連結されて第2溝内に形成され、第2溝130の内面から離隔して形成される可動部131と、可動部の先端に連結されて第2溝内に形成され、第2溝の内面から離隔して形成されるマイクロミラーと、マイクロミラーの両側の第3溝内に形成され、マイクロミラーの変位に従って光を入出力する入出力ファイバー211 212と、弾性体を含む可動部上に形成され、入力光ファイバーから出力光ファイバーへの光量を調節するように、外部の電気的信号に従って可動部及びマイクロミラーを垂直駆動させるコイル132とを含む。【選択図】図2
45 2005-039078 2003/07/16 江刺 正喜 株式会社メムス・コア 薄板基板構造形成用ウエーハ基板、この製造方法およびMEMS素子の製造方法 A4 PI02 FP

【課題】大口径ウエーハプロセス工程に適するフィードスルー構造を有する薄板基板構造形成用ウエーハ基板とこの製造方法およびMEMS素子の製造方法を提供する。【解決手段】ウエーハプロセスで使われる基板において、本体基板ウエーハと補助支持基板ウエーハを接着層により貼り合せて一体化した構造とし、本体基板ウエーハには表面側に孔と、これに導電材料を埋め込んだ領域を持ち、このウエーハ基板を用いて薄板化することによってフィードスルー領域を有する薄板基板構造形成用ウエーハ基板として、これらを別の基板ウエーハと張り合わせてウエーハレベルで素子を形成する。【選択図】図1
46 2005-040878 2003/07/25 セイコーインスツル株式会社 薄膜の蒸着方法とその方法を用いて作製したミラーデバイス A4 DA04 FP

【課題】反射率を向上するミラーデバイスの製造方法。【解決手段】基板に形成され、基板表面と略垂直な反射面を有する複数のミラーと、ミラー表面に形成された薄膜とからなり、少なくとも一枚以上のミラーが移動可能な可動ミラーであるミラーデバイスの製造方法であって、可動ミラーを移動、保持するミラー保持工程と、ミラー保持工程後に、薄膜を前記反射面に堆積させる薄膜形成工程と、薄膜形成工程後に、可動ミラーを定常状態に戻す復元工程からなることを特徴とするミラーデバイスの製造方法。【選択図】図1
47 2005-040885 2003/07/25 ソニー株式会社 中空構造体の製造方法、MEMS素子の製造方法及び電子線マスクの製造方法 A4 PI02 FP

【課題】犠牲層に金属膜を用い、且つ、構造体を構成する薄膜材料、及び犠牲層のエッチング液を最適に組み合わせて、容易且つ安価に製造し得る中空構造体の製造方法、MEMS素子の製造方法及び電子線マスクの製造方法を提供するものである。【解決手段】本発明に係る中空構造体の製造方法は、基板1上の中空部分を形成すべき位置に、第1の金属材料よりなる犠牲層7を形成する工程と、犠牲層7上に第2の金属材料よりなる薄膜9を形成する工程と、第2の金属材料にダメージを与えないエッチング液により犠牲層7をエッチング除去して中空部14を形成する工程を有する。【選択図】図2
48 2005-040938 2004/03/01 韓国科学技術園 高密度カーボンナノチューブフィルムまたはパータンを用いたバイオチップの製造方法 A1 DE01 2

【課題】基質上に化学的な結合によって高密度に反複的に固定され、表面に化学的な作用基が露出されたCNTフィルムの製造方法の提供。【解決手段】(a)表面にアミン基が露出されたパターン基質とカルボキシル基が露出されたCNTを反応させ、アミン基とカルボキシル基間のアミド化反応によって、基質表面にCNT単層を形成する段階;(b)CNT単層とジアミンを反応させて、CNT単層上に有機アミン基を形成し、有機アミンおよびカルボキシル基が露出されたCNTを反応させてCNTを積層する段階;及び(c)前記(b)段階をn回繰り返して、CNT層および有機アミン基をn回交互に積層し、カルボキシル基が露出された高密度のCNTフィルムを製造する。【選択図】なし
49 2005-040940 2004/06/11 アジレント・テクノロジーズ・インク 大規模並列処理微小電気機械システムのパッケージング用に反応性フォイルを用いたウェハボンディング法 A2 PI01 FP

【課題】MEMSデバイス及びICを高温及び高電圧に晒すことなくウェハをボンディングする方法を提供する。【解決手段】デバイスパッケージを形成するための方法であって、第1のウェハ12,及び第2のウェハ14,の間に、反応性フォイル16,及びボンディング材18,を備える外周17を形成するステップと、前記第1及び第2のウェハを、前記反応性フォイル及び前記ボンディング材に対して押圧するステップと、前記反応性フォイルの反応を起こし、前記反応性フォイルにて前記ボンディング材を加熱することにより前記第1及び第2のウェハ間に結合を作るステップと、前記第1及び第2のウェハをデバイスパッケージへと分割するステップとを含んでいる。【選択図】図1
50 2005-046958 2003/07/30 富士通株式会社 マイクロ構造体 A4 DA04 FP

【課題】フレームに対して回転変位可能な可動部とこれを駆動するための駆動手段とを備え、且つ、単一の材料基板から作製することのできる、マイクロ構造体を提供すること。【解決手段】本発明に係るマイクロ構造体X1は、可動部10と、フレーム20と、これらを連結する連結部30とを備える。可動部10は、第1面11aおよびこれとは反対の第2面11bを有し且つ当該第1および第2面11a,11bにより厚さが規定される本体部11と、第2面11bの側に設けられ且つ当該第2面11bと交差する方向に延びる第1電極部12とを有する。フレーム20は、第1電極部12に対向し且つ当該第1電極部12から離隔する第2電極部24を有する。【選択図】図1
51 2005-046996 2004/07/13 エージェンシー フォー サイエンス,テクノロジー アンド リサーチ 微細加工電気機械素子 A4 PI02 FP

【課題】基板上に形成された圧電膜が製造プロセス中の損傷あるいは汚染などから十分保護され得る、MEMS素子用圧電膜構造を製造するための方法および装置を提供する。【解決手段】基板110を用意するステップと、該基板の両面に酸化ケイ素膜112を形成した後、フォトリソグラフィ法により裏面の酸化ケイ素膜に開口114を設けるステップと、基板裏面をエッチングして微細構造を有する凹部110eを形成するステップと、この基板を凹部110eを下にして基板ホルダー200に搭載し回転しながら先駆物質溶液を前記基板前面110bに滴下し、薄膜層を表面に形成するステップとからなる。【選択図】図1
52 2005-049096 2003/07/28 京セラ株式会社 マイクロ化学チップ A4 DC03 FP

【課題】ヒータからの熱が基体に広がりヒータの外周部が低温になることでヒータの中心部と外周部との間に温度差が生じ、基体の反応部の温度を均一に制御できないため、反応を精密に制御することができないという問題点があった。【解決手段】マイクロ化学チップは、基体11の上面に、被処理流体をそれぞれ供給する2つの供給部13a,13bと、供給部13a,13bにそれぞれ接続されるとともに途中で合流された流路12と、流路12の合流部よりも下流側の途中に設けられた反応部と、流路の下流の端部に設けられた採取部15とが形成されているものであって、基体11は、反応部の直下の内部にヒータ19が設置されているとともに、ヒータ19の直下の下面にヒータ19よりも外形寸法が小さくヒータ19の外形と相似形の放熱板20が配置されている。【選択図】図1
53 2005-049334 2004/06/03 韓国科学技術院 有機超分子の自己集合及び金属化合物のステイニングを用いたカーボンナノチューブアレイ及びバイオチップの製作方法 A1 DEX FP

【課題】有機超分子の自己集合及び金属化合物の選択的ステイニングを用いて形成された金属触媒ナノパターンにCNTを固定するCNTアレイの製作方法を提供する。【解決手段】(a)基質上Fe、Ni、Co及び前記金属の合金から選ばれた金属触媒薄膜を形成する段階;(b)上記金属触媒薄膜上に自己集合を誘発する有機超分子薄膜を形成する段階;(c)アニーリングによって前記有機超分子を自己集合させて規則的な構造を形成する段階;(d)前記規則的な構造に選択的に金属化合物をステイニングさせる段階;(e)前記薄膜をマスクとして金属化合物がステイニングされていない部分を取り除き有機超分子のナノパターンを形成する段階;(f)前記ナノパターンをマスクとしたイオンミリングを通じて金属触媒のナノパターンを形成する段階;及び(g)前記ナノパターンにCNTを垂直方向に配列する段階を含むCNTナノアレイの製作方法を提供する。【選択図】図2
54 2005-051253 2004/08/23 アイシー・センサーズ・インコーポレイテッド エッチング可能な基板における完全な外部コーナー作成のためのミクロ機械加工方法 A4 PC01 FP

【課題】エッチングによって完全な凸状のコーナーを持つ3次元構造を形成する方法を提供する。【解決手段】基板(501)上に外部コーナーが第1の構造と第2の構造の交差(506)によって形成されるように、前記基板をふたつの構造(502〜504、505)に分離する過程と、表面と、エッチングにより形成された第1の構造の基板上にエッチングマスクを形成する過程と、基板上のエッチングマスク内に、第2の構造を画定するウィンドウを開ける過程と、エッチングにより第2の構造(505)を形成する過程を有し、所望の構造を得る方法である。【選択図】図5
55 2005-052963 2004/07/30 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. 3−ウェーハ構造を有するMEMS A4 DDX FP

【課題】MEMS素子における2つのチップ間の漂遊容量、及びコストを低減する。【解決手段】微小電気機械システムは、第1のウェーハ30と、可動部50を含んだ第2のウェーハ40と、第3のウェーハ20とを備える。前記可動部50は、前記第1のウェーハ30と前記第3のウェーハ20との間で動かすことができる。前記第1のウェーハ30と、前記第2のウェーハ40と、前記第3のウェーハ20とが互いに結合されている。【選択図】図1
56 2005-052967 2004/10/15 住友精密工業株式会社 エッチング表面の洗浄方法 A4 PB02 ×

【課題】エッチングガスとデポジションガスを同時あるいは交互に流すエッチングプロセスにおいて、ドライエッチング中に形成されたデポジション膜を除去するとともに、エッチング表面を親水化処理できる洗浄方法の提供。【解決手段】デポジション膜のポリマー中にOを侵入させてH2Oと水素結合することで、親水性化できると考え、ポリマー膜へのO2の投入方法として、シリコンの熱酸化方法、低圧・高密度プラズマを使用した膜表面を酸化させる方法、高温水蒸気に基板を晒して膜表面を酸化させる方法、UV(紫外線)またはEB(電子線)照射による処理法、常圧CVD処理、減圧CVD処理、プラズマCVD処理、過酸による触媒反応法が適用可能であり、いずれもポリマー膜を分解除去し、エッチング表面を親水性化できることを知見。【選択図】なし
57 2005-055317 2003/08/05 株式会社安川電機 熱式流量計 A4 DCX FP

【課題】微少流量の計測が高精度でできる熱式流量計を得る。【解決手段】本発明の熱式流量計は、DNAやRNAの核酸や蛋白質からなる流体等が流れる流路管1と、流体に熱を供給するマイクロヒータ11と、マイクロヒータの上流側に設けた第1の温度センサ3a、下流側に設けられた第2の温度センサ3bとを備え、二つの温度センサの温度差に基づいて流体の流量を計測するもので、マイクロヒータ11は流路管の壁内に流体が接触するように設けられ、かつ流体側表面に放熱部材12を設け、温度センサの流体側表面に吸熱部材13を設けた構成である。また、流路管の材質をステンレスまたは高分子樹脂とし、放熱部材を金属製ワイヤーとし、吸熱部材を金属膜としてもよい。【選択図】図1
58 2005-055790 2003/08/07 セイコーエプソン株式会社 波長可変光フィルタ及びその製造方法 A4 DAX FP

【課題】静電ギャップの調整等以外にも低圧駆動を図ることができる波長可変光フィルタ及びその製造方法を得る。【解決手段】高反射膜32が形成された面に対して垂直方向に高反射膜23を移動させて間隔を変位させ、高反射膜32と高反射膜23との間で反射する光から間隔に基づく所定波長の光を透過させる波長可変光フィルタにおいて、高反射膜23が形成された可動体21aと、可動体21aを吊すためのヒンジ21bが少なくとも可動体21aと異なる厚さで形成され、可動体21aを支持する支持部21cを含む支持体とを一体形成した可動部2を少なくとも備えたものである。【選択図】図1
59 2005-055914 2004/08/05 ゼロックス コーポレイション サーマルアクチュエータ A4 DA01 FP

【課題】光導波路スイッチにおいて使用できるアクチュエータを提供する。【解決手段】サーマルアクチュエータ500を実質的にまっすぐなビーム510により形成する。ビーム510を複数個のビームセグメント520,522,524から形成する。各ビームセグメント520,522,524はそれぞれ所定のビーム幅525,526,527を有する。ビーム幅525,526,527はビーム510の長さ518方向に沿い所定のパターンに従い変化している。内蔵加熱手段528,546によって加熱されるとビーム510は座屈し、ビームの座屈によりビーム中間点519は所定方向548に移動し、ビーム中間点519の移動によって内蔵光導波路スイッチが動作する。内蔵加熱手段は、ジュール加熱、渦電流加熱、伝導加熱、対流加熱、輻射加熱等による。【選択図】図19
60 2005-057707 2003/08/07 ソニー株式会社 薄膜バルク音響共振子およびマイクロ電気機械システムデバイス A4 DB02 FP

【課題】犠牲層のエッチングプロセスが不要で製造工程を簡略化して製造可能で、エネルギー損失を抑制したFBARやMEMSデバイスを提供する。【解決手段】基板10上に、単層で音響反射機能を有する材料からなる音響反射膜11が形成されており、その上層に弾性共振膜15が形成されている構成の薄膜バルク音響共振子とする。あるいは、基板上に、動作領域において所定の距離を離間して形成され、動作領域の両端部において基板に接するように形成されたブリッジ構造の弾性膜が形成されており、この弾性膜と基板の間隙に、単層で音響反射機能を有する材料からなる音響反射膜が形成されている構成のマイクロ電気機械システムデバイスとする。【選択図】図1
61 2005-059128 2003/08/11 ソニー株式会社 マイクロ電気機械システムの共振器およびその動作方法 A4 DB02 FP

【課題】MEMS共振器の周囲温度を測定して、その温度変化を振動子への印加電圧にフィードバックすることで、温度変化による共振周波数のズレを防止することを可能とする。【解決手段】信号を入力する入力電極11と、信号を出力する出力電極12と、入力電極11および出力電極12に対して空間を介して対向する振動子13と、振動子13に直流電圧を印加する電源41とを備えたMEMS共振器1において、MEMS共振器1もしくはその周囲の温度を測定する温度センサ51と、温度センサ51により測定された温度に基づいて振動子13に印加する直流電圧を調整指示する制御部61とを備えたものである。【選択図】図1
62 2005-059157 2003/08/14 株式会社神戸製鋼所 接続装置及びその製造方法、並びにこの接続装置を備えたマイクロ流体装置及びマイクロ流体デバイスの集積方法 A3 DC01 FP

【課題】マイクロ流体デバイスを他のマイクロ流体デバイス又は他の部材に接続する接続装置において、信頼性が高く、作製コストが低く、基板の開口部に整合した細いチューブを使用することができ、このチューブを開口部に対して容易に且つ繰返し着脱することができ、2つのマイクロ流体デバイスを短い距離で相互に接続することができる接続装置及びマイクロ流体装置を提供する。【解決手段】筐体12内に、2枚の基板16及び17からなるマイクロ流体デバイス13を収納する。基板16には流路18を形成し、基板17には流路18に流体を入出する開口部19を形成する。そして、2枚の押さえ板14を、基板17と共にシリコーン樹脂からなる2つのパッキン2を挟圧するように、筐体12に固定する。パッキン2には夫々2本のチューブ3を挿通させ、チューブ3の一端部は開口部19の外面側部分19aに挿入されるようにする。【選択図】図3
63 2005-059204 2004/08/11 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 分子マニピュレータ、それを作成する方法、およびナノ構造を移動する方法 A1 DF01 FP

【課題】分子マニピュレータ、それを作成する方法、およびナノ構造を移動する方法を提供することにある。【解決手段】分子マニピュレータは、二重結合を含み、選択した波長の光による照射に反応してその二重結合のシス−トランス配置を変更する光反応分子と、その光反応分子が取り付けられるプローブ、たとえば、走査近接プローブ顕微鏡のプローブとを含む。分子マニピュレータを作成する方法は、光反応分子をプローブに共有結合するステップを含む。ナノ構造を移動する方法は、分子マニピュレータによりナノ構造を制御可能に把持するステップと、移動するステップと、解放するステップとを含む。【選択図】図3
64 2005-061961 2003/08/11 キヤノン株式会社 多孔質構造体 A1 DEX FP

【課題】無機材料と生体材料を複合した各種デバイスへの応用範囲をより拡大し得る、新規な構成を有する多孔質構造体を提供することである。【解決手段】孔に機能性材料を担持した多孔質構造体あって、前記構造体は共晶を形成する2種類以上の成分を含有し、複数の柱状の孔を有していて且つ前記孔の壁面に機能性材料として生体高分子が担持されている。生体高分子は、たんぱく質、核酸、又はたんぱく質と核酸の何れかである。構造体がシリコン及びアルミニウムを含有する。【選択図】図1
65 2005-061997 2003/08/12 キヤノン株式会社 分離用素子及び分離用素子の製造方法 A1 DE01 DF02 FP

【課題】内部に持つナノ構造体を分子篩いとして利用する分離素子及び分離用素子の製造方法を提供することである。【解決手段】柱状の空孔を有する多孔体の該空孔内に材料を導入した後、該多孔体部材を除去して得られる柱状構造体を流路内の少なくとも一部に作製することで得られる、分離用素子であって、該多孔体は、第一の成分を含み構成される柱状物質が第一の成分と共晶を形成し得る第二の成分を含み構成される部材中に分散している構造体から、該柱状物質を除去して形成されていることを特徴とする分離用素子及び分離用素子の製造方法。【選択図】図1
66 2005-062358 2003/08/08 セイコーエプソン株式会社 光走査装置および画像形成装置 A4 DA02 FP

【課題】光ビームを安定して走査することができる簡素な構成で、かつコンパクトな光走査装置および該装置を備えた画像形成装置を提供する。【解決手段】伝達光学系67は、その反射面671aを偏向ミラー面651に向けて配置された凹面ミラー671と、凹面ミラー671と偏向ミラー面651との間に配置された伝達レンズ672とを備えている。そして、偏向素子65により第1偏向角に偏向された光ビームを伝達レンズ672を介して凹面ミラー671に導くとともに、凹面ミラー671で折り返された光ビームを伝達レンズ672を介して偏向素子65に導く。これによって、光ビームが偏向素子65で2回反射され、第1偏向角よりも大きな第2偏向角で光ビームが走査レンズ66に向けて射出される。【選択図】図4
67 2005-062380 2003/08/11 セイコーエプソン株式会社 波長可変光フィルタ及びその製造方法 A4 DAX、PI03 FP

【課題】エアダンピング対策を施した構成の波長可変フィルタ及びその製造方法を得る。【解決手段】ある波長の光を反射する高反射膜23が一方の面に形成され、一方の面と垂直方向に駆動可能な可動体21aを有する可動部2と、所定の静電ギャップEGを隔てて可動体21aと対向する駆動電極12を有する駆動電極部1と、高反射膜23と所定の光学ギャップOGを隔てて対向した高反射膜32を有する光学ギャップ部3とが互いに接合された波長可変光フィルタであって、静電ギャップEG及び光学ギャップOGにより形成される空間と外部とを通じてエアダンピングを防止するためのダンピング防止穴18が開口されている。【選択図】図1
68 2005-062386 2003/08/11 セイコーエプソン株式会社 波長可変光フィルタ及びその製造方法 A4 DAX PI03 FP

【課題】静電ギャップを高精度に、かつ、短時間で形成するとともに、低い駆動電圧で駆動する。【解決手段】本発明による波長可変光フィルタは、上面に高反射膜23が形成され、自在に上下動する可動体21aを支持する可動部2と、可動体21aの下面と静電ギャップEGを隔てて対向した駆動電極12が形成された駆動電極部1と、高反射膜23と光学ギャップOGを隔てて対向した高反射膜32が形成された光学ギャップ部3とが互いに接合されて構成されている。また、可動部2には、光学ギャップOGに対応したスペーサ21bが一体に形成されている。【選択図】図1
69 2005-062581 2003/08/18 キヤノン株式会社 光偏向素子、光偏向器、それを用いた二次元光導波路素子及び光電融合配線基板 A4 DAX FP

【課題】光路変換手段に対する光素子の位置の自由度が比較的大きくできる光偏向素子である。【解決手段】光偏向素子において、光路変換手段110が変位可能な可動部104、106、108に設けられ、可動部104、106、108に電気信号を与えることで可動部104、106、108を変位させ、光路変換手段110の位置を変化させるようにしている。【選択図】図1
70 2005-065138 2003/08/20 ソニー株式会社 マイクロ電気機械システムの共振器およびその調整方法 A4 DB02 FP

【課題】入力電極と出力電極との間に発生する寄生容量を調整することで、所望の帯域幅fdを得ることを可能とする。【解決手段】信号を入力する入力電極11と、信号を出力する出力電極12と、入力電極11および出力電極12に対して空間21を介して対向する振動子13とを備えたマイクロ電気機械システム(MEMS)の共振器1において、入力電極11と出力電極12とは、共振器1が所望の帯域幅fdを得る寄生容量を発生する間隔に配置されたものであり、入力電極11に接続する第1容量調整部と、第1容量調整部に対向するとともに出力電極12に接続する第2容量調整部とを備えることもできる。【選択図】図1
71 2005-065494 2004/08/12 ソニー株式会社 超小型回転装置の製造方法及びこの方法により製造された超小型回転装置 A4 DBX FP

【課題】モータの組立時にシャフトをロータと組み合わせるにあたり、極めて小さいこれらの各部品の組立のための信頼性の高いプロセスを確立する。【解決手段】本発明では、各々のシャフト、このシャフトを受け入れる中心開孔を有するロータ及びシャフトホルダを有する複数の超小型回転装置の製造方法であって、この製造方法は、基板にそれぞれのシャフトを受ける複数の開孔を形成する工程と、これらの開孔にそれぞれのシャフトを挿入する工程と、基板を分離して個別のシャフトホルダを形成する工程とよりなる。【選択図】図8
72 2005-066382 2003/08/22 独立行政法人産業技術総合研究所 マイクロリアクターおよびその利用法 A4 DC01 FP

【課題】流体性質の異なる2つの非相溶系反応流体間の界面を安定に形成し、かつ保ちながら流通させることができるマイクロリアクターを作製するとともに、その利用法を提供する。【解決手段】表面に反応流路1aが形成された第1基板1と、基板表面に反応流路2aが形成された第2基板2とを備え、反応流路1aの内壁1bは、少なくとも1つの反応流体と親和性を有し、反応流路2aの内壁2bは、反応流路1aの内壁1bと親和性を有する反応流体以外の少なくとも1つの反応流体と親和性を有し、第1基板1と第2基板2とは、反応流路1a、2aが形成されている面が互いに対向するように接着されており、反応流路1aと反応流路2aとが、内壁1bと内壁2bとが一体となってマイクロチャネル20を形成するように接合されているマイクロリアクター10によれば、反応流体間の界面を安定に保ちつつ流通させることができる。【選択図】図1
73 2005-066471 2003/08/25 アイダエンジニアリング株式会社 マイクロチップ A4 DC01 FP

【課題】微細な流体用流路内に不要な異物粒子が混入し難い構造を有するマイクロチップを提供する。【解決手段】一方の表面に所定の形状の流体用流路が配設された少なくとも一枚の基板と、該流体用流路を封止する対面基板とからなり、前記基板又は対面基板の何れかに、前記流体用流路と連通し、大気に向けて開放された一対のポートを有するマイクロチップにおいて、前記ポートと前記流体用流路との間に、前記流体用流路の横断面積よりも小さな横断面積を有する複数本の濾過用流路を配設する。【選択図】図1
74 2005-066727 2003/08/21 オリンパス株式会社 半導体装置 A2 DA04 PI01 FP

【課題】複数の基板を組み合わせてなる半導体装置において、基板間のギャップが小さい場合でも基板間の多数の接続部位のすべての点で接続可能な半導体装置を提供する。【解決手段】半導体装置100はミラー基板110と配線基板130と金属部材150とから構成されている。ミラー基板110は、MEMS技術によりシリコンから作製された基板で、枠部材112と可動ミラー114とそれらを接続しているヒンジ116と下面に設けられた導電性薄膜118とを有している。配線基板130は、複数の凹部132と、凹部132の底面に設けられた電極134と、可動ミラー114と対向する駆動電極144とを有している。金属部材150は、配線基板130の凹部132の深さよりも高い背を有している。金属部材150は、例えば金バンプで、加熱圧接により配線基板130の電極134とミラー基板110の導電性薄膜118とを電気的かつ機械的に接合する。【選択図】図2
75 2005-066740 2003/08/22 株式会社東芝 静電アクチュエーターの可動子及びその製造方法 A4 DBX FP

【課題】高い寸法精度が要求される静電方式アクチュエータの可動子を、安価に量産できる製造方法を提供する。【解決手段】第1の板材12及び第2の板材13に複数の角棒状部材15を所定の間隔で接合してウェハー21を形成し、ウェハー21を所定の厚さに仕上げる。第1の板材12の一方の面に複数の溝23を設けることにより、前記可動子の櫛型電極6を形成し、角棒状部材15を厚み方向に2分する平面でウェハー21を複数に切断し、複数の中空の角材27を形成する。更に中空の角材27を、該角材の長手方向に直交する平面で切断することで複数の可動子1が形成される。【選択図】図9
76 2005-066805 2003/08/27 松下電工株式会社 駆動装置及び光デバイス A4 DA01 FP

【課題】小型・高歩留りの駆動装置及び光デバイスを提供する。【解決手段】第1の層及び第1の層の上に中間層を介して重ね合わされた第2の層内に配置された駆動装置であって、第1の層内に配置された、互いに噛み合う固定電極と可動電極とを有する駆動部と、第2の層内に配置された可動プレートと、可動電極及び可動プレートに接続された可撓な支持部とを有する。【選択図】図1
77 2005-070018 2003/08/28 セイコーインスツル株式会社 加速度センサ A4 DD01 FP

【課題】小型で感度が高い半導体容量型センサを提供すること。【解決手段】検出電極に対面する錘の表面積を大きくしてセンサを小型化しても検出感度を高めるようにする。【選択図】図1
78 2005-070091 2003/08/22 セイコーエプソン株式会社 MEMS、ティルトミラーMEMS、空間光変調装置、及びプロジェクタ A4 DA04 FP

【課題】簡便な構成で可動部の傾斜角度が大きなMEMS、ティルトミラーMEMS、空間光変調装置、プロジェクタを提供すること。【解決手段】平面形状の第1の電極である下電極102と、下電極102に対して所定間隔の位置に設けられている平面形状の第2の電極である上電極105と、上電極105の端部に固着されている平面形状の作用面である反射ミラー108と、下電極102と上電極105とを介して反射ミラー108に当接する支柱部106と、下電極102と上電極105とに電圧を印加する電源110とを有し、印加された電圧に応じて下電極102と上電極105とは相対的に引き合う方向へ移動し、反射ミラー108は、支柱部106の一方の端部と当接している位置を支点として上電極105から離れる方向へ移動する。【選択図】図1
79 2005-070204 2003/08/21 セイコーエプソン株式会社 光走査装置および画像形成装置 A4 DA02 FP

【課題】光ビームを安定して走査することができる簡素な構成で、かつコンパクトな光走査装置および該装置を備えた画像形成装置を提供する。【解決手段】この伝達光学系67は、その反射面671aを第1偏向ミラー面651aに向けて配置された第1凹面ミラー671と、その反射面672aを第2偏向ミラー面651bに向けて配置された第2凹面ミラー672とを備えている。そして、偏向素子65の第1偏向ミラー面651aにより第1偏向角に偏向された光ビームを第1凹面ミラー671で反射して第2凹面ミラー672に導くとともに、第2凹面ミラー672で反射された光ビームを第2偏向ミラー面651bに導く。これによって、光ビームが偏向素子65で再度偏向され、第1偏向角よりも大きな第2偏向角で光ビームが走査レンズ66に向けて射出される。【選択図】図4
80 2005-070235 2003/08/21 ソニー株式会社 表示装置および光走査装置 A4 DA02 2

【課題】組み立てが容易で簡単な構造であり、製造コストを削減することが可能である2次元に光を走査する光走査装置とこれを組み込んだ表示装置を提供する。【解決手段】光源からの光を導波する光導波部の光射出端部13が、コア12とこの外周に形成されたクラッド11から構成される弾性を有する梁構造となっており、光射出の向きが可変となっていて外部から印加される力によって梁構造の光射出端部13の向きが制御され、力を制御して光射出端部13から第1の方向D1と第2の方向D2に2次元に走査しながら光を射出して、スクリーン19上に投影する構成とする。あるいは、光射出端部13から第1の方向D1に走査しながら光を射出し、第2の方向D2に走査するミラー18と組み合わせて2次元に光走査してスクリーン19上に投影する構成とする。【選択図】図3
81 2005-070791 2004/08/25 アドヴァンスド ナノ システムズ インコーポレイテッド 微小電子機械システム(MEMS)走査ミラー装置 A4 DA04 FP

【課題】MEMS走査ミラーの設計において共振周波数での振動安定性を効果的に向上させ、MEMS走査ミラーの光学解像力を確保する装置及び方法を提供する。【解決手段】MEMS走査ミラー(100)は、走査ミラー(101)、回転くし歯(108)、静止くし歯(109)、分布状態の蛇行ばね(105A〜H)及びアンカ(104A〜G)を有する。走査ミラー及び回転くし歯は、静止した面内及び(又は)面外の歯からの静電力により駆動される。ミラーは、多数の支持アタッチメント(102)により回転くし歯構造体に取り付けられている。多数の蛇行ばねは、可動構造体を静止支持構造体に連係させる可撓性ヒンジとしての役目を果たす。【選択図】図1B
82 2005-072593 2004/08/23 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. ダイキャリア A4 DC01 FP

【課題】実装されるMEMSデバイス等から外部に熱を効果的に放出して冷却することを可能とする。【解決手段】ダイキャリア2と、ダイキャリア2の上に載置されるMEMSサブアセンブリ3とによって流体チャンバ23が形成される。流体チャンバ23は、第1の逆止弁27、第2の逆止弁28をそれぞれ有する注入ポート21、排出ポート22と流体連通している。MEMSデバイスの製造過程で流体チャンバ23中に流体が充填される。弾性隔膜24は、MEMSデバイス作動中の発熱にともなう流体の膨張に際して変形し、内部圧力の上昇を抑制する。ダイキャリア2は、熱伝導性に優れた材料を用いて製造される。【選択図】図1
83 2005-072757 2003/08/21 ソニー株式会社 マイクロ電気機械システムの共振器およびその駆動方法 A4 DB02 5

【課題】MEMS共振器の周囲温度を測定して、その温度変化を振動子へフィードバックすることで、温度変化による共振周波数のズレを防止することを可能とする。【解決手段】信号を入力する入力電極11と、信号を出力する出力電極12と、入力電極11および出力電極12に対して空間21を介して対向する振動子13と、振動子13に直流電圧を印加する電源41とを備えたMEMS共振器1において、共振器1は振動子13の長さが異なる複数の共振器からなり、MEMS共振器1もしくはその周囲の温度を測定する温度センサ51と、温度センサ51により測定された温度に基づいて複数の共振器から所望の共振周波数を得る共振器を選択し、電源41から選択した共振器の振動子に直流電圧を印加させる制御部61とを備えたものである。【選択図】図1
84 2005-074534 2003/08/28 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 半導体アクチュエータおよび半導体デバイスのアクチュエーション方法 A4 DA04 FP

【課題】起立構造からなる可動部の角度を正確に変化させることができるとともに半導体層により容易に構成可能な半導体アクチュエータおよび半導体デバイスのアクチュエーション方法を提供することである。【解決手段】半導体デバイス100は、基板1上にヒンジを介して半導体層の起立構造からなる可動のマイクロミラー120を備える。高出力アルゴンレーザ21から発生された励起光によりマイクロミラー120がアクチュエート(駆動)される。He−Neレーザ27から出射されるプローブ光はマイクロミラー120で反射され、ターゲット200上に光スポットSを形成する。高出力アルゴンレーザ21により出射される励起光の光パワー密度または波長を変化させることにより基板1に対するマイクロミラー120の起立角度を変化させることができる。【選択図】図1
85 2005-074561 2003/08/29 松下電工株式会社 静電マイクロアクチュエータ及び光スイッチ A4 DA01 FP

【課題】比較的小さい面積で、可動部分を変位した状態に保持するラッチ機能を有する静電マイクロアクチュエータ及び光スイッチを提供する。【解決手段】可動プレートと、可動プレートを支持し、一定方向に変位させる可撓な支持アームと、可動プレートを一定方向に駆動する第1の駆動部と、可動プレートに接続された第1の嵌合部材と、第1の嵌合部材を一定方向に変位した状態に保持する第2の嵌合部材と、第2の嵌合部材に接続され、一定方向に略平行に配置された可動電極と、可動電極に略平行に配置され、可動電極との間に生じる静電引力により可動電極を駆動して第2の嵌合部材が保持する状態を開放する固定電極とを有する。【選択図】図1
86 2005-074605 2003/09/03 株式会社日立製作所 ナノ・マイクロマシン設計・加工方法及びシステム A4 PIX FP

【課題】ナノ・マイクロマシンの開発期間短縮と開発コスト低減が可能なナノ・マイクロマシン設計・加工方法を提供する。【解決手段】ナノ・マイクロマシン設計・加工方法は、プロセス設計、加工データベース、加工パターン生成及び加工工程から構成される。プロセス設計から加工パターン生成に至る工程には、設計デバイス構造から加工プロセス及び加工パターンを求める逆問題シミュレーション工程が含まれる。【選択図】図2
87 2005-077219 2003/08/29 富士写真フイルム株式会社 宇部興産株式会社 三協化学株式会社 住友ベークライト株式会社 株式会社日本触媒 日本油脂株式会社 マイクロデバイスの流体混合反応促進方法及びマイクロデバイス A4 DC01 FP

【課題】マイクロ流路構造の複雑化やマイクロ流路を延長することなく、マイクロ流路内を流れる流体の混合や反応を飛躍的に促進することができる。【解決手段】複数の流体L1、L2をそれぞれの流体供給路18A,18Bを通して1本のマイクロ流路14に合流し、これらの流体L1、L2を薄片状の層流として流通させつつ混合反応を行わせるマイクロデバイスにおいて、マイクロ流路14内を流れる流体L1、L2に、振動周波数が50Hz以上、1kHz以下の超低周波振動を伝播することにより、流体L1、L2にマイクロ流路長手方向の流速変動を誘起させるようにした。【選択図】図1
88 2005-077397 2003/08/29 独立行政法人物質・材料研究機構 ローム株式会社 流れ変動構造及びマイクロミキサ A4 DC01 FP

【課題】本発明は、流体の流れを乱す簡便な構造を提供することを目的とする。【解決手段】基板内に形成される流れ変動構造であって、複数種類の流体を流入する少なくとも1つの流体流入口と、前記流体流入口に接続されており、前記基板の主面に沿う方向(以下、主面方向)に沿って形成され、前記流体流入口から流入される複数種類の流体の進行方向が変化するように屈曲及び/または湾曲している第1流れ方向変化路と、前記第1流れ方向変化路に接続され、前記第1流れ方向変化路から流体を流出させる流体流出口とを含み、前記第1流れ方向変化路の少なくとも一部分において、前記第1流れ方向変化路の流路を形成する面の少なくとも1つが、前記基板の主面及び前記主面に直交する面に対して傾きを有している面である流れ変動構造を提供する。【選択図】図1
89 2005-078079 2004/08/25 エーエスエムエル ホールディング ナームローゼ フェンノートシャップ 空間光変調器および空間光変調器の製造方法 A4 DA04 FP

【課題】きわめて高い分解能が求められる環境で使用可能なSLMとその製造方法とを提供する。【解決手段】反射性デバイスアレイと、基板に結合された集積回路アクチュエータと、第1の電極アレイおよび第2の電極アレイとを有しており、集積回路アクチュエータはアクチュエータエレメントアレイを有しており、第1の電極アレイおよび第2の電極アレイはそれぞれアクチュエータエレメントの対向壁に結合されている。【選択図】図1
90 2005-079410 2003/09/01 独立行政法人科学技術振興機構 分子デバイスとその製造方法 A1 DF01 PA08 1

【課題】ナノ制御デバイス、ナノファブリケーションの中核的基盤技術として有用な、シリコン基板表面の単分子層とその構造、機能の制御に係わる新しい分子デバイスとその製造方法を提供する。【解決手段】水素終端化されたシリコン基板表面を末端炭素−炭素不飽和結合を有する所定の炭素鎖長の炭化水素と反応させてシリコン炭素共有結合により結合された炭化水素の単分子層を形成し、炭化水素の炭素鎖長によって耐電圧特性を可変とし、また、微細探針とにより構成されるMIS結合が、微細探針に加えられる圧力によって電気抵抗が可変とされるものとする。【選択図】図5
91 2005-079604 2003/08/29 ソニー株式会社 信号伝達装置 A2 DB04 2

【課題】透過帯域内の信号強度の制御、あるいは信号の透過・遮断を可能し、且つ信号損失の低減、面積の小型化などを可能にした信号伝達装置を提供するものである。【解決手段】基板上にそれぞれ形成された、入力側の第1の固定電極23と、第1の固定電極23に空間を介して対向する可動電極25と、可動電極25に空間を介して対向する出力側の第2の固定電極24と、可動電極25に印加する直流電圧V2を制御する電圧制御手段29とを有して成る。【選択図】図1
92 2005-081503 2003/09/09 独立行政法人科学技術振興機構 微小立体構造バイオナノツールの製造方法及びその微小立体構造バイオナノツール A4 DEX PBX 2

【課題】インジェクション時の操作容易性を向上させ、しかも細胞への損傷を最小に抑え、細胞の生存率を高めることができる、微小立体構造バイオナノツールの製造方法及びその微小立体構造バイオナノツールを提供する。【解決手段】微小立体構造バイオナノツールの製造方法において、電子計算機を利用して設計した微小立体構造物の三次元モデルデータに基づき、ビームの照射位置、照射時間を決定し、集束イオンビームによりガラスキャピラリーの先端部の切断加工を行う。【選択図】図1
93 2005-081524 2003/09/11 ソニー株式会社 マイクロマシン A2 DB04 FP

【課題】ビーム型の振動子の高次モードを利用した信号透過方式を採用する場合であっても、電極間の寄生容量を減らすことでSN比の向上を図ることを可能とし、GHz領域のような高い周波数領域にも対応することのできるMEMS構造を提供する。【解決手段】直流電圧が印加される可動構造体であるビーム型の振動子1と、その振動子1に振動を励起するための入力電極2と、前記振動子1に励起された振動を検出するための出力電極3とを備えるとともに、前記入力電極2と前記出力電極3とが前記振動子1を挟んで積み重なるように配された階層構造を有して、マイクロマシン(MEMS)を構成する。【選択図】図1
94 2005-081533 2003/09/11 日本信号株式会社 プレーナ型アクチュエータ A4 DA04 FP

【課題】プレーナ型アクチュエータにおけるトーションバーで回動可能に軸支した可動板を、低い共振周波数で駆動できるようにする。【解決手段】固定部2の溝2aに、剛性が低く接着効果の高いポリイミド9を充填し、可動板4を軸支するトーションバー3,3端部をポリイミド9に埋め込むことにより、固定部2とトーションバー3,3を剛性が低く接着効果の高いポリイミド9を介して連結する構成とすることにより、可動板4を低い共振周波数で駆動できるようにした。【選択図】図1
95 2005-083212 2003/09/05 松下電器産業株式会社 マイクロポンプ用逆止弁装置およびその製造方法 A4 DC03 FP

【課題】付勢力を付与できながら、組み立て性が良く、かつ薄型化できるマイクロポンプ用逆止弁装置を提供する。【解決手段】流体を通す小径孔3a,5bが形成された上流側部材3,5と、流体を通す大径孔5a,1bが形成された下流側部材5,1との間に、弁機構10A,10Bを形成したバルブ材2,4を挟持させて配設し、バルブ材2,4の弁機構10A,10Bを、下流側部材5,1の大径孔5a,1bの位置および大きさに対応して形成した通過用孔13A,13Bと、この孔13A,13Bの内部において上流側部材3,5の小径孔3a,5bの位置および大きさに対応して対面するように形成され、上流側部材3,5の小径孔3a,5bを閉じるための当接部11A,11Bと、通過用孔13A,13Bを跨るように形成されて当接部11A,11Bを支持する支持部12A,12Bとから構成し、バルブ材2,4の線膨張係数が、上流側部材3,5および下流側部材5,1の線膨張係数よりも大きいものを用いた。【選択図】図1
96 2005-083937 2003/09/09 富士通株式会社 可動エレメント装置 A4 DA01 FP

【課題】MEMS等の可動エレメント装置において、配線構成を簡素化しながら、高精度に静電容量を検出する。【解決手段】可動エレメント3aの基準姿勢に対する姿勢変位を、該可動エレメント3aと電極4との間の静電容量11で検出するために、非反転増幅器10の逆相入力を電極4に接続し、正相入力より駆動信号と検出信号を入力する。これにより、非反転増幅器10により可動エレメント3aを駆動するとともに、非反転増幅器10の出力から静電容量11を検出する。【選択図】図1
97 2005-084571 2003/09/11 株式会社メムステクノロジー 光スキャナ装置 A4 DA04 FP

【課題】小型化が容易で、耐久性があり、大振幅が可能な光スキャナ装置を提供する。【解決手段】固定部2の内側に平板状の可動部4をねじり梁3で支持した一体構造の構造体を単結晶シリコンで構成し、前記可動部4にミラーを設けた光スキャナ装置において、前記平板状の可動部4に、可動部の厚さ方向に磁化した硬磁性体6を設け、この硬磁性体6に対向してU字型コア付き電磁石20を配置する。【選択図】図2
98 2005-086469 2003/09/09 ソニー株式会社 フィルタ装置 A4 DB04 FP

【課題】MEMS構造を用いた場合であっても、プロセス変動や外乱等の影響を極力受けることなく、適切な透過周波数や遮断周波数等に対応することが可能なフィルタ装置を提供する【解決手段】特定周波数帯域の信号を透過または遮断するフィルタ装置であって、直流電圧が印加される可動構造体である振動子1と、その振動子1に振動を励起するための入力電極2と、その振動子1に励起された振動を検出するための出力電極3と、前記振動子1への印加電圧の値を可変させる電圧調整手段8とを備えて、フィルタ装置を構成する。【選択図】図1
99 2005-088087 2003/09/12 株式会社リコー マイクロ加工装置 A4 PIX FP

【課題】簡易な構成で、容易に且つ低コストで微細な被加工部材に加工ができるマイクロ加工装置を提供することにある。【解決手段】電力印加により伸縮し、被加工部材の少なくとも一面に接触して伸縮により押圧力を付与する複数の伸縮部材4と、伸縮部材4に供給する電力を制御する電極部材6と、伸縮部材間に設けて各伸縮部材4を電気的に独立化する絶縁部材1とを備え、被加工部材5を伸縮部材4の押圧力により所定形状に加工すること。【選択図】図2
100 2005-088111 2003/09/16 積水化学工業株式会社 分離・抽出機構を有するマイクロリアクターの製造方法 A4 DC01 PI06 FP

【課題】本発明は、2本の微細流路が非常に小さい角度で交わる抽出・分離機構を有するマイクロリアクターを低コストで迅速に製造することのできるマイクロリアクターの製造方法を提供する。【解決手段】隣接する分割金型の一方の分割金型Aに、微細流路12形成用凸条が、その一部が分割金型の端部に端面と平行になるように形成され、隣接する分割金型の他方の分割金型Bに、微細流路22形成用凸条が、その一部が分割金型の端部に端面と平行になり、且つ、分割金型Aと分割金型Bを組み立てた際に、微細流路形成12用凸条の前記一部と微細流路22形成用凸条の前記一部が隣接するように形成されている金型を用いて合成樹脂板に微細キャビティに対応する凹部を形成する分離・抽出機構を有するマイクロリアクターの製造方法。【選択図】図2
101 2005-088112 2003/09/16 積水化学工業株式会社 マイクロリアクターの製造方法 A4 DC01 PI06 FP

【課題】本発明は、所定形状の微細なキャビティを有する金型を低コストで迅速に作成し、ひいてはマイクロリアクターを低コストで迅速に製造することのできるマイクロリアクターの製造方法を提供する。【解決手段】合成樹脂板の1面に微細キャビティに対応する凹部を形成し、これと合成樹脂等のシート部材を積層することにより微細キャビティを形成するマイクロリアクターの製造方法であって、複数の分割金型を組み合わせて1成形面を形成した金型を用いて、合成樹脂板の1面に微細キャビティに対応する凹部を形成することを特徴とするマイクロリアクターの製造方法であり、分割金型が、隣接する分割金型と噛み合い機構により固定されているのが好ましい。【選択図】図1
102 2005-088152 2003/09/19 日本信号株式会社 プレーナ型アクチュエータの製造方法 A4 DA04 FP

【課題】ハンドリング性を損なうことなく生産性に優れたプレーナ型アクチュエータの製造方法を提供する。【解決手段】可動部を外枠部に梁部で回動可能に軸支するアクチュエータ部1と、前記外枠部の一方の面に設けられて前記アクチュエータ部1を支持する支持部とを有するプレーナ型アクチュエータの製造方法であって、予め第2貫通穴9を形成した支持部形成用の支持基板14にアクチュエータ部形成用のシリコン基板7を積層して複合基板15を形成する工程と、前記複合基板15の前記第2貫通穴9に対応する前記シリコン基板7部位に前記アクチュエータ部1の可動部及び梁部の加工処理を施す工程とを含む。【選択図】図2
103 2005-088187 2003/12/05 富士通株式会社 富士通メディアデバイス株式会社 マイクロ構造体の製造方法 A4 PB02 FP

【課題】厚さの異なる複数の構造部の各々について所望の厚さ寸法を実現するのに適したマイクロ構造体製造方法を提供すること。【解決手段】導体層および絶縁層を含む材料基板S1に対して加工を施すことによりマイクロ構造体X1を製造する方法であり、第1導体層101に対して厚さ方向の途中までエッチング処理する第1エッチング工程と、第1導体層101に対し第1絶縁層104に至るまでエッチングする第2エッチング工程と、第1絶縁層104において第2エッチング工程で露出した箇所に対し第2導体層102に至るまでエッチングする第3エッチング工程と、第2導体層102において第3エッチング工程で露出して箇所に対してエッチング処理する第4エッチング工程とを含む。【選択図】図10
104 2005-088188 2004/01/06 富士通株式会社 富士通メディアデバイス株式会社 マイクロ揺動素子およびマイクロ揺動素子駆動方法 A4 DA04 FP

【課題】マイクロ揺動素子について、可動部における回転変位量の大きな回転動作を高い動作速度で実現すること。【解決手段】本発明のマイクロ揺動素子X1は、可動主部110と、フレーム120と、フレーム130と、可動主部110およびフレーム120を連結して可動主部110の第1回転動作における第1回転軸心を規定する連結部140と、フレーム120およびフレーム130を連結してフレーム130に対するフレーム120および可動主部110の第2回転動作における第2回転軸心を規定する連結部150と、第1回転動作の駆動力を発生させるための駆動機構160,170と、第2回転動作の駆動力を発生させるための駆動機構180,190とを備える。第1回転軸心および第2回転軸心は直交していない。【選択図】図1
105 2005-091544 2003/09/16 株式会社リコー 光走査装置、光書込装置および画像形成装置 A4 DA02 FP

【課題】振動ミラーの共振周波数のバラツキを低減し、また駆動周波数のバラツキ吸収幅を広くする。【解決手段】マイクロミラー1の振動ミラー2には、質量変動部4(ガス吸着剤またはガス放出剤)が形成される。振動ミラー2が、ガスを吸着する質量変動部4を備えた構造では、ガスを吸着することにより振動ミラー2の質量が増加し、共振周波数が下がる。これにより、振動ミラー作製時に発生する共振周波数のバラツキを吸収、低減する。【選択図】図1
106 2005-091975 2003/09/19 日本信号株式会社 ミヨタ株式会社 光制御器 A4 DA04 2

【課題】簡単な構成で光制御を効率的に行う光制御器を提供する。【解決手段】ミラー部4で反射されて二点間を伝搬する光の反射方向又は光量の制御をする光制御器であって、前記ミラー部4を変形させる電熱体12と、該電熱体12を制御して所望の反射方向又は光量が得られるように、ミラー部4の変形量を制御する制御手段14と、を備える構成とした。【選択図】図1
107 2005-095876 2004/08/23 ヤマハ株式会社 マイクロリアクタ、マイクロリアクタの組立方法およびマイクロリアクタを用いた物質生成方法 A4 DC01 FP

【課題】温度差を利用しながら複数の試材を反応させることによって物質の生成を容易に行うことができるマイクロリアクタ、およびそのマイクロリアクタを用いて物質を生成する方法を提供すること。【解決手段】少なくとも一つに試材が注入される複数の試材槽12と、これら試材槽12を相互に接続する管路14とが形成された基板11を備えたマイクロリアクタ10において、試材槽12および/または管路14近傍の基板11に、それぞれ個別に温度設定される複数の温度調節手段16が所定の間隔を保持して配置されていることを特徴とする。【選択図】図1
108 2005-096008 2003/09/24 松下電工株式会社 半導体構造製造方法及び光スイッチングデバイス A4 DA01、PC01 FP

【課題】板状構造体の長手方向両端部のサイドエッチングを防止する。【解決手段】半導体基板をエッチングし、基板の主表面に対して略垂直で側面が(111)面とされた板状構造体を形成する半導体構造製造方法である。側面に対応して一対のスリットを有するマスクパターンを形成し、ウエットエッチングを行って(111)面からなる側面を形成した後、板状構造体以外の部分をドライエッチングにより除去する。ウエットエッチングによる(111)面の形成と、ドライエッチングによるサイドエッチングの解消により、板状構造体が必要最低限の作製面積で精度良く形成される。形成された板状構造体は、光スイッチングデバイスにおいて、ミラーとして用いる。【選択図】図8
109 2005-096009 2003/09/24 松下電工株式会社 半導体構造製造方法及び光スイッチングデバイス A4 DA01 PC01 FP

【課題】板状構造体の長手方向両端部のサイドエッチングを防止し、集積化を可能とする。【解決手段】半導体基板(シリコン基板)をウエットエッチングし、基板の主表面に対して略垂直な(111)面を側面とする板状構造体を形成する。このとき、板状構造体の長手方向両端部に補償部22が形成されるようにエッチングする。補償部は、板状構造体の両端部を延長する延長部23と、板状構造体と交わる(111)面方向に延在する(111)面構造部24とから構成する。サイドエッチングは、(111)面構造部において起こり、板状構造体の長さを設定するに当たり、サイドエッチングを考慮する必要がなくなる。形成された板状構造体は、光スイッチングデバイスにおいて、ミラーとして用いる。【選択図】図5
110 2005-096010 2003/09/24 松下電工株式会社 半導体構造製造方法及び光スイッチングデバイス A4 DA01 PC01 FP

【課題】マスクである板状構造体パターンの角度を半導体基板ウエハの(111)面に対して簡単且つ正確に位置決め可能とする。【解決手段】半導体基板ウエハをウエットエッチングし、半導体基板ウエハの主表面に対して略垂直な(111)面を側面とする板状構造体を形成する半導体構造製造方法である。半導体基板ウエハのオリフラ面を(111)面とし、当該オリフラ面を基準としてこれと平行になるようにウエットエッチングのマスクを位置合わせ形成し、板状構造体を形成する。あるいは、半導体基板ウエハ上の少なくとも2カ所に(111)面検出用パターンを設け、(111)面検出後、(111)面に一致する(111)面検出パターンを位置合わせ基準とする。形成された板状構造体は、光スイッチングデバイスにおいて、ミラーとして用いる。【選択図】図4
111 2005-096052 2003/09/26 株式会社ディスコ マイクロマシンウェーハの分割方法及びダイシングフレーム A4 PHX FP

【課題】マイクロマシンウェーハを切削する場合において、マイクロマシンを破損させることなく、切削品質を低下させず、表面にコンタミを付着させることなくマイクロマシンチップに分割する。【解決手段】チャックテーブル44においてマイクロマシンウェーハ1を保持し、マイクロマシンウェーハ1の表面に加工水の層6を形成し、回転する切削ブレード46aをストリートに切り込ませると共にチャックテーブル44と切削手段46とを相対的に切削移動させてマイクロマシンウェーハ1をマイクロマシンチップに分割する。加工水の層6によって切削ブレードの高速回転に連れ回りする加工水の勢いが弱められ、噴出される加工水の圧力も加工水の層によって弱められるため、加工水によってマイクロマシンが損傷することがない。【選択図】図5
112 2005-096072 2004/09/24 カリフォルニア インスティチュート オブ テクノロジー 微細製作エラストマーバルブおよびポンプシステム A4 DC02 DC03 FP

【課題】薄型化が可能かつ小さい力で作動し、しかもシリコン基板プロセスに比べて比較的製作が容易なエラストマバルブ構造及びそれを用いたポンピングシステムを提供する。【解決手段】エラストマブロック内に第一フローチャネル30と直交して積層された第二フローチャネル32を形成する。第一フローチャネル30の頂部を形成する膜25は二つのフローチャネルを分離し、第一フローチャネル30の頂部であると同時に第二フローチャネル32の底部を形成している。第二フローチャネル32の圧力を変動させることにより膜25は下方への撓みと復帰を繰り返し、それにより第一フローチャネル30は線形動作のバルブ動作システムを構成することになる。【選択図】図7B
113 2005-097089 2004/07/16 大日本印刷株式会社 水素製造用のマイクロリアクターおよびその製造方法 A4 DC01 FP

【課題】小型で高効率の水素製造用改質器を可能とするマイクロリアクターと、このマイクロリアクターを簡便に製造することが可能な製造方法を提供する。【解決手段】マイクロリアクターの構成を、金属基板の一方の面に設けた微細溝部を覆うように、原料導入口とガス排出口とを有する金属カバー部材を上記の金属基板に接合してなる接合体と、この接合体の内部に位置する微細溝部で構成された流路と、この流路の内壁面の全面に担持された触媒と、を備えるものとし、このようなマイクロリアクターの製造では、接合体を作製した後に流路内に触媒を担持する。【選択図】図2
114 2005-098304 2004/11/02 コニカミノルタホールディングス株式会社 マイクロポンプ A4 DC03 FP

【課題】簡単な構成で微少量の液体を正逆両方向に高精度に搬送すること。【解決手段】マイクロポンプ100は、流路抵抗が差圧に応じて変化する第1流路115と、差圧の変化に対する流路抵抗の変化の割合が第1流路115よりも小さい第2流路117と、第1流路115および第2流路117に接続された加圧室109と、加圧室109の内部の圧力を変化させるための圧電素子107とを備える。加圧室109の内部の圧力を圧電素子107で変化させることにより、第1流路115の流路抵抗と第2流路117の流路抵抗との比を異ならせることができる。【選択図】図1
115 2005-098891 2003/09/25 松下電工株式会社 静電容量式センサ A4 DD01 FP

【課題】センサ全体の寸法を大きくしなくても物理量の検出感度を高める。【解決手段】ビーム部4は、マス部3の中央の開口部3aと溝3bに跨ってx軸(又はy軸)に平行な第1の部分4aと、開口部3a内で固定部8の一辺、つまりy軸(又はx軸)に平行な第2の部分4bと、溝3b内でy軸(又はx軸)に平行な第3の部分4cとが、第1の部分4aと、第2の部分4b及び第3の部分4cとの長さがほぼ同一になるように形成されている。故に、隣り合う2つのビーム部4の間に可動電極5を配設するスペースを設けることができ、センサ全体の寸法を大きくせずにビーム部4の長さ寸法を伸ばしてマス部3の変位量を大きくすることができ、物理量(加速度)の検出感度を高めることが可能になる。【選択図】図1
116 2005-099186 2003/09/22 富士写真フイルム株式会社 光変調素子及び光変調アレイ素子並びにそれを用いた露光装置 A4 DA04 FP

【課題】非接触で光反射体の変位を可能にする素子において、低電圧で高速駆動が可能となり、しかも、小型化、高解像度化が容易な光変調素子及び光変調アレイ素子並びにそれを用いた露光装置を得る。【解決手段】基板21と、基板21上で変位可能に架設され少なくとも一部に導電部を有する可動部材31と、可動部材31の変位に従動し該可動部材31に固定された光学機能膜27と、可動部材31の機械的変位が可能となる軌道範囲外に配置され該可動部材31を変位駆動させる駆動用固定電極33とを備え、可動部材31の導電部と駆動用固定電極33への駆動電圧印加により、可動部材31と駆動用固定電極33との間に静電吸引力を作用させ、可動部材31を非接触で変位駆動して静止させ、光学機能膜に照射された光を変調する。【選択図】図1
117 2005-099206 2003/09/22 セイコーエプソン株式会社 波長可変フィルタおよび波長可変フィルタの製造方法 A4 DAX PI02 FP

【課題】リリースホールを必要とせず、可動部の安定した駆動が可能であり、構造、製造工程を簡易なものとすることができ、さらに小型化が図れる波長可変フィルタおよび波長可変フィルタの製造方法を提供する。【解決手段】光透過性を有し、可動部31を有する第1の基板3と、光透過性を有し、第1の基板3に対向する第2の基板20と、可動部31と第2の基板20との間に設けられた第1のギャップ21および第2のギャップ22と、可動部31と第2の基板20との間において、第2のギャップ22を介して干渉を生じさせる干渉部と、第1のギャップ21を利用し、可動部31を第2の基板20に対して変位させることにより、第2のギャップ22の間隔を変更する駆動部とを備える。【選択図】図1
118 2005-099357 2003/09/24 松下電器産業株式会社 可変形ミラー A4 DA04 FP

【課題】を提供することにある。【解決手段】本発明の可変形ミラーは、基板1と、相互に分離された状態で基板1に支持される複数の微少鏡15と、微少鏡15の各々を独立に駆動して微少鏡15に対する基板1の配置関係を制御する複数の駆動部とを備えた可変形ミラーである。複数の駆動部の各々は、y方向に平行な回動軸を中心に回動する可動電極7〜9と、可動電極7〜9を回動可能に支持する支持部材(10、11)と、可動電極7〜9に対向する少なくとも1つの固定電極4〜6と、可動電極7〜9の回転動作時に微少鏡15の特定部位と基板1との距離を変化させる作用部材(12、13a〜13c)とを備えている。複数の駆動部は、基板1上において、y方向およびx方向に所定のピッチで配列されており、かつ、y方向に沿って隣接している2つの駆動部の一方の位置が他方の位置に対してx方向にシフトしている。【選択図】図1
119 2005-099678 2004/03/16 オリンパス株式会社 光遮断装置および光スイッチ装置 A4 DA01 FP

【課題】小型でありながら高速駆動が可能な光遮断装置を提供する。【解決手段】光遮断装置100は、可動板構造体110と、二つのマグネット122a及び122bとを有している。可動板構造体110は、フレーム111と、フレーム111に一端が接続されたヒンジ112と、ヒンジ112の他端側に接続された可動板113と、可動板113の端部に設けられた遮光板114とを有している。遮光板114は、可動板113の上面に対して略垂直に延びている。可動板構造体110は、更に、可動板113の上面に設けられた駆動配線116と、駆動配線116と外部との電気的接続をとるためのパッド117とを有している。駆動配線116は、ヒンジ112を通って、フレーム111へ延びており、パッド117に接続されている。【選択図】図1
120 2005-099760 2004/08/19 セイコーエプソン株式会社 アクチュエータ A4 DA02 FP

【課題】低電圧で高速動作が可能で、かつ、振れ角(振幅)の大きいアクチュエータを提供する。【解決手段】第1の質量部1と、第2の質量部2と、支持部3と、第1の質量部と支持部とを、第1の質量部が支持部に対して回動可能となるように連結する、1対の第1の弾性連結部4と、第1の質量部と第2の質量部とを、第2の質量部が第1の質量部に対して回動可能となるように連結する、1対の第2の弾性連結部5とを有し、交流電圧を印加することによって、第1の質量部が駆動し、それに伴い第2の質量部が回動するものであり、交流電圧の周波数が、第1の質量部と第2の質量部とが共振する2自由度振動系の共振周波数のうち低いものとほぼ等しくなるように設定された。【選択図】図1
121 2005-099793 2004/09/03 リフレクティヴィティー, インク. マイクロミラー素子、マイクロミラー素子用のパッケージ、およびそのための投射システム A4 DA04 9B

【課題】切換え方向の回折光を最小にする。【解決手段】切換方向における光の回折、つまり集光系の受光コーンへの光の回折を最小化するために矩形ではないマイクロミラーを採用する。照射系のコストおよびディスプレイユニットの大きさを最小化するために、光源をアレイの行(または列)に対して垂直に配置し、または光源をアレイの有効エリアを画定する枠の辺に対して垂直に配置する。入射光は、アレイの中の個別のマイクロミラーの側面に対して実質的に垂直ではない。垂直な側面は、入射光をマイクロミラーの切換方向に回折させる。この光の回折は、マイクロミラーのコントラスト比を低下させ、改善されており、よりコンパクトなシステムが得られる。【選択図】なし
122 2005-103423 2003/09/30 富士化学株式会社 スターライト工業株式会社 マイクロ化学デバイス A4 DEX FP

【課題】マイクロ化学デバイス基体の基本物性を殆ど変えずに、マイクロ化学デバイス表面の特性を、それも、選択された同一種基体の表面特性を任意に、或いは異種基体の表面特性を選択された同一の特性に変更する事を可能にする。【解決手段】試料又は/及び、媒体又は溶液が接触する部位の少なくとも一部が、金属アルコキシドを用いた縮重合化合物、或いは金属アルコキシドに金属塩又は/及び金属有機酸塩を添加した混合物を用いた縮重合化合物からなる被覆層によって薄く被覆されたマイクロ化学デバイスを提供する。【選択図】図1
123 2005-103750 2004/09/29 ベーリンガー インゲルハイム マイクロパーツ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング マイクロ流体ネットワークにおける中空繊維を結合する方法およびマイクロ流体システム A4 DC01 FP

【課題】マイクロ流体ネットワークにおける少なくとも1つのマイクロ流体の中空繊維を結合する方法であって、中空繊維3の端部の挿入された、少なくとも上方で開放しているチャンネル2を備えたマイクロ流体ネットワークを使用する方法を改良して、接着剤による、挿入された中空繊維の開放端部の不都合な閉鎖を簡単な形式で確実に排除でき、また特に中空繊維の所望の位置決めおよび固定、および/または複数部分の最適で同時の接着およびシールを達成することのできるようなものを提供する。【解決手段】チャンネル2内に存在するまだ液状の接着剤6の流動を、中空繊維3の端部領域において、毛管現象停止構造部9によって停止させる。【選択図】図1
124 2005-105416 2004/09/27 アギア システムズ インコーポレーテッド チタンベース材料の選択的等方性エッチングプロセス A4 PB03 FP

【課題】半導体又はマイクロマシンシステムのデバイスにおけるチタンベース層のエッチングプロセスを提供する。【解決手段】機構中の犠牲層をエッチングするためのプロセスであって、機構は犠牲層のエッチングのための三フッ化窒素から引き出されるプラズマに曝露される。プロセスは窒化チタン及びチタンをエッチングしても隣接するに酸化シリコン又はアルミニウム層に影響を及ぼさないような選択性を呈する。プロセスの応用例は集積回路機構及びMENS機構の形成を含む。【選択図】図9
125 2005-107180 2003/09/30 日本航空電子工業株式会社 微小光デバイスおよびその作製方法 A4 DA04 PB01 MA01 10

【課題】複雑な構造体、可動ミラーを備えたものを短時間で作製可能とする構成。【解決手段】二酸化シリコンの中間層41を挟むシリコン基板42及び単結晶シリコンのデバイス層43からなる基板31にマスク材層44を形成し(図10A)、これをパターニングし、目的とする光デバイスの平面形状と同一パターンのマスク45を形成する。その際ミラー面となるべき面がシリコン結晶の(100)面になるようにする。マスク45をマスクとしてデバイス層43を、反応性イオンのドライエッチングにより、中間層41が露出するまで垂直にエッチングする(図10C)。その後、KOH溶液により結晶方位に対し異方性のウエットエッチングを10分程度行って、ミラー4の側壁面を平滑な結晶面(100)とする。次に、中間層41を選択的にウエットエッチングして、光デバイスの可動部の下の中間層41のみを除去する(図10D)。【選択図】図10
126 2005-108443 2003/09/22 廣瀬 満 早乙女 康典 マイクロメカニカルスイッチ A4 DB01 PA03 PI04 PE01 MA01 2

【課題】低電圧で駆動でき、且つ高速で駆動できるマイクロスイッチを提供する。【解決手段】接点を有する可動部を静電気により全体的に浮かせることを基本にしてその浮かせる為の複数の電極の内幾つかの電位を制御することで、可動部を傾ける。可動部には信号線を短絡する為の接点を有しておりこの傾きにより二つに分割された信号線に接触して分割された信号線どうしが短絡され、信号線は導通することになる。この場合稼動部には不要な力は加わっていないので非常に低い電圧での駆動が可能である。【選択図】図2
127 2005-111567 2003/10/02 株式会社神戸製鋼所 接合基板とその接合方法 A4 DC01 PGX ME06 1

【課題】マイクロリアクタの内部物質が流れる微細流路を形成する上下の基板を、開閉可能で、かつ内部物質が漏出しない構造に形成すること、さらに上下基板のシール部に内部物質が接触しない構造に形成することである。【解決手段】一方の面に微細流路3が刻まれた流路基板1と、この面に重ねて接合し、微細流路3の蓋となる蓋基板2とからなる微細流路を有する接合基板を、自己接着性を有する樹脂薄膜4を、流路基板3上に微細流路3の外縁を囲むように形成し、接合面の一部に介在させて加圧接合して形成したのである。それにより、接合に高温加熱処理を必要とせず、接合状態が良好で内部物質の漏出を確実に防止でき、かつ、微細流路3を囲む外縁部で流路基板1と蓋基板2とを密着させることにより、流路基板1から蓋基板2を取り外しやすい構造なり、微細流路3の内部を直接操作して保守が容易となる。【選択図】図1
128 2005-111579 2003/10/03 セイコーエプソン株式会社 微細加工素子、アクチュエータ並びに液滴吐出ヘッド及び液滴吐出ヘッド並びに液滴吐出記録装置、電界発光表示パネル製造装置、マイクロアレイ製造装置及びカラーフィルタ製造装置 A4 DCX PAX MA01 MEX 2

【課題】動作部分の表面の疎水化の処理を効率よく、短時間で安定して行えるような方法等を得、その疎水化処理を行って製造した、疎水効果の高い液滴吐出ヘッド、アクチュエータをはじめとする微細加工素子を得る。また、得られた液滴吐出ヘッドを用いて、記録する記録装置、生体分子等を吐出してマイクロアレイを製造する装置等を得る。【解決手段】例えば、静電力のような力が、駆動部である電極8との間で発生すると変位する、動作部分(被駆動部)である振動板4の表面に直鎖アルキル基を有する疎水絶縁膜14を成膜する。【選択図】図2
129 2005-115308 2003/12/17 三星電機株式会社 多チャネル可変光減衰器及びその製造方法 A4 DA05 PBX MA01 1

【課題】本発明は光減衰器の光ファイバ部と減衰部とを分離して多層構造に具現することにより光減衰器、とりわけ多チャネル可変光減衰器の集積度を高めるようにした多チャネル可変光減衰器に関する。【解決手段】本発明の光減衰器には、入力端と出力端との間に光信号の伝送量を調整する離隔空間39が設けられ、相互平行に配列される少なくとも2個の光信号伝送ライン40,40’が設けられる。遮断膜46は前記光信号伝送ライン40,40’の離隔空間39に位置し、前記光信号伝送ライン40,40’と交差する方向へ移動可能なよう位置する。さらに、マイクロ電子機械システム(MEMS)アクチュエータ45が前記遮断膜46の位置する光信号伝送ライン40と隣接した他の光信号伝送ライン40’の上部に位置し、前記遮断膜46と連結され遮断膜46を移動させる。【選択図】図1
130 2005-115370 2004/09/29 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. MEMSデバイスおよびMEMSデバイスの形成方法 A4 DA04 PA02 PA07 MA01 5N

【課題】反射面のばらつきを小さくした微小ミラーデバイスの形成方法を提供する。【解決手段】微小ミラーデバイスを形成する方法は、導電材料(224)を下部構造(200)上に堆積させること、犠牲材料の第1の層(230)を前記導電材料を覆って形成すること、犠牲材料の前記第1の層を通して、ヒンジ素子(141)を前記導電材料とつなげることを含んで、犠牲材料の前記第1の層を覆って前記ヒンジ素子(141)を形成すること、前記ヒンジ素子(141)を覆って犠牲材料の前記第2の層(270)を形成すること、犠牲材料の前記第2の層を形成した後、犠牲材料の前記第2の層(270)を貫通して前記ヒンジ素子まで差し込み式バイア(290)を形成すること、前記差し込み式バイアおよび犠牲材料の前記第2の層を覆って反射素子(142)を形成すること、および前記差し込み式バイアを用いて前記ヒンジ素子に対して前記反射素子を支持することを含んで、犠牲材料の前記第1の層および前記第2の層を実質的に除去することを含むことを特徴とする方法。【選択図】図5N
131 2005-117024 2004/08/23 コミサリア、ア、レネルジ、アトミク 2枚のウエハーを電気的に接続する素子、及びこれを含む超小型電子部品の製造方法 A4 DAX DBX DCX DDX PA05 PBX MA01 MAX MD01 MF02 2

【課題】マイクロ技術分野において使用するウエハーどうしの電気的接続。【解決手段】第1、第2のウエハー2、3を電気的に接続する素子において、上記第1,第2ウエハー2 3の対向面とそれぞれ不可分であるとともにそれぞれ少なくとも1つの薄層として実現した(achieve)少なくとも第1及び第2の接触部材を備える。上記第1接触部材は突出部領域6を有し、上記第2接触部材は第2ウエハー3に形成した凹部8の上方に懸吊したビーム(beam)7で形成されている。上記突出部領域6は、その幅L1が上記凹部8の幅より小さく、スタッド又はリブで形成されている。上記第1、第2のウエハー2、3が組付けられると、上記突出部領域6とビーム7とは上記凹部8上方で接触し、その突出部領域6によって加えられる圧力によってビーム7が変形させられ、このビーム7が可撓となる。【選択図】図2
132 2005-118939 2003/10/16 セイコーエプソン株式会社 エッチング方法、振動子および電子機器 A4 DB02 PB01 PC02 MA01 7

【課題】所望の形状の構造体を精密に形成し得、エッチングに際して例えば基板から飛散する物質の量を低減し、環境に優しいエッチングが可能なエッチング方法、このエッチング方法を用いて製造された振動子、かかる振動子を備える電子機器を提供すること。【解決手段】本発明のエッチング方法は、エッチングにより第1の層103を所定形状に加工する方法であり、第1の層103の第2の層102と反対側のエッチング領域内に、前記所定形状に対応する形状のパターン用マスク111と、このマスク111から分離され、エッチング領域内の各部における間隙110の幅がほぼ等しくなるように配置されるダミー用マスク112とを備えるマスク11を形成する工程と、マスク11を用いて第1の層103を第1のエッチングによりパターニングする工程と、第1の層103のダミー用マスク112に対応してパターニングされたダミー部9を除去する工程とを有する。【選択図】図7
133 2005-118943 2003/10/17 ソニー株式会社 マイクロマシンの製造方法およびマイクロマシン A4 DAX DBX PA01 PB04 PC02 1

【課題】犠牲層除去のエッチングにおいて犠牲層上部の構造体層とマスクとの界面からのエッチャントの侵入を防止し、構造体層上に精度良好な積層パターンを備えた可動部を得る。【解決手段】支持基体1と酸化シリコンの犠牲層5とシリコンの構造体層5とが順に積層されたSOI基板7上に、酸化シリコンの層間絶縁膜9を介して導電パターン11を形成する。この導電パターン11を覆う第1マスク13上からのエッチングにより、層間絶縁膜9をパターニングし、続けて構造体層5の上層をパターニングして構造体層5を段差形状にする。次に、導電パターン11、層間絶縁膜9、および構造体層5の段差側壁を覆う第2マスク21を形成し、この上からのエッチングにより構造体層9をパターニングして犠牲層3を露出させ、次いで犠牲層3の等方的なエッチングにより、構造体層5、層間絶縁膜9、および導電パターン11を積層した可動部23下方に空間部aを形成する。【選択図】図1
134 2005-118944 2003/10/17 ソニー株式会社 マイクロマシン A4 DA04 DA06MA01 MD01 1

【課題】振動部の昇降動作における不可逆的な変形を防止できこれによって信頼性および歩留まりの向上を図ることが可能であると共に、より低消費電力での駆動が可能なマイクロマシンを提供する。【解決手段】基板2上に設けられた下部電極3の両脇に立設された支持部12と、支持部12の上端から基板2の上方に空間部Aを介して延設され、支持部12間に掛け渡された帯状の振動部13とを備えたマイクロマシン10において、振動部13における支持部12との接合部付近の端部に、帯状の幅方向にわたって基板2側およびこれとは逆側の少なくとも一方に突出する凸部15を設けた。これにより、凸部15をバネとして作用させ、下部電極3に対して接近離間する振動部13の振動動作を容易にする。【選択図】図1
135 2005-118985 2004/09/28 ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド ナノ構造またはマイクロ構造の表面上で流体の流れ抵抗を制御する方法および装置 A1 DA06 DC01 DE01 DF02 PJ01 PJ02 AC04 4B

【課題】ナノ構造またはマイクロ構造の表面上に配設される液滴の流れ抵抗が制御される方法および装置を提供すること。【解決手段】前記表面の1つまたは複数のセル内の少なくとも第1の流体の圧力が所望のレベル以下に減少すると、その表面上に配設される液滴が、表面に少なくとも部分的に浸透するようにさせられるように、クローズドセルの特徴部が用いられる。別の例示的な実施形態において、1つまたは複数のセル内の圧力は、液体滴が、その元の、浸透していない位置に少なくとも部分に戻るような所望のレベル以上に増加する。さらに別の実施形態において、表面上に配設される流体の圧力が比較的に大きい時でさえも、クローズドセル構造の特徴部パターンを用いて、ナノ構造またはマイクロ構造の表面の浸透が防止される。【選択図】図4A
136 2005-122146 2004/09/17 リフレクティヴィティー, インク. マイクロミラー素子、マイクロミラー素子用のパッケージ、およびそのための投射システム A4 DA04 PH01 MD01 1

【課題】切換方向における光の回折、より具体的には集光系の受光コーンへの光の回折を最小化するために、矩形ではないマイクロミラーを提供する。【解決手段】光源をアレイの行(または列)に対して垂直に配置し、それとともに、またはその代わりに、光源をアレイの有効エリアを画定する枠の辺に対して垂直に配置する。入射光は、有効エリアの辺に対して垂直ではあるが、アレイ中の個別のマイクロミラーの側面に対して実質的に垂直でない。この構造および設計によって、回折を抑えてコントラスト比を改善するとともに、マイクロミラーアレイに対する光源の配置によって、よりコンパクトなシステムが得られる。また、マイクロミラーは逆方向に回転することでオンとオフ位置に設定され、オン位置への変位量がオフ位置への変位量より大きくしている。パッケージは、マイクロミラーが形成される基板に対して平行ではない窓を有する。【選択図】図1
137 2005-125447 2003/10/23 株式会社日立製作所 株式会社日立メディアエレクトロニクス 電子部品およびその製造方法 A4 DB01 PH03 MA01 MF02 CD01 1

【課題】チップ機能面上に機密性に優れた空間を確保した小型電子部品を提供する。【解決手段】電子部品は、主面の機能領域にMEMSが形成されたシリコン基板100と、前記機能領域を気密封止する封止部材200とを有し、前記封止部材200は、前記機能領域から離間して前記機能領域上を覆う状態で前記シリコン基板100に接合され、更に前記シリコン基板100との接合が前記機能領域の気密封止を保てる線膨張係数を有する。【選択図】図1
138 2005-125484 2004/08/25 松下電器産業株式会社 微小電気機械システムおよびその製造方法 A4 DA04 PA01 PBX PC01 MA01 MA02 MG01 3

【課題】配線部の高温破壊の防止、トランスデューサ特性の確保、配線抵抗の低減を両立して実現する微小電気機械システムおよびその製造方法を提供することにある。【解決手段】本発明の微小電気機械システムは、基板1と、基板1に支持されるトランスデューサと、基板1に支持され、トランスデューサに電気的に接続されている導電体層とを備えている。トランスデューサは、シリコンまたはシリコン化合物から形成された部分を有しており、導電体層は、銅、金、および銀からなる群から選択された少なくとも1種の元素を主成分として含有する高融点導電体から形成されいる。高融点導電体の少なくとも一部は、トランスデューサの前記部分と基板との間のレベルに位置している。【選択図】図3
139 2005-125490 2004/10/25 アジレント・テクノロジーズ・インク 低静電容量の人工ナノ孔を作成するための装置及び方法 A1 DB02 DB05 DBX DD03 DF01 DF02 DF03 PEX MA01 MAX MD01 MD04 MD07 MDX ME01 ME04 MEX 3

【課題】絶縁体への比較的広い液体接触領域に対して低静電容量を提供し、同時に、絶縁体の表面に沿って引かれた電気リード線に対して低静電容量を提供するナノ孔を構築するための装置及び方法を提供する。【解決手段】低静電容量を示すナノ孔チップを作成するための装置及び方法である。該装置は、ナノ孔を作成するのに適した剛性の半導体フレーム上に薄いダイアフラムを提供する。該ダイアフラムは、静電容量を低減するために、関連付けられたより厚い絶縁領域を有する。該装置を作成するための方法もまた開示される。【選択図】図3
140 2005-126270 2003/10/22 住友電気工業株式会社 多結晶材料の微細加工部品及びその製造方法 A1 DE02 MFX なし

【課題】光学部品、バイオチップ、MEMS等において用いられるセラミックス製微細加工部品を低コストで製造する方法を提供する。【解決手段】平均粒径が30nm以下のセラミックス粉末又は平均粒径が30nm以下のセラミックス粉末を成形して得た成形体を、型材を用いて0.60Tm℃(Tmは融点又は昇華点)以下の温度で加圧して微細加工部を持つ最終形状に変形させて焼結する。また、必要に応じて研削、研磨等の最終仕上げ加工を行う。原料粉末を平均粒径を30nm以下とすることにより、成形体が変形しやすくなり、変形温度が低下して、微細加工性が良くなる。【選択図】なし
141 2005-127422 2003/10/23 松下電工株式会社 静電駆動型マイクロバルブ A4 DC02 PB01 PB03 PI02、MA01 1

【課題】固定電極層および可動電極層に電圧を印加した際に互いの間に所望の大きさの静電気力を作用させることができる静電駆動型マイクロバルブを提供する。【解決手段】静電駆動型マイクロバルブは、弁孔10が貫設された弁座基板1と、弁孔10を開閉する弁体部20を有し弁座基板1に組み合わされる弁体基板2とを備える。弁体部20は、弁座基板1において弁体部20と対向する部位に形成された固定電極層11と、弁体部20における弁座基板1との対向面に形成された可動電極層21との間に生じる静電気力によって弁孔10を閉塞する。弁座基板1と弁体基板2との間において、固定電極層11および可動電極層21を囲繞する部位に弁座基板1と弁体基板2との隙間Aを埋める形で防護部5が形成され、防護部5は固定電極層11と可動電極層21との間に異物が侵入することを防止する。【選択図】図1
142 2005-127864 2003/10/23 独立行政法人科学技術振興機構 マイクロミキシングデバイス A4 DC01 AC05 1

【課題】マイクロチャネルにあって、渦を発生させて混合する流体の比界面積の増大、拡散距離の短縮をさせることにより、流体の混合を一層促進した。【解決手段】出口流路2内に突起3を設け、この突起3の上流及び下流のいずれか一方の出口流路2の流路空間にて周期的に体積変化を生じる構造を有する。出口流路2は、この出口流路2の流路空間での周期的な体積変化にて突起3の上流及び下流の両側に渦を生じさせる流路抵抗を有する。出口流路2の流路空間での周期的な体積変化は、流体の流れ方向に直交する流路壁の一部及び全部のいずれかの変位による。【選択図】図1
143 2005-128442 2003/10/27 松下電工株式会社 波長選択フィルタ A4 DAX PI02 PI03 1

【課題】入力導波路と出力導波路との間に存在する共振器の共振波長を制御可能であり且つマイクロマシンニング技術による製造が容易な波長選択フィルタを提供する。【解決手段】直線状の入力導波路1と、入力導波路1の幅方向に離間して並設された直線状の出力導波路2と、入力導波路1と出力導波路2との間に存在する平面形状がリング状の共振器3と、共振器3との距離が可変で共振器3との相互作用により共振器3の共振波長を共振器3単独の共振波長から変化させる共振波長調整用構造体4とを備えている。共振波長調整用構造体4は、半導体マイクロマシンニング技術を利用して共振器3と同一平面上に設けてある。ここにおいて、共振波長調整用構造体4は、上記平面上において両導波路1,2の長手方向に沿って移動可能(スライド自在)となるように形成してあり、共振器3との間の距離を高精度に調節することが可能となっている。【選択図】図1
144 2005-128551 2004/10/22 三星電子株式会社 周波数変調可能な共振型光スキャナ A4 DA02 1

【課題】周波数変調可能な共振型光スキャナを提供する。【解決手段】基板と、前記基板から所定高さ離隔して配置され、その上面に光走査面が形成されたステージと、前記ステージの両側中央部をそれぞれ支持するトーションバネと、前記基板に固定されて前記トーションバネを支持する支持部と、前記ステージを前記トーションバネで形成される中心軸を中心として回動させる駆動部と、前記ステージに対応する前記基板領域に配置された平板状のチューニング電極と、を備える周波数変調可能な共振型光スキャナ。【選択図】図1
145 2005-129643 2003/10/22 新光電気工業株式会社 光透過性カバー及びこれを備えたデバイス並びにそれらの製造方法 A4 DA04 ME02 1

【課題】製造が簡単で組み上がったデバイスの小型化を可能にする光透過性カバー及びこのカバーを備えたデバイスと、それらの製造方法を提供すること。【解決手段】光透過性材料のカバー部材18と、これに結合した、デバイス本体への接合用の部材であってその内面に遮光膜14を有する接合部材20とを含む光透過性カバーとする。このカバーをデバイス本体19に接合したものが、本発明の光透過性カバーを備えたデバイス17である。光透過性カバーを製造する方法の一つでは、パターニングした接合部材材料のシート11を光透過性材料のシート13に接合し、遮蔽膜14を形成後、接合部材材料シート11を、素子を製作したウェーハ16の所定の位置に接合し、そしてウェーハ16を光透過性材料のシート13及び接合部材材料シート11とともに個片化する。【選択図】図1
146 2005-134665 2003/10/30 オリンパス株式会社 光偏向器 A4 DA02 MA01 1

【課題】高速スキャンと低速スキャンに対応可能な光偏向器を提供する。【解決手段】光偏向器100は、第一可動板122と、第一可動板122の両側に位置する一対の第二可動板126aと126bと、第一可動板122と第二可動板126aと126bとをそれぞれ接続している第一ヒンジ124aと124bと、第二可動板126aと126bの外側に位置する一対の固定部130aと130bと、第二可動板126aと126bと固定部130aと130bとをそれぞれ接続している第二ヒンジ128aと128bとを有している。第一可動板122は、その下面に反射面132を有している。第一ヒンジ124aと124bと第二ヒンジ128aと128bは共にねじれ変形可能な弾性部材であり、それらの揺動軸は共に同軸上に位置し、第二ヒンジ128aと128bの揺動に対する剛性は第一ヒンジ124aと124bの揺動に対する剛性よりも小さい。【選択図】図1
147 2005-134895 2004/10/08 日本航空電子工業株式会社 微小可動デバイス A4 DA01 1

【課題】光スイッチのミラーの二つの切替え位置をヒンジにより自己保持させ、作製歩留りが高いものとする。【解決手段】ミラー4を保持する可動ロッド7を、変形S字状板ばねヒンジ6A〜6Dにより固定部10に支持し、ロッド7に固定した櫛歯電極5と、固定櫛歯電極8との間に電圧を印加し、その静電吸引力によりミラー4を中心部1cから抜き、その状態を、ヒンジ6A〜6Dの屈曲状態の反転により、印加電圧解除後も自己保持し、この状態で電極8と電極9間に電圧を印加して、ミラー4を中心部1cに移動させ、ヒンジ6A〜6Dが前の形状に反転し、印加電圧解除後もその状態を保持する。作製初期状態でヒンジ6A〜6Dとその両側の対向壁面との間隔D1とD3、またD2とD4をそれぞれ同一とする。【選択図】図1
148 2005-134896 2004/10/08 日本航空電子工業株式会社 微小可動デバイス A4 DA01 1

【課題】ばね性ヒンジにより可動部を基板支持する微小可動デバイスにおいて、所望の柔軟性のヒンジのものを比較的容易に作製可能とする。【解決手段】ミラー4を付けた可動ロッド7に可動電極5が固定され、可動電極5と固定電極8間に電圧を印加してミラー4を十字溝1の中心部1cから引き込めて、それまでミラー4により反射された光を直進させ、電極5と固定電極9間に電圧を印加してミラー4を中心部1cに戻す。ロッド7はばねヒンジ6A〜6Dにより固定部に支持されている。ヒンジ6A〜6Dの断面形状を、基板31の表面31u側を底辺とする正台形状又は正三角形状とする。【選択図】図1
149 2005-138234 2003/11/07 ソニー株式会社 三次元構造体の製造方法および三次元構造体 A2 DE02 DEX PA01 PAX MA01 3

【課題】500℃以下の低温プロセスのみでの形成が可能で、これにより半導体プロセスとの親和性が高く、かつプラスティック基板を用いることにより低コスト化を図ることが可能な三次元構造体の製造方法を提供する。【解決手段】基板1上に、原子層蒸着法によって窒化シリコン膜(ALD−SiN膜3)を成膜する。ALD−SiN膜3の上方にヘキサクロロジシランを用いた熱CVD法によって窒化シリコン膜(第2HCD−SiN膜9)を成膜し、これをパターニングすることによって孔11aを形成することで犠牲層パターンを形成する。第2HCD−SiN膜9からなる犠牲層パターンを覆う状態で窒化チタン膜(第3TiN膜13)を成膜し、これをパターニングすることによって犠牲層パターンを跨いでその下地面上に端部が支持された振動ビーム(構造体パターン)13aを形成する。ALD−SiN膜3をストッパに用いて振動ビーム13aの隙間から第2HCD−SiN膜9からなる犠牲層パターンを選択的にエッチング除去することにより、振動ビーム13aの下方に空間部aを形成する。【選択図】図3
150 2005-140762 2004/03/26 三ツ星ベルト株式会社 マイクロ分析用チップの製造方法 A1 DE01 DE02 PA07 PE01 MA01 MD04 MEX ME02 1

【課題】基板に高アスペクト比のトンネル状溝部を形成してこの中に濃度を高めたサンプルを入れることができるマイクロ分析用チップの製造方法を提供する。【解決手段】基板2の中に形成したトンネル状溝部11にサンプルを入れて該サンプルの分析を行う際に使用するマイクロ分析用チップ10の製造方法であって、基板2の一方の面に金属微粒子を分散したポリウレタン樹脂組成物からなるマスク材3を形成する工程(a)、レーザ光をマスク材3に照射して微細なパターン7を形成する工程(b)、ブラスト材をマスク材3に衝突させて基板上に前記パターン7に沿った溝部8を形成する工程(c)、マスク材3を除去する工程(d)、加工した基板2を洗浄する工程(e)、加工した基板2に予め穴加工したカバー材2aを積層してトンネル状溝部11とその両端部に出入口12,13を配置する工程(f)からなる。【選択図】図4
151 2005-141208 2004/10/14 三星電機株式会社 回折型薄膜圧電マイクロミラーおよびその製造方法 A4 DA04 PA01 PA05 PE03 PI02 MA01 10i

【課題】圧電駆動方式によりマイクロミラーの駆動を可能にして、変位、駆動速度、信頼性、線形性および低電圧駆動確保に優れた回折型薄膜圧電マイクロミラーおよびその製造方法を提供する。【解決手段】中央部にエアスペースを提供するための陥没部が形成されたシリコン基板と、リボン形状を取っており、中央部が前記基板の陥没部から離隔するように、両端の下面がそれぞれ前記基板の陥没部を外れた両側に付着され、薄膜の圧電材料層を含み、前記圧電材料層に電圧が印加されると、前記陥没部から離隔した部分が上下に駆動され、入射ビームを回折させる圧電ミラー層とを含んでなる。【選択図】図10i
152 2005-142142 2004/06/17 横河電機株式会社 リレー A4 DB01 DCX PI02 1

【課題】マイクロマシン技術を用いて高信頼性で低コスト化を図った長寿命のリレーを実現する。【解決手段】絶縁部材上に形成された流路と、この流路の一端に形成された室と、前記流路の途中に配置された複数の電極と、前記室に封入され加熱により膨張し、冷却により収縮する気体と、前記室に配置された加熱又は冷却手段と、前記流路に封入された導電流体で構成されている。【選択図】図1
153 2005-142852 2003/11/06 ソニー株式会社 MEMS共振器 A4 DB02 DB04 MA01 MA02 1

【課題】共振器の合成インピーダンスの低下を可能にし、所要のデバイスへの適用を可能にしたMEMS共振器を提供する。【解決手段】同一基板22上に形成されたビーム構造を有する複数のMEMS共振器素子231〜233が電気的に並列接続されて成る。【選択図】図1
154 2005-142982 2003/11/10 株式会社日立製作所 株式会社日立メディアエレクトロニクス 高周波MEMSスイッチ及びその製造方法 A4 DB01 PA03 PA05 MA01 MD01 MD04 ME01 MF01 1

【課題】低い電圧で安定に動作する安価なMEMSスイッチ及びその製造方法を提供すること。【解決手段】基板3上に形成された第一のアンカ7-2-1と、第一のアンカに連接した第一のバネ7-3-1と、第一のバネに連接し、第一のバネに弾性変形を与えて基板3の上方で運動をする上部電極7-1と、上部電極の下方に位置する基板上に形成された下部電極1と、上部電極に連接した第二のバネ7-3-2と、第二のバネに連接した第二のアンカ7-2-2とを備え、上部電極と下部電極との間に電圧が印加されて上部電極が下方に運動するとき、第二のアンカが基板に接触して第二のバネが弾性変形を起こし、続いて上部電極が下部電極に接触することにより、上部電極と下部電極とが電気的に接続される。第一、二のアンカ、第一、二のバネ及び上部電極が同一金属によって一体構造で作製され、メンブレン7となる。【選択図】図1
155 2005-143598 2003/11/11 タマティーエルオー株式会社 微小量採血装置およびそれを用いたマイクロ流体素子 A4 DCX.PA07 PE01 MA01 ME09 MF01 MF02 1

【課題】いつでも、どこでも、だれもが普遍的(ユビキタス)に血液検査ができるシステムに用いられる微小量採血装置を提供する。【解決手段】基板と、基板上の樹脂層に形成された流体回路と、流体回路を覆う樹脂コートと、中空の針とからなり、前記針は、樹脂層と樹脂コートの間に挿入され、一端が基板の端から突き出し、他端が流体回路との間に樹脂コートと樹脂層が密着した部分が存在するように置かれ、前記針を基板中心方向に押し入れることにより、針が樹脂コートを剥がし、流体回路と針の中空部とが連通することを特徴とする微小量採血装置。【選択図】図1
156 2005-144356 2003/11/17 東ソー株式会社 微小流路構造体及びこれを用いた微小粒子製造方法 A4 DC01 29

【課題】マイクロチャンネル中を流れる分散相と交差する連続相との交差部において流路で生成する微小粒子の粒径分散度を10%未満の均一な粒径を有する微小粒子を生成する微小流路構造体とそれを用いた微小粒子製造方法を提供する。【解決の手段】分散相を導入するための導入口及び分散相導入流路と、連続相を導入するための導入口及び連続相導入流路と、分散相及び連続相により生成された微小粒子を排出させるための排出流路及び排出口とを備えた流路からなることを特徴とする微小流路構造体であって、マイクロチャンネル中を流れる分散相に対し、連続相を前記分散相の流れに対し任意の角度で交差する向きで連続相供給口より排出し、前記連続相と流路内の壁面のせん断力によって分散相から微小粒子を生成し、該微小粒子の径を制御する微小流路構造体とそれを用いて微小粒子を製造する。【選択図】なし
157 2005-144357 2003/11/17 東ソー株式会社 微小流路構造体及びそれを用いた化学操作方法 A4 DC01 AC05 5

【課題】多相の層流状態を維持したまま、隣接する2種の流体間における溶媒抽出や化学反応を十分に進行させ、かつ現実的に送液可能な微小流路の幅で実現可能な微小流路構造体及び化学操作方法を提供する。【解決の手段】2以上の導入口及びそれらに連通する導入流路と導入流路が合流する合流部と連通しかつ導入された流体を流すための微小流路と微小流路に連通しかつ所定の流体を排出する排出流路及びそれらに連通する排出口を有し、境界近傍の流体の線速度が流路内壁近傍以外の部分での流体の線速度よりも遅くなるように、2種以上の流体により形成される境界近傍に沿って、流体進行方向に複数の不連続な仕切壁が形成され、かつ、流体進行方向の前記不連続な仕切り壁と仕切り壁の間隔をL、微小流路の幅をdとしたときに、0<L/d<8となる微小流路構造体及びそれを用いた化学操作方法を用いる。【選択択図】なし
158 2005-144569 2003/11/12 株式会社日立製作所 二次元配列構造体基板および該基板から剥離した微粒子 A1 DD04 DD05 DD06 DD07 DD09 PA05 PB01 1

【課題】基板上に固相化された光学的または化学的、さらには電気的に特異な性質を有する二次元配列構造体を形成する技術に関し、二次元配列構造体の光学および電気的特性を金属間隔の制御によって容易に、かつ高いスループットと低いコストで調製すること。【解決手段】エッチングにより間隙が高精度に形成された微粒子の上に材料を蒸着する。【効果】光学特性、電気特性、化学特性を自由に変えられる二次元配列構造体を実現出来る。【選択図】図1
159 2005-144571 2003/11/12 キヤノン株式会社 薄膜を備えた構造体の製造方法。 A4 DC03 DD03 PB01 PB02 PC01 PG02 FP

【課題】高精度な振動が可能な薄膜振動板を備えた構造体を、シリコン基板上に簡便に製造できる方法を提供する。【解決手段】片面から第一の空洞102を形成し、反対側の面から前記第一の空洞と連通する第二の空洞104を形成したシリコン基体100の前記第二の空洞形成面と、別のシリコン支持基板108とその表面に形成した熱酸化膜振動板106からなる振動板基体110の熱酸化振動板面を接合する。次に、ドライエッチング法により前記シリコン支持基板108の表面を、その厚さが所定の値になるまでエッチングする。【選択図】図1
160 2005-144586 2003/11/13 セイコーエプソン株式会社 構造体の製造方法、液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置 A4 DC01 DC03 PB04 PC02 ME02 1

【課題】ガラス基板に対して互いに深さの異なる凹部を形成する際の製造時間を短縮し、製造コストの低減を図ることを可能とする技術を提供すること。【解決手段】ガラス基板に深さの異なる複数の凹部を形成してなる構造体の製造方法であって、ガラス基板(10)の第1の凹部を形成すべき領域にレーザ光(12)を照射して当該レーザ光の焦点をガラス基板の厚さ方向に走査することにより、ガラス基板の厚さ方向に延在する変質領域(14)を形成する第1工程と、ガラス基板の一方面及び/又は他方面に、第1の凹部よりも深さの浅い第2の凹部を形成すべき領域を露出させる開口(18)を有するエッチングマスク(16)を形成する第2工程と、ガラス基板に対してエッチングを行い、変質領域に沿った部位に第1の凹部(22)を形成するとともにエッチングマスクの開口に対応する領域に第2の凹部(24)を形成する第3工程と、を含む。【選択図】図1
161 2005-144594 2003/11/14 株式会社リコー アクチュエータ装置、アクチュエータ、液滴吐出装置、液滴吐出ヘッド A4 DC03 DCX 1

【課題】高速で大きな機械的駆動変位が得られる無鉛アクチュエータがない。【解決手段】アクチュエータ装置は、アクチュエータ15及び駆動回路2、3を含み、アクチュエータ15は、振動板13上に、薄膜金属加熱パターン21と、無機エレクトレット層22と、エレクトレット電極23を順次積層した部材を設け、無機エレクトレット層22に対して駆動回路2によって駆動波形PV1を与え、薄膜金属加熱パターン21に対して駆動回路3によって駆動波形PV2を与えるとき、無機エレクトレット層22に対する駆動波形の印加タイミングと薄膜金属加熱パターン21に対する駆動波形の印加タイミングとを異ならせることで、高速で大きな変位量を得られる駆動を行うことができる。【選択図】図1
162 2005-144616 2003/11/18 セイコーエプソン株式会社 マイクロ構造体のスティッキング防止方法、マイクロ構造体およびその製造方法 A4 DB01 DB02 DB04 DBX DD01 PA03 PA05 PC02 MA01 1

【課題】構造体と基板との貼り付きを防止する新規なスティッキング防止方法を提供すること、ならびに構造体の貼り付きを防止することによって、不良率を減少し、かつ信頼性を向上するマイクロ構造体およびその製造方法を提供すること。【解決手段】基板1の表面上に所定のギャップを介して構造体2を形成する方法において、前記構造体2をリリースエッチングした後に、前記基板1の露出面4にエッチング液に可溶である金属膜片3を形成し、この金属膜片3をエッチング液により溶解することにより、前記基板1の露出面に面荒れを起こさせる。【選択図】図1
163 2005-144622 2003/11/18 セイコーエプソン株式会社 構造体の製造方法、液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置 A4 DC01 DC03 DEX PE01 MA01 ME02 1

【課題】ガラス基板を含んでなるデバイスの形成時において、機能部の保護を確保しつつ、プロセスの複雑化や高コスト化を回避することを可能とする技術を提供すること。【解決手段】ガラス基板と半導体基板との接合体を用いて構成される構造体の製造方法であって、ガラス基板(10)の一方面に構造体の構成要素としての第1の機能部(12)を形成する第1工程と、ガラス基板の一方面に第1の機能部を覆うようにして半導体基板(14)を接合する第2工程と、ガラス基板の他方面側からレーザ光(18)を照射して当該レーザ光の焦点をガラス基板の厚さ方向に走査することにより、ガラス基板の厚さ方向に延在する変質領域(20)を形成する第3工程と、ガラス基板に対してエッチングを行って変質領域に沿った部位を除去し、ガラス基板に貫通孔(22)を形成する第4工程と、を含む。【選択図】図1
164 2005-144660 2004/11/12 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング MEMSの付着性を減少させる方法および付着防止被覆された装置 A4 PG05 MF04 4

【課題】MEMSの付着性を減少させる方法および付着防止被覆されたMEMS装置を提供する。【解決手段】装置の表面に付着防止層を形成する方法であって、キャップウエハー21上に被覆材料24を担持し、キャップウエハーとMEMSウエハー41を、それら両方のウエハーがひとつの中空空間を形成するように結合する。その後、前記被覆材料を蒸発させることでMEMSウエハーの表面の少なくとも一部を被覆する。【選択図】図4
165 2005-144787 2003/11/13 オリンパス株式会社 マイクロプレート及びその製造方法 A4 DE01 DE02 2

【課題】光透過板が接着されるとマイクロプレートが形成される、金属板の挟み込まれている樹脂プレートにおける光透過板との接着面の平面度を向上させる。【解決手段】ウェル部4を形成する第一樹脂を成形型のキャビティ内に流入させる第一ゲートと、外枠部10を形成する第二樹脂を当該キャビティ内に流入させる第二ゲートとがアルミ板6の板面に対して互いに異なる面の側で対向して配置されている当該キャビティであって当該第一ゲートがウェル部4の形成部分に、当該第二ゲートが外枠部10の方形形状における各辺の中間部の形成部分に、それぞれ配置されている当該キャビティにアルミ板6を配置し、そのキャビティ内に当該第一ゲート及び当該第二ゲートから当該第一樹脂及び当該第二樹脂を各々流入させてウェル部4及び外枠部10を各々形成して樹脂プレート3を形成する。【選択図】図2
166 2005-147840 2003/11/14 独立行政法人科学技術振興機構 マイクロフローデバイス用プラスチック基板 A4 DC01 DE01 MEX 1

【課題】剛性があり、耐薬品性が良く、耐熱性が良く、金属に接着し易く、透明性が良く、自家蛍光性が低く、気体除去に用いてもきわめて有効なデバイスを得る。【解決手段】断面の直径が数センチ以下に相当する流路断面積を有する流路構造を有し、その流路に液体を送液することが可能であり、液体が漏れることなく液体に含有する気体を透過させる物質からなる。液体継続注入手段が接続される流路入口1と、この流路入口1に連通する微細流路3とを有し、この微細流路3は液体に含有した気体を十分に透過させるような流路長さと流路断面積が調整された長尺流路である、脱泡デバイスとして機能する。液体継続注入手段が接続される流路入口と、この流路入口に連通する微細流路とを有し、この微細流路は、流路入口から入れる反応に必要な溶液が微細流路を流れる間に2つもしくは3つの温度領域を繰り返し通過するような形状であり、導入した反応溶液を連続的にサーマルサイクルできる、遺伝子増幅デバイスとして機能する。【選択図】図1
167 2005-147940 2003/11/18 株式会社エンプラス マイクロ流体デバイス A3 DC01 DDX DE02 1

【課題】組み合わされるマイクロチップの種類を換えることにより、多目的の分析等が可能となる安価なマイクロ流体デバイスを提供する。【解決手段】マイクロ流体デバイス1は、試料を移送することができる流路32〜34が形成されたマイクロチップ6〜8と、このマイクロチップ6〜8が複数配置されるベース部材2と、を備えている。このような構成のマイクロ流体デバイス1は、ベース部材2と各種マイクロチップ6〜8をそれぞれ別々に形成した後、試料分析等の用途上必要とされる種類のマイクロチップ6〜8を選択し、その選択した種類のマイクロチップ6〜8を適宜組み合わせてベース部材2に位置決め固定する。マイクロチップ6〜8の位置決め穴27をベース部材2の位置決め突起28に係合することにより、マイクロチップ6〜8がベース部材2に位置決めされる。【選択図】図1
168 2005-148459 2003/11/17 スタンレー電気株式会社 2次元光スキャナ及び光学装置 A4 DA02 PA02 MA01 1

【課題】マイクロマシニングプロセスによって一体形成可能であるとともに、小型で2次元走査可能な光スキャナ及び該光スキャナを用いて構成した光学装置を提供する。【解決手段】空隙11′を持つ支持基板11の内側に、反射膜2を有するミラー部1と、ミラー部1を囲み第1のトーションバー4a、4bを介してミラー部1を支持する内部可動枠3を備える。また、第1のトーションバー4a、4bと軸方向が直交する第2のトーションバー12a、12bを介して内部可動枠3を支持基板11に軸支し、かつ、一端が支持基板11に保持され他端が弾性体を介して内部可動枠3に接続された第1の振動板6a、6b、6c、6dと、一端が内部可動枠3に保持され他端が弾性体を介してミラー部1に接続された第2の振動板14a、14b、14c、14dを備え、該圧電ユニモルフの駆動によって内部可動枠3及びミラー部1に回転トルクを作用させる。【選択図】図1
169 2005-148688 2003/11/15 独立行政法人物質・材料研究機構 有機分子の固定化方法とマイクロ・ナノ物品 A1 DAX DDX DF02 DFX PE01 1

【課題】マイクロ・ナノスケールで様々な有機分子を任意の形状・配列に固定することを安価で簡便なプロセスとして可能とする。【解決手段】基板上の有機分子を含有する光硬化性樹脂に光照射して所定パターンで光硬化樹脂を硬化させ、未硬化部分を除去することで、所定パターンで有機分子を基板に固定する。【選択図】図2
170 2005-149679 2003/11/19 TDK株式会社 アクチュエータ及びその製造方法 A4 DBX DDX MA01 MA02 MB01 MB03 MD03 MD04 ME01 2

【課題】高い寸法精度を有し、且つ安定した駆動特性を容易に実現することができるアクチュエータ及びその製造方法を提供する。【解決手段】本発明に係るアクチュエータ10は、一対のアーム部22,22と、該アーム部22の一方の端部22a側において該アーム部22同士を連結する連結部24とを有し、アーム部22と連結部24とが単結晶シリコンで一体的に形成されているシリコン構造体20と、アーム部22における、連結部24側とは反対側の面22cに取り付けられた圧電素子30と、アーム部22の他方の端部22b側において、一対のアーム部22,22の間に架け渡された支持プレート40とを備えたことにより、高い寸法精度を有すると共に、安定した駆動特性が容易に実現されている。【選択図】図2
171 2005-150110 2004/11/09 コリア アドバンスト インスティチュート オブ サイエンス アンド テクノロジー 電磁気力と静電気力で駆動するトグル方式の低電圧・低電力超高周波SPDTマイクロスイッチ A4 DB01 MA01 MF02 2

【課題】駆動時には電磁気力を利用してスイッチングし、スイッチング後には静電気力でその状態を保たせることによって、2種の駆動方式における長所が生かせるトグル方式のSPDTマイクロスイッチを提供する。【解決手段】所定の空間に磁場を形成させる磁場発生手段と;磁場形成空間に位置してシーソー運動するカンチレバー210と;前記カンチレバーに設置される駆動導線211と;前記駆動導線と対向して設置される静電気力金属板216,217と;前記カンチレバーの両端にそれぞれ設置される接続用金属板213と;前記カンチレバーのシーソー運動によって前記接続用金属板と電気的に接続されることによって、一本の入力導線202の信号を、二本の出力導線214,215のうちいずれか一本の出力導線に通過させる入出力導線と;を備えることを特徴とする。【選択図】図2
172 2005-150332 2003/11/14 ソニー株式会社 エッチング方法 A4 PCX 2

【課題】微細なエッチング開口からの犠牲層のエッチングにより、大きな中空部や複雑な構成の空間部を形状精度良好に形成できるエッチング方法を提供する。【解決手段】エッチング反応種を含有する処理流体に被処理物を晒すことにより、当該被処理物のエッチング処理を行い(第3ステップS3、第4ステップS4)、その後、処理室内を減圧することにより、被処理物の近傍における処理流体の密度を第4ステップS4よりも低下させる(第1ステップS1)。これらの第1ステップS1〜第4ステップS4を繰り返し行う際、第1ステップS1の後に行われる第3ステップS3および第4ステップS4では、被処理物が配置された処理雰囲気に対して新たにエッチング反応種を含有する処理流体を供給し、被処理物の近傍における当該処理流体の密度を第1ステップS1よりも上昇させる。【選択図】図2
173 2005-153054 2003/11/25 住友電気工業株式会社 微細金属部材の製造方法 A4 PEX 1

【課題】リソグラフィによって、基板上に所望のレジストパターンを形成し、このレジストパターンの凹部を金属層で埋めた後、基板及びレジスト膜を除去することによる微細金属部材の製造方法であって、金属層上面の研磨の際に、レジスト膜が基板より引き剥がされるとの問題が発生しない微細金属部材の製造方法を提供することをその課題とする。【解決手段】レジスト膜を放射線露光し現像により所望のレジストパターンを基板上に形成するパターニング工程、レジストパターンの凹部を充填する金属層を形成する工程、レジストパターン及び記金属層の表層部を研磨する研磨工程、並びに研磨工程後に基板及びレジストパターンを除去する微細金属部材の製造方法であって、研磨工程前に、レジストパターンのビッカース硬度を15以上とするためのポストキュア工程をさらに有することを特徴とする微細金属部材の製造方法。【選択図】図2
174 2005-153057 2003/11/25 株式会社ニコン マイクロアクチュエータ、並びに、これを用いた光学装置及び光スイッチ A4 DA01 MA01 MF02 2

【課題】片持ち梁構造を持つ可動部を、接触している固定部から離れ易くし、作動不良になり難くする。【解決手段】可動部は、固定端が脚部12を介して固定された片持ち梁構造をなす梁部13から構成される。梁部13は、固定端と自由端との間に、機械的に直列に接続された2つの梁構成部14,15を有する。固定端側の梁構成部14は板ばね部である。自由端側の梁構成部15は剛性を有する剛性部である。梁構成部15は、梁部13が力を受けない状態で、固定端側から自由端側に向かう方向に沿って基板11と反対側に反っている。【選択図】図2
175 2005-153062 2003/11/25 松下電工株式会社 半導体構造の製造方法 A4 DD01 DDX PA07 PB02 MA01 3

【課題】支持基板から分離された可動部であって、構造的に一体化され且つ電気的に分離された2以上の部位からなる可動部を有する半導体構造の製造方法を提供する。【解決手段】第1の基板の第1の主表面からこの第1の基板を選択的に除去して凹部を形成する凹部形成工程と、この凹部に絶縁体を埋め込む凹部埋め込み工程と、第1の主表面に対向する第2の主表面から第1の基板を一様に除去して、絶縁体が埋め込まれた第1の基板の凸部を残す裏面エッチング工程とを有する。【選択図】図3
176 2005-153067 2003/11/25 京セラ株式会社 電子部品封止用基板およびそれを用いた電子装置の製造方法 A4 DA01 DB01 DB02 DB05 DB06 DBX DCX DD03 PH03 1

【課題】半導体基板の主面の微小電子機械機構を気密封止して電子装置を製造する際の生産性、電気応答性、電磁ノイズ特性に優れた電子部品封止用基板、および電子装置の製造方法を提供すること。【解決手段】一方主面から他方主面等に導出された配線導体2が形成された絶縁基板1と、その一方主面に形成された、配線導体2と接続された接続パッド3と、絶縁基板1の一方主面に接続パッド3を囲むように接合された枠部材4と、接続パッド3上に形成された枠部材4と同じ高さの接続端子5と、絶縁基板1中に絶縁層13を介して互いに対向配置された一対の容量形成用電極12とから成り、半導体基板7の主面に微小電子機械機構8およびこれに接続された電極9が形成された電子部品10が、電極9を接続端子5に接合し、半導体基板7の主面を枠部材4の主面に接合されることによって、枠部材4の内側に微小電子機械機構8を気密封止する。【選択図】図1
177 2005-153068 2003/11/25 株式会社ニコン 薄膜構造体の製造方法、これに用いられる試料、及び光学装置 A4 DA01 DA04 3

【課題】被支持部の支持基体に対する姿勢又は位置を、精度良く所望の姿勢又は位置にする。【解決手段】薄膜構造体は、支持基体12bと、被支持部31と、被支持部31を支持基体12b上に支持する支持部と、支持基体12bに設けられたストッパ41とを備える。支持部の一部35がストッパ41の当接部に押し付けられて当接することで、被支持部31の支持基体12bに対する姿勢が保持される。この薄膜構造体を製造するに際し、支持部の支持基体12bに対する固定箇所とストッパ41の当接部との相対位置と、被支持部31の支持基体12bに対する姿勢との関係を求める。この関係に基づいて、被支持部31の支持基体12bに対する姿勢が所望の姿勢となるべき前記相対位置を求める。求めた相対位置となるように、ストッパ41の当接部、支持部及び被支持部31を形成する。【選択図】図2
178 2005-153086 2003/11/26 セイコーエプソン株式会社 アクチュエータの製造方法およびアクチュエータ A4 DA04 1

【課題】駆動部の側部に壁状の電極を簡易に製造することが可能なアクチュエータの製造方法および駆動力の大きいアクチュエータを提供すること。【解決手段】導電性を有する第1の質量部1の側方に設けられたサイド電極71を有する基部73と、第1の質量部1と支持部3とを、第1の質量部1が支持部3に対して回動可能となるように連結する弾性連結部4とを備える第1の基板10と、第1の基板10に対向し、第2の電極7を備えたベース基板9とを有し、電圧を印加することにより第1の質量部1が駆動し、回動するものである少なくとも1つの自由度を持つ振動系のアクチュエータの製造方法であって、基部73の所定の部位と第2の電極7との間に空隙を形成し、基部73の所定の部位と第2の電極7とに所定の大きさの電圧を印加し、クーロン力により引き付けて接合することにより、サイド電極71を形成することを特徴とする。【選択図】図1
179 2005-153110 2003/11/27 オリンパス株式会社 静電アクチュエータ A4 DB01 DBX 1

【課題】駆動電極に電圧を印加していない状態で可動子が保持でき、小型化の可能な静電アクチュエータを提供すること。【解決手段】絶縁基板4上に複数の駆動電極2を配すると共にその上に絶縁体3を配した固定基板1と、上記固定基板1上に配置され、上記駆動電極2との間に生じる静電気力によって上記固定基板1に対し相対移動する可動子5と、上記駆動電極2への印加電圧を変化させる駆動制御手段40と、非動作時の上記可動子5を保持する保持手段20とを具備する静電アクチュエータにおいて、上記保持手段20は、固定電極23と、上記固定電極23側にその一端が固定され、上記固定電極23に対向して配置された導電性を有する薄板状部材22とを備え、上記駆動制御手段40からの出力電圧の変化に応じて生じる静電気力によって上記薄板状部材22の自由端が上記可動子5に対し保持力を与える。【選択図】図1
180 2005-154157 2003/11/20 独立行政法人物質・材料研究機構 単結晶酸化亜鉛ナノシートの製造方法 A4 DF02 PA01 MDX 2

【課題】発光ダイオードやダイオードレーザー等の光学デバイス、光触媒、センサー等への応用に際して有用である単結晶の二次元の酸化亜鉛ナノシートの製造方法を提供する。【解決手段】硫化亜鉛粉末を、窒素ガス気流中で、1450〜1600℃に1〜2時間加熱して、亜鉛ナノシートを製造した後、この亜鉛ナノシートを空気中で、330〜390℃に3〜5時間加熱することにより、酸化亜鉛ナノシートを製造する。この酸化亜鉛ナノシートは幅が100〜500マイクロメートルで、厚さが30〜70ナノメートルの範囲の白色の六方晶系のナノシートである。【選択図】図2
181 2005-155387 2003/11/25 株式会社東芝 マイクロ回転流体機械 A4 DC03 2

【課題】静圧型の流体軸受を用いることなく、超高速で回転するロータ11を保持することができるようにする。【解決手段】ロータ基板12の側面に複数の径方向突起31を設ける。これによりロータ11が回転すると側部ケーシング基板20との間に正圧の動圧が発生し、何らかの原因によりロータ11が偏心回転すると、動圧はロータ11を偏心の無い状態に戻すように復元力として作用する。従って、ロータ11が超高速回転するマイクロ回転流体機械であっても回転安定性が向上し、信頼性が高まる。【選択図】図3
182 2005-156500 2003/11/28 東ソー株式会社 微小流路構造体 A4 DC01 5

【課題】2種以上の流体を微小流路に導入し、多相の層流状態を維持したまま、隣接する2種の流体間における溶媒抽出や化学反応を進行させ、かつ各々の流体が他の流体に実質的に混入しないで別々に所定の排出口より排出することができる微小流路構造体を提供する。【解決の手段】流体を導入するための3以上の導入口及びそれらに連通する導入流路と、前記導入流路が合流する合流部と連通しかつ導入された流体を流すための微小流路と、前記微小流路に連通しかつ所定の流体を排出する排出流路及びそれらに連通する排出口と、を有した微小流路構造体であって、2種以上の流体により形成される境界近傍に沿って、流体進行方向に複数の不連続な仕切壁が形成され、各境界近傍に沿った不連続な仕切壁の流体進行方向に垂直な位置が隣り合う仕切壁の位置と流体進行方向に実質的にずれている微小流路構造体を用いる。【選択択図】なし
183 2005-156526 2004/04/05 コリア インスティテュート オブ サイエンス アンド テクノロジー カンチレバーセンサ型分析システムとその製造方法並びにこれを利用した物質感知方法、極微細物質感知方法、生体物質感知方法及び液体の粘度と密度測定方法 A4 DC01 DCX DDX DE01 DE02 DEX 1

【課題】小型化が可能であるだけでなく、空気中はもちろんで液体中でも微細物質を感知することで、連続的に反応量を感知し得るカンチレバーセンサ型分析システムを提供しようとする。【解決手段】反応物を注入するための各流入口111a、111b及びそれら流入口111a、111bと反応チャンバ115とを連結する各流入チャンネル112a、112b、114が形成された微少流体伝達システム100と、一端が基板210に固定されたカンチレバー220、該カンチレバー220の上下面の中の少なくとも何れか一面に積層され、圧電膜232と該圧電膜232の下面に形成された下部電極233と圧電膜232の上面に形成された上部電極231とから構成された駆動膜230並びに該下部電極233及び該上部電極231に電気を加える電気パッド240を備え、前記反応チャンバ115に設置されたカンチレバーセンサ200と、を具備したカンチレバーセンサ型分析システムを構成した。【選択図】図1
184 2005-156684 2003/11/21 日本信号株式会社 ミヨタ株式会社 アクチュエータ A4 DA04 FP

【課題】大面積の可動部でも十分な振れ角が得られ、且つ耐衝撃性を高めたアクチュエータを提供する。【解決手段】固定部6にトーションバー5で揺動可能に軸支した可動部1と、該可動部1を揺動させる駆動手段3とを備えて構成するアクチュエータであって、前記可動部1と前記固定部6とを連結して可動部1の不要振動を抑制する連結部材2をトーションバー5の軸線と略平行方向に延設した。【選択図】図1
185 2005-157133 2003/11/27 岡山県 光スイッチング素子と光スイッチング素子を用いた画像表示装置 A4 DA04 FP

【課題】リバウンド現象を抑制又は防止して高速にスイッチング動作し、得られる透過光又は反射光の輪郭を鮮明にする光スイッチング素子を開発し、この光スイッチング素子を用いて薄型の画像表示装置を提供する。【解決手段】光経路に直交して平行に配設された第1光学面2及び第2光学面6からなり、第2光学面6を変位手段により変位させて前記光経路の長さを増減させ、この光経路の長さの増減に伴う光の干渉作用の変化を利用して、入射光に対する透過光又は反射光の光強度を変化させる光スイッチング素子において、変位させる第2光学面6の変位量を制限する下方ストッパ透過面3を第1光学面2に対して付設した光スイッチング素子とし、この光スイッチング素子を用いて画像表示装置の画素単位を構成する。【選択図】図1a
186 2005-159619 2003/11/25 セイコーエプソン株式会社 マイクロレゾネータ及びその製造方法並びに電子機器 A4 DB02 DB03 DB04 1

【課題】所望の共振周波数を有するマイクロレゾネータ、及び当該マイクロレゾネータを高い歩留まりで製造することができるマイクロレゾネータの製造方法、並びに当該マイクロレゾネータを備える電子機器を提供する。【解決手段】マイクロレゾネータ10は、櫛歯部21を有する固定電極22と櫛歯部31を有する固定電極32との間に共振子40が配置された構成である。共振子40は、櫛歯部23が固定電極22の櫛歯部21と噛み合うよう配置された可動電極24と、櫛歯部33が固定電極32の櫛歯部31と噛み合うよう配置された可動電極34とを有する。これら可動電極24,34を連結する連結ビーム41上に共振子40の共振周波数を設定する錘が共振子40の重心位置に関して対称に形成されている。この錘45は、共振子40の重心位置の上方に形成された共振周波数を微調整するための微調整用錘を含む。【選択図】図1
187 2005-159620 2003/11/25 セイコーエプソン株式会社 マイクロレゾネータ及びその製造方法並びに電子機器 A4 DB01 DB02 DB03 1

【課題】所望の共振周波数を有するマイクロレゾネータ、及び当該マイクロレゾネータを高い歩留まりで製造することができるマイクロレゾネータの製造方法、並びに当該マイクロレゾネータを備える電子機器を提供する。【解決手段】マイクロレゾネータ10は、櫛歯部21を有する固定電極22と櫛歯部31を有する固定電極32との間に共振子40が配置された構成である。共振子40は、櫛歯部23が固定電極22の櫛歯部21と噛み合うよう配置された可動電極24と、櫛歯部33が固定電極32の櫛歯部31と噛み合うよう配置された可動電極34とを有し、これら可動電極24,34を連結する連結ビーム41上に錘45が形成されている。錘45は共振子40の共振周波数及び共振モードの少なくとも一方を調整するために設けられる。【選択図】図1
188 2005-159715 2003/11/26 セイコーエプソン株式会社 マイクロレゾネータ及びその製造方法並びに電子機器 A4 DB02 DB04 1

【課題】複数の共振周波数のうちの所望の共振周波数を有するマイクロレゾネータ、製造工程をほぼ変えることなく当該マイクロレゾネータを製造することができるマイクロレゾネータの製造方法、並びに当該マイクロレゾネータを備える電子機器を提供する。【解決手段】マイクロレゾネータ10は、櫛歯部21を有する固定電極22と櫛歯部31を有する固定電極32との間に共振子40が配置された構成である。共振子40は、櫛歯部23が固定電極22の櫛歯部21と噛み合うよう配置された可動電極24と、櫛歯部33が固定電極32の櫛歯部31と噛み合うよう配置された可動電極34とを有する。共振子40はY方向に延びた支持部42によって支持され、共振周波数に応じて支持部42に形成された梁42a〜42cのうち、梁42a〜42cの全て、梁42b及び梁42c、又は梁42cのみが固定される。【選択図】図1
189 2005-161463 2003/12/02 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 半導体装置およびその製造方法 A4 DA02 DA04 MAX MD04MI02 1

【課題】1対の部分が互いに平行移動可能な構造を有し、容易かつ正確に作製することができるとともに小型化が可能な半導体装置およびその製造方法を提供することである。【解決手段】基板1上のプレート500にヒンジ310を介して矩形のプレート510が連結され、プレート510にヒンジ320を介して矩形のプレート520が連結され、プレート520にヒンジ330を介して矩形のプレート530が連結されている。プレート500上に矩形の静電板222が設けられ、プレート530上に矩形の静電板122が設けられている。ヒンジ310,320,330は谷状に折曲される。静電板122と静電板222との間に電圧が印加されると、静電板122と静電板222との間に静電力が作用し、プレート530がプレート500に対して平行移動する。【選択図】図1
190 2005-161464 2003/12/02 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 半導体装置およびその製造方法 A4 DAX DCX MA01 MAX 5

【課題】微細な収容部を有し、容易かつ正確に作製することができるとともに小型化が可能な半導体装置およびその製造方法を提供することである。【解決手段】凹部100を有する基板1上のキャップ層9、歪補償層8、構成要素層7およびエッチング停止層6を除去し、ヒンジ310を規定する長方形の溝11を形成する。凹部110を含む矩形状の所定領域を取り囲むようにキャップ層9、歪補償層8、構成要素層7、エッチング停止層6、歪層40および犠牲層3を除去し、分離溝12を形成する。歪層40下の犠牲層3を選択的にエッチングする。その結果、歪層40を構成するInGaAs層4とGaAs層5との格子定数の差に起因する歪を緩和するように歪層40が溝11で湾曲する。それにより、キャップ層9、歪補償層8、構成要素層7、エッチング停止層6、歪層40および犠牲層3の積層構造が蓋部300となる。【選択図】図5
191 2005-161480 2003/12/03 キヤノン株式会社 物体処理装置、物体の移動方法及びその移動方法を用いて処理された物体 A4 DDX PE01 PE02ME07 3

【課題】光ピンセットによって捕捉した微小物体の所望の位置への移動を容易かつ迅速に行い得るようにする。【解決手段】液体試料内に含まれる微小物体試料Sに光を照射することによって微小物体試料Sを捕捉し、該光を移動させることによって光を照射した微小物体を移動させる光ピンセット106と、該光ピンセット106によって捕捉された微小物体試料Sの移動範囲を規制するガイド手段1とを備える。【選択図】図1
192 2005-161493 2003/12/04 株式会社豊田中央研究所 株式会社ケミトロニクス マイクロ構造体の製造方法とその製造装置 A4 DD01 DD03 DDXPB04 PBX 3

【課題】シリコン窒化膜上にシリコン酸化膜が形成されており、そのシリコン酸化膜がシリコン系材料で覆われており、そのシリコン系材料の開口からシリコン酸化膜が露出している試料を加工して中空空間を有するマイクロ構造体を製造すると、シリコン窒化膜が変質膨張してシリコン系材料の破壊が生じる。【解決手段】(I)HF2−を含むガスを用いてシリコン酸化膜をガスエッチングする段階と、(II)試料を加温する段階と、(III)試料を冷却する段階とを含むサイクルを1サイクル以上実行する。【選択図】図1
193 2005-161514 2004/10/13 コミツサリア タ レネルジー アトミーク 粒子移動デバイス A4 DF02 PA01 PE02 1

【課題】新規な粒子移動手法を提供すること。【解決手段】本発明は、下層(4)と導波路(2)とこの導波路上に形成された回折格子(6)とを具備してなるデバイスを使用して粒子(10)を移動させるための方法に関するものであって、−波長(λ)を有した光を、導波路内へと導入し;−導波路を通して伝達された光を、粒子が配置されているとともに屈折率(nsuper)を有した媒質(14)に向けて、回折させる。【選択図】図1
194 2005-161516 2004/10/27 アクスティカ,インコーポレイテッド 超薄形状のMEMSマイクロホン及びマイクロスピーカ A2 DDX PB01 PB02MA01 5

【課題】MEMSデバイスを作製するプロセスにおいて、基板の厚さを薄くしてもこれを保持する手段を提供する。【解決手段】基板の厚さを薄くしてMEMSデバイスを作製するプロセスの少なくとも一部において、キャリアウェハ36を基板12の一方の側に取り付けて基板を保持する。例えば、基板の厚さを薄く加工した後に基板の裏面にキャリアウエハ36を取り付ける。その後キャリアウエハを取り付けた反対側から基板にエッチングなどの加工を行いMEMSデバイスを作成する。さらにその後ダイシングで個々のMEMSデバイスに分離する。【選択図】図5
195 2005-161563 2003/11/28 日本板硝子株式会社 非球面形状物の製造方法およびそれを転写して作製した非球面レンズアレイ A4 DAX PA03 PA05 PBX 2

【課題】非球面形状物を複数、高い間隔精度、小さいバラツキで基板上に作製する方法を提供する。またこの非球面形状物を成形型として用い、収差が小さく、特性が揃った非球面レンズアレイを提供する。【解決手段】表面に複数の球面状または略球面状の凹部20を設けた平板状基板10を、真空中でその表面に垂直な回転軸14の周りを回転させながら、基板の表面に対して傾斜した方向から所定材料の粒子30を入射させて成膜を行い、球面状または略球面状の凹部の形状を所望の非球面形状へ加工調整する。この非球面凹部を成形型とし、凹部に流動性を有する透明材料を充填し、硬化させたのち離型することにより、非球面レンズアレイを作製することができる。【選択図】図2
196 2005-163585 2003/12/01 財団法人川村理化学研究所 マイクロ流体デバイスポンプ及び流体移送方法 A4 DC01 DC03 ME07 MEX 1

【課題】小型かつ単純な構造のポンプ機構を使用でき、複雑な制御をする必要が無い流体の移送方法、また、構造が単純で容易に製造でき、定量性が良く、気体の移送にも適用できるポンプ機構を有するマイクロ流体デバイスポンプを提供すること。【解決手段】毛細管状の流路の途中に流体の加圧による圧力差を与えることにより開く弁を有し、前記流路に外部からの圧迫により流路断面が変形する第一圧迫部と、前記弁と該第一圧迫部との間に外部からの圧力により流路断面が変形する第二圧迫部とを有するマイクロ流体デバイスポンプを使用し、(i)第一圧迫部を圧迫して流路断面を変形させた後、(ii)第一圧迫部の圧迫を継続しながら、第二圧迫部を外部から圧迫して流路断面を変形させ、弁に流体の加圧による圧力差を与えて該弁を開き、該弁を通過させて流体を第一圧迫部から弁の方向へ移送し、(iii)第一圧迫部と第二圧迫部の圧迫を解除する流体移送方法。【選択図】図1
197 2005-163784 2004/10/28 アルカテル 熱遷移マイクロポンプを使用するポンピング装置 A4 DC03 1

【課題】熱遷移マイクロポンプを使用するポンピング装置を提供すること。【解決手段】熱遷移マイクロポンプを使用する本発明のポンピング装置は、複数のマイクロポンプ1、6、・・・、7、8、9でそれぞれが作成された複数の行A、B、C、・・・、Dとして基板5の上に分布し、それにより複数の列a、b、・・・、c、dを構築する複数の個々の熱遷移マイクロポンプを備える。熱遷移マイクロポンプの各々にあるそれぞれのヒータ素子4は、行制御導体10Aおよび列制御導体11aを適切に制御することによって制御される。これにより、多数の個々のマイクロポンプの多重制御が非常に簡単になり、ポンピング能力を適合させることが可能になる。【選択図】図1
198 2005-164859 2003/12/01 オリンパス株式会社 光偏向器アレイ A4 DA04 3

【課題】高集積化に適した構造の光偏向器アレイを提供する。【解決手段】光偏向器アレイ200は光偏向器アレイ基板210と配線基板220と磁石アレイ250とで構成されている。光偏向器アレイ基板210は複数の可動板ユニット110を有し、それぞれの可動板ユニット110は八個の電極パッド214を有している。配線基板220は、複数の接続用電極パッド222と、その縁近くに設けられた接続用電極パッド222と同数の電極パッド224と、接続用電極パッド222と電極パッド224をそれぞれ電気的に接続している配線226とを有している。接続用電極パッド222は、それぞれ、光偏向器アレイ基板210の電極パッド214と向かい合う位置に形成されている。光偏向器アレイ基板210と配線基板220はバンプを介して互いに接合される。バンプは電極パッド214と接続用電極パッド222とを電気的に接続する。【選択図】図5
199 2005-165067 2003/12/03 セイコーエプソン株式会社 波長可変フィルタおよび波長可変フィルタの製造方法 A4 DAX MA01 MF01 1

【課題】低電圧で可動部の安定した駆動が可能であり、構造、製造工程を簡易なものとすることができ、小型化が図れる波長可変フィルタおよび波長可変フィルタの製造方法を提供すること。【解決手段】光透過性を有し、可動部31と、可動部31を変位可能に支持する支持部32とを有する第1の基板3と、光透過性を有し、第1の基板3に対向する第2の基板2と、可動部31と第2の基板2との間に設けられた第1のギャップ21および第2のギャップ22と、可動部31と第2の基板2との間において、第2のギャップ22を介して干渉を生じさせる干渉部と、第1のギャップ21を利用し、可動部31を第2の基板2に対して変位させることにより、第2のギャップ22の間隔を変更する駆動部とを備える波長可変フィルタ1であって、支持部32の厚さが、可動部31の厚さより薄いことを特徴とする。【選択図】図1
200 2005-165135 2003/12/04 住友重機械工業株式会社 マイクロデバイス及びその製造方法 A4 DA01 DA02 DA04 DC03 DD01 DD03 1

【課題】本発明は複合構造を有したマイクロデバイス及びその製造方法に関し、容易かつ高精度に装着溝を形成できると共に被装着部材の位置決めを高精度に行なうことを課題とする。【解決手段】シリコン等により構成されるベース部15Aと、PMMAよりなる支持部14Aと、装着される光ファイバー17A,17Bと共に所定の機能を実現するミラー21とを設けており、支持部14Aとベース部15Aとが積層された複合構造(本体部11A)を有するマイクロデバイスであって、ベース部15AにPMMAよりなるミラー21を形成し、支持部14Aに光ファイバー17A,17Bが装着されるファイバー装着溝18A〜18Cを形成し、かつ、光ファイバー17A,17Bの硬さに対し支持部14Aの硬さを小さくする。【選択図】図1
201 2005-165142 2003/12/04 株式会社リコー 光反射装置、光反射装置ユニット、光反射装置アレイ、光源装置、及び画像形成装置 A4 DA04 DAX MA01 6

【課題】単純な構成で反射のON/OFF及び反射角度の調整を可能とすると共に、反射OFF時の迷光の漏れを防ぐ光反射装置を提供する。【解決手段】帯電可能な光反射手段と、光反射手段の所定の第一の部位を保持する保持手段と、保持手段を固定する固定手段と、前記第一の部位と異なる第二の部位に静電引力を付加する静電引力付加手段と、固定手段又は光反射手段上に形成した絶縁層とを有し、静電引力により、第二の部位の他端部が固定手段の絶縁層に接触、または他端部の絶縁層が固定手段に接触して、光反射手段が屈曲し、光反射手段の形状変化の有無を切り替えるビーム光束の結像スイッチングと、光反射手段の傾斜の有無を切り替える反射スイッチングを可能にする。【選択図】図2
202 2005-165225 2003/12/05 シャープ株式会社 3次元構造物の形成方法および露光装置 A4 DA03 1

【課題】形成される3次元構造物の表面に荒れが生じない3次元構造物の形成方法を提供する。【解決手段】露光段階a1において、第1露光段階a11で、感光層53のうち漏れ光の光量が大きい第1領域64を露光し、次に第2露光段階a12で、感光層53のうち漏れ光の光量が小さい第2領域65を露光する。第1露光段階a11では、第2領域65は、未露光の状態である。したがって第1露光段階a11で第2領域65が漏れ光によって露光されても、第2露光段階a12でさらに第2領域65をスポット光によって露光することによって、漏れ光による露光の影響をなくすることができる。これによって漏れ光に起因して感光層53の露光量が不所望にばらつくことを防ぐことができ、露光後に現像される感光層53の表面に荒れが生じることを防ぐことができる。【選択図】図1
203 2005-165333 2004/12/02 三星電子株式会社 マイクロミラー及びその製造方法 A4 DA04 MA01 3

【課題】高速にて駆動しつつも大きな駆動角度を有するように構造が改善されたマイクロミラーを提供する。【解決手段】マイクロミラーは、光を反射する回転自在なミラー部と、ミラー部を支持し、ミラー部の回動時に回転軸となる1対のスプリング部と、ミラー部と1対のスプリング部を連結する連結部と、連結部に設けられる移動コームおよびこの移動コームの上部あるいは下部に移動コームと対応すべく設けられて静電気力を生じさせるための固定コームを有する駆動部とを備えることを特徴とする。【選択図】図3
204 2005-166622 2003/12/01 有限会社ディアックス マイクロマシンスイッチ A4 DB01 MAX 2

【課題】信頼性の高いマイクロマシンスイッチを提供する。【解決手段】基板上にギャップを隔てて設けられた二つの高周波信号線の導通と非導通を制御するマイクロマシンスイッチにおいて、前記二つの高周波信号線に接触と非接触を繰り返す金属層で形成された片持ちアームと、制御電極が前記片持ちアーム下部の空隙を介して配置されかつ前記二つの高周波信号線より下方に位置するように溝内部に配置されたことを特徴とするマイクロマシンスイッチを提供する。【選択図】図2
205 2005-166623 2003/12/03 有限会社ディアックス マイクロマシンスイッチ A4 DB01 1

【課題】小型で高機能のマイクロマシンスイッチを提供すること。【解決手段】マイクロマシンスイッチの駆動電圧をDC−DCコンバータの出力電圧で制御する機能を有したスイッチに関し、チップ裏面に溝部を有するDC−DCコンバータICの裏面が、マイクロマシンスイッチの形成されたチップ上面にキャップシーリングされるよう接着され、少なくとも前記DC−DCコンバータICの出力電圧用電極がマイクロマシンスイッチの駆動電圧用電極に接続されたことを特徴とするマイクロマシンスイッチを提供する。【選択図】図1
206 2005-166909 2003/12/02 株式会社フジクラ パッケージ及びその製造方法 A4 PB02 PG01 PG04 PG05 MA01 MAX MF02 MF05 1

【課題】パッケージの作製時において、実装基板の欠けや割れといった問題を招くおそれなしに、貫通配線を有するSiPなどのような実装基板を用いた電子デバイス、光デバイス、また、MEMSデバイス等のパッケージについて有利に薄型化する。【解決手段】実装基板11と、貫通配線14と、この実装基板11の一方の面上に実装される1個以上のデバイス16をそなえるパッケージにおいて、前記実装基板11の前記デバイス16が実装された面上に、薄肉化処理用の支持板18を、この実装基板と固着させて設け、かつ、この実装基板11を裏面から研削処理などにより薄肉化した。【選択図】図1
207 2005-168180 2003/12/02 オリンパス株式会社 静電駆動型マイクロアクチュエータ A4 DA01 DA02 DA04 DA05 1

【課題】信頼性が高く低コストな静電駆動型マイクロアクチュエータを提供する。【解決手段】可変形状鏡100は、ミラー116を有する上部基板118と、上部基板118を駆動するための下部基板112と、上部基板118と下部基板112とを所定の一定間隔で接続するためのスペーサ119とから構成されている。フレキシブル基板109は、ベースフィルム101を有し、ベースフィルム101の上には、下部電極102と、上部電極印加用パッドと、外部端子接続用電極103aと、下部電極102と外部端子接続用電極103aとを電気的に接続している配線120aと、上部電極印加用パッドと外部端子接続用電極とを電気的に接続している配線とが形成されている。【選択図】図1
208 2005-169218 2003/12/09 タマティーエルオー株式会社 富士電機システムズ株式会社 マイクロミキサ A4 DC01 DCX 1

【課題】小型化を妨げない構造にて、液体を短時間で充分に混合すること。【解決手段】各供給口3,4から供給された各々異なる液体が、微小流路6a,6bを流れて混合エリア9へ流入され、更に混合流路7を流れて流出口5から流出されるようにする。この際、混合エリア9内には、当該混合エリア9の円形の平行な接線の内、一方の接線に沿って液体が流入され、この流入された液体が円形状の内縁に沿って周回した後、他方の接線に沿って流入方向と逆方向に流出されるので、混合エリア9で液体が回転しながら流れるようにして、液体の混合度合が向上するようにした。【選択図】図1
209 2005-169219 2003/12/09 タマティーエルオー株式会社 富士電機システムズ株式会社 マイクロミキサ A4 DC01 DCX 1

【課題】小型化を妨げない構造にて、液体を短時間で充分に混合すること。【解決手段】各供給口3,4から供給された各々異なる液体が、微小流路6a,6bを流れて混合エリア9へ流入され、更に微小流路7を流れて流出口5から流出されるようにする。そして、混合エリア9内に、外部からの何らかの圧力振動に共振する例えばシリコーンゴム等による弾性体10を固定する。この弾性体10は、供給口3,4から流出口5へ流れる液体の変動圧力によって振動されるようになっており、この振動によって混合エリア9内の液体を攪拌させるようにした。【選択図】図1
210 2005-169386 2004/11/17 財団法人神奈川科学技術アカデミー マイクロチャンネル内表面の部分化学修飾方法とマイクロチャンネル構造体 A4 DC01 DCX DEX 1

【課題】マイクロチャンネル内表面を部分的に化学修飾するための簡便な方法と、そのような方法によって得られたマイクロチャンネル構造体を用いる各種の多相流操作、とくに気液界面を利用する操作に関連する各種の方法を提供する。【解決手段】少なくとも二つのチャンネルが任意の領域において並行接触して接触部分を形成しており、この接触部分では各チャンネルを流れる流体の界面が形成されるマイクロチャンネル構造において、一つのチャンネルのみを化学修飾する方法であって、化学修飾される第一チャンネル21内に修飾試薬含有溶液を導入し、この第一チャンネル21内の修飾試薬含有溶液の液圧と、第一チャンネル21と並行接触して接触部分を形成する化学修飾されない第二チャンネル22内の気圧が平衡を保つ状態で静置し、次いで第二チャンネル22内を加圧とすることにより過剰の修飾試薬含有溶液を第一チャンネル内から排出する。【選択図】図1
211 2005-169541 2003/12/10 日立金属株式会社 株式会社日立超エル・エス・アイ・システムズ 半導体装置およびその製造方法 A4 DD01 PG01 PGX 2

【課題】可動部を有するMEMSチップの主面と、MEMSチップからの検出信号を電気的に処理する回路を有するICチップの裏面とが所定の間隔を置いて対向するように配置された半導体装置の信頼性を向上する。【解決手段】可動部を有するMEMSチップと、MEMSチップからの検出信号を電気的に処理する回路を有するICチップ3とは、MEMSチップの主面とICチップ3の裏面とが所定の間隔を置いて対向するように配置され、保護ケース4内に収容されている。ICチップ3の裏面は、チップ厚を薄くするために研磨処理されており、その研磨処理された裏面には絶縁層11が形成され、MEMSチップとICチップ3の電気的接触が防止されるようになっている。【選択図】図2
212 2005-169553 2003/12/10 キヤノン株式会社 マイクロアクチュエータ A4 DA04 1

【課題】必要トルクの大きい大変位時に、可動板と駆動手段とが機械的に干渉せず、かつ、発生トルクも大きくでき、小型で消費電力の小さい非共振駆動用のマイクロアクチュエータを提供する。【解決手段】可動板1と、支持基板3と、可動板を支持基板に対して回転軸7を中心としてねじり回転可能に支持する一対の弾性支持部2と、可動板に形成され永久磁石からなる可動磁石4と、可動板を磁場によりねじり回転方向に偏向させる電磁コイル11とを有し、電磁コイル11を、その中心軸が磁場の無い静止状態のときの可動板に垂直な軸に対して可動板のねじり回転方向に傾斜角度を有するように配設する。【選択図】図1
213 2005-169603 2003/12/15 キヤノン株式会社 梁、梁の製造方法、梁を備えたインクジェット記録ヘッド、および該インクジェット記録ヘッドの製造方法 A4 DC03 DCX PB01 PC01 1

【課題】共通液室内に、基板の機械的強度を向上させるとともに耐食性に優れた梁を形成する。【解決手段】インクジェット記録ヘッド20は、シリコンからなる基板1と、基板1上に配置された、吐出口4を備えたオリフィスプレート3とを有している。基板1には、吐出口4に供給するインクを貯留する共通液室9が形成されている。共通液室9内であって、基板1の裏面側には断面略三角形状の梁1が、結晶異方性エッチングによって基板1の部材と一体に形成されている。梁1aの底面以外の2面は結晶面方位が(111)面で構成されている。梁1a内に形成された突部14aは、梁1aの底面から凸部の頂点まで貫通し、結晶異方性エッチングの溶液に対して耐性を有する部材で構成されている。【選択図】図2
214 2005-169616 2004/11/25 エスティーマイクロエレクトロニクス,インコーポレイテッド トレンチ内に製造した集積化しリリースしたビーム層構成体及びその製造方法 A2 DD01 MA01 MAX 1

【課題】トレンチ内に製造されたリリースされたビーム構成体及びその製造方法を提供する。【解決手段】半導体基板20、トレンチ18、第一導電層24、ビーム28を有し、該トレンチは半導体基板内へ延在しており且つ壁を具備している。該第一導電層は選択した位置において該トレンチの壁の上に位置されている。該ビームは該トレンチに位置されており且つその第一部分が該半導体基板へ接続されており且つその第二部分が移動可能である。該ビームの第二部分は選択した距離だけ該トレンチの壁から離隔されている。従って、該ビームの第二部分は該基板の表面と垂直又は平行な面内において自由に移動自在であり、且つビーム構成体に印加される所定の加速力又は所定の温度変化に応答して該トレンチの壁と電気的に接触すべく偏向即ち撓むことが可能である。【選択図】図1
215 2005-171824 2003/12/09 タマティーエルオー株式会社 富士電機システムズ株式会社 マイクロポンプ・ミキサ一体化装置 A4 DC01 DC03 DCX MG01 MG02 1

【課題】液体の送液及び混合を短時間で適正に行うこと。【解決手段】各マイクロポンプ部10a,10bの液体に当該液体を搬送する振動が伝播され、混合エリア部9の液体に当該液体を、前記搬送を妨げないように攪拌する振動が伝播されるように、各圧電素子11a,11b,12に印加される電圧の位相を制御する。【選択図】図1
216 2005-172432 2003/12/05 株式会社豊田中央研究所 マイクロ構造体とその製造方法 A4 PC01 FP

【課題】圧力センサ等の各種センサや、分析機器等の微量な試料の流路として用いられるマイクロ構造体の素子寸法を小型化する。【解決手段】半導体基板10と、その半導体基板10表面に空洞90を隔てて形成されている構造体層100と、その空洞90内の前記半導体基板10表面から半導体基板10内に伸びている縦パイプ12と、その縦パイプ12に接続するとともに前記半導体基板10内に形成されている横パイプ20とを備えている。【選択図】図2
217 2005-172852 2003/12/05 ソニー株式会社 反射方向可変ミラー装置及びその製造方法、並びに光路可変装置 A4 DA01 FP

【課題】小型で他の光回路との集積実装が容易であり、高速動作が可能で応答時間が短く、低電圧で駆動できる反射方向可変ミラー装置及びその製造方法、並びにそのミラー装置を用いた光路可変装置(光スイッチ)を提供すること。【解決手段】反射方向可変ミラー装置10を、角度可変な光反射面3を有する単位ミラー部2(2a〜2e)と、このミラー部の角度非可変部5を保持する保持部6と、ミラー部2に対向した位置に偏在して設けられた電極7(7a〜7e)とで、ミラー部2と電極7との間に印加される電圧によってミラー部2の角度可変部4が変形動作するように構成する。ミラー部2a〜2eの長辺の長さは、徐々に短くする。反射方向可変ミラー装置10と、このミラー装置10の角度可変な光反射面3に入射光を導く光入射手段と、電極7への電圧の印加によって向きが変化する光反射面3からの反射光を受光する受光手段とで光路可変装置を形成する。【選択図】図1
218 2005-172853 2003/12/05 ソニー株式会社 反射方向可変ミラー装置及びその製造方法、並びに光路可変装置 A4 DA01 FP

【課題】小型で他の光回路との集積実装が容易であり、高速動作が可能で応答時間が短く、低電圧で駆動できる反射方向可変ミラー装置及びその製造方法、並びにそのミラー装置を用いた光路可変装置(光スイッチ)を提供すること。【解決手段】反射方向可変ミラー装置10を、角度可変な光反射面3を有するミラー部2と、このミラー部の角度非可変部5を保持する保持部6と、ミラー部2に対向した位置に偏在して設けられた電極7とで、ミラー部2と電極7との間に印加される電圧によってミラー部2の角度可変部4が変形動作するように構成する。そして、反射方向可変ミラー装置10と、この反射方向可変ミラー装置10の角度可変な光反射面3に入射光を導く光入射手段と、電極7への電圧の印加によって変化する向きが変化する光反射面3からの反射光を受光する受光手段とで光路可変装置を形成する。【選択図】図1
219 2005-173082 2003/12/10 株式会社リコー 光走査装置および画像形成装置 A4 DA02 FP

【課題】マイクロミラーなどからなる偏向ミラーの揺動に伴う、動的面変形の影響を低減し、良好なビームスポット径を得ることができる光走査装置、これを用いた画像形成装置を得る。【解決手段】光源と、梁部101の変形により、光源からの光束を偏向する偏向ミラー100と、偏向ミラー100からの光束を被走査面に導く走査レンズと、を有し、偏向ミラー100の外形形状を主走査方向の幅をD1、偏向ミラー上において、光束が反射する主走査方向の範囲をD2、偏向ミラーの振幅角をθ1、偏向ミラーの有効書き込み幅に相当する最大振れ角をθ2としたとき、次の2つの式0.5<D2/D1<0.9・・・・(1)0.2<θ2/θ1<0.7・・・・(2)を満足する。【選択図】図1
220 2005-173159 2003/12/10 住友精密工業株式会社 マイクロミラースキャナーとその制御方法 A4 DA02 FP

【課題】静電駆動型マイクロミラースキャナーを用いた画像描画装置を構成して多様なスキャニング動作を実施するため、マイクロミラーの揺動を制御してかかるスキャニング動作を実施する際、その静電力を確実に制御でき且つ所要動作を効率よく実施できる構成の提供。【解決手段】静電駆動用の電極間に電圧を印加する際、目的の揺動動作に応じて、所要パターンに変形させた電圧波形を印加することで、ミラーの揺動速度、揺動パターンを容易に設定でき、その停止、加速、方向変換などの揺動運動を制御することが可能となる。【選択図】図1
221 2005-173411 2003/12/12 キヤノン株式会社 光偏向器 A4 DAX FP

【課題】二軸それぞれの駆動信号間のクロストークを低減できるジンバル構造による二軸駆動光偏向器である。【解決手段】光偏向器は、可動ミラー1と、可動ミラー1を第1の支持部2により回転軸の回りで揺動可能に支持するジンバル3と、ジンバル3を第2の支持部4により可動ミラー1の回転軸と角度をなす回転軸の回りで揺動可能に支持するフレーム5と、ジンバル3の揺動方向とほぼ平行な面を持つジンバル3上の可動電極6と、可動電極6の面と対向し合うように配置された固定電極7と、可動電極6と固定電極7との間に働く静電力によりジンバル3を変位させる静電駆動手段と、電磁力により可動ミラー1を変位させる電磁駆動手段とを有する。【選択図】図1
222 2005-173436 2003/12/15 キヤノン株式会社 光偏向器 A4 DAX FP

【課題】反射面にほこりがつくことを防止する。【解決手段】光偏向器が箱状部材の内部に固定され、箱状部材が貫通孔と光偏向器の光反射面側に形成された流入気流を遮断する光透過部を有する。【選択図】図1
223 2005-173437 2003/12/15 キヤノン株式会社 光偏向器 A4 DAX FP

【課題】高速操作できる小型低消費電力の光偏向器を提供する。【解決手段】ミラー近傍に貫通孔を有する。【選択図】図1
224 2005-175706 2003/12/09 株式会社東芝 リレー回路およびスイッチング素子 A4 DB01 FP

【課題】小型・低コストで、高周波特性に優れ、かつ、寿命が長いスイッチング素子およびそのリレー回路を得る。【解決手段】静電気で駆動されるメカニカルなスイッチ接点の一方側の駆動電極に接続される第1端子と、前記スイッチ接点の他方側の駆動電極に接続される第2端子と、前記第1端子と前記第2端子とに接続され、発光素子と光結合され、直列に接続された少なくとも2つ以上のフォトダイオードアレイを有する光起電力素子と、前記光起電力素子の内の少なくとも1つのフォトダイオードアレイに並列に接続された電子インダクター回路と、を備えることを特徴とするリレー回路、およびこのリレー回路を用いたスイッチング素子を提供する。【選択図】図1
225 2005-175791 2003/12/10 財団法人工業技術研究院 圧印技術でマイクロコンデンサ式超音波トランスデューサーを製造する方法 A4 PJ01 FP

【課題】圧印技術でマイクロコンデンサ式超音波トランスデューサーを製造する方法の提供。【解決手段】(a)導電可能な基板を提供する工程、(b)該基板の上にサポートシート薄膜層を形成する工程、(c)圧印方式で該サポートシート薄膜層上にアレイ配列の複数の薄膜層凹溝を形成する工程、(d)上表面と下表面を具えたポリマー薄膜層を提供する工程、(e)該ポリマー薄膜層の上表面にアレイ配列の複数の上電極を形成し、隣り合う各二つの上電極間を導電内配線で接続する工程、(f)該ポリマー薄膜層の下表面を該サポートシート薄膜層の上方に接着し、電極と薄膜層凹溝を相互に対応させて複数の閉じた中空室を形成し、以上でマイクロコンデンサ式超音波トランスデューサーを形成する工程、以上の工程を含む。【選択図】図16
226 2005-176318 2004/11/02 松下電器産業株式会社 電気機械フィルタ A4 DB04 FP

【課題】小型化、高集積化が可能で、変調可能な電気機械フィルタを提供する。【解決手段】信号線路(可動電極)101となる導体と、前記導体を貫く磁界を発生する磁界発生部102と、前記導体と前記磁界発生部の相対位置を変位させることによって、前記信号線路を貫く磁界を変化させる駆動電極103とを備え、前記信号線路を貫く磁界を可変とすることで、従来実現困難であった強磁性共鳴周波数の変調を実現する。【選択図】図1
227 2005-176428 2003/12/08 独立行政法人科学技術振興機構 独立行政法人産業技術総合研究所 アクチュエータ素子 A1 MEX 2

【課題】空気中または真空中で安定して作動し、低電圧で駆動できるアクチュエータ素子を提供する。【解決手段】イオン性液体とポリマーとのゲル状組成物からなるイオン伝導層1の表面に、カーボンナノチューブとイオン性液体とポリマーとのゲル状組成物からなる電極層2が相互に絶縁状態で少なくとも2個形成され、該電極層に電位差を与えることにより湾曲および変形を生じさせ得るアクチュエータ素子;ならびに、イオン伝導層1の表面に、電極層2が相互に絶縁状態で少なくとも2個形成され、該電極層2の表面に導電層3が形成され、該導電層に電位差を与えることにより湾曲および変形を生じさせ得るアクチュエータ素子。【選択図】図1
228 2005-177754 2004/12/20 ベーリンガー インゲルヘイム マイクロパーツ ゲーエムベーハー 流体を誘導するための少なくとも1つのシステムを気泡を残さずに充填するための微細構造配置、かかる配置を備える装置、および充填方法 A4 DC01 FP

【課題】流体を排出するシステムが気泡を残さずに充填されることを保証する配置、かかる配置を備える装置、およびかかる配置を駆動するための方法を提供する。【解決手段】本発明は、少なくとも1つの流体を排出するためのシステム(流体排出システム5)を、気泡を残さずに流体で充填するための微細構造配置に関する。該配置は、流体を輸送するためのシステム(流体輸送システム9)と該配置を結合するための流入部2と、少なくとも1つの、流体排出システム5と該配置とを結合するための排出部4とを有する。該配置は、流体が流入部2から少なくとも1つの排出部4にまで輸送されるとき通過する移行領域3を有する。該移行領域3の始部には、毛細管力が高くなった部位6を生じさせるための第1の微細構造要素が設けられ、毛細管力が高くなった部位を限定する面、特に、側壁面、蓋面、および/または底面を隙間なく濡らす。【選択図】図1
229 2005-177935 2003/12/19 TDK株式会社 ナノホール穿孔装置及びナノホール穿孔方法 A4 DF02 FP

【課題】腐食等の問題を生じることがなく、安価であり、ナノホール形成時間が短くて済み、、ナノホールの孔径及び深さのコントロールの容易なナノホール穿孔装置、及び、ナノホール穿孔方法を提供する。【解決手段】真空チャンバ1は、内部にプラズマ発生空間11を有している。磁場発生手段4はプラズマ発生空間11内に、変動する磁場を印加し、プラズマに揺らぎを与える。基板6をプラズマ発生空間11に配置し、プラズマの揺らぎに起因して、第1の導電体61と第2の導電体62との間に発生する電位差を利用して、基板6にナノホールを穿孔する。【選択図】図2
230 2005-177971 2004/05/18 株式会社リコー プラスチック成形品の製造方法、製造装置及びその製造方法により製造されたプラスチック成形品 A4 PJX FP

【課題】微細な形状をも容易に成形することができるプラスチック成形品の製造方法を提供する。【解決手段】本プラスチック成形品の製造方法は、互いに不溶で誘電率が異なる少なくとも二種類の液体8,9からなる混合液(分散液7)を、電極3,4が対向して配置されている電界印加用セルに充填する混合液供給工程と、電極3,4間に電界を印加して混合液を構成する液体の内、誘電率の高い液体9を電界方向に延びるように集め、電極3,4間をつなぐブリッジ構造11を形成する電界印加工程とを有し、液体9が未硬化の硬化性樹脂であって、これをブリッジ構造11の形成後に硬化させる。【選択図】図6
231 2005-177974 2004/09/22 松下電工株式会社 半導体構造の製造方法 A4 PI03 FP

【課題】動作不良の発生を抑制し、構造体設計、加工を行う上での構造設計、プロセス設計の自由度が高い3次元構造体の製造方法を提供する。【解決手段】第1の基板の第1の主表面から第1の基板を選択的に除去して凸部を形成する第1のパターニング工程と、第1の主表面を第2の基板の主表面に接合する基板接合工程と、第1の主表面に対向する第2の主表面から第1の基板を一様に除去して、凸部のみを残す裏面エッチング工程とを有する。【選択図】図2
232 2005-179136 2003/12/22 独立行政法人科学技術振興機構 超潤滑システムとその構成方法、及びフレーク介在型摩擦力顕微鏡 A4 MD05 FP

【課題】微細なスケールで構成でき、優れた超潤滑状態を実現でき、かつ加工上も簡便に構成できる超潤滑システムとその構成方法等を提供する。【解決手段】金属硫化物結晶基板(特に二硫化モリブデン結晶基板が好ましい)と、相手材基板(特に二硫化モリブデン結晶基板が好ましい)との間に、前記金属硫化物結晶基板の酸素雰囲気での熱処理により、この金属硫化物結晶基板上に界面を伴って析出した金属酸化物結晶(特に三酸化モリブデン結晶が好ましい)が介在している超潤滑システム。【選択図】図1
233 2005-180530 2003/12/18 松下電工株式会社 静電駆動型半導体マイクロバルブ A4 Dc03 FP

【課題】流体流量の良好な制御が可能な静電駆動型半導体マイクロバルブを提供する。【解決手段】本発明に係る静電駆動型半導体マイクロバルブは、フレーム11と弁体部12とビーム13とを備える半導体基板からなる弁体基板1と、弁孔21を備え弁体基板1が搭載される弁座基板2と、弁体基板1の上面に搭載される第1基板3とを有し、弁体基板1が弁体部12における第1基板3への対向面に可動電極4を有し、第1基板3が可動電極4に対向する表面に固定電極5を有し、可動電極4及び固定電極5の少なくとも一方の表面が両電極4、5間の導通を防止するための絶縁層6を有し、可動電極4と固定電極5との間には、所定量のギャップを有し、弁体部12が可動電極4及び固定電極5に電圧を印加しない状態では、弁孔21をその接触圧により塞ぐようにして弁孔21の開口周辺領域に接触する構成である。【選択図】図1
234 2005-181295 2004/10/22 エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー 流動トリガー装置 A4 DEX 3

【課題】毛管力により液体を運ぶことができるマイクロ流体装置の提供。【解決手段】1つの液体供給コンパートメント、および、前記液体供給コンパートメントに連結され、前記液体供給コンパートメントの下流に配置された少なくとも1つの非閉鎖型バルブを有している第1のチャンネル、および、第2のチャンネルを有するマイクロ流体チャンネルシステムを有している。これの第2のチャンネルは、前記液体供給コンパートメントの下流であるが前記少なくとも1つの非閉鎖型バルブの上流で前記第1のチャンネルから分岐しており、前記非閉鎖型バルブの位置のところで前記第1のチャンネルと再合流して排出チャンネルを形成している。第2のチャンネルは非閉鎖型または閉鎖型バルブを有しておらず、その結果、前記液体供給コンパートメントと排出チャンネルを連結する遮るもののない液体流動通路をつくっている。【選択図】図10
235 2005-183749 2003/12/22 ソニー株式会社 三菱瓦斯化学株式会社 構造体の作製方法及びシリコン酸化膜エッチング剤 A4 PC03 2

【課題】微小構造を有する構造体に損傷を与えることなく、短時間でしかも少量の溶剤で、シリコン酸化膜からなる犠牲層を除去して、良好な微小構造を有する構造体を作製する方法を提供する。【解決手段】本作製方法は、基板上に空隙部を介して設けられた構造層を微小な可動部として機能させる構造体を作製する方法において、前記基板上にシリコン酸化膜からなる犠牲層及び前記構造層を順次成膜する工程と、次いで前記犠牲層を処理流体によりエッチングして除去し、前記基板と前記構造層との間に前記空隙部を形成し、かつ洗浄する空隙部形成工程とを有し、前記空隙部形成工程では、前記処理流体として、フッ素化合物、水溶性有機溶剤、及び水を含む超臨界二酸化炭素流体を使用することを特徴とする構造体の作製方法、および前記構造体の作製方法に用いられる、フッ素化合物、水溶性有機溶剤及び水の混合物からなり、超臨界二酸化炭素流体に添加して使用することを特徴とするシリコン酸化膜エッチング剤である。【選択図】なし
236 2005-184126 2003/12/16 株式会社村田製作所 スイッチ素子 A4 DB01 FP

【課題】構造の簡略化を図る。【解決手段】ベース基板2上には高周波信号導通線路3を形成する。当該高周波信号導通線路3は、高周波信号の入側から出側に向かう途中の1箇所以上の各位置で複数の枝線路10に分岐している形態と成す。各枝線路10の対向位置には、ベース基板2に対して遠近方向に変位可能な可動体14を設ける。可動体14は、枝線路10の高周波信号の導通オン・オフ制御を行うスイッチ部4を構成するものである。ベース基板2上に設けられている全ての可動体14は半導体から成り、当該全ての可動体14は電気的に接続されて同電位となっている。可動体14に接続する唯1つの外部接続部を設けるだけで、全ての可動体14を外部と接続させることができるので、各可動体14毎に外部接続部を設ける場合に比べて、構造を簡略化できる。【選択図】図1
237 2005-186033 2003/12/26 富士ゼロックス株式会社 マイクロリアクターチップの作製方法 A4 PG03 2

【課題】接合界面に気泡が入らず均一に接合でき、流体の漏れなどが発生しないだけでなく、接合時に流路の内径変化、形状変化がなく、さらに、最終的なマイクロリアクターチップが薄い場合でも、前記接合不良の問題がなく、反りなどが発生しないマイクロリアクターチップ作製方法を提供することである。【解決手段】対向する基板の少なくとも一方の面に、微小な流路が形成された複数の基板を、該微小な流路が形成された面が接合面となるようにして接合させるマイクロリアクターチップの作製方法であって、前記接合面に、基板を溶解しない揮発性液体を介在させ、該揮発性液体を除去し基板同士を密着させた後、加熱及び加圧により接合させることを特徴とするマイクロリアクターチップの作製方法である。【選択図】なし
238 2005-186175 2003/12/24 独立行政法人産業技術総合研究所 カーボンナノチューブ構造体 A4 MI04 FP

【課題】電気配線、電子デバイス、電子放出源においてCNTを利用するためには、電極や基板とCNTとの接合を改善し、理想的低抵抗状態であるバリスティック伝導になるようにしなければならないが、今までのところ、どのような材料にすれば、バリスティック伝導になるのかわかっていない。【解決手段】本願発明においては、電極や基板とCNTとの接合にTiNiを用いる。これにより、理想的低抵抗状態であるバリスティック伝導が達成されることを確認した。【選択図】図1
239 2005-186207 2003/12/25 三菱電機株式会社 微小構造体及びその形成方法 A4 PJ02 1h

【課題】基板や金型に機械的なダメージを生じさせることなく、断面形状及び平面形状の両面において形状の自由度が高い微小構造体の形成方法を提供する。【解決手段】微小構造体の形成プロセスにおいては、まず、基板1上に熱可塑性膜2を形成する。続いて、金型3を、基板1に接触させることなく、熱可塑性膜2に押し付けて加熱・加圧することにより、熱可塑性膜の断面形状を形成する。次に、熱可塑性膜2にガスエッチングを施すことにより熱可塑性膜の平面形状を形成する。さらに、基板1及び熱可塑性膜2の上面に、構造体となる膜5を形成する。この後、熱可塑性膜2を除去し、微小構造体6を得る。【選択図】図1
240 2005-189128 2003/12/26 株式会社日立製作所 微細金属構造体とその製造方法、並びに微細金型とデバイス A4 DE01 PJ01 FP

【課題】表面に、高強度で精度が高くアスペクト比の大きな微小突起物を有する、微細金属構造体および前記微細構造体を欠陥無く製造する方法を提供すること。【解決手段】表面に微小突起物を有する微細金属構造体にあって、微小突起物の最小厚みあるいは最小直径が10ナノメートルから10マイクロメートルであり、前記微小突起物の高さ(H)に対する、前記微小突起物の最小厚みあるいは最小直径(D)の比(H/D)が1より大きいことを特徴とする。また、表面に微細な凸凹パターンを有する基板の表面に、分子性無電解めっき触媒を付与し、その後に無電解めっきを施すことにより少なくとも前記凸凹パターンが充填された金属層を形成し、さらに、前記金属層を前記基板から剥離することにより前記凸凹パターンが反転転写された表面を有する微細金属構造体を得ることを特徴とする。【選択図】図2
241 2005-189378 2003/12/25 株式会社日立製作所 光素子実装基板 A4 PB02 FP

【課題】異方性エッチングにより形成したV溝と交差するトレンチ溝を形成する手法は、ダイシングによる方法しかなかった。このため、薄膜回路素子を配置するスペースの有効利用ができず、光素子実装基板の小型化、高機能化、機械的強度の向上を阻害した。【解決手段】レジスト膜厚に対応した最適光量の露光量を与えることが可能なホトマスクを用いて、V溝と交差するトレンチ溝をドライエッチングにより形成する。本手法を用いた形成方法にて、トレンチ溝の端部が基板内に存在する光素子実装基板を得る。【効果】トレンチ溝が基板を横断せずに形成されるので、光素子実装基板上のデッドスペースが低減され、薄膜回路素子を有効に配置でき、機能性の向上と小型化に貢献できる。【選択図】図1
242 2005-191214 2003/12/25 富士ゼロックス株式会社 微細電子デバイスの製造方法 A4 DF01 PJX FP

【課題】有機物や生体分子を使った良質な微細な電子デバイスを、安価に効率よく作製可能な製造方法を提供すること。【解決手段】まず、カーボンナノチューブ10及び有機物又は生体分子の機能性材料12をデバイス化するために、第1ステップとしてカーボンナノチューブ10を基板18に載置する。カーボンナノチューブ10(CNT)を電極として利用するために、第2ステップとして載置されたカーボンナノチューブ10の任意の部位に集束イオンビーム20(FIB)を照射し、集束イオンビーム20を当てた部位を切断して電極対を作製する。そして、第3ステップとしてカーボンナノチューブ10の切断部位22(電極対間の間隙)に、有機物又は生体分子の機能性材料12を配置又は生成し、切断部位22を接合する。【選択図】図1
243 2005-191444 2003/12/26 株式会社物産ナノテク研究所 パターン転写装置、型の洗浄方法、パターン転写方法 A4 PJ01 6

【課題】型を常にクリーンな状態に保ち、かつ高い再現性を確保することのできるパターン転写装置、型の洗浄方法、パターン転写方法を提供することを目的とする。【解決手段】パターン形成装置10に、型100を洗浄する洗浄装置80を備えた。この洗浄装置80の洗浄槽81は、基板移動機構30、型駆動機構50によって、保持ブロック41に吸着保持された型100を基台31に対しX、Y方向に移動させたときの可動範囲内となるような位置に設けた。このような洗浄装置80により、適宜タイミングで、型100を基板移動機構30、型駆動機構50によって移動させて洗浄槽81に浸漬し、型100の下面を洗浄液Lで超音波洗浄するようにした。さらに、型100の洗浄が必要か否かを判定する判定機構90を備え、この判定機構90の判定結果に基づき、型100の洗浄を自動的に行うこともできる。【選択図】図1
244 2005-193321 2004/01/05 学校法人 東洋大学 電圧発生方法および電圧発生装置 A4 DF02 FP

【課題】振動のみによる発電を可能とする電圧発生方法とその電圧発生装置を提供する。【構成】少なくとも1つのカーボンナノコイルの一端を導電性電極上に固定し、そのカーボンナノコイルにベリー位相が作られた状態でカーボンナノコイルを導電性電極に対して相対的に振動させることにより、導電性電極に電圧を発生させる。【選択図】図1
245 2005-193336 2004/01/08 ソニー株式会社 MEMS素子とその製造方法 A4 PI02 FP

【課題】ビーム電極と固定電極との間のギャップを非常に微小な寸法で安定的に形成することができるMEMS素子の製造方法を提供する。【解決手段】半導体基板2の絶縁層3,4上に第1の犠牲層を形成する工程と、第1の犠牲層を跨ぐ状態で絶縁層3,4上にビーム電極6を形成する工程と、第1の犠牲層との間でビーム電極6を取り囲むように第2の犠牲層を形成する工程と、第2の犠牲層上に固定電極8,9を形成する工程と、第1の犠牲層及び第2の犠牲層を除去することにより、ビーム電極6の周囲に第1のギャップ5と第2のギャップ7を確保する工程とを経てMEMS素子1を製造する。【選択図】図1
246 2005-195331 2003/12/26 セイコーエプソン株式会社 コーティング方法、コーティング装置及びマイクロアレイの製造装置 A4 PJX 2

【課題】本発明は、正確かつ容易に微細貫通孔内のコーティングを行い得る構造体の内壁コーティング方法、並びに、液滴吐出ヘッドの内壁コーティング方法、液滴吐出ヘッドの製造方法、液滴吐出ヘッドのコーティング装置、液滴吐出装置及びマイクロアレイの製造装置を提供することを目的としている。【解決手段】内部に微細な貫通孔を有する構造体のコーティング方法であって、前貫通孔の一端側を、気体を透過するが液体を透過しない透過膜で覆う工程と、前記透過膜の両側に圧力差を設けることで、前記貫通孔内に充填したコーティング液を前記透過膜まで移動させる工程と、前記コーティング液を前記貫通孔内から除去する工程と、前記貫通孔内を乾燥する工程と、を備える構造体の内壁コーティング方法により上記課題を解決する。【選択図】図1
247 2005-199164 2004/01/15 株式会社 日立インダストリイズ マイクロ化学技研株式会社 マイクロ流体システム A4 DEX 3

【課題】マイクロ流体システムにおいて、処理可能な試料の適用範囲の拡大、試料の使用量低減、及び試料の経時変化による劣化の防止を図ること。【解決手段】複数の試料を処理部14に供給して所定の処理を行なうマイクロチップ50を備えたマイクロ流体システムにおいて、各試料を貯留する複数の試料サーバ17をマイクロチップ50に設け、各試料サーバ17の出口側にそれぞれ設けた毛細流路22を介して各試料サーバ17と処理部14とを接続し、各試料サーバ17内の試料を加圧して処理部14に供給するための加圧装置60を設けている。【選択図】図1
248 2005-199245 2004/01/19 大日本印刷株式会社 学校法人早稲田大学 マイクロミキサーおよびその製造方法 A4 DE01 FP

【課題】本発明は、混合までに要する距離の短縮化を行うことができるマイクロミキサーおよびその製造方法を提供することを主目的とするものである。【解決手段】上記目的を達成するために、本発明は、流体が流入する複数の流体入口と、前記複数の流体入口から流入する前記流体が流動して攪拌される断面略四辺形の混合流路と、前記混合流路を流動する前記流体が流出する流体出口とを有し、前記混合流路の4面の少なくとも3面に凹凸部が形成されていることを特徴とするマイクロミキサーを提供する。【選択図】図2
249 2005-199376 2004/01/14 松下電器産業株式会社 独立行政法人産業技術総合研究所 ドット体とドットマスク及びその製造方法 A4 DF02 PJ08 FP

【課題】ドット体からなるナノサイズ構造体及びその製造方法を提供する。【解決手段】凹凸形状を有した基体を用いて、その基体上に無機化合物を堆積することにより自己組織形成されるドット構造からなるナノサイズのドットマスク体を実現する。これにより、自己組織的にナノサイズのドット構造体を実現でき、従来にない簡便な方法でドット体とドットマスク及びその製造方法を提供する。【選択図】図1
250 2005-199394 2004/01/16 アイダエンジニアリング株式会社 PDMS基板と他の合成樹脂基板との接着方法及びマイクロチップの製造方法 A4 PGX ME06 FP

【課題】PDMS基板と合成樹脂基板とを再現性良く安定的に恒久接着させる方法を提供する。【解決手段】(a)支持部材1の上面にPDMSプレポリマーと硬化剤との混合液3を塗布するステップと、(b)前記PDMSプレポリマーと硬化剤との混合液3を加熱して前記PDMSプレポリマーを硬化させるが、不完全硬化状態で加熱を停止するステップと、(c)不完全硬化状態のPDMS基板の上面に、合成樹脂基板7を密着させて貼り合わせるステップと、(d)不完全硬化状態のPDMS基板を完全に硬化させるステップとからなる、ポリジメチルシロキサン(PDMS)基板と他の合成樹脂基板との接着方法。【選択図】図1
251 2005-199399 2004/01/16 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 界面を有する二流体に発生する界面張力差対流を利用した駆動方法と駆動機構 A4 DEX FP

【課題】マイクロマシンの駆動方法として機構的に大きくならず、厄介なエネルギー供給を要さず、必要な駆動力を得ることができ、更にマシンに無理な負荷をかけることのない駆動方法と駆動機構を提示する。【解決手段】液中で微小羽根車を駆動させるマイクロマシン回転駆動機構において、微小羽根車8をフロリナート3の液面上に浮かせ、該微小羽根車8のそれぞれの同じ向きの面にシリコンオイル4を付着させることにより、フロリナート3とシリコンオイル4の界面に界面張力差対流を発生させ、これを駆動力として微小羽根車8を回転させる。【選択図】図10
252 2005-200676 2004/01/13 島根県 遠藤 守信 複合材およびその製造方法 A4 DF03 1

【課題】熱流方向の制御が可能で製作が容易な複合材およびその製造方法を提供する。【解決手段】炭素繊維及びカーボンナノチューブの少なくとも一種類CF11がその繊維軸方向が整列され、少なくともアルミニウムを含む金属層12でサンドイッチ状に挟持されて複合シート10に構成されている。そして、この複合シート10が複数個、繊維軸方向を同方向にして、または、交互に異ならせて、積層して所定の温度で加熱しつつ、所定の圧力で圧着し一体化されブロック状の複合材20,30,40に構成される。【選択図】図2
253 2005-203797 2005/01/17 エルジー エレクトロニクス インコーポレーテッド ナノインプリントリソグラフィ用大面積スタンプ製作方法 A4 PJ01 FP

【課題】小型スタンプを製作した後 小型スタンプを利用してナノイントリソグラフィ用大面積スタンプを製作する。【解決手段】本発明の大面積スタンプ製作方法は、基板の上に高分子薄膜を蒸着(S111)し、高分子薄膜上にレジスト材料をコーティング(S112)し、レジスト上に小型の第1スタンプを利用して局部的にインプリント工程を実行(S113)する。そして、第1スタンプが移動されながらプリント工程を反復実行(S114)して、全体基板に対してレジストパターンを形成する(S115)。さらに、基板全体にレジストパターンが形成した後、エッチングを介して残留レイヤーを取り除いて、高分子薄膜をパターニング(S116)し、高分子薄膜にコーティングされたレジストを取り除いて大面積の第2スタンプを完成(S117)する、各段階を含む。【選択図】図4
254 2005-205400 2004/12/15 三星電子株式会社 マイクロスケールにおけるガスバブルの移動を利用した流体ポンプ装置及びその方法 A4 DC03 FP

【課題】固体同士の摩擦及び熱損失を除去でき、かつマイクロチャネルを介してバイオ流体や化学溶液を注入するためのマイクロフルイディック装置及びその方法を提供する。【解決手段】本発明の流体ポンプは、バイオ流体及び化学溶液等の流体を移送させるため、微小な空隙を介して流体が満たされたマイクロフルイディック装置にガスバブルを注射し、注射されたガスバブルが熱毛細管圧力に起因してマイクロフルイディックチャネルを介して動くように光ビームの温度活動を制御する。光ビームは、透明なカバーを介してガスバブル近くの流体に投射され、局部領域の流体により吸収され、流体を加熱する。加熱された流体は、ガスバブルの両端に圧力傾度を発生させ、それに伴う毛細管力を誘発する。すると、光ビームの移動によるガスバブルの移動が発生し、ガスバブルの体積に伴って流体の移動が発生するようになる。【選択図】図1
255 2005-205511 2004/01/20 アイシーエフ株式会社 犠牲膜のエッチング方法およびその装置 A4 PBX FP

【課題】犠牲膜をドライエッチングして、MEMSデバイスの構成体を形成するエッチング技術を提供する。【解決手段】シリコン基板上に犠牲膜を形成する段階、前記犠牲膜をパターニングする段階、前記パターニングされた犠牲膜上にMEMSデバイスの構成体となる膜を積層する段階、前記MEMSデバイスの構成体となる膜をパターニングする段階を経て構成されたMEMS基材Wを、エッチング処理室1内において常温〜300℃の範囲内の所定の温度に保持するとともに、1Kpa〜15Kpaの範囲内の所定の減圧下に保持した状態で、HFベーパに曝すことにより、前記犠牲膜をドライエッチングする。これにより、コンデンシングの起こらない条件下でエッチングでき、ウエットエッチング方式で生じるようなスティッキング現象を起こすことなく、犠牲膜をエッチングできる。【選択図】図1
256 2005-207257 2004/01/21 松下電器産業株式会社 マイクロポンプ用逆止弁の製造方法 A4 DC03 PG03 Fr

【課題】接着剤を溶かす材料が流体中に含まれている場合でも支障をきたすことがなく、高精度の接合を行うことが可能で、安価に、かつ多くの手間や時間をかけることなくマイクロポンプ用逆止弁を製造することができる製造方法を提供する。【解決手段】バルブ形成部材15とバルブ受け部材14とを接合した後に、バルブ受け部6fをバルブ部6b側に突出させてプリテンションを与える。これにより、接着剤を用いなくてもバルブ形成部材15とバルブ受け部材14とをステンレスなどの比較的安価な材料を用いて固相拡散接合工法などにより良好に接合できるとともに、焼きなまし状態となってプリテンションが減少することがない。【選択図】図5
257 2005-207901 2004/01/23 学校法人早稲田大学 マイクロリアク及びその製造方法 A4 DEX Fr

【課題】微小なマイクロ空間において、外部から観察がしやすく、隣接容器間で液体が混合しにくく、更に高アスペクト比にも形成できるマイクロリアクタを提供することを目的とする。【解決手段】基板2と、当該基板2を挿通して立設形成された中空柱状の容器3とを備えたマイクロリアクタ1を開発した。これによると、試液流入時等に当該試液体が容器からあふれたりしても、当該容器3は基板3から上方に立設しているため下方に試液が流れる。したがって容器3が隣接していても容器3間での液体の混合の虞がない。更に、容器3はシリコン酸化物である。したがって容器3は透明であり光学的観察、蛍光分析、分光分析が可能で、更にレーザ等も利用することができる。更に、容器3は高い親水性を備えるため、毛細管現象により容器内部を容易に液体で充填することができ、絶縁性を備えるため抵抗加熱式ヒータを接触させて形成することもできる。【選択図】図1
258 2005-208420 2004/01/23 松下電工株式会社 中空光導波路の製造方法及びこの中空光導波路を用いた光スイッチ A4 DA01 FP

【課題】光を閉じ込めて伝送する空洞部の断面が矩形の中空光導波路であっても、空洞部の内部に反射膜の厚さを容易に一定に形成することのできる中空光導波路の製造方法を提供することにより、基板上に集積した中空光導波路やこれを用いた光スイッチを提供する。【解決手段】光を伝送する空洞部を有する中空光導波路を基板上に製造する中空光導波路の製造方法において、前記空洞部の外壁となる外壁層部を形成する外壁層部形成工程と、前記外壁層部を折り曲げる時の回転軸となるヒンジ部を複数形成するヒンジ部形成工程と、前記外壁層部上に光の反射膜を形成する反射膜形成工程と、各々の前記ヒンジ部を回転軸として前記外壁層部を折り曲げることにより前記空洞部を形成する空洞部形成工程と、を有する。【選択図】図9
259 2005-208438 2004/01/26 三菱電機株式会社 光スイッチ A4 DA01 Fr

【課題】従来の光スイッチに比較して低コスト化、小型化及び集積化が可能な光スイッチを提供する。【解決手段】コア部を有し、そのコア部とそのコア部の周りのクラッド部とによって光導波路が内部に形成された撓み変形可能な導波路シートを含み、その導波路シートの一方の面に少なくとも光導波路を切断するように切り込みを形成して導波路シートの撓み変形させることにより、切り込みの対向する2つの切断面にそれぞれ露出した光導波路の端面間の距離を接近又は離隔させて光導波路を開閉する光スイッチにおいて、導波路シートの光導波路の切断部分が他方の面に凸部を形成することによって増厚部とされている。【選択図】図12
260 2005-208578 2004/11/08 キヤノン株式会社 マイクロ揺動体、光偏向器、画像形成装置 A4 DAX FP

【課題】角速度の変動を押さえることが可能な共振型のマイクロ揺動体を提供する。【解決手段】入れ子型マイクロ揺動体であって、複数のねじりバネと複数の可動子からなる系が、分離した複数の固有振動モードを有し、該分離した複数の固有振動モードの中に、基準周波数の固有振動モードである基準振動モードと、該基準周波数の略偶数倍の周波数の固有振動モードである偶数倍振動モードが存在することを特徴とするマイクロ揺動体を提供する。【選択図】図7
261 2005-209482 2004/01/22 京セラ株式会社 エレクトロメカニカルスイッチ A2 DB01 2

【課題】スイッチングの応答速度の高速化が可能であり、小型化・薄型化・軽量化が図れ、基板上への他の回路構成部品との集積化も可能なエレクトロメカニカルスイッチを提供する。【解決手段】基板1上に対向する側壁を有する一対の支持部2・3が形成されており、これら支持部2・3間の基板1上に下部電極4および駆動用電極5が近接して配設され、支持部2・3間に、両端がそれぞれ支持部2・3上に取着されるとともに中央部が駆動用電極5に対向して駆動用電極5側に変形可能な駆動部7と、一端側が駆動部7の一端と連続して支持部2に取着され、駆動部7と分離された他端側が下部電極4に対向し駆動部7の駆動用電極5側への変形と連動して下部電極4側に移動して接触可能な接点部8とからなる上部可動電極6が掛け渡されているエレクトロメカニカルスイッチM1である。応答速度の高速化が可能で、小型化・薄型化・軽量化を図ることができる。【選択図】図1
262 2005-209625 2004/12/06 松下電器産業株式会社 MEMSスイッチ A4 DB01 FP

【課題】製造が容易かつ微細で、十分なON/OFF静電容量変化比を得ることができるMEMSスイッチを提供する。【解決手段】基板46と、前記基板表面に形成された導電性梁42と、前記基板表面に形成され、前記導電性梁に対向する位置に配置された3層構造梁B1,B2とを備えるMEMSスイッチであって、前記3層構造梁は、第1の導電体層38,40、第2の導電体層30,32、及び前記第1の導電体層と前記第2の導電体層に挟まれた誘電体層34,36を含み、前記第1の導電体層は、前記導電性梁42に対向しており、前記導電性梁42及び前記3層構造梁の少なくとも一方が、前記基板46に平行な面上で静電力によって変位して前記導電性梁42と前記第1の電極38,40が接触可能であり、前記導電性梁42と前記第1の導電体層が接触時に、前記導電性梁42と前記第2の導電体層30,32との間で導電路が形成されることを特徴とする。【選択図】図1
263 2005-209752 2004/01/21 京セラ株式会社 電子装置および電子部品封止用基板ならびに電子装置の製造方法 A4 PH03 FP

【課題】半導体基板の主面の微小電子機械機構を気密封止して成り、微小電子機械機構の封止および外部接続が容易かつ確実な電子装置およびこれに用いられる電子部品封止用基板ならびに電子装置の製造方法を提供すること。【解決手段】絶縁基体1の一方主面から他方主面または側面にかけて配線導体2を形成するとともに、前記絶縁基体1の一方主面に前記配線導体2と電気的に接続し、第1の接着材4が取着されている接続パッド3および該接続パッド3を取り囲むように枠状の第2の接着材5が取着されている電子部品封止用基板6と、半導体基板7の主面に微小電子機械機構8およびこれに電気的に接続されている電極9を有する電子部品10とを具備し、前記電子部品10の電極を前記電子部品封止用基板6の接続パッド3に第1の接着材4を介し接合させるとともに前記半導体基板7の主面を前記絶縁基体1の一方主面に枠状の第2の接着材5を介して接合させ、前記枠状の第2の接着材5の内側に前記電子部品10の微小電子機械機構8を気密に封止した。【選択図】図1
264 2005-209802 2004/01/21 学校法人慶應義塾 水素結合を利用した分子磁性材料とその製造方法 A4 DF01 PJX Fr

【課題】ラジカル分子の配列制御することにより、磁性を制御し、磁気特性の改善によって得られる安定な有機強磁性体の提供。【解決手段】NH部位を有するヘテロ5員環の2位が2位炭素原子と共有結合したイミノニトロキシド水素結合を形成してラジカル分子の配列を制御し、分子間の相互作用を強磁性に転換することが可能になり、従来見出されている強磁性的分子集合体よりも磁性機能の大きい強磁性的分子集合体を得る。【選択図面】図10
265 2005-211997 2004/01/27 株式会社ニコン シリコン型、シリコン型の製造方法、成形型の製造方法及び微細構造物の製造方法 A4 PJ01 FP

【課題】表面粗さを従来より大幅に向上させたシリコン型、このシリコン型の製造方法、このシリコン型を使用した成形型の製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】SOI基板のシリコン活性層及び酸化シリコン層を所望の形状にエッチングして得られたことを特徴とするシリコン型とした。シリコン支持基板、酸化シリコン層及びシリコン活性層からなるSOI基板を準備する工程と、前記シリコン活性層上に、所望のパターンが設けられたエッチング用マスクを形成する工程と、前記エッチング用マスクをマスクとして前記シリコン活性層をエッチングする工程と、前記エッチング用マスクをマスクとして前記酸化シリコン層をエッチングする工程と、を有することを特徴とするシリコン型の製造方法とした。【選択図】図1
266 2005-212013 2004/01/28 国立大学法人京都大学 レーザ照射方法及び装置、微細加工方法及び装置、並びに薄膜形成方法及び装置 A4 PJ04 FP

【課題】例えば固体表面において原子・分子レベルでの剥離や原子・分子レベルでのイオン化(即ち、脱離イオン化)を効率的に行えるようにする。【解決手段】固体表面から剥離すべき所望の剥離深さ及び固体表面の材質に応じて、固体表面に照射されることで固体表面に非熱的なイオン化放出を引き起こす低フルーエンス領域内のフェムト秒レーザに係る照射フルーエンスの値を、低フルーエンス領域内で設定する。そして、固体表面に対して、このように設定された照射フルーエンスの値でフェムト秒レーザを照射する。【選択図】図1
267 2005-212016 2004/01/28 京セラ株式会社 電子部品封止用基板および多数個取り用電子部品封止用基板ならびに電子装置の製造方法 A4 PH03 FP

【課題】半導体基板の主面の微小電子機械機構を気密封止して電子装置を製造する際の生産性、電気応答性、ノイズカット性に優れた電子部品封止用基板を提供すること。【解決手段】一方主面から他方主面または側面に導出された配線導体2が形成された絶縁基板1と、その一方主面に形成された、配線導体2と接続された接続パッド3と、絶縁基板1の一方主面に接続パッド3を取り囲んで接合された枠部材4と、接続パッド3上に形成された、枠部材4と同じ高さの接続端子5と、絶縁基板1の他方主面に形成された電子素子収納用の凹部12と、凹部12の内側に形成され、配線導体2と電気的に接続された素子接続用パッド13とから成り、半導体基板7の主面に微小電子機械機構8およびこれに接続された電極9が形成された電子部品10の電極9を接続端子5に接合し、半導体基板7の主面を枠部材4の主面に接合されることにより、枠部材4の内側に微小電子機械機構8を気密封止する電子部品封止用基板6である。【選択図】図1
268 2005-212017 2004/01/28 京セラ株式会社 電子部品封止用基板および多数個取り用電子部品封止用基板ならびに電子装置の製造方法 A4 PH03 FP

【課題】半導体基板の主面の微小電子機械機構を気密封止して電子装置を製造する際の生産性、電磁ノイズ特性に優れた電子部品封止用基板、および電子装置の製造方法を提供すること。【解決手段】一方主面から他方主面または側面に導出された複数の配線導体2が形成された絶縁基板1と、絶縁基板1の一方主面に形成された、配線導体2と接続された接続パッド3と、絶縁基板1の一方主面に、接続パッド3を取り囲むようにして接合された枠部材4と、接続パッド3上に形成された、枠部材4と同じ高さの接続端子5と、絶縁基板1の内部または表面に導体パターンを用いて形成されたローパスフィルタ12とから成り、半導体基板7の主面に微小電子機械機構8およびこれに接続された電極9が形成された電子部品10が、電極9を接続端子5に接合し、半導体基板7の主面を枠部材4の主面に接合されることによって、枠部材4の内側に微小電子機械機構8を気密封止する電子部品封止用基板6である。【選択図】図1
269 2005-212032 2004/01/29 エム・エフエスアイ株式会社 MEMSデバイス向け基板表面の処理方法 A4 PBX 2

【課題】金属若しくは金属化合物で駆動部分等が形成されているMEMSデバイスの犠牲層の除去において、MEMS構造内のSiO2を使用した犠牲層を、駆動部分等がダメージを受けることなく、構造崩れやプロセスの複雑化もなく、犠牲層を除去できるMEMSデバイス向け基板表面の処理方法の提供。【解決手段】金属若しくは金属化合物材料からなる駆動部分等が形成されたMEMS構造内のSiO2犠牲層を除去するMEMSデバイス向け基板表面の処理方法において、加温させた処理チャンバー内に不活性ガスを供給しながら基板温度を所望の温度に上昇させ、且つ大気中において基板表面に吸着した水を基板表面から脱離させた後、犠牲層のエッチングを、不活性ガスで希釈した濃度が1〜30vol%の範囲内にある無水弗化水素酸ガスで行う基板表面の処理方法。【選択図】なし
270 2005-212093 2005/01/24 アジレント・テクノロジーズ・インク ナノ構造とその製造方法 A4 PJ07 9

【課題】ナノ構造において、ナノ粒子の大きさ及びその配置位置の制御を高精度に行う。【解決手段】ナノ構造及びそれを作成する方法が開示される。1つの態様では、ペイロード部分を有するベクタポリマ(16)を含む薄膜(10)が基板(12)上に形成される。薄膜(10)はパターン形成される。パターン形成された薄膜(10)の有機成分が除去されて、ペイロードを含むナノ粒子(34)が形成される。【選択図】図1
271 2005-213104 2004/01/30 財団法人新産業創造研究機構  高配向カーボンナノチューブの生成方法、及び高配向カーボンナノチューブの生成に適した装置。 A4 PA02 FP

【課題】プラズマCVD法により高配向CNT薄膜を生成させる方法を提供する。そして、プラズマCVD法により高配向CNT薄膜の生成に適した生成装置の提供も目的とする。【解決手段】Fe,Co,Ni,Ga,In(ITO),Al,Snの少なくともいずれかの金属を含む触媒を基板10の面に付着させる。触媒が面に付着した基板10を、チャンバー2内部に配置される基板保持部5で保持する。チャンバー2内部に炭素含有ガスを供給するとともに、基板10に直射しないようにマイクロ波発生部6からチャンバー2の内部にプラズマ電子を発生させる。また、これに適した装置として、基板保持部5とマイクロ波発生部6との間に遮蔽部材7を設ける。【選択図】図1
272 2005-213567 2004/01/29 株式会社荏原製作所 エネルギー線照射による金属または金属酸化物の析出方法 A4 PJ07 2

【課題】新たな金属および/または金属酸化物の析出方法、および該方法を用いたパターン形成装置を提供する。さらに、析出させた金属および/または金属酸化物を用いて、カーボンファイバー、カーボンチューブ、光導波路、単電子トランジスタ、フィールドエミッタを提供する。【解決手段】金属および/または金属酸化物を析出させる方法であって、有機金属化合物および/または有機金属錯体を含む膜を形成する工程、前記膜にエネルギー線を照射し、照射部位に位置する膜に含まれる有機成分を分解して金属および/または金属酸化物を析出させる工程、を含む方法を用いる。【選択図】図4
273 2005-214618 2005/01/27 ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド マイクロメカニカル・ラッチング・スイッチ A4 DBX DD01 FP

【課題】発火装置をさらに小型化し、かつ安全性を高める。【解決手段】マイクロ・エレクトロメカニカル・スイッチ(MEMS)装置は、半導体ウェハと、半導体ウェハ上に形成された第1誘電層と、第1の層上に形成された第2半導体層とを備えている。第1ラッチング可動シャトル103は第2層内に形成され、第1可動シャトルはMEMS装置が所定の加速されることに応答して、ウェハに対する第1の方向に移動され、MEMS装置の動作条件を第1のスイッチ状態から中間のスイッチ状態へと変更する。第2可動シャトル105は第1シャトル内に形成され、第2可動シャトルは熱により作用する力に応答して第1シャトルに対する第2の方向に移動され、MEMS装置の動作条件を中間のスイッチ状態から第2スイッチ状態へと変更する。第2のスイッチ状態では、第2可動シャトル内の開口が該ウェハ内の開口と位置合わせされて、光信号がその開口を通過可能である。【選択図】図1A
274 2005-214741 2004/01/28 日本分光株式会社 マイクロチップ A4 DEX FP

【課題】本発明の目的は、簡単な機構で、高耐圧かつ高精度の流体操作を実現するためのマイクロチップを提供することにある。【解決手段】板状基材12を少なくとも2枚貼り合わすことで該板状基材(12a,12b)間に微細流路(14a〜14e)を形成したマイクロチップ10において、板状基材間の微細流路に達するように設けられた複数の貫通穴(16a〜16j)と、板状基板12aの外表面上に、該平面上を動くことが可能な外部流路手段18を備え、外部流路手段は流路(20a,20b)を有し、該流路が表出した面が板状基板に加圧して密着するよう構成され、外部流路手段の表出した流路により板状基材に設けられた異なる貫通穴を結ぶことで板状基材間の外部に流路が形成され、外部流路手段の流路の表出部を移動させることにより流路が切り替え可能であることを特徴とするマイクロチップ。【選択図】図1
275 2005-216542 2004/01/27 松下電工株式会社 マイクロリレーおよびこれを用いたマトリクスリレー A4 DB01 FP

【課題】接触信頼性を向上する。【解決手段】マイクロリレーは、シリコン基板をマイクロマシニング技術により加工して形成されるアーマチュア30、アーマチュア30により変位可能な可動接点、可動接点と接離する固定接点14を密封状態で収納する接点チャンバと、接点チャンバ内のアーマチュア30を電磁力によって駆動する電磁石装置2とで構成される。而して、接点チャンバ内部の気密空間内に、アーマチュア30、可動接点、固定接点14を収納しているため、固定接点14と可動接点との間に異物などが侵入するのを防ぐことができて接触信頼性の向上が図れる。【選択図】図1
276 2005-216551 2004/01/27 松下電工株式会社 マイクロリレー A4 DB01 FP

【課題】接圧ばねの設計条件の自由度を高めて所望の接点圧が得られるようにし、しかも小型化しても応力が集中することなく耐久性に優れたマイクロリレーを提供する。【解決手段】アマチュア30は、電磁石装置2との間に作用する磁力によりシーソ動作することで可動接点を固定接点14に離接させる。また、アマチュア30は、ケースAに固定されたフレーム31と連続一体に形成される半導体材料からなる可動基板30aと、可動基板30aの厚み方向の一面に積層され電磁石装置2との間に磁力を作用させる磁性体材料からなる接極子板30bとを備える。可動基板30aには可動接点を設けた可動接点基台34が接圧ばね35を介して連続一体に連結され、接圧ばね35の中間部には接圧ばね35を延長する蛇行部35aが形成される。【選択図】図1
277 2005-217236 2004/01/30 学校法人慶應義塾 独立行政法人科学技術振興機構 シリコン基板の加工方法 A4 PJ07 FP

【課題】シリコン基板の加工方法に関し、テラス構造のステップ部における上下段のSi原子配列のシフト量を再現性良く一定にする。【解決手段】{111}面から2°以下の微小角度だけ傾斜したシリコン基板1に対し、傾斜方向に直交する方向に沿って電流を流すことによって、シリコン基板1を700℃〜830℃の温度において5〜20時間熱処理を行う。【選択図】図1
278 2005-217390 2004/10/15 三星電子株式会社 ナノ構造の形成方法 A4 PJ07 FP

【課題】ナノ構造の形成方法を提供する。【解決手段】基板上にフォトレジスト層を形成する段階と、フォトレジスト層上にナノ構造体を形成する段階と、ナノ構造体が形成された基板に光を照射してフォトレジスト層を感光する段階と、感光されたフォトレジスト層を現像する段階及び現像されたフォトレジスト層を利用して基板をドライエッチングすることによって基板にナノ構造を有させる段階と、を含むナノ構造の形成方法。したがって、あらかじめ製造されたナノ構造体をフォトレジスト層に形成した後、SPRを適用することによって既存の工程に簡単に適用でき高効率の工程で短時間に大面積の基板にナノ構造を簡単に形成できる。【選択図】図1E
279 2005-217417 2005/01/28 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. 半導体デバイスを形成する方法およびシステム A2 PJ01 FP

【課題】本発明は、半導体デバイスを形成する方法およびシステムを提供する。【解決手段】半導体デバイスを形成する方法であって、基板(415)に3次元(3D)パターン(405)を形成すること、および、前記半導体デバイスの所望の特性に従って、前記基板(415)上に少なくとも1つの材料(410)を堆積させることを含む半導体デバイスを形成する方法。【選択図】図1
280 2005-218931 2004/02/04 コニカミノルタホールディングス株式会社 加工装置 A4 MI07 FP

【課題】基材を加工する反応生成物を含有した液体の特性に影響を受けることなく、安定した性能を発揮する加工済み基材を製造することのできる加工装置を提供する。【解決手段】基材の表面を加工する加工装置において、マイクロリアクタと、前記マイクロリアクタで生成された反応生成物を含有する液体を移送する移送流路と、前記移送流路を移送された反応生成物を含有する液体を基材に担持せしめる加工手段と、を有する。【選択図】図1
281 2005-218944 2004/02/04 株式会社トクヤマ オイルミスト除去フィルター A4 PEX 5

【課題】従来のシリカ等無機多孔質材料は、オイルミストの捕捉に伴い細孔の目詰まりが生じ、フィルターの圧力損失が増大するためオイルミスト除去フィルターに好適に用いることができないという課題を解決した。【解決手段】マイクロメートル領域の孔径を有するマクロ細孔(細孔径0.1〜30μmの範囲)と、ナノメートル領域の孔径を有するナノ細孔(平均細孔径1〜50nmの範囲)との二種類のタイプの細孔を有する多孔質シリカ材料からなるオイルミスト除去フィルター。【選択図】なし
282 2005-219190 2004/02/09 富士ゼロックス株式会社 基板接合方法、接合体、インクジェットヘッド、および画像形成装置 A4 PGX FP

【課題】1対の基板間において接合面積が異なる接合面を有する場合でも、均一な接合状態を実現する。【解決手段】例えば、インク流路基板40と素子基板26とを接合して作製するインクジェット記録ヘッドのように、1対の基板間においてインク流路44による微細な接合面S1とその他の広域な接合面S2との接合面積が異なる接合面を有するとき、当該接合面積が小さい接合面(微細な接合面S1)のみに金属パターン27を設けて、接合力が低下する微細な接合面S1における基板間距離r1を近くして接合力を向上させる。これにより均一な接合状態を実現する。【選択図】図10
283 2005-219400 2004/02/06 独立行政法人科学技術振興機構 株式会社ディーメック 異波長レーザー光を用いた多光束微小構造物光造形方法及び装置 A4 PJX FP

【課題】光硬化反応誘起用のレーザー光に加えて、光硬化反応誘起用のレーザー光とは異なる波長の反応促進用レーザー光を用いることにより、ナノレベルの3次元空間選択性を持たせることができる異波長レーザー光を用いた多光束微小構造物光造形方法及び装置を提供する。【解決手段】光硬化反応が誘起されない程度の極めて低い光強度で光硬化反応誘起用レーザー光4を樹脂中に照射した状態で、同一スポットに反応促進用レーザー光5を重ねて照射すると集光スポット近傍でのみ光硬化反応6を起こすことができる。【選択図】図1
284 2005-220046 2004/02/04 独立行政法人科学技術振興機構 両親媒性ヘキサペリヘキサベンゾコロネン誘導体 A4 MI05 FP

【課題】本発明は、ナノスケール分子を構築し得る新規な両親媒性へキサペリヘキサベンゾコロネン誘導体と、その自己組織化により形成されるナノサイズの構造体を提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、下記一般式[1]【化1】[式中、R1はアルキル基を表し、R2はC6H4OCH2CH2(OCH2CH2)nOR3(但し、R3は水素原子又はアルキル基を表し、nは正の整数を表す。)又はオニウム塩の基を表し、Xは水素原子又は有機基を表す。]で表されるヘキサペリヘキサベンゾコロネン誘導体、及び、該化合物と1以上の溶剤とからなる溶液中で形成されるナノサイズの自己集積体に関する。【選択図】なし
285 2005-220971 2004/02/04 日産自動車株式会社 マイクロバルブ A4 DC02 FP

【課題】静電引力を用いたマイクロバルブの流量を増加させる。【解決手段】所定の圧力で送り込まれる流体の流路と連通する1又は2以上の流体導入孔を有する第1支持層100と、第1支持層100と対向してギャップ室を形成するとともに、第1支持層100よりも下流側で流路と連通し、流体を噴出する1又は2以上の流体噴出孔121、122を有する第2支持層120と、第1支持層100と第2支持層120との間に設けられ、少なくとも一部の領域が第1支持層100と第2支持層120と間に形成されたギャップ室内130を流路に沿って往復移動可能であるとともに、当該移動可能な領域に1又は2以上の開口部113が設けられた可動層110と、可動層110と第1支持層100とに所定の電圧を所定のタイミングで印加する印加手段150とを有する。【選択図】図1
286 2005-221749 2004/02/05 セイコーエプソン株式会社 光走査装置および画像形成装置 A4 DAX 8

【課題】小型で、しかも光ビームを被走査面上で高速で走査させることができる光走査装置および該装置を用いた画像形成装置を提供する。【解決手段】第1距離が第2距離よりも長くなっている。これによって、揺動軸方向Yにおいて可動板653と水平辺部(第1隣接部)652aとが離間することとなり、可動板653に対する空気抵抗が低減されて発熱量自体を低減させることができる。また、第1光学系からの光ビームが偏向ミラー面651の正面側より偏向ミラー面651の面法線に対して鋭角をなすように揺動軸方向Yから偏向ミラー面651に入射される。したがって、光ビームLは偏向ミラー面651の周辺空間以外の空間、つまり偏向ミラー面の中央部近傍の空間を通過している。したがって、熱影響を受けることなく、光ビームを走査させることができる。【選択図】図6
287 2005-224764 2004/02/16 富士写真フイルム株式会社 マイクロリアクターを用いた反応方法及びマイクロリアクター A4 DEX FP

【課題】マイクロリアクターを用いて副生ガスが発生する液液反応を行っても、マイクロ流路における液体の流れを不安定化させることなく液液反応を行うことができる。【解決手段】複数の液体L1,L2をそれぞれの液体供給路28を通して等価直径が1mm以下のマイクロ流路26に合流させてこれらの液体を薄片状の層流として流通させつつ、液体L1,L2同士をその接触界面の法線方向へ拡散して液液反応を行わせる薄片状流型のマイクロリアクター10を用いて、副生ガスの発生を伴う液液反応を行うマイクロリアクターの反応方法において、液体L1,L2とは反応しない気体Gをマイクロ流路26に供給して液体層LLの上側に気体層GLを形成し、液液反応により発生して液体層LLを浮上する副生ガスの気泡46を気体層GLに取り込んで気体Gと一緒にマイクロ流路26外に排出しながら液液反応を行わせる。【選択図】図2
288 2005-224925 2004/02/16 富士ゼロックス株式会社 マイクロパッケージ、及びその製造方法 A4 PH03 FP

【課題】簡易な構成で、パッケージ化の制約が少なく、マイクロメカニカルデバイスの作製時においてもパッケージングが可能であるマイクロパッケージ、及びその製造方法を提供すること。【解決手段】マイクロパッケージ10を、マイクロメカニカルデバイス12が形成されたデバイス基板14に、マイクロメカニカルデバイス12を覆うように、シリコン材料からなるカバー基板16をデバイス基板14に樹脂層18を介して接合されせた構成とする。そして、例えば、このマイクロパッケージ10を実装基板20に実装し、配線22により、実装基板20の配線(図示せず)とマイクロメカニカルデバイス12とが電気的に接続させる。【選択図】図1
289 2005-224933 2004/06/30 セイコーエプソン株式会社 半導体装置 A4 PI02 FP

【課題】微小可動構造体と半導体基板との浮遊容量を少なくし、半導体基板上に形成された微小可動構造体の可動部分の動作に起因する静電容量の可動成分の割合を大きくすることにより、微小可動構造体の駆動電圧の低電圧化を図った微小可動構造体を有する半導体装置を提供することにある。【解決手段】半導体装置の微小可動構造体100は、シリコン基板などで構成される半導体基板101の上に酸化シリコンなどで構成される絶縁膜102が形成され、その上に、ポリシリコンなどで第1電極層110及び第2電極層120が形成されている。ここで、絶縁膜102は半導体基板101と第1電極層110及び第2電極層120とを電気的に絶縁するためのものである。半導体基板101と微小可動構造体100の接合する領域の半導体基板101の裏面は、絶縁膜102まで刳り抜かれ、凹部107が形成されている。【選択図】図2
290 2005-224934 2004/07/28 セイコーエプソン株式会社 微小可動構造体及び半導体装置 A4 PI02 FP

【課題】微細可動構造体の電極構造と基板との間の静電容量を低減することにより、電極間の静電容量の変動成分の割合を増大することのできる微細可動構造体を提供する。【解決手段】本発明の微小可動構造体100は、基板上に形成された第1電極110と、前記第1電極に対向配置される第2電極123とを有し、前記第1電極と前記第2電極の少なくとも一つを可動に構成し、前記第1電極と前記第2電極との間に静電力を発生させることにより、前記第1電極と前記第2電極が相対的に移動するように構成された微小可動構造体において、前記第1電極の上方に前記第2電極が配置され、前記第1電極と前記第2電極は上下方向に対応する凹凸構造110a,123aを有し、前記第1電極と前記第2電極とが上下方向に相対的に移動することを特徴とする。【選択図】図1
291 2005-227282 2005/02/09 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 圧力を表す値を検出するためのマイクロメカニックセンサの製作法及び圧力を表す値を検出するためのマイクロメカニックセンサ A4 DD03 FP

【課題】第2の構成素子の開口壁の少なくとも一部に付与された材料層によって、第2の構成素子に開口を形成する際に発生する亀裂の広がりを防止し延いては高負荷に基づく圧力センサの破壊を防ぐ。【解決手段】開口(23,150)の壁の少なくとも一部に材料層(30)を付与するようにした。【選択図】図3
292 2005-227283 2005/02/09 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 鋼ダイヤフラム上にシリコンチップを備えた圧力センサ A4 DD03 FP

【課題】圧力値を検出するためのマイクロマシニング型の装置であって、2つの構成素子200,201から成っており、第1の構成素子が、第1の材料から成る第1のダイヤフラム210を備えており、第2の材料から成る第2の構成素子201が、第1の領域250と第2の領域240とを備えており、第1の領域が、第2の領域よりも薄く形成されており、第1のダイヤフラムと第1の領域の少なくとも一部とが、互いに堅固に結合されており、第1の材料が、第2の材料よりも大きな熱膨張係数を有している形式のものを改良する。【解決手段】第1の材料から成る第1のダイヤフラム210が、温度に関して、横膨脹を、第2の構成素子201の第1の領域250に伝達するようになっており、横膨脹の伝達が、第1のダイヤフラム210と第1の領域250の少なくとも一部との間に設けられた第1の結合材料220を介して行われるようになっている。【選択図】図2
293 2005-227644 2004/02/16 キヤノン株式会社 パターン形成方法 A4 PEX 2

【課題】断面形状が矩形になる、ローコストパターン形成方法を提供すること。【解決手段】互いに混合しない2種類の液を、基材上に、交互にかつ隣り合う物質が接触するように配置する工程と、片方の液を硬化させる工程と、もう片方の液を除去する工程からなることを特徴とする方法である。配置工程において、互いに混合しない2種類の液を、基材上に、交互にかつ隣り合う物質が接触するように配置することにより、液が接触した領域に液界面が形成され、液の自由度が減り、液が流動しなくなる、その結果、最終的に形成されるパターンの断面を矩形にすることが出来る。【選択図】図1
294 2005-228768 2004/02/10 キヤノン株式会社 ウエットエッチング装置、ウエットエッチング方法及び液体吐出ヘッドの製造方法 A4 PC01 6

【課題】シリコンの異方性エッチングによってインク供給口等を高精度に加工する。【解決手段】エッチング槽1に結晶方位(100)の単結晶シリコン基板である被加工物W1を浸漬し、インク供給口等の開口部を形成するに当り、温度計3、濃度計5によってエッチング液の温度や濃度を計測するとともに、電位差計10によってエッチング加工中のエッチング液に浸された一対の電極の電位差を計測し、前記電位差が一定になるようにエッチング液供給ライン8から新液等を供給することでエッチングレートを調整する。エッチング工程が進むにつれてエッチングレートが速くなるのを防ぐことで、エッチングによる開口寸法のバラつきを抑えて、加工精度を向上させる。【選択図】図1
295 2005-228863 2004/02/12 セイコーエプソン株式会社 半導体装置の製造方法、半導体装置及びセンサ A4 PH03 6

【課題】本発明は、安価で簡易に封止された半導体装置が得られる半導体装置の製造技術を提供することを目的としている。【解決手段】複数の半導体素子が設けられた第一の基板と、前記第一の基板上の前記複数の半導体素子に各々対応する位置に複数の凹部が形成された第二の基板とを、前記第二の基板上の前記凹部が前記第一の基板上の前記半導体素子を個別に覆うように前記第一の基板と前記第二の基板とを対向させて接合することにより、前記第一の基板と前記第二の基板との接合体を形成する接合工程と、前記接合体を分割することにより、個片化された半導体装置を得る分割工程と、を含む半導体装置の製造方法により上記課題を解決する。【選択図】図1
296 2005-229017 2004/02/16 独立行政法人科学技術振興機構 独立行政法人産業技術総合研究所 単一電子型トランジスタ、電界効果型トランジスタ、センサー、センサーの製造方法ならびに検出方法 A4 DE01 FP

【課題】優れた感度を有するセンサーを提供する。【解決手段】基板1と、その基板1の上部に対向するように設けられたソース電極3ならびにドレイン電極4と、そのソース電極3とドレイン電極4の間に設けられたチャンネルとを少なくとも備えた単一電子トランジスタにおいて、前記チャンネルが超微細繊維(CNT)7で構成されていることを特徴とする。【選択図】図1
297 2005-229019 2004/02/16 国立大学法人名古屋大学 カーボンナノチューブに対する電極の形成方法及びそれを用いたカーボンナノチューブFET A4 MI04 FP

【課題】CNと電極との接合不良によりデバイス特性が良くなかった。【解決手段】CN−FETを作成する工程の途中(ソース電極23aとドレイン電極23bとを形成のための蒸着処理の前)に、ソース/ドレイン電極の形成予定領域に開口11a・11bを有するフォトレジスト11を形成し、これをマスクとして、酸素(O2)プラズマ処理を5〜25分程度行う。フォトレジスト11の開口11a・11b内には、触媒7とカーボンナノチューブ15の触媒7と接触する両端及びその近傍を露出させる。この状態において、5〜15分間、酸素(O2)プラズマ処理を行う。これにより、カーボンナノチューブ15のうち酸素(O2)プラズマ処理が施された被処理領域15a、15bが形成される。フォトレジスト11を除去した後、上記開口領域にTi/Au電極を形成し、ソース電極(21a/23a)/ドレイン電極(21b/23b)とする。この状態においては、ソース電極(21a/23a)/ドレイン電極(21b/23b)のTiと、被処理領域15a、15bと、が接触した状態となっている。【選択図】図2
298 2005-229564 2004/06/30 セイコーエプソン株式会社 半導体装置 A4 DB04 2

【課題】薄膜振動子と半導体基板との浮遊容量の少ない半導体装置の構造を提供するとともに、圧電体を用いなくても一般的な薄膜形成技術によって形成でき、高周波化と低電圧駆動が可能な薄膜振動子を有する半導体装置を提供することにある。【解決手段】半導体基板101には、薄膜振動子100が形成された領域の半導体基板101の裏面から絶縁膜102まで刳り抜かれて凹部103が形成される。刳り抜く領域は、薄膜振動子100が形成された領域すべてにわたって基板101の裏面から刳り抜かれている。刳り抜きの結果、薄膜振動子100は絶縁膜102上に形成された構成になる。【選択図】図2
299 2005-230647 2004/02/18 日本板硝子株式会社 オリンパス株式会社 マイクロ流路の作製方法 A4 DEX FP

【課題】プロセスを簡素化し、多種多様な機能性微細構造物を流路内に容易に且つ安価に作製できるようにする。【解決手段】ガラス基板10の表面に、圧子により押圧力を印加することで微細な応力影響残留部16を形成し、ウエットエッチングすることにより、応力影響残留部とそれ以外の部分とのエッチングレートの違いを利用して、流路22内に機能性微細構造24を形成する。微細構造は、流路と同時に形成することもできるし、別々に形成することもできる。流路は、微細構造と同様、ガラス基板の表面の流路形成領域の輪郭に沿って線状の応力影響残留部を形成し、エッチングで形成するのが好ましい。【選択図】図1
300 2005-231247 2004/02/20 キヤノン株式会社 モールド、モールドを用いた加工装置及びモールドを用いた加工方法 A4 PJ01 FP

【課題】モールドや被加工物の変形が少なく、形状を精度よく転写する加工を可能にする。【解決手段】被加工物をモールドにより加工するための加工装置であって、前記モールドを支持する第1の支持部材と、前記第1の支持部材と対向して配置された第2の支持部材と、前記支持部材により前記モールドと前記被加工物とを加圧することにより、前記被加工物を加工するための手段とを備え、前記モールドの前記支持部材に支持される面、前記第1支持部材の前記モールドを支持する面、前記第2支持部材の前記被加工物を支持する面の内、少なくとも一つに凹部を備ることを特徴とする加工装置を提供するものである。【選択図】図1
301 2005-231952 2004/02/20 有限会社ネットスペース レーザ光によるカーボンナノチューブの合成 A4 PJ07 FP

【課題】カーボンナノチューブ(CNT)を基板上の特定の位置に成長させ、再配置を不要にしてCNT特性の劣化を防止し、かつ再配置することなしに単体あるいは高集積化CNT-FETなどの電子デバイス、燃料電池、センサーなどの作成を容易にする。【解決手段】カーボン(炭素、C)を含んだアセチレン(C2H2) エチレン(C2H4)などを反応ガスとしてカーボンナノチューブを合成するに際し、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、など金属触媒をシリコンなどの基盤上にパターニングし金属触媒細線として、このパターン部分とこれに接する反応ガスのみをレーザ光照射して、反応可能温度まで高温化し、この金属触媒に接してあるいは金属触媒が完全に粒子化した際は基板に接して、カーボンナノチューブもしくは同素体でカーボンナノフフアイバーあるいはホイスカーを合成する。【選択図】図1
302 2005-231966 2004/02/20 旭硝子株式会社 株式会社東芝 孔中にカーボンナノチューブが形成された無機多孔性薄膜、積層体及びその製造方法 A4 PJ08 3

【課題】所定形状の多数の孔が1層に配列し、孔中に選択的にカーボンナノチューブを成長させた無機多孔性薄膜、それを用いた積層体、及び無機多孔性薄膜の製造方法を提供すること。【解決手段】開口部1が略円形状であり内周面3が略球面状の多数の孔5を有し、前記孔5の中にカーボンナノチューブ6が形成された無機多孔性薄膜10であって、前記孔5が前記薄膜10の平面方向に1層に配列し、前記開口部1の平均直径d1が30〜3000nmであり、隣り合う前記開口部1の中心間の平均距離d2が前記開口部1の平均直径d1の100〜230%であり、膜厚d3が前記開口部1の平均直径d1の30〜100%の無機多孔性薄膜であり、カーボンナノチューブ6の平均直径が0.4〜50nm、平均長さが10〜1000nmであることを特徴とする無機多孔性薄膜10。【選択図】図1
303 2005-233637 2004/02/17 独立行政法人科学技術振興機構 金ナノロッド薄膜によるラマン分光分析 A4 MI07 FP

【課題】金ナノロッドを利用して表面増強ラマン散乱(SERS)に基づく高感度で簡便なラマン分光分析を可能にする新しい技術を開発する。【解決手段】基板上に単粒子膜状態で固定化された金ナノロッドを試料用薄膜チップとして用いる。この薄膜チップは液−液界面に金ナノロッドを凝集させ、これを基板表面に移し取ることにより作製される。この薄膜チップを用いれば該チップに被分析試料を付着させて近赤外線領域のレーザー光を照射することによりSERS効果の大きい高感度で簡便なラマン分光分析が実現できる。【選択図】図1
304 2005-234200 2004/02/19 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 可変回折格子およびその製造方法 A4 DA06 8

【課題】格子間隔を変化させることが可能で容易かつ正確に作製することができるとともに小型化が可能な可変回折格子およびその製造方法を提供することである。【解決手段】基板1上には、1対のコの字状プレート301,302が互いに対向するように起立している。1対のプレート301,302の支持部301c,302c間には谷折溝21を介してプレート200の両端が連結されている。プレート200には、複数の谷折溝21および複数の山折溝22が互いに平行かつ等間隔で交互に設けられている。プレート200を谷折溝21および山折溝22で谷状および山状に折曲することにより格子構造201が伸縮自在に構成されている。格子構造201の複数の谷および複数の山により回折格子が形成される。【選択図】図1
305 2005-234515 2004/03/31 プライム ビュー インターナショナル カンパニーリミテッド 微小電子機械システムディスプレイセルおよびその形成方法 A4 DAX FP

【課題】ディスプレイセルが「クローズ」状態にある場合、光漏洩を防止することができる光学干渉表示モードを用いる微小電子機械システムディスプレイセルを提供する。【解決手段】微小電子機械システムディスプレイセルは、少なくとも基板、ブラックマトリックス膜、第一電極、第二電極および支持体を包含する。ブラックマトリックス膜は基板上に位置し、第一電極がブラックマトリックス間を架橋している。支持体はブラックマトリックス膜上に位置し、かつ2個の電極の間に位置する。このブラックマトリックス膜を使用し、光学干渉表示モードにより第二電極間および第一電極と第二電極との間からの光漏洩を防止する。【選択図】図4
306 2005-234535 2004/12/10 国立成功大学 グラジエント屈折率プラスチックロッド及びその製造方法 A2 DB01 2

【課題】ナノ粒子を含有し、GRINプラスチックロッドの屈折率の差、開口数及び伝送効率を増大させたグラジエント屈折率(GRIN)プラスチックロッドの提供。【解決手段】グラジエント屈折率(GRIN)プラスチックロッドは、少なくとも1のモノマ、少なくとも1の界面活性剤モノマ(サーフマ)及びナノ粒子を有している。ナノ粒子及びポリマを良好な相互溶解性に保持するサーフマは、ナノ粒子の含有量を増加させ、そして、従来ナノ粒子を導入することに起因する不透明なプラスチックロッドの問題を解決する。更に、ナノ粒子は、GRINプラスチックロッドの屈折率の差、開口数及び伝送効率を増大させる。【選択図】図1
307 2005-236114 2004/02/20 キヤノン株式会社 加工装置及び加工方法 A4 PJ01 FP

【課題】加工のときの加工力の不均一性をなくし、高精度の加工が可能にすることを目的とする。【解決手段】本発明は、被加工物をモールドにより加工するための加工装置であって、前記モールドを支持する第1の支持部と、前記第1の支持部と対向して配置された第2の支持部と、前記支持部により前記モールドと前記被加工物とを加圧することにより、前記被加工物を加工するための手段とを備え、前記第1の支持部の前記モールドを支持する面又は前記第2の支持部の前記被加工物を支持する面のいずれかが、前記モールドの面と前記被加工物の面よりも小さいことを特徴とする加工装置を提供するものである。【選択図】図1
308 2005-236157 2004/02/23 日本電信電話株式会社 半導体ナノワイヤー素子 A4 MI06 FP

【課題】高機能な半導体ナノワイヤー素子を提供すること。【解決手段】ガリウムリン基板1上に、ガリウムリンからなる下部層2、インジウムリンからなる中間層3およびガリウムリンからなる上部層4を構成要素とする半導体ナノワイヤーを形成し、大気による酸化等の影響を防ぐため、ナノワイヤー全体を保護層5の中に埋め込むことによって、半導体ナノワイヤー素子を構成する。形成されたナノワイヤーの径は9〜30nm、下部層2および上部層4の長さは300nmであり、中間層3の厚さは10nmである。【選択図】図1
309 2005-237174 2004/02/23 オリンパス株式会社 下河辺 明 秦 誠一 集積型静電アクチュエータ A4 DAX 5

【課題】薄型で小型の集積型静電アクチュエータを提供すること。【解決手段】集積型静電アクチュエータは、ガラス基板10に固定されて配置された基板電極24と、上記ガラス基板10に対して少なくとも一端が固定され且つ上記基板電極24に対向して配置された導電性を有する渦巻き形状の薄板状部材16とよりなり、上記基板電極24と上記薄板状部材16の間に電圧を印加することで上記薄板状部材16を変位させる、複数の静電アクチュエータと、上記複数の静電アクチュエータの薄板状部材16の上記ガラス基板10に固定されていない部分によって支持された板状部材12とを備える。そして、上記基板電極24と上記薄板状部材16との間に電圧を印加することで、上記板状部材12を上記ガラス基板10に対して実質的に鉛直な方向に変位させる。【選択図】図1
310 2005-237190 2005/01/20 住友電気工業株式会社 アクチュエータ構造体及び光デバイス A4 DA01 FP

【課題】温度変化による電極の変位を補償することができるアクチュエータ構造体及び光デバイスを提供する。【解決手段】アクチュエータ構造体5は、電極7,8間に静電気力を発生させることで電極7を電極8に対して動かすものである。電極7は、基板の上面に固定された固定部10と、この固定部10に支持された接続部11と、接続部11に支持された櫛状部12とを有する。電極8は、基板の上面に固定された固定部15と、この固定部15に接続部16を介して結合された櫛状部17とを有する。櫛状部17は、櫛状部12と対向している。【選択図】図2
311 2005-238337 2004/02/24 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 半導体装置およびその製造方法 A4 PI02 FP

【課題】部材を大きな角度傾斜させることが可能な構造を有し、容易かつ正確に作製することができるとともに小型化が可能な半導体装置およびその製造方法を提供することである。【解決手段】基板1上のプレート500にヒンジ310を介して矩形のプレート510が連結され、プレート510にヒンジ320を介して凸形のプレート520が連結され、プレート520にヒンジ330,340を介して凹形のプレート530が連結されている。プレート500上に矩形の静電板122が設けられ、プレート510上に矩形の静電板222が設けられている。ヒンジ310,320,330,340が谷状に折曲され、プレート530の端部が係止片540により係止される。静電板122と静電板222との間に電圧が印加されると、基板1に対するプレート510の傾斜角度が小さくなり、基板1に対するプレート520の傾斜角度が大きくなる。【選択図】図1
312 2005-238338 2004/02/24 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 半導体装置およびその製造方法 A4 PI02 FP

【課題】部材をあらゆる方向に傾斜させることが可能な構造を有し、容易かつ正確に作製することができるとともに小型化が可能な半導体装置およびその製造方法を提供することである。【解決手段】プレート510は、基板1上にヒンジ210を介して垂直に起立している。プレート510は水平方向のヒンジ310,320を介してプレート520に折曲自在に連結されている。プレート530は垂直方向のヒンジ330,340を介してプレート520に折曲自在に連結されている。ヒンジ310,320,330,340は、谷折溝およびヒータにより構成されている。ヒンジ310,320のヒータに電流を流すことにより、プレート510に対するプレート520の角度を変化させ、ヒンジ330,340のヒータに電流を流すことにより、プレート520に対するプレート530の角度を変化させることができる。【選択図】図1
313 2005-238343 2004/02/24 清水建設株式会社 カーボンナノチューブ含有複合体の製造方法 A4 MI08 FP

【課題】強度および導電性に富む樹脂製のシートや複合体を容易に且つ低コストで製造する方法を提供する。【解決手段】高速気流中衝撃装置を用いてカーボンナノチューブCを解砕した後、解砕されたカーボンナノチューブCをバグフィルター21を用いて捕集する。ポリエチレン22についてもカーボンナノチューブCと同様に高速気流中衝撃装置を用いて解砕し、カーボンナノチューブCを捕集したバグフィルター21を用いて、解砕されたポリエチレン22を捕集する。カーボンナノチューブCに加えてポリエチレン22を捕集したバグフィルター21を所定の形状・サイズに切断した後、ポリエチレン22のガラス転移点または融点以上に加熱してポリエチレン22の微粒子を融解し、バグフィルター21上にポリエチレン22の膜を形成する。【選択図】図3
314 2005-238346 2004/02/24 松下電工株式会社 アクチュエータ及び光デバイス A4 DA01 3

【課題】プレート駆動部が可動プレートに対して応力を加えていない状態において可動プレートの位置を正確に定めるアクチュエータ及び光デバイスを提供する。【解決手段】固定部10に一端が接続された可撓性のプレート支持部1が撓むことにより変位可能な可動プレート2と、可動プレート2を駆動するプレート駆動部3と、固定部10に一端が接続された可撓性のラッチ支持部4が撓むことにより変位可能な可動ラッチ部5と、可動ラッチ部5を駆動するラッチ駆動部6とを有し、プレート駆動部3が可動プレート2に対して応力を加えず、且つラッチ駆動部6が可動ラッチ部5に対して応力を加えていない時に、可動ラッチ部5は可動プレート2と接触して可動プレート2の位置を保持し、プレート駆動部3が可動プレート2を変位させる時に、ラッチ駆動部6が可動ラッチ部5を可動プレート2から離れる方向に変位させる。【選択図】図1
315 2005-238347 2004/02/24 京セラ株式会社 流路部材及び流路装置 A4 DEX FP

【課題】流路部材に、迅速かつ精密に流量を調整することのできる流量調整機能を付与する。【解決手段】絶縁基板1と、該絶縁基板1に内蔵された流路11と、該流路11の形状を変化させて流量を増減するアクチュエータ3と、を具備してなることを特徴とする流路部材。【選択図】図1
316 2005-238395 2004/02/26 ミヨタ株式会社 日本信号株式会社 プレーナ型アクチュエータ、及びその製造方法 A4 DA02 FP

【課題】プレーナ型アクチュエータの駆動回路の小型化を目的とする。【解決手段】プレーナ型アクチュエータチップの余剰スペース(フレーム部3)に薄膜コンデンサ10を形成する。薄膜コンデンサ10は、アクチュエータチップ製造プロセスの中で同時に形成可能である。形成した薄膜コンデンサにより、駆動回路で必要とされるコンデンサ容量を補うことができるため、従来必要とされていたコンデンサを小容量、即ち小型のものにすることが可能となる。【選択図】図1
317 2005-238412 2004/02/27 日立電線株式会社 立体構造物の製造方法 A4 PJ02 FP

【課題】製造時間を短縮し、コストの低減を図ったマイクロマシニングによる立体構造物の製造方法を提供する。【解決手段】複数の溝64が形成された基板65上に平坦な膜23を貼り合わせ、その膜23上に配線36等を形成するに際して、ダミー基板21に膜23を貼り付け、複数の溝64が形成された基板65上に膜23をダミー基板21ごと貼り合わせた後、膜23からダミー基板21を除去する方法である。【選択図】図1
318 2005-238540 2004/02/25 ソニー株式会社 流体駆動装置と流体駆動装置の製造方法および静電駆動流体吐出装置と静電駆動流体吐出装置の製造方法 A4 DCX FP

【課題】振動板側電極を支柱中に延長形成することで、消費電力を低減するとともに振動板側電極と支柱との間の応力集中を防ぐことを可能とする。【解決手段】流体に圧力変化を与える振動板17と、振動板17を駆動するもので振動板17に第3絶縁膜16を介して設けた振動板側電極15と、振動板側電極15に対向して設けた基板側電極12と、振動板側電極15と基板側電極12との間に設けた空間31と、基板側電極12に対して空間31を介して振動板側電極15を支持する支柱21とを備えた流体駆動装置10において、振動板側電極15は支柱21中を通り支柱21底部の一部に達するように延長形成されたものである。【選択図】図1
319 2005-239504 2004/02/27 独立行政法人物質・材料研究機構 積水化学工業株式会社 加熱体からの伝熱による繊維状炭素の製造方法および製造装置 A4 MI04 FP

【課題】石英のような絶縁体基板であっても、この基板上にカーボンナノチューブのような繊維状炭素を生成させることができる繊維状炭素の製造方法およびその製造装置を提供する。【解決手段】触媒(Fe)12を付着した基板(石英製基板)11と加熱体(n型Si基板)13とを液体有機化合物(メタノール)15中に配置し、そして、電源装置20から金属電極14に直流電流を流して加熱体13を加熱し、この加熱体13からの伝熱で基板11を一定温度に保つことで、基板11の表面に繊維状炭素(カーボンナノチューブ)を生成させる。【選択図】図1
320 2005-239541 2005/02/23 三星電子株式会社 カーボンナノチューブの水平成長方法およびカーボンナノチューブを含む素子 A4 PJ08 2D

【課題】カーボンナノチューブの水平成長方法およびカーボンナノチューブを含む素子を提供する。【解決手段】基板上にアルミニウム層を蒸着する段階と、前記基板上に前記アルミニウム層を覆う絶縁層を形成する段階と、前記基板上で前記絶縁層および前記アルミニウム層をパターニング成形して前記基板上に前記アルミニウム層の側面を露出させる段階と、前記露出されたアルミニウム層の側面から所定の深さの複数のホールを形成する段階と、前記ホールの内奥底部に触媒金属層を形成する段階と、前記触媒金属層から水平にカーボンナノチューブを成長させる段階と、を含むカーボンナノチューブの水平成長方法およびそのカーボンナノチューブを含む素子。【選択図】図1
321 2005-242069 2004/02/27 ソニー株式会社 光導波路装置及び光情報処理装置 A4 DAX FP

【課題】低コスト化が可能なマルチモード光導波路を用いることができ、波長依存性が少なく、小型化や低消費電力化に有利で、アドドロップ光スイッチ動作が可能な光情報処理装置、及びその製造に好適に用いられる光導波路装置を提供する。【解決手段】光導波路層2に、入射ポート用コア3と、第1光結合路コア4と、第1の端部9に対向して出射ポート用コア5とを配置し、又、第1の端部9と出射ポート用コア5との間に第1反射面51を挿入可能な第1の間隙11を設け、アド用コア6と、第2光結合路コア7と、第2の端部10に対向してドロップ用コア8とを配置し、第2の端部10とドロップ用コア8との間に第2反射面53を挿入可能な第2の間隙12を設け、更に、第1光結合路コア4と第2光結合路コア7とを、光反射面13で光路的に接続する。この上に、第1の間隙11及び第2の間隙12に第1反射面51及び第2反射面53を挿入する駆動手段を設ける。【選択図】図1
322 2005-242894 2004/02/27 ソニー株式会社 整流弁、微小流体駆動装置、微量流体吐出装置、マイクロポンプ、流量調節器、並びにインクジェットプリンタ A4 DCX DE01 DEX FP

【課題】微少量の液体や気体などの微小流体の制御を可能にした整流弁を提供する。微小流体駆動装置において、微量流体の駆動の効率化を可能にする。【解決手段】流体29に圧力変化を与える圧力発生部25を有し、流路30に、流路抵抗を順方向と逆方向で異ならした異方性を有する整流弁31が設けられて成る微小流体駆動装置。【選択図】図1
323 2005-243977 2004/02/27 キヤノン株式会社 基板割断方法 A4 PJ03 FP

【課題】基板内部に長尺の内部亀裂を発生させ、安全性と信頼性の高い割断を行う。【解決手段】シリコン基板10の内部に、波長が経時的に変化するチャープ光パルスであるレーザ光Lを集光させて内部亀裂12を発生させる。チャープ光パルスは、集光点が深度方向にA1からA3まで移動するため、その移動量(Δa)だけ内部亀裂12の亀裂長さ(b)が長くなり、割断の信頼性が向上する。また、基板表面11にはケガキによる線状加工部である表面加工痕11aが設けられる。外力によってシリコン基板10を素子チップに分割する割断工程で、表面加工痕11aに応力が集中して表面加工痕11aと内部亀裂12が連結することで、基板表面11は確実に割断予定線に沿って分断されるため、精密な割断を行うことができる。【選択図】図7
324 2005-243993 2004/02/27 富士電機ホールディングス株式会社 半導体装置の製造方法 A4 PI03 5

【課題】半導体領域内に中空構造からなる誘電体領域を形成した半導体装置の製造方法を提供する。【解決手段】半導体基板5の表面上に複数の開口部を有するエッチングマスク1を形成し、該エッチングマスク1により半導体基板5をエッチングし、溝7を形成した後、溝7の間に残った非エッチング部8(半導体部分)をさらにエッチングし空間9を形成し、エッチングマスク1の開口部5を絶縁膜10で塞ぐことにより中空構造11を形成する。【選択図】図1
325 2005-245061 2004/02/24 松下電工株式会社 アクチュエータ及び光デバイス A4 DA01 3

【課題】嵌合ユニットにより保持されているラッチ状態を解除する動作を安定に行うアクチュエータ及び光デバイスを提供する。【解決手段】第1及び第2の方向に変位可能な中央電極ユニット13、14と、中央電極ユニットとの嵌合により、第1及び第2の変位状態及び中央状態のうち少なくとも1つの状態に保持する嵌合ユニット2aと、中央電極ユニットに対して第1の方向に応力を加えると同時に、自ら第2の方向に変位することにより嵌合ユニットが保持する第2の変位状態を解除する第1の側電極ユニット18と、中央電極ユニットに対して第2の方向に応力を加えると同時に、自ら第1の方向に変位することにより嵌合ユニットが保持する第1の変位状態を解除する第2の側電極ユニット21とを有し、第1の側電極ユニットが第2の変位状態或いは中央状態の解除動作を開始する際、第2の側電極ユニットは中央電極ユニットに対して第2の方向に応力を加える。【選択図】図19
326 2005-246184 2004/03/03 株式会社 日立インダストリイズ 株式会社アイソニック マイクロ流体装置 A4 DEX FP

【課題】数十[ml/min]程度の流量で原液を処理するマイクロチップの交換を核としてマイクロチップへの原液の供給から処理液を収容し閉栓をした容器を得ることができる一連の動作を全自動で行う操作の容易なマイクロ流体装置を提供することである。【解決手段】容器搬送機構で未使用の容器を溶液注入部に搬送し、マイクロチップ交換機構で未使用のマイクロチップをマイクロチップ保持台に載置し、予め設定されたデータに従ってポンプを選択して稼動させ所望の溶液をマイクロチップに供給し、容器閉栓機構で処理済みの溶液を収容した容器を蓋で封止し、製品提供機構で封止した容器を取出口に搬送し、マイクロチップ交換機構で使用済みのマイクロチップをマイクロチップ保持台から取外して使用済みマイクロチップストッカーに搬送する。【選択図】図2
327 2005-246203 2004/03/03 日本板硝子株式会社 マイクロ化学システム A4 DEX FP

【課題】マイクロチップの流路中を流れている試料溶液の流れを制御できるマイクロ化学システムを提供する。【解決手段】マイクロ化学システム1は、主流路2、副流路3、主流路2と副流路3が合流する合流部4とからなるT字型の流路4を内部に備えるマイクロチップ7と、副流路3の内部が加熱できる位置に設置されたパネルヒータ8,9とを備える。副流路3と合流部4には疎水化処理が施されており、主流路2には水、副流路3には空気が供給される。【選択図】図1
328 2005-246369 2004/08/04 キヤノン株式会社 メソ構造体膜、メソポーラス物質膜及びその製造方法 A4 MI08 FP

【課題】界面活性剤分子集合体が三次元的に規則配列した構造を有するメソ構造体膜を提供する。【解決手段】基板表面に高分子化合物薄膜をスピンコートなどで形成し、これに対して、布を巻きつけた回転ローラーを押し付けて一方向に摩擦する。高分子材料はポリイミド、ポリアミド、ポリスチレン等である。基板は石英ガラス、シリコン基板等である。メソ構造体膜は、界面活性剤とシリコンアルコキシドと酸とを含む水溶液中に上記基板を保持することによって形成できる。基板を溶液中に保持した後に、60℃から120℃程度の温度で、数時間乃至数日間反応させる。界面活性剤はC18H37(OCH2CH2)20OH、C16H33(OCH2CH2)20OH等である。アルコキシドはテトラエトキシシラン、テトラメトキシシラン、テトラプロポキシシラン等である。触媒として塩酸、硝酸、硫酸等が用いられる。【選択図】図1
329 2005-246498 2004/03/01 日本電信電話株式会社 電子部品装置 A4 DA01 2

【課題】容量可変構造体の容量に対して寄生容量が大きい場合でも、検出精度の劣化を抑えつつ、容量可変構造体の容量を高速に検出する。【解決手段】制御信号または検出すべき物理量に応じて変位する形状可変構造体1と、形状可変構造体1の変位を表す容量を検出する構造変位検出ユニット2とを有し、形状可変構造体1は、その変位に応じて容量が変化する容量可変構造体10を備え、構造変位検出ユニット2は、容量可変構造体10に電界を発生させる電界発生部20と、電界発生の基となる誘導信号Sdを電界発生部20に出力する誘導信号生成部22と、容量可変構造体10の容量信号Scapから容量可変構造体10の容量を表す情報信号Siを抽出する容量情報抽出部23とを備える。【選択図】図1
330 2005-246507 2004/03/02 パイオニア株式会社 先端部への物質配置装置 A1 DF02 PA02 PJ07 MA01 MD02 MD05 MD06 MD07 MD09 MI04 1

【課題】複数ある突出部の先端部全てに、精度良く均一に物質を配置することが可能な先端部への物質配置装置を提供する。【解決手段】触媒配置装置30は、基板2に形成された複数のエミッタチップ1の先端部全てに、触媒3を構成する物質を一度に配置する装置である。基板2及びエミッタチップ1は保持部4により保持され、ヒータ4aにより触媒3の融点以上の温度に維持されている。駆動機構6はコントローラ9により制御され、基板2と触媒3との平行状態を維持したまま、保持部4、5を制御して基板2と触媒3との距離を精度良く変更する。この駆動機構6は、エミッタチップ1の先端部のみが触媒3に接触するように移動し、接触後は速やかにエミッタチップ1の先端部と触媒3とを離間させる。このとき、ヒータ5により触媒3の融点以上にされたエミッタチップ1の接触によって、触媒3は溶融する。溶融した触媒3は、エミッタチップ1の先端部のみに移着する。これにより、複数のエミッタチップ1の先端部全てに、均等に触媒3を精度良く配置することができる。【選択図】図1
331 2005-246520 2004/03/02 独立行政法人産業技術総合研究所 ドライエッチングによる垂直面作製方法及び装置 A4 PB01 Fr

【課題】ドライエッチング処理でミラーに適する精密に直角な側面を簡単に形成する。【解決手段】広いエッチング幅を持つ領域をドライエッチングして断面矩形の構造体19を作製するに際して、最初に前記構造体19の側面20に一致する輪郭を備えている細い溝10を形成するための第1マスクパターン1を用いて第1のエッチング処理を行う。それにより構造体19の側面20を精密な直角に形成できる。次いで前記第1のエッチング処理により形成される溝10の幅より構造体側面20から離れた位置に輪郭13を備えた広い面をエッチング除去するための第2マスクパターン12を用いて第2のエッチング処理を行う。それによってエッチング側面17は溝10側に傾斜し、溝底部でその溝と接続することにより第2マスクパターンの輪郭13と前記第1マスクパターン1の輪郭4の間の部分を除去することができる。【選択図】図1
332 2005-246601 2005/03/03 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロマシニング型の構成エレメントおよび相応の製作法 A2 PI02 FP

【課題】マイクロマシニング型の構成エレメントを簡単に製作することができるようにする。【解決手段】基板1が設けられており;該基板1に中空室20が設けられており;基板1の表面にダイヤフラムMが設けられており、該ダイヤフラムMが、中空室20を閉鎖しており;ダイヤフラムMが、少なくとも2つの層3,7を有しており、両層3,7の間に1つまたはそれ以上の圧電性のまたは圧電抵抗性の導体路ストリップ5a,5bが埋め込まれているようにした。【選択図】図1g
333 2005-246602 2005/03/03 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ダイヤフラムを備えたマイクロマシニング型の構成エレメントおよびこのような構成エレメントを製作するための方法 A4 PB03 FP

【課題】空洞内への汚染粒子の侵入が有効に阻止されるようにする。【解決手段】ダイヤフラム9の領域で層システムの上側の層6と、第1の犠牲層1のすぐ上方に配置された下側の層2との間に、空洞10に対する少なくとも1つの入口通路8が形成されており、少なくとも1つの開口7が、上側の層6に設けられており、少なくとも1つの開口3が、下側の層2に設けられており、上側の層6に設けられた開口7と、下側の層2に設けられた開口3とが互いにずらされて配置されているようにした。【選択図】図4
334 2005-249540 2004/03/03 アイダエンジニアリング株式会社 マイクロチップ及びPDMS基板と対面基板との貼り合わせ方法 A4 DEX、ME06 2

【課題】使用する基板の種類に拘わらず、PDMSの恒久接着に依らなくても自己吸着性だけで十分な貼り合わせ強度を示すマイクロチップを提供する。【解決手段】少なくとも1枚のポリジメチルシロキサン(PDMS)基板と、該PDMS基板と貼り合わされる対面基板とからなるマイクロチップにおいて、前記PDMS基板の貼り合わせ面側の外周縁寄り部分に負圧用管路が連続した環状に形成されていることを特徴とするマイクロチップ。前記PDMS基板の負圧用管路内の空気を排気吸引することによりPDMS基板を対面基板に真空吸着させる。【選択図】図1
335 2005-249809 2004/03/01 関西ティー・エル・オー株式会社 微細構造体の製造方法とこれによって製造された微細構造体 A4 PI05 ME02 FP

【課題】微細構造体、特に電鋳加工し微細金型として利用可能な傾斜した側壁を有する高精度な微細構造体を、簡易な製造工程により、安価に大量生産できる方法を提供することを目的とする。【解決手段】所定パターンに形成された第1X線吸収部2aと第2X線吸収部2bとを備えるX線マスク2を介して、樹脂層1にX線を照射し露光する露光工程と、該露光工程において現像限界X線吸収量を超えるX線を吸収して現像により除去可能となった樹脂層1の一部を現像により除去する現像工程と、を具備し、露光工程において少なくとも現像限界X線吸収量を超えるX線が樹脂層1の表面全面に渡って吸収されるように、照射されるX線の照射方向における第1X線吸収部2aと第2X線吸収部2bとの厚さをそれぞれ定めることによって、樹脂層1に傾斜した側壁を有する微細構造体を得ることを特徴とする微細構造体の製造方法。【選択図】図2
336 2005-249834 2004/03/01 キヤノン株式会社 光走査装置及びそれを有する画像表示装置 A4 DA02 FP

【課題】走査デバイスの配置に制約を受けず、走査デバイスの各部材にゴミが付着するのを低減することができ、走査デバイスの信頼性を高めた光走査装置及びそれを有する画像表示装置を得ること。【解決手段】可動ミラーと、該可動ミラーを揺動中心の周りで揺動可能に支持する弾性支持部と、該弾性支持部を支持する支持基板とを備えた走査デバイスを収納保持する筐体と、該筐体内の該走査デバイスに光束を導光する為の第1の光学系を構成する少なくとも一部の光学部材OEと、該走査デバイスを介した光束を出射させる為の第2の光学系を構成する少なくとも一部の光学部材OXとが該筐体の一部であって、該筐体内部の該走査デバイスが収納されている空間が封止空間となるように設けられていること。【選択図】図2
337 2005-250076 2004/03/04 キヤノン株式会社 光偏向器 A4 DAX FP

【課題】駆動手段が設けられた基板を別に用意すると振動体の製造が高コストになる。【解決手段】入れ子構造の振動体であって、一方の可動子に磁界発生手段A、もう一方の可動子に磁界発生手段Bを有し、且つ、磁界発生手段Aと磁界発生手段Bとが互いに磁気相互作用し振動する振動体を提供する。【選択図】図1
338 2005-250077 2004/03/04 キヤノン株式会社 光偏向器 A4 DAX FP

【課題】複数の固有振動モードと駆動周波数が完全に一致しない場合、Q値低減が困難である。【解決手段】可動子の少なくとも一つが空気抵抗を増大するダンパー構造を反射面ではない部位に有する。【選択図】図1
339 2005-250133 2004/03/04 キヤノン株式会社 光偏向器および画像形成装置 A4 DAX FP

【課題】ミラーの平坦性を維持する。【解決手段】ミラーを支持する基板と基板を支持する基台とを永久磁石と磁性体薄膜とで吸着固定する。【選択図】図1
340 2005-250450 2004/12/28 日月光半導體製造股▲分▼有限公司 マイクロミラーパッケージ A2 PH02 FP

【課題】熱的な変形がより少ないマイクロマシン半導体パッケージ構造を提供することにある。【解決手段】マイクロミラーパッケージ100において、第1の接着剤には第1のスペーサ116が内部に埋め込まれ、カバー基板と半導体チップ112との間に配置されて前記カバー基板と前記半導体チップ112とを離間させており、且つ前記カバー基板を前記半導体チップ112に取り付けている。第2の接着剤には第2のスペーサ152が内部に埋め込まれ、前記半導体チップ112と前記底部基板150との間に配置されて前記半導体チップ112を前記底部基板150に取り付けており、且つそれらを離間させている。前記ワイヤ130は前記半導体チップ112と前記基板120とを電気的に接続するために用いられている。前記蓋126は前記環状壁122の上部に設けられている。【選択図】図2
341 2005-251549 2004/03/04 株式会社ニコン マイクロスイッチ及びマイクロスイッチの駆動方法 A4 DB01 2

【課題】低インサーションロスと高アイソレーションを両立させ、かつ低消費電力化が期待できるマイクロスイッチを提供する。【解決手段】ローレンツ力発生用配線パターン8に電流を流し、ローレンツ力を発生させて可動部2を固定部1に近づける。ローレンツ力により可動部2が、自身の撓み力に抗して固定部1に近づいたとき、静電力用電極5a、5b間に電圧を印加して、静電引力により可動部2を固定部1側に吸引すると共に、ローレンツ力発生用配線パターン8に流す電流を切り、ローレンツ力の発生を停止する。その後、静電力用電極5a、5bに電圧を印加し続けることにより、接点4a、4b間には十分な押圧力が働くので、低インサーションロスを実現することができる。かつ、この状態においては静電力のみが働くので、省電力化が実現できる。【選択図】図1
342 2005-254430 2004/03/15 松下電工株式会社 半導体装置の製造方法 A4 PB01 FP

【課題】開口幅の異なる複数種類の貫通孔を半導体基板に形成するにあたり、工数が大幅に増加することのない半導体装置の製造方法を提供する。【解決手段】厚み寸法の比較的大きい半導体基板からなる主基板1の厚み方向の一面に凹所7を形成する。次に、主基板1の厚み方向の他面に形成した酸化膜6aに開口部8を形成してマスクに用い、反応性イオンエッチングにより貫通孔4a,4bを形成する。開口部8の開口幅は、凹所7に対応する部位では狭く、他の部位では広くなっている。したがって、広幅の貫通孔4aが主基板1を貫通する時間と、狭幅の貫通孔4bが凹所7の底面に到達するまでの時間をほぼ一致させることができ、広幅の貫通孔4aと狭幅の貫通孔4bとを一工程でほぼ同時に終了させることができる。【選択図】図1
343 2005-254446 2005/02/18 シコラ, デートレフ リシュカ,クラウス ヴォゴーン,ウルリケ ヘルツ,エリック アルテミエフ,ミハイル ブイ. コロイド状に製造されたナノ粒子をエピタキシャル層に集積する方法 A4 MI07 FP

【課題】コロイド状に製造されたナノ粒子をエピタキシャル層に集積する方法を提供する。【解決手段】ナノ粒子(6)をキャリア溶液(5)に導入し、該キャリア溶液(5)を第1のエピタキシャル層(3)の表面(4)に塗布して該表面(4)上でキャリア溶液(5)を蒸発させ、ナノ粒子(6)を、第1のエピタキシャル層(3)の表面上に互いに分離して集積させる工程と、ナノ粒子(6)の上に第2のエピタキシャル層(8)を成長させる工程とを行う。この方法により、エピタキシャル層構造中のナノ粒子の分布、特に個々のナノ粒子の大きさおよびその表面密度に関する種々のパラメータを変えることができる。【選択図】図1
344 2005-254448 2005/03/09 ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド 適応制御光学ミラー用MEMS素子 A4 DA04 FP

【課題】ミラー・ピクセルの動作時に横方向変位が少なく、ミラー・ピクセル同士の物理的干渉が無くなる結果、高充填率で配置できるセグメントミラー型MEMS素子を提供する。【解決手段】作動アクチュエータ210に設けた可動の中間電極214上にミラー・ピクセルを搭載した可動プレート202を取り付ける。中間電極は1対の直立ばね206a、bによって基板上に支持されており、直立ばねのそれぞれが、ばねの一方の端部で互いに結合し、他方の端部では分離している平行な2つのセグメントを有する。分離しているセグメント端部の一方は基板に結合され、分離しているセグメント端部の他方は中間電極に結合されている。結合しているセグメント端部に対応する直立ばねの端部が基板から遠ざかる方に向けられ、かつ可動プレート中の狭いスロットを貫通してばね本体が突き出し、直立ばねのほぼ中央にミラー面が来るようになっている。【選択図】図2A
345 2005-254450 2005/03/11 パロ・アルト・リサーチ・センター・インコーポレーテッド 高電圧薄膜トランジスタを使用するMEMS装置のための集積化ドライバ電子工学 A2 PI01 2B

【課題】作動MEMS装置及び該作動MEMS装置を制御するためのドライバ回路を提供する。【解決手段】ドライバ回路は、基板上に形成される複数の高電圧薄膜トランジスタ(HVTFT)を含み、各HVTFTは、制御ゲート電極、ソース電極、及び、該ソース電極が制御ゲート電極から第1の距離だけ離れるように配置されたドレイン電極を含む。このドレイン電極は、ドレイン電極のいずれか一部及び制御ゲート電極の間の最短距離が第1の距離より十分に大きいように、ドレイン電極及びソース電極間の第1の破壊電圧が制御ゲート電極及びソース電極間の第2の破壊電圧より大きいように、制御ゲート電極から離間される。複数の作動MEMS装置は、上記基板上に形成され、複数のHVTFTのうちの関連したHVTFTのドレイン電極にそれぞれ接続される。【選択図】図1
346 2005-256030 2004/03/09 セイコーエプソン株式会社 シリコン材のエッチング方法、エッチング液およびインクジェットヘッドの製造方法 A4 PC02 3

【課題】マスク材として用いるシリコン酸化膜の膜厚が薄くて済むシリコン材のエッチング方法を提案すること。【解決手段】インクジェットヘッドのキャビティプレートなどにインク圧力室用凹部、インクリザーバ用凹部などを形成するためのエッチング工程において用いるエッチング液として、KOHなどのアルカリ溶液にカルシウムを例えば500ppb以上含むものを用いる。カルシウム濃度が増加すると、エッチング液によるシリコン酸化膜32のエッチングレートが低減される。シリコン材のエッチング時においてマスク材であるシリコン酸化膜の膜減り量が少ないので、その膜厚を薄くできる。よって、シリコン酸化膜を形成するための熱酸化処理時間を短縮でき、処理コストも削減できる。薄いシリコン酸化膜には精度良くマスクパターンを形成できるので、シリコン材を精度良くエッチングできる。【選択図】図1
347 2005-256054 2004/03/10 独立行政法人産業技術総合研究所 新規な金属クラスター集合体、ポリメチルメタクリレート−金属クラスター複合体及びその新規な製造方法 A4 DF03 1

【課題】発明の課題は、線幅が10〜300nmの範囲にある新規な金属クラスター集合体、この集合体を製造するためのポリメチルメタクリレート−金属クラスター複合体及びその製造方法の提供。【解決手段】ポリメチルメタクリレートに対し、電子線を照射、又は電子線リソグラフィーの手法を適用して、電子線照射を行い、これに金属錯体を反応させると、ポリメチルメタクリレート内部に取りこまれる金属の還元力を調整することができ、自由なパターニングを行うことでき、ポリメチルメタクリレート−金属クラスター複合体をえることができる。これを熱分解すると、線幅が10〜300nmの範囲にある新規な金属クラスター集合体をえることができる。【選択図】なし
348 2005-256102 2004/03/12 独立行政法人物質・材料研究機構 ナノ材料作製方法 A4 MI06 MI07 FP

【課題】ポーラスアルミナをテンプレートとするナノ材料の作製方法において、基板上にウェット法によって直接接合する態様にて生成可能とし、しかも低い電圧の直流で可能とするナノ材料の作製方法を提供する。【解決手段】陽極酸化して得たバリヤ層が残っているポーラスアルミナ層に、基板材料を予め膜状に直接一体化して生成し、バリヤ層が残っているアルミナ層についてはバリヤ層を除去した後において、また、バリヤ層が除去されているアルミナ層については膜生成後において、基板材料が膜状に取り付けられかつバリヤ層が除去されてなるポーラスアルミナをテンプレートとして用い、テンプレートに一体化して取り付けられている基板材料上にナノ材料を生成させることにより解決する。【選択図】図4-1
349 2005-257544 2004/03/12 ジーエルサイエンス株式会社 マイクロチップ A4 PJX FP

【課題】マイクロ化したデバイスチップにはその材質に応じた欠点を所有しており、材質によって使用状態に制限を受けざるを得ない。その欠点を解消して、本来材質の有すると特徴はそのまま生かし、本来の欠点をカバーしうる流路やウエルを得ることが出来るマイクロチップデバイスを提供する。【解決手段】マイクロチップの表面、内部に溝・穴等を設けたマイクロチップに於いて、溝・穴等の接液面にポリオレフィン又はフッ素樹脂より選定したポリマーをコーティングする。【選択図】図1
350 2005-257684 2005/03/08 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. 半導体ナノワイヤ上への化学的又は生物学的センシング分子の固定化 A4 MI06 ×

【課題】本発明は、所望の検知能もたらす化学的又は生物学的センサを提供する。【解決手段】本発明は、半導体ナノワイヤと、該半導体ナノワイヤに結合している化学的又は生物学的センシング分子とから構成することができる化学的又は生物学的センサに関する。一実施形態では、半導体ナノワイヤは、同じ又は類似の半導体ナノワイヤからなるアレイの一部とし得る。導電線によって前記アレイに電流を供給することができる。信号測定装置を前記アレイに電気的に接続することができ且つ前記信号測定装置は前記アレイの電流変化を検出するよう構成することができる。【選択図】なし
351 2005-257944 2004/03/10 株式会社リコー 光走査装置及び光走査装置製造方法 A4 DA02 FP

【課題】実装工程が簡略化され、また振動ミラーの揺動空間が良好に密閉された光走査装置を提供する。【解決手段】同一方向に形成される駆動電極の外部電極を同一の高さで形成することにより、振動ミラーの揺動空間の密閉性を向上させる。また従来の密閉封止方法に比べて部品点数が少なくなり、装置の組立が容易で且つ安価になる。【選択図】図2
352 2005-258081 2004/03/11 住友電気工業株式会社 電極構造体及び光デバイス A4 DA04 FP

【課題】構造体のサイズ制限があっても、可動電極の可動範囲を大きくすることができる電極構造体及び光デバイスを提供する。【解決手段】電極構造体2は基板3を有し、この基板3上には、固定電極4と可動電極5とが設けられている。固定電極4は、基板3の上面に固定された電極基部6と、基板3に対して電極基部6の上面6aに固定され、可動電極5側に延在するように櫛歯状に形成された補助電極部7とを有している。可動電極5は、固定電極4の電極基部6と対向するように基板3の上面に固定された電極基部8と、基板3に対して電極基部8の上面8aに固定され、固定電極4側に延在するように櫛歯状に形成された補助電極部9とを有している。補助電極部9を形成する各歯は、固定電極4の補助電極部7に対して位置が異なるように配列されている。【選択図】図1
353 2005-260017 2004/03/12 財団法人高輝度光科学研究センター 超微細ワイヤー構造の作成方法 A4 MI06 FP

【課題】原子ステップ高さ、テラス幅が制御されたサファイア単結晶基板の表面構造を活用して機能性薄膜をエピタキシャル成長させることにより、ワイヤー幅、ワイヤー高さが原子レベルで規制された超微細ワイヤー構造を得ることを目的とする。【解決手段】ステップ高さ、テラス幅が原子レベルで制御された単結晶酸化物基板の表面に酸化物薄膜または窒化物薄膜をエピタキシャル成長させた後、100°C〜400°Cの高温雰囲気で酸化物薄膜または窒化物薄膜を加熱し、酸化物基板のステップに対応するワイヤーが酸化物薄膜または窒化物薄膜に形成される。【選択図】図2
354 2005-260170 2004/03/15 独立行政法人産業技術総合研究所 粒子回転システム、粒子回転方法 A4 MI07 FP

【課題】粒子を、光でトラップしたまま、回転させる。【解決手段】レーザ光源1から入射されるレーザ光の偏光面を偏光子2で変換する。入射される直線偏光のレーザ光を、1/4波長板3で円偏光に変換する。この変換後の円偏光を、ミラー4で反射させ、対物レンズ5によって試料6の表面に集光させる。これにより、試料6の表面に存在する不透明粒子の近傍に、円偏光を照射することができる。【効果】不透明粒子をトラップした状態で、光のスピン角運動量をその粒子に与え、光放射圧による回転力を発生させ、その回転トルクを不透明粒子に与えることができる。よって、不透明粒子を、安定にトラップした状態で、光照射位置を中心に回転させることができる。【選択図】図1
355 2005-262053 2004/03/17 富士写真フイルム株式会社 住友ベークライト株式会社 三協化学株式会社 大日本インキ化学工業株式会社 宇部興産株式会社 出光興産株式会社 株式会社日本触媒 マイクロリアクターの複合反応方法及びマイクロリアクター A4 DEX 2

【課題】複合反応における目的生成物に対する収率や選択率を制御することができるので、特に反応中間体である一次生成物の収率を上げることができるマイクロリアクターの複合反応方法及び、その複合反応方法を行うのに好適なマイクロリアクターを提供する。【解決手段】流体A、Bを流体導入部14からマイクロ流路12に合流させる際に、マイクロ流路12入口の径方向断面において流体A、Bを複数の流体セグメントA,Bに分割して合流させ、これらの流体セグメントA,Bを層流として流通させつつ分子拡散により混合して複合反応を行わせる。【選択図】図1
356 2005-262163 2004/03/22 独立行政法人産業技術総合研究所 表面にナノ構造を有する窒素分子活性化材料及びその作製方法 A4 DF02 1

【課題】窒素分子を、他の原子、分子と反応しやすい活性化状態にする機能を有する窒素分子活性化材料及びその製造方法を提供する。【解決手段】遷移金属元素等からなる固体表面に、不活性ガス等のイオンを衝突させることにより、ナノスケールの凹凸からなるナノ構造を生じさせた、窒素分子を活性化する機能を有する窒素分子活性化材料及びその作製方法。【効果】本発明は、低温、低圧、低エネルギーで、窒素分子から窒素含有化合物を製造することが可能である。【選択図】なし
357 2005-262345 2004/03/16 独立行政法人物質・材料研究機構 触媒作用を有する塩化物と収束電子線を用いる微細構造物の製造方法とその装置 A4 PJ07 FP

【目的】数ナノメートルから数百ナノメートルの微細な領域に位置やサイズを制御されたデバイス等の分野に利用可能な微細構造物の製造方法とその装置を提供する。【構成】密閉された減圧の反応容器(5)に収められたシリコンや有機物フィルム等の基材の表面(4)に該基材に対して触媒作用を有するAlCl3、SiCl4、AuCl3、NaAuCl4等の塩化物の気体を少量ずつ触媒供給ノズル(1)から供給しながら収束電子線(2)を照射する。【選択図】図1
358 2005-262346 2004/03/16 独立行政法人物質・材料研究機構 炭化ケイ素−二酸化ケイ素−炭素共軸ナノケーブルとその製造方法ならびに炭化ケイ素ナノロッドとカーボンナノチューブが接合したナノチェーンとその製造方法 A4 MI08 FP

【課題】マイクロエレクトロニクスデバイス用材料として有用な炭化ケイ素−二酸化ケイ素−炭素共軸ナノケーブルとその簡便な製造方法ならびに炭化ケイ素ナノロッドとカーボンナノチューブが接合したナノチェーンとその簡便な製造方法を提供する。【解決手段】一酸化ケイ素粉末と鉄粉の混合物を窒化ホウ素るつぼに入れ、このるつぼを加熱炉中に設置し、この加熱炉内を減圧にした後、メタンガスを流しながら1450℃以上1650℃以下で加熱して炭化ケイ素−二酸化ケイ素−炭素共軸ナノケーブルを得、さらに、その炭化ケイ素−二酸化ケイ素−炭素共軸ナノケーブルを減圧にした加熱炉中、1500℃以上1800℃以下で加熱して炭化ケイ素ナノロッドとカーボンナノチューブが接合したナノチェーンを得る。【選択図】図1
359 2005-262353 2004/03/17 ソニー株式会社 電子部品および電子部品の製造方法 A2 PH03 FP

【課題】可動片を備える素子基板を実装した電子部品において、外部からのガスや水分の侵入を防止して耐久性、信頼性を高めること。【解決手段】本発明は、一方面に可動片11が形成された素子基板10と、素子基板10を実装する支持基板20と、支持基板20に素子基板10が実装された状態で、少なくとも素子基板10の可動片が形成されていない他方面側を覆う封止樹脂3とを備える電子部品1である。また、本発明は、一方面に可動片11が形成された素子基板10を、その一方面を支持基板20側に向けてフェースダウン実装する工程と、支持基板20に素子基板10が実装された状態で、少なくとも素子基板10の可動片11が形成されていない他方面側を封止樹脂3で覆う工程とを備える電子部品1の製造方法である。【選択図】図1
360 2005-262357 2004/03/17 アンリツ株式会社 平行移動装置およびそれを用いた光学装置 A4 DA04 FP

【課題】簡単な構造で、可動部の姿勢を高精度に保持しつつ、平行移動できるようにする。【解決手段】共有結合結晶体基板により、固定部21と、固定部21から離間した位置に配置された可動部22と、固定部21と可動部22の間を連結する同一長で平行な複数の支持部23、24とがほぼ同一平面上に一体形成され、各支持部23、24の両端と固定部21および可動部22との間が、前記平面に沿った方向に弾性変形可能な弾性変形部25を介して連結されており、駆動手段30により、可動部22または支持部23、24に対して前記平面に沿った力を付与することで可動部22を固定部21に対して平行移動させる。【選択図】図1
361 2005-262373 2004/03/18 名古屋工業大学長 マイクロ・ナノ突起構造体及びその製造方法 A4 DF02 FP

【課題】単体としての各種操作や制御が可能なマイクロ・ナノ突起構造体を提供すること。【解決手段】金属材料の集合組織部における、該集合組織部の優先面及び優先方位と交差する面によって形成された断面に対して、高エネルギービームを照射せしめることにより、前記断面上に、前記優先面内の方位に突出した形態において一体的に形成され、且つ、前記金属材料の再結晶集合組織における優先面と等価な複数の面にて囲まれた、前記金属材料と同質の金属にて構成されているマイクロ・ナノ突起構造体を得る。【選択図】図4
362 2005-262382 2004/03/18 京セラ株式会社 電子装置およびその製造方法 A4 PH03 FP

【課題】半導体基板の主面に形成された凹部に微小電子機械機構を収納し気密封止して成る電子装置、および生産性、信頼性に優れた電子装置を製造できる製造方法を提供すること。【解決手段】電子装置12は、絶縁基板1の一方主面から他方主面等にかけて配線導体2が形成され、一方主面に、第1の接合材5が取着されている接続パッド3が形成され、接続パッド3を取り囲むように第2の接合材4が取着されている電子部品封止用基板6と、半導体基板7主面の凹部13の底面に微小電子機械機構8が形成されるとともに半導体基板7主面に微小電気機械機構8に接続される電極9が形成されて成る電子部品10とを具備し、電子部品10の電極9と接続パッド3とが第1の接合材5で接合されて接続されるとともに、第2の接合材5が半導体基板7の主面に接合されており、微小電子機械機構8は平面視で第2の接合材5の内側に気密封止されている。【選択図】図1
363 2005-262412 2004/03/19 株式会社豊田中央研究所 株式会社ケミトロニクス シリコン系構造体とその製造方法 A4 PJX 2

【課題】シリコン系構造体を損傷させることなく、その表面に形成されている有機ケイ素化合物を主成分とするコーティング材の一部を除去すること。【解決手段】変位部を備えるシリコン系構造体の製造方法であって、製造途中のシリコン系構造体の表面に有機ケイ素化合物(例えば、トリデカフルオロ−1 1 2 2-テトラヒドロオクチルトリクロロシランなど)を主成分とするコーティング材をコーティングする工程を備えている。そのシリコン系構造体の所定領域内のコーティング材に紫外線を照射する工程を備えている。コーティング材が除去されたシリコン系構造体に対して真空封止キャップ100と金ワイヤ200、202を接合する工程を備えている。【選択図】なし
364 2005-262428 2004/06/03 財団法人理工学振興会 微細加工方法 A4 PEX FP

【課題】高分解能で極微細構造を迅速に形成できるとともに、環境保全上、問題となる物質を含む廃棄物を発生しないため環境に優しい微細加工方法の提供。【解決手段】走査型プローブ顕微鏡のプローブを基板表面に当接または近接させながら走査して、前記基板表面に存在する微細構造材と前記プローブとの間の相互作用によって、前記微細構造材を移動させて、前記基板表面上に微細構造を形成することを特徴とする。【選択図】図1
365 2005-262686 2004/03/18 株式会社リコー アクチュエータ、液滴吐出ヘッド、インクカートリッジ、インクジェット記録装置、マイクロポンプ、光変調デバイス、基板 A4 PI02 4

【課題】犠牲層プロセスを用いて製造される基板であって、内部に空隙を具備した基板を提供すること。また、静電力で変位する振動板領域(34a)と該振動板領域に第1の空隙(24a)を介して対向する電極を具備し、前記第1の空隙(24a)は犠牲層除去孔(31)を用いた犠牲層プロセスで形成されたものであるアクチュエータにおいて、真空装置を用いることなく、犠牲層除去孔を大気中で封止し、その際、成膜が第1の空隙(24a)内に侵入することを有効に防止して、高精度、高信頼性のアクチュエータおよび該アクチュエータを備えた液滴吐出ヘッド、インクカートリッジ、インクジェット記録装置、マイクロポンプ、光変調デバイスを提供すること。【解決手段】第1の空隙(24a)と犠牲層除去孔(31)近傍の第2の空隙(24b)との間に流体的な抵抗となる障壁(29)を形成した。【選択図】図2
366 2005-265565 2004/03/18 ソニー株式会社 容量検出型センサの製造方法および容量検出型センサ A4 DB05 DD01 DD02 DD03 PA01 PA03 PA04 PA08 PB01 PC02 PC03 PC05 PE01 PG01 PI03 PI04 PJ03 MA01 MB01 MB03 MD02 MD04 MD07 MD09 ME03 MF02 1

【課題】振動子から導出された引き出し電極と検出電極から導出された引き出し電極とを同電位にすることで、検出電極への振動子の引き寄せを起こさせずに、高感度な容量検出型センサを製造することを可能とする。【解決手段】第1基板100に設けた支持部103-1〜4に支持弾性体102-1〜4の一方端を接続し、支持弾性体102-1〜4の他方端に第1基板100表面から浮遊した状態で支持された第1,第2振動子101-1 2を設け、第1,第2振動子101-1 2に空間を介して対向して検出電極201-1 2を設け、第1基板100と対向するもので検出電極201-1 2を形成する第2基板200を備えた容量検出型センサ1の製造方法であって、第1基板100と第2基板200とを接着させる際に、第1 第2振動子101-1 2から導出された引き出し電極212-1〜4と検出電極201-1 2から導出された引き出し電極211-1 2とを同電位にする。【選択図】図1
367 2005-266074 2004/03/17 アンリツ株式会社 光スキャナ A4 DA02 PA05 PB01 PC02 PC03 PI03 MA01 MB01 MD04 MD07 MD09 3

【課題】簡単な構造で、連結部の過度の変形をより確実に防ぐことができ、安定に且つ少ない電力で駆動でき、光の入射角や反射角度範囲が限定されないようにする。【解決手段】一対の連結部45、46の捩れ変形によりフレーム22に対する反射板40の角度を可変する光スキャナにおいて、フレーム22の一面側および反対面側から連結部45、46に対して所定の隙間をもって連結部45、46と重なり合う状態で反射板40方向に延びた第1〜第4の規制片23e、23f、24e、24fを設け、連結部45、46の前後方向の所定距離以上の移動を直接規制する。【選択図】図3
368 2005-266442 2004/03/19 日本航空電子工業株式会社 可変光利得等化器および光利得等化装置 A4 DA04 Da05 PB02 PC03 PE01 PI03 MA01 MB01 MD04 1a b

【課題】ファブリ・ペロー光共振器は共振器長、即ち、ミラーの光軸方向の変位で動作波長:フィルタの位相特性が制御されるが、対向するミラーの一方を光軸と垂直な方向に変位させて反射面を光スポットから外して行くと、そのミラーにおける反射率の増減に応じて出力光強度の減衰率も受動共振器として制御することができる可変光利得等化器を提供する。【解決手段】波長多重信号光の波長に対する信号光強度をその波長間偏差に応じて補償し平坦化する可変光利得等化器10において、対向する一対のミラー1、3で構成され、その一方のミラー1が光軸方向および入射光スポットに交叉して光軸と垂直な方向の両方向に変位する反射型の受動ファブリ・ペロー共振器11を、光サーキュレータ2を介して複数個縦続に接続して構成した可変光利得等化器。【選択図】図1
369 2005-266566 2004/03/19 株式会社リコー 偏向ミラー、偏向ミラー製造方法、光書込装置及び画像形成装置 A4 DA04 PA03 PA05 PB03 PC03 PG01 PG02 PJ06 MA01 MB01 MD01 ME03 MF02 2a b

【課題】ミラー基板、梁、支持部材とが一体構造をなし、ミラー基板の自由端部に形成された櫛歯状の可動電極と支持部材に形成された櫛歯状の固定電極とが微小ギャップを介して噛み合い、ミラー基板が可動電極・固定電極間の静電力によって駆動され梁を軸として往復振動する偏向ミラーにおいて、その製造を困難にすることなく、ミラー基板の振動時の変形を抑えるために必要なミラー基板の板厚を確保しつつ駆動電圧の低電圧化を図る。【解決手段】可動電極214 215と固定電極216 217を台形断面形状とする。あるいは、固定電極を可動電極より厚さを大きくし、製造時及びミラー基板静止時に可動電極と対向しない固定電極の領域に、可動電極と対向する領域より幅の広い部分を設ける。可動電極の方を厚さを大きくする構造も含む。【選択図】図2
370 2005-268758 2005/02/04 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 薄く形成されたカンチレバー構造を備えた微小機械装置及び関連の方法 A3 DD01 DD03 PB01 PB02 PC02 PF02 PG02 PI03 MA01 MB01 1A

【課題】単一のチップ上に一体形成された高感度且つ小型の加速度計センサ及び圧力センサを提供する。【解決手段】微小電気機械装置が、薄く形成された撓曲構造(112)を設けた加速度計(110)を含んでいる。単一のチップ(100)の上に一体形成された加速度計(110)及び圧力センサ(120)を含むこともできる。本発明の一観点では、微小機械装置が、凹部領域を画定している第一の半導体ウェーハを含んでいる。半導体層が、凹部領域に対向してウェーハに固定される。カンチレバー・ビームが半導体層に形成される。カンチレバー・ビームは、半導体層のアンカー領域に固定されている撓曲領域を含んでおり、また、第一の凹部領域に対向して懸吊されている慣性質量領域を含んでいる。撓曲領域は半導体層のアンカー領域よりも薄い。【選択図】図1(A)
371 2005-268778 2005/03/02 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. 新規な電界変調式双安定分子メカニカルデバイス A1 DA01 DF01 PA05 PA07 PE02 MI06 MEX 1a b

【課題】化学的な酸化及び/又は還元を回避し、第1の状態から第2の状態へと適度な速度で切り替わることができる揮発性スイッチをもたらす、分子システムを提供する。【解決手段】固定化された固定子ユニットに接続されている回転子ユニットの回転を介して起こる電界誘導バンドギャップ変化を呈する、ナノメートルスケールの可逆的な電気的及び光学的スイッチ、特に、電界駆動式の分子スイッチのための分子システムが提供される。当該分子システムは、不動の接合ユニットの一方の側に2つの枝を有し且つ反対側に1つ又は2つの枝を有し、それによって、それぞれ「Y」及び「X」配列をもたらす。接合ユニットとは反対側の枝の端部は、他の分子システムあるいは電極などの基材に接続されている。各回転子ユニットは、外部適用電界に応じて、2つの状態間で回転する。多重安定な分子メカニカルデバイス及び電界駆動式光スイッチの両方がもたらされる。【選択図】なし
372 2005-271085 2004/01/30 アネルバ株式会社 基板上にMEMSとICを組付ける方法およびMEMS装置 A2 DC01 DEX PB03 PB06 PGX PI06 PJ06 MA01 MB01 MB03 MD04 ME03 MEX MGX 1A-D

【課題】貫通孔を作ることができかつSiO2膜を熱的に成長させる時に高温プロセスを実行できる基板上にMEMSとICを組付ける方法、そして基板上にMEMSとICを組付けるための新しい構造を備えたMEMSデバイスを提供すること。【解決手段】基板11上にMEMS12とIC13を組付ける方法は、基板11に貫通孔15を形成するステップと、所定の高温プロセスによって少なくとも貫通孔の内部表面に誘電体膜16を堆積するステップと、基板の前面11a上にMEMSを組立てるステップと、基板の背面11b上にICを接着するステップと、そして貫通孔を経由してMEMSとICを電気的に接続する金属ワイヤ14を形成するステップと、から構成される。【選択図】図1A
373 2005-271142 2004/03/25 エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社 微小凸状構造体 A1 DF02 PJ07 PJX 1

【課題】分析装置、表示装置、加工装置、計測装置及び観察装置などに設けられる、高い位置精度と角度(方向)精度とを有し、大きいアスペクト比の線状物質からなる微小凸状構造体を提供する。【解決手段】集束イオンビームによって加工した穴構造の底部から、カーボンナノチューブによる線状物質を成長させた微小凸状構造体とする。これにより、前記穴構造の底部から開口部へ向かう方向と、穴構造から突出する線状物質の方向とがほぼ揃う。【選択図】図1
374 2005-271185 2004/03/26 独立行政法人科学技術振興機構 ナノデバイスの作製方法 A1 DF02 PA07 PC02 PJ07 MA01 MB01 MD02 MD04 MD07 ME03 MF02 MI07 1

【課題】ナノメータサイズの微粒子を基板上の所望の領域に所望の大きさで堆積させたナノデバイスの作製方法並びにナノデバイスを提供する。【解決手段】ナノメータサイズの微粒子13からなる微粒子列14を堆積させることにより、ナノデバイスの作製する際に、所定の膜厚で構成されるパターニング層12が部分的に形成されてなる基板11に対して微粒子13を含む溶液を接触させる。このとき、基板11とパターニング層12との間で形成される境界線の形状に加えて、基板11並びにパターニング層12の濡れ性、基板11に対して加える動き、基板11に対して照射する光の波長等のパラメータのうち何れか1つ以上を制御するようにしてもよい。【選択図】図1
375 2005-271187 2004/03/26 松下電工株式会社 マイクロデバイス及び光スイッチ A4 DA01 PI02 MA01 MB01 MF02 1

【課題】小型且つ単純な動作でラッチ機能を実現するマイクロデバイス及び光スイッチを提供する。【解決手段】可動プレート3と、可動プレート3を支持する可撓な支持アーム2と、可動プレート3を第1の方向及び第1の方向に対向する第2の方向に駆動するアクチュエータ(4、6、7)と、可動プレート3に接続された第1の部材5と、第1の方向に変位した状態で第1の部材5と嵌合して可動プレート3を保持する第2の部材10と、第2の部材10を第1の方向に略垂直な方向に変位させる可撓部材9とを有するマイクロデバイスであって、第1の部材5と第2の部材10は互いに対向するテーパー構造を第1及び第2の方向の両方にそれぞれ有する。【選択図】図1
376 2005-271191 2004/08/25 セイコーエプソン株式会社 マイクロメカニカル静電振動子 A2 DB01 PA02 PA03 PA05 PA07 PA10 PB02 PB03 PC02 PC03 PE01 PH03 PJ06 MA01 MA02 MA03 MAX MB01 MB03 MD01 ME03 MF01 MF02 MF05 1(a) (b)

【課題】従来よりも容易に高周波化を図ることができ、従来よりも入力電圧に対する出力電圧の比を大きくすることができ、低駆動電圧化や省電力化を図ることのできるマイクロメカニカル静電振動子を提供する。【解決手段】本発明のマイクロメカニカル振動子100は、板状の振動体105と、振動体の両側に振動体の外周部に対し空隙106を介してそれぞれ対向配置される一対の電極107,107と、一対の電極に同相の交流電力を印加するための給電手段110と、振動体と電極との間の静電容量の変化に対応した出力を得るための検出手段103,120とを有し、振動体の平面形状を、くびれを備えた曲線状の輪郭を有する形状としたことを特徴とする。【選択図】図1
377 2005-271198 2005/03/18 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. ナノスケールフィーチャを備えたテンプレートが形成されている構造体 A1 DF02 PA05 PA08 PE02 PJ01 PJ07 PJ08 MA01 MB01 ME02 MEX MF01 MF02 MI06 MI07 FP

【課題】基板上にナノスケール物体が付着したナノスケール構造体において、ナノスケール物体の数、サイズ、形状、向き、パターンおよび位置が自在に製作可能なナノスケール構造体を提供する。【解決手段】開口部930が形成されているレジスト層を備えたテンプレート500を基板420上に配置し、ナノワイヤ、ナノ微粒子、ナノロッド、ナノチューブ、フラーレン、ウイルス微粒子、ポリ核酸、ポリペプチド、タンパク質、DNAなどのナノスケール物体910を開口部930に置く。そして化学結合、接着剤、熱処理などの手段で基板420に付着させる。その後、テンプレート500を化学洗浄などで除去すると、基板420上にナノスケール物体910が残りナノスケール構造体が完成する。【選択図】図11
378 2005-271200 2005/03/24 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. 電子デバイス内にチャンバを形成するための方法およびそれにより形成されるデバイス A4 DA04 PA03 PA07 PA11 PB01 PC02 PH01 PH02 PH03 PJ03 MA01 ME02 ME07 ME12 MF05 3A

【課題】組立工程において、漏れ、気泡、空隙などを少なくするように流体または流動可能な材料を導入することができる工程、およびその結果として形成される電子デバイスを提供する。【解決手段】固化したコア材料(334)上に外側表面(336)を準備するステップであって、該固化したコア材料(334)は基板(312)内に形成される凹所(316)内にあるステップと、前記固化したコア材料(334)の前記準備された外側表面(336)、および前記凹所(316)を包囲する前記基板(312)の一部の上に層(338)を配設することであって、該配設された層(338)および前記基板(312)はチャンバ(350)を画定するステップとにより、電子デバイス内にチャンバを形成することとした。【選択図】図3A
379 2005-272271 2004/03/26 日本電信電話株式会社 カーボンナノチューブの製造方法及び半導体装置の製造方法 A1 DF02 PA01 PA03 PA05 PB01 PE01 PJ07 MA01 MB01 MB03 MD06 MDX ME01 ME03 MI04 1(a)-(c)

【課題】基板の表面の法線方向に配向した良質な単層カーボンナノチューブを提供し、この単層カーボンナノチューブを用いた半導体装置を提供する。【解決手段】基板101の上に直径が3nm程度の触媒金属粒103を形成し、基板101を、所定の熱CVD装置の成膜室内に搬入して固定し、成膜室の内部を排気して所定の圧力にまで減圧した後、成膜室内にArなどの不活性ガスを導入してパージし、不活性ガスが充填された成膜室内で、基板101を例えば950〜1000℃程度に加熱し、成膜室内にメタンガス(炭素原料ガス)を導入し、加熱された基板101の表面に炭素原料ガスが供給された状態とし、触媒金属粒103の部分より、単層カーボンナノチューブ104を垂直に成長させる。【選択図】図1
380 2005-275001 2004/03/25 キヤノン株式会社 光学素子製造方法、光学装置、および光学素子 A4 DA01 DA04 PB03 PC02 PE01 MA01 1

【課題】製品のコストを押えつつ、照度の不均一性や光の利用効率を改善できる光学素子の製造方法を提供すること。【解決手段】透過率制御型の三次元形状形成用マスクを用い、基板上に塗布された感光性材料を露光機により露光する工程と、現像を行い感光性材料を所望の三次元形状に加工する工程、ドライエッチングにより感光性材料の形状を基板に転写する工程を含む三次元形状を持った光学素子を作製する方法において、該光学素子は2枚一組で使用され、その組のうちの一枚ともう一枚を該ドライエッチング装置にセットする際、基板を異なる向きにセットすることとした。【選択図】図1
381 2005-275174 2004/03/25 ミヨタ株式会社 光スイッチの製造方法 A4 DA01 PA03 PA07 PB02 PB05 PC02 PC05 PI03 MA01 MD02 ME03 1a-j

【課題】光スイッチにおいて、残留異物(レジスト残り等)による可動部の動作不良を解消する。【解決手段】シリコン活性層2a、中間層2b、シリコン支持基板2cを積層したSOI基板2のシリコン活性層2aを2段階に渡りエッチング加工する際に、1段階目のエッチング時にマスクとして用いる第二のマスキングパターン21aと、2段階目のエッチング時にマスクとして用いる第一のマスキングパターン20aとを、シリコン活性層2aをエッチングする前に先に重ねて形成しておき、エッチング工程に合せて順次剥離してシリコン活性層2aのエッチングを行う。更に、シリコン活性層2aに2段階目のエッチングを施す際には、その前に中間層2bを先に除去しておく。これにより、櫛歯間にレジストや耐性膜21を形成することがなくなるため、櫛歯間やシリコン支持基板2cの凹部22bが良好な状態に保たれる。【選択図】図1
382 2005-275176 2004/03/25 ミヨタ株式会社 日本信号株式会社 プレーナ型電磁アクチュエータ A4 DA01 PI03 1a b

【課題】プレーナ型電磁アクチュエータチップの仕様に関係なく基板の共通化ができ、量産メリットによる実装コストの低減を目的とする。また、主要部品に破損、不良があってもその部品のみを交換可能とし、部品の有効活用を図る。【解決手段】少なくとも、半導体基板に、平板状の可動板と該可動板を半導体基板に対して基板上下方向に回動可能に軸支するトーションバーとを一体形成し、前記可動板にはミラーと、磁界を発生する駆動コイルを形成したプレーナ型電磁アクチュエータチップと、前記プレーナ型電磁アクチュエータチップのトーションバーの軸方向と平行に配置された可動板の対辺の駆動コイルに磁界を作用させるための対をなす静磁界発生手段と、ヨークとで構成されるプレーナ型電磁アクチュエータであって、前記プレーナ型電磁アクチュエータチップを搭載した第一基板と、前記永久磁石と前記ヨークを搭載した第二基板とで構成されるプレーナ型電磁アクチュエータとする。さらに、前記第一基板と前記第二基板は着脱可能に固定する。【選択図】図1
383 2005-275198 2004/03/26 ブラザー工業株式会社 光走査装置およびそれを備えた画像形成装置 A4 DA01 DA04 8

【課題】光を反射する反射面を有する振動体の少なくとも一部を振動させることにより、反射面に入射した光の反射方向を変化させて光を走査する技術において、その振動体の形状の適正化によってその振動体の共振周波数特性を適正化する。【解決手段】振動体は、(a)反射面を有する反射ミラー部と、(b)その反射ミラー部から延び、少なくともねじり振動が発生させられる全体ばね部とを含んでいる。その振動体は、全体ばね部の長さ方向における形状を定義するパラメータである長さ比率の値次第で、正規の振動であるねじり振動の共振周波数と外乱振動である横振動の共振周波数とが互いに一致する振動特性を有している。その長さ比率は、ねじり振動の共振周波数と横振動の周波数とが互いに一致しない領域(例えば、状態Aを示す領域)内に設定される。【選択図】図8
384 2005-277861 2004/03/25 セイコーエプソン株式会社 マイクロレゾネータ及びその製造方法並びに電子機器 A2 DB02 PA01 PC02 PC03 PE01 PI03 MA01 MA02 MB01 MB03 ME03 1

【課題】広い周波数帯域に亘った所望の通過特性を有するマイクロレゾネータ及びその製造方法等を提供する。【解決手段】マイクロレゾネータ10は、電極部16a〜16cが設けられた電極16と電極部18a〜18cが設けられた電極18との間に、共振周波数が互いに異なる複数のディスク14a〜14cを備えた構成である。電極部16a、ディスク14a、及び電極部18aからなるマイクロレゾネータ、電極部16b、ディスク14b、及び電極部18bからなるマイクロレゾネータ、並びに、電極部16c、ディスク14c、及び電極部18cからなるマイクロレゾネータは電気的に並列に接続されている。【選択図】図1
385 2005-279784 2004/03/26 ソニー株式会社 静電MEMSアクチュエータ、マイクロポンプを含む微小流体駆動装置、インクジェットプリンタヘッドを含む微量流体吐出装置及びインクジェットプリンタを含む印刷装置 A3 DA01 DB01 DB04 DC03 DCX DD01 DD03 PF02 PI03 MA01 MA02 MB01 MB03 MD01 MD04 MD06 MD07 MD09 MF01 MF02 4A B

【課題】インクジェットプリンタを含む印刷装置、微小流体駆動装置、インクジェットプリンタヘッドを含む微量流体吐出装置に適用される静電MEMSアクチュエータにおいて、その低消費電力化、長寿命化、振動板の信頼性の向上を図り、静電MEMSアクチュエータとしての高性能化を図る。【解決手段】静電MEMSアクチュエータにおいて、隣接する複数のMEMS素子における下部電極35〔35A,35B〕及び振動板39〔39A,39B〕の上部電極38〔38A,38B〕をそれぞれ独立に形成する。下部電極35の幅Lを、振動板が支持される両アンカー部46間の間隔Wより大に設定する。隣接するMEMS素子において、一方のMEMS素子の振動板の上部電極38Bと、他方のMEMS素子の下部電極35Aとを電気的に接続する。これらの構成を適宜組み合わせて静電MEMSアクチュエータを構成する。【選択図】図4
386 2005-279787 2004/03/26 エヌティティエレクトロニクス株式会社 株式会社ニコン マイクロアクチュエータ、光学装置及び光スイッチ A4 DA01 DA04 PA08 PI03 MD04 MD06 2

【課題】被駆動体の姿勢が所望の姿勢からずれても、そのずれを補正を可能にする。【解決手段】可動板12は、脚部12a,12bで基板に固定され、脚部12a,12bを固定端とする片持ち梁構造を持つ。可動板12の2本の梁部における脚部12a,12b側部分は、板ばね部である。2本の梁部の自由端側には、可動板12のミラー搭載板が固定される。ミラー搭載板上にミラーが垂直に固定される。基板上の固定電極36とこれに対向する一方の梁部上のAl膜パターン22a,22bとの間に所望の電圧を印加すると、両者の間に生ずる静電力により可動板12がX軸回りの正方向にねじれて、ミラー31の角度をX軸回りの正方向にずれた角度に調整できる。基板上の固定電極37と他方の梁部上のパターン22a,22bとの間に所望の電圧を印加すると、ミラー31の角度を逆方向にずれた角度に調整できる。【選択図】図2
387 2005-279831 2004/03/29 ソニー株式会社 MEMS素子、光学MEMS素子、回折型光学MEMS素子、並びにレーザディスプレイ A4 DA06 DB01 DB04 DD01 DD03 PA01 PA03 PA05 PB01 PC03 PI03 MA01 MA02 MB01 MB03 MD01 MD02 MD10 MF01 1

【課題】光学MEMS素子等の静電駆動型のMEMS素子において、積層膜の内部応力に起因したビームのたわみを極力低減せしめる。【解決手段】複数層によるビーム36を有し、複数層の中にビーム36のたわみを抑制するための応力バランス調整層41が形成されて成る。【選択図】図1
388 2005-279863 2004/03/30 セイコーエプソン株式会社 アクチュエータの製造方法およびアクチュエータ A4 DA02 PA03 PA05 PA08 PB01 PB03 PC02 PC05 PE01 PG01 PH03 PI03 MA01 MD01 ME03 MF02 2

【課題】低電圧駆動が可能で、かつ、振れ角(振幅)の大きい安価なアクチュエータの製造方法およびアクチュエータを提供すること。【解決手段】シリコンを主材料として構成された基体2の一方の面をエッチングすることにより、凹部28、29を形成する第1の工程と、基体2における凹部28、29に対応する部分をエッチングすることにより、第1の質量部21、22、第2の質量部23、支持部24、第1の弾性連結部25、第2の弾性連結部26を形成する第2の工程とを有する。【選択図】図2
389 2005-279864 2004/03/30 セイコーエプソン株式会社 アクチュエータの製造方法およびアクチュエータ A4 DA01 PA03 PA05 PA08 PB01 PB03 PC02 PC05 PG01 PI03 MA01 MD01 ME03 MF02 2

【課題】設計自由度の向上を図って、低電圧駆動が可能で、かつ、振れ角(振幅)の大きいアクチュエータの製造方法およびアクチュエータを提供すること。【解決手段】シリコンを主材料として構成された基体2と、シリコンを主材料として構成された対向基板3との少なくとも一方に、主として可動イオンを含むガラスで構成された接合層4を形成する第1の工程と、接合層4を介して基体2と対向基板3とを陽極接合する第2の工程とを有する。【選択図】図2
390 2005-279919 2005/01/18 日本航空電子工業株式会社 微小可動デバイス及びその作製方法 A4 DA01 PB01 PB02 PB03 PC01 PC02 PC03 PE01 PH01 PI03 MA01 MD01 MD04 MD09 ME03 2A-C

【課題】異物が挟まって可動体が動作しなくなるさらには電気的短絡が生じるといった不具合が発生しない微小可動デバイスを提供する。【解決手段】単結晶シリコン基板61上に、その基板板面と平行に変位する可動体(可動ロッド46、可動櫛歯電極49、板ばねヒンジ48a〜48d等)と、その可動体以外の構造体(第1、第2固定櫛歯電極51,52等)とが形成されてなる微小可動デバイスにおいて、構造体は絶縁層62を介して単結晶シリコン基板61上に固定されており、単結晶シリコン基板61上面の可動体が変位する範囲に凹部64を形成する。凹部64により異物が挟まらない十分な空隙が確保される。【選択図】図2
391 2005-279923 2005/03/29 ノースロップ グルマン コーポレーション 微小電気機械システム A4 PA03 PA07 PB02 PB03 PC03 PE01 PF02 PI03 MA01 MD01 ME03 1

【課題】エッチング中にウエハの構造体上に生じる電化蓄積を低減させる。【解決手段】一実施例では、装置は導電層を有するウエハ部分を含む。ウエハ部分のエッチング中に導電層が露出されると、導電層はウエハ部分のエッチング中にウエハ部分上の電荷蓄積の一部を消散するように働く。【選択図】図1
392 2005-279928 2005/03/30 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 穿孔されたダイアフラムを閉鎖する方法 A4 DD04 PA01 PB01 MA01 5

【課題】閉鎖された穿孔開口を有するダイアフラム構造体を形成する方法において、従来技術の欠点が改良されたものを提供する。【解決手段】基板(1)に、少なくとも1つの微孔性の層(2)を形成し、前記基板(1)内に、微孔性の層を貫通するエッチングプロセスにより、少なくとも微孔性の層(2)により覆われた中空室(6)を、微孔性の層(2)の下に形成し、微孔性の層に閉鎖層(5)を形成し、該閉鎖層(5)が、前記微孔性の層(2)を少なくとも部分的に覆っているようにした。【選択図】図5
393 2005-283163 2004/03/26 独立行政法人科学技術振興機構 高村 禅 流路における流体の通過を検出する方法および流体の流れを制御する方法 A4 DC01 DE01 DEX PA03 PB01 PE01 PI04 MD01 MD02 MD04 MD07 ME06 ME07 MF01 MF02 MF05 1

【課題】本発明の課題は、試料に含まれる物質に損傷を与えることなく、流路を流れる試料液の通過を検出する方法、それに基づいて流れを制御する方法およびそのためのデバイスであって、微少な領域に集積化可能なものを提供することである。【解決手段】流路における流体の通過を検出する方法であって、互いに界面を有しかつ異なる電気抵抗を有する2種以上の流体を流路に流し、流路における検出部において流体の電気抵抗を測定し、該電気抵抗の変化を検出することにより、流体が該検出部を通過したことを検出する、前記通過検出方法。【選択図】図1
394 2005-283331 2004/03/30 ペンタックス株式会社 フルイドウェアテクノロジーズ株式会社 マイクロチップ及びマイクロポンプ A4 DC02 DC03 DE01 DEX ME06 MF02 2

【課題】真空ポンプなどの特殊な装置を必要とせずに駆動させることができ、簡単な構造のマイクロバルブを有するマイクロポンプ機構を提供する。【解決手段】少なくとも微細流路が形成されている第1の基板と該第1の基板の微細流路形成面に貼り合わされる対面基板とからなるマイクロチップにおいて、前記対面基板の貼り合わせ面及び第1の基板の上面にポリジメチルシロキサン(PDMS)の薄膜が接着されており、前記第1の基板の上面のPDMS薄膜上に第2の基板が更に接着されており、前記微細流路内において、前記2枚の薄膜間に、逆止弁と、加圧部と、マイクロバルブが、流体の流れる方向に沿ってこの順に形成されており、前記加圧部は前記微細流路よりも大きな容積を有する空間であり、前記マイクロバルブは、前記微細流路の幅及び高さと同じ幅及び高さを有する弁座と該弁座の上面及び下面にそれぞれ離着する各PDMS薄膜からなり、前記弁座の配設位置に対応する第2の基板及び対面基板の箇所が所定の大きさで切除されていることを特徴とするマイクロチップである。【選択図】図2
395 2005-283678 2004/03/26 ミヨタ株式会社 静電型アクチュエータ及びその製造方法 A4 DA01 DA02 PB01 PC03 PE01 PI03 MA01 ME03 1

【課題】低電圧の印加であっても可動部の変位量を増加でき、安定した駆動ができる静電型アクチュエータを得る。【解決手段】少なくとも、半導体基板上に、揺動軸を中心に揺動する可動部と、該可動部と対向する位置に形成される固定部と、前記可動部移動線上に形成されるストッパー部を備え、前記可動部にはミラー部と電極部と前記半導体基板と導通させるための接触部が形成され、前記固定部には電極部が形成され、前記可動部に形成した電極部と、該電極部と対向する部位に設けられた固定部に形成した電極部との間に静電力を発生させ、前記半導体基板の上面に沿って揺動軸を中心に揺動駆動する駆動手段とを備えた静電型アクチュエータとする。【選択図】図1
396 2005-283737 2004/03/29 松下電器産業株式会社 多波長レーザモジュール及びその製造方法 A4 DA04 PA01 PA08 PB01 PC01 PC03 PE01 PG02 MA01 MB01 MC03 MC04 MD04 ME01 ME03 2

【課題】波長が異なる複数のレーザ素子から出射される各レーザ光の光軸を光学部品を付加的に用いることなく一致させることができるようにする。【解決手段】シリコンからなる保持基板30の上に互いの出射端面10a、11aを対向させて配置され、波長が異なる第1のレーザ素子10及び第2のレーザ素子11と、第1のレーザ素子10及び第2のレーザ素子11の出射端面10a、11a同士の間に可動に配置され、各レーザ素子10、11からのレーザ光をそれぞれ反射する複数の反射面23a、23bを有する可動ミラー23とを有している。可動ミラー23は、第1のレーザ素子10及び第2のレーザ素子11のうちレーザ光を出射するレーザ素子の出射方向に移動する。【選択図】図2
397 2005-283929 2004/03/29 高井 治 杉村 博之 齋藤 永宏 パターン形成方法及び装置 A4 DE01 DE02 PA01 PE01 MA01 ME02 MF05 1

【課題】露光状態を正確に把握しつつ基板の表面に所望するパターンを再現性よく安定的に形成し得る方法及び装置を提供すること。【解決手段】本発明によって少なくとも表面の一部が赤外吸収を示す材料から成る基板(1)の表面を露光し、該材料の一部を変質又は除去することによって該基板(1)上に所定のパターンを形成する方法が提供される。この方法は、前記材料から成る基板(1)表面の所定部位を露光すると同時に及び/又は露光した後に、該露光部位に対応する基板(1)の裏面側の部位に赤外線を照射すること、前記赤外線が照射された部位における赤外吸収を測定すること、および、該測定した赤外吸収データに基づいて前記基板(1)の露光状態を決定すること、を包含する。【選択図】図1
398 2005-283930 2004/03/29 高井 治 杉村 博之 パターン形成方法及び該方法に利用される露光装置 A4 DE01 DE02 PA01 PE01 ME01 MF05 1

【課題】基材の表面に所望する微細なパターンをフォトマスクを使用することなく真空紫外光により形成する方法及びその方法に使用する露光装置を提供すること。【解決手段】本発明によって提供される被処理材2の表面4に真空紫外光VUVを照射して所定のパターンを形成する方法は、(1)所定の光源20から放射され、真空紫外光VUVの減光を抑え得る雰囲気中を進行させた真空紫外光VUVを集光した状態で被処理材2の表面に照射すること、および、(2)該集光された真空紫外光VUVの被処理材2表面における照射位置を所定のパターンで移動させることを包含する。【選択図】図1
399 2005-284264 2005/02/22 住友電気工業株式会社 光デバイス及びその製造方法 A4 DA01 PB01 PC03 PGX PH03 PI03 MA01 1

【課題】光損失の低減を図りつつ、アクチュエータ構造体の駆動速度を上げることができる光デバイスを提供する。【解決手段】本発明の一実施形態に係る光デバイスは、アクチュエータ構造体を備える。アクチュエータ構造体は、基板と、固定電極と、可動電極と、光学素子と、穴部とを有する。固定電極は、基板表面上に設けられている。可動電極は、基板の表面上に設けられている。光学素子は、可動電極に設けられている。基板は可動電極に対向している。穴部は、基板の部位に形成されている。光学素子が設けられた可動電極近傍は、マッチングオイルに浸漬されている。【選択図】図1
400 2005-285421 2004/03/29 日本碍子株式会社 流路内の被移動体を移動するデバイス A4 DA02 DB01 DD01 DD02 DD03 DD09 DDX DE02 1

【課題】スイッチ等に用いられる流路内の被移動流体を移動させるデバイスの応答性を高めること。【解決手段】被移動流体移動デバイス10は、第1ポンプ11、第2ポンプ12及び流路13aを備えている。流路13a内には導電性流体である被移動流体F1と絶縁性作動流体である非圧縮性の作動流体F2とが収容されている。また、第1ポンプ及び第2ポンプには作動流体F2が収容されている。先ず、第1ポンプが駆動され、そのポンプ室の容積が緩慢に減少されることにより、作動流体F2が流路内に緩やかに吐出され、これにより、流路の圧力上昇吸収部が消滅する。その後、第1ポンプ室の容積を急激に減少させて作動流体F2を流路内に急激に吐出するとともに、第2ポンプ室12aの容積を急激に増大させて作動流体F2を流路内から急激に吸引する。急激に吐出及び吸引された作動流体F2は被移動流体F1を流路内で直ちに移動させる。【選択図】図1
401 2005-285851 2004/03/26 富士写真フイルム株式会社 金属微粒子分散パターン形成方法、及び金属パターン形成方法 A1 MD02 MD03 MD04 MD06 MD07 ME01 MEX なし

【課題】ポリイミド基材表面に、金属微粒子が高密度に分散された耐熱性の高い金属微粒子分散パターンを、簡便な工程により形成しうる金属微粒子分散パターンの形成方法を提供すること。また、ポリイミド基材表面に、高密度であり且つ均一性に優れた耐熱性の高い金属薄膜を、簡便な工程により形成しうる金属パターンの形成方法を提供すること。【解決手段】重合開始部位を骨格中に有するポリイミドを含む基材表面に、該基材表面に直接結合し且つ極性基を有するグラフトポリマーをパターン状に生成させる工程と、該グラフトポリマーに金属イオン又は金属塩を付与する工程と、該金属イオン又は金属塩中の金属イオンを還元して金属微粒子を析出させ、金属微粒子付着領域を形成する工程と、を有することを特徴とする金属微粒子分散パターン形成方法、及び該金属微粒子分散パターン方法により得られた金属微粒子分散パターンを加熱することを特徴とする金属パターン形成方法である。【選択図】なし
402 2005-287254 2004/03/30 ミヨタ株式会社 日本信号株式会社 プレーナ型電磁アクチュエータ A4 DBX PA01 PA03 PA07 PB05 PC05 PE01 MA01 MB01 ME01 ME03 1A B

【課題】レジストの現像残り、金属薄膜のエッチング残りが原因となり発生するコンタクト部及び引出電極パターン間でのショートを防止する。【解決手段】平板状の可動板と、該可動板を回転可能に軸支する一対のトーションバーと、前記可動板の少なくとも一方の面に該可動板の周縁に沿って形成された駆動コイルと、前記トーションバーの軸方向と直行する方向で前記可動板の外方部位に配置された一対の静磁界発生手段とを有するプレーナ型電磁アクチュエータであって、前記駆動コイルは外部との接続用コンタクト部を有しており、前記駆動コイルは前記コンタクト部を除いて絶縁層部を介して積層され、前記絶縁層部と前記コンタクト部の駆動コイル側端部が接触しないように隙間部を有して形成されているプレーナ型電磁アクチュエータとする。【選択図】図1
403 2005-288254 2004/03/31 宇部興産株式会社 日本ペイント株式会社 新日鐵化学株式会社 富士写真フイルム株式会社 日本油脂株式会社 三協化学株式会社 三菱瓦斯化学株式会社 マイクロデバイスおよび流体の合流方法 A4 DC01 DEX PB01 PE01 PG03 PJ05 PJ06 MA01 MD01 MD09 ME02 ME10 MF01 MF02 1

【課題】迅速かつ均一な混合に関して向上したマイクロデバイスまたはマイクロデバイスを使用して流体を合流させる方法を提供する。【解決手段】流入した2種以上の流体をそれぞれ独立して合流領域10に供給し、合流領域からこれらの流体を排出するマイクロデバイスは、マイクロデバイスに流入した各流体を合流領域に供給する供給チャンネル12,18、および合流した流体を合流領域からマイクロデバイスの外部に排出する排出チャンネル26を有して成り、少なくとも1種の流体を供給する供給チャンネルは、合流領域に流入する複数のサブチャンネル16,16’を有して成り、複数のサブチャンネルの少なくとも1つの中心軸と、そのサブチャンネルが供給する流体以外の他の種類の流体の内の少なくとも1種の流体を供給する供給チャンネルまたはサブチャンネルの少なくとも1つの中心軸とが一点20で交差するように、サブチャンネルおよび供給チャンネルが形成されている。【選択図】図1
404 2005-288568 2004/03/31 エヌティティエレクトロニクス株式会社 株式会社ニコン 薄膜構造体、光学装置、光スイッチ及び可変光減衰器 A4 DA01 DA05 PB01 PB05 PE01 MA01 MB03 MD01 7

【課題】支持部等に意図しない力が加わっても、被支持部が所望の姿勢又は位置とは異なる姿勢又は位置に保持されてしまうような事態を防止し、特別な復帰操作を要することなく被支持部を所望の姿勢又は位置に保持する。【解決手段】薄膜構造体は、支持基体12bと、被支持部31と、被支持部31を支持基体12b上に支持する支持部と、支持基体12bに設けられたストッパ41とを備える。支持部の支持バー35がストッパ41の突出部54aに押し付けられて当接することで、被支持部31の支持基体12bに対する姿勢が保持される。支持バー35の上側突片部35b及び下側突片部35cと、下側突片部35cの下方に位置するストッパ41の突出部52aとにより、下側突片部35cが突出部54aの下側へ潜り込むのが阻止される。【選択図】図7
405 2005-288672 2004/04/06 三菱重工業株式会社 富士ゼロックス株式会社 微小構造体の製造方法及び製造装置 A4 DC01 DFX PE01 PGX PI03 MDX MEX MGX 3a-c

【課題】高い形状精度を有する微小構造体の製造方法及び製造装置を提供する。【解決手段】所定の位置決め精度を有し、大ストローク長の粗動ステージ51上に、粗動ステージ51より高精度の位置決め精度を有し、小ストローク長の微動ステージ52を設置する。まず、粗動ステージ51を所望の位置へ移動する。レーザ測長器64と微動ステージ52上に配置されたミラー55とを用いて、微動ステージ52上の薄膜部材25の現在の位置を高精度に測定する。レーザ測長器64の測定値をステージ制御装置61にフィードバックし、誤差補正部63にて現在の位置と目標位置との差分を算出して、誤差補正指令値を生成し、誤差補正指令値により微動ステージ52を目標位置へ移動して、粗動ステージ51の誤差を補正する。【選択図】図3
406 2005-288673 2004/04/06 三菱重工業株式会社 富士ゼロックス株式会社 微小構造体の製造装置 A4 DA06 DC01 PB01 PE01 PGX PI03 PJ06 MDX MEX MGX 1

【課題】高い形状精度を有する微小構造体の製造装置を提供する。【解決手段】真空容器21内に、ステージ装置5として、所定の位置決め精度を有し、大ストローク長の粗動ステージ51、粗動ステージ51上に設置され、粗動ステージ51より高精度の位置決め精度を有し、小ストローク長の微動ステージ52等を備え、ステージ制御部6として、微動ステージ52上に設置されたミラー55までの測長を行うレーザ測長器64、レーザ測長器64の測定により微動ステージ52を駆動するステージ制御装置61等を備え、圧接機構部4として、ステージ装置5が保持する被圧接部材25に対向配置された圧接対象部材24を保持すると共に圧接離間させる押付ロッド44、押付ロッド44に圧接力を与える圧接駆動機構41等を備えた微小構造体の製造装置。【選択図】図1
407 2005-288688 2005/03/31 ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド チップ・チルト・ピストン動作アクチュエータ A4 DA04 PI03 1

【課題】表面の法線方向への直線動作、すなわちピストン動作を、チップ動作およびチルト動作と組み合わせて行うことが可能なアクチュエータを提供する。【解決手段】ポスト109と中心ポスト111のそれぞれに第1のばね107を介して基板117から浮かせて取り付けられた少なくとも3枚の回転可能なプレート105と、たとえばミラーとして働く1枚の可動プレート103と、回転可能なプレート105と可動プレート103との間にあって電極121によって第1のばねの軸回りに回転する回転可能なプレート105の動きを可動プレート103に伝達する第2のばね119と動作結合ポスト115とで構成される。【選択図】図1
408 2005-291026 2004/03/31 セイコーエプソン株式会社 自己屈曲薄膜及び運動装置 A4 DAX DFX PI03 MEX 3

【課題】小型で、かつ、確実に推進可能な自己屈曲薄膜及び運動装置を提供する。【解決手段】アゾベンゼン化合物で構成された光屈曲膜11を、366nmの波長を有する光を出射する第1の有機EL素子LF1と、540nmの波長を有する光を出射する第2の有機EL素子LF2とで挟むように配置した自己屈曲薄膜1を構成した。そして、第1の有機EL素子LF1と第2の有機EL素子LF2とに交互に電気エネルギーを供給して、366nmの波長を有する光を、また540nmの波長を有する光を交互に光屈曲膜11へ照射するようにした。【選択図】図3
409 2005-291870 2004/03/31 旭平硝子加工株式会社 マイクロチャンネルモジュール A4 DC01 DEX PA03 PG01 PI03 MD07 MF02 4

【課題】およそ100μm〜50μm程度のチャンネル間隙を低コストで製作可能なマイクロチャンネルモジュールを提供すること。【解決手段】2枚の平行平板間で形成されるチャンネル16の長手方向にバッファー液と共に試料を供給し、平行平板の幅方向両端に設けた1対の内部陰、陽電極10a,12aによる電位差で試料を泳動させて試料の成分を分離するフリーフロー型電気泳動のためのマイクロチャンネルモジュール1であって、一方のガラス体から成る基板2に形成される凸状体5と他方のガラス体から成る蓋板4に形成される凹状体6の高さの差を利用し、凸状体5と凹状体6を挿嵌接合することで微細間隙(100μm〜50μm)を形成する。【選択図】図4
410 2005-291947 2004/03/31 株式会社東芝 微粒子移送装置 A4 DA04 PA03 PA04 PA07 PB01 PE01 PF01 PH01PI03 PI04 PJ06 MB01 MB03 MD01 MD04 MD09 ME01 ME03 MF05 1

【課題】簡便な機構で効率よく微粒子を整列させることができる微粒子移送装置を提供する。【解決手段】微粒子移送装置には微粒子を含む懸濁液を送液するための微粒子移送路と、両端が微粒子移送路に開口された補助流路が設けられている。微粒子移送路と補助流路の内部には複数の移送媒体が設けられている。移送媒体は、微粒子移送装置に設けられた移送媒体駆動手段によって微粒子移送路と補助流路の内部を移動する。微粒子移送路に送液された懸濁液中の微粒子は、移動する移送媒体によって挟まれ、整列される。【選択図】図1
411 2005-292321 2004/03/31 ミヨタ株式会社 日本信号株式会社 プレーナ型アクチュエータの製造方法 A4 DA04 PA03 PA05 PB01 PC01 PC03 PE01 PJ04 MA01 MB01 1a-i

【課題】前工程で可動板及びトーションバー形状が寸法公差外になり、共振周波数が狙い値より外れても、効率良く、しかも可動板及びトーションバーの品質への影響が少なく、1次元、及び2次元駆動方式のどちらにも対応可能な周波数調整手段を有するプレーナ型アクチュエータの製造方法を提供する。【解決手段】プレーナ型アクチュエータの製造方法において、可動板とトーションバーのいずれか一方をエッチング又は成膜により加工を行い、他方をエッチング又は成膜のうち、前記加工と異なる加工を行うことにより可動板の共振周波数を調整することを特徴とするプレーナ型アクチュエータの製造方法とする。また、2次元駆動方式のプレーナ型アクチュエータの製造方法において、内側可動板及び/又は前記内側可動板を軸支する第2トーションバーを加工することにより内側可動板の共振周波数を調整した後、外側可動板及び/又は前記外側可動板を軸支する第1トーションバーを加工することにより外側可動板の共振周波数を調整することを特徴とするプレーナ型アクチュエータの製造方法とする。【選択図】なし
412 2005-292381 2004/03/31 キヤノン株式会社 光偏向器 A4 DA04 PA08 PC01 PI03 MA01 MC03 MCX MD01 MGX 1a b

【課題】応力或いは熱応力等によって反射面が歪むことを防止した光偏向器である。【解決手段】光偏向器は、支持基板101と、支持基板101に弾性支持部105、106で振動自在に支持される可動部102と、可動部102上の反射面103を有する。可動部103を支持基板101に対して相対的に駆動させて反射面103に入射する入射光を偏向させ、実装治具107に支持基板101を固定する。弾性支持部105、106と可動部102との、反射面103の法線方向への曲げの中立面108が同一平面上になく、支持基板101を実装冶具107に、弾性支持部105、106の中立面108に対して可動部102の中立面側の支持基板101の面で固定する。【選択図】図1
413 2005-292521 2004/03/31 富士通株式会社 マイクロミラー素子および光スイッチ A4 DA01 DA04 PA05 PB01 PI03 MA01 MD04 2

【課題】光検出機能を備えた低コストのマイクロミラー素子、および、それを備えた光スイッチを提供する。【解決手段】マイクロミラー素子100は、ミラー駆動電極102と光検出器110とが配設された配線基板101上に、支持体109を介して、ミラー体103が配設されて構成される。ミラーは、ミラーフレーム104と、該ミラーフレーム104に揺動可能に支持された可動ミラー106とから構成され、可動ミラー106の中心には、光透過孔111が形成されている。光透過孔111を透過した光が、光検出器110で検出される。【選択図】図2
414 2005-292684 2004/04/05 株式会社リコー 光偏向装置、光偏向アレー、画像形成装置および画像投影表示装置 A4 DA04 DA06 PA02 PA03 PB01 PC03 PE01 PJ06 MA01 MA02 MA03 MB01 MD01 MD09 ME01 ME03 25a b

【課題】板状部材と他の部材との接触を低減することにより駆動電圧の増加を抑制し、光偏向装置の低電圧駆動を実現する。【解決手段】規制部材102のストッパ102aをブリッジ構造とする。規制部材102の支柱部位102bを分割された構造とし、各支柱部位102bを円柱形状とする。光反射領域を有し、固定端を持たない板状部材104と支柱部位102bとの接触が点接触となり、接触面積が大幅に低減される。【選択図】図25
415 2005-293918 2004/03/31 富士通株式会社 富士通メディアデバイス株式会社 マイクロスイッチング素子およびマイクロスイッチング素子製造方法 A4 DB01 PA02 PA03 PA08 PB06 PC03 PC05 PE01 PI03 MA01 MB01 MD02 MD04 MD09 MG01 1

【課題】閉状態における挿入損失の低減を図るのに適したマイクロスイッチング素子、および、このようなマイクロスイッチング素子を製造するための方法を、提供すること。【解決手段】本発明のマイクロスイッチング素子X1は、ベース基板と、当該ベース基板に接合しているアンカー部111およびアンカー部111から延出してベース基板に対向する延出部112を有する可動部110と、延出部112におけるベース基板とは反対の側に設けられた可動コンタクト部131と、可動コンタクト部131に対向する接触部を各々が有し且つベース基板に対して各々が固定されている一対の固定コンタクト電極132と、を備える。【選択図】図1
416 2005-294347 2004/03/31 松下電器産業株式会社 形状可変素子及び形状可変ミラー素子 A4 DA04 PI03 MDX MEX MGX 1a-c

【課題】小型でミラーの初期形状、変形形状及び変形量を制御できる形状可変ミラー素子を提供すること。【解決手段】圧電体と、前記圧電体を挟むように位置する第1電極2a及び第2電極2bと、弾性膜とから構成される形状可変部と、前記形状可変部を支持する基盤1とから構成され、前記弾性膜が第1弾性膜4aと第2弾性膜4bの少なくとも2つに分割された構造を持ち、前記第1弾性膜4aと第2弾性膜4bの配置、それぞれの膜応力、材料、さらに、第1弾性膜4aと第2弾性膜4bの形状可変部に占める割合、形状及び膜厚により形状可変部の初期形状、変形形状及び変形量を制御することができる。【選択図】図1
417 2005-295646 2004/03/31 ミヨタ株式会社 日本信号株式会社 プレーナ型電磁アクチュエータ A4 DA01 PA03 PA05 PB01 PC01 PC03 PE01 MA01 MB01 1a b

【課題】半導体基板の強度を低下させることなく、永久磁石による静磁界が駆動コイルに効率よく作用するようにしたプレーナ型電磁アクチュエータを提供する。【解決手段】半導体基板に、枠部と、該枠部に対してトーションバーにより回動可能に軸支された可動板と、該可動板の周縁部に敷設されて通電により磁界を発生する駆動コイルとを形成し、前記可動板の駆動コイルに静磁界を与える永久磁石を、前記枠部の前記トーションバーの軸方向に平行な位置に設けられた貫通孔内、凹部上、または切欠き部に配置する構成としたプレーナ型電磁アクチュエータとする。【選択図】図1
418 2005-295786 2004/12/27 セイコーエプソン株式会社 アクチュエータ装置の製造方法及び液体噴射装置 A4 DCX PA03 PA10 PC01 PI03 PJ03 MA01 MB01 MB03 MD07 MD09 MDX ME03 MG01 1

【課題】圧電素子を構成する圧電体層の特性を向上でき且つ圧電体層の特性を安定させることができるアクチュエータ装置の製造方法及び液体噴射装置を提供する。【解決手段】振動板を形成する工程が、ジルコニウム層を形成すると共にジルコニウム層を所定温度で熱酸化することで酸化ジルコニウムからなり振動板の最表層を構成する絶縁体膜をその表面粗さRaが1〜3nmの範囲内となるように形成する工程を含み、且つ圧電素子を形成する工程が、前記下電極上にスパッタ法によりチタン(Ti)を塗布して種チタン層を形成する工程と、種チタン層上に圧電材料を塗布して圧電体前駆体膜を形成すると共に圧電体前駆体膜を焼成して結晶化させることで圧電体層を形成する工程とを含むようにする。【選択図】図1
419 2005-297102 2004/04/08 積水化学工業株式会社 マイクロ全分析システム A4 DC03 DEX PE01 MA01 ME01 ME02 ME06 ME07 ME12 MEX MF01 MF02 2

【課題】本発明は、マイクロポンプ室が形成されているマイクロ全分析システムであって、容易且つ安価に製造しうるマイクロ全分析システムを提供する。【解決手段】基板内に微細流路とマイクロポンプ室が形成されているマイクロ全分析システムにおいて、該マイクロポンプ室に熱又は光線によりガスを発生する材料が充填されていることを特徴とするマイクロ全分析システムであり、熱又は光線によりガスを発生する材料が、酸素含有量が15〜55重量%のポリオキシアルキレン樹脂が好ましい。【選択図】図2
420 2005-297104 2004/04/08 株式会社リコー 静電アクチュエータ、該静電アクチュエータを備えたインクジェットヘッドおよび画像形成装置 A4 DA04 DCX PA01 PA08 PB01 PC01 PF02 PGX PI03 MA01 MA02 MB01 MD01 MD06 MF02 6

【課題】可動電極の振動特性、応答性ともに良好な静電アクチュエータおよびこの静電アクチュエータを備えた画像形成装置を提供すること。【解決手段】アクチュエータ基板100の可動電極110への駆動電圧は、第1の絶縁層上に設けられた可動電極用パッド118からアルミニウムの導線118aを介して各分離部113に供給する。そして、これらの分離部113から、複数設けられた第1のスルーホール116a、犠牲層103、第2のスルーホール116bを介して可動電極110に電圧を供給する。【選択図】図6
421 2005-297150 2004/04/14 東ソー株式会社 微小流路構造体及びそれを用いた液滴生成方法 A4 DC01 DEX PA08 PB01 PC01 PG02 PG04 PGX MA01 MD06 ME01 ME10 ME11 MF01 MF02 MF05 4

【課題】微小流路内で平均粒径が10μm未満であり、さらに粒径分散度が10%未満の均一粒径の微小液滴を、工業的規模となる大量に生成することを可能とする微小流路構造体及びそれを用いた液滴生成方法を提供する。【解決の手段】少なくとも一つの基板上に形成された第1の流路、第2の流路及び第3の流路を有する微小流路構造体であって、第1の流路は第1の流体導入口及び第1の流体排出口と連通しており、第2の流路は第2の流体導入口及び第2の流体排出口と連通しており、第3の流路は前記第1の流路と前記第2の流路と連通すると共に、第3の流路内の第2の流路側において流路が1以上の仕切り壁で分割されていることを特徴とする微小流路構造体及びそれを利用した液滴生成方法を用いる。【選択図】なし
422 2005-297155 2004/04/14 積水化学工業株式会社 マイクロ全分析システム A4 DC01 DEX PI03 MA01 ME02 ME06 ME07 MEX MF01 MF02 2

【課題】本発明は、溶離液や希釈液等の液体をマイクロ全分析システム内の溶離液槽や希釈液槽等に貯蔵しておいても、溶離液槽や希釈液槽等から溶離液や希釈液等の液体が微細流路を通って下流方向に流れ出すことのないマイクロ全分析システムを提供する。【解決手段】基板内に微細流路が形成されているマイクロ全分析システムにおいて、微細流路に微細流路を閉鎖しうるように、弁が設置され、弁の一面に熱又は光線によりガスを発生するガス発生性樹脂組成物層が接着されており、発生したガスにより該樹脂組成物層の接着力が低減され微細流路が連通するようになされていることを特徴とするマイクロ全分析システム。【選択図】図2
423 2005-297159 2004/04/15 江田 弘 エイベックス株式会社 セメンタイトを用いたマイクロマシン用微小機械部品およびその製造方法 A1 DF02 PG03 PJ04 MFX MI08 3

【課題】化学的に酸化による変質がない3次元構造のマイクロマシン用微小機械部品を提供する。【解決手段】複数のセメンタイトの組み合わせ、あるいはセメンタイトと他の素材との組み合わせであって、セメンタイトのサイズおよび形状が、10nmから100μmの長さと10nmから10μmの厚みを持つ板状のもの、10nmから100μmの長さと10nmから10μmの径を持つ棒状のもの、あるいは10nmから10μmの直径を持つ球状のものより選ばれたもので構成する。【選択図】図3
424 2005-297180 2005/02/04 財団法人ソウル大学校産学協力財団 微小機械素子の真空実装方法、及びこの方法によって真空実装された微小機械素子 A4 DA01 DB01 DD01 DD02 DD03 PB01 PC01 PC03 PE01 PH03 PH05 PI03 PJ03 MA01 MB01 MF02 MF05 2

【課題】微小機械を実装するパッケージ空洞内のガス漏洩と空洞内へのガス放出がなく、簡単な工程によって微小機械素子を真空実装する方法を提供する。【解決手段】本発明の微小機械素子の真空実装方法は、空洞が形成された上部基板130と微小機械素子が形成された下部基板125を準備して真空チャンバに封入し、前記下部基板の微小機械素子のエッジ上にOリング150を介して下部基板と上部基板を整列した後、前記上部基板と下部基板との間に圧力をかけて前記Oリングが上部基板と下部基板との間で圧着するようにする。続いて、前記真空チャンバを大気圧にベントさせて真空と大気圧との圧力差で上部基板と下部基板とを真空実装し、前記上部基板と下部基板との間の圧力を除去する。続いてOリングの外側の上部基板と下部基板間に密封剤270を充填する。【選択図】図2
425 2005-297515 2004/04/16 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッドの製造方法 A4 DCX PA03 PA05 PA10 PC01 PC03 PC04 PJ06 MA01 MB01 MB03 MD01 MD04 MD06 MD07 MG01 5

【課題】液体噴射ヘッドの製造方法に関して、寸法精度の高いエッチングを行うことにある。【解決手段】液体噴射ヘッドの製造方法は、(a)圧電体層20と圧電体層20を介して対向してなる第1及び第2の電極22,24とを含むアクチュエータ部16を、基板10上に形成すること、(b)基板10をアクチュエータ部16の形成された面とは反対の面から薄く加工すること、(c)基板10におけるアクチュエータ部16の形成された面とは反対の面に、基板10に接するように第1の耐エッチング膜32を形成し、第1の耐エッチング膜32に接するように第2の耐エッチング膜34を形成すること、(d)第1及び第2の耐エッチング膜32,34をマスク30としてエッチングすることによって、基板10に液体流路用の穴36を形成すること、を含む。第1の耐エッチング膜32は、基板10に対する密着力が記第2の耐エッチング膜34の基板10に対する密着力よりも大きい性質を有する。【選択図】図5
426 2005-297516 2004/04/16 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッドの製造方法 A4 DCX PA03 PA10 PB01 PC01 PC04 PF01 PI03 MA01 MB03 MD01 MD04 MD06 MD07 MG01 5

【課題】液体噴射ヘッドの製造方法に関して、寸法精度の高いエッチングを行うことにある。【解決手段】液体噴射ヘッドの製造方法は、(a)圧電体層20と圧電体層20を介して対向してなる第1及び第2の電極22,24とを含むアクチュエータ部16を、基板10上に形成すること、(b)基板10をアクチュエータ部16の形成された面とは反対の面から薄く加工すること、(c)基板10におけるアクチュエータ部16の形成された面とは反対の面に、基板10に接するように第1の耐エッチング膜32を形成し、第1の耐エッチング膜32に接するように第2の耐エッチング膜34を形成すること、(d)第1及び第2の耐エッチング膜32,34をマスク30としてエッチングすることによって、基板10に液体流路用の穴36を形成すること、を含む。(c)工程で、第1の耐エッチング膜32を構成する原子を基板10に拡散させることによって、第1の耐エッチング膜32を形成する。【選択図】図5
427 2005-299597 2004/04/15 タマティーエルオー株式会社 富士電機システムズ株式会社 マイクロポンプ A4 DC03 DEX PI03 MEX MGX 1a b

【課題】マイクロポンプに要求される小型化を維持しながら、液体の輸送効率並びにポンプ機能の信頼性を向上させること。【解決手段】圧電素子17の振動によってキャビティ1に減圧力が加わると、液体が供給口5から微小流路2を通ってキャビティ1に吸い込まれる。一方、キャビティ1に加圧力が加わると、キャビティ1内の液体が押されて微小流路3を通り流出口7から吐き出される。この際、微小流路3において液体の変動圧力及び圧電素子17の振動が弾性体16に加わるので、弾性体16が振動して変位し、この変位によって液体の輸送量が多くなるようにする。【選択図】図1
428 2005-300333 2004/04/12 独立行政法人産業技術総合研究所 マイクロ液流制御方法及び制御装置 A4 DC01 DEX PGX MD01 MD03 MD06 MEX MF01 MF02 MF05 2

【課題】マイクロチップの液流を制御する。【解決手段】物質が移動する少なくとも1つの第1マイクロ流路と、第1マイクロ流路と交差する第2マイクロ流路、第2マイクロ流路内に気泡を発生し得る気泡発生機構を備えたマイクロチップであって、前記第2マイクロ流路における気泡発生により、第1マイクロ流路内の物質を第2マイクロ流路内に移動させ得る、マイクロチップ。【選択図】図2
429 2005-300490 2004/04/16 日本電信電話株式会社 メカニカル検出素子および検出器 A4 DB05 DD01 DD03 DDX PB01 PE01 PI02. MA01 MCX MDX MGX MI04 1

【課題】感度の高いメカニカル検出素子および検出器を提供する。【解決手段】微細加工により作製した梁片持ち梁1Aと、片持ち梁1Aからなる抵抗体の抵抗値が測定できる電極2、3とを有し、片持ち梁1Aに加わった微小な力を、ピエゾ抵抗効果により抵抗値の変化として検出するメカニカル検出素子において、電極2、3を通じて抵抗値を測定する対象がカーボンナノチューブ4により構成される。【選択図】図1
430 2005-300491 2004/04/16 日本電信電話株式会社 メカニカル検出器および検出装置 A4 DD01 DD03 DDX PAX PB01 PE01 MAX 3

【課題】照射する光の試料への影響が少なく、かつ感度の高いメカニカル検出器および検出装置を提供する。【解決手段】半導体材料からなる片持ち梁21を備え、片持ち梁21の弾性的な変形を検出することにより、この片持ち梁21に加わった微小な力を高感度に検出するメカニカルなメカニカル検出器である。このメカニカル検出器は、片持ち梁21を構成する半導体材料21Aからの透過スペクトルの変化から、片持ち梁21の弾性的な変形を検出する検出手段(波長可変レーザー光源22、光検出器23)を有する。【選択図】図3
431 2005-300715 2004/04/08 株式会社ニコン 三次元構造体の製造方法 A4 DA03 DA06 PA03 PA05 PA08 PB01 PC06 PE01 PI03 MD01 MD03 MD04 MD06 ME03 MEX MF01 1a-f

【課題】新規な三次元構造体の製造方法を提供する。【解決手段】第1の基板1を用意する(a)。この第1の基板1の上面に、支柱部となる部分(図1では左右端の部分)を残してレジスト2を塗布する(b)。そして、その上に紫外線硬化型樹脂3を載せ(c)、型による成型手法を用いてその上面に所定の凹凸構造を形成して紫外線照射により硬化させる(d)。このようにして紫外線硬化型樹脂3からなる第2の基板が、レジスト2を挟んで第1の基板1と密着する。この状態で、レジスト2を溶解液により溶解する。すなわち(d)に示す状態のものをレジスト溶解液に浸すと、紫外線硬化型樹脂3の端部に出ているレジスト2から溶解が始まり、次第に内部に進行して、最後にレジスト2が全て溶解し、紫外線硬化型樹脂3からなる第2の基板と第1の基板1とが空隙を挟んで密着した三次元構造体が形成される(e)。【選択図】図1
432 2005-302711 2005/03/15 松下電器産業株式会社 アクチュエータおよびその制御方法およびこれを用いたスイッチ A4 DB01 PA03 PI03 MA01 MB01 MG01 1

【課題】本発明はアクチュエータおよびこれを用いたスイッチに関するものであり、駆動速度の高速化および低駆動電圧化を目的とするものである。【解決手段】少なくとも表面が絶縁化された基板3と、この基板3に少なくとも1カ所が支持された駆動アーム4と、基板3および駆動アーム4にそれぞれ対向する位置に設けられた静電用電極8と、この静電用電極8に電圧を印加する第1の電圧印加手段とを備え、駆動アーム4に対してさらに圧電体層5の上下面に電極6を有する圧電駆動電極7を設け、この圧電駆動電極7に電圧を印加する第2の電圧印加手段を設けた構成としたものである。【選択図】図1
433 2005-303706 2004/04/13 セイコーエプソン株式会社 マイクロレゾネータ及びその製造方法並びに電子機器 A4 DB02 PA01 PC01 PC03 PE01 PI03 PJ06 MA01 MA02 MB01 MB03 ME03 1

【課題】広い周波数帯域に亘った所望の通過特性を有するマイクロレゾネータ及びその製造方法、並びに当該マイクロレゾネータを備える電子機器を提供する。【解決手段】マイクロレゾネータ10は、電極16と電極18との間に、異なる共振モードで共振するディスク14を備えた構成である。ディスク14は、電極16,18に沿う方向(X方向)に位置変化を生じて共振する共振モードと、X方向に伸縮する形状変化を生じて共振する共振モードとの2つの共振モードで共振する。【選択図】図1
434 2005-305234 2004/04/19 セイコーエプソン株式会社 マイクロリアクタチップ A4 DC01 DEX PA03 PA05 PGX PJ05 MB01 MDX MF02 1

【課題】従来の透明で光学的な観察、操作が可能なマイクロリアクタチップは、高い圧力で流体を供給させようとすると破断が発生しやすかった。【解決手段】二枚で構成する材料の一方をガラス材、他方をステンレス等の金属材で構成する。圧力の変動により変形しやすい溝形状は全て金属側に形成させる。破断が発生しやすい形状がガラス材には無いので高い圧力下でも破断しない構造となった。【選択図】図1
435 2005-305582 2004/04/20 富士通株式会社 富士通メディアデバイス株式会社 マイクロ揺動素子 A4 DA04 PA03 PB02 PC03 PC05 PF02 PO03 MA01 MB01 MD02 MD03 ME03 1

【課題】良好な素子特性を得つつ小型化を図るのに適したマイクロ揺動素子を提供すること。【解決手段】本発明のマイクロ揺動素子X1は、フレーム21と、可動機能部11と、駆動機構12,23と、可動機能部11から駆動機構(一組の櫛歯電極12,23)まで延びる梁部13と、フレーム21および梁部13を連結する捩れ連結部22(一対のトーションバー22a)とを備える。捩れ連結部22は、可動機能部11の回転動作の、梁部13の延び方向に交差する回転軸心A1を規定する。回転軸心A1の延び方向において、梁部13は可動機能部11より短い。【選択図】図1
436 2005-305598 2004/04/22 独立行政法人産業技術総合研究所 微細構造の製造方法 A1 DC01 DE02 DF02 PAX PB01 PE01 PE02 PE04 PI04 PJ07 ME02 ME03 ME06 MEX MF02 MI08 1(a)-(r)

【課題】数ナノレベルの大きさの微小構造を有する構造物の製造方法を提供する。【解決手段】(1)基板1上に、プラズマ重合膜(a)6をパターニングする工程(工程1)、(2)前記プラズマ重合膜(a)をパターニングした側の基板表面に、プラズマ重合膜(a)と異なるプラズマ重合膜(b)9を形成する工程(工程2)、および(3)工程2の後、プラズマ重合膜(a)のエッチング速度が、前記プラズマ重合膜(b)のエッチング速度よりも大きな値を示すエッチング媒体を用いて、前記基板をエッチング処理し、プラズマ重合膜(a)を除去する工程(工程3)を含む。【選択図】図1
437 2005-305607 2004/04/23 松下電器産業株式会社 微小機械素子の製造方法および当該微小機械素子を備えた物品 A4 DA04 DDX PA01 PA02 PA03 PB01 PB03 PB06 PC03 PE01 PF02 MA01 MA02 MB01 MB03 MD01 MD02 MD03 MD05 MD06 MD09 ME01 ME03 1a-d

【課題】犠牲層の水平方向と垂直方向の厚さを独立の値に精度良く設定し、リリース後の構造体の微細ピッチ化と可動ストロークの拡大とを両立した微小機械素子を製造する。基板の凹部内に犠牲層を形成する際に、凹部の底部に厚く犠牲層を形成しながら凹部の側面に薄く均一に犠牲層を形成する。【解決手段】犠牲層を、凹部1aの底部に第1の犠牲層2を形成する工程と、この上に均一な厚さで第2の犠牲層3を形成する工程の2工程に分けて形成し、それぞれの工程での犠牲層厚みt1、t2を独立に設定する。【選択図】図1
438 2005-305614 2004/04/23 セイコーエプソン株式会社 微小構造体の製造方法、微小構造体、波長可変光フィルタ及びマイクロミラー A4 DA04 PA01 PA03 PA05 PB04 PC02 PC03 PC05 PE01 PG01 PGX PI03 MA01 MB01 MB03 MD02 MD04 ME03 MF02 1

【課題】製造過程で破損することなく微小構造体を製造することが可能な微小構造体の製造方法、微小構造体、波長可変光フィルタ及びマイクロミラーを提供する。【解決手段】ガラス基板11に接合された可動部基板21に圧力開放用開口部25を形成して可動部基板21のガラス基板11側とその反対側との圧力差を解消した後に、可動部基板21にドライエッチングで所定の開口パターン24を形成して可動体21aを形成する。これにより、前記圧力差に起因した製造過程における微小構造体の破損を防止できる。【選択図】図1
439 2005-308200 2004/05/27 セイコーインスツル株式会社 マイクロバルブ機構 A4 DC02 PA07 PB05 PE01 PGX MA01 MD03 ME03 ME06 MEX MF02 FP

【課題】簡素な構造を有し、かつ、確実にバルブの開閉が行えるマイクロバルブ機構を提供すること。【解決手段】マイクロ流路5を有し、少なくともマイクロ流路5上部の一部(バルブ領域A)が弾性部材からなる流体素子チップ3と、流体素子チップ3上の弾性部材部に立設された圧力制御ポート2とを備え、圧力制御ポート2を介して圧力を給排することにより開閉を行うマイクロバルブ機構1とした。【選択図】図1
440 2005-308820 2004/04/16 住友精密工業株式会社 静電駆動型MEMSミラースキャナ A4 DA02 DA04 PB01 PI03 MA01 1A

【課題】ポリゴンミラースキャナと同等以上の高速スキャニングを実現でき、静電力の少ない駆動力でも駆動可能な柔軟なミラーの支持構造を有する構成からなるMEMSミラースキャナの提供。【解決手段】基板の同一直線上に棒状に形成配置される一対のサスペンションビーム間にスキャニングミラーを形成して該直線を揺動軸として該ミラーを揺動可能に支持し、かつサスペンションビームの片側または両側に沿って静電容量駆動部が配置される構成であり、静電容量駆動部の揺動軸中心から軸直交方向(サスペンションビーム幅方向)の最大距離を、該ミラーの揺動軸中心(回転中心)よりの軸直交方向(ミラー長さ方向)の最大距離の60%以下、好ましくは40%以下とすることにより、大きなスキャニングミラーの共振周波数を高めることが可能である。【選択図】図1A
441 2005-309099 2004/04/21 セイコーエプソン株式会社 波長可変フィルタ及びその製造方法 A4 DAX PA01 PA05 PB03 PB04 PC02 PE01 PG01 PG02 PGX PI03 PJ06 MA01 MB01 MB03 ME03 MF02 MF03 1

【課題】より低電圧で駆動を行える波長可変光フィルタ及びその製造方法を得る。【解決手段】可動反射面を有し、可動反射面と垂直な方向に変位することで、所定の波長の光を透過させ、所定の波長の光以外の波長の光を反射させる可動体21a、可動体21aを変位可能にした上で支持する連結部21b及び支持部21c並びに可動体21aを変位させる静電力を発生させ、可動体21aと共に変位する可動櫛歯電極21dが一体形成された可動部2と、可動櫛歯電極21dと第1のギャップを有して設けられ、可動櫛歯電極21dとの間で静電力を発生させる固定櫛歯電極12が形成された固定電極部1と、可動反射面と光学ギャップOGを有して対向して設けられ、可動反射面により反射された光をさらに反射する固定反射面を有する固定櫛歯側基板部3とを備えている。【選択図】図1
442 2005-309174 2004/04/23 セイコーエプソン株式会社 波長可変フィルタ及びその製造方法 A4 DAX PA01 PA03 PA05 PB03 PB04 PC02 PC03 PC05 PE01 PG01 PG02 PX PO03 PJ06 MA01 MA02 MA03 MB01 MB03 MD02 MD04 MD07 MD09 ME03 MF02 MF03 1

【課題】パッケージを施した上で、より高精度、低コストの波長可変フィルタ及びその製造方法を得る。【解決手段】可動反射面を有し、可動反射面と垂直な方向に変位することで、所定の波長の光を透過させ、所定の波長の光以外の波長の光を反射させる可動体21a、可動体を変位可能にした上で支持する連結部21b及び支持部21c並びにスペーサ21eが一体形成された可動部2と、可動体21aと静電ギャップEGを有して設けられ、可動体21aの位置を変位させる駆動電極12及び可動反射面と光学ギャップOGを有して設けられ、可動反射面により反射された光をさらに反射する固定反射面を有し、可動反射面と固定反射面とが対向するように、スペーサ21eを形成した側と反対側で可動部2と接合された駆動電極部1と、可動部2のスペーサ21e部分と接合されたパッケージ部3とを備えている。【選択図】図1
443 2005-309368 2004/10/08 住友電気工業株式会社 加工方法、その装置ならびに微細構造体の製造方法およびその方法により製造された微細構造体 A4 PA03 PA08 PB03 PC05 PC06 PE01 PE04 PH05 PJ04 MB03 MD02 MD03 MD09 ME02 ME03 ME11 MG01 1a b

【課題】微細で精密な任意の3次元形状を得ることができる加工技術を提供する。さらに、かかる加工技術を利用して、微細構造体を提供する。【解決手段】本発明の加工方法は、ある局面によれば、レジスト塗布基板にビームを照射し、リソグラフィによりレジスト塗布基板に3次元形状を形成する加工方法であって、マスクと基板との距離を変更することにより、基板上でのビームの広がりを変更しながら、ビームの照射時間を調整する工程を備えることを特徴とする。【選択図】図1
444 2005-310757 2005/03/15 エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社 微細3次元構造物作製装置及び方法 A4 DFX PA03 PB06 2

【課題】荷電粒子ビームを用いたデポジションあるいはエッチングを用い、簡便で、スループットが高く、精度がよく、また滑らかな表面を有する回転対称な微細3次元構造物を作製できる微細3次元構造物作製装置及び方法を提供する。【解決手段】試料台(回転台)1を高精度で連続回転する精密回転軸32に取りつけ、FIBチャンバー内で、試料台1を連続回転させながらFIBデポジションさせたり、あるいはFIBエッチングで一般的な旋盤のように側面あるいは上面から切削加工を行ったりすることで任意の回転対称である構造物を作製する。【選択図】図2
445 2005-311065 2004/04/21 沖電気工業株式会社 MEMSデバイスの製造方法及びMEMSデバイスを製造するための接合基板 A4 DD01 PB01 PE01 PGX PI03 PJ03 MA01 MF02 3a b

【課題】MEMSデバイスの製造において、素子基板にキャップ基板を接合する場合に、キャップ基板のハンドリング強度を確保しつつ、MEMSデバイスの膜厚を低減することにある。【解決手段】基板1にMEMSデバイス本体100を形成するステップと、基板1上においてMEMSデバイス本体100の周囲に凹部21を形成するステップと、基板2に凹部21に合致する凸部31を形成するステップと、凸部31を凹部21に嵌合させて基板1と基板2とを接合して基板3を形成するステップと、基板3を基板2側でUVシート700に貼り付けるステップと、基板3をダイシングしてMEMSデバイス本体100を分離するステップとを含むことを特徴とするMEMSデバイスの製造方法。【選択図】図3
446 2005-311096 2004/04/22 富士電機ホールディングス株式会社 半導体装置の製造方法 A4 DD01 PAX PB03 MA01 1a b

【目的】片面からのプラズマエッチングによって、加工面側に元の厚さより薄い梁を形成でき、反対面側にも同様の梁構造を形成できる半導体装置の製造方法を提供する。【構成】エッチングガスを導入しながら半導体基板をプラズマエッチングする工程とデポガスを導入しながら半導体基板に保護膜を生成させる工程とを交互に繰返す。その際、少なくとも繰返しの初期段階においては、エッチング工程で、保護膜生成工程で生成された保護膜の内の、エッチングされた部分の底部に生成された保護膜およびエッチングされた部分の側壁に生成された保護膜の少なくとも下部を、次のエッチング工程で除去しきらせて、この部分の半導体をエッチングし、エッチングマスクの直下の半導体を残しながら、その下側にエッチング領域を回り込ませる。【選択図】図1
447 2005-311737 2004/04/22 ソニー株式会社 微小共振器及び送受信機 A4 DB02 PA05 PC03 PE01 PJ06 MA01 MA02 MB01 MB03 1a b

【課題】微小共振器における寄生容量の影響を抑制して共振特性を向上させる。【解決手段】微小共振器の構成として、周波数信号が入力される入力電極と、この入力電極に入力された周波数信号によって振動するビーム電極と、このビーム電極の振動数に応じた信号を出力する出力電極とを有する共振回路部13と、この共振回路部13に対して並列に接続されたインダクタ14とを備える。【選択図】図4
448 2005-313140 2004/08/04 財団法人工業技術研究院 マイクロ流体装置を制御する引力駆動装置及び方法 A4 DC01 DC02 DEX 2

【課題】マイクロ流体チップにおけるマイクロ流体装置内の反応物質の引力駆動流動順序装置と方法の提供。【解決手段】引力駆動流動順序制御装置は、階段状パターンを以て配置された複数の反応物質チャンバ、複数の分離マイクロチャネル、曲がりくねった集結マイクロチャネルを具えた反応チャンバを具え、各反応物質チャンバはエアベントチャネルを具え、隣り合う分離マイクロチャネルの各対は隣接する分離マイクロチャネルの対に接続されたU形構造を具えている。マイクロ流体チップを作動させるため、マイクロ流体チップは傾斜或いは直立ポジションで置かれエアベントはシールされる。本発明は複数の反応物質の流動順序制御の信頼性を増す。本発明はマイクロ流体チップ内に構築され、駆動力或いは素子が不要で、ゆえに低消費エネルギー、低製造コスト及び無公害である。【選択図】図2
449 2005-313141 2004/08/05 財団法人工業技術研究院 引力駆動マイクロポンプ A4 DC03 DEX 2

【課題】内蔵引力駆動マイクロポンプを具えたマイクロ流体チップの提供。【解決手段】マイクロ流体チップは内蔵引力駆動マイクロポンプを具え、該マイクロポンプは、曲がりくねったチャネル、該曲がりくねったチャネルに置かれた不活性流体材料、該曲がりくねったチャネルに接続された吸入チャネルをマイクロ流体チップに接続する吸入チャネルを具え、該曲がりくねったチャネルに不活性流体材料が導入される。固定量の高比重不活性材料が曲がりくねったチャネルに置かれてバイオチップ中でマイクロポンプとして作動する。マイクロ流体チップが傾斜或いは直立ポジションで配置される時、不活性流体材料が引力により曲がりくねったチャネルを流れ落ちる。本発明は簡単、便利で強固なマイクロ流体圧送源を提供する。内蔵マイクロポンプにより、マイクロ流体チップは無公害で、バイオチップと周辺装置を結ぶパイプのコストを節約できる。【選択図】図2
450 2005-313274 2004/04/28 株式会社東芝 圧電駆動型MEMS素子 A4 DB01 BD05 PA02 PB01 PB04 PE01 PI03 MA01 MA02 MB01 MB03 MD01 MD03 MD04 MD05 MD07 MD10 MG01 MG03 MG04 1

【課題】信頼性が高く安定して作成することを可能にする。【解決手段】開口12を有する基板1上に開口を跨ぐように設けられた圧電膜4、圧電膜の両側に設けられ圧電膜を駆動する圧電駆動機構11、および基板と反対側の圧電膜の面の中央部に設けられた第1電極6を有する可動梁10と、少なくとも一端が基板上に接し、可動梁を跨ぐように設けられ、可動梁の第1電極と対向する側に第2電極8を有する固定梁と、を備えている。【選択図】図1
451 2005-313276 2004/04/28 株式会社東芝 圧電駆動型MEMS素子およびその製造方法 A4 DB01 DB05 PB01 PC01 PC03 PC05 PE01 PF02 PI03 PI04 PJ06 MA01 MD01 MD03 MD04 MD05 MD07 MD09 MG01 MG03 MG04 1

【課題】信頼性が高く安定して作成することを可能にする。【解決手段】凹部2を有する基板1上に凹部を跨ぐように設けられた圧電膜8、圧電膜の両端に設けられ圧電膜を駆動する圧電駆動機構12、および圧電膜の基板側の面の中央部に設けられた第1電極6を有する可動梁11と、基板の凹部の平坦部に設けられ可動梁の第1電極と対向する第2電極3と、を備えたことを特徴とする。【選択図】図1
452 2005-316043 2004/04/28 よこはまティーエルオー株式会社 マイクロミラー素子及びその製造方法 A4 DA04 PC03 PH04 PI03 MA01 MA02 MB01 MB03 4A-C

【課題】基板上の電極と可動ミラー部との間の距離を増大して可動ミラー部の操舵角範囲を拡大し、マイクロミラー素子の設計自由度及び制御性を向上する。【解決手段】マイクロミラー素子は、ボンディングパッド(32、33)及びはんだバンプ(31)を有する。ボンディングパッドの間の距離は、はんだバンプの熱溶融時の変形により設定される。マイクロミラーチップの機能層(60)は、マイクロミラー保持機構(61)によってMEMS構造物側の基板(70)と連結される。【選択図】図4
453 2005-316361 2004/10/14 三星電機株式会社 オープンホールを基盤とする回折光変調器 A4 PA03 PA05 PI03 MA01 MB01 MB03 MD01 MD04 MD06 MD07 MD09 MF05 5a

【課題】リコン基板に下部マイクロミラーを備えるとともに上部マイクロミラーにオープンホールを備えて、上下部マイクロミラーが画素を形成できるようにする、オープンホールを基盤とする回折光変調器を提供する。【解決手段】基板と、前記基板の表面の一部分に積層されており、入射する光を反射して回折させる下部マイクロミラー層と、リボン状をしており、中央部分が前記下部マイクロミラー層から離隔して浮いており、両端の下面がそれぞれ前記基板の上面に付着しており、前記下部マイクロミラー層から離隔した部分にオープンホールが備えられており、前記下部マイクロミラー層との段差によって入射光を反射または回折させる上部マイクロミラー層と、前記上部マイクロミラー層のオープンホールが形成された中央部分を上下に移動させる駆動手段とを含んでなる。【選択図】図5a
454 2005-318042 2004/04/27 セイコーエプソン株式会社 マイクロレゾネータ及びその製造方法、並びに電子機器 A4 DB02 PA01 PB01 PC03 PE01 PJ06 MA01 MA02 MB01 MB03 ME03 3a b

【課題】周波数を容易に下げることにより所望の共振周波数を有することができるマイクロレゾネータ、及びその製造方法、並びにマイクロレゾネータを備える電子機器を提供する。【解決手段】シリコン基板と、シリコン基板上に形成された少なくとも絶縁膜を含む積層部と、積層部上に設けられた共振子と、共振子とシリコン基板とを連結する梁43とを備えたマイクロレゾネータにおいて、梁43のバネ定数を調整可能な調整部45を備える。【選択図】図3
455 2005-318043 2004/04/27 セイコーエプソン株式会社 MEMSデバイス及びその製造方法、並びに電子機器 A4 DB02 DB04 PC01 PE01 PI03 MA01 MA02 ME01 ME03 4a-d

【課題】マイクロレゾネータ等のMEMS素子と半導体素子とを同一の基板上に形成したMEMSデバイスを製造する際に、半導体素子の侵食を防止しつつMEMS素子を形成することができるMEMS素子及びその製造方法等を提供する。【解決手段】基板50上にMEMS素子10と半導体素子70とが形成されたMEMSデバイス80の製造方法において、基板50上に半導体素子70を形成する工程と、半導体素子70上に耐酸性保護膜72を形成する工程と、基板50上にMEMS素子10を形成する工程とを有する。【選択図】図4
456 2005-318217 2004/04/28 ソニー株式会社 フィルタ装置及び送受信機 A4 DB01 PA05 PE01 PJ06 MA01 MA02 MB01 MB03 4

【課題】複数の微小共振器を用いて比帯域幅の広いフィルタ装置を実現する。【解決手段】平衡入力用の2つの入力端子11,12と平衡出力用の2つの出力端子13,14との間に、ビーム構造を有する複数の微小共振器15,16,17,18を電気的にラティス型に接続するとともに、それら複数の微小共振器15,16,17,18の各々を、共振周波数の異なる複数の共振器を含む共振器群によって構成する。【選択図】図4
457 2005-318783 2004/10/29 シャープ株式会社 静電アクチュエーター,マイクロスイッチ,マイクロ光スイッチ,マイクロ光スイッチシステム,通信装置および静電アクチュエーターの製造方法 A4 DA01 PA03 PA05 PA07 PA08 PB01 PC04 PE01 PF01 PH01 PI04 MA01 MA02 MB03 MD01 MD03 MD04 MD6 MD10 ME01 ME03 1a b

【課題】長寿命のマイクロスイッチを構成可能な、静電アクチュエーターを提供する。【解決手段】本アクチュエーターを備えた本スイッチは、基板1上に支持柱3を2つ設け、その上に揺動板5を載せた構造を有しており、支持柱3によって揺動板5を2箇所で軸支(枢支)するようになっている。また、揺動板5が電導体で構成されており、吸引電極2a・2bの静電力を受けるようになっている。このように、本スイッチでは、揺動板5を支持柱3によって軸支する構成であるため、揺動板5を支えるために細い梁を設ける必要がない。このため、本スイッチは、寿命の長いマイクロスイッチとなっている。【選択図】図1
458 2005-321266 2004/05/07 日本板硝子株式会社 マイクロ化学システム用チップ A4 DEX PA03 PC03 PE01 PGX MD02 MD04 MEX MF01 MF02 1a-c

【課題】流路中にデッドボリュームが発生するのを防止でき、且つ流路内の簡易な圧力調整の下、液体の定量的な送液を行うことができるマイクロ化学システム用チップを提供する。【解決手段】マイクロ化学システム用チップ1は、内壁親水性の上流側主流路10a、相対的に内壁疎水性の合流部20、及び内壁親水性の下流側主流路10bから成る主流路10と、合流部20と接続した内壁疎水性の副流路30、40とを備える。副流路30は開閉弁33に接続され、副流路は空気吸引ユニット15に接続されている。疎水−親水境界面50における境界面維持力P10は、疎水−親水境界面60における境界面維持力P20より小さい。上流側主流路10aや下流側主流路10bが水で満たされ、合流部20が空気で満たされた状態で、空気吸引ユニット15を作動させた上で、開閉弁33の開閉動作させることにより、合流部20内の液体は下流側主流路10bに向かって送液される。【選択図】図1
459 2005-321663 2004/05/11 国立大学法人東北大学 トーションバーを用いた静電駆動型マイクロミラーデバイス A4 DA04 PA01 PA03 PA05 PB01 PB02 PC01 PC04 PC05 MA01 MB01 MB03 MD02 MD04 1a b

【課題】MEMSによって製作されるマイクロミラーデバイスは、低電圧駆動で、大きな回転角を得ることを求められるので、ミラーを支えるトーションバーを柔らかくするようにしているが、ミラー回転以外の変位も発生し易くなる。この変位は、デバイスの動作範囲を制限するため、大きなミラー回転角を得ることが困難であった。【解決手段】本発明はトーションバーに張力を加えることによって、回転方向に比較して上下左右方向の剛性を高めることで、問題を解決したものである。引っ張り応力を加える方法は、引張応力の入ったシリコン窒化膜の薄膜でトーションバーを形成する方法、トーションバーに応力が加わっていない状態で微細加工を施し、イオンやラジカルを照射することでトーションバーに応力を発生させ、合力としてトーションバーに沿った張力を発生させる方法、等の各種の手法を適用することが出きる【選択図】図1
460 2005-322666 2004/05/06 日本電信電話株式会社 半導体装置及びその製造方法 A2 DB01 DB02 DB05 PA03 PA05 PA08 PB05 PC05 PE01 MA01 MB01 MD04 MD09 ME03 1a b

【課題】MEMS素子などの微細な構造体から構成された異なる形態の素子をモノリシックに搭載した半導体装置を提供する。【解決手段】集積回路160を備えた半導体基板101と、半導体基板101の上に配置された共振子112,インダクタ素子113,可変容量素子114,スイッチ素子115と、これらを覆うように半導体基板101の上に配置された容器120とから構成され、共振子112,可変容量素子114,スイッチ素子115は、支持部の上に支持された可動する可動ビームを備えるマイクロマシーン(受動素子)である。【選択図】図1
461 2005-323039 2004/05/07 セイコーエプソン株式会社 マイクロレゾネータ及びその製造方法並びに電子機器 A4 DB02 PA01 PB01 PB02 PB03 PB05 PC03 PE01 MA01 MA02 MB01 ME03 6a-c

【課題】基板上における固定部の強度低下を招くことのないマイクロレゾネータの製造方法、及び当該方法により製造されるマイクロレゾネータ、並びに当該マイクロレゾネータを備える電子機器を提供する。【解決手段】マイクロレゾネータはシリコン基板50上において移動可能に構成された可動電極34を含む共振子と、シリコン基板50上に形成された絶縁膜51上に固定される固定電極32、リード線35、及び接続端子36等とを備える。可動電極34を含む共振子をシリコン基板50上において移動可能に形成する際に、予め絶縁膜51上に固定される固定電極32、リード線35、及び接続端子36等の周囲に保護樹脂67を形成してから可動電極34を含む共振子の下方の絶縁膜51をエッチングにより除去する。【選択図】図6
462 2005-323271 2004/05/11 セイコーエプソン株式会社 マイクロレゾネータ及びその製造方法並びに電子機器 A4 PB02 PB03 PC01 PC03 PE01 PG01 PJ06 MA01 MA02 MB01 MB03 ME03 MF02 1

【課題】寄生容量を低減することで共振時により多くの電流が得られるマイクロレゾネータ、及び当該マイクロレゾネータを高い歩留まりで製造することができるマイクロレゾネータの製造方法、並びに当該マイクロレゾネータを備える電子機器を提供する。【解決手段】マイクロレゾネータ10は、櫛歯部21を有する固定電極22と櫛歯部31を有する固定電極32との間に共振子40が配置された構成である。固定電極22,32にはリード線25,35を介して接続端子26,36がそれぞれ接続されている。共振子40は、櫛歯部23が固定電極22の櫛歯部21と噛み合うよう配置された可動電極24と、櫛歯部33が固定電極32の櫛歯部31と噛み合うよう配置された可動電極34とを有している。以上のマイクロレゾネータ10を構成する各構造体は、絶縁体からなるガラス基板50上に形成されている。【選択図】図1
463 2005-323519 2004/05/13 コニカミノルタセンシング株式会社 マイクロ流体デバイス並びに試液の試験方法および試験システム A4 DC01 DC03 DEX PA07 PB01 PB03 PE01 PG01 MA01 MB01 ME03 MF02 MG01 1

【課題】少量の試液を用いて試験を行うことができ、試液の移動量を正確に制御することが可能で精度のよい試験を行うこと。【解決手段】試液に対する試験を行うためのマイクロ流体デバイスであって、チップには、流路の少なくとも1ヵ所に試液を注入するための注入口AT1が設けられ、流路に注入された試液に対する試験を行うための1つまたは複数の加熱部KN1〜3が設けられ、マイクロポンプMP1が設けられ、マイクロポンプの内部および液体出入口の近辺の流路において、駆動用の液体である駆動液が満たされ、流路において試液と駆動液との間には気体が封入されて試液と駆動液とが直接に接しないようになっており、マイクロポンプを正逆方向に繰り返して駆動して駆動液を正逆方向に搬送することによって、気体を介して試液を流路内において正逆方向に流通させ、試液を試験部に対して繰り返して移動させまたは通過させるように構成される。【選択図】図1
464 2005-324320 2005/04/13 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロメカニカル素子、マイクロメカニカル素子の製造方法、およびマイクロメカニカル素子の使用 A4 DD01 DD03 DD04 DD09 PI03 PJ03 MA01 2

【課題】バルクマイクロメカニカルプロセスによって形成されるダイアフラムとその下方に空洞を備えたマイクロメカニカル素子の、空洞部に汚染物質粒子が集まることのないマイクロメカニカル素子およびその製造方法を提供する。【解決手段】少なくともひとつのダイヤフラム4を有し、素子構造部が基板1上に構造体として実現されており、基板1内にその後面に向かって開放された少なくともひとつの空洞部5が設けられているマイクロメカニカル素子11において、空洞部5を基板1の後面に被着されたシート6によって閉鎖する。【選択図】図2
465 2005-324325 2005/05/16 キヤノン株式会社 ナノ構造体、電子放出素子及びカーボンナノチューブデバイスの製造方法 A1 DAX DDX DFX PA01 PA03 PA04 PB03 PF01 PI04 PJ07 MA01 MA02 MA03 MB03 MD01 MD03 MD04 MD06 MD07 MI04 MI08 11

【課題】半導体、貴金属及びカーボンから選ばれる少なくとも1つから選ばれる基板上に、形状の均一性に優れた貫通ナノホールを有する陽極酸化膜を具備し、該ナノホール内に充填物を有するナノ構造体を提供する。【解決手段】半導体、貴金属、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅及びカーボンから選ばれる少なくとも1つを含む表面を有する基板11上にナノホールを有する陽極酸化膜13を備え、該ナノホールは該陽極酸化膜表面から該基板表面まで貫通し、且つ該陽極酸化膜表面において第1の直径を有し、該基板表面において第2の直径を有し、該第2の直径101が該第1の直径よりも大きく且つ、該ナノホール内に磁性体、発光体、あるいは蛍光体等の充填材111を有するナノ構造体。【選択図】図11
466 2005-326176 2004/05/12 リコー光学株式会社 マイクロチップ及びマイクロチップ系 A4 DEX PB01 PC03 PE01 PG02 PG05 PJ05 MD02 MF01 MF02 2a b

【課題】ガラス製の誘導部材とガラス製の本体との間における接着の強度がより高い、より高い耐薬品性を有する、より小型化することが可能なマイクロチップ及びマイクロチップ系を提供する。【解決手段】流体を流動させることが可能な流路が設けられたガラス製の本体及び流路に対して流体を誘導する貫通穴が設けられたガラス製の誘導部材を有するマイクロチップにおいて、誘導部材は、直接ガラス接合によって本体に接合されている。流体を流動させることが可能な流路が設けられた複数のガラス製の本体及び流路に対して流体を誘導する貫通穴が設けられた少なくとも一つのガラス製の誘導部材を有するマイクロチップ系において、少なくとも一つの誘導部材は、直接ガラス接合によって複数の本体に接合されている。【選択図】図2
467 2005-326392 2004/12/24 タマティーエルオー株式会社 富士電機システムズ株式会社 試料導入マイクロデバイス A4 DCX DEX 1

【課題】試料導入マイクロデバイスに要求される小型化を維持しながら、試料の温度上昇の防止、動作の信頼性の確保、及び液体消費量の低減による高価な試薬への適用を実現すること。【解決手段】圧電素子10の振動が加圧室1に伝搬されることで供給口7から供給された第1の液体が、微小流路4、加圧室1、微小流路5を経由して共有流路区間21を流れる。供給口22から供給された第2の液体は、微小流路18を経由して共有流路始点ポイント19へ到達する。この際、第1の液体が流れる微小流路18が、微小流路5よりも断面積が小さく、流出口23へ向かって流れる第1の液体が流入しない角度で微小流路5に連結されているので、第1の液体の流れる力に牽引されて共有流路区間21へ流れ込み、第1の液体と層流状態で流れる。そして、双方の液体が共有流路区間21を層流状態で流れて1つの出口である流出口23から流出する。【選択図】図1
468 2005-326410 2005/05/11 三星電子株式会社 磁性MEMSデバイスおよびその形成方法 A4 DD01 DD02 DDX PA03 PA05 OA08 PB01 PG02 PI02 PI03 MCX 4

【課題】MEMSセンサーおよび中間部材の動きを測定する方法およびMEMSセンサーの製造方法が開示される。【解決手段】センサーは、基板、基板上に配置される下部磁性部材と、基板上部に配する層、下部磁性部材に対向する層の一面に配置される上部磁性部材と、下部磁性部材と上部磁性部材との間に磁気浮上している中間磁性部材と、中間磁性部材の動き、変位、中間磁性部材に加えられる力のいずれかを測定する成分(component)とを含む。【選択図】図4
469 2005-326464 2004/05/12 キヤノン株式会社 マイクロ揺動体 A4 DAX PA08 PI03 MA01 MCX MD01 MG01 MG03 MG04 1

【課題】作製時の形状のばらつきや温度変化などの環境変化時に、複数の固有振動モードの周波数比を維持すること。【解決手段】数の可動子の少なくとも一つは外周で複数のねじりばねのうちの一本であるねじりばねAとのみ連結しかつねじりばねAとねじりばねA以外のねじりばねのうち少なくとも一本とのいずれか一方にのみ応力を印加する応力印加手段を有する揺動体。【選択図】図1
470 2005-326465 2004/05/12 キヤノン株式会社 光偏向器 A4 DAX PI03 1

【課題】ミラーの光学特性の低下を防いで、動作中の光偏向器の性能を維持する。【解決手段】微少ミラーの特に高速動作時における反射面の歪み(動撓み)を常時観察・検出し、さらにはその結果を基に駆動系へ帰還し、反射面の動撓みを制御し、ミラーの光学特性の低下を防いで、動作中の光偏向器の性能を維持する。また、ねじり梁に歪みゲージを有する場合、ねじり梁の形状によっては歪みゲージに許容される面積が小さく、形成されない場合がある。このような場合にも微少ミラーの振動状態を外部検出器を用いずに校正する。【選択図】図1
471 2005-326620 2004/05/14 富士通株式会社 マイクロミラー素子 A4 DA04 PA01 PA08 PB02 PC03 PF02 PG03 PH02 PI03 MA01 MB01 MD01 MD04 1

【課題】ミラー面の増加に伴う素子の大型化を抑制しつつ、ミラー面の作動状態を適正に検出可能なマイクロミラー素子を提供すること。【解決手段】フレーム部130と、ミラー部を有する可動部110,120と、フレーム部130および可動部110,120を連結するトーションバー150とが形成されているマイクロミラー基板100と、配線パターン210が形成されている配線基板200と、マイクロミラー基板100および配線基板200を離隔させつつフレーム部130および配線パターン210を電気的に接続するための導電スペーサ300と、を備えるマイクロミラー素子X1であって、配線基板200は、マイクロミラー基板100に対向する第1の面201を有し、第1の面201には、ミラー部の回転角度を検出するための検出手段400が設けられている。【選択図】図1
472 2005-326782 2004/05/17 株式会社リコー 光偏向装置および光偏向装置の駆動方法 A4 DA04 PA01 PA02 PA03 PB01 PE01 PI03 PJ06 MA01 MA02 MA03 MB01 MBX MD01 1a c

【課題】ミラーの偏向角を剛性部材の弾性限界や破壊限界に依存することなく自由に設定する。【解決手段】板状部材106の回転中心軸に対して左右対称に、電極103a、103b、103dを配置し、電極103aに電位V1、103bにV2、103dにV3を印加すると、板状部材106はフローティング電位Vmとなる。電極103a、103dと板状部材間の電位差が板状部材の駆動電圧となり、電極103aと電極103dの電位を変化させて、光反射領域を有する板状部材106の傾斜方向を制御する。【選択図】図1
473 2005-329479 2004/05/18 積水化学工業株式会社 マイクロリアクターの製造方法 A4 DC01 DEX PAX MD01 MD02 MD03 MD05MD6 MD09 ME06 MEX 1

【課題】マイクロメートルオーダー以下の流路が正確に形成された基板が、歪み等を生じることなく正確に積層されたマイクロリアクターを製造することができるマイクロリアクターの製造方法を提供する。【解決手段】光後硬化性樹脂組成物からなるレジストフィルムを形成する工程と、前記レジストフィルムに、目的とする流路部分が遮光されるパターンを介して光を照射する工程と、光照射部分が充分な現像液耐性を有し、かつ、接着力を失わない程度に硬化した時点で、前記光を照射されたレジストフィルムを現像処理して流路を形成する工程と、光照射部分が完全に硬化して接着力を失う前に、前記流路が形成されたレジストフィルムを他の層と積層して接着する工程を有するマイクロリアクターの製造方法。【選択図】なし
474 2005-329532 2004/10/13 三星電機株式会社 サイドシール部材を有するMEMSパッケージおよびその製造方法 A4 DA04 DD01 DD03 PG04 PH01 PH03 PI03 MA01 MB01 MB03 MD13 MDX ME12 MF02 4

【課題】ベース基板のMEMS素子を取り囲むスペーサに実装されてMEMS素子をカバーするリッドガラスの側面にシール部材を形成することにより、外部環境から保護するためにMEMS素子を気密封止するMEMSパッケージおよびその製造方法を提供する。【解決手段】ベース基板上に形成されたMEMS素子を取り囲む形状にベース基板上に第1金属層をパターニングし、MEMS素子の上下駆動用自由空間を形成するために、第1金属層に接触した状態でスペーサを実装させ、スペーサに接触する部分に第2金属層が形成されたリッドガラスをスペーサに実装させた後、MEMS素子を気密封止するために、第1金属層、スペーサ、およびリッドガラスの第2金属層の側面にシール部材を形成することにより、ベース基板上に形成されたMEMS素子を外部環境から気密封止する。【選択図】図4
475 2005-331253 2004/05/18 日本板硝子株式会社 マイクロ化学システム用チップ及びマイクロポンプ A4 DC03 DEX PA03 PC03 PE01 PGX PJ05 MBX MD02 MD04 ME03 MF01 MF02 1a-c

【課題】流路内において一方向弁機能を発揮することができるマイクロ化学システム用チップ及びマイクロポンプを提供する。【解決手段】マイクロ化学システム用チップ1は、流路用の溝を備えるガラス基板1aと、該溝を覆うようにガラス基板1aに接合されたガラス基板1bとを備える。ガラス基板1aの溝によって画成される流路は、幅が狭く内壁疎水性の入口側流路10と、一端が入口側流路10と接続すると共に、幅が広く且つ入口側流路10の親水性よりも相対的に内壁親水性の液体充填部20と、液体充填部20の他端と接続すると共に、幅が広く入口側流路10と同じ程度に内壁疎水性の出口側流路30とを備える。液体充填部20は、入口側流路10と直交する流路40を有する。マイクロ化学システム用チップ1には、入口側流路10と液体充填部20の間に疎水−親水境界面50が形成され、液体充填部20と出口側流路30の間には疎水−親水境界面60が形成される。【選択図】図1
476 2005-331286 2004/05/18 日本化薬株式会社 財団法人神奈川科学技術アカデミー マイクロ化学デバイス A4 DEX PC03 PE01 MD09 ME02 ME03 ME07 ME10 ME12 MF01 MF02 3

【課題】多相系反応や溶媒抽出などに有用である簡便な多相層流安定化の達成が可能なマイクロ化学プロセスを提供する。【解決手段】微細流路の壁面全面を両親媒性表面処理することにより、壁面の性質が親水性および疎水性を同時に示すよう処理された微細流路を有するマイクロ化学デバイスにより、多相層流安定化が達成できる。【選択図】なし
477 2005-332802 2005/03/01 日本碍子株式会社 マイクロスイッチ及びその製造方法 A4 DB01 PA05 PAX PE01 PI03 PJ03 MD01 MD02 MD03 MD04 MD05 MD06 MD07 MD08 MD09 MD10 ME03 MF05 MG01 MG02 MGX 1

【課題】高周波信号の切り替えを低消費電力で効率よく行うことが出来るとともに、応答性、及び耐久性に優れ、長期間駆動に対する信頼性の高いマイクロスイッチを提供する。【解決手段】片持ち梁型の屈曲変位部材70を有する可動電極接点部材71と、圧電/電歪体及び電圧印加用電極層を有する圧電/電歪素子20と、可動電極接点部材71の支持部8に接合され固定電極3をその表面上に有する基材7とを備え、圧電/電歪素子20の駆動により可動電極2を変位させ、可動電極2と固定電極3を電気的な接続状態又は切断状態とすることが可能なマイクロスイッチ1である。屈曲変位部材70の少なくとも薄板部6がセラミックス材料からなるとともに、薄板部6、圧電/電歪体、及び電圧印加用電極層が焼成一体化されている。【選択図】図1
478 2005-333048 2004/05/21 松下電器産業株式会社 アクチュエータ A4 DA01 1

【課題】従来のMEMS式アクチュエータでは、駆動領域を大きくしようとすると、駆動アームが長くなり、大型化してしまうという課題があった。【解決手段】アクチュエータ1を構成する駆動アーム4の構成を、駆動アーム4の幅を両端側より中程部分を狭く設定し、駆動電極6を駆動アーム4の両端部分に設けたものであり、これにより駆動力を与える駆動電極6の面積を確保するとともに、駆動アーム4の撓りを与えることができ、駆動領域を拡大できる。【選択図】図1
479 2005-334874 2005/04/28 シャープ株式会社 マイクロチャネルとその製造方法およびマイクロシステム A4 DC01 DEX PB01 PB03 PC01 PE01 PF01 PF02 MA01 MB01 MEX MF01 1a-d

【課題】基板上に液体の通流路となる単数または複数のマイクロチャネルを形成するに当たり、そのマイクロチャネルの深さの製作精度を向上させる製造方法を提供する。る。【解決手段】液体の通流路となるマイクロチャネル21の深さに相当する厚みの表面層シリコン4を有するSOI基板1を用い、ガスまたは薬液を用いてその表面層シリコン4をSOI基板1の表面から埋め込み酸化膜3まで貫通させることで、選択的に表面層シリコン4を除去する。【選択図】図1
480 2005-335022 2004/05/28 ソニー株式会社 微小デバイス及び電子機器 A4 DBX PA05 PC03 PC04 PC05 PJ06 MA01 MA02 MB01 MB03 MD01 1

【課題】静電駆動型の機能デバイス部(MEMS)を、DC−DCコンバータ等の昇圧回路を用いることなく動作可能な微小デバイスを実現する。【解決手段】微小デバイスの構成として、半導体基板1上に形成された絶縁層2と、絶縁層2上に形成された静電駆動型の機能デバイス部3と、絶縁層2の内部に形成され、機能デバイス部3に電圧を供給するキャパシタ部4と、キャパシタ部4に静電電荷を蓄積するための充電用端子部11とを備える。【選択図】図1
481 2005-335038 2004/05/31 株式会社日立ハイテクノロジーズ キヤノン株式会社 多層配線基板およびその製造方法 A3 PA01 PA03 PA05 PA08 PB01 PC01 PC05 PE01 PI03 PI04 MA01 MB01 MD01 MD02 MD04 ME03 1a-g

【課題】多層配線基板の製造方法において、高集積化、高密度化された多数のマイクロマシニング構造体を独立して外部システムへ電気的に接続でき、マイクロマシニング構造体を高電圧駆動可能な配線材料とすること。【解決手段】多層配線基板の製造方法は、マイクロマシニング技術により基板10上に多数のマイクロマシニング構造体11を作製し、第1の犠牲層金属膜12を用いたリフトオフによりマイクロマシニング構造体11上に接続して下部配線14を作製し、第1の犠牲層金属膜12を用いて電気めっきにより下部配線16上に接続してポスト16を作製し、スパッタリングにより下部配線14上およびポスト16の周囲に層間絶縁膜17を作製し、第2の犠牲層金属膜を用いたリフトオフによりポスト16上に接続した上部配線18と外部システムに接続されるパッド19とを一体に作製する工程を備える。【選択図】図1
482 2005-335052 2004/08/17 三星電機株式会社 回転型櫛歯駆動アクチュエータ及びこれを用いた可変光減衰器 A4 DA05 MA01 MB01 1

【課題】本発明は櫛歯形状の電極間に印加される引力を利用したアクチュエータ及びこれを用いた光減衰器に関する。【解決手段】基板と、上記基板面に平行な動きが可能なよう配列され、複数のフィンガーから成る櫛歯電極を有するよう移動電極22と、上記移動電極22に静電力を与えられるよう上記移動電極22に対応する長さで形成され上記移動電極22の櫛歯電極と相互対向して噛合うよう配列される櫛歯電極を有し上記基板21上に固定される駆動電極23と、上記基板21に平行に配列され、上記移動電極22の一端部の両側面において上記移動電極22に垂直に連結される垂直スプリング24と、上記垂直スプリング24に連結され上記垂直スプリング24を支持しながら上記基板21に固定される垂直スプリングアンカー25と、主な部分が上記移動電極22の長手方向に平行に配列され、上記移動電極22の一側面に連結される水平スプリング26とを含むことを特徴とする。【選択図】図1
483 2005-335059 2005/05/23 三星電子株式会社 垂直段差構造物の製作方法 A4 PBX 3

【課題】ウェハに完全な垂直段差を形成する垂直段差構造物の製作方法を開示する。【解決手段】ウェハにエッチングを施して第1トレンチを形成した後、所定の物質を注入する第1トレンチ形成段階、ウェハに第1薄膜を蒸着して第1パターニングを行い、第1薄膜及びウェハに第2薄膜を蒸着する第2パターニングを行った後、ウェハにエッチングを施して第2トレンチを形成する第1エッチング段階、第2トレンチの側面に保護膜を形成した後、ウェハにエッチングを施して第2トレンチを垂直拡張する第2エッチング段階、第2薄膜を除去した後、第2薄膜が除去された位置にエッチングを施して第3トレンチを形成する第3エッチング段階、ウェハにエッチングを施して第2エッチング段階で垂直拡張された第2トレンチ及び第3トレンチを水平拡張する第4エッチング段階を含む。【選択図】図4f
484 2005-335968 2004/05/24 独立行政法人物質・材料研究機構 マリモカーボン及びその製造方法並びにその製造装置 A4 DF02 MI03 FP

【課題】ダイヤモンドを核として放射状にナノ炭素材料が成長した球状微粒子(マリモカーボン)を提供すると共に、その製造方法を提供する。【解決手段】表面が酸化された酸化ダイヤモンド微粒子の表面に遷移金属触媒を担持したダイヤモンド触媒微粒子を、炭化水素からなる気相中で浮遊させ且つ撹拌すると共に所定の温度に加熱してナノ炭素材料合成の触媒反応を生起し、微粒子表面にナノ炭素材料を成長する。ダイヤモンド触媒微粒子31を核として、ナノサイズの径を有するナノ繊維32が放射状に成長してマリモカーボンが生成する。担持する遷移金属がNi又はCoであれば、ナノ炭素材料はカーボンナノチューブになり、担持する遷移金属がPdであれば、ナノ炭素材料はコイン積層型カーボンナノグラファイトになる。【選択図】図3
485 2005-336006 2004/05/26 独立行政法人物質・材料研究機構 リン化インジウムナノチューブの製造方法 A4 DF02、PFX 3

【目的】リン化インジウムナノチューブの簡便な製造方法を提供すること。【構成】酸化インジウム粉末と金属インジウム粉末の混合物を、加熱炉内において、アルゴンガス気流中で1000℃以上1250℃以下に加熱した後、赤燐粉末を加熱炉内に配置し、引き続いてアルゴンガス気流中で1000℃以上1250℃以下に加熱する。【選択図】図2
486 2005-336440 2004/05/31 財団法人川村理化学研究所 シリカ/ポリマー/金属複合材料及びその製造方法 A4 DF03 PJX FP

【課題】多様な形状に制御可能な、ナノメートルオーダーの金属結晶を内部に含有する複合材料、及び該複合材料の簡便な製造方法を提供すること。【解決手段】直鎖状ポリエチレンイミン骨格を有するポリマー(a)と配位結合した少なくとも一種の遷移金属(b)を、シリカ(c)が被覆した複合材料、及び、以下の工程を有する複合材料の製造方法。(1)直鎖状ポリエチレンイミン骨格を有するポリマーを、水性媒体中で会合させる工程、(2)水性媒体の存在下で、前記ポリマーの会合体にアルコキシシランを加えることにより、前記ポリマーの会合体とシリカの複合体を得る工程、(3)前記ポリマーの会合体とシリカとの複合体と、遷移金属イオンが溶解した溶液とを接触させ、遷移金属イオンを還元させると共に遷移金属を、前記ポリマー中の直鎖状ポリエチレンイミン骨格に配位させる工程。【選択図】図2
487 2005-336512 2004/05/24 日信工業株式会社 金属材料及びその製造方法、炭素繊維複合金属材料及びその製造方法 A4 DF03 PJX FP

【課題】カーボンナノファイバーが均一に分散された、金属材料及びその製造方法、炭素繊維複合金属材料及びその製造方法を提供することにある。【解決手段】金属粒子50の周りに前記カーボンナノファイバー40が分散した金属材料の製造方法は、カーボンナノファイバー40に対して親和性を有する不飽和結合または基を有するエラストマー30と、金属粒子50と、カーボンナノファイバー40と、を混合し、かつ剪断力によって分散させて炭素繊維複合材料を得る工程(a)と、炭素繊維複合材料を熱処理し、該炭素繊維複合材料中に含まれるエラストマー40を気化させる工程(b)と、を含むことを特徴とする。【選択図】図1
488 2005-337415 2004/05/28 アイダエンジニアリング株式会社 マイクロバルブ、マイクロポンプ及びこれらを内蔵するマイクロチップ A3 DC02 DC03 18

【課題】マイクロチップの製作と同時に、安価で容易に作製できるマイクロバルブ及びマイクロポンプを提供する。【解決手段】マイクロバルブであって、該マイクロバルブは基板と、該基板上面に貼り合わされた第1層と、該第1層上面に貼り合わされた第2層とからなり、前記第1層の前記基板との貼り合わせ面側に、第1の流路と該第1の流路に連通する第1のバルブ室と、第2の流路と、該第2の流路に連通する第2のバルブ室と、前記第1のバルブ室と第2のバルブ室とを仕切る弁を有し、前記弁の弁座が前記基板表面に対して非接着に維持されており、前記第2層の前記第1層との貼り合わせ面側であって、前記弁の直上に対応する位置に圧力室を有することを特徴とするマイクロバルブ。このマイクロバルブを2個以上適宜組み合わせることによりマイクロポンプを構成することができる。【選択図】図1
489 2005-337982 2004/05/28 日本板硝子株式会社 マイクロ気体検出装置及び該装置を備えるマイクロ化学システム A3 DEX FP

【課題】マイクロチップの流路中の気体の有無を感度よく検出することができるマイクロ気体検出装置及び該装置を備えるマイクロ化学システムを提供する。【解決手段】マイクロ気体検出装置20は、シングルモードファイバから出射された光をマイクロチップ1の流路10に集光するロッドレンズ21と、流路10を透過した光の一部を通過させるピンホール22を有するピンホール板23と、ピンホール22を通過した光を検出する検出器24とを備える。【選択図】図1
490 2005-338053 2004/12/13 コリア リサーチ インスティチュート オブ スタンダーズ アンド サイエンス 触覚センサー及びその製造方法 A4 DDX 2

【課題】圧力と熱とを同時に感知する触覚センサー及びその製造方法を提供し、微細手術、ガン診断などの医療分野、仮想環境具現分野において触覚提示にともなう敏感度を向上する。【解決手段】ウェーハ下面に力センサーの支持ブロック形成用パターン、上面に熱センサーの圧電抵抗形成用パターンを形成し、ウェーハの上面に圧電抵抗を形成し、その上に酸化膜を蒸着し、前記圧電抵抗の上部に接触ホールを形成し、熱センサーの他側酸化膜の上にラインホール形成用パターンを形成し、前記ウェーハの上面にメタルラインと温度測定用金属線及びヒーターを形成し、前記メタルラインと温度測定用金属線及びヒーターの上部側に酸化物を蒸着し、その上に蒸着とエッチングを介して荷重ブロックを形成し、前記荷重ブロックの形成されたウェーハの下面をエッチングして、力センサーの支持ブロックを形成する。【選択図】図1
491 2005-338534 2004/05/28 セイコーエプソン株式会社 波長可変フィルタおよび波長可変フィルタの製造方法 A4 DAX PCX FP

【課題】構造、製造工程を簡易なものとすることができ、小型化が図れ、さらに、可視光に対しても波長分離が可能な波長可変フィルタおよび波長可変フィルタの製造方法を提供する。【解決手段】シリコンで構成され、可動部31と可動部31を変位可能に支持する支持部とを備えた第1の基板と、第1の基板に対向する第2の基板2と、第1のギャップ21を利用し、可動部31を第2の基板2に対して変位させることにより、第2のギャップ22の間隔を変更する駆動部とを備え、可動部31の第2のギャップ22に対応する部位に設けられた第1の反射膜200と第2の基板2の可動部31と対向する面に設けられた第2の反射膜210との間において第2のギャップ22を介して干渉を生じさせる波長可変フィルタ1であって、可動部31は、第1の反射膜200に対応する部位に開口部311を有することを特徴とする。【選択図】図2
492 2005-338747 2004/08/31 財団法人工業技術研究院 静電可動マイクロミラーチップ A4 DA04 FP

【課題】上部ミラープレートと下部電極プレートを有し、半田部と位置決め溝で以って、位置決めと接続が可能な、静電可動マイクロミラーチップを提供すること。【解決手段】低温溶着を利用することによって、ミラーチップの光質を向上することができる。本発明の位置決めと接続方式は非常に簡単であり、製造時間とコストを大きく短縮させるものである。ミラーチップのミラーの両面はメタリックコーティングされているのでストレスバランスを調整可能であり、平坦性も向上可能である。【選択図】図1A
493 2005-341536 2005/03/18 松下電器産業株式会社 電気機械フィルタ A2 DBX FP

【課題】小型化、高集積化が可能で、高感度な信号検出が可能な電気機械フィルタを提供する。【解決手段】検出部に量子素子を用い、微細でかつ高感度の検出を実現しようとするもので、入力される信号に対して共振可能な微小振動子101と、前記微小振動子と所定の間隔を隔てて配設された検出電極103を備え、前記微小振動子と前記検出電極との間の静電容量の変化を検出することで、従来実現困難であった高感度な検出機構を実現する。【選択図】図1
494 2005-341788 2005/04/15 松下電器産業株式会社 マイクロアクチュエータ A4 DBX FP

【課題】可動部の剛性と重量との間、および可動部の剛性と静電力との間の両方にトレードオフがあった。【解決手段】本発明のマイクロアクチュエータ100は、基台1と、基台1によって支持された第1櫛型電極2と、第1櫛型電極2と対向する第2櫛型電極8と基台1の方向に突出した少なくとも1つの補強リブ9とを備える可動部6と、可動部6の基台1に対する変位が可能なように可動部6を支持する弾性支持部3とを備える。第2櫛型電極8の高さと少なくとも1つの補強リブ9の高さとは互いに異なっている。【選択図】図2
495 2005-342803 2004/05/31 ソニー株式会社 MEMS素子とその製造方法、光学MEMS素子、光変調素子、GLVデバイス、及びレーザディスプレイ A2 DAX FP

【課題】MEMSデバイスにおける信号伝達配線と保護カバーのシールメタル間の寄生容量の低減を図り、ドライバーの駆動能力の低減化を可能にする。【解決手段】基板102上に電気信号により駆動制御されるビーム105が配置されたMEMS素子103を有し、MEMS素子103を隔離する保護カバー1099が配置され、保護カバー内のMEMS素子103のビーム105と、保護カバー109外の信号入力端子110とを接続する信号伝達配線106が形成され、保護カバー109の接着用のシールメタル層108と信号伝達配線106との間に層間絶縁層107〔124、125〕が形成され、層間絶縁層107が、シールメタル層108と信号伝達配線106間の寄生容量をMEMS素子の駆動時の静電容量以下にする膜厚を有して形成されて成る。【選択図】図1
496 2005-342808 2004/05/31 沖電気工業株式会社 MEMSデバイスの製造方法 A4 PJ03 FP

【課題】工程実施中のデバイスの破損を防止して、デバイスの歩留まりを向上させることができる、より簡易なMEMSデバイスの製造方法。【解決手段】可動部14と、梁部16とを含む微小構造体13を備えたMEMSデバイス10を製造するに当たり、第1半導体層21と、犠牲層22と、第2半導体層23とを順次に積層して含む半導体基板20を準備する工程と、半導体基板の内周枠領域の内側領域に対し、第1半導体層側及び前記第2半導体層側からエッチングを行うことにより、間隙50、及び凹部15を形成する工程と、複数のチップ領域の内周枠領域とチップ領域間の領域の第2半導体層部分の表面にわたってシート状部材を接着する工程と、チップ領域間の領域を、第1半導体層の表面からダイシングする工程と、間隙に露出している犠牲層部分及び凹部に露出している犠牲層部分を除去することによって、微小構造体13を形成する工程とを含む。【選択図】図1
497 2005-342817 2004/06/01 ソニー株式会社 中空構造素子およびその製造方法ならびに電子機器 A4 PCX FP

【課題】1次スティクションおよび2次スティクションを防止して信頼性の高い中空構造素子を製造すること。【解決手段】本発明は、基板10に設けられた凹部10aに埋め込まれる犠牲層を介して構造体2が設けられ、その犠牲層をエッチングすることで凹部10a内に中空空間Sを構成して成る中空構造素子1において、凹部10aの内面に、犠牲層をエッチングするエッチャントと反応して所定の生成物を形成できる材質から成る薄膜11が設けられているものである。また、本発明は、基板10に凹部10aを形成した後、凹部10aの内面に、犠牲層をエッチングするエッチャントと反応して所定の生成物を形成できる材質から成る薄膜11を形成し、この薄膜11を介して犠牲層を埋め込む製造方法である。【選択図】図1
498 2005-342839 2004/06/03 株式会社ニコン マイクロアクチュエータアレー、光学装置及び光スイッチアレー A4 DA01 FP

【課題】製造プロセスの工程数を少なくし、これによりコストダウン及び歩留りの向上を図る。【解決手段】各マイクロアクチュエータは、基板21により支持されて基板21に対して移動し得るように設けられた可動部を有する。各マイクロアクチュエータの可動部には、ローレンツ力用配線パターン及び可動電極用配線パターンが設けられる。基板21には、ローレンツ力用配線パターン63、可動電極用配線パターン62及び固定電極用配線パターンが設けられる。基板21により支持された被支持部111には、可動電極用配線パターン142が設けられる。ローレンツ力用配線パターン63と可動電極用配線パターン142とが交差する。可動電極用配線パターン142と可動部に設けられた配線パターンとは、同時に成膜された導電膜をパターニングすることにより形成される。【選択図】図12
499 2005-342842 2004/06/03 ニスカ株式会社 駆動力伝達機構及びマイクロマニュピュレータ A4 DBX FP

【課題】塑性変形に対して余裕がとれ、クリープ変形に対して安全率の高い駆動力伝達機構を提供する。【解決手段】駆動伝達機構31は、X方向からの駆動力が入力される入力端と、Y方向からの駆動力が入力される入力端と、X、Y方向から入力された駆動力による変位が合成され拡大されて出力される出力端とを有し、直線状の4つのリンク31d、31e、31f、31g(31d’、31e’、31f’、31g’)が弾性ヒンジを介して4つの連結点A〜D(A’〜D’)で接続された2つのパンタグラフと、弾性ヒンジを介してX入力端同士を連結するリンク31aと、弾性ヒンジを介してY入力端同士を連結するリンク31bと、弾性ヒンジを介して出力端同士を連結するリンク31cと、を備え、弾性ヒンジは、高分子材料からなると共に、弾性変形範囲で両振可能な構造を有し、該弾性変形範囲の略中央がホームポジションとされている。【選択図】図5
500 2005-342845 2004/06/03 ニスカ株式会社 駆動力伝達機構及びマイクロマニュピュレータ A4 DBX FP

【課題】平行四節機構の変位に拘わらず出力端の姿勢を一定に保ち安定した駆動力伝達が可能な駆動力伝達機構を提供する。【解決手段】駆動伝達機構31は、X方向からの駆動力が入力される第1の入力端と、Y方向からの駆動力が入力される第2の入力端と、X及びY方向から入力された駆動力による変位が合成され拡大乃至縮小されて出力される出力端とをそれぞれ有する2つのパンタグラフと、第1の入力端同士を連結するリンク31aと、第2の入力端同士を連結するリンク31bと、出力端同士を連結するリンク31cと、を備えており、2つのパンタグラフがリンク31a、31b、31cのそれぞれの中点を結ぶ仮想線X−Xを中心線として対称配置されている。リンク31cは2つの出力端で支持されており、安定した姿勢を保つことができる。【選択図】図5
501 2005-342884 2005/05/23 中山 喜萬 大研化学工業株式会社 エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社 ナノチューブ不要物質除去方法及び走査型顕微鏡用プローブ A1 DDX DF02 FP

【目的】ナノチューブの不要物質を除去する方法、並びにナノチューブ探針の不要物質が除去された走査型顕微鏡用プローブを提供する。【構成】本発明に係るナノチューブ不要物質除去方法は、ナノチューブの所要領域に集束イオンビームIを照射して、この所要領域にある不要物質を除去することを特徴とする。例えば、前記ナノチューブは通常のナノチューブやプローブを構成するナノチューブ12である。更に具体的には、前記プローブは走査型顕微鏡用プローブであり、前記ナノチューブはカンチレバー4に固着されたナノチューブ探針である。また、このように不要物質を除去して清浄化された走査型顕微鏡用プローブが提供される。【選択図】図4
502 2005-342887 2005/05/30 中山 喜萬 大研化学工業株式会社 静電ナノピンセット及びナノマニピュレータ装置 A1 DBX DF02 FP

【目的】部品構成のナノサイズ化を図り、またこれらナノ物質を把持・放出できるナノピンセット及びナノマニピュレータ装置を開発する。【構成】ナノピンセット2は、ホルダー6に基端部をコーティング被膜又は融着により固定して突設された複数のナノチューブ8,9と、これらのナノチューブ表面を絶縁被覆するコーティング被膜と、この中の2本のナノチューブ8、9に連結されたリード線10、10からなりこのリード線間に電圧を印加して静電引力により2本のナノチューブの先端間を開閉自在に設け、この間にナノ物質を把持する。また、ナノチューブの先端間を開閉自在に設け、絶縁体・半導体・導電体のナノ物質をハンドリングする。【選択図】図1
503 2005-343744 2004/06/03 松下電器産業株式会社 カーボンナノチューブ半導体の製造方法およびカーボンナノチューブ構造体 A4 PFX、MI03 FP

【課題】カーボンナノチューブ半導体の伝導性をより正確に制御する。【解決手段】カーボンナノチューブ半導体の製造方法は、(A)導電型を規定する不純物がドープされた炭化珪素層2を用意する工程と、(B)前記炭化珪素層2の一部または全部のグラファイト化を行うことにより、カーボンナノチューブ半導体5を形成する工程とを包含する。【選択図】図3
504 2005-343757 2004/06/04 株式会社イデアルスター 融解液中での内包フラーレン製造方法及び製造システム A4 DF02 FP

【課題】本発明は高い収率で内包フラーレンを製造する方法及び装置を提供することを目的とする。【解決手段】非特許文献3に記載されている方法で13員環の開口部を有する開口フラーレン12を生成する。この開口部には正の電子親和力を有する酸素原子が付着している。この開口フラーレン12と固体のナトリウム13を容器に入れて密閉し、不活性ガスを充填した後、加熱してナトリウムを融解する。このとき、ナトリウム原子は負の電子親和力を有しているので、開口フラーレンの開口部にナトリウム原子が電気的に結合する。融解液14に圧力をかけてしばらく放置することにより、ナトリウム原子が内部に押し込められてナトリウム原子内包フラーレンが生成される。開口フラーレンに取り込まれなかったナトリウムを安全に除去した後、紫外光を照射して化学修飾基を外す。このとき、ナトリウム原子を内包したフラーレンは、自己修復により6員環と5員環に囲まれたナトリウム原子内包フラーレンになる。【選択図】図1
505 2005-345473 2005/06/01 三星電子株式会社 複数個の構成ユニットを含むジャイロセンサ及びその製造方法 A4 DD02 FP

【課題】少なくとも一つの回路ユニットを含み、回路ユニットのサイズほど全体大きさが減少された小型のジャイロセンサを提供する。【解決手段】複数個の構成ユニットを含むジャイロセンサが開示される。本ジャイロセンサは、基板、一表面上の所定領域にキャビティが形成され、前記基板の上部に結合して外部回転力に比例する振動信号を出力するMEMS構造物、及び前記キャビティ内に位置し、前記振動信号を回転角速度に比例する所定の電気的信号に変換して出力する回路ユニットを含む。【選択図】図4
506 2005-345837 2004/06/04 ブラザー工業株式会社 反射ミラー製作方法および反射ミラー A4 DA04 PC01 FP

【課題】光が入射する反射面を有する板状の反射ミラーをエッチングによって製作する技術において、その反射ミラーをウエットエッチングによって製作する技術を提供する。【解決手段】反射ミラーをエッチングによって製作するために、(a)単結晶により構成された板状の被エッチング材に膜状のエッチングマスク材をコーティングし(S2)、被エッチング材にコーティングされたエッチングマスク材に、四角形より円形に近い平面形状を有するマスクパターンを形成し(S3)、エッチングマスク材がコーティングされた被エッチング材を、設定温度のもとに、設定濃度を有するエッチング液に浸漬させることにより、ウエットエッチングを実行し(S4)、それにより、反射ミラーをそれの法線方向に投影して得られる投影図形が四角形より円形に近い平面形状を有するように反射ミラーを製作する。【選択図】図9
507 2005-345938 2004/06/07 富士写真フイルム株式会社 透過型光変調素子及び透過型光変調アレイ素子 A4 DAX FP

【課題】高速な偏向と、低電圧での駆動を実現できるとともに、素子を小型化でき、しかも、迷光や不要光を小さくして高コントラスト化が可能となる透過型光変調素子及び透過型光変調アレイ素子を得る。【解決手段】透過型光変調素子100において、入射光L1の入射方向に対して異なる方向に光を偏向させて出射させる微小透明光学部材33と、微小透明光学部材33を、入射光L1の進路方向に直交する面に対して光出射面が傾斜可能となるように中空位置で支持する支持手段と、微小透明光学部材33を電気機械動作により傾斜変位させて微小透明光学部材33からの光出射方向を変化させる駆動手段とを設けた。【選択図】図1
508 2005-348222 2004/06/04 セイコーエプソン株式会社 MEMSデバイス及び電子機器 A3 DB02 FP

【課題】シリコン基板上にマイクロレゾネータが設けられたMEMSデバイスにおいて、マイクロレゾネータが有する寄生容量に起因する出力信号の損失を抑えることができるMEMSデバイス等を提供する。【解決手段】シリコン基板50上に形成された少なくとも絶縁層51を含む積層部上にマイクロレゾネータ10が設けられたMEMSデバイス80において、マイクロレゾネータ80と略同一の寄生容量を有する固定素子60を備える。【選択図】図1
509 2005-349470 2005/04/26 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. マイクロマシニング方法およびシステム A4 DCX PBX PCX 2

【課題】第1の面および第2の面によって画定される厚さを有する半導体基板に損傷を与えることなく、できる限り低コストで流体処理スロットを形成する方法を提供する。【解決手段】研磨材料を利用し、第1の面304から超音波研削で半導体基板に第1のトレンチ302を形成し、かつ背面から半導体基板の材料を除去して、第二のトレンチを形成することを含み、その際、第1のトレンチと第2のトレンチ306の少なくとも一部が交わり、半導体基板を貫通するフィーチャを形成する。【選択図】図5C
510 2005-349486 2004/06/08 株式会社デンソー 半導体装置およびその製造方法 A4 PJX FP

【課題】半導体ウェハの露出構造部を覆うように保護キャップを取り付けたものを、スクライブ領域にて分断して半導体チップとした後、保護キャップを取り外すことにより形成された半導体装置において、半導体チップへの保護キャップの粘着剤残りを極力低減する。【解決手段】表面に可動部や構造体が露出した露出構造部20を有する半導体ウェハ200に対して、露出構造部20を覆うように半導体ウェハ200の表面に保護キャップ300を取り付けたものを、スクライブ領域210にて分断して半導体チップ10とした後、半導体チップ10の表面から保護キャップ300を取り外すことにより形成されてなる半導体装置100において、半導体チップ10の表面におけるスクライブ領域210に存在する段差部30は、半導体チップ10におけるチップ面と直角な方向Yから傾斜した形状となっている。【選択図】図2
511 2005-349487 2004/06/08 国立大学法人静岡大学 微細加工方法及び装置 A4 PA08 FP

【課題】走査型シェアフォース顕微鏡と中空プローブの組み合わせを用いて,加工液と被加工物の間に電圧を印加するタイプの微細加工を実現する。【解決手段】走査型シェアフォース顕微鏡のプローブとして,先端が開口したマイクロピペットプローブ12を用いる。このプローブの内部にめっき液48を充填する。プローブの先端を被加工物18の表面上の所望の位置に接触させてから,めっき液48と被加工物支持体16の間に所定時間だけ電圧を印加する。これにより,被加工物18の表面上に微細なめっき加工を施す。【選択図】図6
512 2005-349500 2004/06/09 富士ゼロックス株式会社 マイクロ流体素子及びその作製方法、並びにマイクロ流体素子搭載装置 A4 DCX 2

【課題】シリコーンゴムなどの可撓性を有する基板を用いてモールド法により作製されるマイクロチャネルを集積化したマイクロ流体素子において、安定したマイクロチャネルの断面形状を保持できると共に、薄型で柔軟性を有するマイクロ流体素子及びその作製法を提供すること、さらにそのマイクロ流体素子を用いたマイクロ流体デバイスを提供することである。【解決手段】マイクロチャネルとなる溝が形成された可撓性を有するチャネル形成体と、該チャネル形成体の前記マイクロチャネルとなる溝が形成された面に接合される基材とからなり、前記チャネル形成体及び基材のうち少なくとも一方が、支持体により支持されていることを特徴とするマイクロ流体素子である。【選択図】なし
513 2005-349515 2004/06/10 独立行政法人物質・材料研究機構 外壁および内壁が炭素膜で覆われた窒化アルミニウムナノチューブとその製造方法。 A4 DF02 PJX FP

【課題】窒化アルミニウムナノチューブの外壁と内壁に炭素膜を成長させた、新規で、オプトエレクトロニクス、電界放出材料などの分野への応用が期待される、外壁および内壁が炭素膜で覆われた窒化アルミニウムナノチューブとその製造方法を提供すること。【解決手段】アルミナ粉末とカーボンナノチューブの混合物を、不活性ガス雰囲気中で1450〜1600℃に0.4〜1時間加熱した後、不活性ガスをアンモニアガスに切り替え、引き続き1300〜1600℃に0.5〜1.2時間加熱する。【選択図】図2
514 2005-349533 2004/06/11 ソニー株式会社 マイクロ電気機械システムの製造方法 A4 PF01 PF03 FP

【課題】シリコン中に中空領域を制御性よく容易に形成するという目的を、中空領域を形成する領域に水素イオン注入を行った後、水素イオン注入領域に熱処理を行うことで、水素イオン注入領域に中空領域を形成することを可能とする。【解決手段】基板11上にシリコン系膜12を形成する工程と、シリコン系膜12の中空領域を形成しようとする領域に水素イオンを注入して水素イオン注入領域14を形成する工程と、水素イオン注入領域14の一部が露出するようにシリコン系膜12を加工する工程と、熱処理を行うことによって水素イオン注入領域14に中空領域17を形成する工程とを備えたことを最も主要な特徴とする。【選択図】図1
515 2005-350275 2004/06/08 トヨタ自動車株式会社 カーボンナノ材料の製造方法およびその製造装置 A4 MI03 FP

【課題】金属を担持したカーボンナノ材料を一工程で生成することができるカーボンナノ材料の製造方法および製造装置を提供する。【解決手段】本発明のカーボンナノ材料の製造方法は、カーボンターゲットCにレーザL1を照射して発生させたカーボンの蒸発ガスと、金属ターゲットMにレーザL1とは異なる波長をもつレーザL2を照射して発生させた金属の蒸発ガスと、を気相中で反応させて金属を担持したカーボンナノ材料を生成する。また、本発明のカーボンナノ材料の製造装置は、反応容器1と、カーボンターゲットCおよび金属ターゲットMを反応容器1内に固定するターゲット固定手段10と、カーボンターゲットCにレーザL1を照射する第1レーザ発振器21と、金属ターゲットMにレーザL1とは異なる波長をもつレーザL2を照射する第2レーザ発振器22と、ガス供給手段3と、排気手段4と、を具備する。【選択図】図1
516 2005-350383 2004/06/09 キヤノン株式会社 変性タンパク質の活性化構造体及びその製造方法、並びに変性タンパク質の活性化方法 A4 MEX FP

【課題】複数の変性タンパク質をそのサイズによって選別し、選択的に再折りたたみすることができる変性タンパク質活性化構造体を提供する。【解決手段】複数のメソ細孔を有する多孔質高分子膜を用いて変性タンパク質の再折りたたみを行うことにより、前記変性タンパク質を活性化させる構造体であって、前記多孔質高分子膜が第1の成分と前記第1の成分に共有結合によって結合した第2の成分とから構成され、前記第1の成分は前記多孔質高分子膜を構成する部材であり、前記第2の成分は前記メソ細孔の壁面層を構成し、さらに前記壁面層上に前記変性タンパク質の再折りたたみに関与する化合物が保持されている。【選択図】図1
517 2005-350750 2004/06/11 独立行政法人物質・材料研究機構 炭素表面被覆形強磁性金属球形粒子及びその製造方法 A4 MI04 FP

【課題】耐腐食性及び耐磨耗性に優れ、カーボンナノファイバー又はカーボンナノチューブにより表面が修飾された強磁性金属からなる粒子を提供する。【解決手段】鉄、ニッケル、コバルトからなる元素群から選ばれた1種以上の金属元素と炭素との共晶点組成を含む組成の共晶合金からなる球状の強磁性金属核と、上記球状強磁性金属核の表面の全面を被覆する該強磁性金属元素と炭素とを含有する液滴から析出した炭素からなる殻とを具備することを特徴とする炭素被覆形強磁性金属球形粒子。また、上記粒子の表面がカーボンナノファイバー又はカーボンナノチューブにより修飾された炭素被覆形強磁性金属球形粒子。金属―炭素の複合又は混合粉末を、気相中において熱プラズマ処理を行うことにより製造する。【選択図】図1
518 2005-351652 2004/06/08 株式会社メムス・コア 光干渉型振動センサとその製造方法 A4 DDX FP

【課題】光干渉型振動センサにおいて、困難なガラスへの深い貫通孔の加工方法について検討、改善を行い、光干渉型振動センサの生産性と性能を向上させる。【解決手段】SOI基板などの貼り合わせ済みの多層基板を使用し、ガラスではなくシリコンのような基板材料にフォトリソグラフィーとドライエッチングを用いた一括加工で深い孔を形成する。これに伴い、センサの加工手順も変更する。【選択図】図1
519 2005-353333 2004/06/09 三菱重工業株式会社 微小スイッチ A4 DB01 FP

【課題】スイッチ保持状態において低消費電力及び高信頼性の微小スイッチを提供する。【解決手段】薄膜ヒータ6の両隣に存在するラッチ用梁5は熱絶縁構造となっており、薄膜ヒータ6へ通電した状態で、電極層7と下部基板電極8間に静電吸引電圧を印加することにより、上下移動可能な複合体4は下方向へ移動し、上部下面接点電極2と下部基板接点電極3が接触後、薄膜ヒータ6への通電を停止すると、加熱により延びていた複合体4は、元へ戻る作用が発生し、静電吸引電圧の印加を停止した状態においても、スイッチが保持された状態となる。【選択図】図1
520 2005-353449 2004/06/11 独立行政法人産業技術総合研究所 ダイヤモンドの微細加工方法 A4 PB01 PCX FP

【課題】ダイヤモンド柱状体の先端の尖鋭化を可能とすると共に、数十ナノメートルサイズの任意形状のダイヤモンド微細構造をより精度高く形成でき、さらに先端上部にもコンタクトを形成することが可能であるダイヤモンド構造体を得る。【解決手段】ダイヤモンド基板上に柱状体を形成し、該形成された柱状体を、垂直方向と水平方向のエッチング速度の異なるエッチングを組合せてエッチングすることにより、柱状体を任意の形状に加工することを特徴とするダイヤモンドの微細加工方法及びダイヤモンド基板上に柱状体を形成し、該形成された柱状体を、等方性エッチングと異方性エッチングを組合せてエッチングすることにより、柱状体を任意の形状に加工することを特徴とするダイヤモンドの微細加工方法。【選択図】図3
521 2005-354651 2004/08/05 松下電器産業株式会社 電気機械フィルタ、これを用いた電気回路および電気機器 A1 DBX MI04 FP

【課題】導電性に優れたカーボンナノチューブなどの微小の振動子を用いることで全体を微小にすることができるともに、所定の周波数の信号を選択することができること。【解決手段】信号が入力されることにより物理変化するカーボンナノチューブからなる内殻106と、内殻106から微小ギャップG空けて、内殻106に被さるように配置されたカーボンナノチューブからなる外殻108とを有する電気機械フィルタである。接続された信号入力側電極部110から内殻106に所定の周波数の信号が入力されたときに、外殻108は内殻106の振動を検出し、接続された信号出力側電極部112を介して出力する。【選択図】図2
522 2005-500171 2002/07/10 エーアーデーエス・ドイッチェランド・ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング アクチュエータ・システム A4 DBX FP
WO2003/009402 本発明の課題は、直線および回転動作成分で構成される複合制御動作を実施するアクチュエータ・システムを実現することである。本発明によれば、この課題は、アクチュエータ(1〜4)がその端点を、閉じた多角形を形成するように隅部連結部(5〜8)を介して互いに連結され、アクチュエータ・システムの向かい合う隅部連結部(5〜8)がそれぞれ固定連結部(9、10)によって互いに一定の間隔で保持され、固定連結部(9、10)が、互いに対して自由に移動可能であり、それぞれの隅部連結部と関節式に連結され、アクチュエータ・システムが、向かい合う隅部連結部によって2つの出力部を形成することによって解決される。(図1)
523 2005-500172 2002/08/15 レベオ, インコーポレイティッド MEMS及びMEMS製造方法 A2 DA01 DB04 DBX DD01 DD02 DDX PG03 MAX MBX MD03 MD04 MD07 35
WO2003/016205 【課題】【解決手段】本発明は、マイクロ・エレクトロ・メカニカル・システム(MEMS)とその製造方法に関するものであり、具体的には垂直方向に集積化したMEMSシステムに関するものである。MEMSと垂直方向に集積化したMEMSの製造は、好ましくはウエハーレベルで、基板に選択的に接合されたMEMSレイヤー上に複数のMEMSを形成すること、及び前記MEMSレイヤーを無傷で取り除くことにより容易にされる。
524 2005-500563 2002/07/26 シリコン・ライト・マシーンズ 応力調整ブレーズド回折格子光弁 A4 DA07 FP
WO2003/016965 基板(22)上に吊設された平行な細長い要素(24)を含む光調節器(20)。光調節器は第1及び第2回折モードで作動する。各細長い要素は、第1(34)及び第2(36)外側ブレーズ部を連結する中央反射ブレーズ部(32)を有する。選択された中央ブレーズ部は第1導電要素(30)を含む。前記基板は第2電動要素を含む。【選択図】図3
525 2005-500655 2002/08/20 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド スナップアクション式熱スイッチ A4 DBX DDX MA01 MAX MB01 MD10 MF02 1
WO2003/017301 ケイ素、ガラス、二酸化ケイ素、タングステン、および適当なその他の材料などの非延性の材料からMEMS技法を用いて製作した2モード式熱アクチュエータを有する簡略型スナップアクション微細加工熱スイッチである。
526 2005-500779 2002/08/15 ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ ミシガン 現象依存電気的剛性を有しているメカニカル共振器装置 A4 DB02 FP
WO2003/017482 【課題】本発明は、現象依存電気的剛性を有する機械的共振器装置(10)を提供する。【解決手段】現象は、例えば、温度または加速度でありうる。装置は、基板(16)と支持装置によって基板の上に支持される共振器(14)とを含む。装置は、電極-共振器間ギャップを得るために支持装置(18)によって共振器に隣接して基板(16)の上に支持される電極(12)を更に含み、ギャップにわたり生成された電気的剛性は、現象によってもたらされる装置の共振周波数の不安定性を考慮に入れるために現象依存である。【選択図】図2a
527 2005-501392 2001/12/11 ハリス コーポレイション 蒸発マイクロ冷却を用いる電子装置および関連する方法 A2 DCX FP
WO2002/050901 電子装置は、少なくとも1つの集積回路を取り囲むパッケージと、パッケージにおけるマイクロ流体冷却器と、および冷却流体が小滴衝突冷却のような蒸発冷却を提供するようにマイクロ流体冷却器を制御するための制御器とから構成される。電子装置を、少なくとも1つの集積回路に接続される消費電力センサから構成することが可能であり、制御器は消費電力に対応してマイクロ流体冷却器を制御することが可能である。温度センサを、少なくとも1つの集積回路に接続することが可能であり、制御器はセンシングされた温度に対応してマイクロ流体冷却器を制御することが可能である。冷却流体の小滴を生成し、集積回路に冷却流体の小滴を衝突させるために、マイクロ流体冷却器を少なくとも1つの小滴生成器から構成することが可能である。少なくとも1つの小滴生成器を、少なくとも1つのマイクロ電気化学(MEM)ポンプから構成することが可能である。電子装置はまた、パッケージに支持され且つ流体経路においてマイクロ流体冷却器と接続される、少なくとも1つの熱交換器を備えることが可能である。パッケージは、第1の一対の対向する主要表面、第2の一対の対向する側面および第3の対向する端面をもつ平行六面体形状とすることが可能である。これらの実施形態において、少なくとも1つの熱交換器は、好適には、第2の一対の対向する側面に連結される一対の熱交換器から構成される。
528 2005-501711 2002/06/26 エヌユー エレメント, インコーポレイテッド 流体処理デバイス用モジュラーマイクロリアクタアーキテクチャおよび方法 A3 DC01 DC02 DD09 DDX DEX 10
WO2003/022417 エンドブロックマニホールド間に安定的に設けられた入れ子式管のマトリクスからなるモジュラー流体処理アーキテクチャが提供される。入れ子式管によって形成された環状空間内に複数の化学リアクタが収容されており、マニホールド内での流体の分割、混合、切り換えおよび熱交換を介してプロセスが一体化され得る。流体切り換えシステムは、個々のプロセッサ内で、またはプロセッサの列内で、流体をオン/オフ切り換えする能力を提供し得る。切り換えはプロセスの一部またはすべての動作を実行し得る。このような切り換えは、プロセスの出力に対する需要に迅速にかつ忠実に応えることを容易にすることができ、しかも各プロセッサが高効率の範囲で動作することを可能にする。なぜなら、プロセッサは、出力に対する需要が減少または増加するのに応じてオン/オフされ得るからである。
529 2005-502031 2002/08/28 ユィロス・アクチボラグ 保持するためのマイクロ流体マイクロキャビティおよび他のマイクロ流体構造体 A4 DC01 2a
WO2003/018198 複数のマイクロチャンネル構造体を有するマイクロ流体デバイスであって、このマイクロチャンネル構造体は、入口ポートと、出口ポートと、その間に流体機能部品を含む構造ユニットと、を有する。マイクロチャンネル構造体は、ユニットの中から選択され、そのユニットは、a)アリクォートをマイクロ流体デバイス内で攪拌することにより形成された成分のnlの液体アリクォートを保持し(ユニットA)、b)液体アリクォートを攪拌し(ユニットB)、c)より多量の液体アリクォートをより少量のアリクォートに分割し、少量のアリクォートを同じマイクロ流体デバイスの異なるマイクロチャンネル構造体に個別に並行して分配し(ユニットC)、d)マイクロチャンネル構造体の入口ポートに調剤された液体アリクォートをマイクロチャンネル構造体へ浸透させ(ユニットD)、e)マイクロチャンネル構造体内で計量する(ユニットE)ことができる。
530 2005-502201 2002/07/25 ナンテロ,インク. ナノチューブリボンを利用した電気機械式メモリアレイ及びその製造方法 A1 DF02 MI03 MI05 15
WO2003/021613 メモリセル等の電気機械式回路及びその製造方法が開示されている。回路は導電トレースと、基板表面から延び出るサポートと、サポート間で懸垂され、導電トレースを横断するナノチューブリボンとを有した構造を含んでいる。それぞれのリボンはナノチューブを含んでいる。回路要素はそのような導電トレースとサポートを有した構造を提供することで製造される。ナノチューブ層はサポート上に提供され、ナノチューブ層の一部は選択的に剥離されて導電トレースを横断するナノチューブリボンを形成する。
531 2005-502448 2002/06/20 サイトノーム インコーポレーテッド 微細化2ピン液体試料供給システム A4 DCX DDX MA01 MF02 1
WO2003/000422 2ピン液体試料供給システム(10)が提供される。2ピン供給システムは、間に液体の液滴を保持する別々に移動可能な一対のピン(11、12)を含んでいる。各ピンは、試料獲得領域(14)を形成するように他方のピンから所定距離だけ離して配置された先端(11a、12a)を含んでいる。各ピンは、液体試料の液滴を獲得し、各先端間の空間に形成された試料獲得領域に保持し、液滴を、選択された試料操作システムに与える。各先端間の距離は、可変の物理的性質を有するそれぞれの異なる液体試料に対処し、獲得された液滴の体積を変化させるように可変である。
532 2005-502480 2002/02/18 エヌシーエスアール“デモクリトス”−インスティテュート オブ マイクロエレクトロニクス ツァミス、クリストス ツェレピ、アンジェリキ ナシオプールー、アンドロウラ ジー. 掛架した多孔質シリコンの微小構造の製造方法、及びガスセンサへの適用 A4 DDX PB01 FP
WO2003/011747 本発明は、橋又はカンチレバーの形状により掛架した多孔質シリコン薄膜、及びその薄膜を採用した熱センサ装置の製造のための前面シリコンマイクロマシニングの方法を提供する。掛架した多孔質シリコン薄膜の製造方法は、以下の工程からなる。(a)少なくとも一つの、シリコン基板(1)の所定領域に多孔質シリコンを形成する工程と、(b)標準的なフォトリソグラフィーを使用して、該多孔質シリコン層の周囲又は内部にエッチング開口窓(5)を画定する工程と、(c)ドライエッチング技術の使用により、多孔質シリコン層(2)の下のシリコン基板(1)に、選択的なエッチングをすることにより、多孔質シリコン薄膜の分離と、該多孔質シリコン層の下に空間(6)形成する。更に、提供した方法が、多孔質シリコンの低い熱伝導性から生じる利点と、掛架した薄膜の使用とを組み合わせるため、本発明は熱損失が最小限の多孔質シリコン薄膜に基づく、熱センサの製造方法を提供する。さらに、本発明で提供された前面のマイクロマシニングの方法は、製造の方法を容易にする。提供した方法を利用する、熱定量的型のガスセンサ、伝導性測定型のガスセンサ、及び熱伝導センサ等、様々な型の熱センサ装置が記載された。
533 2005-502481 2002/08/29 シリコン・ライト・マシーンズ 微小電子機械システムと方法 A4 DFX 5
WO2003/023849 本発明は、カプセル封入されたリリース構造体、その中間物、及びそれらの製作方法を提供する。多層構造は、キャッピング層(211)を有し、その層(211)は好適には酸化シリコン及び/又は窒化シリコンからなり、耐エッチング基板(203)の上に形成される。好適には窒化シリコンからなるパターン形成された装置層(206)が、好適にはポリシリコンからなる犠牲材料(205 209)内に埋め込まれ、耐エッチング基板(203)とキャッピング層(211)との間に配置される。アクセストレンチまたはアクセス穴(219)がキャッピング層(211)内へ形成され、犠牲材料(205 209)がアクセストレンチ(219)を介して選択的にエッチングされ、装置層(206)の一部が犠牲材料(205 209)からリリース(解放)される。エッチャントは好適には、フッ化希ガスNgF2X(この場合、Ng=Xe、Kr、又はArであり、x=1、2、又は3)からなる。その犠牲材料(205 209)をエッチングした後、アクセストレンチ(219)が封止され、耐エッチング基板(203)とキャッピング層(211)との間にある装置層(206)のリリースされた部分がカプセル封入(241)される。本発明は、MEMS装置、マルチキャビティ装置、及び複数のリリース機構を有する装置を製作するために特に有用である。【選択図】図3b
534 2005-502482 2002/09/11 ユニヴァーシティ・オヴ・シカゴ 光ピンセットの静止したアレイにより粒子を横方向に偏向及び分離するための装置及び方法 A4 DFX FP
WO2003/024163 光ピンセットの静止したアレイを用いて、粒子の流れを横方向に偏向及び/又は分離する方法及び装置を提供する。格子定数が対象とする粒子の寸法よりも大きい光ピンセットのアレイでは、外力によりアレイを通って駆動される粒子はアレイのトラップと別の相互作用を受ける。外力に対してトラップのアレイの角度を変更することによって、粒子のアレイ内でのトラップからトラップへ移動は外力の方向から離れるようにバイアスを加えることができ、これにより、粒子の選択的な偏向及び/又は分離を行うことができる。
535 2005-502873 2002/09/11 プロウティヴァリス、インク 酵素検出のためのマイクロカンチレバー装置及び方法 A4 DBX FP
WO2003/023363 酵素のための基質を含むマイクロカンチレバーの偏向の変化を測定することにより酵素を検出するための装置及び方法を提供する。
536 2005-503194 2002/05/22 アボット・ラボラトリーズ 低侵襲的薬物供給のためのマイクロニードルおよびマイクロニードルの製造方法 A4 DCX FP
WO2002/100474 本発明は、破損を最小限に抑えるためにその高さに対して幅広いベースを備えたマイクロニードルを提供する。マイクロニードルは、流体チャンネルと、傾斜したノンコアリングチップとを更に有している。そのようなマイクロニードルのアレーは、従来の半導体誘導マイクロスケール製造技術を使用して形成されることが好ましい。
537 2005-503262 2002/08/30 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング マイクロコンポーネント A4 DBX FP
WO2003/026788 化学反応を実施するためのマイクロコンポーネント(1)は、マイクロコンポーネント(1)の表面上に直接的に配設された電気加熱エレメントを有する。この電気加熱エレメントは、例えば、マイクロコンポーネント(1)の表面に被着されたプリント導電トラック(3)を有することができる。マイクロコンポーネント(1)の加熱は、本質的に抵抗温度計(4)で構成される温度センサを使用して連続的に計測することができる。マイクロコンポーネント(1)および電気加熱エレメントは、半導体製造方法によって製作できる。複雑な反応過程を実施するために、複数のマイクロコンポーネント(1)を、互いに横並びに配設して使用することができる。
538 2005-503267 2002/02/20 ロックウェル オートメーション テクノロジーズ, インコーポレーテッド マイクロ電気機械システム(MEMS)装置 A4 DB01 DBX DDX 2
WO2002/067293 マイクロ電気機械システム(MEMS)装置に関する。静電モータ(66,68)のようなアクチュエータ(12,212)が例えば他の静電モータにより設定された反対の力または所定の力に対してビーム(20,220)を駆動するマイクロ電気機械システム(MEMS)アナログアイソレータ(10)またはデジタルアイソレータ(210)が形成される。ビームの動きはビームに取り付けられたセンサー(18,218)により検出される。ビーム自身はアクチュエータとセンサーの位置間で電気的に絶縁されている。この構造体はオンチップ分離を与えるため集積回路に組み込まれる。MEMS装置において、特定のビーム(312)はビームに対して選択的な偏倚になる撓み端末をまたはビーム構造の検出に機械的な利点を有する横アーム(314,316,318)により支持される。さらに、MEMS装置は減少したノイズ感度を持つように製造可能である。
539 2005-503270 2002/08/23 カール−ツアイス−シュティフツンク 微小電気機械部品を製造するためのプロセス A4 DA01 DAX MA01 MDX MF02 MFX 4
WO2003/024865 微小電気機械部品と空間を節約しながら接触させるために、本発明は第1の側(2)と、第1の側(2)とは概ね反対側にある第2の側(4)とを有する基板(6)から形成されることになる微小電気機械部品(27)を提供し、少なくとも第1の側(2)が少なくとも1つの微小電気機械素子(5)を有し、基板(6)内に少なくとも1つの導電性経路(8)を導入することにより、第1の側(2)と第2の側(4)とを接続する。
540 2005-503273 2002/06/03 ユーティーバッテル エルエルシー ユニバーシティー オブ テネシー リサーチ ファンデイション カンチレバーおよびカーボンナノワイヤのチップ上において、触媒によって引き起こされるカーボンナノチューブの成長 A1 DA01 DA02 DF02 DFX PI02 MD04 MD07 ME10 MG01 MI06 4
WO2003/027011 ナノワイヤ、カンチレバー、導電性のマイクロ/ナノメートルの構造体、ウェハなどのチップの上に、触媒によって引き起こされるカーボンナノチューブ、ナノファイバ、および他のナノ構造体を成長させる方法について記述する。この方法は、走査型プローブ顕微鏡(AFM、EFMなど)の性能を大幅に向上させることができる、カーボンナノチューブを固定したカンチレバーの製造に用いることができる。本発明は、カーボンナノチューブ/ファイバを用いたマイクロおよび/またはナノ製造の他の多くの工程にも用いることができる。本発明の重要な構成要素には、(1)金属触媒の適切な選択、ならびに正確に基板のチップの位置での望ましい特定の触媒のプログラマブルなパルス式電解析出、(2)触媒を堆積させたチップでの触媒によって引き起こされるカーボンナノチューブ/ファイバの成長、(3)チップの形および成長条件の操作によるカーボンナノチューブ/ファイバの成長パターンの制御、(4)大量生産のための自動化が含まれる。
541 2005-503581 2002/07/26 シリコン・ライト・マシーンズ 光学的分割による熱安定性増進 A4 DAX FP
WO2003/025628 本発明はパターン化された反射面をデバイス及びシステムに関する。主反射領域及び間隙領域でパターン化されている。間隙領域は隣接する主反射領域内の反射材料の間の仕切りを与える。反射領域の間の仕切りは、強い光源に晒された反射面の領域内の反射材料の劣化を導く原子束を低減させる。主反射領域は、アルミニウム、銀、金、又はプラチナのような反射材料から形成されていることが好ましい。間隙領域は空き部分を残すか、或いは、非反射性、反射性、又は半反射性である第2材料により被着されている。パターン化された反射面は、細長いリボンのようなマイクロ構造体上に形成されていることが好ましい。パターン化リボン構造体は、好ましくは格子ライトバルブデバイスにおける複数のパターン化されたリボン構造体の1つである。【選択図】図5
542 2005-503923 2002/09/13 コーニング インコーポレイテッド 超小型流体素子及びその作製 A4 DCX FP
WO2003/029803 発明は超小型流体素子及びその作製方法に関する。この超小型流体素子は、(サンドイッチ型の)特有の構造、超小型流体素子がつくられる材料(主として、ガラス、ガラスセラミック、セラミック)、および真空成形作業に基づく超小型流体素子の特定の作製方法の点で独創的である。超小型流体素子は微細構造体及び第1の基板を有する第1の集成体を備え、微細構造体は真空下で基板上に構築されて配置される。第2の集成体は第2の基板を有し、第2の基板は、第1の集成体が予備焼結された後に、微細構造体上に配置され、熱処理により微細構造体に固着されて、第1と第2の基板の間に少なくとも1つのリセスを画定する一体型の微細構造体を形成する。
543 2005-504415 2002/08/29 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ マイクロメカニカル・スイッチ及び同スイッチを製造する方法 A4 DB01 FP
WO2003/028058 基板(10)上で部分的に懸架された導電性ビーム(14,14’)、該導電性ビームに近接する少なくとも1つの接点電極(12,12’)、及び前記導電性ビームに近接する少なくとも1つの制御電極(13,13’)を有し、前記制御電極における電位の印加により、前記ビームは前記基板の面において偏位可能であり、これにより、前記導電性ビームは、該導電性ビームと前記接点電極との間に電気的な経路を作るために、選択的に該接点電極と接触し得るマイクロメカニカル・スイッチが開示される。特に、前記導電性ビームは、前記基板の面において細長くても良く、前記基板に対して垂直な方向の細長い断面を有する。
544 2005-504644 2002/09/27 ヴァルション テクニッリネン トゥトキムスケスクス SOI基板にキャビティ構造を形成する方法およびSOI基板に形成されたキャビティ構造 A4 PC02 FP
WO2003/030234 本発明は、第1のシリコン層(1)と、第1のシリコン層(1)と実質的に平行である第2の単結晶シリコン層、またはいわゆる構造層(3)と、第1の層(1)と第2の層(3)との間に配置された絶縁層(2)とを備える、予め製造されたシリコン・ウエハにキャビティを形成する方法を開示している。本発明の方法によれば、少なくとも導電層(1、3)の中に前記層の厚みを介して延在する窓(4)が作成され、作成された窓(4)を介して前記層まで通過するエッチング液を用いて、絶縁層(2)の中にキャビティがエッチングされる。本発明によれば、窓(4)の作成工程の後で、エッチング工程の前に、エッチング液が薄い多孔性の層(5)を介してエッチングされるキャビティ(6)に届くように、処理される面に薄い多孔性の層(5)が形成され、キャビティ(6)が予めエッチングされた後に、多孔性の層の材料をガスに対して不浸透性にするために少なくとも1つの補助層(7)が堆積される。
545 2005-504647 2002/09/04 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 光学的に透明な壁部を備えた中空室の作成方法 A4 PC02 FP
WO2003/031318 マイクロシステム技術の標準方法を使用して簡単にかつコストをかけずに、デバイス(10)中に光学的に透明な壁部を備えた中空室(7)を作成する方法が提案される。このために、まず、光学的に透明なジャケット層により全面的に取り囲まれているシリコン領域を作成する。次いで、少なくとも1つの開口部(6)をジャケット層中に作成する。この開口部(6)を介して、ジャケット層により取り囲まれたシリコンを溶かし出して、ジャケット層の内部に中空室(7)が生じる。この場合、ジャケット層はエッチストップとして機能する。
546 2005-504648 2002/07/17 ロックウェル・サイエンティフィック・ライセンシング・エルエルシー ハイブリッドMEMS製造方法及び新規な光MEMSデバイス A4 DAX PC02 FP
WO2003/031321 光マイクロ電子機械システム(MEMS)デバイスを製造する新規なハイブリッド法が開示されている。この方法では、バルク及び表面マイクロマシニング技術の両方が用いられる。また、この新規な方法を用いて製造される新規な光MEMSデバイスも開示されている。本発明の方法は、ハンドル層をMEMS構造材料の1つ又は複数の層に実装するステップを含む(12)。次に、構造及び犠牲材料層が、表面マイクロマシニングを用いて、MEMS構造材料の上に構築る(14)。そして、駆動電子装置が、構造及び犠牲材料層の上に実装される(17)。ハンドル層が取り除かれてMEMS構造層を露出させ(18)、様々な層の中の犠牲材料が溶解される(20)。この新規な方法は、特に、光MEMSデバイスを製造するのに適用可能であり、ハンドル層(54)はSiミラー層(52)に隣接している。表面マイクロマシニング層は、電極(66)とバネ構造(67、68)とを形成する。次に、駆動電子装置(92)が、構造材料層の上に実装され、それによって、バイアスがMEMS構造に加えられるようにする。ハンドル層(54)がミラー層(52)から取り除かれてミラーの反射面を露出させ、犠牲材料(64)が溶解されて取り除かれてMEMS構造が自由に動作できるようになる。光又はそれ以外のMEMSアレイでは、リンク用フレームワーク(70)を用いてMEMSデバイスを取り付けることも可能である。
547 2005-504976 2002/09/04 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング セルフテスト機能及び最適化方法を備えたマイクロマシニング型のセンサ A4 DDX FP
WO2003/031317 本発明は、マイクロマシニング型のセンサであって、基板(1)が設けられており、該基板(1)が、基板(1)上に設けられた構造層(3)を備えており、ばね力下で、前記構造層(3)に対して相対的に可動なサイズモ質量体(5)が設けられており、所定の測定方向で該サイズモ質量体(5)の移動を検出するための少なくとも1つの測定コンデンサ電極装置(15,16,17)が設けられており、所定のセルフテスト方向にサイズモ質量体(5)を変位させるための少なくとも1つの駆動コンデンサ電極装置(18,19)が設けられており、測定方向が、セルフテスト方向に対して垂直に整列されている形式のマイクロマシニング型のセンサ、並びに対応する最適化方法に関する。
548 2005-506909 2002/10/21 モンタナ ステート ユニバーシティ−ボーズマン 補強面微細加工構造物およびその製造方法 A4 DA04 PCX FP
WO2003/036737 補強面微細加工構造およびその製造方法。シリコン基板(10)を先ずエッチングして格子構造において複数の溝(14)を含む型を形成する。シリコン基板(10)上の犠牲酸化物(15)を成長させ、基板の表面に補強部材(16)(窒化ケイ素)を蒸着し、溝を窒化ケイ素で埋め戻す。窒化ケイ素をパターン形成して機械部材を形成し、金属(40)を蒸着してパターン形成し、機械部材の静電気アクチュエータ用のリードおよびキャパシタを形成する。製造した微細加工装置の下から型をエッチングすることにより、垂直リブを有する自立型窒化ケイ素装置を残した状態で、基礎を成すシリコンおよび犠牲酸化物を除去する。装置は補強リブを有するため、平面から外れる曲がり剛性が増す。補強リブを有する窒化ケイ素双軸ポインティングミラーも記載されている。【選択図】図1
549 2005-506910 2002/09/05 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロマシニング型の構成エレメントおよび相応の製作法 A4 DD01 DD02 PI02 FP
WO2003/037782 本発明は、マイクロマシニング型の構成エレメントにおいて、基板(17)が設けられており;該基板(17)の上方に設けられた、第1の材料から成るマイクロマシニング型の機能層(15)が設けられており;該機能層(15)が、第1の領域(15a)と第2の領域(15c)とを有しており、両領域(15a,15c)を、第2の材料(20)から成る第3の領域(15b;220a,220b;320a,320b;420a〜420d;520;520a〜520h)が結合しており;少なくとも1つの領域(15a;15b;220a,220b;320a,320b;420a〜420d;520;520a〜520h;15c)が、基板(17)の上方に懸吊された可動の構造体(32)の一部であることを提供する。また、本発明は、相応の製作法も提供する。
550 2005-507319 2002/03/04 ウィリアム・マーシュ・ライス・ユニバーシティ 分子デバイスの電圧アシスト組立て A4 DF01 1
WO2002/070789 基材の上に分子デバイスを選択的に組立てるための方法であって、第1の基材を、分子デバイスを含む溶液と接触させる段階と、前記基材への分子デバイス分子の結合を十分に遅くすることによって、基材へ電圧を印加すると基材の上への分子デバイスの組立てが電圧を印加していない基材上への分子デバイスの組立て速度よりも少なくとも1.5倍の速度になるようにする段階と、前記基材へ電圧を印加して、基材の上に分子デバイスを組立てる段階とを有する。さらに詳しくは、選択的な組立てが、溶液中の保護された分子デバイスから成る混合物を提供する段階と、前記分子デバイスの一部から保護基を除去する段階と、脱保護された分子デバイスを活性化する段階と、前記基材を溶液と接触させる段階と、前記活性化されたデバイスを基材と結合して、それらが第1の基材の上に組み立てることができるようにする段階とによって行うことができる。
551 2005-507323 2002/10/30 1...リミテッド 湾曲した電気起動のアクチュエータ A4 DBX FP
WO2003/038920 電気起動アクチュエータ310、及びこのようなアクチュエータの製造方法を、このようなアクチュエータ310が、曲線に沿って配置された複数の電気起動セグメント311を有し、各セグメント311が基本的に平面で、セグメント311の対向する隅に配置された接続区間312を通して隣接セグメント311に結合される状態で記述する。アクチュエータ310は、分離した状態で見ると、セグメントの変位方向とは異なる方向に変位を呈する。これは、材料の連続したテープから好ましくは打ち抜きにより作成することができる。
552 2005-507762 2002/09/17 ユィロス・アクチボラグ マイクロ流体デバイス内の流れの制御を可能にする機能ユニット A4 DC01 2b
WO2003/024598 2つまたはそれ以上のマイクロチャンネル構造体(201、301)を有するマイクロ流体デバイスであって、マイクロチャンネル構造体それぞれが、(i)1つまたはそれ以上の入口用マイクロ導路(102、103、202、203、302、303)、(ii)上記1つまたはそれ以上の入口用マイクロ導路の下流にある出口用マイクロ導路(105、205、305)、(iii)上記入口用マイクロ導路と上記出口用マイクロ導路のいずれかを通過する液体の流路とを有する構造ユニットを有する。デバイスは、2つまたはそれ以上のマイクロチャンネル構造体(201、301)にある各出口用マイクロ導路(105、205、305)が絞り用マイクロ導路(105、205、305)であるとことを特徴とする。各マイクロチャンネル構造体の入口用マイクロ導路と絞り用マイクロ導路との愛大にマイクロキャビティが存在する。通常、デバイス内の液体を流すために、共通の流れ制御が実施されている。この革新的なデザインは、デバイスのマイクロチャンネル構造体に関するチャンネル内変動が低い流れを発生させるのに有効である。
553 2005-508257 2002/03/12 イェダ リサーチ アンド デベロップメント カンパニー リミテッド 合成分子スプリングデバイス A4 DF01 1
WO2002/073062 合成分子スプリングデバイスは次のものを特徴とする:(a)合成分子アセンブリーSMAであって、各拡張可能である化学モジュールは、(i)少なくとも1つの原子M、(ii)原子Mに錯化された少なくとも1つの錯化基CG、(iii)錯化基CGに錯化された、少なくとも1つの原子Mと可逆的物理化学的にペアになった少なくとも1つの軸配位子AL、(iv)本体を有し、かつ少なくとも1つの末端がSMAの別の成分に化学結合している2つの末端を有する、少なくとも1つの実質的に弾性な分子リンカーMLを含むアセンブリーと、(b)所望により原子−軸配位子ペアに指向されている活性化メカニズムAMであって、原子−軸配位子ペアを物理化学的に変性するために、前記活性化メカニズムAMが原子−軸配位子ペアへ活性化シグナルAS/AS’を送ることにより、分子リンカーMLの収縮線形配座状態と拡張線形配座状態との間のスプリングタイプ弾性可逆性移行の少なくとも1つのサイクルが活性化されるもの。所望により、(v)化学的コネクターCCおよび/または(vi)結合部位BSを含む。【選択図】図1
554 2005-508763 2002/10/15 3デー プリュー 任意の応力から保護されるコンポーネントの気密カプセル封じのための装置 A4 PH03 FP
WO2003/041163 【課題】本発明は、任意の応力から保護されるコンポーネントの気密カプセル封じのための装置に関する。【解決手段】コンポーネント(5)は基板(15)に固定され、該基板は、もう1つの面で接着ボンディング(16)によって固定される温度調整素子(17)を支える。このアセンブリは、接着ボンディング(13)によって結合された2つの部分(11,12)を有するパッケージ内に配置され、該パッケージは、光リンク(6)及び電気的接続体(18,142)用の通路を有する。それは、パッケージの1つの部分(11)の突起(19)によって支持される。もう1つの部分(12)には、温度調整電子機器を形成する3次元相互接続ブロック(14)がボンドされる。ブロック,パッケージ(11,12)並びにリンク及び接続体の最小の長さ(L)は、鉱物保護層(4’)内にカプセル封じされる。本発明は、光電子コンポーネント及びMEMSコンポーネントに特に適する。
555 2005-510108 2002/11/14 サントル ナシオナル ドゥ ラ ルシェルシェサイアンティフィク(セエヌエールエス) 実質的に平面的な微細機械構造及び相当する電気機械的共振器の二つの機械要素のギャップ調整に対する方法 A4 DBX PBX 1
WO2003/043189 本発明は、微細エッチングによって得られる実質的に平面的な機械構造の二つの機械要素の動作ギャップを調整するための方法に関する。本方法は、要素(E)の一つに前記要素を分離する残留ギャップの方向にある固定基準位置(RF)を帰属させること(A)、弾性的リンク(S)によって別の要素(OE)を固定基準位置(RF)に接続すること(C)、固定基準位置(RF)と別の要素(OE)との間に別の要素の最大変位振幅である隣接ギャップを規定する少なくとも一つのストップ・ブロックを設置すること(D)、隣接位置が動作位置を構成し、残留ギャップが残留ギャップと隣接ギャップとの差まで減少して微細エッチング工程の解像度より小となるまで弾性的リンク(S)に拮抗する変位を別の要素(OE)に与えること(DE)で構成される。本発明は、電気機械的共振器に応用可能である。
556 2005-510695 2002/06/06 ナノストリーム・インコーポレイテッド 分配流入口を有するマイクロ流体装置 A4 DCX FP
WO2003/045559 1以上の流体操作を並行して実行する複数の機能要部を有するマイクロ流体装置を提供する。複数の機能要部に共通する試薬、サンプルまたは他の流体(「共通流体」)は、共通流体を所望するように振分け、分配する1以上の分配流入路を通してマイクロ流体装置またはシシテムの中に注入される。多層組立技術は、複数の分配流入路を可能にし、望まざる流体溝交差なく、マイクロ流体装置の複数の機能要部に分配する。
557 2005-510698 2002/11/27 ゼネラル・ナノテクノロジイ・エルエルシイ マイクロマシン、マイクロ構造、ナノマシンおよびナノ構造のための方法および装置 A4 DF02 6
WO2003/046473 性能の向上を提供するようなマイクロやナノのマシン向けのパーツおよび構造(102)、並びに特殊材料からなるナノおよびマイクロ層を用いたマクロ構造の作成について記載している。
558 2005-510990 2002/02/07 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 多方向熱アクチュエータ A4 DFX 2
WO2002/088018 ほぼ水平方向、ほぼ垂直方向、および/またはその組み合わせにおいて、反復して迅速に変位することができるマイクロメートル・サイズの多方向熱アクチュエータ。基板の表面上に構築された多方向熱アクチュエータは、基板の表面にほぼ平行に延在するように、第1端部において1つ以上のアンカからそれぞれ片持ちにされている3つ以上の梁を備える。部材が、梁の遠位端部を機械的および電気的に結合する。梁のいずれか2つ以上の組み合わせを備える回路に電流を加えることにより、部材が、3つ以上の平行ではない径方向の1つにおいてそれぞれ変位する。
559 2005-512071 2002/12/12 ザ テクノロジー パートナーシップ ピーエルシー 化学的又は生化学的分析用のデバイス A4 DEX FP
WO2003/049860 試料を分析するデバイスであって、分析の間において流体が流される通路及びチャンバの網状構造を持つ第1層と、分析に使用する流体を含む複数のチャンバが形成された第2層と、分析されるべき試料を使用時に導入することができる第1層又は第2層の何れかにおける導入口と、第2層のチャンバと第1層の網状構造との間に壊れやすい流体シールを設ける第3層であって、使用時において該第3層における破壊が第2層のチャンバからの流体を第1層の網状構造へと通過させて試料の分析が実行されるのを可能にする第3層とを有している。
560 2005-512808 2002/12/19 ユィロス・アクチボラグ ミクロ流体装置及びその製造 A4 DCX FP
WO2003/055790 複数の封止されたミクロチャネル構造を各々が含むミクロ流体装置の製造工程にて、ミクロ流体装置当たりの機能しうるミクロチャネル構造の歩止まりを増加するための方法であって、その製造工程は、第1の概略平面の基板Iの基板面Iを、接着部材により第2の概略平面の基板IIの基板面IIに接合する工程を含む。その方法は、(a)封止されたミクロチャネル構造の壁(4)の少なくとも一部を画定する第1のレリーフパターンを基板面Iが含む形態での基板Iと、(b)基板面IIが、(1)上記第1のレリーフパターンを覆い得るサイズを有し、(2)相補のレリーフパターンを選択的に含む、という形態での基板II(7)とを、提供するステップ(i)と、封止されたミクロチャネル構造が形成されるように、基板面Iと基板面IIを並置するステップ(ii)と、上記ミクロチャネル構造を変形することなく、上記レリーフパターン及び上記接着材料により、基板面を接合するステップ(iii)とを含むことを特徴とする。
561 2005-512830 2002/12/11 コーニング インコーポレイテッド マイクロマシンで加工されたデバイスの金属合金素子 A4 DFX MDX FP
WO2003/053843 1種類以上の貴金属と1種類以上の合金元素から構成された合金から形成された少なくとも1つの可撓性部材を備えた微小機械デバイスにおいて、各合金元素が貴金属中で平衡固体溶解度を有し、1種類以上の合金元素が沈殿物とならない量で存在しているデバイスが提供される。微小機械デバイスを作成する方法は、1種類以上の貴金属と1種類以上の合金元素とを含む合金を、少なくとも1つの可撓性部材を形成するように基板に成膜する工程と、成膜された合金層の下の部分の基板または犠牲層を除去して可撓性部材を得る工程とを含む。
562 2005-514187 2002/06/20 サイトノーム インコーポレーテッド 流体をマイクロ流体システムと相互接続するための仮想壁流体相互接続ポートを含むマイクロ流体システム A4 DC01 DEX 1
WO2003/000418 マイクロ流体システムの流体相互接続ポートおよび流体相互接続ポートを形成する方法を提供する。流体相互接続ポートは、マイクロチャネルが第1の液体で満たされるときに、仮想的な壁を形成するようにサイズおよび寸法が決められている、マイクロチャネルの側壁に形成された開口部を含む。流体相互接続ポートは、マイクロチャネルに第1の液体を充填し、第1の液体に第2の液体を導入し、かつマイクロチャネルから液体を排出するために使用される。
563 2005-514196 2003/01/14 ケンブリッジ ユニバーシティ テクニカル サービシズ リミティド マイクロフルイディック駆動装置、駆動方法、およびモニタ方法 A4 DCX FP
WO2003/057368 マイクロフルイディック駆動装置は、基板と;基板上に形成した導電性電極の第1アレイと;基板上に形成された導電性電極の第2アレイとを有し、これらの第1アレイおよび第2アレイは、第2アレイの各電極の流体駆動方向の幅が第1のアレイの各電極の幅より広く、かつ互いに第1アレイの各電極と第2アレイの電極との隣接する距離が等しくならないように第1アレイ及び第2アレイの電極が配置されるように組み合わせられ、更に、両電極の流体流れ方向の幅及び厚さが、使用時に各電極に印加する交流駆動電圧のピーク特性を変えることで各電極アレイに隣接した流体の流れ方向を制御できるように選択されている。
564 2005-514728 2002/11/07 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション CMOS適合性基板上にマイクロ電気機械スイッチを作製する方法 A2 DBX FP
WO2003/054938 【課題】適合性のあるプロセスおよび材料を用いて従来の半導体相互接続レベルと一体化されたマイクロ電気機械スイッチ(MEMS)を作製する方法を提供する。【解決手段】この方法は、接点切換に使用される様々な構成および任意数の金属/誘電体/金属スイッチを生成するように容易に改変される容量性スイッチを作製することに基づくものである。このプロセスは、誘電体内に埋め込まれた金属導体で構成された銅ダマシン相互接続層から始まる。銅相互接続の全体または一部分を、スイッチが閉じた状態にあるときに容量性空気ギャップが形成され、また例えばTa/TaNの保護層のための空間が確保される程度に凹ませる。スイッチ用と指定された領域内に画定される金属構造は、アクチュエータ電極として機能して可動はりを引き下げ、切換信号が流れる1つまたは複数の経路を提供する。空気ギャップの利点は、空気が、信頼性および電圧ドリフトの問題を引き起こす電荷の蓄積または捕捉を行わないことである。ギャップを形成するために電極を凹ませる代わりに、電極の上または電極の周囲に誘電体を付加するだけでもよい。次の層は、下側電極と切換デバイスを構成する可動はりとの間に形成するギャップの所望の厚さまで堆積させた別の誘電層である。この誘電体を貫通するようにバイアを形成し、金属相互接続層と、切換可能はりを含む次の金属層との間の接続をもたらす。次いで、このバイア層をパターン形成およびエッチングして、下側活動化電極および信号経路を含む空洞領域を形成する。次いで、この空洞を犠牲リリース材料で埋め戻す。次いで、このリリース材料を、誘電体の上部に合わせて平坦化し、それにより、はり層をその上に構築する平坦な表面を形成する。
565 2005-515058 2003/01/03 ボード・オブ・リージエンツ,ザ・ユニバーシテイ・オブ・テキサス・システム 流体の経路割当および制限のための無壁チャネル A4 DCX FP
WO2003/060505 無壁の仮想チャネル(図1)を提供する方法および装置。無壁チャネルは、極性の表面被覆によって決定されるストライプや他のパターンなどの領域の場合がある。無壁チャネルは極性溶媒とともに使用可能であり、別の領域は非極性の分配溶媒で満たされた狭い間隔で隔てられた、チャンバーの上部壁および下部壁の極性の表面パターンの形成により決定される場合がある。本発明は、マイクロ環境とマクロ環境の間に単純かつ作製が容易な界面を提供する。この界面で、微小流体の処理は、非混和性流体の狭いベールを挟んでマクロ環境の流体の流れから隔てられる(液滴の交換は、ベールを越えて電気的に制御可能である)。
566 2005-515081 2003/01/16 エヌシーエスアール“デモクリトス”−インスティテュート オブ マイクロエレクトロニクス ナシオプールー、アンドロウラ ジー. 多孔質シリコンで封止するエアキャビティ技術またはマイクロチャネル技術を用いた低電力シリコン熱センサ及びマイクロ流体デバイス A3 DCX DDX PJX FP
WO2003/062134 本発明は、特性の改良された微細化シリコン熱フローセンサを、基本的にヒータ(4)の各側の2つの集積化された一連の熱電対列(6,7)を使用することによって提供するものであり、これらの熱電対列は全て、空洞(3)の最上部の多孔質シリコン膜(2)の上に集積化される。空洞(3)を下に配する多孔質シリコン(2)はセンサ素子にとっての非常に良好な熱絶縁となって、ヒータ(4)を所定温度に維持するために必要な電力が非常に小さくなる。空洞(3)を下に配する多孔質シリコン膜(2)の形成プロセスは2工程の単一電気化学プロセスである。このプロセスは、陽極電流が比較的低いときに多孔質シリコン形成局面にあり、それに対してこの電流が所定値を超えるときに電気研磨局面に移る、という現象を基本に行われる。このプロセスは低電流で始まって多孔質シリコン(2)が形成され、そして次に電気研磨状態に遷移して下に空洞(3)が形成される。フローセンサ、ガスセンサ、IR検出器、湿度センサ及び熱電式発電機のような種々のタイプの熱センサ素子を、本発明が提案する方法を使用して記載する。さらに本発明は、マイクロ流体チャネル(16)を多孔質シリコン(17)及び空洞(16)を形成する方法と同じ技術を使用して形成する方法を提供する。
567 2005-515098 2002/11/11 ライスター プロセス テクノロジーズ ファッハホッホシューレ アールガウ 微小構造物の成形方法 A4 DF02 PJX FP
WO2003/061948 本発明は必要な熱量を生成する電磁放射線を用いてスタンピング−パターン(5,9)により層上にマイクロ及びナノ規模の構造物を熱的に形成する方法で、物理的に安定なスタンピング−パターン(5、9)及び層担体(4,6,8)を用いている。熱線の侵入深さは浅いので、高エネルギー密度の熱線を吸収することにより成形パターンあるいは層担体の表面のみが加熱される。生成した熱は層(4、7)へと伝達され、軟化した層にパターンにより構造物が形成される。層は出来るだけ熱線を伝達し、加熱される前に熱線が透過するようなものを用いる。熱線を吸収することにより成形に必要な熱を迅速に生成出来る。本発明の方法により、基板上に微小構造を形成するか、あるいは被覆した表面にナノ規模の構造物を展開することが出来る。
568 2005-516171 2002/06/06 バッテル・メモリアル・インスティチュート 流体処理装置及びその方法 A4 DCX FP
WO2003/033983 【解決手段】直交流構成の、第1(171)及び第2(152)の交互に配された流路(171)を有する流体処理ユニット(110)が開示されている。第1流路(171)は、第2流路(152)より相当に長く、第2流路内の圧力低下を比較的低いレベルに維持し、第2流路に亘る温度変化を低減できるようになっている。1つ又は複数の流路は、マイクロチャネルとしてもよい。蒸発器及び/又は過熱器として用いる場合、長い方の第1流路(171)は、上流の液体流れ部分(172)と、断面積の拡大した下流の蒸気流れ部分(176)とを含んでいる。1つ又は複数の曲がりくねった流れチャネル(172a)を使って、上流の液体流れ部分に亘って、相当な圧力低下が維持される。ユニットは、長さ又は高さより相当に小さな幅を有する薄いパネルであり、他の薄い金属シートと共に、薄い金属シートが接合されたスタックとして製造される。個々のユニットは、接合後に、スタックから切り分けられる。
569 2005-516256 2003/01/28 レイセオン・カンパニー デジタルマイクロミラーハウジングの開口エッジ A4 DA04 FP
WO2003/065104 装置10はハウジング11内に配置されたデジタルマイクロミラー装置16を含んでおり、ハウジングは蓋17により密封された開口13を有する。蓋は金属フレーム21と、フレームを通って設けられた開口23に支持されている放射透過性ウィンドウ素子41と、ウィンドウ素子の一側面に設けられたクロム層42とを含んでいる、クロム層はそれを貫通する穴43を有し、穴に隣接するクロム層のエッジ部分61はウィンドウ素子に関して、既存の装置よりも大きい鋭角62を形成する。この鋭角の形成技術はポジのフォトレジスト材料101の使用を含んでいる。
570 2005-517161 2003/01/31 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト マイクロフルイディクシステム A3 DCX DDX FP
WO2003/066216 同種の並列な流体パスを有するマイクロフルイディクシステムにおいて機能監視を可能にするため、個々の流体パス(5)にそれぞれ等しい個所に流体パス(5)のなかの流体の流れにより影響される物理的または化学的な量を検出するためのセンサ(7)が対応付けられ、センサ(7)が、センサ(7)により検出された量の偏差からマイクロフルイディクシステムの作動状態の変化を診断する評価装置(10)に接続されている。
571 2005-517536 2002/11/06 マイクロマッスル アーベー 力強化マイクロアクチュエータ A4 DBX FP
WO2003/039859 容量変動層(1)及び該容量変動層(1)を支持している担体基質層(2)からなるマイクロアクチュエータであって、該マイクロアクチュエータは偏在している屈曲剛性を有する強化構造(3)を含み、該強化構造(3)は層(1)、(2)のいずれかの上に広がって、該マイクロアクチュエータの動作を制御する。
572 2005-517990 2003/02/18 グリマーグラス・ネットワークス・インコーポレーテッド ジンバル付きMEMSミラー・ヒンジ用折り返し縦トーション・ヒンジ A4 DA04 FP
WO2003/071331 円形ミラー(12)は、対向しているが中心軸からずれた位置(36)および(37)で、複合縦ヒンジ(40)および(42)によってジンバル(44)に連結されている。
573 2005-518070 2003/02/10 テレフォンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) インターナショナル ビジネス マシーンズ コーポレイション マイクロマシンシステムのマイクロスイッチ A4 DBX FP
WO2003/069646 接触面(KG)および電極(EG)を有する基盤要素(G)と、間隔(g)の距離をおいて基盤要素(G)の電極(EG)に対向して配置された接触面(KS)および電極(ES)を有するスイッチング要素(S)からなるマイクロスイッチ。スイッチング要素(S)は、弾性係数が与えられ、少なくともその端部の一部で、基盤要素(G)と固定されるように接続されている。接触面(KG、KS)は、電極(EG、ES)に印加された電圧によって、弾性係数により発生した反発力に対して閉じることが可能なスイッチ接点を形成している。基盤要素(G)とスイッチング要素(S)は、各々、電極(EG、ES)から、間隔(a)の距離にある補助電極(HG、HS)を含み、これらの電極には電圧が印加される。スイッチ接点を開くために、電極(EG、ES)は第一の電位(U1)を持ち、補助電極(HG、HS)は第二の電位(U2)を持つ。電位(U1、U2)は、正および負の電荷担体を、電極(EG、ES)および補助電極(HG、HS)の表面部分に蓄積し、正および負の電荷担体をもつ表面部分が、水平方向に互いに対向するように、また、同一の電荷担体をもつ表面部分が、直交方向に互いに対向するように配置されている。
574 2005-518657 2002/01/29 シーゲイト テクノロジー エルエルシー 外装コーテッドMEMS素子 A4 PAX FP
WO2003/027643 微小部品を金属などの延性材料で外装コーテイングすることにより、シリコン製の微小部品の強度を改良する方法である。この外装コーテイングは、部分的外装コーテイングか、または全体的外装コーテイングを含むことができる。外装コーテイングした微小部品の提供は、欠けや破損を減らし、かつ同様に、欠けや破損から起きる汚染問題を減らす。
575 2005-518954 2003/03/03 グリマーグラス・ネットワークス・インコーポレーテッド 3つの作動用素子を使用する2軸MEMSデバイスの作動のための方法と装置 A4 DA04 FP
WO2003/076977 3つの非接触作動用素子すなわち電極を使用して2軸MEMSミラーをドライブするための装置と方法が提供される。双方向のミラー微分制御は適切な値にバイアスされた単極性のドライブ電圧を使用する。変換関数が、選択された電極配向とサイズのために2軸チップ傾斜命令を3つの作動用ドライブ信号にマップする。
576 2005-519323 2003/03/03 ローズマウント インコーポレイテッド 三次元導光板を有する光学スイッチ A4 DA01 FP
WO2003/075062 【課題】光ファイバー間の光信号の経路決定用の光学スイッチを開示する。【解決手段】信号は、光ファイバーと直接的に接続された埋没導光板を通じて、透光性基材内を案内される。これら導光板は基材内に三次元光ルーティング構造を形成する。信号は、基材の表面にて全反射によって近接する導光板に接続される。可動回折格子は、束の間の接続によって全反射する箇所にてこれらの光信号を接続する。この接続によって、光信号の方向が変換され、望ましい導光板へこの信号を導く。パルスレーザを用いることにより、導光板の形成には公知の技術を用いることができる。部分的に加熱することによって永続的に屈折率を増加させることができ、シングル・モード・導光板の構造を形成することができる。その結果、低損失のデバイスが達成され、且つ、低コストのMEMSプロセスによって形成することができる。
577 2005-519778 2003/03/07 コーネル リサーチ ファウンデーション、インコーポレイティッド 電子回路を有する炭化ケイ素超小型電気機械デバイス A2 DBX FP
WO2003/076330 エッチング速度の遅い炭化ケイ素を基板上に電子デバイス及び超小型電気機械デバイスを形成する方法は、基板上に回路を形成することによって実行する。炭化ケイ素基板よりエッチング速度が遅い保護層を回路上に形成する。その後、基板により支持される超小型電気機械構造を形成する。回路は1つの実施例では電界効果トランジスタより成り、保護層は重金属層より成る。
578 2005-519780 2002/11/08 ザ ユナイテッド ステイツ オブ アメリカ アズ リプリゼンティッド バイ ザ アドミニストレイター オブ ザ ナショナル エアロノーティクス アンド スペイス アドミニストレイション  セティ インスティトゥート シャペロニンポリペプチドによって作られる秩序立った生物学的ナノ構造 A4 DF02 MIX FP
WO2003/080796 本出願は、野生型および変異型シャペロニンポリペプチドからなるナノ鋳型、ナノ構造、ナノ配列、ナノ装置、それら合成物の作成法および使用法、それら合成物の製造に使用される特定のシャペロニンポリペプチドに関するものである。
579 2005-519784 2003/02/03 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 絶縁物質に具現されたMEMSコームアクチュエータとその製造方法 A4 DBX FP
WO2004/020329 【課題】絶縁物質に具現されたMEMSコームアクチュエータとその製造方法を提供する。【解決手段】基板上に固定された固定コームと、基板から分離された可動コームと、基板上に固定されたポストと、基板から分離された状態でポストに連結されて可動コームを可動可能に支持するバネと、を備えるMEMSコームアクチュエータ。前記固定コーム、可動コーム、ポスト及びバネは基板上に形成された絶縁物質層に構成され、固定コーム及び可動コームの表面には各々導電性金属コーティング膜が形成される。そして、基板を備える段階と、基板上にシリカまたはポリマよりなる所定厚さの絶縁物質層を形成する段階と、絶縁物質層及び基板を選択的にエッチングして絶縁物質層に固定コーム、可動コーム、ポスト及びバネを形成し、固定コーム及び可動コームの表面に各々導電性金属コーティング膜を形成する段階と、を備えるMEMSコームアクチュエータの製造方法。このような構成によれば、MEMSコームアクチュエータをシリカまたはポリマのような絶縁物質に形成される光素子と共に一つの基板上に一体に形成できる。
580 2005-520021 2003/03/14 カーボン ナノテクノロジーズ インコーポレーテッド 極性重合体及び単層壁炭素ナノチューブを含有する複合体材料 A4 MI04 1
WO2003/078317 本発明は、或る重量分率の単層壁炭素ナノチューブと、少なくとも一種類の極性重合体とを含有する複合体で、重合体単独のものより大きな電気及び/又は熱伝導度を有する複合体に関する。本発明は、この重合体組成物を製造する方法にも関する。本願は、広い範囲の単層壁炭素ナノチューブ導入量に亙って、当分野で知られているものより1桁以上大きい電気伝導度を有する複合体組成物を与える。電気伝導度の増大は、複合体中の単層壁炭素ナノチューブの重量分率(F)に依存する。本発明の複合体の電気伝導度は、0.5の(F)で(即ち、単層壁炭素ナノチューブの導入重量が全複合体重量の半分の時)少なくとも5シーメンス/cm(S/cm)、0.1のFで少なくとも1S/cm、0.004の(F)で少なくとも1×10-4S/cm、0.001の(F)で少なくとも6×10-9S/cm、及び0.0001の(F)で少なくとも3×10-16S/cm+重合体マトリックス材料の固有伝導度である。熱伝導度は1ワット/m°Kを越えている。極性重合体は、ポリカーボネート、ポリ(アクリル酸)、ポリ(アクリル酸)、ポリ(メタクリル酸)、ポリオキシド、ポリスルフィド、ポリスルホン、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、ポリイミド、ポリ(酢酸ビニル)、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(塩化ビニル)、ポリ(ビニルピリジン)、ポリ(ビニルピロリドン)、それらの共重合体、及びそれらの組合せにすることができる。複合体は、更に、ポリオレフィン重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリイソブテン、ポリイソプレン、ポリスチレン、それらの共重合体、及びそれらの組合せのような非極性重合体を含むことができる。
581 2005-520308 2002/06/14 ハイピリオン カタリシス インターナショナル インコーポレイテッド 変性カーボンナノチューブを用いた電界放射装置 A1 MI04 FP
WO2003/084865 本発明は、陽極、及び陰極を含有する、電界放射装置に関するものであって、前記陰極は、エネルギー、プラズマ、化学的、又は機械的な処理に曝されたカーボンナノチューブ含む。本発明はまた、このような処理に曝されたカーボンナノチューブを含有する、電界放射陰極に関する。カーボンナノチューブの処理法、そして電界放射陰極の製造法もまた開示している。このような処理を受けたカーボンナノチューブを含む、電界放射ディスプレー装置がさらに開示されている。
582 2005-520695 2003/03/19 キネテイツク・リミテツド 微小電気機械システム A2 DDX PF01 FP
WO2003/078301 センシング素子および該センシング素子に電気的に接続されたJFETを組み込んだMEMSは、バリア材料を電気的に絶縁する第1の層を基板の表面に形成する工程と、前記基板の第1の領域を露出するように前記第1の層をパタニングする工程と、前記基板の第1の領域をイオン注入を用いてドープしてJFETのウェル領域を形成する工程と、基板の第1の層および第1の領域の両方にバリア材料の第2の層を形成する工程と、基板の第1の領域の一部分を露出するように、前記バリア材料をパタニングする工程と、基板の第1の領域の露出した部分をイオン注入を用いてドープして、JFETのソースコンタクト領域およびドレインコンタクト領域を形成する工程と、基板の第2の領域を露出するように、バリア材料をパタニングする工程と、基板の第2の領域をイオン注入を用いてドープして、JFETのゲートコンタクト領域および基板コンタクト領域を1回の注入工程で形成する工程とによって製造される。JFETをMEMSにモノリシック集積することによって、センシング素子と関連するセンシング電子回路を相互接続する結合線をそのような回路のバッファ段のすぐ後に提供することが可能となる。このことは、バッファ段および回路の残りの部分を相互接続する結合線が、雑音および寄生容量性負荷に対して感度の弱い低インピーダンスノードに接続されることを意味する。したがって、より高い検出精度は、寄生容量が最小にまで低減されるという事実によって達成され得る。
583 2005-520699 2003/03/25 マトヴィス・イーエイチエフ ナノスコピック構造体を処理する方法及び装置 A4 DF02 FP
WO2003/080502 本発明は、制御された様式でナノ構造体を成長させる方法及び装置に関し、ここで、制御は、ナノスコピック構造体の成長のために使用される電子放出先端部を制御することを含む。さらに、本発明は、同じ成長プロセス中で複数の電子放出先端部及びナノスコピック構造体を成長させる一体化方法及び装置を説明する。
584 2005-520701 2003/03/19 ザ、リージェンツ、オブ、ザ、ユニバーシティ、オブ、カリフォルニア 半導体‐ナノ結晶/複合ポリマー薄膜 A1 DFX 2
WO2003/081683 ここで記載された発明は、無機半導体‐ナノ結晶を高配合量で半導体ポリマーに分散させた薄膜およびその製造方法を提供する。本発明は、その薄膜を取り入れた光電デバイスについても記載している。
585 2005-521196 2002/05/02 シャルマーズ・インテレクチャル・プロパティ・ライツ・アーベー ナノチューブリレイ装置 A1 DBX、MI04 FP
WO2003/078305 本発明は、長軸方向及び横方向エクステンションを有するナノチューブと、ナノチューブの少なくとも第1の部分を支持する構造と、横方向エクステンションによって規定される第1の法区及び/又はにおいてナノチューブに力を付与する第1の手段とを備えたナノチューブ装置(100,600)に関するものである。ナノチューブの少なくとも第2の部分が前記構造の支持を越えて突出するものであって、前記力があるレベルを超えるときに、ナノチューブの第2の部分が横方向エクステンションの方向に曲がり、それによって、第1の電気回路を閉じる。好適には、ナノチューブに前記力を付与する第1の手段が電気的手段であり、力がその手段に電圧を印加することによって形成される。
586 2005-521563 2003/03/03 ザ ユニバーシティ オブ ノース カロライナ アット チャペル ヒル ナノ物体を集める方法 A4 DF02 FP
WO2003/083128 前もって形成されたナノ物体からマクロ構造を自己組立する方法が提供される。この方法は、所望のアスペクト比と化学的官能性となるまでナノ物体を処理し、この処理されたナノ物体を懸濁液を形成するために溶媒と混合する工程を含む。懸濁液の形成の後、基体がこの懸濁液中に挿入される。溶媒の蒸発、懸濁液のpH値の変更、あるいは懸濁液の温度の変更によって、懸濁液中のナノ物体は基体上に整然と配向されて堆積する。さらに、種結晶は基体の代わりに使用され、それによってナノ物体の単結晶および自立膜を形成し得る。
587 2005-522340 2003/04/04 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 均一な長さのナノ構造体を準備する方法 A4 DF02 PEX 3B
WO2003/086961 本発明は、ナノテクノロジーの分野に関する。とくに、本発明は、長さ、長さおよび幅、もしくは面積が均一な寸法になるように、または長さもしくは面積が特定の分布になるように、種々のカッティング技術を用いて、複数のナノ構造体をカッティングする方法を記載する。
588 2005-522398 2003/04/08 ウィリアム・マーシュ・ライス・ユニバーシティ フッ素化を介して単層カーボンナノチューブを切断する方法 A4 DF02 MI04 9
WO2003/086969 単層カーボンナノチューブを切断する方法は、単層カーボンナノチューブを部分フッ素化すること、および部分フッ素化ナノチューブを不活性雰囲気もしくは真空中にて最高約1000℃までの温度で熱分解処理することを含む。切断の前にナノチューブを精製してもよい。部分フッ素化は、ナノチューブをCFx(式中、xは最大で約0.3である)の炭素-フッ素化学量論になるまでフッ素化することを含む。本発明はさらに、フッ素化され、そして切断された単層カーボンナノチューブの誘導体化に関する。単層カーボンナノチューブは、フッ素化と熱分解処理の条件に応じて、いかなる長さにも切断することができる。短いナノチューブは、種々の用途(例えば、フラットパネル・ディスプレイ用の電界エミッターとして、およびさらなるナノチューブの成長のための“種”として)に対して有用である。
589 2005-522689 2003/04/08 ジーンオーム サイエンシーズ、インク. 分子的に平滑な表面の形成方法 A4 DE01 1A
WO2003/087771 好ましくはアッセイチップの電極上に、分子的に平滑な表面を形成するための方法が提供される。これは、以前に入手可能であったものよりも大きい信頼性および充填密度で、分子、好ましくはオリゴヌクレオチドを電極表面に付着させることができるので望ましい。電極表面への分子のこのような付着は、電気化学的遺伝分析の分野において特に有用である。
590 2005-523823 2003/03/17 モトローラ・インコーポレイテッド 微小電気機械システムの製造方法 A4 DB01 DB05 FP
WO2003/092048 片持ち梁113を有するメソスケールMEMSデバイスが標準的なプリント配線板技術および高密度相互接続技術ならびに実践を用いて形成される。この梁は少なくともいくつかの高分子材料71を含んでその長さを形成し、いくつかの実施形態では梁の耐荷重コンポーネントとして導電性材料も含む。種々の実施形態では、この梁は少なくともその端部の近位の場所、あるいはその端部の遠位の場所に取り付けられる。
591 2005-524000 2003/01/13 ナンテロ,インク. カーボンナノチューブ膜、層、ファブリック、リボン、素子及び製品を製造するために予備成形ナノチューブを使用する方法 A4 DF02 MI04 FP
WO2003/091486 カーボンナノチューブ膜、層、ファブリック、リボン、素子及び製品を製造するために予備成形ナノチューブを使用する方法が開示される。多様な製品を製造するために、特定の実施形態は基板(12)を提供する。予備成形ナノチューブはカーボンナノチューブの不織布を作成するために基板の表面に付け加えられる。不織布(54)の部分は製品を作成するために定められたパターンに従って選択的に削除される。ナノファブリックを製造するために基板が提供される。予備成形ナノチューブはカーボンナノチューブの不織布を作成するために基板の表面に付け加えられ、不織布は実質的には均一な密度である。
592 2005-524093 2003/04/22 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド MEMSジャイロスコープのダイナミックレンジの拡大方法およびシステム A4 DD02 FP
WO2004/001335 MEMSジャイロスコープのダイナミックレンジを拡大するMEMSジャイロスコープ・システムおよび方法が提供される。MEMSジャイロスコープのスケールファクターを調整することによって最高検知速度が上昇し、それがダイナミックレンジを拡大する。スケールファクターは検知用電子回路内の検知用可変バイアスおよび/または自動利得制御ループを使用することによって調整される。
593 2005-524856 2003/04/29 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド MEMSセンサのための受動温度補償 A4 DD02 CDX FP
WO2003/106927 受動温度補償技術を使用するMEMSセンサが未補償のセンサ出力を提供し得る。さらに、MEMSセンサに結合し得る回路は電圧ドロップを有するダイオードを含み得る。補償されたセンサ出力は、未補償のセンサ出力とダイオードを跨ぐ電圧ドロップに比例するダイオード出力とを結合させることにより形成し得る。
594 2005-525229 2003/05/09 ユニヴァーシティ・オヴ・ダーラム 流体リアクタ A3 DCX DEX FP
WO2003/095086 少なくとも2種の流体間の反応を実施するためのリアクタは、その中で流体が混合されて反応する複数の溝もしくは貫通スロット(22)を備えるリアクタプレート(20)およびスロット(10)a、(10)bを介してリザーバ(4、6)からスロット(22)へ流体を供給するための取外し可能に重なっているリザーバプレート(2)を、反応生成物用の収集導管またはリザーバ(8)およびスロット(10)cとともに含む。リザーバプレート(2)は2枚のリアクタプレートの間に位置していてよい、または単一リアクタプレート(20)が2枚のリザーバプレート間に位置していてもよい。3種以上の流体が同時に存在する必要があるかどうかにより、または第2反応が第1反応の後に2種の流体に反応させる時間を必要とするかどうかにより、第3以降のリザーバは第2リザーバ(6)から間隔をあけて配置されてもされなくてもよい。スロット(22)内の圧力、スロット(22)に沿った圧力差(および流量)、および/またはリザーバ(4、6)もしくはスロット(22)内の温度を制御するための手段が設けられてよい。スケールアップするため、または複数または連続的反応(例、過フッ素化)を実施するために多数のリアクタが並列/直列で結合されてよい。
595 2005-525514 2003/02/03 ホスピラ・インコーポレイテツド マイクロ流体バルブ、およびそのためのシステム A4 DC02 FP
WO2003/068670 バルブ105は、マイクロ流体システム100内の流体の流れを制御している。バルブ105は、バルブ105に対して所定のレベルの圧力を作用させる流体を受け取るように構成された入力ポートと、出力ポートとを有している。バルブ105は、流体119の流れと直交するように配置された可変サイズの開口を有している。この開口は、比較的小さい開口137と比較的大きい開口151の間で変わる。この小さい開口137における流体119とバルブ105との間の比較的高レベルの毛管力に応答して、小さい開口137によって、バルブ105を通る流体119の流れが阻止される。大きい開口151における流体119とバルブ105との間の比較的低レベルの毛管力に応答して、大きな開口151によってバルブ105を通る流体119の流れが許容される。
596 2005-525691 2002/09/16 ボード オブ トラスティーズ オブ ザ レランド スタンフォード ジュニア ユニバーシティ 電気浸透マイクロチャネル冷却システム A4 DFX 1
WO2003/029731 本発明による装置および方法は、好ましくは、機械的部品を移動させることなく、また、不快な電気的または音響上のノイズを生成することなく、さらには、信頼性を低下させることなく、高圧及び高流量を生成することが可能な電気浸透ポンプを使用する。これらの電気浸透ポンプは、好ましくは、現在利用可能なマイクロポンプに比較して性能、効率を改善し、重量及び製造コストを削減できる材料と構造で構成されている。また、これらの電気浸透ポンプは、好ましくは、発生ガスや沈殿材料を回収でき、長期にわたる閉ループ操作を可能とする。また、本発明による装置及び方法は、ポンプを通る流れを電気的に制御することによりデバイスの温度を動的に調整することができるとともに、多数の冷却ループを利用して、デバイスの温度プロファイルの空間的及び時間的特性を個別に調整することができる。新規なマイクロチャネル構造体も説明している。
597 2005-525776 2002/04/29 イリディグム ディスプレイ コーポレイション 微小電子機械装置デバイス及びその製造方法 A3 DBX FP
WO2003/073151 【解決手段】本発明のひとつの観点によれば、それぞれの第1の素子(108)が第1の形状に従っているような、第1の素子の配列を製造する段階と、それぞれの第2の素子(112)が第2の形状に従っているような、第2の素子の配列を製造する段階と、を備え、配列を製造する段階は、第1の素子と第2の素子とのそれぞれの定義特性に基づいて、第1の形状と第2の形状とのそれぞれの定義形状を選択する段階と、第1の素子(108と第2の素子(112)とのそれぞれを作動させるために必要とされる動作電圧の相違を正規化する段階であって、該相違は選択された定義形状の結果であり、それぞれの素子についての定義特性は、不変であるような上記正規化する段階と、を備えているような方法が提供される。
598 2005-526261 2003/05/12 グラクソ グループ リミテッド 医薬包装内の温度および水分プロファイルを測定するための微小電気機械システムおよび方法 A4 DDX 6
WO2003/107397 少なくとも1個のポケットが形成されたベースシート;ポケット部分を有する蓋シート(11)であって、そのポケット部分が前記蓋シートが前記ベースシートに結合された時に前記ポケットの近傍に配置されるもの;ならびに前記ポケット部分の近傍に配置された微小電気機械(MEMS)センサー(21)を有する、医薬(13)の包装内の少なくとも一つの環境条件を測定するためのセンサーシステム。
599 2005-527459 2003/04/15 ショット アーゲー 構造化された表面を有する製品を作製する方法 A4 PJX FP
WO2003/086958 本発明の目的は、ガラス中またはガラス様の層中に微細構造を作製する方法を提供することである。この目的のために、構造化された表面(20a)を有する補助基板(10、20)を使用し、その際、前記表面が、作製すべき製品のネガ鋳型を画定する。補助基板の構造化された表面(20a)上にガラスまたはガラス様材料から作製された層(30)を気相堆積する。この補助基板を、続いて、たとえば湿式化学的技術を用いて除去し、それによって、ポジ構造を露出させる。本発明により、マイクロチャネル、およびマイクロレンズなどの光学微細構造の優れた作製が可能になる。
600 2005-527783 2002/07/01 ザ・ボーイング・カンパニー 電子整列および同調を有するマイクロジャイロスコープ A4 DD02 FP
WO2003/025500 アンテナネットワークにより制御電圧(VTx VTy)に対して電子調整変換を行うことにより電子整列を有し、それによって出力(Vthx Vthy)から第1および第2高調波信号を消去するマイクロジャイロスコープである。マイクロジャイロスコープはジャイロスコープの変化を補正するために与えられた直角位相エラーに基づいて自動電子補償により同調される。
601 2005-527963 2003/05/09 スーパーコンダクター・テクノロジーズ・インコーポレイテッド ばね押し双安定性マイクロ電気機械的系統スイッチ A4 DB01 FP
WO2004/006295 基板と、弾性スイッチング部材とを備えているMEMSスイッチ組立体が提供される。部分を有する横方向捩り部材と、この捩り部材の可撓性部分から延びている板ばねおよび片持ちばりとを備えている。更に、スイッチング・アセンブリは、捩り部材を安定な構造体に取付ける第1の固定部材と、板ばねを安定な構造体に取付ける第2の固定部材とを備えている。このようにして、板ばねは、第1および第2のアンカー間に可撓性部分を有し、この可撓性部分を有は両反対方向に交互に曲げられることが可能であり、それによって片持ちばりを両反対方向に振る。板ばねは、両反対方向のうちの一方に曲げられると、第1の安定な幾何形状(例えば、凸形の幾何形状)を示し、両反対方向のうちの他方に曲げられると、第2の安定な幾何形状(例えば、凹形の幾何形状)を示すことができる。かくして、このスイッチは、瞬間的な力を使用して2つの安定な状態間で切換えられることができ、エネルギの更なる消費なしにこれらの2つの安定な状態を維持することができる。片持ちばりは、板ばねの距離より大きい、例えば2倍より大きい距離振れる。かくして、この場合、スイッチング部材の独特な幾何形状は、機械的増幅器として作用し、合理的な作動寸法を維持しながら、片持ちばりの大きな移動距離を許容する。スイッチング・アセンブリは、様々なスイッチング方法のうちのいずれか1つを達成するように設計されることができる。例えば、スイッチング・アセンブリは、片持ちばりが共通の端子と2つの選択された端子のうちの一方との間で電気接触することができる単極双投(SPDT)スイッチとして、或いは、片持ちばりが2つの端子を交互に電気的に結合および脱結合することができる単極単投(SPST)スイッチとして配置されることができる。
602 2005-528010 2003/02/11 コミツサリア タ レネルジー アトミーク 同調可能なMEMSフィルムバルク音響波マイクロ共振器 A4 MB02 FP
WO2003/069776 本発明は、懸架されたバルク音響波マイクロ共振器に関するものであって、圧電材料製の梁(1)を具備している。この梁は、支持体(3)に対して連結されているとともに、励起電極(4,5)の間に介装されている。本発明による共振器は、さらに、共振周波数を変更し得るよう、励起された梁を備えて構成された共振器の制限条件を変更するための変更手段を具備している。
603 2005-528226 2002/09/16 マイクロニック レーザー システムズ アクチボラゲット ボンディング方法 A2 PGX FP
WO2003/025986 本発明は集積デバイスを形成する方法に関し、前記デバイスは、第1基板と、第2基板上に設けた少なくとも1つのエレメントを備える。前記基板の少なくとも一方にボンディング材料を配置する。前記第1および第2基板は相互に結合される。少なくとも前記第1基板および前記材料を通して、少なくとも1つの窪みを設ける。前記少なくとも1つの窪みの少なくとも一部分に支持構造を設けて、前記第2基板上の前記少なくとも1つのエレメントと前記第1基板とを機械的および/または電気的に相互接続する。前記第1基板から、少なくとも1つのエレメントを形成して、前記少なくとも1つの支持構造に機械的および/または電気的に接続可能であるようにする。前記第1、第2基板間にある前記材料の少なくとも一部を剥ぎ取り、前記第1基板上の前記エレメントを移動可能にする。
604 2005-528234 2003/04/01 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー シリコン物品のフルオロケミカル処理 A4 PJX FP
WO2003/101888 Si−H結合を有するシリコン基板は、次式:【化1】(式中、mは1以上の整数であり、nは0以上の整数であり、Zは二価結合基であり、Rfは高フッ素化有機基である)を有するフッ化オレフィンを用いて、化学修飾される。
605 2005-528235 2003/05/21 ノースロップ グラマン コーポレーション 集積回路構成部分に接続されるダイ A2 PG05 PGX FP
WO2003/103048 1つの例における装置は、少なくとも第1および第2の部分を備える微小電子機械システム(MEMS)などのダイ102、および、機械的および電気的な回路板310を含む。装置はダイの第2の部分に機械的かつ電気的に接続される集積回路構成部分1220を含む。動作の際、ダイは集積回路構成部分に通過される1つまたは複数の電気信号を発生させるために機能する。
606 2005-528638 2003/05/21 カペラ フォトニクス インコーポレイテッド 直下にヒンジを備えたバルクシリコンミラー A4 DA04 FP
WO2003/102631 【課題】簡単かつ頑丈な構造で従来技術の制限を解消できる新規な形式のMEMSミラーを提供することにある。【解決手段】本発明は、直下にヒンジを備えたバルク要素を有するMEMS装置を製造する方法および装置を提供する。バルク要素は、バルクマイクロマシニング技術により製造される単結晶シリコンからなる。本発明のMEMS装置の顕著な特徴は、バルク要素の直下にヒンジを配置することにより、バルク要素の表面を最大化でき、全面を使用できるようになることである。このような特徴は、高い光学的充填率をもつアレー型MEMSデバイスの製造に特に有効である。また、バルクマイクロマシニング技術および表面マイクロマシニング技術の両方を有効に使用することにより、MEMSミラーに、可撓性ヒンジを備えた大きくかつ平らなミラーを設けることができる。
607 2005-528751 2003/05/28 ノースロップ グラマン コーポレーション 微小電気機械スイッチ A4 DB01 FP
WO2003/102989 基板上に間隔を有する高周波導体を有し、基板上方に設けられたブリッジ構造を備えるMEMSスイッチ。一実施態様において、ブリッジ構造は2つの支持部材に支持された2つの可撓性アームを有し、他の実施態様では、3つの支持部材に指示された3つの可撓性アームを有し、3つの支持部材は第2導体と電気的に一体になっている。ブリッジ構造の下側表面上に対応電極を有する制御電極に制御信号を印加することにより、ブリッジ構造は引き下げられて第1および第2導体間に電気的接触をもたらす。ブリッジの中央補剛部は制御および対向電極間の接触を防止する。
608 2005-528994 2002/12/11 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 構成エレメントならびに該構成エレメントを製造する方法 A4 PJX FP
WO2003/106327 不動の構造体エレメントを固定するためのコンセプトが、特に、構成エレメント構造体が、支持体として働く基板4の上のシリコン層2に形成されている構成エレメントの電極固定のためのコンセプトが提案されている。このコンセプトは特にSOIウエハから製造された構成エレメントに適している。本発明によれば、不動のエレメント6が、シリコン層2を貫通して延びている、固定材料から成る少なくとも1つの固定エレメント7を介して機械的に基板に結合されている。SOIウエハの場合には、固定エレメントは、SOIウエハシのリコン層と犠牲層3とを貫通して延びている。このために不動のエレメントの表面の領域には、シリコン層全体と犠牲層とを貫通して基板にまで延びる少なくとも1つの切欠がシリコン層に形成されている。次いで切欠を固定材料によって充填し、不動のエレメントが、ここに形成された固定エレメントを介して機械的に基板に結合される。
609 2005-528995 2003/02/21 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロマシニング型の構成エレメントおよび相応の製作法 A4 DDX PHX FP
WO2003/106328 本発明は、下側層(15a〜15e)に組み付けられたチップ(18;18a〜18e)が設けられており、該チップ(18;18a〜18e)が、周辺に比べて高くされたキャップ封止されたチップ領域(19;19a〜19e)と、該キャップ封止されたチップ領域(19;19a〜19e)の周辺に設けられた組付け領域(9)とを有しており;キャップ封止されたチップ領域(19;19a〜19e)が、下側層(15a〜15e)に向けられていて、該下側層(15a〜15e)から間隔を置いて配置されているように、チップ(18;18a〜18e)が、組付け領域(9)に接続された組付け装置(16)によって下側層(15a〜15e)に組み付けられており;キャップ封止されたチップ領域(19;19a〜19e)が、アンダフィル(20)によってチップ(18;18a〜18e)の下方で取り囲まれているマイクロマシニング型の構成エレメントを提供する。本発明は、同じく相応の製作法も提供する。
610 2005-529320 2003/06/06 コミツサリア タ レネルジー アトミーク 多孔性材料の細孔の中に化合物を組込む方法及び装置、並びにその使用 A4 PA10 FP
WO2003/104517 本発明は、ゾル−ゲル法により得られるミクロポーラス材料及びメソポーラス材料の中から選ばれる多孔性材料の細孔の中に化合物を組込む方法及び装置ばかりでなく、前記方法及び前記装置の使用にも関する。本方法は、多孔性材料を含有するチャンバーの中で化合物を蒸発又は昇華することを含む。本発明は、ゾル−ゲル法により得られるミクロポーラス材料又はメソポーラス材料、及び特に構造の整った界面活性剤に比べてメソポーラスな材料をドーピングするのに有用であり、化学センサー及びマルチセンサー、モレキュラーシーブ、選択性濾過膜、クロマトグラフィー用固定相、光学材料又はオプトエレクトロニクス材料を作製するのに有用である。
611 2005-529376 2003/05/30 ミラディア インク 反射型空間光変調器の製造 A2 DAX PC01 1
WO2004/000720 マイクロミラー・アレイを含む反射型空間光変調器の製造。一実施の形態において、前記マイクロミラー・アレイは、2つのみの主エッチング工程によって単結晶材料である基板から作られる。第1のエッチングは、前記材料の第1の側にキャビティを形成する。第2のエッチングは、支持柱と、上下方向のヒンジと、ミラー板とを形成する。前記第1のエッチングと前記第2のエッチングとの間において、前記基板はアドレッシング/制御回路に接合されることができる。
612 2005-529481 2003/03/31 インフィネオン テクノロジーズ アクチエンゲゼルシャフト ナノチューブの接触方法 A4 MI04 1
WO2003/094226 本発明は、電気回路に集積されるナノチューブ(特に、カーボンナノチューブ)の接触方法に関するものである。ナノチューブは、電気回路の金属配線に形成された後、ナノチューブと配線との接触部において、無電解金属を被覆されることによって金属配線と接続する。
613 2005-529754 2002/11/21 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 微細構造 A4 DF03、MI05 FP
WO2003/060923 【課題】微細構造を形成する方法を提供すること。【解決手段】この方法は、基板上にシード材料を被着させることと、このシード材料からナノチューブを成長させることと、基板上に微細構造材料を被着させて、この微細構造材料中にナノチューブを埋め込むことと、基板を取り除いて微細構造を取り出すこととを含む。得られた微細構造は、本体部分およびこの本体部分に埋め込まれたナノチューブを備える。
614 2005-529760 2003/06/16 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド 集積化された導電シールドを有するマイクロエレクトロメカニカル・デバイス A4 DDX 5
WO2003/106329 このマイクロエレクトロメカニカル・デバイスの出力がドリフトしないようにする導電層を提供する、この適切なデバイス・エレメント層の間に挿入された、パターン化され堆積された金属の層、または機械的品質のドーピングされたポリシリコンの層を含むマイクロエレクトロメカニカル・デバイスとその製造方法。この導電層は、このデバイスの感知エレメントまたは能動エレメントのカプセル封じを行うことができ、またこのデバイスのエレメントのある部分だけを選択的にカバーすることができる。さらに、この金属、または機械的品質のドーピングされたポリシリコンを、そのデバイスの基板コンタクトと同じ電源に結合することによって、この導電層をその基板の電圧に設定することができ、これは、ファラデー・シールドとしての機能を果たし、このデバイスの出力と干渉する望ましくない移動するイオンを引き付けることができる。
615 2005-530029 2003/06/19 ザ ボード オブ リージェンツ オブ ザ ユニヴァーシティー オブ オクラホマ カーボンナノチューブ充填複合体 A4 DF03 PJX MI08 FP
WO2004/001107 ミニエマルション重合を用いるカーボンナノチューブ充填複合体形成の方法。当該カーボンナノチューブは、好ましくは単層カーボンナノチューブである。そのカーボンナノチューブは、複合体を含むポリマー中に高度に分散しており、それと結合している。
616 2005-530338 2003/06/03 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド 多段リソグラフィックテンプレート A4 PEX 17
WO2003/107094 本発明は、半導体デバイスと、マイクロ電子デバイスと、マイクロ電子機械デバイスと、マイクロ液体デバイスと、光子デバイスとに関し、より詳しくは、多段リソグラフィックテンプレートと、多段リソグラフィックテンプレートを形成する方法と、多段リソグラフィックテンプレートを用いてデバイスを形成する方法とに関する。第1レリーフ構造と第2レリーフ構造を有し、そのことによって多段レリーフイメージを規定する多段リソグラフィックテンプレート(10/10’)が形成される。このテンプレートは半導体デバイス(40)の製造において使用され、放射線感知材料がその上に形成された半導体デバイス(40)にテンプレートを接触させ、圧力を加えて放射線感知材料をテンプレート上にある多段レリーフイメージに流入させることによって、デバイス(40)内のパターンに変化を生じさせる。それから放射線を多段テンプレートを通して加えて、放射線感知材料の部分を更に硬化させると共に、更に放射線感知材料内にパターンを規定する。それから多段テンプレートを除去して、半導体デバイス(40)の製造を完了する。
617 2005-530666 2002/11/22 ザ・レジェンツ・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・カリフォルニア 成形ナノ結晶粒子およびその製造方法 A4 DF02 FP
WO2003/054953 成形ナノ結晶粒子(10)および成形ナノ結晶粒子(10)の製造方法が開示されている。1つの態様は、有枝ナノ結晶粒子(10)を形成するための方法を含んでいる。これには、(a)溶液中で第1の結晶構造を有するコア(12)を形成する段階、(b)溶液中で第2の結晶構造を有するコアから延びる第1のアーム(14a)を形成する段階、および(c)溶液中で第2の結晶構造を有するコア(12)から延びる第2のアーム(14b)を形成する段階、が含まれる。
618 2005-531044 2003/05/30 シリコン・ライト・マシーンズ・コーポレイション 光変調アレイのバイポーラ動作 A4 DAX FP
WO2004/003622 開示した一実施形態は、光変調アレイをバイポーラ動作させるための方法を含む。該方法は、第1の極性で前記アレイの光変調素子を駆動するステップ(602)と、前記第1の極性から第2の極性へと極性を切り替えるステップ(604)と、第2の極性で前記アレイの前記光変調素子を駆動するステップ(606)と、前記第2の極性から前記第1の極性へと極性を切り替えるステップ(608)と、これらのステップを繰り返すステップとを含む。開示した別の実施形態は、光変調アレイを利用する装置を含む。該装置は、第1の極性モードにおいて前記光変調アレイの素子を動作させるためのデータを記憶する第1の参照テーブル(702)と、第2の極性モードにおいて前記光変調アレイの前記素子を動作させるためのデータを記憶する第2の参照テーブル(704)とを備える。該装置はまた、前記光変調アレイの前記素子を駆動するための駆動システム(708)を備える。該駆動システムは、前記第1の参照テーブルと前記第2の参照テーブルとの両方に結合される。
619 2005-531420 2003/05/14 シリコン・ライト・マシーンズ・コーポレイション 接触する超小型構造体における凹凸の形成の低減 A4 DAX FP
WO2004/003620 基板(801)に接触するように構成された可動超小型構造体(802)を含むデバイスが開示される。基板(801)は、金属−絶縁体−金属の構成を有し、上側金属層と絶縁体が、基板(801)の接触領域を下側金属層に設けるようにパターン形成される。超小型構造体(802)はリボンの接触領域(809)を提供するための金属下部層を有する。使用中、バイアス電圧が超小型構造体(802)と上部金属層(825)との間に印加されることにより、超小型構造体と基板が接触領域を介して接触する。接触している間、接触領域は、印加されているバイアス電圧よりも実質的に少ない電位に維持され、それにより、光を変調するように構成された光学MEMデバイスにおいて凹凸構造体の形成が低減される。
620 2005-531421 2003/05/30 シリコン・ライト・マシーンズ・コーポレイション 犠牲層をエッチングするための導電性エッチストップ A4 PB01 FP
WO2004/003981 一実施形態において、マイクロデバイスは、金属電極の上に犠牲層を堆積し(ステップ304)、犠牲層の上に可動構造体を形成し(ステップ306)、次いで希ガスのフッ化物でもって犠牲層をエッチングする(ステップ308)ことにより形成される。金属電極は、犠牲層のエッチングにおいてエッチストップとしても働く金属材料からなるので、電荷は、認められるほどに金属電極に蓄積しない。これは、可動構造体の駆動特性の安定化に役立つ。一実施形態において、可動構造体は、光変調器のリボンである。
621 2005-531808 2003/05/14 シリコン・ライト・マシーンズ・コーポレイション 光ビームを変調し、改善されたガンマ応答を有するための方法と装置 A4 DAX FP
WO2004/003624 改善されたチューナブルガンマ応答を有する装置が開示される。装置は、単一の面(15)に位置する互い違いの能動エレメントと受動エレメントからなる複数の間隔をおいたエレメント(32)と、ガンマコントローラと、変位コントローラとを有する光変調器を含む。ガンマコントローラは、ガンマ電圧を基板(38)に印加し、複数の間隔をおいたエレメントを基板に近いバイアス面(16)まで変位させる。反射モードにおいて、複数の間隔をおいたエレメントは、衝突する光ビームに対する鏡のようなミラーとして機能する。回折モードにおいて、変位コントローラは、変位電圧を能動エレメントに印加する。この時点で、能動エレメントがバイアス面に平行な第2の面まで移動し、光変調器に入射する光ビームが回折されるようになる。検出された光信号の照度は、変位電圧の約1.75〜3.0(ガンマ応答)のべき乗に比例する。
622 2005-531820 2003/06/27 アイディシー リミテッド ライアビリティ カンパニー 光吸収性マスクを有する装置及びその作製方法 A4 DAX FP
WO2004/006003 本発明は、透明な基板上に形成された少なくとも1つの光コンポーネントを有する光デバイスの作製方法を提供する。この方法は、光吸収性を呈すべき基板の領域を決定する工程と、少なくとも1つの光コンポーネントの形成前に光吸収性マスクを決定した領域上に作製する工程とを有する。本発明は又、基板(102)と、基板上に形成された第1及び第2の光コンポーネントとを有する光デバイスを提供し、第1の光コンポーネント(104)は、2つのモードを有し、各モードは、第1の光コンポーネントに入射した光に対する別々の光学的応答を生じ、第2の光コンポーネント(108)は、光を吸収し、第1のコンポーネントが形成される前に基板上に形成される。
623 2005-532151 2003/06/04 オーミック・アクチボラゲット 微細流体構造 A1 DCX、DF02 FP
WO2003/103835 本発明は、微細流体システムに関し、微細流体システムは、基質を備え、基質に、機能的手段と連動している少なくとも一つの流動路を提供し、機能的手段は、液体サンプルが望ましい手順で処理できる。流動路は、機能的手段への及び機能的手段からの、液体サンプルの移送のための形態を構成するように配置される。これらの流動路は、基質から上方に突出する複数の微細ポストを備え、微細ポストの間隔は、液体サンプルの供給されたところから液体の移動を強いるように、流動路のどこにでも供給された液体サンプルに毛細管作用を引き起こすのに十分に小さい。
624 2005-532180 2003/07/04 コミツサリア タ レネルジー アトミーク ユニヴェルシテ・パリ・シュド・オンズ 半導体表面上に形成された金属製ナノオブジェクトならびにそのようなナノオブジェクトの製造方法 A1 DF03 PJ07 FP
WO2004/005593 本発明は、半導体表面上に形成された金属製ナノオブジェクト、ならびに、そのようなナノオブジェクトの製造方法に関するものである。本発明は、ナノエレクトロニクスに対して応用することができる。例えば、本発明においては、形成された立方晶SiC表面(2)上に金属を成膜することによって、ナノオブジェクト(4)を得ることができる。ナノオブジェクトは、例えば、金属からなる原子糸や一次元ナノ構造や量子ドットといったようなものとすることができる。
625 2005-532181 2003/07/08 ビーティージー・インターナショナル・リミテッド ナノ構造体およびその製造方法 A1 DF02 1
WO2004/004927 共鳴トンネルダイオードおよびその他の1次元電子的あるいは光学的構造、および電気機械的MEMSデバイスを、ナノウィスカ内のヘテロ構造として異なるバンドギャップを有する異なる物質のウィスカ長さセグメントを形成することにより作製する。このような共鳴トンネルダイオードは、シード粒子メルトを一端に有し径が一定のコラムからなり量子閉じこめ効果を示すナノウィスカを有する。該コラムは第1および第2の半導体部分を有し、これら部分はそれぞれエミッタおよびコレクタである。第1および第2の半導体部分の間には第1および第2の半導体部分とは異なるバンドギャップを有する物質の第3および第4の半導体部分があり、第3および第4の半導体部分の間には該第3および第4の部分とは異なるバンドギャップを有する半導体物質であって量子井戸を形成する第5の中央部分が配設される。該RTDは、基板にシード粒子を付着させることと、該シード粒子を物質にさらし、その際物質がシード粒子と共にメルトを形成するように温度と圧力の条件を制御し、それによってシード粒子がコラムの頂上に乗ってナノウィスカを形成することからなる方法によって形成され、ナノウィスカのコラムはナノメートル寸法の一定の径を有し、コラムの成長の間上記気体の組成を変更し、それによってエピタキシャル成長を維持しながらコラムの物質組成をその長さに沿った領域で変更し、これによって各部分の物質の間の格子不整合がその境界におけるウィスカの径方向外向きの膨張によって調整される。
626 2005-532545 2003/07/08 デルタドット リミテッド 物質分離デバイス A4 DCX FP
WO2004/005910 例えば電気泳動によって、電気的に帯電されたコンポーネントの分離に使用するための分離デバイスは、少なくとも2つの補助チャンネル(110、115)に接続されたメインの送りチャンネル(105)を提供するように、分岐点で分岐されたチャンネルを備える。使用において、異なるコンポーネント(120、125、130)は、それらを分岐点で異なる補助チャンネル(110、115)に分離することができるように、送りチャンネル(105)に沿っての差別的な移行を示す。この分離をサポートするために、送りチャンネルから異なる補助チャンネル115へ、分離されるべきコンポーネント(125)を1つまたは複数のコンポーネントの中から移行させることができるように、分岐点の領域に局所的な電圧を制御してそれぞれ補助チャンネル(110、115)に沿って逆の極性の電位差を提供するための切り換え可能な電圧制御手段を備える。
627 2005-532576 2003/02/25 ブルーワー サイエンス アイ エヌ シー. 多層リソグラフィープロセスに関する新規な平坦化方法 A4 PIX 3
WO2003/073164 本発明は、リソグラフィー・アプリケーションのために、広範囲にわたる凹凸形状の形状密度を有する基板表面を平坦化するのに利用できうる接触平坦化法に関する。これらのプロセスは、リソグラフィー・アプリケーションのために、熱硬化性、光硬化性、および熱可塑性材料を使用して、凹凸形状の基板表面の上に全体的に平坦化された表面を提供する。全体的な平坦性と均一な膜厚とを有した付加的な膜は、平坦化された表面の上に得ることができる。これら本発明に係る方法は、特定のアプリケーションで要求される一連の適当なコーティングにおいて、最下部のARコート、フォトレジスト、ハードマスク、ならびに、他の有機および無機ポリマーを含む、単層、二層、または、多層処理とともに利用できる。さらに詳しくは、本発明は、フォトリソグラフィープロセスの範囲が大幅に向上されたデュアルダマシンプロセスやバイレイヤプロセスにおいて使用する、全体的に平坦な表面を作製する。さらに、本発明は、インプリントリソグラフィー、ナノインプリントリソグラフィー、ホットエンボスリソグラフィー、およびスタンピングパターントランスファーの技術を用いて、パターンを転写するための全体的に平坦な表面を提供する。
628 2005-532915 2003/04/11 ナノ−プロプライエタリー, インコーポレイテッド 電界放出適用のためのカーボンナノチューブの金属化 A4 PA08、MI04 FP
WO2003/087707 本発明は、金属化カーボンナノチューブ、無電界めっき技術を使用して金属化カーボンナノチューブを作製するための方法、基板上に金属化カーボンナノチューブを分配するための方法、および磁気的に活性な金属化カーボンナノチューブを整列させるための方法に関する。さらなる実施形態において、本発明はまた、金属化カーボンナノチューブを備える冷陰極電界放出材料、および金属化カーボンナノチューブを冷陰極電界放射体として使用する方法に関する。
629 2005-532920 2003/07/11 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー 型を形成しマイクロデバイスを成形する方法 A4 PI06 2
WO2004/008248 ミクロンまたはサブミクロンサイズの複数のフィーチャを含むデバイスを形成する方法を提供する。複数のフィーチャを画定する表面輪郭を有するマスタを提供する。マスタの表面輪郭を少なくとも1層の材料層でコーティングしてシェルを形成する。シェルからマスタを除去してシェルに表面輪郭のネガ像を形成する。シェルのネガ像に材料、例えばポリカーボネート、ポリアクリルまたはポリスチレンを充てんして、マスタと実質的に同じフィーチャを有するデバイスを形成する。ネガ像には、射出成形、圧縮成形、エンボス加工または適合する他の技法を使用して充てんを実施することができる。
630 2005-532921 2003/07/17 シェブロン ユー.エス.エー. インコーポレイテッド ナノスケール構造物中のダイアモンドイド系部品 A4 DF02、MI01 MI02 FP
WO2004/009492 ナノスケール構築物に使用可能な新規なダイアモンドイド系部品を開示した。これらの部品には、ロッド類、ブラケット類、ねじ類、ギアー類、ローター類、及び羽根類が含まれる。サブアセンブリー類(またはサブシステム)には、1つ以上のダイアモンドイド部品が含まれる。典型的なサブアセンブリーには、原子間力顕微鏡チップ類、分子タコメーター類及び信号波形発生器、及び自己組織系細胞膜微小孔及びチャンネルが挙げられる。
631 2005-533339 2002/09/17 アドビオン バイオサイエンシーズ インコーポレーティッド 誘電膜 A4 DEX MBX 1
WO2003/025992 ベース層およびキャッピング層、好ましくはシリコンオキシナイトライドを含む誘電膜であり、導電基板と、基板の電位とは異なる電位を有する液体との間に配置されたときに効果的な水分・イオン障壁となる誘電膜が提供される。
632 2005-533400 2002/09/27 インテル・コーポレーション 極超短波MEM共振器のための中心質量の減少したマイクロブリッジ構造 A4 DBX FP
WO2003/028212 【課題】基板と、基板に接続されるマイクロブリッジ・ビーム構造と、ビームの振動を引き起こすためにマイクロブリッジ・ビーム構造へ近接して配置される少なくとも1つの電極とを備えるマイクロ電子機械(MEM)共振器が記載される。【解決手段】マイクロブリッジ・ビーム構造は、複数の支持部と、複数の支持部の間に形成されるビームを備える。ビームの中心領域の質量は、複数の支持部に隣接しているビームの領域の質量よりも少ない。
633 2005-533442 2003/07/11 インテル・コーポレーション 表面音波切り替え用微小電子機械装置および方法 A4 DBX FP
WO2004/008635 表面音波(SAW)切り替え用の複数の微小電子機械システム(MEMS)装置および方法が開示される。装置は、離間された複数の入力および出力SAWトランスデューサを有する1つの圧電基板を含む。1つのMEMSスイッチが、入力および出力SAWトランスデューサの間に配置される。MEMSスイッチは、基板上またはその上部に形成された1つ以上の作動電極と電磁的に接触する1つの変形可能な部材を有する。変形可能な部材は、基板に機械的に接触して、入力SAWトランスデューサによって生成された1つのSAWを歪曲または吸収するように、変形可能である。
634 2005-533636 2003/04/16 プリンストン ユニバーシティ マイクロ流体とナノ流体間のインターフェース用勾配構造と、その製造方法および使用方法 A1 DCX DF02 2
WO2003/106693 【課題】【解決手段】本発明は、高処理能力の巨大分子分析の実行において好適な、ナノ流体コンポーネントとマイクロ流体コンポーネント間のインターフェース用装置に関する。回折勾配リソグラフィ(diffractiongradientlithography、略称DGL)を使用し、マイクロ流体領域とナノ流体領域間に勾配インターフェースを形成する。前記勾配インターフェース領域は、前記ナノ流体領域に形成されるナノチャネルへの局所的エントロピー障壁を低減する。1実施形態では、前記勾配インターフェース領域は、マイクロン(μm)〜ナノメートル(nm)のオーダーの値の断面積を狭めるため、横方向の空間的勾配構造から形成される。別の実施形態では、前記勾配インターフェース領域は、垂直方向に傾斜させた勾配構造から形成される。さらに、前記勾配構造は、横勾配および垂直勾配の双方を提供することができる。
635 2005-533651 2003/07/16 アプレラ コーポレイション 求心力による流体の移動を助長するミクロチャンネル設計特徴 A4 DCX FP
WO2004/011365 ミクロ流体素子装置(100)が基板(108)中に作製され、供給チャンネル(110)に接続する入力チャンネル(104)と流体連通する入力ポート(106)を含むことができる。別の実施形態では、求心力による流体の移動を助長する複数の特化した処理機能を有するミクロ流体素子装置も提供される。さらに詳しくは、本出願は、ミクロな大きさの量の流体および流体試料を操作し、処理し、または他の方法で変更する装置に関する。
636 2005-533652 2003/07/18 アプレラ コーポレイション 微小流体サイズ排除デバイス、システム、および方法 A4 DCX FP
WO2004/010760 微小流体デバイス、アセンブリおよびシステム、同様に、流体の微小サイズのサンプルを操作するための方法が提供される。微小流体デバイス(498)の例示的な実施形態は、カラム(406)に配置されたフィルタフリット材料(412)を含む。このフィルタフリット材料(412)は、ゲル濾過材料(418)を保持するチャンバ(413)を備える。この微小流体デバイス(498)は、基材(400)、投入開口(402)、第1のチャネル(404)、第2のチャネル(408)、排出開口(410)、ならびに第1および第2のカバー(414、416)を備える。複数の特定の処理特徴を有する微小流体デバイスもまた、提供される。
637 2005-534044 2003/07/15 アプレラ コーポレイション 微小流体デバイス、方法、およびシステム A4 DCX FP
WO2004/011147 流体サンプルを操作するための、微小流体アセンブリ(98)、システム、および方法が提供される。アセンブリは、弾性変形可能なカバー層(104)およびより低い弾性で変形可能な基剤(100)を備える。この方法は、カバー層が元に戻る場合に、新たな連絡が、このアセンブリにおいて、カバー層と基材との間で生じるように、そして/または新たなバリア壁が形成されるように、カバー層を介して基材を変形させる工程を包含する。この方法を実施するためのシステムもまた、提供される。
638 2005-534048 2003/06/11 リフレクティヴィティー, インク. 超小型電子機械装置をウェハ基板上に堆積、切り離し、及びパッケージングする方法 A4 PHX 5
WO2003/105198 投影システム、空間光変調器、及びMEMSデバイスの形成方法を開示する。空間光変調器は互いに接合させた2つの基板を有し、これらの基板の内の一方の基板はマイクロミラーアレイを含む。2つの基板は、ゲッタ材及び/又は固体潤滑剤或いは液体潤滑剤を一方のウェハ又は両方のウェハの上に堆積させた後に、ウェハレベルで接合させることができる。これらのウェハは必要に応じて互いに気密接合させることができ、2つの基板の間の圧力は大気圧よりも低くすることができる。
639 2005-534505 2003/04/11 サントル ナシオナル ドゥ ラ ルシェルシェサイアンティフィク(セエヌエールエス) 側方ギャップを有するマイクロシステム構造を生産する方法とこれに対応するマイクロシステム構造 A4 DBX PBX 2
WO2003/100969 本発明は、側方ギャップを有するマイクロシステム構造を生産する方法と、これに対応するマイクロシステム構造とに関する。本発明の方法は、(a)基板(S)上に第1の犠牲層(CS1)を付着させることと、(b)2つの自由度(YY,XX)を有する可動アドオン構造を形成するようになっている構造要素(SE)すなわちアドオン構造を前記犠牲層上に形成することと、(c)側方ギャップの直線寸法に等しい厚さe=dgの第2の犠牲層で構造要素(SE)の自由表面を被覆することと、(d)別のアドオン構造を形成するようになっている材料(SM)の層で、第1の犠牲層(CS1)と第2の犠牲層(CS2)の自由表面とを被覆することと、(e)犠牲層(CS2)の厚さに基本的に等しい幅を有する側方ギャップを形成するために第1および第2の自由度の方向における構造要素(SE)と、他のあらゆるアドオン構造および基板(S)との間のあらゆる接触を少なくとも部分的に防止するように、第2の犠牲層(CS2)をエッチングし、その次に第1の犠牲層(CS1)をエッチングすることとにある。本発明は、マイクロシステム構造とこのマイクロシステム構造を含む素子との生産に適している。
640 2005-534510 2003/05/13 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド 低温プラズマによるMEMS用途向けシリコン(Si)又はシリコンゲルマニウム(SiGe) A2 MAX FP
WO2004/013039 MEMS構造(69)の形成方法が提供される。この方法によれば、その上に堆積した配線金属(53)を有するCMOS基板(51)を設ける。MEMS構造は基板の上に、シリコン及びシリコン−ゲルマニウム合金から成るグループから選択される材料をプラズマ化学気相成長(PACVD)を使用して堆積させることにより形成される。PACVDの使用に付随する低成長温度によって、これらの材料を、CMOS集積化プロセスの後工程におけるMEMS形成に使用することが可能になる。
641 2005-534513 2003/08/05 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド MEMSデバイス形成のためのエッチストップ制御 A4 PCX FP
WO2004/013038 シリコン半導体基板中に微小電子機械デバイスを形成する。ガラスウェハ上に金属被覆層を形成する。次いで、結合層の表面仕事関数が約5.17eV未満と小さくなるように、この金属被覆層上に金属キャップ層を形成する。半導体基板を、ガラスウェハにアノードとして結合し、次いで、微小電子機械デバイスの顕著な過剰エッチング無しでこの基板をエッチングして構造からシリコンを除去し、それによって、微小電子機械デバイスのクリティカルな寸法の良好な制御が維持される。
642 2005-534515 2003/07/31 ステイト オブ オレゴン アクティング バイ アンド スルー ザ ステイト ボード オブ ハイヤー エデュケーション オン ビハーフ オブ ポートランド ステイト ユニバーシティー ナノスケール構造物を所定位置に合成する方法 A4 DF02 1
WO2004/012932 ナノスケール構造物を直接合成する方法、特に、ナノスケール構造物を所定位置に直接合成する方法を開示する。この方法は、ナノスケールの製造に伴う問題点を、電子素子を構築するうえで有用な複合材料の直接製造を可能とすることによって克服する。この方法の一観点では、ナノチューブおよびナノチューブのアレイを、電子素子構築上有用な所定位置に直接合成する。
643 2005-534517 2003/02/21 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロマシニング型の装置、特にマイクロマシニング型の旋回ミラー装置を製作するための方法 A4 PB01 8
WO2004/016547 SOI基板/EOI(Epipolyoninsulator)基板の表面から、連続して続く別個の2回のディープエッチングステップでシリコン基板層(1)の所望の深さにまで押し進み、このシリコン基板層を酸化物層近くの上側の領域で犠牲層として、酸化物層の上方で機能層に位置決めされた島状構造体を鉛直方向で露出させるために使用することが提案される。鉛直方向の大きな変位を発生させるための犠牲層プロセスの本発明によるコンセプトは、純粋な表面マイクロマシニングプロセスステップに基づいている。
644 2005-535100 2003/02/25 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロマシンイング型のスイッチ A4 DB01 FP
WO2004/019357 マイクロマシニング型のスイッチであって、質量体(1)とばねエレメント(2)とが設けられている形式のものにおいて、第1のばねエレメント(2)の規定の変位度を超過した場合に質量体(1)と接触エレメント(3)とが接触するようになっている。
645 2005-535465 2003/05/06 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング シリコン層とパッシベーション層とを備えた層系、シリコン層上にパッシベーション層を作成する方法及びその使用 A4 PIX FP
WO2004/018348 シリコン層(11)を有する層系が提案されていて、前記シリコン層上に表面的に少なくとも部分的にパッシベーション層(17)が設けられていて、その際に、前記のパッシベーション層(17)は、少なくとも十分に無機の第1の部分層(14)と第2の部分層(15)とを有し、その際に、前記の第2の部分層(15)はケイ素を有する有機化合物からなるか又はこの種の材料を含有する。特に、第2の部分層(15)はいわゆる「自己組織化単分子層」の形で構築されている。更に、シリコン層(11)上にパッシベーション層(17)を作成する方法が提案されていて、その際に、シリコン層(11)上に無機の第1の部分層(14)が作成され、かつ前記の第1の部分層(14)上に少なくとも部分的に、ケイ素を有する有機化合物を含有するか又は前記の有機化合物からなる第2の部分層(15)を作成し、これらがパッシベーション層(17)を形成する。この提案され層系又は提案された方法は、シリコン中にカンチレバー形の構造を作成する場合に特に適している。
646 2005-535550 2003/08/08 サーントゥル ナシオナル ドゥ ラ ルシェルシュ シャーンティフィク カーボンナノチューブ先端の開口方法と用途 A4 PJX MI04 3
WO2004/016550 本発明は、カーボンナノチューブを操作するための効率的であり、かつ、損傷がない方法に関する。この方法は、2段階の酸化段階を実施することからなる。第一段階は、濃縮された酸中の液体相で実施され、第二段階は、気体相中で実施される。本発明は、カーボンナノチューブが多層カーボンナノチューブであることが好ましい。また、本発明は、濃縮酸が硝酸であり、好適には過剰に使用されることが好ましい。また、本発明は、60〜75重量%の濃硝酸0.5〜2リットル、特に濃度約68〜70重量%の濃硝酸1リットルに対して、1gのカーボンナノチューブを使用することが好ましい。
647 2005-535859 2003/07/23 アプレラ コーポレイション 微小流体デバイスのための弁アセンブリ、およびその開閉のための方法 A4 DCX FP
WO2004/011149 通常は開いている流体操作弁アセンブリ(20)およびシステム、ならびにこのアセンブリを閉鎖し、再開放し、そして再閉鎖するための方法。通常は開いている弁アセンブリは、第一の表面を備える基材(22)を備え得、この第一の表面に、第一の凹部および第二の凹部(28、30)が形成されている。陥凹したチャネル(34)が、第一の表面に形成され得る。この陥凹したチャネルは、第一の凹部から第二の凹部まで延び得、そして少なくとも部分的に、第一の弾性率を有する第一の変形可能な材料によって規定され得る。この弁アセンブリはまた、弾性変形可能なカバー(32)、および第一の表面に接触する接着剤層(44)を備え得、この弾性変形可能なカバーは、第一の変形可能な材料の弾性率より大きい弾性率を有する材料から作製される。
648 2005-536013 2002/08/08 エックスコム ワイアレス インコーポレイテッド マルチモルフ・アクチュエータと静電ラッチメカニズムとを有するマイクロ・ファブリケーションされた双投リレー A4 DBX FP
WO2004/015728 本発明は、1つのマイクロ機械加工されたスイッチング装置の開発にあたって複数のマルチモルフ・アクチュエータ・エレメントと複数の静電状態保持メカニズムとの機能的組み合わせを取り入れた1つの新しい種類のリレーである。複数のエレメントのこの組み合わせは、高い信頼性及び低い電力消費を有するマイクロ製作された複数のリレーにおいてゼロ電力静電容量ラッチングの利点と複数の高力マルチモルフ・アクチュエータの利益とを提供する。該リレー発明の動作は該装置のために幾つかの安定状態、すなわち、電力を使用しない1つの受動的状態、該マルチモルフ・アクチュエータを或る程度の電力で駆動する1つのアクティブ状態、及び、本質的に電力を要することなくスイッチ・レートを静電的に保持する1つの被ラッチ状態とに配慮している。本発明に含まれる複数のマルチモルフ・アクチュエータは圧電マルチモルフ作動メカニズム、サーマル・マルチモルフ作動メカニズム及びバックリング・マルチモルフ作動メカニズムを含む。これらの装置は、複数のアクチュエータ・アーマチュアの1つ以上のセットをカンチレバー構成又は固定ビーム構成で使用し、状態保持のために静電ラッチ電極の1つ以上のセットを使用する。
649 2005-536014 2002/08/08 エックスコム ワイアレス インコーポレイテッド マルチモルフ・アクチュエータと静電ラッチメカニズムとを有するマイクロ・ファブリケーションされたリレー A4 DBX FP
WO2004/015729 本発明は、1つのマイクロ機械加工されたスイッチング装置の開発にあたって複数のマルチモルフ・アクチュエータ・エレメントと複数の静電状態保持メカニズムとの機能的組合せを取り入れた1つの新しい種類のリレーである。複数のエレメントのこの組合せは、高い信頼性及び低い電力消費を有するマイクロ・ファブリケーションされた複数のリレーにおいてゼロ電力静電容量ラッチングの利点と複数の高力マルチモルフ・アクチュエータの利益とを提供する。前記リレー発明の動作は前記装置のために幾つかの安定状態、すなわち、電力を使用しない1つの受動的状態、前記マルチモルフ・アクチュエータを或る程度の電力で駆動する1つのアクティブ状態、及び、本質的に電力を要することなくスイッチ・レートを静電的に保持する1つの被ラッチ状態とに配慮している。本発明に含まれる複数のマルチモルフ・アクチュエータは圧電マルチモルフ作動メカニズム、サーマル・マルチモルフ作動メカニズム及びバックリング・マルチモルフ作動メカニズムを含む。これらの装置は、複数のアクチュエータ・アーマチュアの1つ以上のセットをカンチレバー構成又は固定ビーム構成で使用し、状態保持のために静電ラッチ電極の1つ以上のセットを使用する。
650 2005-536029 2003/08/13 インテル・コーポレーション 1つのMEMSスイッチにおける電極の構成 A4 DB01 FP
WO2004/017350 1つのシグナルコンタクト(78)と、1つの作動用電極(76)と、1つの電圧が作動用電極に印加される時にシグナルコンタクトと接触する1つの梁(80)とを備える1つのマイクロ電子機械システム(MEMS)スイッチ。シグナルコンタクトは、1つの第1部分および1つの第2部分を備える。作動用電極は、シグナルコンタクトの第1部分と第2部分と間に位置する。
651 2005-536031 2003/08/13 インテル・コーポレーション 電熱作動を使用する座屈梁双安定マイクロ電子機械スイッチ A4 DB01 FP
WO2004/017351 1つの第1電熱アクチュエータ、1つの第2電熱アクチュエータ、および1つの第1側面および1つの第2側面を有する1つの梁を備える1つのマイクロ電子機械システム(MEMS)。第1電熱アクチュエータは、内部に電流が通過する際に梁の第1側面に1つの力を加え、第2電熱アクチュエータは、内部に電流が通過する際に梁の第2側面に1つの力を加える。
652 2005-536365 2003/08/25 アルシメール・エス・アー トロニクス・マイクロシステムズ 薄層の局所的な堆積によって機能化された表面を備えた微細構造及びその製造方法 A2 DDX 5
WO2004/018349 第1の導電材料で成る機械的部分(102)として知られる第1の部分を備えた電気機械的微細構造(1)であって、一方側に厚さと露出面(2)を有する弾性的に変形可能なゾーン(104)を備え、他方側に前記変形可能ゾーン(104)の露出面(2)の全面に存在する厚さを有する第1の有機膜(4)を備えた電気機械的微細構造(1)において、第1の膜(4)の厚さが、第1の膜(4)を備えた変形可能ゾーン(104)の弾性応答がベアの変形可能ゾーン(104)の応答と比較して5%以上変化しないような厚さであるか、又は、第1の膜(4)の厚さが、変形可能ゾーン(104)の厚さの10倍より小さいことを特徴とする電気機械的微細構造。
653 2005-536731 2003/08/21 エフ ホフマン−ラ ロッシュ アクチェン ゲゼルシャフト アスペクト比の高いミクロ流体システム A4 DCX FP
WO2004/018101 本発明は、ミクロ流体チャネル構造の分野における、アスペクト比の高いミクロ流体チャネルシステムに関する。また、本発明は前記ミクロ流体チャネルシステムを製造するための方法に関し、随意に高いアスペクト比をもつ、製造条件によるチャネルシステムに使用されるべき材料の選択の制限なくチャネル構造の製造を可能にし、意図されるよりよく適用されうるミクロ流体チャネルシステムの製法に関する。
654 2005-536847 2002/08/26 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション ダイアフラム作動微小電気機械スイッチ A4 DBX FP
WO2004/019362 【課題】印加直流電圧で通電された電極によって可動ビームまたはメンブレンが回路を開閉するMEMSスイッチを提供すること【解決手段】たわみ可能なメンブレン(60)を備えた微小電気機械(MEM)RFスイッチは、スイッチ接点すなわちプランジャ(40)を作動する。メンブレンは交互配置された金属電極(70)を合体し、この交互配置金属電極は、直流電界で作動されたときメンブレンに応力勾配を生じさせ、予測可能な曲りすなわち変位をもたらし、スイッチ接点(40)を機械的に変位させる。空洞(25)内にあるRFギャップ部分は交互配置金属電極(70)間のギャップ(71)から全体的に分離されている。メンブレンは、2つの反対方向に静電的に変位し、これによってスイッチを作動/解除するのを助ける。
655 2005-537141 2003/08/28 ザ ボード オブ トラスティーズ オブ ザ ユニバーシティ オブ イリノイ 転写微細加工 A4 PI06 1
WO2004/021084 以下の工程を含む、ミクロ構造物を作製する方法を開示する:シリコン含有エラストマーの表面にパターンを形成する工程;前記パターンを酸化する工程;前記パターンを基板と接触させる工程;及び酸化されたパターンと基板とを、それらが不可逆的に取付けられるように結合する工程。ここで、前記シリコン含有エラストマーは、転写パッドに取外し可能に取付けられていてもよい。
656 2005-537469 2003/08/29 ナノ−プロプライエタリー, インコーポレイテッド 可変範囲水素センサとして使用するための金属ナノワイヤの形成 A1 DDX MI06 FP
WO2004/020978 本発明は、可変範囲水素センサ(502)およびこれを作製するための方法を提供する。このような可変範囲水素センサ(502)は、ナノブレイクジャンクション(302)を中に有し、このナノワイヤ(106,301)は、所定の寸法および配向を有する、一連の製造されたPd−Ag(パラジウム−銀)ナノワイヤ(106,301)(この一連のワイヤの各々のワイヤは、異なるAg対Pdの比を有する)を備える。このナノワイヤ(106,301)がH2に曝される場合、それらの格子は、H2濃度が閾値(Pd対Agのその特定の比に特有である)に達すると、膨張する。このことにより、ナノブレイクジャンクション(302)が閉じて、ワイヤの長さに沿って6〜8桁の大きさの抵抗の減少がもたらされ、水素濃度の範囲についての検知機構が提供される。
657 2005-537656 2003/07/31 オブデュキャット、アクチボラグ 対象物にパターンを転写するための装置 A4 DF02 PJ01 FP
WO2004/021083 対象物2にパターンを転写するための装置4である。本発明は、特にマイクロ構造体およびナノ構造体に関する。装置は、押圧方向(A)に対して垂直方向における第1のスタンプ8の移動を制御するための第1の接触手段7に関連して配置された位置合わせ手段10と、対象物2の第2の表面6に第2のパターンをインプリントするように構成された第2のスタンプ12を有する第2の接触手段11とを備え、押圧手段9は、さらに第2のスタンプ12を押圧して、押圧方向(A)に対象物2の第2の表面6と接触させるように構成された。それによって、対象物に関連してスタンプの位置合わせの高い精度を有する簡単な設計の装置が得られる。
658 2005-537916 2003/09/05 エピジェム リミテッド モジューラー式マイクロフルイディクスシステム A4 DCX FP
WO2004/022233 【課題】【解決手段】多くの流体的に接続された流体供給すきまと、同じような構成の任意の中間ボードと、ベースボードや中間ボードに取り付けられて脱着可能な多くのマイクロフルイディクスモジュールと、それぞれが1つ以上の流体注入口及び/又は放出口を有し、好ましくはボードにおける供給すきま及びモジュールの注入口/放出口を介してモジュールとベースボードと、中間位置のボードを解放可能で流体的に接続する突出したフェルール形状の多くの流体継手を有するモジュールのマイクロフルイディクス(microfluidic)システムが記述されている。また、モジュールの組み立てとしてマイクロフルイディクス(microfluidic)システムを提供する方法が説明されている。
659 2005-537923 2003/09/09 サイトノーム インコーポレーテッド ミクロ流動システムにおけるミクロ流動部品の実装 A4 DCX 1
WO2004/022983 ミクロ流動システムのミクロ流動部品統合のためのシステム及び方法は、ミクロ流動システムが選択されたミクロ流動機能を実行することを可能にする。キャッピングモジュールは、ミクロ流動機能を実行するためのミクロ流動要素を含んでいる。キャッピングモジュールは、ミクロ流動機能をシステムに組み込むためのミクロ流動配管を有するミクロ流動基板上に重ねられる。
660 2005-537948 2003/09/12 コンティ テミック マイクロエレクトロニック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 絶縁構造を製造する方法 A4 DDX FP
WO2004/026759 本発明は、単結晶表面技術における超小形機械的センサ用の絶縁構造の製造方法に関する。公知の方法では、深い溝により規定されるシリコン構造がエッチングされ、“レリースエッチ”段階により、その下側でも基板の方へ遊離エッチングされる。続いて例えば酸化シリコンのような誘電絶縁材料をこれらの溝へ充填することにより、溝を充填されたシリコン構造の1つの面で開いた3面包囲によるしっかりした固定が行われる。本発明の主要な思想は、溝を充填する代わりに、薄壁のシリコンを非導電材料に変換することである。これは、例えば前もって溝により露出された狭いシリコン桟片の熱酸化により行うことができる。最小構成では、そのため桟片毎に所望の構造深さを持つ2つの溝(穴)をエッチングせねばならない。その間にあるシリコン桟片は、完全な熱酸化を行うことができるようにするため、充分狭くしなければならない。
661 2005-538287 2003/08/14 エムイーエムエスフロー・アンパルトセルスカブ マイクロ液体処理装置とその使用方法 A4 DCX FP
WO2004/016948 本発明は、可動光ビームによって発生される泡により、マイクロチャネルシステムにおいて液体を処理するための方法及び装置を利用可能にする。特に、本装置は、マイクロチャネルシステムにおけるポンプ、バルブ、ミキサ及びサーマルリアクタに関し、また、より大きいシステムにするこれらの装置の組み合わせに関する。その方法は、これらの装置の製造及び操作に関する。
662 2005-538551 2003/09/04 アナログ・デバイスズ・インク 応力除去手段を具備するマイクロチップ A4 PHX FP
WO2004/022477 パッケージ化されたマイクロチップ(10)は、マイクロチップ熱膨張係数を持つ応力に敏感なマイクロチップ(16)と、パッケージ熱膨張係数を持つパッケージ(12)と、アイソレータ熱膨張係数を持つアイソレータ(24)とを具備する。アイソレータ(24)は、応力に敏感なマイクロチップ(16)とパッケージ(12)との間に結合されている。具体的には、マイクロチップ熱膨張係数は、パッケージ熱膨張係数よりアイソレータ熱膨張係数に近い値となっている。
663 2005-538570 2003/08/22 フラウンホファー ゲセルシャフトツール フェールデルンク ダー アンゲヴァンテン フォルシュンク エー.ファオ. ガラス状材料からなる平面基板の構造化方法 A4 PIX FP
WO2004/030057 ガラスタイプの材料からなる平面基板の構造化方法が開示されており、この方法は、減厚表面区域に対して盛上った表面区域を得るように、その少なくとも1つの表面区域内で平面半導体基板厚を削減するステップと、平面半導体基板の盛上った表面区域を、盛上った表面区域内に陥凹部を導入するように機械的な方法で局所的に材料を除去することによって構造化するステップと、ガラスタイプの平面基板の少なくとも一部分が、減厚表面区域を覆うように、この平面半導体基板の構造化表面をガラスタイプの平面基板に接続するステップと、陰圧条件で実施される第1加熱段階において、この接続した平面基板が、この減厚表面区域に沿って液密接続を形成し、陰圧条件で液密なかたちで陥凹部を覆い、直後に第2加熱段階において、ガラス状材料の少なくともいくつかの区域がこの平面半導体基板の構造化表面の陥凹部内に流れるように、減厚表面区域を覆うガラスタイプの平面基板を加熱するステップとを特徴とする。ガラスタイプの平面基板およびその用途も開示されている。
664 2005-538573 2003/09/04 ナノシス・インク. ナノ構造及びナノ複合材をベースとする組成物 A1 DAX DF03 1
WO2004/023527 一般に光活性層の少なくとも一部分として半導体ナノ結晶を内含するナノ複合材光起電性デバイスが提供されている。コア−シェルナノ構造及び/又は2つのナノ構造集合を含み、該ナノ構造が必ずしもナノ複合材の一部を成すわけではない、光起電性デバイス及びその他の層状デバイスも同様に、本発明の特長である。可撓性及び剛性アーキテクチャ、平面及び非平面アーキテクチャなどを含めたかかるデバイス用の多様なアーキテクチャも又、かかるデバイスを内蔵するシステム及びかかるデバイスを製造するための方法及びシステムと同様に提供されている。異なる材料のナノ構造の2つの集合を含む組成物も同様に、本発明の1つの特長である。
665 2005-538840 2003/09/05 インテル・コーポレーション 分子のふるい分け、計測、および分離を行うための多孔質膜付き微量流体装置 A4 DCX FP
WO2004/026476 検体流体の分子のふるい分け、計測、および分離を行うための、多孔質膜付き微量流体装置。1つの局面において、微量流体装置は、基材と一体形成された多孔質膜で分離された入力用および出力用の微量流体チャネルを有する基材を含む。別の態様において、多孔質膜は、上部基材部品と下部基材部品との間に挟まれた薄膜を含んでいてもよい。微量流体装置は1つまたは複数の多孔質膜を含んでいてもよい。1つの態様においては、細孔が徐々に小さくなる複数の多孔質膜が、微量流体チャネルの各部に沿って配置される。別の態様においては、カスケード状の上部および下部チャネルが使用され、各上部/下部チャネルのインターフェース部は多孔質膜によって分離される。別の局面において、多孔質膜は、濾過位置および通過位置への位置決めを可能にするようなMEMSアクチュエータにより、微量流体チャネル内で、回転可能な状態で基材に連結される。
666 2005-538853 2003/07/15 オスモテックス エイエス マイクロチャネル内に電気浸透性の液体移動を誘起するマイクロ流体システムのアクチュエータ A4 DCX FP
WO2004/007348 本発明はマイクロチャネル内に電気浸透性の液体移動を誘起するマイクロ流体システムのアクチュエータについて説明する。
667 2005-538855 2003/09/09 ジェネラル ナノテクノロジー エルエルシー 走査型プローブ顕微鏡の流体送達 A4 DCX FP
WO2004/023490 以下の発明は、SPMプローブまたはナノツール(TM)を有するMEMSカンチレバー(f100)の周囲への気体(または流体)の導入に関し、該SPMプローブまたはナノツールは、化学的活性、例えば酸化を促進する酸素、酸化を阻止するアルゴン、または水分による静帯電の制御を阻止するクリーンドライエアー(CDA)を制御する作用を有し、先端部および基板領域およびその周囲を真空にする。本発明はまた、装置本体上、その内部またはその近くの能動電子装置に用いられる電流を製造することもできる。
668 2005-539222 2003/09/05 インテル・コーポレーション リアルタイム(生)化学分子検出用の統合多孔質基材/センサ内蔵微量流体装置 A4 DC01 DE01 DE02 1f
WO2004/024327 標的とする生物学的および化学的な分子および化合物の検出に使用できる、内蔵の多孔質基材/センサを含む微量流体装置。1つの局面において、上部および下部の微量流体チャネルはそれぞれ基材の半分に設けられ、組立時に多孔質膜を挟み込む。別の局面において、上部チャネルおよび下部チャネルは下部チャネルの一部が上部チャネルの一部の下を通ってチャネル交差領域を形成するように形成され、このチャネル交差領域内で2つのチャネルの間に膜が配置される。種々の態様において、1つまたは複数の多孔質膜が、1つまたは複数の上部および下部チャネルにより規定される対応するチャネル交差領域に隣接して配置される。多孔質膜は、光学特性および/または電気特性の変化を生じるように、検出特性も有していてよい。したがって本発明の装置は、光学ベースの検出器および電子機器など、変化を測定するための機器または検出装置をさらに含んでいてもよい。
669 2005-539379 2003/09/11 オリベッティ・アイ−ジェット・ソチエタ・ペル・アツィオーニ 微細加工表面を選択的に覆うための方法 A4 PA07 PI04 20
WO2004/025726 【解決手段】表面にエッチング部を有するダイ上に、最初に、ネガティブフォトレジストのシートが置かれ、該シートは、露光及び次の現像工程を経て、エッチング部の上方にのみ残される。次に、ネガティブフォトレジスト上に、ポジティブフォトレジストが適用され、薄い膜に形成された機能的形状を生成するため露光及び現像工程を受ける。続いて、ポジティブフォトレジストが、リフトオフ作業で除去され、ネガティブフォトレジストがプラズマの作用で取り除かれ、かくして、エッチング部が露呈される。
670 2005-539396 2003/09/17 ザ ボード オブ トラスティーズ オブ ザ リーランド スタンフォード ジュニア ユニバーシティ マイクロ構造及びナノ構造の複製及び転写 A1 PA07 PE02 PJ01 MA01 MF01 6
WO2004/027460 マスターから基板に微視的パターンを複製する方法が開示され、ここでは、マスター上のトポグラフィ構造の複製物が形成され、必要とされるときに、種々の印刷技術又はインプリント技術の1つを用いて、受け基板上に転写され、次いで溶解される。ナノ構造、マイクロデバイス又はその一部の形成を含む付加的な処理工程もまた、転写前に、複製物を用いて行うことができる。次いで、これらの構造もまた、複製物が転写されるときに基板上に転写され、該複製物が溶解されるときには基板に残る。これは、集積回路その他のマイクロデバイスの製造における種々のリソグラフィ処理工程の相補的な工程として、又は置換工程として適用することができる技術である。
671 WO2003/033399 2002/10/11 日本碍子株式会社 駆動デバイス A4 DC01 DC02 DC03 DD03 1 H141011 WO2003/033399 駆動デバイス10は、セラミックポンプ18a,18bを備え、これにより流路13a内の作動流体100を移動体110の左右で交互に加減圧し、同移動体110を同流路13a内で移動させる。流路13aは微細流路16a1,16b1を介して圧縮性ガスを収容した内圧緩衝室15aと連通されている。この微細流路は、セラミックポンプにより作動流体100の圧力が急速に上下動するとき大きな流路抵抗を呈するので、流路内の圧力が内圧緩衝室15aへと逃げず、移動体110が確実に移動する。一方、微細流路は、作動流体100の膨張による緩慢な圧力上昇に対し小さな流路抵抗を呈するので、作動流体100を内圧緩衝室内15aに導き、作動流体100の圧力上昇を抑制する。これにより、作動流体が熱膨張しても、ポンプ室の破損、或いはシール破損が発生しない駆動デバイスが提供される。
672 WO2003/045838 2001/11/29 アオイ電子株式会社 株式会社テクノネットワーク四国 ナノグリッパーおよびその製造方法 A4 DF02 DFX 1 H131129 WO2003/045838 本発明のナノグリッパーは、対向する一対のアーム71、71と、この一対のアーム71、71の先端部における対向面に、先端同士を対向させてそれぞれ形成された一対の突起部72、72とから構成されており、この突起部72の先端が、50ナノメートル以下の曲率である。また、この突起部72は、シリコンの結晶であり、(100)面、(001)面および(111)面で構成された頂点を備えた三角錐の形状である。そして、一対のアーム71、71の先端部同士を接近・離間させる、シリコン製の伸縮自在な一対の熱膨張アクチュエータ75、76が設けられている。
673 WO2003/060592 2002/12/19 株式会社ニコン 光学素子、薄膜構造体、光スイッチ、および、光学素子の製造方法 A4 DA01 1 H141219 WO2003/060592 光束を所望の方向へ反射可能な反射部を備えた光学素子を提供する。基板21と、光反射部101と、光反射部101を基板21上に支持する支持部102とを有する。光反射部101および支持部102は、それぞれ、1以上の膜によって構成される。支持部102は、一端102cが基板21に固定され、他端102dが光反射部101を構成する膜と接続され、一端102cから他端102dに向かって湾曲することにより、光反射部101を構成する膜の主平面を、基板21の主平面に対して非平行、例えば垂直に支持している。
674 WO2003/076038 2003/02/28 財団法人神奈川科学技術アカデミー 気液二相流でのマイクロチップ内濃縮方法とそのためのマイクロチップデバイス A4 DC01 DEX FP H150228 WO2003/076038 基板に流路を形成したマイクロチップにおいて、流路内に気液二相流による界面を形成して液相の濃縮を行い、体積変化を伴う濃縮法をマイクロチップに集積化して高効率での濃縮を可能とする。
675 WO2004/001481 2002/06/21 富士通株式会社 マイクロミラーユニット及びその製造方法並びに該マイクロミラーユニットを用いた光スイッチ A4 DA04 1A H140621 WO2004/001481 マイクロミラーユニットを、基板3上に、光を反射するマイクロミラー1と、このマイクロミラー1を支持するトーションバー2と、このトーションバー2を回動可能に支持するフレーム部8と、自己の変形によりフレーム部8を基板3から離隔する方向へ持ち上げて支持する変形支持部9とをそなえた構造とする。これにより、犠牲層4の厚さを厚くすることなくマイクロミラー1と基板3との間隔を広げて、ミラー振れ角を大きくすることができる。
676 WO2004/009231 2003/07/17 独立行政法人産業技術総合研究所 マイクロ反応装置の製造方法およびマイクロ反応装置 A4 DCX DDX 1 H150717 WO2004/009231 本発明は、流路となるチューブ状の反応器(1)を備え、該反応器(1)中にて、反応種を反応させるマイクロ反応装置の製造方法に関するものである。上記反応器(1)の内壁に粒子層(2)を形成することによりマイクロ反応装置を製造する。上記粒子層(2)は、粒子の分散液を上記反応器(1)に流通させた後に、乾燥させることにより形成できる。これにより、反応種の反応をより効率よく進行させることができるように内壁を修飾したマイクロ反応装置の製造方法およびマイクロ反応装置を提供することができる。
677 WO2004/017119 2002/08/14 富士通株式会社 トーションバーを備えるマイクロ揺動素子 A4 DA04 1 H140814 WO2004/017119 マイクロ揺動素子は、フレーム(113)と、このフレーム(113)に対して連結部(112)を介して連結された揺動部材(111)と、を備えている。各連結部(112)は、2本のトーションバー(112a)を含んでおり、各トーションバー(112a)は、複数の穴(112b)を形成することにより、フレーム(113)に向かって剛性が相対的に高く、揺動部材(111)に向かって剛性が相対的に低くなるように構成されている。