公開年:2002年

No. 公開/公表番号 出願日 出願人 発明(考案)名称 A分類 分類 発明相応図 国際出願日 国際公開番号 要約
1 2002-005887 2000/06/26 財団法人川村理化学研究所 親水性接液部を有する微小ケミカルデバイスの製造方法 A4 DEX 1

(57)【要約】【課題】 高い親水性を示し、生体物質などの吸着が少ない接液部を有し、且つ耐水性が低下しない微小ケミカルデバイス、及びその効率的な製造方法を提供する。【解決手段】 光硬化性樹脂組成物を基材に塗工し、樹脂欠損部となすべき部分以外にエネルギー線を照射し樹脂組成物を硬化させた後、未照射部分の未硬化樹脂組成物を除去して、樹脂組成物の欠損部として凹部を形成させ、次いで該凹部側面に光架橋重合性化合物と共重合可能な親水性化合物を含有する親水性層形成材料を接触させて、凹部側面に活性光線を照射し、凹部側面の表面に親水性化合物を化学的に結合させる、親水性層形成材料が凹部側面を含む光硬化性樹脂組成物硬化塗膜との接触界面以外に光重合反応を起こさないことを特徴とする、親水性接液部を有する微小ケミカルデバイスの製造方法。
2 2002-011700 1998/04/03 ユニバーシティ オブ サザン カリフォルニア 電気化学製造のための物品、方法、および装置 A4 PA08 FP

(57)【要約】【課題】 構成材料と犠牲材料の両方の着電に基づいて多層3次元構造を形成する。【解決手段】 めっきされる基板2に、マスク6および支持体8を含む第1の物品4aを接触させ、第1の金属イオン源が存在している状態で、第1の金属(例えば犠牲金属)12を堆積し、マスク16および支持体18を含む第2の物品14を基板2に接触させ、第2の金属イオン源が存在している状態で、第2の金属(例えば構成金属)20を堆積し、層を平坦化する。そして、異なるパターンの電気めっき物品4a、4b、14a、14bを用いて上記した方法を繰り返し、多層構造24を生成する。犠牲金属12の全てをエッチングすることによって、エレメント26を得る。
3 2002-014297 2000/06/29 ミヨタ株式会社 ガルバノミラー A4 DA04 FP

(57)【要約】【課題】 ガルバノミラーの加工工程はエッチング回数が多く、加工精度を上げるには高価な基板を使用するためコストが高い。【解決手段】枠体と該枠体内に配置された振れ体と該振れ体を保持するためのねじり梁とが同一基板に形成されたガルバノミラーにおいて枠体及び振れ体及びねじり梁の厚みを同一にしたガルバノミラーとする。
4 2002-016264 2000/06/27 株式会社デンソー 半導体装置およびその製造方法 A4 D01 PJ03 FP

(57)【要約】【課題】 半導体チップにおける半導体ウェハの一面に相当する主表面側に、可動電極及び固定電極を有する梁構造体が形成されてなる半導体加速度センサにおいて、ダイシングカットの際に発生する切り屑の飛散を防止し、センサ特性の劣化を防止する。【解決手段】 半導体ウェハ150の一面151側にチップ単位毎に、梁構造体20〜40を形成するとともに、スクライブ領域に対応する部位に幅広の外周溝部70を形成した後、半導体ウェハ150の一面151側に保護シート110を貼り付けると共に、保護シート110を外周溝部70の底面におけるスクライブラインDLに位置する部位に貼り付ける。それにより、半導体ウェハ150の他面152側からダイシングカットを行う工程では、ブレード120が半導体ウェハ150を貫通してきたときに切り屑が飛散しない。
5 2002-018800 2001/04/26 エッペンドルフ アクチエンゲゼルシャフト ガスクッション式分配マイクロシステム A4 DC01 DC02 DC03 DDX 1

(57)【要約】 (修正有)【課題】 液をミクロリットルやミクロリットル以下のレンジの極めて微量な液量で分配するガスクッション式マイクロシステムに関する。【解決手段】 ミクロリットル及びそれ以下のレンジの液分量で液を分配するガスクッション式分配マイクロシステムであって、分配中の液の貯蔵空間であって境界線に外方に伸びる液通路が通過するものと、ガス通路とを含む液貯留部と、ガスをポンピングするミクロポンプと、ガス通路への接続部とを持つガス変位システムと、ミクロポンプと操作連通する分配制御部であってミクロポンプを作動させることにより負圧もしくは正圧を発生させ、負圧もしくは正圧を液貯留部に付加して、液通路を介して貯蔵空間に液を受け入れるかもしくは前記空間から液を吐出するものとを備えたガスクッション分配マイクロシステム。
6 2002-022763 2001/05/15 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロメカニック式構成素子 A4 DD01 FP

(57)【要約】【課題】 マイクロメカニックな構成素子を改良して、過負荷加速時における隣接部分に対する撓みばね装置の粘着作用を効果的に防止する。【解決手段】 撓みばね装置40を介して基板1上にばね支承されていて加速によって少なくとも1つの方向Pに振れ可能な地震質量体10を備え、該地震質量体10の振れを第1のストッパ装置200;200′によって制限可能であり、かつ前記撓みばね装置40を前記地震質量体10の側方に装着した形式の、マイクロメカニック式構成素子、特に加速度センサにおいて、撓みばね装置40の歪曲を制限するために第2のストッパ装置300;400;450;600が設けられている。
7 2002-023073 2000/07/03 エヌティティエレクトロニクス株式会社 MEMS光スイッチとその製造方法 A4 DA01 FP

(57)【要約】【課題】耐振動性が良く、ミラー設置精度が良く、光路オン・オフの信頼性が優れているようにするMEMS光スイッチの改良とその製造方法の改良とである。【解決手段】基板上に形成される絶縁物層の上に設けられており、基板の1端近傍に1端が固定され、他端は上方向に跳ね上げられる形状の自由端である第1のカンチレバーと、第1のカンチレバーの自由端近傍に、第1のカンチレバーの上面に垂直に、第1のカンチレバーの上面上に形成されるヒンジを介して取り付けられるミラーと、第1のカンチレバー上に重ねて設けられ、第1のカンチレバーの固定端近傍に固定端が設けられ、他端は上方向に跳ね上げられる形状の自由端であり、自由端が構成するミラー挟持用スリットを介してミラーを挟み固定する第2のカンチレバーと、ミラーの面に向かって光を照射する信号光照射手段と、ミラーの面からの信号光を入射される信号光入射手段の少なくとも一つとを有し、第1・第2のカンチレバーの上下方向移動に対応して、光信号の切り替えができる構造のMEMS光スイッチである。
8 2002-026338 2000/07/05 株式会社豊田中央研究所 半導体装置及びその製造方法 A4 DDX FP

(57)【要約】【課題】高感度の可動部を有する半導体装置を提供すること。【解決手段】半導体から成る可動部にメッキを施すことで、可動部の質量、剛性、構造強度を大きくすることができる。SOI基板を用いれば、例えばエッチホールの壁面のみにメッキを施した半導体装置を形成することも容易である。
9 2002-031767 2000/07/17 日立電線株式会社 江刺 正喜 光スイッチ A4 DA01 FP

(57)【要約】【課題】 非閉塞型で多入力多出力化でき、小型集積化できる光スイッチを提供する。【解決手段】 マイクロマシニング技術で小型ミラー20と軸状支持部21、22と基板25とを一体化することにより、非閉塞型で小型集積化された光スイッチが得られる。小型ミラー20を駆動手段で回動させる際に軸状支持部21、22がトーションバーとして機能するので、駆動手段の回動力と軸状支持部21、22の捩じれ力とのバランスを取って小型ミラー20の角度を制御することにより光信号を切替えることができる。小型ミラー20、軸状支持部21、22及び駆動手段が複数個形成された一対の基板25、31を互いに対向するように配置し、両基板25、31の近傍に複数の入出力光ファイバを配置することにより非閉塞型の多入力多出力の光スイッチを実現することができる。
10 2002-036196 2000/07/24 独立行政法人産業技術総合研究所 光駆動型集積化学システム A4 DEX FP

(57)【要約】【課題】 1つの基板上に多数の流路を形成した集積化学システムに使用するバルブを、高電圧や高温を必要とせず、電気配線の必要のないバルブを用いることにより高集積化を可能とする。【解決手段】 例えば、ポリシリコン薄膜からなる可動膜の中央部表面に、ポリジアセチレン(PDA)薄膜を蒸着により形成する。この可動膜の縁部をシリコン製の板上に固定し、中央部は自由に変形できるようにする。この可動膜で流路の開閉を行うバルブを構成し、このバルブ3を図1の基板1上に形成した流路の任意の位置に配置する。各バルブ3に対してレーザ照射手段6で2種類の光を照射し、そのレーザ光はミラー7の傾き調整により、任意のバルブに照射して任意の流路を構成する。また、光応答性物質としては、例えばPLZT等の1つの光の照射と非照射で形状が変化するものを用い、パルス光で作動させても良い。
11 2002-036198 2001/05/17 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロメカニック構成素子及びその製造方法 A4 DD03 PC03 FP

(57)【要約】【課題】 マイクロメカニック構成素子、特に圧力センサを提供する。【解決手段】 該構成素子は、半導体材料からなる基板(10)と、該基板(10)にエピタキシーで施された半導体材料からなる機能層(50)とを有し、その際基板(10)と機能層(50)の間に、機能層(50)の膜範囲(M)を規定する中空室(300)が設けられており、かつ、膜範囲(M)の下の基板(10)上に、たわむ際に基板(10)上での膜範囲(M)の付着を阻止するための1つ以上のスペーサ(40)が設けられている。
12 2002-036199 2000/07/26 科学技術振興事業団 マイクロマシンおよびマイクロマシンシステム A4 MCX FP

(57)【要約】【課題】 簡易な駆動機構によって滑らかで自由度の高い蠕動移動が可能な、新しいマイクロマシンおよびマイクロマシンシステムを提供する。【解決手段】 磁性流体(13)が封入された弾性チューブ(10)からなり、移動磁界に従って後退波を発生する弾性チューブ(10)の蠕動運動により移動する。
13 2002-036200 2001/06/06 ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド アギア システムズ オプトエレクトロニクス ガーディアン コーポレーション マイクロメカニカルデバイスの相互接続 A2 DA01 FP

(57)【要約】【課題】 本明細書は、マイクロエレクトロニックマシンメカニカルシステム(MEMS)のための相互接続戦略を述べる。【解決手段】 一般的なMEMSデバイスアレイは、各々がマルチチップモジュール(MCM)によって駆動される多数の個々の機械的デバイスを備える。MCMをシステム相互接続基板の両面に実装することにより、高密度相互接続が達成される。所定の機械的素子を駆動する共通の回路におけるMCMをシステム相互接続基板の両面に配置し、基板を通るビアを使用してそれらを相互接続することにより、相互接続長全体が低減される。電気的接続用のコンタクトピンアレイを使用してすべての能動素子をソケットに実装することにより、迅速な交換/修理が容易になる。冗長なMCMのためにスペアソケットを提供することにより、インサービス信頼性が得られる。
14 2002-043449 2001/05/22 ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド マイクロメカニカルパッケージング装置 A4 MA01 PHX FP

(57)【要約】【課題】 電子組立技術、特にマイクロエレクトロメカニカルシステムのパッケージングに関する。【解決手段】 本明細書は、マイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)のためのパッケージングアセンブリを記載する。これらパッケージアセンブリ内のMEMSデバイスは、シリコン支持体上のシリコンMEMSデバイスをベースとしており、該シリコン支持体は異物から機械的に分離される。異物は、MEMSデバイスにおける光学的位置合わせに悪影響を及ぼす熱膨張を相違させる恐れがある。好ましい実施形態において、MEMSデバイスは全シリコンチャンバ内に包含される。機械的分離はまた、MEMSデバイスのシリコン支持基板を次の相互接続レベルに相互接続するためにピン接触アレイを用いることで助けられる。ピン接触アレイの使用はまた、MEMSデバイスを交換または修理のために容易に取り外せるようにする。
15 2002-046099 2000/07/31 株式会社リコー 膜構造体及びその膜構造体の製造方法並びにその膜構造体を具備するセンサ及び静電アクチュエータ及びインクジェット記録ヘッド及びそれらの製造方法並びにそのインクジェット記録ヘッドを具備するインクジェット記録装置 A4 DBX 7

(57)【要約】【課題】 薄くした薄膜体の座屈による皺状の変形の発生を防止して、正確な検出と制御が行われ、歩留まりが高く低コストの膜構造体及びその膜構造体の製造方法並びにその膜構造体を具備するセンサ及び静電アクチュエータ及びインクジェット記録ヘッド及びそれらの製造方法並びにそのインクジェット記録ヘッドを具備するインクジェット記録装置を提供する。【解決手段】 シリコンからなる膜基板1と、上記膜基板1に形成された薄くした薄膜体2と、上記薄膜体2を覆う絶縁膜3と、上記絶縁膜3に覆われた上記薄膜体1に形成された線状の線状窪み4とからなる。
16 2002-046100 2000/08/01 科学技術振興事業団 レーザー駆動微小モーター A4 DBX FP

(57)【要約】 (修正有)【課題】 大きな仕事エネルギーを取り出すことのできる等温系の微小モーターを実現する。【解決手段】 液状媒質中に浮遊した物体が少なくとも2形態を有し、レーザー及び液状媒質中に浮遊させた物体から成り、液状媒質中にレーザー光を集光させて、物体の少なくとも一部がその焦点に捕捉される段階、この捕捉された物体がレーザー光から光エネルギーを吸収する段階又は焦点に存在する媒質が光エネルギーを吸収し更にこのエネルギーが媒質から物体に移動する段階、及びエネルギーを吸収した物体が安定な状態に移る段階を順に自発的及び周期的に繰り返させることにより、物体から仕事エネルギーを取り出す。
17 2002-048071 2000/08/07 セイコーインスツルメンツ株式会社 マイクロ流体システム A3 DCX FP

(57)【要約】【課題】 汎用性に富み、低コスト化を実現し、かつ取り扱いの容易なマイクロ流体システムを提供する。【解決手段】 アクチュエータ、ヒーター、クーラーの能動素子もしくは各種センサ等の受動素子を有するアクチュエータ用基板と、流路、混合室、ポンプ室等の流体要素を構成するカバー用基板が着脱可能である構造とすることによって、流体要素の配置変更をおこなう際には、カバー用基板のみを交換することによって対処できるような構造とした。またアクチュエータ用基板は、複数の能動素子もしくは受動素子があらかじめ格子状に設置してある汎用性の高い構造とした。また両基板を取り外すことによって、流体システム内に混入した異物を容易に取り除くことができる構造となっている。
18 2002-048607 2000/08/02 財団法人電気磁気材料研究所 科学技術振興事業団 薄膜触覚センサ A3 DDX FP

(57)【要約】 (修正有)【課題】従来、歪と同時に温度を正しく検知可能とする工夫がなされている触覚センサは提案されていない。又、従来の歪及び温度を同時に検知するセンサは、感度が悪い、誤差が大きい、補償回路を必要とするの問題があった。本発明は、高感度で誤差が少なく、補償回路を必要とせずに、歪及び温度を同時に検知可能とする薄膜触覚センサを、義手・義足、ロボット、マニピュレータ、体内挿入型医療器具及び人口皮膚等に提供する。【解決手段】温度感度が大きく歪感度(又は圧力感度)が小さい温度検知用薄膜、及び歪感度(又は圧力感度)が大きく温度感度が小さい歪検知用薄膜という、大きく異なる特徴を持つ二つの薄膜抵抗体を、並列構造あるいは積層構造をなして構成することにより、補償回路を用いずに温度及び歪(又は圧力)を同時に提供することが可能な薄膜触覚センサを提供することができる。
19 2002-052498 2001/06/21 テキサス インスツルメンツ インコーポレイテッド 自立微小機械デバイスを被覆する方法 A4 PAX FP

(57)【要約】【課題】 構造的な損傷を与えずにデバイスを被覆する。【解決手段】 回転被覆を用いた自立微小機械デバイス(302)を被覆する方法。固体装填量が高いが粘度の低い溶液が、マイクロ加工構造の自由区域(304)に浸透することが出来る。回転によってこの溶液をウエーハ又はダイから除くと、毛管作用による予想された損傷なしに、デバイスの上に被膜が出来る。固体成分として有機重合体を使う場合、従来のアッシング・プロセスによって構造を再び離型することが出来る。この方法は、微小機械デバイスの製造で、離型させた試験される構造を保護する為、並びに湿式離型過程に関連する微小機械デバイスの膠着に関係する変形を解決する為の方法として使うことが出来る。
20 2002-052499 2000/08/10 松下電工株式会社 アクチュエータ A4 DBX FP

(57)【要約】【課題】 二方向に駆動するアクチュエータを提供する。【解決手段】 第1導電型半導体層1、7と、該第1導電型半導体層1、7の表面に不純物拡散により形成した第2導電型不純物拡散層2、8と、前記第1導電型半導体層1、7と前記第2導電型不純物拡散層2、8の上に形成された絶縁層3、9と、前記第2導電型不純物拡散層2、8の上に前記絶縁層3、9を介して形成され熱膨張係数が前記第1導電型半導体層の熱膨張係数に比べ大きい金属層6、12と、該金属層6、12を挟むように前記第2導電型不純物拡散層2、8と接触をとった2つの金属電極4、5及び10、11とを有してなる2つの梁構造体を、熱絶縁層13を介して、前記絶縁層3、9が形成されていない前記第1導電型半導体層1、7の面を互いに対向させて接合した。
21 2002-052500 2001/05/14 メムスカップ プランヘッド−シルマグ・ペ・アッシュ・エス 可変キャパシタ又はマイクロスイッチタイプの電子マイクロ構成要素及びそのような構成要素の製造方法 A4 DBX FP

(57)【要約】【課題】 互いに対面する固定プレートと変形可能膜とを備えた電子マイクロ構成要素を室温で製造する方法を提供することである。【解決手段】 酸化物層(2)上に固定プレートとなる第1の金属層を堆積する段階と;固定プレート(1)の周縁の少なくとも一部であって、その両側上に、固定プレート(1)と変形可能膜(20)との間のスペーサとして作用する金属リボン(10,11)を堆積する段階と;固定プレートの全体にわたって犠牲樹脂層(15)を堆積する段階と;リソグラフィによって、犠牲樹脂層の表面に複数の井戸を形成する段階と;電気分解によって、犠牲樹脂層(15)に形成された井戸内に、変形可能膜(20)を形成する少なくとも一つの金属領域であって前記固定プレートの両側に配置された金属リボンの間に延伸する金属領域を堆積する段階と;犠牲層を除去する段階と、を備えたことを特徴とする。
22 2002-066999 2000/08/30 財団法人川村理化学研究所 微小バルブ機構及びその製造方法 A4 DC02 2

(57)【要約】【課題】 本発明が解決しようとする課題は、耐圧性が高く、また開閉操作に大きな機構が不要で、しかも、実用的な時間で開閉が可能な、微小バルブ機構及びその製造方法を提供することにある。【解決手段】 部材中に毛細管状流路を有し、流路の途中に流路に面して、感温性ゲルが充填されたゲル室を有することを特徴とする微小バルブ機構、及び毛細管状流路の途中に流路に面して形成されたゲル室に、エネルギー線照射によって感温性ゲルを形成する溶液を充填し、ゲルを形成する部分にエネルギー線を照射して、該ゲル室内に感温性ゲルを形成する微小バルブ機構の製造方法。
23 2002-072109 2000/08/29 セイコーエプソン株式会社 空間光変調装置の製造方法、空間光変調装置、光ガイド、および映像表示装置 A4 DAX FP

(57)【要約】【課題】 光の利用効率の高い空間光変調装置の製造方法を提供する。【解決手段】 光スイッチング素子10がアレイ状に配列された周りに設けた壁30により上方の光ガイド41を支持する空間光変調装置50の製造方法であって、全反射面41aのうち、光学素子3の抽出面3aと接する領域41bが、壁30の上面31に接触する面41cより基板20の側に突き出た段差Lが形成された光ガイド41を採用することにより、光学素子3の抽出面3aと壁30の上面31のレベルを揃えることができるので、これらの面を一括してCMPなどにより平坦化することが可能であり、抽出面3aの面精度を上げ、光の利用効率の高い空間光変調装置50を提供できる。
24 2002-072110 2000/08/30 日本航空電子工業株式会社 光スイッチ A4 DA01 FP

(57)【要約】【課題】 スイッチング電圧を低減した光スイッチを提供する。【解決手段】 固定電極基板8と、固定電極基板8と平行に配置されてこの固定電極基板8に対して垂直方向に変位せしめられる可動電極板20と、可動電極板20表面に位置決め固定されるマイクロミラー3とを有し、固定電極基板8と可動電極板20との間に電圧を印加してマイクロミラーを変位させることにより入射光ビームの光路を変更する光スイッチにおいて、可動電極板20はマイクロミラー3を搭載したミラー可動電極板2とミラー可動電極板2に結合ビーム21、21’を介して電気機械的に結合した複数枚の補助可動電極板2’より成るものである光スイッチ。
25 2002-075156 2000/09/01 日本電気株式会社 マイクロスイッチおよびその製造方法 A4 DB01 FP

(57)【要約】【課題】 スイッチオフ時の大インピーダンスおよび低電圧駆動を実現する。【解決手段】 上部電極4、下部電極6、接触電極7および信号線8は、マイクロスイッチのオフ状態における接触電極7と信号線8との最短距離が、上部電極4と下部電極6との最短距離よりも長くなるように配設されている。
26 2002-076269 2001/04/27 エスティーマイクロエレクトロニクス ソチエタ レスポンサビリタ リミテ 半導体材料の第2の本体が重ねて置かれた半導体材料の第1の本体を電気的に接続するための構造、電気的接続構造を使用する複合構造、および、それらの製造方法 A2 PIX FP

(57)【要約】【課題】 2つの半導体材料本体を機械的に接続する従来技術は、2つまたは3つのウエハに機械的な接続に加えて電気的に接続し、或いは、ウエハのうちの1つのカバーされた部品を電気的にアクセスし得るものではなかった。【解決手段】 電気的接続構造は、第1のシリコン本体10をその上に配置された第2のシリコン本体1の表面上の導電性領域29,30に接続する。電気的接続構造は、各少なくとも1つの、プラグ領域3、絶縁領域2a,6、および、導電性電気機械的接続領域23を含む。プラグ領域3を形成するには、第1のウエハ1内にトレンチ2aを彫り、絶縁材料6を充填する。次に、プラグ領域3は、金属とシリコンの間の化学反応をひき起こす低温熱処理を実施することで第2のウエハ10上の金属領域23に固定される。その後、第1のウエハ1は、トレンチ2aまで薄くされ、第1のウエハの自由面上に電気的接続29,30が形成される。
27 2002-082127 2000/09/07 三菱電機株式会社 静電容量型加速度センサ、静電容量型角加速度センサおよび静電アクチュエータ A4 DBX DD01 FP

(57)【要約】【課題】 過剰に加速度が印加されたときであっても電極が損傷しにくい構造の静電容量型加速度センサ、静電容量型角加速度センサおよび静電アクチュエータを実現する。【解決手段】 従来の固定電極を可動電極に置き換え、両方の電極をともに可動電極とする。なお、加速度が印加されたときの第1および第2の可動電極4,7の移動量がそれぞれ異なるように、両電極の梁部3,6の剛性を調節しておく。そして、第1の可動電極4および第2の可動電極7間の静電容量の変化から加速度を検出する。これにより、過剰に加速度が印加されたときであっても電極が損傷しにくい構造の静電容量型加速度センサが実現できる。
28 2002-082292 2000/09/06 日本航空電子工業株式会社 光スイッチ A4 DA01 FP

(57)【要約】【課題】 光ファイバを平行に配列する光スイッチを提供する。【解決手段】 固定電極基板8と、基板1と、フレクチュア部21を介して基板1に取り付け結合される可動電極板2と、可動電極板2の表面に形成されるミラーを有し、可動電極板2を静電駆動して光を切り替え制御する光スイッチにおいて、互いに平行な直線に各別に配列される出射側光ファイバ4および入射側光ファイバ5を具備し、ミラー31、32は出射側光ファイバ4および入射側光ファイバ5に対応して形成される光スイッチ。
29 2002-086399 2001/06/19 財団法人川村理化学研究所 積層構造を有するマイクロデバイス及びその製造方法 A4 DC01 FP

(57)【要約】 (修正有)【課題】毛細管状の空洞を有するマイクロデバイスの製造方法、特に立体的に形成された複雑な流路を有するマイクロデバイスの製造方法を提供する。即ち、複数の樹脂層が積層され、毛細管状の空洞が各層を貫通して互いに連絡し、流路、反応槽、ダイヤフラム式バルブ、及び弁構造など多機能なマイクロデバイスを提供する。【解決手段】支持体上にエネルギー線硬化性組成物から成る、欠損部を有する塗膜を形成し、該塗膜を他の部材に積層し支持体を除去し、活性エネルギー線を再照射して該塗膜を硬化させ他の部材に接着することによる、内部に空洞が形成されたマイクロデバイスの製造方法、及び部材を貫通又は表面に凹状の欠損部を有する部材に前記欠損部を有する硬化樹脂塗膜の層を1つ以上積層し、部材中の少なくとも2つ以上の欠損部が連結して空洞を形成する積層構造を有するマイクロデバイスの製法。
30 2002-086400 2000/09/08 関西ティー・エル・オー株式会社 能動マニピュレータ装置 A4 DBX FP

(57)【要約】【課題】 人体内部の血管などに挿入することができる小形の能動マニピュレータ装置を提供する。【解決手段】 能動マニピュレータ装置1の基端部2から遊端部3にわたって、複数のリンク4,5,6を、関節7,8によって角変位軸線9,10まわりに角変位自在に連結する。各関節7,8には、圧縮空気によって駆動されるピストン36を、一方のリンク5の凹部34に設け、圧縮空気を供給することによってピストン36が他方のリンク4に当接し、その摩擦力で両リンク4,5の角変位を阻止し、または角変位に必要なトルクを制御することができる。一対の索条11,12の一端部は、遊端部3のリンク6の頂部に連結され、各索条11,12は、関節7,8の角変位軸線9,10の両側方に沿って、案内部16〜18;19〜21によって導かれて案内され、索条11,12の他端部は、巻取り手段23,24によって巻取られ、または巻きほどかれる。
31 2002-094328 2001/06/14 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 通信信号ミキシング/フィルタリング・デバイスおよびその製造方法 A3 DB04 DBX FP

(57)【要約】【課題】 カプセル封止されたマイクロ電気機械システム(MEMS)デバイスを用いる、通信信号のミキシング/フィルタリング・システムおよびその製造方法を提供する。【解決手段】 簡単な単一構造のマイクロ電気機械システム(MEMS)デバイスは、信号のミキシング・ステップとフィルタリング・ステップとを組み合わせる。このMEMSデバイスは、従来技術の既存のデバイスに比べて、小型かつ安価で、構造および動作において信頼性が高い。
32 2002-100276 2000/09/20 松下電器産業株式会社 微小機械スイッチ A4 DBX FP

(57)【要約】【課題】 本発明は、信頼性の高い接点を有する小型の機械式スイッチやリレーを提供することを目的とする。【解決手段】 梁の撓み形状と同等の形状を有する保持電極を設け、静電力により梁の撓み形状を保持する。また、接点の接触面同士を接触角を限りなく0に近づけて接触させ、接触面積を広げるととともに、等分布荷重の静電力により接点を保つため、接触抵抗が低く、またスティクション問題が低減できる高品質の接点を供給することができる。
33 2002-103297 2000/09/26 松下電工株式会社 マイクロアクチュエータ A4 DBX FP

(57)【要約】【課題】 堀り込み部を形成することなく可動エレメントの部位でのギャップを確保して、製造工程の簡略化と歩留まりの向上を図ることができるマイクロアクチュエータを提供すること。【解決手段】 流体の流路又は電気配線を有する基板1と、可撓部5で支持されて変位可能な可動エレメント6とを有して、可動エレメント6の変位により流体の流路又は電気配線の開閉制御を行うマイクロアクチュエータにおいて、通常状態で開状態となる(ギャップGを確保する)ように可撓部5を反った構造としたことを特徴とする。
34 2002-103299 2000/09/22 アイシン精機株式会社 マイクロマシンの製造方法 A4 PA01 PF03 FP

(57)【要約】【課題】 所定の厚みのポリシリコン層で凹部を平坦化したときに、かかるポリシリコン層に発生する内部応力を緩和させることができるマイクロマシンの製造方法を提供すること。【解決手段】 減圧CVDを用いた1.5μmの厚さのポリシリコン膜の堆積と、かかるポリシリコン膜へのイオン注入とを2回繰り返した後に、アニールすることにより、LTO層16に形成された凹部18の孔埋めを行うとともに、厚さが3μmのポリシリコンの下層19をLTO層16に付加させる。さらに、リンをドープしたドープドポリシリコンをポリシリコンの下層19と同じ濃度でエピタキシャル装置により成長させて、12μmの厚さのポリシリコンの上層20をポリシリコンの下層19に付加させることにより、ポリシリコンの下層19とポリシリコンの上層20とでポリシリコン層Sを成膜する。
35 2002-107641 2001/05/30 三星電子株式会社 光スイッチングのためのマイクロアクチュエータ及びその製造方法 A4 DA01 FP

(57)【要約】【課題】 低電圧で駆動が可能であり、別の補助装置なしで反射鏡を正確に90゜で回転駆動できるマイクロアクチュエータ及びその製造方法を提供する。【解決手段】 マイクロアクチュエータはウェーハと、ウェーハの上面に形成された下部電極と、下部電極に垂直にウェーハの上面に形成された側面電極と、下部電極を挟んでウェーハの上面に突設された一対の支持ポストと、側面電極と所定間隔ほど離隔されたまま下部電極に対向配置された反射鏡と、反射鏡と支持ポストとの間に介在して反射鏡を弾性的に回動自在に支持する一対のコイルスプリングとを含んで構成される。
36 2002-113866 2001/03/19 株式会社リコー 静電アクチュエータ及びその静電アクチュエータの製造方法並びにその静電アクチュエータを具備する静電型マイクロポンプ及びその静電アクチュエータを具備するインクジェット記録ヘッドとそのインクジェット記録ヘッドを具備するインクジェット記録装置 A4 DBX FP

(57)【要約】【課題】 耐腐食性薄膜が形成された振動板の座屈して撓む作動不良の発生を防止して、耐液体や耐インクの腐食に優れ、歩留まりが向上して低コストで、省資源で低消費電力で、液体やインク液噴射のバラツキが低減され、高品質のインク画像が記録される静電アクチュエータ及びその製造方法並びにそれを具備する静電型マイクロポンプ、インクジェット記録ヘッドとそのインクジェット記録ヘッドを具備するインクジェット記録装置を提供する。【解決手段】 静電力により振動する振動板1と、振動板1に対向する電極基板2と、電極基板2上に形成されて振動板1に隙間を介して対向する電極3と、電極3と対向する振動板1上に耐腐食性の薄膜が形成された耐腐食性薄膜4と、耐腐食性薄膜4の振動板1の撓みの発生を防止する振動板撓み発生防止手段5とからなる。
37 2002-116388 2000/10/05 住友電気工業株式会社 光スイッチ及びそれを含む光スイッチ・デバイス A4 DA01 FP

(57)【要約】【課題】 導波路の集積化を妨げることなく製造可能な構造を備えた光スイッチ及び光スイッチデバイスを提供する。【解決手段】 この発明に係る光スイッチ・デバイスは、所定間隔で内部に複数の導波路(500)が設けられた導波路基板基板(100)と、これら導波路(500)のうち少なくとも一部の光軸を横切るように導波路基板(100)に設けられた溝(110)と、溝(110)に沿って所定の光学部品(310)を移動させる光スイッチ(200)を備える。この光スイッチ(200)は、導波路(500)が形成される面と一致しないように導波路(500)に沿って導波路基板(100)表面に形成されるため、導波路(500)の集積化は制限されない。
38 2002-116391 2000/10/11 キヤノン株式会社 薄膜型光変調装置 A4 DAX FP

(57)【要約】【課題】 薄膜型光変調装置において、素子サイズを大きくすること無くミラーのチルト角を大きくする。【解決手段】 支持層111の上に変形層を有して形成されるアクチュエータと、前記支持層の上部に形成される光反射手段(ミラー150)とを備えた薄膜型光変調装置において、前記アクチュエータの長手方向を前記光反射手段の対角方向と一致させて配置する。この配置とすることで、素子サイズを変えることなくアクチュエータの長さを長くすることができ、従って、その上部に形成されるミラー150のチルト角を大きくすることができる。
39 2002-116402 2000/10/05 ミヨタ株式会社 光偏向素子及びその製造方法 A4 DAX FP

(57)【要約】【課題】 製造が容易で反りの少ない光偏向素子を提供する。【解決手段】一つの基板面内に形成され、複数の互いに運動方向の異なるばね部と、このばね部に支持され、互いに拘束されない運動をしうる互いに直交する軸を支点として二次元の回転運動をする二つの可動部と、可動部に形成される反射鏡と、二つの可動部上に導電コイルパターンを形成して構成される光偏向素子において、一つの可動部に形成される導電コイルパターンと他の可動部に形成される導電コイルパターンは基板面の表裏に分けて形成する光偏向素子とする。
40 2002-119072 2000/10/05 独立行政法人産業技術総合研究所 静電アクチュエータの運動方向変換機構 A4 DDX FP

(57)【要約】【課題】従来の、くし形静電アクチュエータ等を用いる方法では、変位を連続的に制御できるものの基板面と水平方向に運動が限定され、基板面に対して垂直方向に運動を実現する手段が無かった。また、基板面と垂直に電界を発生させる方法では、変位量が小さく、連続的な制御が困難であり、基板面と遠ざかる方向に変位させることは不可能であった。【解決手段】本発明は、基板面に対して平行に静電気力を発生する静電アクチュエータの力を受けて移動するスライダを支える弾性梁全体あるいは一部分に、スライダの移動方向と異なる方向に変位が容易になるよう変形部を設けることを特徴とする。
41 2002-127100 2000/10/25 芝浦メカトロニクス株式会社 光駆動装置 A4 DAX FP

(57)【要約】【課題】 マイクロマシン等の駆動装置の極小化を図ること。【解決手段】 光駆動装置11であって、光源12からの光を光伝送路13により駆動部14に伝送し、伝送した光エネルギにより駆動部14を作動せしめるもの。
42 2002-131518 2000/10/20 西 孝 マイクロミラーとマイクロプリズムおよびその製造方法 A4 DA04 PEX FP

(57)【要約】 (修正有)【課題】 基板に対して任意の角度で、かつ表面形状を曲面などの任意の形状に形成可能なマイクロミラーおよびマイクロプリズムの製造方法を提供する。【解決手段】 フォトリソ工程において、所望のレジスト断面形状になるように透過光量を連続的に変化させた露光制御マスクを用いて、レジスト基板を露光・現像する工程、次にエッチング工程において、レジストとともに下地材料をRIEなどの異方性エッチングでエッチバックして、レジストの断面形状を下地材料に転写する工程、を特徴とするマイクロミラーとマイクロプリズムおよびその製造方法。
43 2002-131685 2000/10/25 日本信号株式会社 アクチュエ−タ A4 DBX FP

(57)【要約】【課題】超小型半導体アクチュエータにおける可動部中央部の変形量を抑制することを目的とする。【解決手段】プレーナ型ガルバノミラー1のトーションバー4,4で軸支される回動可能な可動部3の中央部にミラー5を形成し、ミラー5周囲に駆動用のコイル6を巻回し、ミラー5とコイル6との間に、可動部端部における空気抵抗や慣性力等の影響による反り力やコイル6で発生する熱が可動部中央部に伝達するのを抑制する境界部10を設けて、可動部中央部での変形を抑制する。
44 2002-138946 2000/11/06 松下電工株式会社 半導体マイクロアクチュエータ A4 DBX FP

(57)【要約】【課題】 低消費電力で、可動部の変位及び駆動力を確実に得ることが可能な半導体マイクロアクチュエータを提供する。【解決手段】 半導体基板3と、該半導体基板3に接合され温度変化に応じて定められた方向に変位する少なくとも1つの可撓部2と、該可撓部2により懸垂され前記可撓部2の変化に応じて変位する可動部1と、前記可撓部2又は前記可動部1の少なくとも一方が前記定められた方向とは反対方向に変位することを阻止する少なくとも1つのストッパー部4とを有してなる。
45 2002-139681 2000/11/02 株式会社東芝 誘導電荷ミラー A4 DA01 FP

(57)【要約】【課題】静電力で動作する回転ミラーをヒンジフリーとし、簡易な構造で大きな開口率を実現し、製造性の容易性を得る。【解決手段】前記絶縁基板の上面に少なくとも一部が絶縁物で囲まれた空間(13)を設け、空間内に傾斜自在に平面状のミラー導体(14)を配置する。透明電極(12)と、第1、第2の固定電極(15A,15B)を設けられる。そして透明電極(12)に第1の電位を常時与える手段(16)と、前記ミラー導体の傾斜角度を切替えるために、前記第1、第2の固定電極(15A,15B)にそれぞれ第2の電位と第3の電位を交互に与える手段(17、18A,18B,19A,19B)とを設ける。
46 2002-148531 2000/11/15 日本航空電子工業株式会社 光スイッチ A4 DA01 FP

(57)【要約】【課題】 光スイッチの固定電極基板とパッケージの台座との間にダイアフラムおよび空隙を介在させることにより、外部から光スイッチに進入する振動を光スイッチSWの可動電極板に伝達されることを阻止する光スイッチを提供する。【解決手段】 固定電極基板8と可動電極板2の間に電圧を印加して可動電極板2を駆動することにより可動電極板2に取り付けられるミラー3を駆動する光スイッチにおいて、固定電極基板8の下面にダイアフラム831を有する緩衝部材83を取り付けた光スイッチ。
47 2002-156592 2001/09/20 ゼロックス・コーポレーション シリコン基板上の光スイッチを製造する方法 A4 DA01 FP

(57)【要約】【課題】 反射MEMSミラーを用いた光スイッチが求められている。【解決手段】 光クロスコネクトシステムは、一般的な概念として、MEMSチルトミラーの2次元アレイを使用して第1の光ファイバから入射した光を第2の光ファイバに向ける。2次元アレイの各MEMSチルトミラーは、x軸及びy軸を中心に回転し、シリコン基板に取付けられた複数のサスペンションアームによって吊られている。
48 2002-160197 2000/11/27 松下電工株式会社 半導体マイクロアクチュエータ A4 DBX FP

(57)【要約】【課題】従来よりも低消費電力化が可能な半導体マイクロアクチュエータを提供する。【解決手段】枠状の支持基板1の内側に可動子2が支持基板1の厚み方向に変位可能となるように配置される。支持基板1と可動子2とは熱的膨張収縮により可動子2を変位させる腕片を介して連結される。腕片の延長方向において可動子2側の熱絶縁部4bの幅Lbを支持基板1側の熱絶縁部4aの幅Laよりも広くしている。
49 2002-162576 2001/09/19 ゼロックス・コーポレーション 光学MEMSコンポーネントの製造方法及び光学MEMS構造 A4 DAX 3

(57)【要約】【課題】 応力薄膜を用いて三次元MEMS構造を製造する方法の提供。【解決手段】 応力薄膜を有する成形された光学MEMSコンポーネントの製造方法は、面を有する基体を設けるステップと、前記面上に犠牲層を付着させるステップと、前記光学MEMSコンポーネントを画定するために前記犠牲層上にリフトオフマスクを配置するステップと、前記犠牲層上に応力勾配層を付着させるステップと、前記リフトオフマスク及び該リフトオフマスク上に存在する前記応力勾配層の一部分を除去するステップと、前記犠牲層から前記応力勾配層を解放して前記光学MEMSコンポーネントを作るステップと、を有する。
50 2002-162577 2001/09/20 ゼロックス・コーポレーション 基板上の光スイッチの構造体 A4 DA04 FP

(57)【要約】【課題】 反射MEMSミラーを用いた光スイッチが求められている。【解決手段】 光クロスコネクトは、一般的な概念として、MEMSチルトミラーの2次元アレイを使用して第1の光ファイバから入射した光を第2の光ファイバに向ける。2次元アレイの各MEMSチルトミラーは、x及びy軸を中心に回転し、基板に取付けられた複数のサスペンションアームによって吊られている。
51 2002-162582 2001/09/20 ゼロックス・コーポレーション 基板上に光スイッチを製造する方法 A4 DA01 FP

(57)【要約】【課題】 反射MEMSミラーを用いた光スイッチが求められている。【解決手段】 光クロスコネクトシステムは、一般的な概念として、MEMSチルトミラーの2次元アレイを使用して第1の光ファイバから入射した光を第2の光ファイバに向ける。2次元アレイの各MEMSチルトミラーは、2つの非同一線上軸を中心にチルト回転し、基板に取付けられた複数のサスペンションアームによって吊られている。
52 2002-162583 2001/09/20 テキサス インスツルメンツ インコーポレイテッド 組立てられたマイクロミラー構造体 A4 DA04 FP

(57)【要約】【課題】 ウエハ構造体当たりに縮小されたウエハ面積領域を有するパッケージされたマイクロミラー組立体を提供する。【解決手段】 この組立体は、中間ジンバル部分とフレーム部分61とによって取り囲まれた中央取付け部分63を有する下側素子60で作成された、マイクロミラー70を有する。磁石スタンドオフ68が中央取付け部分63に取り付けられ、および上側ミラー表面65が磁石スタンドオフ68に取り付けられる。マイクロミラー70は、コイル駆動器を備えたボディの中にパッケージすることができる。コイル駆動器によって発生された磁界が磁石スタンドオフ68にトルクを加え、それにより磁石スタンドオフ68が回転する。下側素子60の中のシリコンのヒンジのために、上側ミラー65が2つの軸のまわりに回転することができる。
53 2002-166400 2000/11/29 松下電工株式会社 半導体マイクロアクチュエータ A4 DBX FP

(57)【要約】【課題】 変位させた可動エレメントを強制的に元の位置に戻すことができる半導体マイクロアクチュエータを提供する。【解決手段】 半導体基板1と、外部要因により変位する可動エレメント2と、半導体基板1と可動エレメント2を接合し温度変化により撓んで可動エレメント2を半導体基板1の基板面に対して鉛直方向に変位させる第1可撓部31と、半導体基板1と可動エレメント2を接合し温度変化により撓んで可動エレメント2を第1可撓部31とは反対方向に変位させる第2可撓部32とを備えている。
54 2002-170470 2000/11/28 松下電工株式会社 半導体マイクロリレー及びその製造方法 A4 DB01 PA03 PA04 PA07 MA01 MD01 MD06 MD09 MHX 1

(57)【要約】【課題】 構造設計上の制約を受けることなく比較的簡便な製造工程にて製造可能な縦開閉型の半導体マイクロリレー及びその製造方法を提供する。【解決手段】 半導体基板1と、この基板上に形成された絶縁層7と、この絶縁層7上にメッキにより形成された固定導電部21と、この固定導電部21と電気的に分離した状態で間隔をあけて対向するようメッキにより形成された梁状の可動導電部31と、上記固定導電部21よりも上位に立ち上がって上記可動導電部31の一部に連結され該可動導電部31を上記基板1に対し物理的に支持する支持部51と、上記可動導電部31上に形成され該可動導電部31の一部を上記固定導電部21に電気的に導通するよう上記半導体基板1の基板面の鉛直方向に撓ませる作動部8と、を備える。
55 2002-172600 2000/12/07 中山 喜萬 大研化学工業株式会社 静電ナノピンセット及びこれを用いたナノマニピュレータ装置 A4 DF02 DFX MI04 4

(57)【要約】【課題】 球状や棒状等の任意形状のナノ物質を確実に把持できるナノピンセットを開発し、同時にこれを用いたナノマニピュレータ装置を実現する。【解決手段】 本発明に係る静電ナノピンセット20は、ホルダーに基端部8b、9b、10bを固定して突設された3本以上の導電性ナノチューブ8、9、10と、この中の少なくとも3本以上の導電性ナノチューブ8、9、10にそれぞれ連結されたリード電極12、13、14からなり、これらのリード電極間に電圧を印加してその静電引力により前記導電性ナノチューブの先端間を開閉自在に設けることを特徴としている。把持部を3本以上の導電性ナノチューブで構成するから、任意形状のナノ物質28、30を確実かつ安定に把持できる。また、前記ホルダーとしてAFM測定用のカンチレバー2を活用すれば、耐久性を向上できる。更に、この静電ナノピンセット20に3次元駆動機構32を装備したナノマニピュレータ装置を用いて、ナノ物質を組み立てて任意構造のナノ構造物34を構築できる。
56 2002-182133 2000/12/11 ミヨタ株式会社 ガルバノミラー及びそれを用いた光スイッチ A4 DA01 MA01 MCX 4

(57)【要約】【課題】 小型で安価なガルバノミラー及び光スイッチを提供する。【解決手段】トーションバーに支えられ、トーションバーを回転軸として揺動可能な可動板を有し、該可動板の一端には光を反射するミラーを設け、他端には永久磁石を設け、さらに可動板に光が通過できる穴を形成し、永久磁石に対向して電磁石を配置し、電磁石のON・OFFにより可動板を2つの定位置で揺動し、可動板の一方の定位置ではミラーに光が照射されて所定位置に反射され、他方の定位置では照射された光がミラーに入射されずに直進する様にガルバノミラーを配置して光の方向を切り替える光スイッチとする。
57 2002-182136 2000/12/18 オリンパス光学工業株式会社 光偏向器用のミラー揺動体 A4 DA04 PB01 PBX MA01 MB03 ME01 4

(57)【要約】【課題】光学性能を維持しながら可動部分の慣性モーメントの低減が達成された光偏向器用のミラー揺動体を提供する。【解決手段】ミラー揺動体100は、可動板110と、反射面を有する可動板110を揺動可能に支持する一対のトーションバー122,124と、トーションバー122,124を保持する支持部材126,128とを備えている。可動板110は、反射面を有する第一部分112と、ミラー揺動体100を駆動する駆動手段の一部を構成する電気要素を有する第二部分114とを有している。第一部分112は、反射面が形成された反射面形成面116を有し、第二部分114は、電気要素が形成された電気要素形成面118を有している。反射面形成面116は、電気要素形成面118よりも小さく、電気要素形成面118の長方形にほぼ内接する楕円形を有している。
58 2002-184775 2000/12/19 三菱電機株式会社 柱状構造物を備えた構造体、その製造方法及びそれを用いたDNA分離デバイス A4 DC01 DE01 PA06 PB03 PB06 PJ08 MA01 2

(57)【要約】【課題】 シリコンからなる基板上に形状の均一性が優れ、熱耐性、機械的強度を十分に有した柱構造体および構造体の作製方法およびその作製方法で作成されたDNA分離用デバイスを提供する。【解決手段】 シリコンからなる基板上に主表面が熱酸化膜で被覆されていることを特徴とする柱を備え、当該柱は熱酸化膜のみもしくは熱酸化膜およびシリコンからなることを特徴とし、該柱に形成されている熱酸化膜は基板表面もしくは基板内部に形成されている熱酸化膜と連結していることを特徴とした構造体を作製する。
59 2002-186851 2001/08/27 フラウンホーファー−ゲゼルシャフト・ツア・フォルデルング・デア・アンゲヴァンテン・フォルシュング・エー・ファウ 構成可能なマイクロリアクタネットワーク A4 DC01 DC02 MA01 MF02 1

(57)【要約】 (修正有)【課題】極めて高い集積密度を有する構成可能なマイクロリアクタネットワークを提供する。【解決手段】マイクロリアクタネットワーク12は、複数のオーバパスチャネル14,16が配置される基板ストレートを備える。前記チャネルは接続チャネルアレンジメント24を介して任意に相互接続可能である。前記チャネル間に、チャネルにより接続されるマイクロリアクタ18が配置される。ここでもまたチャネル接続アレンジメント26が使用される。前記チャネル接続アレンジメントは複数の接続チャネルを備えており、その中に閉鎖要素が配置されるか、何らかの他の方法で挿入されるか、活性化される。閉鎖要素の配置及び/又は状態は、一連の指定された(再)構成の柔軟度(その必要性は適用の種類によって異なる)の各々に対して最高可能な集積度をそれぞれ達成することを可能にする。
60 2002-187100 2000/12/20 科学技術振興事業団 生体内を移動可能なマイクロマシン及びその制御システム A4 DCX DDX 2

(57)【要約】【課題】 患部の位置の特定が正確にでき、その患部中に発熱体を正確に位置決めでき、43℃以上の温度に加熱できる温熱療法装置に適した生体内を移動可能なマイクロマシン及びその制御システムを提供する。【解決手段】 生体内を移動可能なマイクロマシンを、交流磁界により自己発熱する機能を有するマイクロマシン本体11と、交流磁界を発生する磁界発生部とから構成する。
61 2002-189178 2000/12/21 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 マイクロ・エレクトロ・メカニカル・システム A4 DA04 MEX MI03 1

(57)【要約】【課題】 不所望な散乱光や漏れ光を抑制して光学的機能および信頼性を向上させること。【解決手段】 このDMDにおいては、シリコン基板10の主面に1セル分のアドレス回路としてSRAM12がモノシリックに形成されるとともに、このSRAM12の上に酸化膜14を介して三層の金属たとえばアルミニウムからなる1セル分の反射型ディジタル光スイッチまたは光変調素子16がモノシリックに形成されている。各反射型光変調素子16は、第1金属層としてバイアス・バス18およびヨークアドレス電極20,22を有し、第2金属層としてねじれヒンジ24、ヒンジ支持部26,28、ヨーク30およびミラーアドレス電極32,34を有し、第3金属層としてミラー36を有している。第1金属層の一部または全部および下地膜(絶縁膜)14を覆うように光吸収性かつ非導電性のフィルム40が設けられている。さらには、第3金属層表面に形成される穴を埋めるように上記フィルム40が設けられている。
62 2002-189179 2001/09/28 テキサス インスツルメンツ インコーポレイテッド 光アドドロップマルチプレクサ A4 DA01 DA04 3

(57)【要約】【課題】 構成が非常に迅速で、電気変換すべき光ビームが不要な光学スイッチを提供する。【解決手段】 第1入力ファイバを通じてOADMに入る光ビームは、波長で分離されて複数の光ビームを生じる。一方の光ビームはミラーの1つあるいは2つ以上によって反射される。光ビームの到達するミラーの位置に応じ、ビームは逆反射器の第1、第2領域に向かって反射される。光ビームが逆反射器の第2領域で反射されると、光ビームはミラーアレイに再び進行し、その後波長複合器に向かって反射され、第2出力ファイバに出力される。第1波長光ビームがドロップ出力に向けて反射されると、第1入力からの光の他の波長は、「アウト」光ファイバに向けられる。ミラーの別の1群は、第1群と協働して、「ドロップ」出力ファイバ宛ての光ビームを「ドロップ」出力に関連づけられた波長複合器に向ける。ミラーの他の群は、第2入力、「アド」ファイバからのさまざまな波長を第1出力「アウト」にスイッチするように動作する。
63 2002-190633 2000/12/21 キヤノン株式会社 微細構造の加工方法、電気的または光学的素子の加工方法及び該加工方法によって形成された電気的または光学的素子 A4 DAX 3

(57)【要約】【課題】短時間で、安定に精度よく微細構造を作製することが可能となる微細構造の加工方法、電気的または光学的素子の加工方法及び該加工方法によって形成された電気的または光学的素子を提供する。【解決手段】絶縁性基板上に形成された電極パターンの表面に、探針を対向させて配置し、該電極パターンの表面と該探針の間に物理作用を与えながら、該探針と該電極パターンを相対的に移動させることにより、該電極パターンの一部を選択的に絶縁性物質へ変化させて微細構造の領域を形成する微細構造の加工方法において、前記電極パターンの一部を選択的に絶縁性物質へ変化させるに際して、該絶縁性物質によって略平行な絶縁性細線を形成し、該略平行な絶縁性細線とこれらに挟まれた導電性の細線部とによって微細構造の領域を形成する。
64 2002-192496 2000/12/25 松下電工株式会社 マイクロアクチュエータ A4 D01 DBX DC02 DCX MA01 1

(57)【要約】【課題】 マイクロアクチュエータにおいて、可撓部の反りのばらつきを抑え、製造加工の安定化を図り歩留まりを向上させること。【解決手段】 流体の流路又は電気配線を有する基板1と、可撓部5で支持されて変位可能な可動エレメント6とを有して、可動エレメント6の変位により流体の流路又は電気配線の開閉制御を行うマイクロアクチュエータにおいて、通常状態で可動エレメント6が基板1の側に変位するように可撓部5を反った構造としたことを特徴とする。
65 2002-192497 2000/12/27 松下電工株式会社 半導体マイクロアクチュエータ A4 DA01 DAX DC02 DCX PB01 MA01 MD06 1

(57)【要約】【課題】 可撓部を構成する部材界面で起こる剥離の発生を起こしにくい半導体マイクロアクチュエータを提供する。【解決手段】 第1半導体基板3と、該第1半導体基板3に接合され温度変化に応じて定められた方向に変位する少なくとも1つの可撓部2と、該可撓部2により懸垂され前記可撓部2の変化に応じて変位する可動部1とを備えてなり、前記可撓部2は、第2半導体基板6を有してなり、該第2半導体基板6に粗面化処理を施し、この粗面化した部分に前記第2半導体基板6とは熱膨張係数の異なる前記金属膜5を形成する。
66 2002-192498 2001/10/09 アンテルユニヴェルシテール・ミクロ−エレクトロニカ・サントリュム・ヴェー・ゼッド・ドゥブルヴェ イーストマン コダック カンパニー マイクロマシンデバイスの製造方法 A4 DAX DBX DCX DDX 2a

(57)【要約】 (修正有)【課題】マイクロエレクトメカニカルシステム(MEMS)用のマイクロマシンデバイスの製造方法。【解決手段】製造方法は、結晶性ウエハを用意するステップと、前記ウエハから、少なくとも一つの長手軸を有して延在する開口部及び/又は空洞を有する少なくとも一つのマイクロマシンデバイスを加工処理するステップとを含み、前記長手軸は、ウエハの表面と劈開面との間の交線に沿って延在する方向と角度をなしており、前記劈開面は、これに沿って前記ウエハの劈開が最も生じる面として規定される。
67 2002-192499 2001/11/09 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロマシニング構造体、および該マイクロマシニング構造体を製造するための方法 A4 DAX DBX DD01 PA03 PA05 PI03 MA01 MA02 MB01 MBX MD02 MD06 MD07 MD09 MDX MFX 6

(57)【要約】【課題】 シリコン層に複数のトレンチを設けることによって少なくとも1つの可動の構造体と定置の構造体とを1つのシリコン層から形成し、該可動の構造体を前記定置の構造体に対して相対的に可動にして、マイクロマシンニング構造体を製造するための方法を改良して、マイクロマシニング構造体上の静電的な表面帯電を防止しかつマイクロマシニング構造体の固着が減じられるような、マイクロマシニング構造体を製造するための方法を提供する。【解決手段】 トレンチ5を設けた後に、該トレンチ5の側壁に金属層7をデポジットさせ、この後、シリコン層1のシリコンとともに金属層7の金属が金属シリサイド層8を形成するように熱処理を行い、その後、前記金属層7の金属が取り除かれるが前記金属シリサイド層8は取り除かれることのないエッチングプロセスを行う。
68 2002-196267 2001/10/10 アギア システムズ ガーディアン コーポレーション ドーパントが注入されたマイクロ電気光学機械デバイスおよびその製造方法 A4 DA01 DA05 DA06 DAX MD01 MD04 MD05 MD07 MDX 1

(57)【要約】【課題】 ドーパントが注入されたマイクロ電気光学機械デバイスおよびその製造方法を提供すること。【解決手段】 本発明により、マイクロ電気機械システム(MEMS)光デバイスが提供される。マイクロ電気機械システム(MEMS)光デバイスは、注入光反射光学層を備えた基板を有するミラーと、該ミラーが移動可能に取り付けられる取付け基板とを含んでいる。光反射光学層中にドーパントを含有することにより、デバイスの引張り応力が増加し、ミラー構造の凹面曲率が平面構造に向かって有利に補正される。
69 2002-200597 2000/12/28 松下電工株式会社 半導体マイクロアクチュエータ及びこれを用いた半導体マイクロバルブ A4 DB01 DC02 MD01 MD06 1

(57)【要約】【課題】 可動エレメントを片持支持する構造において、回転動作に伴って生じる可動エレメントの傾斜の不具合を解消することができる半導体マイクロアクチュエータ、及びこれを用いた半導体マイクロバルブを提供する。【解決手段】 半導体基板1と、外部要因により変位する可動エレメント2と、半導体基板1と可動エレメント2を連結し温度変化により撓んで可動エレメント2を基板厚み方向に変位させる片持ち梁4とを備え、片持ち梁4から可動エレメント2を吊り下げる弾性連結部7を備えている。
70 2002-200598 2001/10/15 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マックス−プランク−ゲゼルシャフト・ツア・フェルデルング・デア・ヴィッセンシャフテン・エー・ファオ マイクロメカニカル素子およびその製法 A4 DD01 DDX PA03 MA01 MB01 MDX 5

(57)【要約】 (修正有)【課題】 マイクロメカニカル素子および相応するその製法【解決手段】 基板の10上方、機能層12中に可動性に懸垂されている複数の機能コンポーネントを有するマイクロメカニカル素子であって、これらの機能コンポーネントの向かい合っている面が相互に可動性であるべき場合に、機能コンポーネントの向かい合っている面が少なくとも部分的に導電膜50bで被覆されている。
71 2002-200599 2000/12/19 ソニー株式会社 三次元構造体の作製方法 A4 DA01 DAX DB03 DBX DCX DD03 DDX PB02 PB04 PI03 MA01 MA03 MB01 MF02 MG01 6

(57)【要約】【課題】 比較的簡単な工程でウィンドウ効果を低減し、複雑な構造であってもエッチング工程に要する時間を短縮することができる三次元構造体の作製方法を提供する。【構成】 ガラス基板11上に第1の犠牲層(フォトレジスト膜)を形成した後、フォトレジスト膜上に第2の犠牲層(二酸化シリコン膜)を形成し、そののちフォトレジスト膜を除去することにより空隙14を形成する。続いて、第2の犠牲層(二酸化シリコン膜)上に第3の犠牲層(非晶質シリコン膜15)を形成した後、第2の犠牲層を除去することにより空隙14を拡大させる。続いて、第3の犠牲層上に所望の構造膜(窒化シリコン膜16)を形成した後、第3の犠牲層(非晶質シリコン膜15)をドライエッチングにより除去する。非晶質シリコン膜15をエッチングする際に、下部の空隙14が大きいため、エッチングガスの接触面積が大きくなり、エッチング工程に要する時間が短縮される。
72 2002-200600 2001/11/28 三星電子株式会社 マイクロミラーアクチュエータの製造方法 A4 DA01 DAX MA01 ME01 4F

(57)【要約】【課題】 フィルム状有機膜のラミネーション工程を用いて平坦化製造工程を単純化したマイクロミラーアクチュエータの製造方法を提供する。【解決手段】 マイクロミラーアクチュエータの製造方法は、基板上にトレンチ対応領域をエッチングする段階と、前記トレンチ対応領域が中空状態を保つように基板上にフィルム状有機膜をラミネーションする段階と、前記フィルム状有機膜上に金属膜を蒸着してパターニングした後、前記フィルム状有機膜を除去する段階とを含むことを特徴とする。
73 2002-204587 2001/10/29 マイクロソフト コーポレイション 熱マイクロエレクトリカルメカニカルアクチュエータ A4 DA01 DA02 PA01 PB01 PI03 PI04 MA01 MA02 16

(57)【要約】【課題】 従来の熱アクチュエータに匹敵する力で面外運動を実現でき、標準的な集積回路と適合する電圧および電流で動作することが可能で、小面積の熱マイクロエレクトリカルメカニカルアクチュエータを提供すること。【解決手段】 アクチュエータを、基板に固定された第1および第2のアンカーと、アンカーの間に固定された複数の引き延ばされた熱バックルビーム部とを含む構成とした。熱バックルビーム部は、ポリシリコンなどの半導体材料で形成される。熱バックルビーム部は、熱バックルビーム部の各々に固定された枠体基部を含む旋回枠体と、1端で枠体基部に結合されアクチュエータが活動化されると面外へ旋回する自由端を含む少なくとも1つの旋回アームとによって結合されている。電流源は、アンカーを介し、熱バックルビーム部を介して電流を導き、熱バックルビーム部の熱膨張を、したがって基板の面外へのそれらの湾曲運動を伝える。
74 2002-205299 2001/10/24 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロマシニング構成部材と該マイクロマシニング構成部材を製造するための方法 A4 DD04 DDX 1

(57)【要約】【課題】 基板10と、該基板10上にデポジットされた薄膜40とを有するマイクロマシニング構成部材を改良して、簡単かつコスト安に製造可能であるようなマイクロマシニング構成部材およびこのようなマイクロマシニング構成部材を製造するための方法を提供する。【解決手段】 薄膜40の下方に、該薄膜40を機械的に支持し熱的に絶縁する、多孔質材料からなる領域30が設けられている。
75 2002-207048 2001/10/22 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マックス−プランク−ゲゼルシャフト・ツア・フェルデルング・デア・ヴィッセンシャフテン・エー・ファオ マイクロメカニズムの構成部材 A4 DD01 1

(57)【要約】【課題】 ダブルU字形ばね4によってばね弾性的に支承されて外部加速で変位可能、即ち振動可能な質量装置1を備えるマイクロメカニズムの構成部材、殊に加速度センサー若しくは回転量センサー又はマイクロマシンにおいて、構成部分若しくは構成素子間の過度な変位による付着若しくは永続的な変位を避ける。【解決手段】 ダブルU字形ばねの変位の制限のための少なくとも1つのネップ状ストッパN,N′が所定の箇所、例えば最大変位の生じる箇所に設けられている。
76 2002-207180 2001/10/31 アジレント・テクノロジーズ・インク マイクロエレクトロメカニカル手法によるファブリ・ペロー共振器 A4 DA07 DAX 6

(57)【要約】【課題】光信号を用いて同調できるマイクロエレクトロメカニカル手法によるファブリ・ペロー共振器を提供すること。【解決手段】ファブリ・ペロー共振器は、同調のために離間して設けられる第1の反射鏡と第2の反射鏡を備えて波長λ0に中心を備えた共鳴応答曲線を備えているようにした光学的なキャビティ306と、応答曲線内の波長λ1を備えた同調光信号を発生させる光源302と、同調光信号を入力光信号と共にキャビティ306に導き、同調光信号についてλ1>λ0であるとき、共鳴応答曲線の波長をλ1にシフトさせるのに十分な光を提供している光入力ポートとを含むように構成される。
77 2002-214548 2001/01/15 ソニー株式会社 三次元構造体およびその製造方法 A4 DA06 DAX PA01 PB04 PI02 MA03 MB03 MF02 1

(57)【要約】【課題】 可動部の両端部分での機械的強度が高く破損を防止することができる三次元構造体およびその製造方法を提供する。【構成】 ガラス基板11上に犠牲層として非晶質シリコン膜12を形成した後、非晶質シリコン膜12の両端部にアルミニウム(Al)を選択的に拡散させて補強部12Aを形成し、さらに窒化シリコン膜14(架橋部)を形成する。そののち非晶質シリコン膜12をエッチング除去することにより空隙を形成する。このとき、補強部12Aは除去されずに残存する。窒化シリコン膜14は空隙をエアギャップとして、平坦面を有する補強部12Aによってガラス基板11上に支持されるので、可動部の両端部分での機械的強度が向上する。
78 2002-214561 2001/09/25 オリンパス光学工業株式会社 光偏向器 A4 DA06 1

(57)【要約】【課題】製造性に優れる光偏向器を提供する。【解決手段】光偏向器200は、ミラーチップ210とベース230と磁気回路260とを備えている。ミラーチップ210は、一対の支持体212と、可動板214と、これらを連結する一対の弾性部材216とを備えており、可動板214は一対の弾性部材216を軸として支持体212に対して揺動可能となっている。ミラーチップ210は互いに表裏の関係にある第一面と第二面を有し、可動板214は、第一面に形成されたコイル220と、第二面に形成された鏡面とを有している。ミラーチップ210は、支持体212の第二面がベース230に接着されることにより、ベース230に固定されている。ベース230は鏡面を露出させるための開口234を有している。磁気回路260は、ベース230に対して、ミラーチップ210が設けられた側と同じ側に取り付けられている。
79 2002-215241 2001/01/22 独立行政法人産業技術総合研究所 流量の制御方法及びそれに用いるマイクロバルブ A4 DC01 MEX MFX 1

(57)【要約】【課題】 機械的素子や特殊な材料を用いることなく、流路中を通る流体自体の物性を利用して微小流路の流量を制御しうる新規な方法を提供する。【解決手段】 断熱性固体基板に穿設した微小流路に、熱により可逆的に固液相転移しうる流体を流しながら、相転移点以下に冷却して生成した固体をもって流路を閉塞し、また相転移点以上に加熱して流路を開放することにより微小流路内の流体の流量を調節する。またそれに用いるマイクロバルブとして、断熱性固体基板に穿設された微小流路、その流路内に充填された熱により可逆的に固液相転移しうる流体及びその微小流路の適所に配置された流体を加熱及び冷却しうる温度制御手段から構成されたものとする。
80 2002-216606 2001/11/20 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 超小型電気機械スイッチ A4 DB01 MB01 MD03 MEX MI02 5

(57)【要約】【課題】 新規な超小型電気機械(MEM)スイッチを提供する。【解決手段】 本発明のMEMスイッチは、基板上に形成されたガイドポストを有する。信号伝送線が基板上に形成され、この信号伝送線はギャップを有し、開路を形成する。スイッチは内部にバイア開口が形成されたスイッチ本体をさらに含み、スイッチ本体はガイドポストによって画定された長さに沿って移動可能に配置される。ガイドポストはバイア開口によって部分的に包囲されている。
81 2002-218768 2001/01/19 並木精密宝石株式会社 静電ワブルモータおよびその製造方法 A4 DAX DBX DCX PB01 PG03 MA01 MA02 MB01 FP

(57)【要約】【課題】 フォトファブリケーションプロセスにおいて製造され、ステータとロータ間の静電気力によって回転する静電ワブルモータおよびその製造方法。【解決手段】 複数枚のシリコンウエハを両面酸化処理後、ロータ部、シャフト部、ステータ部に対応した平面部分に、フォトレジスト保護マスクコーティング処理を施し、露光、現像後、SiO2エッチングを行ない、SiO2あるいはSiで直接接合して、上ウエハのシリコンをパターンにより深堀りした後、上ウエハ上面のSiO2を取り除くことにより、等価的に軸長を増し、軸出力を取出す構造とした静電ワブルモータ。
82 2002-219694 2001/01/22 松下電工株式会社 半導体マイクロアクチュエータおよびその製造方法 A4 DB01 DC02 3

(57)【要約】【課題】可動子が傾くことなく変位可能で且つ従来よりも低消費電力化が可能な半導体マイクロアクチュエータおよびその製造方法を提供する。【解決手段】矩形枠状の第2枠部31の内側に押圧部32が厚み方向に変位可能となるように配置される。押圧部32と第2枠部31とは熱的膨張収縮により押圧部32を厚み方向に変位させる1本の腕片33を介して連結する。腕片33は撓み層36に撓み層37を重ねた可撓部38を有し、撓み層37への通電に伴う発熱によって可撓部38が撓むことにより押圧部32を変位させる。第2枠部31には矩形枠状の第1枠部21が接合される。第1枠部21の内側に厚み方向に変位可能な可動子22が配置される。可動子22と第1枠部21とは2本の連結片23により連結される。第1枠部21と第2枠部31とで支持部を構成する。
83 2002-219695 2001/01/23 日本電信電話株式会社 微細構造およびこの製造方法 A4 DAX DDX PI02 MD02 MD04 MD09 ME01 2

(57)【要約】【課題】 金属からなる2つの部材間に空間を有する微細構造を提供する。【解決手段】 オゾン雰囲気中で250〜300℃に加熱することで、上部電極110aの複数の開口部を介してオゾンを犠牲膜117に接触させ、犠牲膜117を除去する。
84 2002-219696 2001/01/26 松下電工株式会社 半導体マイクロアクチュエータ A4 DB01 DC02 MA01 ME01 FP

(57)【要約】【課題】可動子を変位させて当接面に当接させる際に可動子における当接面に接触する面と当接面とを平行にでき且つ低消費電力化が可能な半導体マイクロアクチュエータを提供する。【解決手段】ベース10に形成した弁口11を開閉する弁体としてのシリコンよりなる可動子2を備え、可動子2を変位させることで弁口11を開閉する。弁口11の周部において可動子2との対向面には弁座12が形成され、弁座12の先端面12aは、支持部1の厚み方向における可動子2の移動範囲を規制する当接面となる。可動子2は、ベース10に接合された半導体よりなる支持部1に対して腕片3と連結片5とからなる可撓部材を介して結合される。腕片3には可動子2が当接面に当たるときに当接面に対する可動子2の傾きをなくすように弾性変形する変形部4bが設けられる。
85 2002-219697 2001/09/25 財団法人川村理化学研究所 バルブ機構を有するマイクロ流体デバイス及びその流量調節方法 A4 DC02 PE01 PE02 MA01 MA02 ME01 ME07 MF12 MEX MF01 MF02 2

(57)【要約】【課題】 構造が簡単で、確実な開閉や流量調節が行え、しかも耐圧性が高いバルブ機構を有するマイクロ流体デバイスを提供すること。【解決手段】 表面に溝を有する部材(A)の溝が形成された面に、0.5〜500μmの厚みを有する部材(B)が接着され、部材(A)の溝と部材(B)とで幅1〜1000μm、高さ1〜1000μmの毛細管状の流路が形成され、該流路の途上に空隙部を有し、該空隙部の幅が毛細管状の流路の幅の0.5〜100倍で、該空隙部の最大高さ/最大幅の比が1以下であるバルブ機構を有するマイクロ流体デバイスであって、(i) 部材(A)の少なくとも該空隙部周辺部が引張弾性率0.1〜500MPaの範囲にある素材で形成され、(ii) 部材(B)の少なくとも該空隙部周辺部が引張弾性率0.7〜10GPaの範囲にある素材で形成され、(iii)部材(B)側の空隙部に相対する位置に凸状構造が設けられ、部材(B)の外側から該凸状構造を介して空隙部を圧迫することによって空隙部の容積が可逆的に減少可能なバルブ機構を有するマイクロ流体デバイス。
86 2002-219698 2001/11/22 ゼロックス・コーポレーション 電気的能力を有するマイクロデバイスアセンブリ A4 DA04 DAX PB05 MA01 MA02 2

(57)【要約】【課題】 簡単な構成によってヒンジ部品とマイクロデバイスとを電気的に接続する。【解決手段】 単結晶シリコン基板中のデバイス層の上又は中に形成されたマイクロデバイスと共に、マイクロアセンブリの一部として使用されるリボン構造(リボンヒンジ)42を提供する。このリボン構造42は、マイクロデバイスと同様にデバイス層内に形成する。リボン構造42の厚さは、マイクロデバイスより薄い。このリボン構造の表面には、導電性材料65が堆積される。マイクロアセンブリの一部として実現される際に、マイクロデバイスの第1の端及びリボン構造42の第1の端を、相互に接続する。これにより、リボン構造42及び平面外デバイスを一つの部品とする。
87 2002-219699 2001/10/29 エア プロダクツ アンド ケミカルズ インコーポレイテッド シリコン表面の犠牲材料及び金属汚染物除去方法 A2 DC02 DD01 DD03 DDX PI02 MB01 -

(57)【要約】【課題】 集積されたマイクロメカニカルデバイスとマイクロ電子デバイスを単一チップ上に製造する際にシリコン表面から犠牲材料と金属汚染物とを除去するための新しい方法を提供すること。【解決手段】 反応室を使用してチップの温度を、選ばれたβ−ジケトンとマイクロメカニカルデバイス及びマイクロ電子デバイスの設計とにとって適切な温度に調整する工程、不活性ガスを使用して反応室をサイクルパージし雰囲気ガスと痕跡量の水を除去する工程、HF及びβ−ジケトンを、エッチングすべき基材を少なくとも一つ収容した反応室へ反応性混合物として導入する工程、犠牲材料と金属汚染物が実質的に除去されるまで基材上に反応性混合物を流す工程、反応性混合物の流れを停止する工程、そして反応室をサイクルパージして残留反応性混合物と残留している反応副生物を除去する工程を含む方法とする。
88 2002-220647 2001/09/21 財団法人 理工学振興会 ナノ結晶化素子の製造方法及びナノ結晶化素子 A4 DA01 MA03 MDX MIX 6

(57)【要約】【課題】 アモルファス状態の微細な素材を形成し、このアモルファス素材の所定の箇所をナノ結晶化するのに適した微細な処理方法を提供する。【解決手段】 原子を熱力学的に非平衡の条件で凝集させ熱力学的に準安定状態のアモルファス素材を形成し、前記アモルファスの素材に応力を加えてナノ結晶を析出させる。
89 2002-224999 2001/10/09 キヤノン株式会社 マイクロマニピュレータと表示素子、及びそれらの駆動方法 A4 DDX DEX DFX 1

(57)【要約】【課題】 本発明の目的は、微小物体の材質に関する制限が小さく、且つ構造が単純で小型化が可能なマイクロマニピュレータと、それを利用した表示素子、及びそれらの駆動方法を提供すること。【解決手段】 本発明に関するマイクロマニピュレータ及び表示素子は、一対の電極間に液晶が充填され、該液晶中に微小物体を分散させておく。前記一対の電極の一方の電極は、もう一方の電極よりも幅の小さい電極、あるいは、複数の電極幅の小さい電極群から構成されている。前記一対の電極間に周期的な電圧を印加することにより、微小物体の電極面内方向における変位及び分布を制御する。
90 2002-228033 2001/02/05 オリンパス光学工業株式会社 分離型マイクロバルブ A4 DC02 DE01 DE02 4

(57)【要約】【課題】 例えばバイオ分析に適した安価なバルブ構造を提供する。【解決手段】 流体が流れるチャネルを有する流路部と、上記流体の流れを制御するアクチュエータ部を有し、上記流路部と上記アクチュエータ部が分離可能に構成されている。チヤネル部分は使い捨てとし、アクチュエータ部は再利用するような使い方が可能で、蛋白や脂質などの生体試料を含む液体を流した場合、生体成分の吸着により流量が変化したり、流路が詰まって使用できなくなった場合には安価なチヤネル部分のみを交換して高価なアクチュエータ部分は再使用できるので、安価なバルブとして使うことができる。
91 2002-228965 2001/01/31 ミヨタ株式会社 ガルバノ装置の製造方法 A4 DA02 PA06 MAX MD01 MD04 4

(57)【要約】【課題】 基板に、可動板と可動板を基板に対し揺動可能に軸支するトーションバ6ーを一体に形成し、前記可動板を揺動するガルバノ装置の共振周波数を調整する製造方法を提供する。【解決手段】基板に、可動板と可動板を基板に対し揺動可能に軸支するトーションバーを一体に形成し、前記可動板を揺動するガルバノ装置の製造方法において、前記可動板及びトーションバーを同時に加工することにより可動板の共振周波数を調整するガルバノ装置の製造方法とする。
92 2002-233792 2001/10/01 ミノルタ株式会社 粒子分離機構 A4 DC01 DE01 DE02 PA07 PB01 PB06 1

(57)【要約】【課題】 粒子を連続して効率的に分離することができる粒子分離機構を提供する。【解決手段】 粒子2を含む溶液が流れることができる流路と、粒子を含む溶液を流路に流すためのマイクロポンプと、流路の途中において流路を横断する方向に電界を生じさせるように電圧を印加することができる電極24,26と、流路内において上記電界により粒子2が寄せられる側に配置され該粒子2を捕らえることができる粒子捕捉部22とを備える。
93 2002-233997 2001/11/22 ゼロックス・コーポレーション SOI材料上のマイクロミラー及びMEMSアセンブリ用の単結晶シリコンリボンヒンジ A4 DA01 DA02 DA04 DA06 MA01 6

(57)【要約】【課題】 SOIデバイス層構造の平面外回転又は縦方向動作に必要な機械的信頼性及び強度を備え構造が簡単で低コストなマイクロヒンジを得る。【解決手段】 マイクロ電気機械アセンブリ18を、シリコンオンインシュレータ基板中の単結晶シリコンデバイス層内に形成された平面外デバイス(例えばミラー)22と、デバイス層内に形成されたフレキシブルなリボン構造20とにより構成する。平面外デバイス22及びリボン構造20は一体化する。リボン構造20は、平面外デバイス22の幅又は深さより小さい幅又は深さを有し、平面外デバイス22の第1の端とリボン構造20の第1の端との接続を、点とする。
94 2002-233998 2001/02/06 松下電工株式会社 半導体マイクロアクチュエータ A4 DB01 DC03 MD01 MD06 ME01 ME10 1

(57)【要約】【課題】 確実に動作する半導体マイクロアクチュエータを提供する。【解決手段】 半導体基板3と、該半導体基板3と接合され温度変化に応じて定められた方向に変位する少なくとも1つの可撓部2と、該可撓部2の変位に応じて変位する可動部1を、前記半導体基板3と前記可撓部2とを接合し、前記可撓部2と前記可動部1とを接合した半導体マイクロアクチュエータであり、初期状態においては、前記可撓部の変位方向に略垂直方向である前記可撓部2の面は、前記半導体基板3の基板面に対して所定の傾斜角Tを有してなる。
95 2002-236131 2001/10/01 ミノルタ株式会社 マイクロチップ A4 DC01 DC02 DC03 DE01 DE02 DEX MG01 1

(57)【要約】【課題】 マイクロ流体システムを応用した検査用のマイクロチップの具体的な構成を提供する。【解決手段】 複数の流体をそれぞれ供給することができる複数の供給部20〜25と、これら複数の供給部20〜25に共通して設けられた共通部26と、各供給部20〜25と共通部26とを接続する流路30〜36であって、各供給部20〜25に供給された各流体が共通部26まで流れることができる流路30〜36と、を備え、各供給部20〜25に供給された各流体について、共通部26に到達する相対的な時間的前後関係を上記供給部20〜25から共通部26に至る各流路30〜36の寸法・形状によって設定した。
96 2002-236265 2001/11/30 ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド アギア システムズ ガーディアン コーポレーション マイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)デバイスを動作するドライバおよび方法 A4 DA01 1

(57)【要約】【課題】 マイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)デバイスを動作するドライバおよび方法【解決手段】 マイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)デバイスと共に用いるドライバ、これを動作する方法、およびこのドライバおよび方法を採用するMEMSデバイスが開示される。一つの実施例においては、ドライバは、MEMSデバイスの光学要素の角度を変えるためのアクチュエーション電圧を供給するアクチュエーションサブシステムを備える。ドライバは、さらに、アクチュエーションサブシステムに結合され、光学要素とアクチュエーションサブシステムとの間にバイアス電圧を加え、これによってアクチュエーション電圧を低減するためのバイアスサブシステムを備える。
97 2002-236266 2001/12/07 アギア システムズ ガーディアン コーポレーション 磁気的にパッケージされた光MEMデバイス及びその作製方法 A4 DA01 DAX PA03 PA05 PG01 PG04 MA01 MA02 MD05 MD10 ME01 MF04 2b

(57)【要約】【課題】 本発明は、磁気的にパッケージされた光MEMデバイス及びその作製方法を提供する。【解決手段】 本発明に従うと、MEMデバイスの要素層、スペーサ及びアクチュエーター層は、大気温度で組立てられ、上部及び下部磁石により、横方向に位置合せされる。そのような大気温度における磁気的なパッケージ形成により、敏感なMEM要素の好ましくない高温への露出が、著しく減少する。得られるMEMデバイスは、高い寸法的な精度と安定性を示す。好ましい実施例において、要素層は可動ミラーの層を含み、スペーサは各ミラーを空気力学的かつ静電的に分離し、隣接したミラー間の漏話を最小にする。
98 2002-237245 2001/02/08 ソニー株式会社 スイッチング素子及びその作製方法 A4 DB01 MD02 ME01 1

(57)【要約】【課題】 ブリッジ電極部の変形が無く、スイッチング性能の良好なスイッチング素子を提供する。【解決手段】 本スイッチング素子30は、ガラス基板等からなる絶縁性基板12と、絶縁性基板12上に形成されたCr薄膜等の基板側電極14と、基板側電極14に交差してブリッジ状に跨ぐブリッジ電極部32とを備えている。基板側電極14とブリッジ電極部16との間は空隙部18となっており、電気的に絶縁されている。ブリッジ電極部32は、基板側電極をブリッジ状に跨いで基板上に立脚する電極支持部材として形成された、SiNX 膜等の誘電体膜からなるブリッジ部材20と、応力補償膜として設けられたポリイミド膜34を介して、ブリッジ部材20の基板側電極14に対向する基板側電極対向部20a上にITO膜等によって形成されたブリッジ側電極22とから構成されている。
99 2002-237579 2001/02/09 キヤノン株式会社 半導体装置用基板、SOI基板およびそれらの製造方法 A4 DFX MAX 1

(57)【要約】【課題】 半導体層上に絶縁層を介して他の半導体層や強誘電体層等の結晶層を成長させるのに適し、かつ、電気的絶縁特性、エッチングストップ特性、あるいはマイクロアクチュエータ等の繰り返し振動特性を充分に向上させることができる半導体装置用基板、SOI基板およびそれらの製造方法を提供する。【解決手段】 Ar等の不活性ガス中で結晶性絶縁層を構成する金属酸化物をターゲットから飛散させて400℃以上に加熱されたシリコン基板1上に結晶性絶縁物3の結晶層を成長させて成膜し、成膜終了後の温度保持時間中の酸素拡散あるいは冷却時の酸素の拡散により、シリコン基板1上に非晶質の絶縁性シリコン化合物層(酸化膜)2を形成し、シリコン基板1と結晶性絶縁層3との間に形成される酸化膜2中に混入する結晶性絶縁層3を構成する材料の成分元素の濃度を10at%以下、好ましくは5at%以下とする。
100 2002-239317 2001/02/13 大日本印刷株式会社 フィルター A4 DC01 DCX DE01 DE02 DEX PB05 MA02 ME07 MF01 MF02 1

(57)【要約】【課題】 マイクロリアクター、ケミカルチツプ、パイオチツプ、Lab-on-a-chip 、ナノチップ等の構造体におけるフィルター部で、且つ、流路内にエッチング等により形成された柱状構造体を設けたフィルター部で、特に、作製の際の洗浄に耐え、接続部分等の破損、液もれを引き起こさない構造のものを提供する。【解決手段】 加工用素材である基板の表面にドライエッチング、ウエトエツチングなどの化学的処埋、あるいはレーザー、ファーストアトムビーム、イオンビームなどによるエネルギー線照射処理による加工処理を施し、表面部に突出して形成された島状の柱状物を一体として複数有する第1の基材と、前記柱状物を間に挟むように、柱状物を密閉するように接合する平板状の第2の基材とからなり、第1の基材と第2の基材とで密閉された島状の柱状物の隙間をフィルター流路として形成するもので、第1の基材への、柱状物の着床部分の面積を、1.5MHzの超音波洗浄ノズルによる超純水噴射洗浄に耐えるように、制御している。
101 2002-239999 2001/02/09 アルプス電気株式会社 マイクロマシンおよびその製造方法 A4 DD04 MA01 MA02 MA03 1

(57)【要約】【課題】 安価でかつ実用的な機械的強度を備えたマイクロマシンを提供すること。【解決手段】 支持体17を軟質で内部応力の小さい有機膜16により形成し、この支持体17により機能素子13を上方から支持することにより、反りや破損を生ずることがないようにしたもの。
102 2002-244053 2001/02/13 ソニー株式会社 マイクロミラーおよびその製造方法 A4 DA02 PA03 PA06 PA11 PC01 MA01 MB01 3

(57)【要約】【課題】 簡単な工程により作製でき、広角度に変位可能なマイクロミラーおよびその製造方法を提供する。【構成】 シリコン(100)基板11を異方性エッチングすることにより形成された(111)面をミラー部12および連結部14として用いる。連結部14には駆動コイル14Aを設ける。シリコン基板11の下に永久磁石20を設置し、永久磁石20の磁界中で駆動コイル14Aに電流を流すことによりローレンツ力が発生し、ヒンジ部15をシリコン基板11の(100)面に略平行な方向に往復運動させる。このヒンジ部15の駆動に伴いミラー部12が広角度に変位する。
103 2002-246682 2001/12/06 ゼロックス・コーポレーション マイクロ電気機械的機構 A4 DAX PG04 PGX PH04 6

(57)【要約】【課題】 フリップチップ法を適用して、信頼性が高く低価格なレーザ一体形のマイクロ電気機械的機構を提供する。【解決手段】 マイクロ電気機械的機構基板10の上面の第1の基板ボンディングパッド14に隣接して、レーザ26の第1の側面に位置した第1のレーザボンディングパッド28を設ける。第2の基板ボンディングパッド18に隣接して、レーザ26の第2の側面に位置した第2のレーザボンディングパッドを設ける。第1の基板ボンディングパッド14と第1のレーザボンディングパッド28とに接した第1のハンダ接続部38、および第2の基板ボンディングパッド18と第2のレーザボンディングパッドとに接した第2のハンダ接続部40、をハンダリフローにより溶融する。
104 2002-249306 2001/02/19 ソニー株式会社 カーボンナノチューブの製造方法および装置 A4 DF02 MI04 1

(57)【要約】【課題】 効率的に、かつ、高収率で、カーボンナノチューブを製造することのできるカーボンナノチューブの製造方法を提供する。【解決手段】 不活性なガスの減圧雰囲気に保持された反応チャンバー1内に設けられたカーボンロッド2よりなるカソード電極3とカーボンロッド4よりなるアノード電極5との間で、アーク放電を生成し、アーク放電によって生成された生成物を、カソード電極およびアノード電極の周囲に設けられたカーボンナノチューブ捕集部材6によって、捕集することを特徴とするカーボンナノチューブの製造方法。
105 2002-250886 2001/12/04 ゼロックス・コーポレーション マイクロ光電気機械式レーザスキャナ A4 DA02 PH04 MA01 MA02 MAX 5

(57)【要約】 (修正有)【課題】 製造が複雑でなく機械的な動作が頑丈であると同時に、寸法がコンパクトで、安価、また分解能が向上したスキャナシステムを提供する。【解決手段】 マイクロ光電気機械式レーザスキャナ40は、シリコン基板層、埋込み酸化物の層、及び単結晶シリコンディバイス層を有する絶縁体シリコン基板から構成される。第1のディバイス層部分は、そこから製造されたマイクロミラー34を有する。レーザが第2のディバイス層部分に接続され、ヒンジ24がこの第1のディバイス層部分と第2のディバイス層部分とを接続する。このヒンジ24はバイモルフ材料で形成され、このバイモルフ材料はヒンジ内24で固有の応力を作り出す。バイモルフ型ヒンジ24は、解放されたマイクロミラー34を水平面から、レーザから放射されたレーザ光42を直接又は間接に反射する位置に移動する。
106 2002-250890 2001/02/22 キヤノン株式会社 マイクロ構造体、マイクロ光偏向器、光走査型表示装置、及びそれらの製造方法 A4 DA06 PB02 MA01 MA02 MC01 1

(57)【要約】【課題】揺動体の揺動方向以外の剛性を高く保つことができるマイクロ光偏向器等に適用できるマイクロ構造体である。【解決手段】マイクロ構造体は、基板106と、揺動体110を有し、揺動体110は、基板106と揺動体110間を繋ぐように伸びた3つ以上の平板バネなどのバネ101〜104によって基板106に対して支持されている。複数のバネ101〜104は、その長軸の延長線が共通平面内にあって1点で交わるように配置され、最も撓みやすい方向が該共通平面に平行である様な形態を有し、これにより、揺動体110が該共通平面に垂直な軸回りに揺動自由に弾性支持される。
107 2002-254380 2001/03/01 株式会社日立製作所 真空チャックを搭載したマニピュレータ及び部品組立方法 A4 DFX 2

(57)【要約】【課題】真空チャックを搭載するマニピュレータにおいて、組立の際のマニピュレータ本体への負荷を軽減して自由な姿勢での組立作業を容易にすると共に位置決め精度を向上すると共に、微小な部品同士の組立を容易に行えるようにすること。【解決手段】マニピュレータ本体2の先端部に超小型の真空チャック1を搭載し、真空チャック1に、マニピュレータ本体2と組立部品4との相対位置が組立方向に対して直角な平面内でのマニピュレータ本体2の位置決め精度よりも小さい直径で円軌道運動するように相対位置微動機構15を設けると共に、組立部品4を組立てる際に受ける反力を検出する反力検出器を設け、この検出結果に基づいて組立完了を判定して組立部品4を部品吸着機構14より脱離する。
108 2002-254397 2001/03/01 独立行政法人物質・材料研究機構 形状記憶合金薄膜品とその製造方法並びにマイクロアクチュエーター A4 DC02 DC03 MA01 MD04 MH01 8

(57)【要約】【課題】 基板上に熱的に安定した薄膜を作製すると同時に基板との間に働く熱応力の制御を可能とし、形状記憶合金薄膜アクチュエーターとして総合的な性能を有し、マイクロマシーニングが可能な新しい形状合金薄膜品とその製造方法等を提供する。【解決手段】 基板上に配設されたTi−Ni系形状記憶合金薄膜とからなる形状記憶合金薄膜品であって、Ti−Ni系形状記憶合金薄膜は、その合金組成として、含有量が50.3原子%以上53原子%以下のTiとNiとを含有し、粒径が100nm以下の微細な平衡相のTi2Ni粒子がTiNi結晶粒内に分布しており、基板との間に働く熱応力が制御可能とされていることを特徴とする形状記憶合金薄膜品とする。
109 2002-254398 2001/02/28 青山 尚之 渕脇 大海 庄司 裕一 移動装置 A4 DFX 1

(57)【要約】【課題】XYθ方向で独立した3自由度を有する移動装置を提供する。【解決手段】第1フレーム10と、これに交差して配置された第2フレーム20と、第1および第2フレーム10・20を走行面に一時的に固定するための固定手段30と、第1フレーム10と第2フレーム20とを相対移動させる移動手段40とを備える。第1フレーム10と第2フレーム20とは、相対移動可能とされている。移動手段40は、第1フレーム10と第2フレーム20とを相対移動させるものとなっている。固定手段30は、移動手段40によって移動させられる第1フレーム10または第2フレーム20については、走行面への固定を解除する構成となっている。
110 2002-254399 2001/12/28 アギア システムズ ガーディアン コーポレーション 静電的に作動されるマイクロ電気機械システム(MEMS)デバイス A4 DA01 8

(57)【要約】【課題】 静電的に作動されるマイクロ電気機械システム(MEMS)デバイス【解決手段】 マイクロ電気機械システム(MEMS)アクチュエータデバイスが開示される。このMEMSアクチュエータデバイスは支持構造にねじり部材を介して回転可能に接続された作動される要素を備える。これらねじり部材は被作動要素を下側の基板の表面に対して平らに保つための回復力を与える。基板の表面には電極が形成される。これら電極は電位を受けるように適合化される。これら電極の幾つかに電位が加えられると、被作動要素を平面からはずれて回転させる静電力が生成される。これら電極は3つのコンポーネントから成る。これら2つのコンポーネントの少なくとも一部分は被作動要素の傾斜領域内にくるように配置される。第三のコンポーネントは被作動要素の傾斜領域の外側にくるように配置される。傾斜領域は、被作動要素の下側基板上に投影されたときの表面領域として定義される。
111 2002-254400 2001/02/26 セイコーエプソン株式会社 高精度位置決め手段、光スイッチング素子、外部共振器半導体レーザ製造手段、及び、波長可変半導体レーザ製造手段 A4 DA01 PB04 1

(57)【要約】【課題】非常に高精度な位置決めができるのにも関わらず、光路を遮断することの無い高精度位置決め手段、光スイッチング素子、半導体レーザの端面及び反射ミラーにダメージを与えず、高精度の間隔を確保できる外部共振器半導体レーザ、及び、波長可変半導体レーザを提供する。【解決手段】シリコン膜に位置決めパターンを設け、部品の位置決め、接着後、シリコン膜を弗化キセノンガスによりエッチング除去する。【効果】シリコン膜成膜及び、弗化キセノンガスエッチングは、低温の工程であるため、樹脂等の部品にも使用でき、しかも、エッチング時に他の部品にダメージを与える事がない。
112 2002-254436 2001/02/28 株式会社リコー ポンチ、マイクロレンズアレイ用金型の製造方法、マイクロレンズアレイ用金型の製造装置、金型及びマイクロレンズアレイ A4 DA03 PIX 1

(57)【要約】【課題】本発明はマイクロレンズアレイ用金型に高精度に圧痕を形成するポンチ、マイクロレンズアレイ用金型の製造方法、マイクロレンズアレイ用金型の製造装置、金型及びマイクロレンズアレイを提供する。【解決手段】マイクロレンズアレイ用金型製造装置1は、押圧機構2のヘッド3の部分に先端部に転写面を有するポンチ3が着脱可能に装着され、ポンチ3の下方には、マイクロレンズアレイ成形用の金型4がステージ5に固定されている。ステージ5は、ベース6上に取り付けられており、位置決め装置7により移動及び位置決めされる。ポンチ3は、その転写面が、押圧方向と平行な中心軸に対して、非回転対象形状に形成されている。したがって、金型4に対して周囲の圧痕からの干渉を受けた圧痕を精度良く形成することができ、高精度なマイクロレンズアレイを製造することができる。
113 2002-254444 2001/03/06 セイコーエプソン株式会社 マイクロレンズ基板の製造方法およびマイクロレンズ基板の製造装置 A4 DA03 PA03 MA02 MA03 MAX MD02 MD04 MD07 MD09 MEX MF02 8

(57)【要約】【課題】第1基板と第2基板との位置合わせを容易、正確かつ確実に行うことができるマイクロレンズ基板の製造方法および製造装置を提供する。【解決手段】マイクロレンズ基板1は、複数の第1凹部38と第1アライメントマーク71とが設けられた第1基板2と、複数の第2凹部39と第2アライメントマーク72とが設けられた第2基板8と、樹脂層9と、スペーサー5とを有し、樹脂層9では、第1凹部38と第2凹部39との間に充填された樹脂によりマイクロレンズ4が形成されている。製造の際は、第1基板2に未硬化の樹脂を供給し、減圧下または真空中で、その樹脂を介して第1基板2と第2基板8とを接合する。次いで、基板間距離をスペーサー5で保ちつつ、第1基板2と第2基板8とを相対的に移動し、第1アライメントマーク71と第2アライメントマーク72とを用いて第1基板2と第2基板8との位置合わせを行う。次いで、前記樹脂を硬化させる。
114 2002-255520 2001/02/27 科学技術振興事業団 日本電気株式会社 ハイブリッドカーボンナノチューブの作製方法 A4 DF03 MI04 6

(57)【要約】【課題】 任意の組成比のハイブリッドカーボンナノチューブを容易に作製することができる方法と、そのハイブリッドカーボンナノチューブを提供する。【解決手段】 開孔を有するカーボンナノチューブを、ドーパント物質を溶解させた溶液中に浸漬してドーピング反応を生じさせ、カーボンナノチューブ内にドーパント物質が導入されたハイブリッドカーボンナノチューブを作製する。
115 2002-255522 2001/03/01 ソニー株式会社 炭素質材料の製造方法及び製造装置 A4 DF02 MI04 2

(57)【要約】【課題】 アーク放電部で生成した炭素質材料を捕獲器で効率よく捕獲でき、安定した炭素質材料の生成を行う炭素質材料の製造方法及び製造装置を提供。【解決手段】 炭素質材料の製造装置は、反応管11とガス供給部とを有し、反応管11内には、アーク放電部を規定するアノード、カソードが設けられている。反応管11には供給管17が反応管11の接線方向に延びて設けられている。ガス供給部は供給管17を介して反応管11内にガスを供給可能に構成されている。炭素質材料の製造方法では、供給管17から有機ガスと触媒ガスとの混合ガスを反応管11内に供給し、混合ガスはアーク放電部にアノードとカソードとを結ぶ方向に進む螺旋流にて供給される。アーク放電部に原料ガスたる有機ガスを偏りのない濃度勾配で供給てき、安定して炭素質材料を生成できる。
116 2002-255523 2001/03/01 ソニー株式会社 炭素質材料の製造装置 A4 DF02 MI04 2

(57)【要約】【課題】 アーク放電部で生成した炭素質材料を捕獲器で効率よく捕獲でき、安定した炭素質材料の生成を行う炭素質材料の製造装置の提供。【解決手段】 炭素質材料の製造装置は、反応管11、ガス供給部を有しており、反応管11内には、アーク放電部を規定するアノード13、カソード14が設けられている。ガス供給部は、反応管11内にガスを供給可能に構成されている。反応管11の一部であってアーク放電部の位置は縮径部11Eとなっており、他の部分よりも径が小さい。ガス供給部から供給された有機ガスと触媒ガスとの混合ガスは、反応管11内で縮径部11Eによりアーク放電部に収束されるので、アーク放電部に原料ガスたる有機ガスを安定して供給することができ、アーク放電部で安定して炭素質材料が生成される。
117 2002-255524 2001/03/01 ソニー株式会社 炭素質材料の製造方法及び製造装置 A4 DF02 MI04 1

(57)【要約】【課題】 純度の高い単層カーボンナノチューブを高効率で得ることができる炭素質材料の製造方法及び製造装置の提供。【解決手段】 炭素質材料の製造装置1は、反応管11、ガス供給部を有する。反応管11内にはアーク放電部を規定するアノード13、カソード14が設けられ、生成された炭素質材料を捕獲する捕獲器23が設けられている。反応管11の外周であって捕獲器23が設けられている位置にはRFヒーター24が設けられている。炭素質材料の製造方法では、アーク放電部で生成された炭素質材料は、ガス供給部から反応管11内に供給されたガスによって捕獲器23へ搬送され、捕獲器23において大気に曝されない状態でRFヒーター24により加熱処理され、不純物の除去、単層カーボンナノチューブの成長促進がなされる。
118 2002-255525 2001/03/02 株式会社国際基盤材料研究所 多層フラーレンの製造方法 A4 DF02 MI03 1

(57)【要約】【課題】 収率良くかつ比較的容易な方法で多層フラーレンを製造することができる製造方法を提供する。【解決手段】 多層フラーレンを製造する方法は、不活性ガス雰囲気中で光増感剤の存在下に例えばC60フラーレン化合物にレーザー40を照射して炭素化合物を熱分解し、生成した多層フラーレンを含む生成物を加熱したグリッド基板60に集積する工程を含む。
119 2002-255526 2001/03/02 財団法人ファインセラミックスセンター カーボンナノチューブ、カーボンナノチューブ膜、カーボンナノチューブ膜付SiC基板、並びにカーボンナノチューブ付ウィスカー及びその製造方法 A4 DF02 DF03 MI04 MI05 7

(57)【要約】【課題】 多結晶質SiC、多孔質SiC及びSiCウィスカーから製造され、大面積で且つ所定方向に配向するカーボンナノチューブ膜、及び所定方向に配向するカーボンナノチューブ、カーボンナノチューブ膜付SiC基板、並びにカーボンナノチューブ付ウィスカー及びその製造方法を提供する。【解決手段】 本カーボンナノチューブ膜は、真空下でSiCからなる多結晶質又は多孔質焼結体を、真空の真空度においてSiCが分解して焼結体の表面から珪素原子が失われる温度に加熱することにより、SiCから珪素原子を除去して、焼結体の表面に形成され、且つ所定の方向に配向したカーボンナノチューブからなる。また、本カーボンナノチューブ2は、SiCウィスカー3の先端に、ウィスカーの延長線方向に形成される。
120 2002-255527 2001/02/28 株式会社筑波リエゾン研究所 カーボンナノチューブ及び該カーボンナノチューブを得るための加工法 A4 DF02 MI04 2

(57)【要約】【課題】 簡単な工程、低コストで、きわめて電界集中の高い、電子放出特性にすぐれた開端を有するカーボンナノチューブを得る。【解決手段】 CVD法により基板に垂直配向されて製造された、先端に触媒金属2が残存するカーボンナノチューブ1を、触媒金属に対向する位置に磁石15を配置し、磁石15の磁力により触媒金属2を吸着して除去し、カーボンナノチューブの先端に複数のエッジを有する開端を形成する。
121 2002-255528 2001/09/18 松下電器産業株式会社 微粒子分散液およびその製造方法 A4 DF02 MI03 MI04 1

(57)【要約】【課題】 凝集し易いカーボンナノチューブやグラファイトナノファイバーなどのように擬一次元形状を有する微粒子を均一に分散した分散液およびその製造方法、効率の良い微粒子の精製方法、微粒子の密度が高く、且つ均一な微粒子皮膜、および長寿命で電子が安定に、高効率で放出できる低コストの電子放出素子および面発光装置および画像表示装置および固体真空デバイスおよびプラズマディスプレイパネルおよび液晶表示装置を提供する。【解決手段】 支持部材の上に第1の導電性電極を形成し、双極性非プロトン溶剤にカーボンナノチューブやグラファイトナノファイバーを分散した分散液を第1の導電性電極上に滴下または印刷により塗布して微粒子皮膜を積層する。
122 2002-257606 2001/12/21 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロマシン構成部材 A4 DD09 DDX 1

(57)【要約】【課題】 マイクロマシン構成部材特に質量流量センサを改良して、簡単かつ安価に製造可能なものを提供する。【解決手段】 舌片1の第1の領域に作用する外部の圧力の影響を受けて弾性的に変形可能なマイクロマシン材料より成る舌片1と、この弾性的な舌片1に設けられた応力検出装置2a,2bと、弾性的な舌片1の第2の領域11aを保持するための保持装置15と、を備えており、該保持装置15が、外部の圧力によって前記応力検出装置2a,2bにおいて機械的な応力の変化を生ぜしめるように、構成されている。
123 2002-257845 2001/03/01 松下電器産業株式会社 加速度センサ用圧電素子およびその製造方法、この製造方法に用いる研削用砥石 A4 DD01 MD02 MD04 MD06 MD09 1

(57)【要約】【課題】 断線の少ない加速度センサ用圧電素子およびその製造方法、この製造方法に用いる研削用砥石を提供するものである。【解決手段】 自由振動部11に略L字型となるように支持体12を設け、この自由振動部11と支持体12とが接する領域の角部に傾斜面13を備えるものである。
124 2002-258173 2001/02/28 株式会社リコー 光変調装置 A4 DA01 DA04 PA03 PB01 MA01 MA02 MB03 1

(57)【要約】【課題】 両端固定梁の構造の光変調装置において、駆動電圧を低くすることを課題とする。【解決手段】 基板102と、表面に光反射面を有した両端固定梁101と、空隙105と、電極103とを有し、且つ、両端固定梁101の一端に伸縮構造106を有する。伸縮構造106は、狭い幅を有し、変位が容易である。駆動電圧は低くなる。伸縮構造106は、梁の変位量を増やし、光反射面の偏向角度を大きくする。
125 2002-258174 2001/03/02 セイコーエプソン株式会社 光変調装置及びそれを有する電子機器 A4 DA04 PI03 MA01 MAX MB01 MD01 MD04 MF02 1

(57)【要約】【課題】 正確な光変調制御が可能な光変調装置を提供すること。【解決手段】 電極基板100には複数の駆動電極130が形成されている。ミラー基板200には複数の微小ミラー220がマトリクス状に形成されている。駆動電極130と微小ミラー220との電位差による静電気力により、各微小ミラー220が傾斜駆動される。微小ミラー220はシリコン単結晶層から構成される。
126 2002-258175 2001/03/02 セイコーエプソン株式会社 光変調装置の製造方法及び光変調装置製造用基板 A4 DA04 PA03 PA06 PB04 MA01 MA02 MAX MD01 MD02 MD04 MDX MF02 1

(57)【要約】【課題】 歩留まりを高くすることが可能な光変調装置の製造方法を提供すること。【解決手段】 駆動電極130が形成された第1基板100Aと、微小ミラー200が形成された第2基板200Aを準備する。第2基板200Aは、シリコン基板250、シリコン酸化層225、シリコン単結晶層260からなるSOI基板を用いて形成される。第1基板100Aと第2基板200Aを接合する。その後、シリコン酸化層225をエッチングストッパーとして、ウエットエッチングによりシリコン基板250を除去する。
127 2002-258176 2001/03/02 セイコーエプソン株式会社 光変調装置の製造方法 A4 DA04 PA03 PB01 PB04 PG01 MA01 MAX MD01 MF02 7

(57)【要約】【課題】 歩留まりを高くすることが可能な光変調装置の製造方法を提供すること。【解決手段】 駆動電極130が形成された第1基板100Aと、第2基板200Aを準備する。第2基板200Aは、シリコン基板250、シリコン酸化層225、シリコン単結晶層260からなるSOI基板を用いて形成される。第1基板100Aと第2基板200Aを接合する。シリコン酸化層225をエッチングストッパーとして、ウエットエッチングによりシリコン基板250を除去する。そして、反射層227形成後、シリコン単結晶層260をパターニングすることにより、微小ミラー220を形成する。
128 2002-258205 2001/03/05 富士通株式会社 富士通メディアデバイス株式会社 ガルバノミラーの製造方法およびガルバノミラー A4 DA01 DA02 PB01 PB03 MA01 FP

(57)【要約】【課題】トーションバー部の設計仕様に多様性をもたせることができるとともに、上記トーションバー部の各部を所望の寸法に正確に仕上げることができるガルバノミラーの製造方法を提供する。【解決手段】ガルバノミラーAのミラー基板1を形成する工程は、基板の片面の各スリット10が形成される箇所に有底状の複数の凹溝を設けることにより、ミラー形成部11、枠部12およびトーションバー部13のそれぞれの一部を形成する第1のエッチング処理と、上記基板の上記片面とは反対の面のうち、上記複数の凹溝に対向する部分および上記トーションバー部13の一部に対向する部分を上記基板の厚み方向にエッチングする第2のエッチング処理と、この第2のエッチング処理の前において、上記複数の凹溝のうち、上記トーションバー部13の一部を挟む領域の底面を、上記第2のエッチング処理に対する耐食性を備えた保護部によって覆う工程とを含んでいる。
129 2002-263875 2001/03/06 三菱電機株式会社 固体レーザ加工装置 A4 DF02 1

(57)【要約】【課題】 装置の大型化や高価格化を招くことなく、ナノ構造体発生可能に適した固体レーザ加工装置を実現する。【解決手段】 横単一モードで発振するレーザビームを出射する固体レーザ発振装置1と、上記固体レーザ発振装置1から出射されたレーザビーム2を複数本のレーザビーム12に分割するレーザビーム分割装置11と、上記レーザビーム分割装置11によって分割されたレーザビーム12を被加工物5の表面に集光する集光レンズ3とを備える。
130 2002-264089 2001/03/07 株式会社リコー マイクロアクチュエータ及びその製造方法並びにインクジェットヘッド及びその製造方法 A4 DC03 PG01 MA01 MD01 MD02 MD06 MD09 MD10 MF02 1

(57)【要約】 (修正有)【課題】 振動板の厚さのバラツキの低減と低コスト化、ならびに信頼性の向上を図る。【解決手段】 振動板を可動部分とするマイクロアクチュエータの製造方法であって、振動板はシリコン基板に予め軽元素を打ち込んだ層を形状して、このシリコン基板の軽元素を打ち込んだ層をベース基板に接合した後、熱処理を加えて、前記軽元素を打ち込んだ層を前記ベース基板に剥離転写することによって、振動板厚のバラツキの少ないマイクロアクチュエータをを提供する。
131 2002-264090 2001/12/13 コミツサリア タ レネルジー アトミーク 熱アクチュエータを備えたマイクロデバイス A4 DB01 DB05 MB01 MB03 MD01 MD07 MF01 MF02 1

(57)【要約】【課題】 比較的小さい熱交換でもって迅速にトリガーできるマイクロデバイスの提供。【解決手段】 マイクロデバイスであって、第1高さレベルに配置されるとともに、熱アクチュエータによってトリガーされる変形可能部材(11)によって支持された、導体(13)と;第2高さレベルに配置された導体(4,5)と;を具備し、トリガーによって、導体(13)と導体(4,5)との間の距離が変更されるようになっており、熱アクチュエータが、変形可能部材(11)に対して局所位置において当接する電気抵抗(14,15)から構成されている。
132 2002-264092 2001/03/13 三菱電機株式会社 マイクロマシン用車輪 A4 DFX 1

(57)【要約】【課題】 旋回性能に優れたマイクロマシン用車輪の提供。【解決手段】 車輪の車軸を通る横断面において、転動面の両端縁部をR形状、或いは面取り形状としたり、転動面を円弧形状としたことを特徴とする。
133 2002-264093 2001/03/14 株式会社リコー 光学反斜面作製方法、光学素子、LD用サブマウント、光ピックアップ A4 DAX PC01 MA01 1

(57)【要約】【課題】 Siの異方性エッチングを利用して、光学反射面に利用可能な面を、任意の形状を持つエッチングマスクによって一度の異方性エッチングで実現し得るようにする。【解決手段】 (100)面の単結晶Si基板に異方性エッチングを用いて(111)面からなる光学反射面を形成する光学反射面作製方法であって、光学反射面を形成するためのエッチングマスクの形状を、オリフラから予想される(111)面の方向に対して1度より大きく44度より小さい角度の線分からなる円弧または多角形の凹形状としている。
134 2002-264094 2001/03/14 三菱電機株式会社 加熱接続装置及びこの加熱接続装置を用いた加熱接続方法 A4 DFX 1

(57)【要約】【課題】 安価でしかも高速に加熱するとともに小さな部材同士を確実に接続する加熱接続装置を得る。【解決手段】 第1マイクロパーツ20の第1接続部22及び第2マイクロパーツ21の第2接続部23が互いに接触する部分の表面にそれぞれホットメルト層24及び25を予め設け、光源12と、この光源12からの光を反射して集光する反射鏡13と、反射鏡13で集光される受光面15及び第1接続部22に接触する接触面16を有するヒータブロック14とを備え、ヒータブロック14は集光面である受光面15より小さな面積の接触面16を有していることにより集光面より小さなスペースでも接触面16が接触するスペースがあれば加熱可能であり、第1接続部22の熱伝導によりホットメルト層24及び25を溶融し一体化させた後に放熱させて固化させる。
135 2002-264095 2001/11/13 ゼロックス・コーポレーション 絶縁体上シリコン及びポリシリコンウェーハの製造方法 A2 DAX DBX DDX DFX MA01 MA02 MF01 MF02 9

(57)【要約】【課題】 トップの単結晶シリコン層の下に埋没しているポリシリコン及び絶縁体を有する複合ウェーハを形成させることによって、光マイクロ電子機械デバイスを製造する方法を提供する。【解決手段】 本方法は、2つの面を有する第1のウェーハを処理し、これらの2つの面の少なくとも一方の上に少なくとも1つのパターン化されて且つ平面化された半導体層を設けるステップと、単結晶シリコンの第2のウェーハを、第1のウェーハ上の半導体層に結合させるステップとを含む。
136 2002-264096 2001/03/09 野口 裕之 村川 正夫 光造形用微細光源および光照射装置 A4 DFX 1

(57)【要約】【課題】微細な3次元造形物を形成するための光のスポットサイズが極めて微小でしかも安価にかつ簡単に製作することができ、レーザーだけでなく各種の光源を使用することが可能な光造形装置用微細光源と光照射装置を提供する。【解決手段】光造形用微細光源が、シングルモードのコアを有する光ファイバーを加熱し,引き延ばすことにより出力端面のコア径が細径化された光ファイバーからなっている。
137 2002-264097 2001/03/02 富士ゼロックス株式会社 カーボンナノチューブ構造体、およびその製造方法 A4 DF02 MI04 FP

(57)【要約】【課題】 カーボンナノチューブのハンドリング性を向上させ、カーボンナノチューブを含む電子デバイスや機能材料、およびその他構造材料などの、広範なカーボンナノチューブの応用を実現し得るカーボンナノチューブ構造体、およびその製造方法を提供すること。【解決手段】 複数の物体4相互の間隙、および/または、物体の複数の部位における間隙に液架橋部を形成し、該液架橋部に複数のカーボンナノチューブ8を会合させることにより、カーボンナノチューブ8を構造化して配置することを特徴とするカーボンナノチューブ構造体の製造方法、およびカーボンナノチューブ構造体である。
138 2002-264099 2001/03/08 キヤノン株式会社 微細加工装置および微細加工方法 A4 DF02 DF03 PJ04 2

(57)【要約】【課題】導電性の被加工物に対し絶縁物に変成された加工パターンを加工するに際して、絶縁物によるパターンで囲まれた閉領域の内部に対しても容易に加工することが可能となり、より複雑で微細なパターンを自由に加工することができる微細加工装置および微細加工方法を提供する。【解決手段】導電性探針と該導電性の被加工物間に電圧を印加して、該被加工物に対し絶縁物に変成された加工パターンを形成する微細加工装置または方法において、加工データ入力手段と加工済みデータ記憶手段からのデータによって加工条件を算出する加工条件算出手段を有し、前記加工条件算出手段による加工条件に基づいて前記被加工物を加工するように構成する。
139 2002-264100 2001/03/08 キヤノン株式会社 微細加工装置および微細加工方法 A4 DFX PA03 MBX MD09 4

(57)【要約】【課題】導電性の被加工物に対し絶縁物に変成された複雑な加工パターンを加工するに際して、加工することが不可能なパターンを発生させることがなく、全てのパターンを容易に加工することができる微細加工装置および微細加工方法を提供する。【解決手段】導電性探針を備え、該導電性探針を導電性の被加工物に対して相対走査し、該導電性探針と該導電性の被加工物間に電圧を印加して、該被加工物に対し絶縁物に変成された加工パターンを形成する加工装置において、前記絶縁物に変成された加工パターンによって囲まれる閉領域に関する加工データを処理して加工手順を並び替えるように構成する。
140 2002-264251 2001/03/08 エヌイーシートーキン株式会社 耐フッ酸多層薄膜及びその使用方法 A4 DFX PC01 MB01 MD03 MD04 MD06 MDX 2

(57)【要約】【課題】 表面がフッ酸に対して高い耐腐食性を有すると共に、表面被覆部分が壊れた場合にも効果的にアシストできる膜厚の厚い優れた強度を持った耐フッ酸多層薄膜を提供すること。【解決手段】 この耐フッ酸多層薄膜1は、Au及びCu,Ag,Ni,Pt,Pdの何れか一種を用いて成る低抵抗導体を組み合わせて多層化したAu薄膜層1aと、Cu,Ag,Pt,Pd,Ni,Feの何れか一種を用いて成る低抵抗金属層1bとをAu薄膜層1aが両方の主面(表裏面)に配置されるように交互に積層した積層体から成る。又、この積層体では、Au薄膜層1aの厚みを5〜100[nm]の範囲とし、且つ低抵抗金属層1bの厚みを50nm〜数μmの範囲とすると共に、Au薄膜層1a及び低抵抗金属層1bを積層する積層数を増やして全体の膜厚D1を厚くしている。
141 2002-265209 2001/03/12 田路 和幸 ソニー株式会社 カーボンナノチューブの精製方法 A4 DFX MI04 1

(57)【要約】【課題】 精製カーボンナノチューブの回収率が高く、精製工程の自動化が容易な精製方法を提供する。【解決手段】 カーボンナノチューブを高濃度で含有する煤状粉末を過酸化水素水溶液中で湿式酸化処理し、アモルファスカーボン微粒子を除去する湿式酸化工程(ステップ1)と、酸化処理後の煤状固形物を蒸留水中にて超音波分散と沈降分離を繰り返し行い、ナノ粒子とグラファイトを分離除去する沈降処理工程(ステップ2)と、沈降処理後の煤状固形物を例えば塩酸等の酸溶液にて洗浄し金属微粒子を除去する酸処理工程(ステップ3)とで構成する。
142 2002-265223 2001/03/12 独立行政法人物質・材料研究機構 チタニア超薄膜およびその製造方法 A4 DF02 DF03 MA01 MEX MF01 MF02 MI07 1

(57)【要約】【課題】 本発明者が先に開発したチタニアナノシートとポリマーが積層した超薄膜は、紫外光を高効率で吸収するなどの優れた特性を有するが、ポリマーがナノシートのバインダー的な役割で薄膜の中に積層されていることから、熱的安定性、化学的安定性、機械的強度に欠けるという側面があり、用途によっては実用化の障害になりかねない問題点を有していた。【構成】 層状チタン酸化物微結晶を剥離して得られる薄片粒子からなるチタニアナノシートの多層構造からなりポリマー介在層を有しないことを特徴とするチタニア超薄膜。層状チタン酸化物微結晶を剥離して得られる薄片粒子からなるチタニアナノシートとカチオン性ポリマーをそれぞれ液相から基板上に交互に積層してチタニア超薄膜と介在層のポリマーが積層した多層構造の膜を作製し、該多層構造の膜からポリマーを加熱処理または紫外線などの電磁波照射により除去してチタニア超薄膜を製造する。
143 2002-266007 2001/03/08 科学技術振興事業団 独立行政法人産業技術総合研究所 金属ナノワイヤー及びその製造方法 A4 DF02 MD03 MI06 1

(57)【要約】【課題】 本発明は、このような事情のもとで、これまで生成することができなかった平均長さが1μm以上というサイズ形態を持つ金属のみから成るナノワイヤー及びその製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明は、一般式(式中、Valはバリン残基、mは1〜3、nは6〜18を表す。)で表される双頭型ペプチド脂質及び金属イオンから形成された金属複合化ペプチド脂質から成るナノファイバーを、該双頭型ペプチド脂質に対し5〜10当量の還元剤を用いて還元することから成る金属ナノワイヤーの製造方法、及び平均径が10〜20nmであって平均長さが1μm以上である金属ナノワイヤーを提供する。金属としては銅が好ましい。
144 2002-267956 2001/03/08 ソニー株式会社 マイクロミラーおよびその製造方法 A4 DA02 DA04 PA01 PA06 PB02 PC01 MA01 MB03 MBX MD01 1

(57)【要約】【課題】 高速かつ広角度に変位可能なマイクロミラーおよびその製造方法を提供する。【解決手段】 ヒンジ部13の可動部分13Aから固定部分13Bにかけての表側の面には、不純物例えばリン(P)を含む多結晶シリコン膜15が、また、ヒンジ部13の可動部分13Aの裏側の面には、アルミニウム(Al)膜16が形成されている。これにより、多結晶シリコン膜15とアルミニウム膜16とが窒化シリコンからなるヒンジ部13を挟んでバイモルフ構造を構成している。多結晶シリコン膜15に通電すると、多結晶シリコンのジュール熱によりヒンジ部13が加熱され、その結果、多結晶シリコン膜15とアルミニウム膜16との両方が熱膨張し、可動部分13Aとともにミラー部12が変位する。ミラー部12はヒンジ部13に対して傾斜しているので、先端のミラー部12に一層大きな角度変位を得ることができる。
145 2002-267959 2001/03/13 株式会社リコー 光変調装置及びその製造方法 A4 DA04 PA02 PA03 MA01 MB03 MD01 MD02 MD04 MD09 MF02 3

(57)【要約】【課題】 静電力により両端固定梁を撓ませる光変調装置の駆動電圧を低電圧化する。【解決手段】 基板201の窪みに電極203を設け、この電極に対向させて、梁205を、その両端のL型形状の固定端部210により基板201よりせり出すように固定する。梁205が静電力によって変形させられない状態で、梁205と電極203との間に非平行な空隙208が形成される。
146 2002-267996 2001/03/13 株式会社リコー 光走査装置及びその製造方法 A4 DA02 PB01 MA01 MD01 MD07 1

(57)【要約】【課題】 ミラー基板を静電力により往復振動させる光走査装置において、ミラー基板の湾曲を防止する。【解決手段】 ミラー基板101のミラー面が形成されない裏面に、応力調整層として圧縮応力を有する金属薄膜118が成膜される。金属薄膜118が成膜されない状態ではミラー基板は上に凸に湾曲するが、金属薄膜118を成膜した後は、その圧縮応力によりミラー基板は湾曲が抑えられ平坦になる。
147 2002-270462 2001/11/15 連匯科技有限公司 マイクロ機電技術を応用して製作された高周波通信用集積受動素子とその設計方法 A2 DB01 DB04 DB05 DB06 PB01 MD01 MD03 ME01 ME02 MFX 2

(57)【要約】【課題】マイクロ機電技術を応用して高周波通信用集積受動素子とセラミックの低温共焼で得た比較的精度の低い受動素子とを併用して、コストが低く、信頼度が高いハイブリッド通信素子の製作工程と材料を提供する。【解決手段】本発明では上述のハイブリッド通信素子の設計方法、材料と製作工程を提供し、その可用周波数の範囲は0.9GHz〜100GHzの広さに達し、低回路面積と低コストの要求に符合し、受動素子の基本構造は2層基板で、下層はセラミック、上層は廉価なガラス、或いは透明プラスチック、また、1層のセラミック基板を最下層に加えてもよく、全体の工程の材料と温度はみんな、CMOSの製作工程と相容し、RF−CMOSの後続製作工程となり得る外、素子の設計と製作に際し、素子間の隔離の方法を提供して、素子間のカップリングや干渉の現象を大幅に抑制し、集積化とミニ化の効果を向上した。
148 2002-273627 2001/03/14 毛利 尚武 三菱電機株式会社 微細軸成形方法及び装置 A4 DFX PEX PIX PJX MD10 1

(57)【要約】【課題】 微細軸の成形を安定的かつ効率的に行うことができる実用的な微細軸成形方法及び装置を得る。【解決手段】 マイナス極性の細線電極6とプラス極性の電極7とを位置決め手段により相対位置決めし、細線電極6と電極7との極間に加工電力供給手段10により加工電力を供給することにより放電を発生させ、細線電極6に微細形状軸を成形する微細軸成形方法及び装置において、細線電極6に加工液4aを付着させる加工液付着手段を備え、気中にて微細軸の成形を行う。微細軸の成形を安定的かつ効率的に行うことができ、微細軸成形コストを低減することができる。また、成形した微細軸をそのまま放電加工用電極として使用して微細穴加工を行う等の工程の自動化を実現することができる。
149 2002-273699 2002/01/31 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロメカニカル素子およびその製法 A4 DD01 PA03 PG01 MA02 MF02 1

(57)【要約】【課題】 マイクロメカニカル素子ならびにその製法【解決手段】 基板(3);構造化層(5)少なくとも1つ、ここで、構造化層(5)中には機能構造(7)少なくとも1つが形成されている;機能構造(7)を覆うキャップ(1)、ここで、キャップ(1)と機能構造(7)との間には中空部(7a)少なくとも1つが形成されている;キャップ(1)と構造化層(5)とを接合する接合層(2)を有するマイクロメカニカル素子において、接合層(2)が殊には、300nm〜100μmの範囲、有利には300nm〜50μmの範囲の厚さを有する陽極接合可能なガラス、即ちボンディングガラスにより形成されている。
150 2002-277764 2001/03/14 住友重機械工業株式会社 光スイッチ A4 DA01 FP

(57)【要約】【課題】 光スイッチの駆動部を減らして構造を単純にし、信頼性を高めると共に、小型化する。【解決手段】 各入力チャンネルに対応して設けた、入力光が常時入射される光路切換用ミラー31、32を、駆動機構によりデジタル的に駆動する。
151 2002-277765 2001/03/14 住友重機械工業株式会社 光スイッチ A4 DA01 FP

(57)【要約】【課題】 光スイッチの駆動部を減らして構造を単純にし、信頼性を高めると共に小型化する。【解決手段】 各入力チャンネルに入力された光を、そのまま又は入れ換えて出力チャンネルに出力するための光路切換用ミラー42、43、82、83、84あるいはプリズム70と、該ミラーあるいはプリズムをデジタル的に駆動するための、単一のデジタル駆動機構とを備える。
152 2002-277766 2001/03/16 ソニー株式会社 株式会社村田製作所 光変調素子の製造方法及び光変調素子 A4 DA01 FP

(57)【要約】【課題】 品質の安定化及び製造工程の簡素化が可能な光変調素子の製造方法及び光変調素子を提供すること。【解決手段】 基板4の導体箔9形成面に溝5を設け、光反射面10と、外部電極(+)6及び外部電極(−)7とこれに接続されたそれぞれの内部電極6a、7aとが形成された圧電体ブロック1Aを溝5に嵌め込み、導電性接着剤3を用いて圧電体ブロック1Aを基板4に接着固定後に、圧電体ブロック1Aを切断可能な切り込み深さで導体箔9と共に、圧電体ブロック1Aの長さ方向と直交する方向に所定間隔で切断分割し、一方向一列に配列されたピクセル2aを有する光変調素子2Aを形成する。これにより性能特性が均一で分割後も光反射面10の向きや位置が変らないと共に、電極の配線が同時に形成され、光変調素子を容易に作製することができる。
153 2002-277767 2001/03/16 株式会社リコー 光変調装置及びその光変調装置の製造方法並びにその光変調装置を具備する画像形成装置及びその光変調装置を具備する画像投影表示装置 A4 DA01 FP

(57)【要約】【課題】 光変調を行う構造が簡単で応答も速く、使用する入射光の波長が制限されることなく、駆動電圧が低く作動が安定で信頼性も高く、製造工程が少なく低コストの光変調装置及びその製造方法並びにその光変調装置を具備する画像形成装置及び画像投影表示装置を提供する。【解決手段】 反射手段1を側面に組み合わせ構成する薄膜で形成され両端が固定されて静電力で変形する薄膜両端固定梁と、薄膜両端固定梁2の他方側面に形成される非平行な空隙を介して上記薄膜両端固定梁に対向して駆動電圧を印加する基板電極3と、基板電極3の駆動電圧の印加による薄膜両端固定梁2の変形を当接により規制して光変調を行なう薄膜両端固定梁2に基板電極3が対向する対向面4と、対向面4からなる上記基板電極3を形成して薄膜両端固定梁2の一方の固定端2aと他方の固定端2bの両端を固定する基板5とからなる。
154 2002-277807 2001/03/14 株式会社リコー 光走査装置 A4 DA02 FP

(57)【要約】【課題】 可動ミラー面に対向して所定角度を有する対向ミラーの光反射面を、高精度に位置決め配備できる光走査装置を得るとともに、多重反射に伴う走査線の曲がりを補正し高品位な画像記録を行なう機構を提供する。【解決手段】 光走査装置に配置するミラーユニット1は可動ミラー基板2に可動ミラー3を保持し、対向ミラー10の間で照射光の反射を複数回行わせる。前記対向ミラー10は、2枚の結晶面方位の異なるSi基板11、12を用いて結晶異方性エッチングして作成し、光反射面としての傾斜面14……を形成することで、前記2枚の基板の傾斜面の角度を正確に形成することができ、上部に配置するプリズムを介しての光ビームの反射と感光体ドラムへの光照射を行わせる。
155 2002-280470 2001/03/22 アイシン精機株式会社 半導体装置及びその製造方法 A4 DD02 FP

(57)【要約】【課題】小型化及び製造を容易にできる半導体装置及びその製造方法を提供する。【解決手段】ヨーレートセンサ1は、シリコン基板2上にセンシング部3を備え、センシング部3を囲むように、封止用接合壁15が形成されている。封止用接合壁15には、孔16が形成されている。封止用接合壁15の外側に電極パッド7,10,13が設けられ、センシング部3の電気信号が電極パッド7,10,13に取り出されるように構成されている。封止用接合壁15の上面には、カバー部材17が低融点ガラス19を介して接合されている。カバー部材17の上部には蒸着層20が形成され、蒸着層20と同じ金属で形成された蒸着封止部20aにより孔16が真空封止され、真空チップパッケージ21を備えたヨーレートセンサ1が構成されている。
156 2002-282682 2001/03/26 独立行政法人産業技術総合研究所 桐生 昭吾 村川 正宏 樋口 哲也 微小化学反応装置 A4 DC01 DC02 FP

(57)【要約】【課題】 光造形法を含むマイクロマシニング技術を利用して大量且つ安価に製造できるとともに、用途に応じて反応系を自在に変更可能な微小化学反応装置を提供する。【解決手段】 反応通路3に連結されたそれぞれ2つずつの流入側通路4、5と流出側通路6、7を含んで構成される微小化学反応モジュール2Aが、少なくとも一つの層2内にそれぞれの反応通路の方向を層の前後方向に揃えて複数左右方向に配列され、且つ、前記配列が前後方向に複数列形成されている。前後の列間において、後列側の微小化学反応モジュールは、その2つの流入側通路がそれぞれ微小バルブ8を介して、前列側の左右方向に並んだ2つの微小化学反応モジュールの各一方の流出側通路と連結され、微小バルブの開閉によって反応系を自在に変更でき、目的に応じた微小化学反応を実現することが可能となる。
157 2002-283293 2001/03/22 タマティーエルオー株式会社 マイクロ流体素子とその製造方法 A4 DC01 PJ04 FP

(57)【要約】【課題】 形成する溝などのパターンの変更が容易で、加工工程が短縮化などが可能で、さらに、汚染上の理由によって完全使い捨てにする必要がなく、基板を簡単に再生使用できるマイクロ流体素子を提供する。【解決手段】 基板1と基板上の樹脂層2と樹脂層上の樹脂コート7からなり、前記樹脂層に、流体回路5を形成したマイクロ流体素子8。
158 2002-283294 2002/01/23 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロメカニック構造部材の製造方法 A4 PI02 FP

(57)【要約】【課題】 従来の技術の欠点を有しないマイクロメカニック構造部材の製造方法を提供する。【解決手段】 該製造方法は、前面及び背面を有する基板(1;2;4)を準備する、基板(1;2;4)の前面を構造化する、基板(1;2;4)の構造化した前面をゲルマニウム含有保護層(7;7’;7”)で少なくとも部分的に覆う、基板(1;2;4)の背面を構造化する、及び基板(1;2;4)の構造化した前面からゲルマニウム含有保護層(7;7’;7”)を少なくとも部分的に除去する工程からなる。
159 2002-283295 2001/03/27 セイコーエプソン株式会社 微細構造体の製造方法 A4 PI02 FP

(57)【要約】【課題】 複数の構造層を積層して微細構造を製造するのに適した製造方法を提供する。【解決手段】 アクチュエータ6となる第1の構造層101が形成された半導体基板20と、剥離層97を介してプリズムとなる第2の構造層102が形成されたガラス基板96とを、各々の構造層101および102が対面するように組み合わせる際に、チップ化される微細構造グループ59の間にエッチャントの導入路80を確保する。これにより、剥離層97のエッチング効率を向上し、剥離層97を除去して基板96を分離する工程に必要な時間を短縮し、微細構造体を短時間で製造できるようにする。
160 2002-283296 2001/11/27 マイクロスキャン システムズ インコーポレイテッド ゼロックス・コーポレーション 事前のパターニングを有する、マイクロメカニカルおよびマイクロオプトメカニカルな構造物を製造するための方法 A4 PI03 FP

(57)【要約】【課題】 絶縁体上シリコン(SOI)ウェーハにおいて、マイクロメカニカルまたはマイクロオプトメカニカルな構造物によって、機械的、光学的特質を改良する。【解決手段】 本発明は、マイクロメカニカルまたはマイクロオプトメカニカルな構造物を提供する。この構造物は、以下の段階を含む処理によって製作される。すなわち、絶縁層16によって基板層14から分離されている単結晶シリコン層12上にパターンを定義すること、単結晶シリコン層12に構造物を定義すること、構造物の機械的要素または光学的要素を形成するポリシリコンを残したままで、単結晶シリコン層12上にポリシリコン層40,42を蒸着およびエッチングすること、形成された構造物を解離することである。
161 2002-283297 2001/11/27 マイクロスキャン システムズ インコーポレイテッド ゼロックス・コーポレーション 裏面に金属被覆を備える、マイクロメカニカルおよびマイクロオプトメカニカルな構造物を製造するための方法 A4 PI03 FP

(57)【要約】【課題】 絶縁体上シリコン(SOI)ウェーハにおいて、マイクロメカニカルまたはマイクロオプトメカニカルな構造物によって、機械的、光学的特質を改良する。【解決手段】 本発明は、マイクロメカニカルまたはマイクロオプトメカニカルな構造物を提供する。この構造物は、以下の段階を含む処理によって製作される。すなわち、絶縁層16によって基板層14から分離されている単結晶シリコン層12に構造物を定義すること、単結晶シリコン層12を選択的にエッチングすること、構造物の機械的要素を形成するポリシリコンを残したままで、絶縁層16上にポリシリコン層40,42を蒸着およびエッチングすること、構造物の裏面を金属被覆すること、形成された構造物を解離することである。
162 2002-283298 2002/02/14 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロマシン構成エレメントと該マイクロマシン構成エレメントを製造するための方法 A4 PI02 FP

(57)【要約】【課題】 付着現象が有効に減じられたマイクロマシン構成エレメントと、このようなマイクロマシン構成エレメントを簡単かつ安価に製造するための方法を提供する。【解決手段】 互いに可動である複数の構成部分7,8を有したマイクロマシン構成エレメントを1つの基板から製造するための方法において、伝導性の層10を、互いに可動な構成部分7,8の少なくとも互いに向き合う表面9に設ける。マイクロマシン構成エレメントであって、基板を有しており、該基板に、互いに可動な構成部分7,8が形成されている形式のものにおいて、前記構成部分7,8の、少なくとも互いに向かい合った表面9が、伝導性の層10を支持している。
163 2002-283299 2001/03/21 セイコーエプソン株式会社 微小電気機械の製造方法 A4 DA01 PI02 FP

(57)【要約】【課題】 光スイッチングデバイスなどの微小電気機械を、歩留りよく製造することができる製造方法を提供する。【解決手段】 基板20に、金属製の可動な上電極7および固定された下電極8とシリコン製の犠牲層99により可動層を形成し、さらに酸化シリコン製の光学素子層を積層する。光学素子層を素子分離して溝90を形成した後に基板20をパッケージ材100にダイアタッチ材120で貼り付けワイヤーボンディングする。その後にXeF2をエッチェントとして犠牲層99を除去する。これにより、パッケージ材100に取り付けて配線する間は、アクチュエータ6は犠牲層99に守られ、構造的に安定な状態となるため損傷やゴミの侵入などを防止でき、歩留りを向上できる。
164 2002-287043 2001/03/27 セイコーエプソン株式会社 微細構造体および微細構造体の製造方法 A4 DA01 PI06 FP

(57)【要約】【課題】 光学素子をアクチュエータで駆動する光スイッチングデバイスにおいて、低コストで、耐久性および信頼性の高いデバイスを提供する。【解決手段】 フォトリソグラフィ技術により製造したアクチュエータ6の層に光学素子の層に光潜在性重合開始剤添加エポキシ樹脂35を用いて成形型70で成形して製造する際に、樹脂35の温度を60℃以上500℃以下の温度にヒータ105で制御すると共に、光源125からの光を部分的に当てて仮止めする。これにより、精度良く成形型70とアクチュエータ6が成形されたワーク20との位置合わせができ、膜厚も管理できる。したがって、アクチュエータ6と光学素子が積層された構成の微細構造体を精度良く製造でき、歩留まりを向上できる。
165 2002-287048 2001/03/26 三菱電線工業株式会社 江刺 正喜 光スイッチ及びその製造方法 A4 DA01 PI02 19

(57)【要約】【課題】 大規模の光スイッチの挿入損失の低減と小型化とを併せ図る。【解決手段】 パーマロイ12を下面に有しかつ板ばね部10により支持されて突出位置及び没入位置に移動可能な可動マイクロミラー1a〜1d、光ファイバF1〜F4を保持するためのファイバ保持V溝4a〜4d、並びにコリメート用のマイクロレンズL1,L2が保持されたレンズ保持凹部5a,5bを有する第1層A1と、支持用ガラス基板40からなる第2層A2と、メッキで形成され、可動マイクロミラー1a〜1dを駆動する平面マイクロコイル21,22からなる電磁アクチュエータ20a〜20dを有する第3層A3と、永久磁石からなる第4層A4とを積層して接合一体化する。
166 2002-287049 2001/03/26 三菱電線工業株式会社 光スイッチ及びその製造方法 A4 DA01 PI02 19

(57)【要約】 (修正有)【課題】 大規模の光スイッチの挿入損失の低減と小型化とを併せ図る。【解決手段】 下部に強磁形状記憶合金体を有する板ばね部10により支持されて、突出位置及び没入位置に移動可能な可動マイクロミラー1a〜1d、光ファイバF1〜F4を保持するためのファイバ保持V溝4a〜4d、並びにコリメート用のマイクロレンズL1,L2が保持されたレンズ保持凹部5a,5bを有する第1層A1と、支持用ガラス基板からなる第2層A2と、メッキで形成され、可動マイクロミラー1a〜1dを駆動する平面マイクロコイルからなる電磁アクチュエータ20a〜20dを有する第3層A3とを積層して接合一体化する。
167 2002-289875 1992/04/27 株式会社デンソー 半導体力学量センサ及びその製造方法 A4 DD01 PI02 FP

(57)【要約】【目的】 可動電極と固定電極との間を確実に電気的に絶縁し、全体構造を簡素化しつつ、ノイズの影響を低減して加速度の検出精度,検出感度を向上する。【構成】 単結晶シリコン基板1の下面側に絶縁層9を介して単結晶シリコン基板8を設け、片持ち梁13の全周に亘って単結晶シリコン基板1を上面側から下面側まで貫通するトレンチ溝13を穿設することにより、片持ち梁13と該片持ち梁13に対向する各固定電極14〜17とを一体的に形成する構成とした。これにより、片持ち梁13と各固定電極14〜17とはトレンチ溝3により電気的に絶縁される。
168 2002-289876 1992/04/27 株式会社デンソー 半導体力学量センサ及びその製造方法 A4 DD01 PI03 FP

(57)【要約】【課題】 半導体力学量センサを製造するとき、固定部および可動部が形成されるエッチング工程でそれぞれのエッチング剤が溝の周囲に浸入して破壊するのを防止し、生産性を高める。【解決手段】 固定電極14〜17および可動電極13はシリコン材により形成されているから、シリコンウエハにより一度に複数個を形成する。ここで、第1のエッチング工程で、固定電極14〜17および可動電極13を独立させるための溝と該溝が周囲と連通するのを遮断する溝とを形成する。そして、シリコンウエハの他側面から第2のエッチング工程では、各半導体力学量センサを周辺部で仕切ることにより、エッチング剤が隣接する半導体力学量センサに浸入するのを防止する。
169 2002-292600 2001/03/30 三井化学株式会社 マイクロ配管およびその製造方法 A4 DC01 PJ01 2

(57)【要約】【課題】 耐衝撃性、加工精度、量産性、製造コストに優れたマイクロ配管およびその製造方法を提供する。【解決手段】 マイクロ配管10は、溝加工によって微細な流路が形成されたベース基板21と、流路を覆うようにベース基板21に接合されたカバー基板19などで構成される。流路立体形状を有する原版20を用いてトランスファー成形または射出成形等によって高分子材料を成形すると、流路が転写されたベース基板21が得られ、成形されたベース基板21の上に熱可塑性樹脂シート等から成るカバー基板19を接合すると、マイクロ配管10が得られる。
170 2002-296293 2001/03/30 住友金属工業株式会社 株式会社ワコー 加速度センサ A4 DD01 FP

(57)【要約】【課題】 重量を大きくすることができるとともに、ビームの長さを長くして検出感度を従来の加速度センサより向上させることができ、周波数特性及び耐衝撃性が良好であり、小型化が可能である加速度センサを提供する【解決手段】 マイクロ構造体からなるセンサ部1は、矩形の枠部11を有し、枠部11の中心部には円柱状の重錘体12が設けられている。この重錘体12は枠部11の各辺の中央部と、ビーム13,13,13,13により接続されている。そして、四角柱状の補助重錘体14,14,14,14が、ビーム13,13と枠部11の内周面とにより包囲される空間内に遊挿する状態で、重錘体12に連設してある。
171 2002-296516 2001/03/29 日本航空電子工業株式会社 微小可動デバイス A4 DA04 PI03 FP

(57)【要約】【課題】 固定電極が形成される固定基板に更に粘着解消電極を付加形成して可動電極板が固定基板に対して貼着することを防止する微小可動デバイスを提供する。【解決手段】 マイクロマシニング技術で製造され、固定電極80が形成される固定電極基板8と、アンカー部11およびフレクチュア21を介して固定枠1’に取り付け結合され、固定電極基板8に対して垂直方向に変位する可動電極板2とを有する微小可動デバイスにおいて、固定電極基板8に固定電極80の他に粘着解消電極84を付加形成した微小可動デバイス。
172 2002-296518 2001/03/29 ミヨタ株式会社 ガルバノミラーチップおよびその製造方法 A4 DA04 FP

(57)【要約】【課題】露光、現像、エッチング精度を厳密に制御することなく、絶縁層段差部における引出電極パターン間隔が確保できるガルバノミラーチップ及びその製造方法を提供する。【解決手段】半導体基板に、枠状の外側可動板と該外側可動板の内側に配置される内側可動板とからなる可動部と、前記外側可動板を揺動可能に軸支する第1トーションバーと該第1トーションバーと軸方向が直交し前記内側可動板を揺動可能に軸支する第2トーションバーとからなる軸支部とを一体に形成し、外側可動板及び内側可動板の上面には絶縁層を介して平面コイルを設け、内側可動板の下面には反射ミラーを設けたガルバノミラーチップにおいて、前記平面電極コイルより第1トーションバー上を経由してボンディングパッドに接続される引出電極の絶縁層縁部における電極間隔が、第1トーションバー上での電極間隔より広く形成したガルバノミラーチップとする。
173 2002-296520 2001/03/30 株式会社リコー 空間光変調器および画像表示装置 A4 DA01 FP

(57)【要約】【課題】 光変調手段の数で制限される量を超える情報を空間伝達でき、かつ構成が簡単な空間光変調器を提供すること。【解決手段】 1は空間光変調器で、複数の光変調手段2が平面3上に一次元アレイ状に設けられ、平面3は軸4を中心に回転可能となっている。図示しない光源(例えばレーザ光源)から発せられた光ビーム5は空間光変調器1に入射すると、空間光変調手段2によって空間的に変調されると同時に、平面3が振動または回転することによって偏向・走査され、出射ビーム6となる。出射ビーム6は投射レンズ7によって画面の大きさ、焦点を合わせられてスクリーン8上に照射され、画像が投影表示される。以上の動作において、画像データからの信号はコントローラを介して、空間光変調手段2および平面3の駆動信号として与えられる。
174 2002-299714 2001/03/30 セイコーエプソン株式会社 圧電体素子及びこれを用いた電気機器 A4 DC03 FP

(57)【要約】【課題】 電歪領域で駆動させる場合に好適な特性を示すことのできる圧電体素子を提供する。【解決手段】 圧電体膜23と、この圧電体膜の両面を挟んで配置される下部電極22および上部電極24とを備えた圧電体素子21であって、前記圧電体膜は、菱面体晶系で、かつ(001)面優先配向であり、電界方向の格子定数が面内の格子定数より大きいことを特徴とする。前記圧電体膜は、面方向に圧縮応力を有することが好ましく、前記圧電体膜をSiO2基板上に形成し、かつ膜厚を1μm以上とすることが好ましい。
175 2002-301695 2001/12/21 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 精密機械的な構造要素、及びその製造方法 A4 PI02 10

(57)【要約】 (修正有)【課題】 重大な結果を招く幾つかの欠点を有さずにフッ化水素ガスエッチング法による犠牲層除去を行う。【解決手段】 僅かな層及びホトリソグラフィー工程しか必要としない自由可動な構造下に埋設された導体路と同様に犠牲層も同じ層からなる精密機械的な構成素子及び製造方法を提供する。
176 2002-301696 2001/04/03 日本航空電子工業株式会社 微小可動デバイス A4 PI02 1

(57)【要約】【課題】 可動板を成膜製造するに際して必然的に生起する反りを積極的に利用することにより、可動板或いは固定基板の何れか一方に微小突起を形成することその他の格別の工夫をする必要なしに可動板と固定基板との間の貼り付きを防止する微小可動デバイスを提供する。【解決手段】 マイクロマシニング技術で製造され、シリコン基板2と、アンカー部32およびフレクチュア31を介してシリコン基板2に取り付け結合され、シリコン基板2と接合された固定基板1に対して垂直方向に変位する可動板3とを有する微小可動デバイスにおいて、可動板3に反りを形成した微小可動デバイス。
177 2002-301697 2001/11/27 マイクロスキャン システムズ インコーポレイテッド ゼロックス・コーポレーション 単結晶シリコンの露光の工程を備える、マイクロメカニカルおよびマイクロオプトメカニカルな構造物を製造するための方法 A2 DA06 DB01 DB05 PB01 PE01MA01 MD01 MD02 MD04 MD07 18

(57)【要約】【課題】 絶縁体上シリコン(SOI)ウェーハにおいて、マイクロメカニカルまたはマイクロオプトメカニカルな構造物によって、機械的、光学的特質を改良する。【解決手段】 本発明は、マイクロメカニカルまたはマイクロオプトメカニカルな構造物を提供する。この構造物は、以下の段階を含む処理によって製作される。すなわち、絶縁層16によって基板層14から分離されている単結晶シリコン層12上に構造物を定義すること、構造物の機械的要素または光学的要素を形成するポリシリコンを残したままで、単結晶シリコン層12上にポリシリコン層40,42を蒸着およびエッチングすること、単結晶シリコン層12の選択された区域を露光すること、形成された構造物を解離することである。
178 2002-301698 2002/01/17 ゼロックス・コーポレーション 波形の多層膜構造を持つ、静電的にアクチュエートされるデバイス A4 DC03 FP

(57)【要約】【課題】 イジェクタ寸法を減少させずに、あるいは、膜厚を増加させずに、実用的な寸法のインク飛沫を排出する、インクジェット飛沫のイジェクタ能力を増加させる。【解決手段】 絶縁層と、導電層と、犠牲層及び、第2の導電層を持つ当該基板を提供し、第2の導電層に一連の穴をパターン化し、第2の犠牲層を第2の導電層の上に蒸着し、第2の犠牲層を放射状等のグリッドパターンでパターン化し、該パターンが第2の導電層で満たされ、第2の導電層と接触状態となるように、第3の導電層を蒸着し、開放腐食液に浸すことによって、第1及び第2の犠牲層を除去するステップを含む、マイクロ電子機械的液体イジェクタを製造するための方法
179 2002-307393 2001/04/12 松下電工株式会社 半導体マイクロアクチュエータ A4 ME01 FP

(57)【要約】【課題】 低消費電力で、応答性のよい半導体マイクロアクチュエータを提供する応答性のよい半導体マイクロアクチュエータを提供する。【解決手段】 半導体基板3と、該半導体基板3と熱絶縁領域10を介して接合され温度変化に応じて定められた方向に変位する少なくとも1つの可撓部2と、該可撓部2により熱絶縁領域10を介して懸垂され前記可撓部2の変化に応じて変位する可動部1とを備えてなる半導体マイクロアクチュエータにおいて、前記熱絶縁領域10を、略中央部の底面部で不連続面を形成するように、連結する部材の表面に沿って順次複数のポリイミド薄膜11を積層して構成する。
180 2002-307394 2001/04/12 松下電工株式会社 半導体マイクロアクチュエータ A4 ME01 FP

(57)【要約】【課題】 低消費電力で、応答性のよい半導体マイクロアクチュエータを提供する応答性のよい半導体マイクロアクチュエータを提供する。【解決手段】 半導体基板3と、該半導体基板3に接合され温度変化に応じて定められた方向に変位する少なくとも1つの可撓部2と、該可撓部2により懸垂され前記可撓部2の変化に応じて変位する可動部1とを備えてなる半導体マイクロアクチュエータにおいて、前記可撓部2を構成する材料の有する熱伝達率よりも小さい熱伝導率を有する断熱部を、前記可撓部2を被覆するように設けて、前記可撓部2から空気中への熱伝達を抑制する。
181 2002-307395 2001/04/12 松下電工株式会社 半導体マイクロアクチュエータ A4 MD06 FP

(57)【要約】【課題】 低消費電力で、応答性のよい半導体マイクロアクチュエータを提供する。【解決手段】 半導体基板3と、該半導体基板3と熱絶縁領域10を介して接合され内部に備えた加熱手段8による温度変化に応じて定められた方向に変位する少なくとも1つの可撓部2と、該可撓部2により懸垂され前記可撓部の変化に応じて変位する可動部1とを備えてなる半導体マイクロアクチュエータにおいて、前記可撓部2から前記可動部1に向う方向に、前記加熱手段8を、該可撓部2幅の略1/2部分までの間にわたり設ける。
182 2002-307396 2001/04/13 オリンパス光学工業株式会社 アクチュエータ A4 DA02 FP

(57)【要約】【課題】共振周波数が大きく異なる第一のトーションバーと第二のトーションバーとを有している二次元駆動アクチュエータを提供する。【解決手段】アクチュエータ100は、可動板102と、これを取り囲む可動内枠104と、可動板102と可動内枠104を連結する第一のトーションバー112・114と、可動内枠104を取り囲む固定外枠106と、可動内枠104と固定外枠106を連結する第二のトーションバー116・118とを有する板バネ構造体を備えている。第一のトーションバー112・114と第二のトーションバー116・118は異なる材料で構成されている。アクチュエータ100は、可動内枠104を周回する駆動コイル122と、第一の軸に平行な静磁界を与える一対の第一の永久磁石132・134と、第一の軸に平行な一対の第二の永久磁石136・138とを更に有している。
183 2002-307397 2001/04/16 ソニー株式会社 3次元構造物の形成方法 A4 PI02 ME02 FP

(57)【要約】【課題】 変形や破損を招くことなく、プラスチック基板などの低融点基板の表面に3次元構造物を形成可能な3次元構造物の形成方法を提供する。【解決手段】 下地膜21および被覆膜24により構成されるマイクロマシン100を形成する際、成膜ソースとしてFCVAイオンソース,エッチングソースとしてカウフマン型イオンソースをそれぞれ用いると共に、被覆膜24の支持体として、アセトンに可溶なPMMAにより構成された犠牲膜を形成する。処理温度が比較的低くなるため(約150°C以下)、プラスチックにより構成された基板Kを用いた場合においても、処理時における基板Kの変形や破損等の不具合の発生を招くことなく、基板Kの表面にマイクロマシン100を容易に形成することが可能となる。
184 2002-318073 2001/04/23 株式会社日立サイエンスシステムズ 微細構造物の乾燥装置 A4 PCX FP

(57)【要約】【課題】微細構造物の乾燥装置において、乾燥媒体の乾燥室への初期導入量を増加させることで乾燥媒体の液面を高め、被乾燥物が乾燥媒体の液面下になるようにすることで、制御外乾燥を防止する。【解決手段】微細構造物の乾燥装置用の乾燥媒体の充填されているボンベの温度を計測する機能を備えること、該ボンベの温度をボンベ内乾燥媒体の蒸気圧を高く保てる温度に常に制御できる機構を備えること、また該ボンベ内の圧力を計測できる機能を備えたこと。
185 2002-319684 2001/10/12 株式会社デンソー 半導体装置の製造方法 A4 PCX FP

(57)【要約】【課題】 ダイヤフラム等の凹部の形成のための工数を簡略化できると共に、凹部形成のためのエッチングに対するウェハへの処理の煩雑化を無くせ、かつ、凹部内壁面の曲率が大きくなり過ぎないようにする。【解決手段】 シリコン基板1のうち、ダイヤフラムを形成する予定の領域に対し、先端形状が例えば三角錐の物体を用いて圧力を加える。その後、ダイヤフラム形成のためのエッチングを施す。これにより、圧力が加えられた部分において、その部分を中心とした丸みを帯びた凹部3が形成される。この凹部3をダイヤフラムとして使用する。
186 2002-321195 2001/04/20 オリンパス光学工業株式会社 振動体およびその製造方法 A4 DA01 FP

(57)【要約】【課題】環境温度変化による共振周波数の変動が少ない振動体を提供する。【解決手段】光偏向器200は、振動部材であるミラーチップ210と固定部材であるベース230とを有する振動体202と、ミラーチップ210を駆動するための磁気回路260とを備えている。ミラーチップ210は、一対の支持体212と、支持体212に対して振動し得る可動板214と、可動板214と支持体212を連結する一対の弾性部材216とを備えている。ミラーチップ210の支持体212はベース230に設けられた接着部236に常温硬化性接着剤によって固定されている。ベース230を主に構成している材料(例えば金属)はミラーチップ210の弾性部材216を主に構成している材料(例えば単結晶シリコン)よりも大きい熱膨張率を有している。
187 2002-321196 2001/09/14 キヤノン株式会社 マイクロ構造体、マイクロ力学量センサ、マイクロアクチュエータ、マイクロ光偏向器、光走査型ディスプレイ、及びそれらの製造方法 A4 DA01 PI03 FP

(57)【要約】【課題】比較的ねじれやすくて、ねじれの軸に角度を成す方向に対して撓みにくいトーションスプリングで揺動自由に支持された揺動体を有するマイクロ構造体である。【解決手段】マイクロ構造体は、基板120と、少なくとも一つ以上の揺動体130を有し、揺動体130が1本以上のトーションスプリング122、124によって基板120に対して弾性的に揺動自由に支持されている。トーションスプリング122、124は、その長軸に垂直な面の断面形状が回転対称形状であり、且つ実質的に扁平な形状部分の組み合わせで構成され、扁平な形状部分は最も撓みやすい方向が交差するように配置されている。
188 2002-321197 2001/09/14 キヤノン株式会社 マイクロ構造体、マイクロ力学量センサ、マイクロアクチュエータ、マイクロ光偏向器、光走査型ディスプレイ、及びそれらの製造方法 A4 DA01 PI03 FP

(57)【要約】【課題】揺動体の平面に対して垂直、平行方向へ撓みにくいトーションスプリングで揺動自由に支持された揺動体を有するマイクロ構造体である。【解決手段】基板120と平板状の揺動体130を有し、揺動体130がトーションスプリング128、129によって基板120に弾性的に揺動自由に支持されているマイクロ構造体である。トーションスプリング128、129は、その長軸に垂直な面の断面形状の少なくとも一部が、平板状の揺動体130の平面に対して傾斜している。
189 2002-321198 2001/09/28 キヤノン株式会社 マイクロ構造体、マイクロ力学量センサ、マイクロアクチュエータ、マイクロ光偏向器、光走査型ディスプレイ、及びそれらの製造方法 A4 DA01 PI03 FP

(57)【要約】【課題】ねじれ方向に十分なコンプライアンスを確保しながら、ねじれの軸に垂直な方向には剛性の高いマイクロ構造体である。【解決手段】マイクロ構造体は、基板120と、少なくとも一つ以上の揺動体130を有し、揺動体130が複数のトーションバー122〜125から成る一組以上のトーションスプリング128、129によって基板120に対して弾性的に揺動自由に支持されている。一組のトーションスプリング128、129は、互いに長軸が平行であるように並列的に近接して配置され、長軸に垂直な面の断面形状が扁平であり、最も撓みやすい方向が交差するように配置された少なくとも2つのトーションバー122〜125を含む。
190 2002-321199 2002/01/16 アジレント・テクノロジーズ・インク 長距離の動きに適応した屈曲体構成を持つアクチュエータ A4 DA01 FP

(57)【要約】 (修正有)【課題】 固定部材に対する可動部材の制御された長距離に及ぶ運動をサポートする屈曲体を提供する。【解決手段】 本発明のアクチュエータは、第1の駆動電極アレイと第1の浮揚電極アレイを有する固定部材112と、第2の駆動電極アレイ126、及び第2の浮揚電極アレイ124を有する可動部材110と、可動部材が距離gだけ固定部材から離間され、第1及び第2の駆動電極が駆動電極間の平均中心間距離によって画定される第1及び第2のピッチを有し、この第1及び第2のピッチの最大値が距離gの8倍であることと、可動部材を固定部材へ接続する複数の屈曲体102、104、106、108とを含み、屈曲体のうち少なくとも1つが、固定部材に固定されている第1の端部から、可動部材に固定されている第2の端部まで連続的に可撓であることを特徴とする。
191 2002-321200 2002/01/10 テキサス インスツルメンツ インコーポレイテッド マイクロエレクトロメカニカル機械およびその製造方法 A4 DFX FP

(57)【要約】【課題】 マイクロエレクトロメカニカル機械(MEMS)マイクロアクチュエータのモータ・ギャップに汚染粒子が入るのを防止する。【解決手段】 マイクロアクチュエータの基板に位置するスライダは、複数のモータ・ギャップによって複数のプレーナ・コイルから分離され、かつ複数の障壁要素によって支持され、例えば電磁力によりステータに対して所望方向に運動させられる。障壁要素をフレキシブルに形成してマイクロアクチュエータの周辺にかつモータ・ギャップを満たすように挿入して、汚染粒子がモータ・ギャップに入るのを防止する一方スライダの運動を許すように配置し、それによって、汚染粒子のマイクロアクチュエータ動作への悪影響を緩和する。
192 2002-321363 2002/02/14 ゼロックス・コーポレーション 流体噴射システム A4 DC03 FP

(57)【要約】【課題】 流体噴射システムの性能を改善する。【解決手段】 流体噴射システムは、静電引力または磁力に基づいて動作する。流体噴射システムは、少なくとも1つの振動板部分230、および該少なくとも1つの振動板部分230によって少なくとも部分的に規定される振動板チャンバ232とを有する密封振動板構造と、少なくとも1つの振動板部分230上に配置されるノズル穴242と、ノズル穴242と少なくとも1つの振動板部分230との間に規定される噴射チャンバ250と、第2の誘電流体234を含む第2の誘電流体リザーバ270とを含む。噴射チャンバ250は、第1の噴射流体252を収容する。第2の誘電流体リザーバ270は、振動板チャンバ232との間で流体が流れるように連通して、第2の誘電流体234を振動板チャンバ232へ供給する。
193 2002-323323 2001/04/25 三菱電機株式会社 角速度センサ A4 DD02 FP

(57)【要約】【課題】 振動駆動時の同相の振動モードと逆相の振動モードとの共振周波数分離を容易にでき、検出精度を向上させた角速度センサを提供する。【解決手段】 角速度センサは、端部が基板にアンカ部で固定された複数の第1の梁31と、前記複数の第1の梁に支持され、x軸方向に延在し、該x軸方向に振動可能な互いに平行な2本の連結支持梁1、2と、前記平行な2本の各連結支持梁の間に複数の第2の梁32を介して支持され、x軸方向に振動駆動される2つの駆動用振動体3、4と、前記各駆動用振動体をそれぞれ振動駆動させる振動駆動手段と、y軸方向に延在し、前記各駆動用振動体にそれぞれ第3の梁を介して支持された検出用振動体と、z軸を軸とする角速度の印加によって前記各検出用振動体に生じるy軸方向への変位を静電容量の変化として検出する変位検出手段とを備える。
194 2002-323669 2001/09/14 キヤノン株式会社 揺動体装置、光偏向器、及び光偏向器を用いた光学機器 A4 DA02 FP

(57)【要約】【課題】非常に小型化できて耐久性が高くでき2次元走査可能な構造にもできる光偏向器等の揺動体装置である。【解決手段】揺動体装置は、軟磁性体或いは硬磁性体からなる可動コア7A、7Bを有する揺動体5と、コイル9A、9Bを周回させた固定コア10A、10Bと、揺動体5を支持基板に対して揺動可能に支持する弾性支持部6を有する。可動コア7A、7Bと固定コア10A、10Bは、揺動体5の揺動方向に対し垂直方向にずれて略平行に空隙を介して対向する対向面を夫々有して配置され、揺動体5が揺動するに伴って前記各々の対向面の前記垂直方向から見た重なり部分の面積が変化するように形成されている。
195 2002-328313 2001/05/01 ソニー株式会社 光スイッチング素子およびその製造方法、並びに画像表示装置 A4 DA01 PI02 FP

(57)【要約】【課題】 簡単な構成で、小型軽量であると共に、速い動きの動画表示が求められる直視・反射型画像表示装置にも好適に用いることができる高速応答可能なカラー表示用の光スイッチング素子を提供する。【構成】 光スイッチング素子10は、基板11の上に、赤色,緑色,青色表示用光学多層構造体10R,10G,10Bを有する。各層(または間隙部)の膜厚(または大きさ)は各色で異なり、グレースケールマスクまたはリフトオフ法を用いて形成される。赤色,緑色,青色表示用間隙部13R,13G,13Bの大きさを変化させることにより、入射した光の反射、透過若しくは吸収の量を変化させ、カラー表示を行う。基板11は例えばカーボン(C)、第1の層12R,12G,12Bは例えばタンタル(Ta)、第2の層14R,14G,14Bは例えば窒化珪素(SiNx )により形成される。
196 2002-328316 2001/04/26 富士通株式会社 富士通メディアデバイス株式会社 マイクロミラー素子およびその製造方法 A4 DA04 PB02 FP

(57)【要約】【課題】 トーションバーの設計仕様に多様性をもたせることができるとともに、トーションバーの各部を所望の寸法に正確に仕上げることができるマイクロミラー素子およびマイクロミラー素子の製造方法を提供すること。【解決手段】 マイクロミラー素子の製造において、基板110′上に、フレーム113およびミラー形成部111へと加工される箇所をマスクするための第1のマスクパターン10を形成する工程と、基板110′上に、架橋部112へと加工される箇所をマスクするための第2のマスクパターン20を形成する工程と、第1および第2のマスクパターン10,20をマスクとして、基板110′に対して第1のエッチング処理を行う工程と、第2のマスクパターン20を選択的に除去する工程と、第1のマスクパターン10をマスクとして、基板110′に対して第2のエッチング処理を行う工程と、第1のマスクパターン10を除去する工程と、を含めることとした。
197 2002-328318 2001/04/27 株式会社リコー 光変調装置及びその光変調装置の製造方法並びにその光変調装置を具備する画像形成装置及びその光変調装置を具備する画像投影表示装置 A4 DA01 PI02 FP

(57)【要約】【課題】 光変調を行う構造が簡単で応答も速く、使用する入射光の波長が制限されることなく、駆動電圧が低く作動が安定で信頼性も高く、製造工程とその所要時間が少なく低コストの光変調装置及びその光変調装置の製造方法並びにそれを具備する画像形成装置及びそれを具備する画像投影表示装置を提供する。【解決手段】 反射手段1と、上記反射手段を組み合わせ構成する薄膜で形成され両端を固定されて静電力で変形する薄膜両端固定梁2と、薄膜両端固定梁に対向して駆動電圧を印加する基板電極3と、基板電極と薄膜両端固定梁が対向して形成される空隙4と、空隙の底部に形成された基板電極を凹形状部に形成して薄膜両端固定梁の両端を保持固定する基板5と、薄膜両端固定梁の空隙の上部に形成されて他の部分より変位し易くする孔形状部6とからなる。
198 2002-328329 2001/04/27 株式会社リコー 光走査装置及びその光走査装置の製造方法並びにその光走査装置を具備する画像形成装置及びその光走査装置を具備する読取装置 A4 DA02 PI02 FP

(57)【要約】【課題】 光走査を行なう振れ角が大きく、駆動電圧が低く、回動が安定である光走査装置及びその光走査装置の製造方法並びにその光走査装置を具備する画像形成装置及びその光走査装置を具備する読取装置を提供する。【解決手段】 入射光を正反射する反射手段1と、上記反射手段1を保持する反射手段保持基板2と、上記反射手段保持基板2を回動可能に支持するねじり回動軸3と、上記ねじり回動軸3に支持された上記反射手段保持基板2の側面の可動電極4と、上記可動電極4の対向面4aと上記反射手段保持基板2の厚み方向にずれた位置に形成された固定電極5とからなる。
199 2002-331380 2001/05/02 住友精密工業株式会社 シリコン基板用レーザ加工装置 A4 DD02 PJ04 FP

(57)【要約】【課題】溶融シリコンの飛び散りを防止し、加工精度に優れるとともに、効率的にシリコン基板の穴あけ加工を行うことができるレーザ加工装置の提供。【解決手段】特性検査部13、加工位置決定部14-1、加工位置記憶部14-2、加工処理判断部14-3、加工着手位置の半径80μm以内に加工済み穴がない場合には、改質処理を施した後に穴あけ加工を行う加工パターンを選択し、加工着手位置の半径80μm以内に加工済み穴がある場合には、改質処理を施すことなく穴あけ加工を行う加工パターンを選択する加工パターン決定部14-4、加工制御部15、ならびに、加工部16を具備するシリコン基板用レーザ加工装置である。
200 2002-334645 2002/01/17 三星電子株式会社 MEMSリレイ及びその製造方法 A4 DB01 PI02 7

(57)【要約】【課題】 MEMSリレイ及びその製造方法を提供する。【解決手段】第1ウェーハは、その下部の表面に位置する駆動電極とその表面において駆動電極と互いに隣接する入力信号電極及び出力信号電極と電極上において第1ウェーハを貫通するビアホールとビアホール上に形成された金属パッドとを備え、第2ウェーハは、その縁部に第1と第3のウェーハとの間を密封させるシーリング部が形成された胴体と胴体から内側に離れて位置しシリコン基板とその上に形成されたパッシベーション層及びその層上の両側に形成されて信号電極と対向するコンタクト電極と一体的に形成され、胴体の上部表面から下方に所定距離離れて位置する駆動本体と駆動本体が第2ウェーハ内に支持されるように駆動本体の対向する両側から各々外方に延びて胴体の内側に連結される連結支持部とを備え、第3ウェーハは駆動本体が回動できる空洞を備えることを特徴とする。
201 2002-335683 2001/05/09 オリンパス光学工業株式会社 静電アクチュエータおよびそれを用いた光ピックアップ A4 DAX FP

(57)【要約】【課題】 開口制限素子を二次元方向に変位させ得る著しく小型化した静電アクチュエータおよびそれを用いて著しく小型化した光ピックアップを提供する。【解決手段】 基板21上に固定され第1固定電極22aを形成される第1固定部材22と、該第1固定部材に第1リンク部材23を介してX方向に変位可能に連結され第1可動電極24aおよび第2固定電極24bを形成される第2固定部材24と、第2固定部材24に第2リンク部材27を介してY方向に変位可能に連結され第2可動電極26aを形成される可動部材26とから成り、前記第1固定および可動電極間ならびに前記第2固定および可動電極間にそれぞれ所定電圧を印加することにより、可動部材26に一体形成したピンホール8を光軸に対して直交するX,Y方向に変位させる二次元駆動型静電アクチュエータ9は、マイクロマシン技術により小型に製造され、光ピックアップに用いられる。
202 2002-337098 2001/05/15 沖電気工業株式会社 光学レンズ素子組立体 A4 DA03 FP

(57)【要約】【課題】 一方の端面にレンズ面が形成されかつ相互に光学的に直列に結合されて基準面上に配置される2つの光学レンズ素子の製造誤差に拘わらず両光学レンズ素子に実用的な軸ずれを生じにくい特定の姿勢関係を見出す。【解決手段】 両光学レンズ素子10a、10bは、それぞれの一方の端面がレンズ面であり、これら両光学レンズ素子が相互に直列的に結合して配置される。両光学レンズ素子は、該両レンズ光学素子間の仮想中間面P1に関して相互に面対称の姿勢で配置される。
203 2002-337099 2001/05/15 シンワ測定株式会社 微細摺動部品の摺動面加工方法並びに微細摺動部品の摺動面加工における凹部形成条件の決定方法 A4 PJX FP

(57)【要約】【課題】 マイクロキサゲ技術によって、所望の摩擦係数の摺動面をもった微細部品を大量生産でき、また、マイクロマシン等の小型工業製品の稼動特性を格段に向上できる画期的な微細摺動部品の摺動面加工方法を提供すること。【解決手段】 マイクロマシンなどの微細工業製品の摺動面を有する部品に対して、写真製版(Photo engraving)を用いた腐食加工を施し、摺動面に所定の形状、大きさ、深さ、配列、数の凹部を形成し、所望の摺動特性を有する摺動面に加工する微細摺動部品の摺動面加工方法。
204 2002-337100 2001/12/25 理化学研究所 ナノ被覆分子性材料 A4 MI07 FP

(57)【要約】【課題】 個々の分子あるいはナノ粒子としての物理的、化学的特性が保持あるいは改良された分子性材料を提供すること。【解決手段】 分子、分子集合体またはナノ粒子の少なくとも一部の表面が、酸素金属結合を有する超薄膜で被覆されていることを特徴とするナノ被覆分子性材料。
205 2002-338271 2001/05/15 ミノルタ株式会社 金型製造方法、金型、光学素子、および光学素子製造方法 A4 PI06 FP

(57)【要約】【課題】 高精度な光学素子や部品を製造する。【解決手段】 タングステンカーバイトを主成分とする超合金を素材として、所望の形状に切削・研磨した上にプラズマCVD法によりシリコンを保護層としてコートし、さらにその上に1μmの厚さのクロム窒化物をコートして予備形状金型を製造する。製造された予備形状金型の形状、あるいはそれにより製造したサンプルの形状を測定し、その製造誤差から下型用予備形状金型30の形状補正量を求める。さらに、求めた形状補正量に基づいて、下型用予備形状金型30の下型成形面301に所望の精度が得られるようにエッチングによる補正を行って金型を完成させる。この金型を用いて光学素子や部品を製造する。
206 2002-340926 2001/05/14 アイシン精機株式会社 加速度センサ A4 DD01 FP

(57)【要約】【課題】 動作環境に応じたセンサ出力のオフセット及びその変動を簡易に吸収することができる加速度センサを提供する。【解決手段】 第1可動部11は、所定の変位方向を有して基板10に対して浮動支持されている。第2可動部12は、上記変位方向を有して第1可動部11に対して支持されている。第1可動部11の基板10に対する変位方向への変位は、変位検出用固定電極14a,14b及び変位検出用可動電極16間の静電容量の変動として検出される。サーボ電極13には、検出された第1可動部11の変位に基づき同変位を抑制する静電引力が生じるようにサーボ電圧が供給される。第2可動部12の基板10に対する変位方向への変位は、加速度検出用固定電極15a,15b及び加速度検出用可動電極18間の静電容量の変動として検出される。検出された第2可動部12の変位に基づき加えられた加速度が検出される。
207 2002-340927 2001/05/14 アイシン精機株式会社 加速度センサ A4 DD01 FP

(57)【要約】【課題】 単一の交流信号源のみで動作環境に応じたセンサ出力のオフセット及びその変動を簡易に吸収することができる加速度センサを提供する。【解決手段】 第1可動部11は、所定の変位方向を有して基板10に対して浮動支持されている。第2可動部12は、上記変位方向を有して第1可動部11に対して支持されている。第1及び第2可動部11,12(構造体)には、交流信号源31からの交流信号が入力される。この交流信号に基づき第1可動部11と固定電極14aとの間に形成される静電容量に蓄えられる電荷に相当する信号が固定電極14aから第1検出回路32に入力され、第1可動部11の基板10に対する変位方向への変位を検出する。同様に、第2可動部12の基板10に対する変位方向への変位を検出する。サーボ電極13aには、検出された第1可動部11の変位に基づき同変位を抑制する静電引力が生じるようにサーボ電圧が供給される。
208 2002-341269 2001/05/11 ソニー株式会社 光変調素子とそれを用いた光学装置、および光変調素子の製造方法 A4 DAX 2

(57)【要約】【課題】 高い光効率と信頼性を有する光変調素子とそれを用いた光学装置を提供し、高い歩留まりで光変調素子を製造することができる光変調素子の製造方法を提供する。【解決手段】光変調素子10は、反射面16aを備えたリボン状の回折部20が長手方向に平行に配列されて構成される。回折部20自体は、構造体15の上に反射層16,第1の誘電体層17および第2の誘電体層18が形成されたものであり、この部分が基板11に垂直な方向に変位し(状態I→状態II)、回折面となって入射光の角度,強度および位相を変調する。誘電体層17,18は、入射波長や回折部20全体の応力を考慮して層数,材料および厚みが設計される。これにより、回折部20の反射率を向上させ、Alの反射層16における光吸収と発熱を抑制すると共に、反射層16が洗浄やレジスト除去の際に保護される。
209 2002-345089 2001/05/21 日本放送協会 ICマイクおよびICマイクの振動板形成方法 A4 PC01 FP

(57)【要約】【課題】 高濃度不純物層(エッチストップ層)形成後の熱処理によって生じるエッチストップの効果の低下を抑制し、高濃度不純物層形成後の熱処理が原因の座屈を防ぐことができるICマイクの振動板形成方法およびICマイクを提供すること。【解決手段】 コンデンサ型マイクの振動板形成のためのエッチング処理におけるエッチング量の制御に用いる高濃度不純物層を所定の第1の温度下で形成するための高濃度層形成工程と、高濃度層形成工程の後に所定の第2の温度下でエッチングマスクを形成するマスク形成工程とを備え、第2の温度が第1の温度よりも低い構成を有している。ここで、第2の温度は、900℃以上1000℃以下の温度範囲のいずれかの温度である。
210 2002-346997 2001/05/28 元島 栖二 シーエムシー技術開発 株式会社 マイクロアクチュエータ及びその用途 A4 DFX FP

(57)【要約】【課題】 電場、磁場又は電磁場の雰囲気中への配置、若しくは通電によって生じるコイル状炭素繊維の特異な性質を活用し、これを駆動力とすることができるマイクロアクチュエータ及びその用途を提供する。【解決手段】 マイクロアクチュエータは、対向配置された板状をなす一対の案内部材12と、両案内部材12の間に配設されたコイル状炭素繊維11と、コイル状炭素繊維11に接続された一対の電極14とから構成されている。両案内部材12の間にはコイル状炭素繊維11の一端を固定する固定部材13が架設されている。このコイル状炭素繊維11が電場、磁場又は電磁場の雰囲気中への配置されるか、あるいはコイル状炭素繊維11に電極14を介して通電することにより、コイル状炭素繊維11の周囲に磁場が発生するようになっている。
211 2002-346998 2001/05/22 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 段付き金属体形成方法 A4 PGX FP

(57)【要約】【課題】 小径金属部分26及び大径金属部分28を含む段付き金属体29の形成方法において、小径金属部分26の径の過小を回避しつつ、小径金属部分26−大径金属部分28間の密着性を改善する。【解決手段】 非感光性有機膜12、上側シードレイヤー13、及び上側レジスト14を成膜してから、上側金属形成空間22、中間金属形成孔19、及び下側金属形成孔24をリソグラフィやエッチング等により上側レジスト14、上側シードレイヤー13、及び非感光性有機膜12に形成する。基層部10側から下側金属形成孔24に露出する下側シードレイヤー11を陰極にして電気めっきを行い、小径金属部分26及び大径金属部分28を連続的に形成する。
212 2002-346999 2001/05/24 富士写真フイルム株式会社 機能性ナノ構造体およびこれを用いた分子素子 A4 DF02 1

(57)【要約】【課題】 高い方向性および/または選択性を示す機能を高密度に発現可能な機能性ナノ構造体を提供する。【解決手段】 開口部の口径が200nm以下で且つ深さが20nm以上である互いに独立した複数の細孔を有する支持体と、前記細孔の内部に少なくとも分子の一部が導入された1種類以上の機能性有機化合物とを有することを特徴とする機能性ナノ構造体である。
213 2002-349975 2002/02/18 ソニー株式会社 熱輸送装置 A4 DC03 FP

(57)【要約】【課題】 マイクロチャンネル及びマイクロポンプを用いた熱輸送装置において、薄型化を図り、伝熱特性を向上させる。【解決手段】 熱輸送装置1において、冷媒を通過させるための微小チャンネルと、冷媒を輸送するための微小ポンプを一体化した構造にする。例えば、マイクロチャンネル2aが形成されたチャンネル層2と、マイクロポンプ4aが形成されたポンプ層4とを積層した多層構造にしたり、あるいはマイクロチャンネルとマイクロポンプとを一体化した単位構造のものを多数配列させる。そして、可撓性材料を用いた樹脂基材上にマイクロチャンネルやマイクロポンプを形成することで、柔軟性を持たせた。
214 2002-350457 2001/05/24 オリンパス光学工業株式会社 揺動体 A4 DA02 FP

(57)【要約】【課題】トーションバー等の弾性部材上を延びている配線を覆う絶縁層にクラックが生じ難い揺動体を提供する。【解決手段】ねじり揺動体110は、可動板112と、これを揺動可能に支持するための一対の弾性部材114a,114bと、これらを保持する一対の支持体116a,116bとを備えている。弾性部材114aには配線130a,150aが延びており、弾性部材114bには配線130b,150bが延びている。配線130a,130b,150a,150bはいずれも、弾性部材114a,114bの長手方向に対して平行に間隔を置いて直線的に延びる複数の狭い線幅の配線要素からなる櫛歯状の領域を備えている。それらの櫛歯状の領域は、弾性部材114a,114bの長さ全体にわたって延びている。
215 2002-350751 2001/05/30 ソニー株式会社 光学多層構造体およびその製造方法、光スイッチング素子、並びに画像表示装置 A4 DA01 2

(57)【要約】【課題】 基板の材質を考慮せずに任意の基板上に作製でき、画像表示装置に好適に用いることができる光学多層構造体を提供する。【構成】 基板10は、例えばシリコン(Si)からなり、開口10Aとこれを囲む枠部10Fとからなる網目状の平面形状を有する。光学多層構造体1は、この基板10の開口10A上に、第1の層11、光の干渉現象を起こし得る大きさを有すると共にその大きさを変化させることのできる間隙部12、および第2の層13をこの順で配設した構造を有する。基板10の光学特性を考慮せずに第1の層11や第2の層13の膜厚や間隙部12の大きさを設計することができる。基板10はシリコンからなるので高温プロセスに影響されず、プロセス自由度が向上する。光学多層構造体1と駆動回路等とを同一の基板10に作製することが可能となる。
216 2002-355798 2001/06/04 株式会社日立製作所 株式会社日立超エル・エス・アイ・システムズ マイクロポンプ、マイクロミキサー、マイクロ機械デバイス、マイクロ可動ミラーおよび光スイッチ A4 PE01 2

(57)【要約】【課題】エポキシ系感光性樹脂を用いることで、積層することなく厚肉化を容易に実現して低コスト化をはかり、使い捨て可能なマイクロマシンおよびその製造方法を提供することにある。【解決手段】エポキシ系感光性樹脂そのものを構造材料としてマイクロ機械デバイスを構成することを特徴とする。半導体のフォトリソグラフィー技術により組立工程なしに樹脂の三次元構造体がバッチ処理で作成できるため、樹脂デバイスの微小化や複雑化が容易に行え、低コスト化がはかれる。また、処理回路と一体化ができるために浮遊容量の問題等を押さえることができ、高精度なセンサ等のデバイスを作り込むことが可能となる。
217 2002-355800 2002/01/09 三星電子株式会社 粘着防止微細構造物の製造方法 A4 PI02 FP

(57)【要約】 (修正有)【課題】 粘着防止微細構造物の製造方法を提供する。【解決手段】 基板から浮上する微細構造物を製造するために犠牲層103を利用するマイクロマシニング工程において、上記犠牲層の積層前後に乾式エッチングにより除去可能な粘着防止膜101を積層する段階を含む微細構造物の製造方法が提供される。これにより、湿式エッチングで犠牲層を除去する時に発生する粘着現象を防止できる。さらに、乾式エッチングにより粘着防止膜を除去し、犠牲層除去時には安価の湿式エッチング工程をそのまま利用できるので低廉に微細構造物を製造できる効果がある。
218 2002-356327 2002/03/27 三星エスディアイ株式会社 球形のナノサイズバナジウム酸化物粒子の製造方法 A4 MI07 FP

(57)【要約】【課題】 球形かつナノサイズのバナジウム酸化物粒子の製造方法を提供する。【解決手段】 バナジウムイオン含有物質を溶解してバナジウムイオン水溶液を得る段階(a)と、前記バナジウムイオン水溶液に、極性非プロトン性有機溶媒およびグリコール類溶媒からなる群より選択される一以上の反応溶媒を添加してこれらを混合する段階(b)と、得られた混合物を熟成させる段階(c)とを含むことを特徴とするバナジウム酸化物粒子の製造方法である。
219 2002-357774 2001/04/25 オリンパス光学工業株式会社 可変焦点光学素子 A4 DAX FP

(57)【要約】【課題】本発明は、作成が容易であると共に、大きな変形を得ることが可能な可変焦点光学素子を提供する。【解決手段】本発明によると、基板または積層された基板に形成され、上面又は下面の少なくとも一方に薄膜部を有し、上記薄膜は第1の電極を有し、上記薄膜の対向面には第2の電極を有し、上記第1の電極と上記第2の電極間に印加される電圧で上記薄膜が変形可能である第1室と、上記基板又は積層された上記基板に形成され、上面又は下面の少なくとも一方に薄膜部を有し、上記薄膜部の変形により焦点距離が可変な光学素子として作用する第2室と、上記第1室と上記第2室を接続する通路とを有し、上記第1室の薄膜部は上記第2室の薄膜部より面積が大きく、上記第1室と上記第2室及び上記通路には流体が封入されており、上記第1の電極と上記第2の電極間に印加される電圧で光学素子としての上記第2室の焦点距離が可変に構成されている可変焦点光学素子が提供される。
220 2002-357777 2001/05/31 セイコーエプソン株式会社 光変調装置及びその製造方法 A4 DAX PGX FP

(57)【要約】【課題】 高い信頼性で容易に基板間の接合を行える光変調装置及びその製造方法を提供することにある。【解決手段】 光変調装置の製造方法は、駆動電極130と微小ミラー220との電位差により生じる静電気力により、微小ミラー220を傾斜駆動させる光変調装置を製造する方法であって、駆動電極130が形成される第1基板100Aと、微小ミラー220が形成される第2基板200Aと、のそれぞれの接合面をエッチングして、結合力が発現するように活性化させることと、第1及び第2基板100A、200Aを、重ね合わせることで接合することと、を含む。
221 2002-361596 2002/03/07 株式会社豊田中央研究所 シリコン系構造体の製造装置と製造方法 A4 PB04 6

(57)【要約】【課題】 中空のシリコン系構造体の製造工程を簡単化する。【解決手段】 シリコン系構造体の製造装置は、シリコン基板上に酸化シリコン層が形成され、その酸化シリコン層がシリコン層で覆われた試料を加工して中空のシリコン系構造体を製造する装置である。この装置は、第1ガス供給部20、21と、第2ガス供給部30、31と、エッチング反応室10と、選択連通手段23〜26、34、35と、ガス排出手段42を備えている。第1ガスは、シリコンをエッチングする。第2ガスは、酸化シリコンをエッチングしてシリコンをほとんどエッチングしない。選択連通手段23〜26、34、35は、エッチング反応室10を第1ガス供給部20、21と第2ガス供給部30、31のいずれかに選択的に連通させる。ガス排出手段42は、エッチング反応室10内のガスを排出する。
222 2002-361597 2001/06/11 株式会社ニコン マイクロレンズアレイの製造方法、マイクロレンズアレイ、光学系、投影露光装置 A4 DA03 PJX FP

(57)【要約】【課題】マイクロレンズアレイの表面形状をエッチングやモールドで形成することにより、マイクロレンズ表面に生じる凹凸のために、表面粗さが粗くなっていることにより、回折や散乱が生じ、透過率の低下や透過光のムラが生じるという問題を解決し、表面精度を向上させることにより、高い透過率の、透過光ムラを低減させたマイクロレンズアレイの製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】マイクロレンズアレイの製造方法において、マイクロレンズアレイをエッチングまたはモールドにより成形した後に、研磨することにより、高い透過率の、透過光ムラを低減させたマイクロレンズアレイの製造方法を提供することができる。
223 2002-365153 2001/06/06 日本電信電話株式会社 微細構造の製造方法 A4 PI02 FP

(57)【要約】【課題】 封止された微細な中空構造をより容易に形成できるようにする。【解決手段】 可動電極108上に、有機ポリマー樹脂をスピン塗布することで、封止膜110を形成する。有機ポリマー樹脂としては、金メッキ膜に対する濡れ性の悪いものが好ましく、例えば、ポリベンゾオキサゾール(もしくはこの前駆体)などを用いる。
224 2002-370198 2001/06/12 テクノクオーツ株式会社 マイクロチャンネル構造体およびその製造方法 A4 DEX FP

(57)【要約】【課題】 例えばマイクロチップの製作に好適で、マイクロマシン技術を石英の精密溝加工法として活用し、従来の機械工具による通孔の穿孔を廃し、従来の機械加工およびその延長技術では困難であった数10μmの寸法領域の加工を実現し、微細な通孔若しくは溝を合理的かつ高精密に形成し、カバ−プレ−トないしマイクロチャンネル構造体を合理的に製作できる、マイクロチャンネル構造体およびその製造方法を提供すること。【解決手段】 マイクロチャンネル4を形成した基板2と、微小の通孔13〜15を厚さ方向に形成したカバ−プレ−ト3とを備える。前記マイクロチャンネル4側に前記カバ−プレ−ト3を接合し、前記通孔13〜15をマイクロチャンネル4に連通させる。前記カバ−プレ−ト3を少なくとも二つのカバ−プレ−トピ−ス10〜12を接合して構成する。一方若しくは双方のカバ−プレ−トピ−ス10〜12の接合面に、前記通孔13〜15の全部または一部を形成する。
225 2002-370199 2001/06/13 西 孝 マイクロ歯車およびその製造方法 A4 PI02 5

(57)【要約】 (修正有)【課題】マイクロマシンに組み込むミクロン、サブミクロンの大きさの歯車を提供する。【解決手段】 周面に突起状の歯を有した歯車、もしくは周面に磁気歯を有した歯車、もしくは周面に静電気歯を有した歯車及びその製造方法であって、歯と歯車を同じプロセスで一括して形成するために、蒸着、スパッタリング、めっき技術、CVD、酸化プロセスなどの薄膜形成技術、およぴフォトリソグラフィ、エッチングなどの微細加工技術を用いることで、前述のいずれかの歯を適用したウオーム歯車、平歯車、傘歯車などの歯車、さらに形状の複雑な歯車を形成する。特に、露光量制御露光法及び転写エッチング法を用いる点を特徴とする。
226 2002-370200 2001/06/12 財団法人川村理化学研究所 微小バルブ機構の製造方法 A4 DC02 FP

(57)【要約】 (修正有)【課題】 ダイヤフラム膜として、非常に薄く柔軟で取り扱いにくい薄膜を、微小なバルブ機構に組み込み、他の部材と接着して効率良くダイヤフラムを形成する、ダイヤフラム型の微小バルブ機構の製造方法を提供する。【解決手段】 液体状の樹脂組成物からなるダイヤフラム形成材料を液体表面上に展開させ、これを固化させて形成した薄膜状の部材を、表面の一部に欠損部を有するか、或いは部材を貫通して欠損部を有する、2つの部材の間に挟んで接着することにより、該薄膜状の部材をダイヤフラムと成し、各欠損部をダイヤフラムによって仕切られた空洞と成すことを特徴とする、ダイヤフラム型の微小バルブ機構の製造方法。
227 2002-371954 2001/06/12 財団法人川村理化学研究所 流体移送方法、及びマイクロ流体素子の流体移送装置 A4 DEX 2

(57)【要約】【課題】 配管や配線の接続を必要とせず、非接触で毛細管中の流体を簡便に移送する方法、及び該移送方法を用いたマイクロ流体素子の流体移送装置を提供する。【解決手段】 毛細管状の流路に磁性流体を導入して、磁性流体が流路の断面全体を占める部分が存在する状態とし、流路外部から磁気を与えることにより磁性流体を流路方向に移動させ、これを駆動力として、移送すべき対象流体を該毛細管状の流路中を移送させることを特徴とする流体移送方法と、磁石、{磁石もしくは磁力線を毛細管の流路方向に沿って移動させ得る機構、及び/又は、磁力線の強度を変化させ得る機構}、及びマイクロ流体素子を保持する機構とを有する、マイクロ流体素子の流体移送装置。
228 2002-500390 1998/12/01 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロマシニング型・デバイス用のデザイン法及び製作法 A4 PI02 7
WO1999/35305 (57)【要約】本発明は、定着領域(20;120;220;320,325;420,425;620;755)を有する基板(10;710)を準備し、定着領域(20;120;220;320,325;420,425;620;755)を残して基板(10;710)に犠牲層(25)を形成し、定着領域(20;120;220;320,325;420,425;620;755)及び犠牲層(25)に付着層(30)を析出し、付着層(30)にマスク(40,50)を形成し、付着層(30)の非マスキング領域にメッキ層(35)を析出し、マスク(30,40)及び犠牲層(25)を除去するステップで、マイクロマシニング型・デバイス(100;200;300;400;500;600;700)をデザイン及び製作する方法を提供する。
229 2002-500410 1998/12/07 ハネウエル・インコーポレーテッド 超小型電気機械式リレー A4 DBX FP
WO1999/34383 (57)【要約】MEMS技術を用いて作られたリレー装置であって、電気伝導性を持った第1の表面パターンを備えた、表面に窪みのある半導体ウエハー基板を備えたもの。下部のダイヤフラムは接触を得るために窪みの上方に配置された動かせるもので、このダイヤフラム上には電気伝導性を持った第2の表面パターンが備えられている。上部のダイヤフラムは下部のダイヤフラムの上方に配置され、これらの間には、電圧の印加によりダイヤフラムを選択的に引き寄せまた動かすために中央電極が設置されている。1枚のダイヤフラムが静電的に動かされた時に、他のダイヤフラムを動かすために、1本のポストが上部および下部のダイヤフラムを接続している。2枚のダイヤフラムは中央電極を取り囲む密封領域を区画する。2個の表面パターンは、ダイヤフラムが表面に向かって移動するにつれ接触が徐々に増加するような接触等高線を備えるために、表面パターンの周辺で傾斜していてもよい。好ましいウエハーはシリコン・ウエハーで、ダイヤフラムはポリシリコンである。パターンは、金のような高導電性材料で形成されており、外周領域は、CrSiNのような高抵抗の化学的に安定な材料で形成されている。封入領域は真空にするために排気がなされているか、不活性気体で満たされていてもよい。好ましい実施形態においては、ダイヤフラムの動きの速度を調整するために流体の粘度が選べるよう封入領域が測定可能な粘度を持つ流体で満たされており、この領域はダイヤフラムが静電的な力によって動く際に流体が移動できるように設計されている。
230 2002-500574 1999/03/16 サーフィス テクノロジー システムズ ピーエルシー ミクロメカニカルデバイスを製造する方法と装置 A4 PB04 FP
WO1999/49506 (57)【要約】ミクロメカニカルデバイスを製造する方法を開示する。この方法は、(a)マスク(2)を有する基板を、該マスクの開口部を通じて、所望の深さまでエッチングして、基板(1)内に、側壁(4)と底面(5)を有する深溝(6)を形成し、(b)前記基板とマスクとの露出表面上に、保護物質(7)層を蒸着し、(c)保護物質(7)を前記底面(5)から選択的に除去し、(d)フッ素含有エッチング剤を使用して、前記底面(5)をエッチングする、各ステップから成る。前記方法によって製造されるミクロメカニカルデバイス、および該ミクロメカニカルデバイスを製造する装置をも開示する。
231 2002-500961 1998/11/26 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロメカニックな構造エレメント A4 PH03 FP
WO1999/35477 (57)【要約】本発明は、ケイ素基板上に構造化されたマイクロメカニックな少なくとも1つの表面組織と、この少なくとも1つの表面組織を覆う1つのキャップウェーハとを備えている構造エレメントに関する。キャップウェーハ(14)がガラスウェーハ(24)により形成されているようにすることを提案する。
232 2002-502952 1998/11/05 クロノス・インテグレイテッド・マイクロシステムズ,インコーポレイテッド マイクロ電子機械位置決め装置 A4 PJX 1A
WO1999/24783 (57)【要約】対象物をそれぞれX,YおよびZ方向に精密に微細位置決めできるマイクロ電子機械(MEMS)位置決め装置を提供する。このMEMS位置決め装置には、基準面、基準面に関して固定した位置に配置されたサポート、およびX−Y平面を定め、サポートに隣接すると共に基準面の少なくとも一部の上方に吊り下げられるステージが含まれる。このMEMS位置決め装置には、ステージとこのステージによって搬送される対象物を精密に位置決めさせるために、少なくとも1つの、より一般的には数個のアクチュエータも含まれる。例えば、このMEMS位置決め装置は、動作するとステージをX−Y平面内に移動させるための第1および第2のMEMSアクチュエータを含むことができる。さらに、このMEMS位置決め装置は、ステージをZ方向に移動させるための、熱バイモルフ構造体などのZ用アクチュエータを備えることができる。これにより、このMEMS位置決め装置は、ステージならびにステージによって運ばれたすべての対象物をそれぞれX,YおよびZ方向に精密に微細位置決めすることができる。MEMS位置決め装置の後続についての結果として、このMEMS位置決め装置によって与えられた精密アライメントを妥協せずに、手頃で、信頼性があり、しかも再現可能な方法でこのMEMS位置決め装置を製造することもできる。
233 2002-503556 1999/02/04 オーミク アクティエ ボラーグ 素子製造方法 A4 PJX FP
WO1999/41772 (57)【要約】本発明は、電気素子、電子素子、光学素子、および/または機械的素子(12)の製造方法であって、その素子の基板が3次元構造(3’’)あるいは形状として与えられ、その素子を作るために、その基板にさらなる処理過程が施される製造方法に関する。ダイあるいはモールドで、例えば、モールド成形、プレス加工、押出成形、あるいはエンボス加工等により、前記基板が成形される。ここにおいて、その素子に必要な3次元構造の精密さは、そのダイあるいはモールドを作る時のマイクロメカニカル加工によって達成される。
234 2002-504026 1998/04/17 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング マイクロメカニックデバイスの製造方法及びマイクロメカニックデバイス A4 PI02 FP
WO1998/55876 (57)【要約】マイクロメカニックデバイスの製造方法及びマイクロメカニックデバイスが提案され,その場合に可動素子(4)が犠牲層(2)上に形成される。次工程で可動素子(4)の下部の犠牲層(2)が除去されることにより,可動素子(4)が動作可能になる。犠牲層(2)の除去後に,保護膜(7)が可動素子(4)の表面上に形成される。保護膜(7)として,シリコン酸化物及び/又はシリコン窒化物が使用される。
235 2002-504977 1998/05/20 レッドウッド マイクロシステムズ インコーポレイテッド 低電力の熱空気圧マイクロ弁 A4 DC02 FP
WO1998/53236 (57)【要約】流体ポートを形成する流体チャンネルプレート(30)を具備する熱空気圧弁。流体チャンネルプレートには、ダイアフラムプレート(28)が取り付けられる。このダイアフラムプレートは、流体チャンネルプレートの流体ポートを選択的に遮断する変位可能なダイアフラム(44)を含んでいる。ダイアフラムプレートには、断熱ヒータ(22)が結合されている。この断熱ヒータは、加熱表面をもった断熱ヒータ本体と、変位可能なダイアフラムの位置を制御するために使用される熱空気圧作業流体(40)を閉じ込める延長された軸方向キャビティを画定する周囲壁と、前記変位可能なダイアフラムの延長された軸方向キャビティの中への移動を制限するダイアフラム妨害構造(46)とを含んでいる。
236 2002-505046 1998/05/29 ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティー オブ ミシガン 基板上に形成されたマイクロ構造を局所的にアニーリングする方法およびシステムならびにそれにより形成された素子 A4 PF03 FP
WO1998/57423 (57)【要約】機械的マイクロ構造、特にマイクロメカニカル共振器の様なマイクロメカニカル構造の共振周波数を調整し且つQ因子を増大するのに使用することができる、一括処理に適合する製造後アニーリング方法及び装置が記述されている。この技術は、マイクロメカニカル構造、又は近接するマイクロ構造(例えば、近接する抵抗器)を通して、電流を流し、これによって、電力を消費し且つマイクロ構造及び/又はその材料の特性を変化するのに十分に高いな温度に構造を加熱し、マイクロ構造の共振周波数及びQ因子に変化をもたらす。この技術は、多くのマイクロ構造の調整を同時に都合良く行うことを可能とし、且つマイクロメカニカル構造のアンカ部分を横切って電圧を単に加えることによって実施することができるので、マイクロメカニカル構造に対して、この技術は、特に有用である。
237 2002-508259 1998/12/16 ユニバーシィダッド デ セビリヤ マイクロファブリケーション用コンポーネントの製造方法およびデバイス A4 DC01 PJ08 2
WO1999/30835 (57)【要約】希望するサイズ範囲(たとえば1ミクロンから約5ミクロンまで)のアトマイジングされた微粒子が、2つの不混和性の流体、アトマイジングする調合体を含む第1の流体ソース、および少なくとも第1の流体が供給されるエリアを包む、圧力チャンバ内に包含された第2の流体ソースによって作られる。本発明は、単分子層の自己アッセンブリ用テンプレートとして機能する微粒子等のマイクロファブリケーション用のテンプレートの製造;対象のマイクロアッセンブリのためのビルディング・ブロックとして機能する小さい微粒子の生成;および表面から選択部分を除去することによって、当該表面上にコンフィグレーションおよび/またはパターンをエッチングするアトマイジング生成物の使用;に関する方法を提供する。
238 2002-509808 1999/01/14 キオニックス・インコーポレイテッド 集積大面積ミクロ構造体およびミクロメカニカルデバイス A4 PI03 6
WO1999/36948 (57)【要約】深い反応性イオンエッチングは、20〜50マイクロメートル深さのシングルマスクMEMS構造体をウェハ最上面に形成する。その後、底面エッチングは、MEMS構造体中に形成されたトレンチと協同して、スルートレンチを形成する。このスルートレンチは任意でウェハの厚さを下回る厚さの大面積構造体(86)を開放する。開放構造体はMEMS支持ビーム(102、104)によってウェハ中に支持され、運動は、MEMSセンサによって検出され、かつ、アクチェータによって影響が及ぼされる。
239 2002-514520 1999/04/29 フェスト アクツィエンゲゼルシャフト ウント コー マイクロバルブアレイ A4 DC02 FP
WO1999/58859 (57)【要約】本発明は、微小加工法によって製造される複数のマイクロバルブ(5)を備えたマイクロバルブバッテリーに関する。該マイクロバルブバッテリーは、複数のマイクロバルブ(5)をグループ化してプログラム制御可能なように相互に機能連結するための少なくとも1つの機能設定ユニット(23)を含む電子制御手段(7)を備える。流体経路装置(6)は、複数のマイクロバルブ(5)に接続されていて、該流体経路装置(6)の流体経路(12,12’;13,13’;14,14’)は、該機能設定ユニット(23)によって決められた機能バルブ相互連結に一致して標準化された決められた構成に基づき、流路(32)を開閉することにより個別に相互接続されている。
240 2002-514521 1999/05/04 インフィネオン テクノロジース アクチエンゲゼルシャフト マイクロメカニック構造部品の製造方法 A4 PI02 1A
WO1999/58985 (57)【要約】本発明により、エッチング開口が膜(7)中に備えられ、中空の縁部から一定の距離をもって、膜の直径の最大で10分の1の直径を有し、前記膜は化学エッチングにより製造される中空(8)上に配置されている。本発明の製造方法により、SiO2からなる犠牲層(2)上にポリ層(30)が被覆され、このポリ層にはエッチングホール列が備えられ、これにより犠牲層中に溝が化学エッチングにより製造される。ポリ層は酸化され、平坦化層(6)で平らにされる。膜層の縁部にエッチングホール(9)が製造される。犠牲層を、製造すべき中空の全部の領域で除去し、これによりエッチング剤が溝をとおり十分に速く分散する。
241 2002-514716 1999/05/06 インフィネオン テクノロジース アクチエンゲゼルシャフト マイクロ弁 A4 DC02 FP
WO1999/58841 (57)【要約】入口開口(3)と出口開口(4)との間に、短管(8)を有する弁座があり、この弁座上を、中空室(2)のところに配置されかつ有利にはポリケイ素層の一部によって形成された弾性的なダイヤフラム(5)が押す。媒体がダイヤフラムの短管に向いた側に流れると、ダイヤフラムが短管から持ち上げられて、中空室内に押し込まれ、これにより媒体が弁を通って流れることができる。ダイヤフラムはスタンプ状の載置体によって補強して、これにより弁の一様な開放を保証することができる。
242 2002-514717 1999/05/08 フェスト アクツィエンゲゼルシャフト ウント コー マイクロバルブ A4 DC02 FP
WO1999/58860 (57)【要約】本発明は、バルブチャンバ(13)を二つのチャンバ部(14,15)に分けるバルブ部材(7)を含むマイクロバルブに関する。第1チャンバ部(14)は、ダクト層(3)によって規定され、該ダクト層(3)は、入力フロー開口部(17)と、少なくとも一つの出力フロー開口部(22,23)とを有する。入力フロー開口部(17)及び出力フロー開口部(22,23)間の流体移動は、バルブ部材(7)によって制御されるように構成されてもよい。更に、バルブ部材(7)が開位置にある時効力を有する圧力逃がし手段が設けられ、該手段は、バルブ部材上に、出力フロー開口部(22,23)に対向して少なくとも部分的に重なり合うように設けられた、移動する流体の膨張を許容する少なくとも一つの膨張凹部(38)を備える。該膨張凹部(38)は、バルブ部材(7)を通じて、第2チャンバ部(15)に接続され、その結果、ここで反対圧力が増加し、圧力が逃がされる。
243 2002-517320 1999/06/01 キャベンディッシュ キネティクス リミテッド マイクロメカニカル素子 A4 DA01 2C
WO1999/63559 (57)【要約】マイクロメカニカル素子(1)は分離した切替素子(6)と、切替素子(6)に力を加えて切替素子(6)を2つの安定した位置の間で動かす切替手段(2a、2b)とを有して構成されている。
244 2002-519183 1999/06/28 エボテック バイオシステムズ アクチェン ゲゼルシャフト マイクロシステム内の粒子を操作する方法と装置 A4 DEX 2
WO2000/00816 (57)【要約】【課題】 マイクロシステム内の粒子を操作する方法と装置【解決手段】 懸濁液中の粒子が所定の基準方向に移動する流体マイクロシステム(15)内粒子の操作に対しては、マイクロシステム(15)は少なくとも基準方向に向いているその終端(17a、17b)を封鎖している。粒子は遠心力および/または重力の影響を受けて、マイクロシステム(15)に対して静止している懸濁液中を移動する、この遠心力および/または重力はほぼ基準方向に平行に延びている。さらに、マイクロシステム(15)内の粒子は、その方向が基準方向と異なる偏向力を受ける。
245 2002-521222 1999/07/22 イギリス国 ダクトを有するシリコンの微細加工突起 A4 DCX DDX PB02 PB06PJ04 MA01 MF02 3b
WO2000/05166 (57)【要約】第1の材料の表面に、第1の材料に隣接する基部と、離間又は先端部分と、少なくとも先端部分の領域のダクト(182)とを有する微細突起(180)を設ける方法であって、第1の材料を微細加工して微細突起ダクトを設ける方法。マイクロ分析システムからの光ガイド及びキュベット、流体の経皮投与のためのマイクロニードル、等を含む、微細突起の種々の用途を開示する。
246 2002-522248 1999/08/03 インフィネオン テクノロジース アクチエンゲゼルシャフト マイクロメカニックセンサ及びそれを製作する方法 A2 PI01 FP
WO2000/09440 (57)【要約】本発明は次の段階、すなわち、a)ドーピングされた半導体ウェーハ(4)を準備する段階、b)半導体ウェーハ上にエピタキシャル層(1)を設け、少なくとも基板に面したその面範囲において、半導体ウェーハとエピタキシャル層との間のインターフェース(11)において電荷担体密度のジャンプが生じるようにドーピングされているようにする段階、c)場合により複数の通風孔(2)をエッチングし、これらの通風孔がエピタキシャル層を貫通するようにし、かつ場合により通風孔を犠牲材料で充てんする段階、d)少なくとも1つの犠牲層(9)、少なくとも1つの間隔層(10)、1つの薄膜(5)及び場合により半導体回路(8)を公知の技術でエピタキシャル層の表面上に設け、その際半導体回路は薄膜の形成後に、あるいは薄膜を形成するのに必要な層を設ける間に設けるようにする段階、e)センサの背面に配置された孔(6)をエッチングし、その際、エッチング加工が表面の方向に進捗し、ウェーハ(4)とエピタキシャル層(1)との間のインターフェースにおいて電荷担体密度の変化によって停止するように、エッチング法を選ぶ段階によって構成された、マイクロメカニックセンサ及びそれをを製作する方法に関する。本発明はマイクロメカニックセンサを圧力センサ又はマイクロフォンに使用することにも関する。
247 2002-523252 1999/08/17 インフィネオン テクノロジース アクチエンゲゼルシャフト マイクロメカニカルな構成エレメント、並びに、該構成エレメントの製法 A4 PI01 3
WO2000/12427 (57)【要約】マイクロメカニカルな構成エレメントが基板の表面に設けられている。中空室(H)の下側にセルのコンデンサの対向電極が配置されていて、該対向電極は例えば下側の伝導性の層の第1の部分である。中空室(H)に亘って、コンデンサの電極として作用する例えば円形の薄膜(=ダイヤフラム)が配置されている。薄膜は均質でありほぼ均一な厚さを有しており、例えば、有利には下側の伝導性の層の第2の部分に支持される上側の伝導性の層の部分である。中空室(H)に側方でエッチング通路(A)が接続されていて、該エッチング通路を介して、中空室(H)を形成するために犠牲層が除去される。エッチング通路(A)が中空室(H)の垂直方向寸法に等しい垂直方向寸法を有している。閉鎖体が上方からエッチング通路(A)に隣接していてかつ薄膜の外部に配置されている。構成エレメントは圧力センサとして用いられる。構成エレメントはセルを有していて、この場合、1個のセルが6個の密接するセルに隣接している。
248 2002-523741 1999/08/18 イェーノプティク アクチエンゲゼルシャフト フラウンホーファー−ゲゼルシャフト ツーア フェルデルング デアー アンゲバンテン フォルシュング エー ファー 極少量の液体を搬送する装置およびその製造方法 A4 DEX FP
WO2000/11461 (57)【要約】極少量の液体を搬送する装置およびその製造方法では、基板は、微細構造キャビティのシステムを含む。その目的は、低コストの大量生産の場合でも、前記微細構造の形状および断面に関する高度な精度要件に備えることである。さらに、光学的分析技術のための条件も改善しなければならない。前記基板は、前記微細構造キャビティは別として、モノリシックな本体の構造を有し、溶解状態でプレート形基材部分の間に導入される結合層により形成され、前記層の材料組成は、前記基板部分の材料組成に類似し、前記層の厚さは、前記微細構造キャビティの幅および深さに比べて著しく薄い。前記装置は、医療、生物工学および薬理学の分析機器として主に使用される。
249 2002-523771 1999/08/27 インフィネオン テクノロジース アクチエンゲゼルシャフト 外部の影響から保護されたマイクロマシニング技術による構成素子 A4 PHX FP
WO2000/12987 (57)【要約】1つのウェハーを個別化して複数のチップにする前に、少なくとも1つの構成素子保護層9および/またはスペーサ被覆体10とを構成素子に被着させ、構成素子保護層9が、少なくともウェハー表面に対してほぼ平行に延びる開口部の壁部と、ウェハー表面に対してほぼ垂直に延びる開口部の壁部とをシールして覆い、スペーサ被覆体10が、少なくともウェハー表面に対してほぼ垂直に延びる開口部の壁部をシールして覆うことを特徴とする、センサ開口部を有するマイクロマシニング技術による構成素子を製造するための方法が記載されている。本発明はさらにこの方法に基づき製造可能なマイクロマシニング技術による構成素子、並びにマイクロフォン、圧力センサまたは加速度センサへの使用法に関するものである。
250 2002-524698 1999/08/31 ルーカス・ノヴァセンサー・インコーポレイテッド 比例した微小機械デバイス A4 DC02 PB02 PG02 MA01 MF02 2
WO2000/14415 (57)【要約】本発明は、第1、第2、および第3の層を有し、高いアスペクト比の形状を有する比例したマイクロバルブを提供する。第1の層は、入口ポートおよび出口ポートとともにキャビティを規定する。低抵抗率を有するようにドープされ、第1と第3の層との間で結合される第2の層は、入口ポートと出口ポートとの間で流体フローが流れるのを可能にするようにフロー領域を有するキャビティを規定する。第2の層は、作動可能かつ変位可能な部材、および1つ以上の熱アクチュエータをさらに規定し、これにより流体フローが流れるのを可能にする、または塞ぐための開位置および閉位置を含み、この間の位置に変位可能な部材を作動させる。第3の層は、キャビティの1つの壁を提供し、熱膨張可能なアクチュエータを電気的に加熱する電気的コンタクトを提供する。
251 2002-525212 1999/09/13 イギリス国 マイクロ装置でのブリッジの形成 A4 PI02 3
WO2000/16105 (57)【要約】少なくとも1端部で第2材料(8、50、60、62)と接触する少なくとも第1材料(AA、BB、56)の一次領域を設ける微細機械加工方法は、第2材料の上に充填材料(34、36、38)を設ける段階と、前記充填材料をパターン化、エッチングして充填材料を貫いて第2材料まで通じる穴(40、42)を形成する段階と、前記充填材料上に第1材料を堆積させ、第1材料の少なくとも一部が穴を通して第2材料と接触するようにする段階とを包含する。この方法は、微細機械加工した構造のトラック架橋懸架部分、たとえば、部分(24)を設けるのに使用できる。また、ここには、ウェーハに切削したチャネルの頂部を狭くしてシールする方法も開示されている。
252 2002-525213 1999/08/20 インフィネオン テクノロジース アクチエンゲゼルシャフト 閉鎖されたダイヤフラム開口を有するマイクロメカニズムの構成部材 A4 DD03 FP
WO2000/12428 (57)【要約】マイクロメカニズムの構成部材の製造法は次のステップを有しており:半完成のマイクロメカニズムの構成部材をそれ自体公知の形式で形成し、開口(4)を形成し、中空室(3)を形成し、開口(4)を閉鎖カバー(7)によって閉鎖し、第1のダイヤフラム層の上側の材料を除去し、この場合、第1のダイヤフラム層の表面を露出させかつ平面化する。さらに、本発明は前記方法によって製造されたマイクロメカニズムの構成部材並びに、センサー、例えば圧力センサー、マイクロホン若しくは加速センサー内への使用に関する。
253 2002-525215 1999/09/24 レッドウッド マイクロシステムズ マイクロマシン形ボイラ内の流体を制御する装置および方法 A4 DCX FP
WO2000/19161 (57)【要約】ハウジング外面およびハウジング内面をもつ熱伝導性ハウジングを備えたマイクロマシン形ボイラ(52)を有するマイクロマシン形流体制御装置。ハウジング内面は、流体(62)を収容する内部空隙を形成している。ハウジング外面には熱源(54)が組み込まれており、該熱源は、熱伝導性ハウジングを通って伝導される熱を選択的に発生して、流体(62)を所定の態様で選択的に膨張させる。熱伝導性ハウジング内には、負荷抵抗器(64)を配置することができる。負荷抵抗器(64)を通る電流を所定の態様で駆動することにより、流体(62)の選択的膨張を更に制御することができる。
254 2002-525676 1998/09/24 リフレクティヴィティー, インク. 自制形マイクロメカニカル素子を備える二重基板反射性空間光変調器 A2 DA04 PA01 PB04 MA01 MB03 MD01 1
WO2000/17695 (57)【要約】【解決手段】空間光変調器(12)はアドレッシング回路(36)を含む下部基板(34)上方に保持された上部光透過性の基板(20)を備える。1つ以上の静電式偏向可能素子(48)が上部基板(20)からヒンジ(50)によって懸下されている。動作時、個別のミラー(48)が、選択的に偏向され、上部基板(20)に入射した後反射される光(56)を空間変調する働きをする。ミラー(48)が下部基板(34)にスナップ動作しないように反射性偏向可能素子にモーションストップ(49)を取り付けることができる。代わりに、モーションストップ(49)を上部基板(20)に固定し、反射性偏向可能素子(48)の偏向角度を制限させてもよい。
255 2002-526273 1999/09/17 ザ ユニヴァーシティ オブ ユタ リサーチ ファウンデーション 表面マイクロマシニングしたマイクロニードル A4 DEX 4G
WO2000/16833 (57)【要約】マイクロマシニング(微細加工)したマイクロニードル(32)の表面は、単独のニードル(32)、又は二次元的又は三次元的なマイクロニードルアレイ(30)として形成する。マイクロニードル(32)はマイクロニードル(32)を取り付け状態に維持することができる、又は後で取り外すことができるサブストレート(12)上に形成する。二次元的又は三次元的マイクロニードルアレイ(30)は、マイクロニードルアレイ(30)内で圧力均衡及び流体流のバランスをとることができる交差接続した流れチャンネル(36)を設けることができる。各マイクロニードル(32)にはマイクロチャンネル(36)が貫通し、マイクロニードル(32)の基端部における少なくとも1個の入口ポート(37)と反対側の末端部における少なくとも1個の出口ポート(39)との間を連通するマイクロチャンネル(36)を貫通させて設ける。
256 2002-526354 1999/09/28 ザイデックス コーポレイション MEMSデバイスの機能的要素としてのカーボンナノチューブを製造するための方法 A1 DDX MI04 2
WO2000/19494 (57)【要約】MEMSデバイスの機能的要素としてのカーボンナノチューブを製造するためのシステムおよび方法。本発明の方法は、カーボンナノチューブの合成のためにMEMS基板を調製する工程を包含する。ナノサイズ穴または触媒保持構造が、ナノチューブ触媒が析出されるMEMS基板上に作製される。ナノチューブは次いで、ナノサイズ穴内にて合成される。
257 2002-527249 1999/10/11 アストラゼネカ・アクチエボラーグ 装置 A4 DEX 1
WO2000/22428 (57)【要約】本発明は、化合物の物理的特性を測定するために使用するマイクロ加工装置に関し、そのような装置を使用して測定された特性は、2相間の化合物の分配、分配係数、分布係数、酸・塩基解離定数、溶解度及び蒸気圧を測定することを含むものである。前記装置は、間に化合物が分配され得る少なくとも2相を形成する2流体が流れるマイクロ加工導管、及び各流体またはその両方にある化合物の量を測定するための検出器を含む。
258 2002-527250 1999/10/13 バイオマイクロ システムズ インコーポレイテッド 受動流体力学に基づく流体回路構成要素 A4 DC01 ME07 ME10 MF02 2D
WO2000/22436 (57)【要約】 マイクロチャンネル中に受動弁または停止手段を使用することにより、マイクロチャンネルを通る流体の流れを制御する方法を示す。この受動弁は、圧力障壁の力を乗り越えるのに十分な力が蓄積されるまで、溶液が停止手段を通過して流れるのを妨げる圧力障壁として働く。受動弁として働くこのような停止手段を周到に計画して使用することにより、流体が単一チャンネルを介して導入された後で混合または希釈されるように、あるいは流体を個々にピペットで移さなくても流体が複数のチャンネルに分けられるように、マイクロチャンネルを流れる流体の流れを調節することができる。流体が一連のシスターウェルまたはチャンバのいずれか1つを越えて流れる前に、これらのシスターウェルまたはチャンバがすべて充填されるように、複数のチャンネルを通る流れを調節することができる。このようにシスターウェルまたはチャンバを充填することにより、反応がすべてのウェルまたはチャンバにおいて同時に行われる。マイクロチャンネル中の空気の閉じ込めを防止するための空気ダクトの使用も示す。
259 2002-527253 1999/09/22 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング エッチングプロセスを用いたシリコンの処理方法 A4 PB03 FP
WO2000/23376 (57)【要約】横側方向の空白部(21)の定義のためのエッチングマスク(10)が設けられている第1のシリコン層(15)のエッチング方法が提案されている。第1のプラズマエッチングプロセスにおいて、横側方向の空白部(21)の範囲内で異方性エッチングによりトレンチ溝(21′)が作成される。この第1のエッチングプロセスは、第1のシリコン層(15)及び他のシリコン層(17)との間に埋設された分離層(12,14,14′,16)に達した際にほぼ停止する。その後、露出領域(23,23′)内のこの分離層を第2のエッチングプロセスを用いて貫通エッチングする。次に、引き続き第3のエッチングプロセスにより他のシリコン層(17,17′)のエッチングを行う。それにより、センサ素子用の遊離する構造体をIC−集積技術における方法工程と完全に互換性の簡単なプロセスで作成できる。
260 2002-527335 1999/10/13 アライドシグナル インコーポレイテッド ナノメートルスケール及びそれより大きいスケールの3次元周期性構造集成体 A1 DA01 DD03 DD04 DDX 9
WO2000/21905 (57)【要約】 本発明は、光学波長のスケールで、及び小さな及び大きな寸法の両方において、周期性を有する3次元構造体を製造する方法、並びにそうした組成物及びその用途に関する。本発明の態様は、球体粒子の3次元周期性アレイの自己集成、浸透及び抽出法の両方が存在するこれら周期性アレイの加工、これら周期性アレイについての一つ又は二つ以上の浸透工程、及び場合により抽出工程を包含する。生成する製品は、慣用的な加工方法が使用され得ないスケールで3次元周期性である。これら方法により作られる製品及び材料は、熱電体及び熱電子体、エレクトロクロミック・ディスプレー素子、低誘電率電子基板材料、電子エミッター、圧電センサー及び同アクチュエーター、並びに紫外線、可視光および赤外線領域の乳光着色剤として利用することができる。
261 2002-527790 1999/10/14 メムソルーションズ, インコーポレイテッド 電界放出電荷制御ミラー(FEA−CCM) A4 DAX FP
WO2000/22472 (57)【要約】明るく、ハイコントラスト、大面積、高解像度の光変調器(50)は、電界エミッタアレイ(FEA)(52)を用いて、電荷制御ミラー(CCM)(54)をアドレシングする。FEAは、電荷パターンをCCMに蓄積し、次いで、CCMが、蓄積された電荷の量に従って、マイクロミラー(58)を偏向する静電力を生成する。FEAと共に用いられるCCMは、異なる発動モード、例えば、引き付け、反発、グリッド発動または膜発動、および異なる電荷制御モード(例えば、RCディケイ、RC持続、および電荷制御)を実現するために、多くの異なる方法で構成することが可能である。
262 2002-527791 1999/10/14 メムソルーションズ, インコーポレイテッド 膜起動電荷制御ミラー A4 DA03 FP
WO2000/22473 (57)【要約】増大したゆがみ範囲、より良好な充電効率、および改良された静電安定性を示す静電起動マイクロミラー光モジュレータ。支柱アレイ(16)上に支持される絶縁薄膜(14)は、真空セル(34)内の電子ビーム(20)をマイクロミラーアレイ(18)から切り離す。膜は、入射電子がミラーを透過することを防ぐために十分厚いが、堆積された充電パターンの解像度を維持するために十分薄い。
263 2002-528759 1999/10/20 コーニング インコーポレイテッド 流体が封入されたMEMS光スイッチ A4 DA01 2
WO2000/25160 (57)【要約】流体が封入されたMEMS光スイッチは、導波路の交差点(29)に配置されたトレンチ内に位置づけられているMEMSミラー(22)を有する光導波路マトリクスを含んでいる。トレンチは視準維持流体(30)で満たされ、ミラー(22)がその中に浸せきされている。視準維持流体(30)は、スイッチの交差点に浸入する際の光ビームの拡散を防止する。この特徴によって格段に小さいMEMSミラー(22)の使用が可能となり、関連技術において見受けられるMEMSミラー(22)の典型的な問題点の幾つかが防止される。特に、本発明において開示されているMEMSミラー(22)は、およそ幅15、厚さ2に縮小されており、動作距離が約15とさらに短くなっている。この特徴は、より早い切換時間を有する光スイッチをもたらす。
264 2002-529256 1999/10/13 ハネウエル・インコーポレーテッド 金属と半導体との接続用のディンプルコンタクト及び同コンタクトの製造法 A4 PG01 FP
WO2000/26963 (57)【要約】 金属面と半導体面との間の改良された電気接続部は、金属面上に導電性ディンプルを蒸着することにより与えられ、これにより導電性ディンプルが金属面と半導体基板との間に配置される。例えば絶縁基板上に蒸着される導電性トレースには導電性ディンプルが形成可能である。シリコン基板のような半導体基板は上部にディンプルを有する金属トレースの少なくとも一部の上部の絶縁基板に対し接着され、半導体基板と導電性トレースとの間に電気接続部が形成される。
265 2002-530601 1999/11/16 カリフォルニア インスティテュート オヴ テクノロジー パリレン製マイクロ逆止め弁およびその製造方法 A4 DCX 2
WO2000/29770 (57)【要約】本発明は、膜キャップがツイストアップテザーで固定されている頂部粗面を有するマイクロ機械加工されたシリコン弁座を備えたパリレン製マイクロ逆止め弁に関する。本発明のマイクロ逆止め弁は、液体と気体の流体が流れるマイクロオリフィスの弁として使用すると、低いクラッキング圧力、高い逆圧、低い逆流漏洩および無視できる膜誘発流れ抵抗を示すことが見出されている。
266 2002-532749 1999/11/24 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロ振動ミラー A4 DA04 2
WO2000/36452 (57)【要約】本発明は、片持ち式の鏡面(11)を有し、該鏡面(11)に装着された少なくとも1つの捩り桁(12,12′)によって形成された少なくとも1本の捩り軸線(19)を介して、前記鏡面(11)を少なくとも区域的に囲む支持体(13)と前記鏡面(11)を連結している形式のマイクロ振動ミラーを提案する。その場合少なくとも1つの捩り桁(12,12′)と支持体(13)との間には、捩り軸線(19)を中心として鏡面(11)の捩り振動を誘発する曲げ振動を行なう曲げ桁(14,14′)が位置している。この構成手段に基づいて、適当な周波数において曲げ振動の小さな振幅によって、捩り振動の大きな振幅が得られる。
267 2002-533619 1999/12/21 バテル・メモリアル・インスティテュート 圧電マイクロポンプ A4 DC03 3
WO2000/39463 (57)【要約】流体を少量かつ制御流量で、容器(14)から送り出し点へポンプ輸送するための圧電マイクロポンプ(10)が開示されている。ポンプ輸送作用は、2つまたは3つのダイアフラム(40、42、44)の移動によって生じる。各ダイアフラムの移動は、取り付けられている圧電アクチュエータ(46、48、50)の膨張および収縮によって発生する。ダイアフラム(40、42、44)の移動の調整によって、流体の一方向への流れが生じる。圧電アクチュエータ(46、48、50)は、ポンプ胴部(22)およびダイアフラム(40、42、44)間に片持ち式に支持されて、ダイアフラム(40、42、44)をより大きく撓ませることができる。圧電アクチュエータ(46、48、50)は、好ましくは、圧電バイモルであって、ダイアフラム(40、42、44)がシールおよびポンプの両方として機能することができる。
268 2002-534275 1999/11/23 ハネウエル・インコーポレーテッド 微視的力及び変位を有するポリママイクロ作動器 A4 ME01 FP
WO2000/39914 (57)【要約】 マイクロ作動器アレイ装置は複数の薄い柔軟なポリマシートを含み、ポリマシートはほぼ平行で、所定のパターンに互いに結合されて少なくとも一の層上にユニットセルからなるアレイを構成する。薄い導電性の誘電体フィルムはシート上に蒸着されてアレイを構成するユニットセルと関連する複数の電極を構成する。電源が電極と動作可能に接続され、これにより静電力がシート間の間隙が最少である点の近傍で最強に発生される。各セルの入口部及び出口部により、静電力の発生中流体が変位可能である。好ましい実施形態において複数のシートはユニットセルアレイの層からなる積層体を構成する。双方向作動が互いに反対に動作する対をなす作動器により起こされるように、層が構成される。少なくとも一の対をなすシートは波形あるいはフラップにプリフォーム形成されてその対の間に所定の機械的バイアスが与えられるか、あるいはシートは荷重を印加して湾曲部を形成し対の間に変位を与える。シートは好ましくは厚さが約1μm〜約100μmであり、各セルは好ましくは約52μm〜約200μmの変位を有する。
269 2002-534285 2000/01/14 ザ リージェンツ オブ ザ ユニヴァーシティ オブ カリフォルニア マイクロ電子機械システムを形成するための多結晶シリコンゲルマニウム膜 A2 PI01 13
WO2000/42231 (57)【要約】本発明は、シリコンゲルマニウム膜を用いるマイクロ電子機械システムに関する。マイクロ電子機械システムを形成する方法は、基板上へシリコンゲルマニウムの犠牲層を堆積するステップと、前記犠牲層の上へシリコンゲルマニウムの構造層を堆積し、前記犠牲層の前記ゲルマニウム含有量は前記構造層の前記ゲルマニウム含有量より多くするステップと、少なくとも一部の前記犠牲層を除去するステップとを含む。マイクロ電子機械システムは、基板と、前記基板上に形成される、0<x≦1であるSi1-xGexの一つ以上の構造層と、前記基板上に形成される一つ以上のトランジスタとを備える。
270 2002-534770 1999/12/21 ハネウエル・インコーポレーテッド 機械式マイクロスイッチを動作させるための装置及び方法 A4 DB01 1
WO2000/41193 (57)【要約】マイクロメカニカルスイッチ(20)、及び磁石(50)を二つの位置の間で移動することによってマイクロメカニカルスイッチを開位置と閉位置との間で作動するための方法を提供する。磁石は磁束を発生し、この磁束は磁気的に伝導性の層(30、40、207、209)を通って移動する。磁気的に伝導性の層内の磁束は、接触エレメント(60)を強く引っ張って導電層(27、28、29、221、223)と接触させ、開放した電気接点を電気的に短絡する。
271 2002-537132 2000/02/11 シルバーブルック リサーチ プロプライエタリイ、リミテッド インクジェットノズルの熱屈曲アクチュエータ及びパドル構造 A4 DC03 2
WO2000/48938 (57)【要約】マイクロエレクトロメカニカルなシステム(MEMS)用の熱アクチュエータ(7)は、2つのアーム(10、11)を含み、両者の間には、動作特性を改良し剪断応力を低減する間隙がある。一方のアームは、熱膨張してアクチュエータを曲げるように配置されている。アクチュエータ(7)は、インクジェットノズルチャンバ(2)用のパドル(8)を動作するのに用いてもよい。ノズルチャンバ(2)における開口部は、アクチュエータ(7)と共にメニスカスを形成して、ノズルチャンバ(2)からの漏れを防止する、隆起したリム(19)を有する。パドル(8)は、スペーサの役割を果たしてパドル(8)とメニスカス(3)とがノズル(4)のところで接触するのを防止する、構造上の支持部(18)を有する。ノズルチャンバ(2)は、その非噴出状態においてパドル(8)に整列し対向する、内部突出部を有し、この内部突出部は、ノズルチャンバ(2)を噴出後急速に再充填する助けとなる。
272 2002-537630 1999/02/04 タイコ エレクトロニクス ロジスティクス アーゲー インスティテュート オブ マイクロエレクトロニクス マイクロリレー A4 DBX FP
WO2000/46852 (57)【要約】【解決手段】S字状支持部材を有する微小構造リレーが提供される。S字状支持部材は、リレーの寿命まで高接触力及び低抵抗にするために、リレーにおける過行程を生成する。S字状支持部材の適切な部分上の圧縮及び引張り応力誘導層は、所望の曲げを引き起こす。
273 2002-538512 1999/09/08 フリクセル リミテッド 接触感知入力部および振動源を備えたマイクロ・メカニカル・フラット・パネル・ディスプレイ A4 DAX FP
WO2000/52674 (57)【要約】【解決手段】 浮揚電極(302)、シリコン基板(22)、絶縁材料からなる薄膜(23)、フリッピング電極(24)、電極(26)、他の電極(28)、中央電極(30)、中央電極の一部(29)、中央電極の他の一部(31)、2つの取り付け穴(32及び34)、2つのU字ブラケット(36及び38)、絶縁突起(45)、及び第1の面(40)を各々が含む複数のピクセルを備えた映像用ディスプレイ。
274 2002-538972 2000/01/26 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング エッチングプロセスによって3次元構造体を製造するための方法 A4 PB03 FP
WO2000/44667 (57)【要約】エッチングプロセスによって基板に3次元構造体、とりわけマイクロレンズを製造するための方法が提案され、まず最初に基板(10)において部分的に既知のオリジナル表面形状を有する少なくとも1つのオリジナル形状体(11)が設けられている。エッチングプロセスは少なくとも第1のエッチング除去レートa1及び第2のエッチング除去レートa2を有し、第1のエッチング除去レートa1及び第2のエッチング除去レートa2は材料に依存し、これら第1のエッチング除去レートa1及び第2のエッチング除去レートa2のうち少なくとも一方は時間的に可変的である。このエッチングプロセスによってオリジナル形状体(11)は目標形状体(12)に変わり、オリジナル形状体(11)のオリジナル表面形状及び目標形状体(12)の実現すべき目標表面形状はエッチングプロセスの前に既知である。目標表面形状に到達するために、エッチングレートa1及びa2のうちの少なくとも一方が、エッチングプロセスの開始前に少なくともエッチング時間の関数として計算される少なくとも1つのエッチングパラメータの変化を介して調整される。
275 2002-538974 2000/03/10 カリフォルニア インスティテュート オブ テクノロジー IC共存性パリレンMEMS技法と集積センサにおけるその用途 A2 PI01 FP
WO2000/54312 (57)【要約】組み合わせたIC/MEMS工程によって、第一にIC部分が形成され、次にMEMS部分(110)が形成される。一つの選択肢の方法で、パリレンのオーバーレーヤーを形成し、次いでそのパリレンのオーバーレーヤーの下方に空洞をつくる。
276 2002-538981 2000/03/10 シルバーブルック リサーチ プロプライエタリイ、リミテッド 熱屈曲アクチュエータの製造方法 A4 DC03 1
WO2000/55089 (57)【要約】インクジェット印字ノズル(1)その他マイクロエレクトロメカニカルデバイスと共に用いるのに適した熱屈曲アクチュエータ(7)は、間隙によって隔てられている2つのアーム(10、11)を含む。この間隙によって、荷重部がアームとアームの間にはさまれている場合と比較して、熱動作特性を改善することができ、アクチュエータの荷重部にかかる剪断応力が低減する。アクチュエータ(7)の製造方法は、基板上に導電層を堆積するステップと、第1の犠牲層と、導電層に接続された第1のアーム(11)とを堆積するステップと、第2の犠牲層と第2のアーム(10)とを堆積するステップと、犠牲層をエッチングによって取り除くステップとを含む。導電層に供給される電流は、第1のアーム(10)を加熱し、アクチュエータ(7)を上向きにそらす。
277 2002-539064 2000/03/08 ナノグラム・コーポレーション 亜鉛酸化物粒子 A4 DDX DF02 MG03 MI07 13
WO2000/54291 (57)【要約】レーザ熱分解(300)により亜鉛酸化物ナノ粒子の捕集物を製造した。亜鉛酸化物ナノ粒子の平均粒子径は約95nm未満であり、粒子サイズ分布は非常に狭い。レーザ熱分解は反応チェンバ内での反応物の流れを作り出すことを特徴とする。反応物の流れは亜鉛前駆体と他の反応物とを含む。亜鉛前駆体はエアロゾルとして供給することができる。
278 2002-539604 2000/03/03 ボード・オヴ・リージェンツ,ザ・ユニヴァーシティ・オヴ・テキサス・システム 段付き鋳張り捺印式リソグラフィー A4 PJ01 1A
WO2000/54107 (57)【要約】基板とその上に形成された転写層からなる構造体に凹凸イメージを形成する方法である。転写層が重合可能な液状組成物で被覆され、次いで、重合可能な液状組成物を凹凸構造を内部に有する鋳型に接触させて鋳型の凹凸構造を重合可能な液状組成物で実質的に充填させる。上記の重合可能な液状組成物は、その組成物を重合して転写層上に組成物から固化高分子材を形成する条件に晒される。次いで、鋳型が固化高分子材から分離され、鋳型内の凹凸構造のレプリカが固化高分子材に形成される。さらに、転写層と固化高分子材は、固化高分子材に対して転写層を選択的にエッチングして転写層に凹凸イメージを形成する環境に晒される。
279 2002-540406 2000/03/23 ザ・チャールズ・スターク・ドレイパー・ラボラトリー・インコーポレイテッド 動的にバランスのとれた微小電子機械デバイス A4 DD02 FP
WO2000/57194 (57)【要約】 動的なバランシングは、音叉ジャイロスコープなどの微小振動機器における直交相バイアスを低減し、それにより角速度入力がない場合に、運動の純度が達成される。バランシングは、音叉ビーム(62)上で材料を溶解および移動することによりプルーフ質量(60)自体ではなく、音叉ジャイロスコープの支持構造体上でアブレーション(74)または被着(72)を行うことによって達成される。このような調整は、チップ・ダイの一部もしくは外部パッケージのいずれでもよい透明な封入カバーを介してレーザ光を適用することにより、ジャイロスコープの実際の動作中に有利に行われる。
280 2002-540969 2000/03/23 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 無支持の微細構造体、肉薄の扁平部分またはダイアフラムを製造する方法および該方法により製造された、抵抗格子体としての微細構造体の、弱いガス流を測定するための装置内での使用 A4 PC05 9
WO2000/59824 (57)【要約】まず、片側で同一平面を成すように補助層(3)が張設される開口(10)を備えた支持フレーム(1)が製造される。微細構造体、扁平部分またはダイアフラムを補助層(3)と支持フレーム(1)とによる共通の平面に形成した後、補助層(3)を有利にはエッチングによって除去する。本発明による方法により製造された無支持の微細構造体は、有利な使用事例では、加熱可能な抵抗格子体として、弱いガス流を測定するための装置内で使用される。
281 2002-542461 2000/04/21 クリニカル・マイクロ・センサーズ・インコーポレイテッド 標的被検体の電気化学的検出でのマイクロ流体システムの使用 A4 DC01 FP
WO2000/62931 (57)【要約】図(1)は、本発明の好ましい数種の実施態様を示す。図(1A)は、試料導入口(10)、第1マイクロチャンネル(15)、第2マイクロチャンネル(20)を有する貯蔵モジュール(25)(例えば、アッセイ試薬のための)、を備えた固体支持体(5)を描出する。第2マイクロチャンネルは、検出電極(35)を含む検出モジュール(30)と直接流体接触していてもよい(20B)であるか、または、自己集合単層および結合リガンドと直接流体接触していてもよい(20A)である。図(1B)は、試料処理ウエル(40)および試料処理ウエル(40)へのマイクロチャンネル(20)を有する第2貯蔵ウエル(25A)を描出する。例えば、試料処理ウエル(40)は、細胞溶解チャンバーであり得、貯蔵ウエル(25A)は溶解剤を含有し得る。図(1C)は、溶出緩衝液用の付加的な試薬貯蔵ウエル(25B)を有する細胞捕獲または豊富化チャンバーである試料処理ウエル(40)を描出する。図(1D)は、例えば、増幅試薬の貯蔵用の貯蔵ウエル(25C)を有する反応モジュール(45)の付加を描出する。任意的な廃棄物モジュール(26)は、マイクロチャンネル(27)を通じて反応モジュール(45)に連結している。これらの実施態様の全てが、別の電極を含めて、さらなるバルブ群、廃棄物ウエル群、およびポンプ群を含み得る。
282 2002-542949 2000/04/20 シルバーブルック リサーチ プロプライエタリー リミテッド 作動装置の構成部材 A4 MDX -
WO2000/64805 (57)【要約】マイクロ電子機械装置用の作動装置構成部材は、窒化されたチタン・アルミニウム組成物により少なくとも部分的に形成される可動アームを備える。この組成物は、比較的高い酸化温度を有しているので、短時間の間に作動装置の構成部材内に高い温度を発生させることができる。1つの実施例では、作動装置の構成部材はインクジェット装置において熱屈曲作動装置の一部を形成する。
283 2002-542958 2000/04/05 エンエフテー・ナノフィルターテヒニク・ゲゼルスシャフト・ミット・ペシュレンクテル・ハフツング フィルタの製造方法 A4 PCX FP
WO2000/66815 (57)【要約】【課題】フィルタの孔の全長にわたって、ほぼ等しく規定された孔の径を維持することが可能であるように、上述した方法を改良することを目的とする。【解決手段】フィルタの製造方法であって、nまたはpドープされたエッチング可能な半導体材料のブランクがドーピングに応じて陽極または陰極として接続されており、前記ブランクの第1の側は、中に対向電極が配置されているエッチング液と接触しており、かつ電気化学的にエッチングされ、少数電荷キャリアを前記ブランク内に生成するための活性化エネルギーがエッチングプロセス中に前記ブランクに供給され、単位時間あたりに供給される前記活性化エネルギーは、エッチングの進行が増加するとともに減らされることを特徴とする、フィルタの製造方法。
284 2002-543403 2000/05/03 カンション アクティーゼルスカブ 液体中において物質の存在を検出するための方法及びセンサ、並びにセンサの製造方法 A4 DE01 DE02 PA01 PA07 PB01 PG01 PI04 MA01 MD01 MD04 MBX MF02 AH02 1
WO2000/66266 (57)【要約】本発明は、ミクロ液体処理システムにおける一体化されたマイクロ片持ち梁、マイクロブリッジあるいはマイクロメンブレインに関する。このようなミクロ液体処理システムは、そのようなシステムにおける流体の物理的、化学的又生物学的に固有の関係を監視するための新しい検出機構を提供する。本発明はまた、一体化された読取装置を有するマイクロ片持ち梁、マイクロブリッジあるいはマイクロメンブレイン型のセンサに関する。このような構造によって異なる液体の層流が混ざり合うことなくチャネル内を流れることができ、これによって、新しい種類の実験に道が開かれ、又液体の運動に関連する雑音が低減される。本発明は更に、隣接あるいは非常に近接して配置され、同時に異なる化学的な環境に露出することが可能なマイクロ片持ち梁、マイクロブリッジあるいはマイクロメンブレインを有するセンサに関する。
285 2002-543972 2000/05/13 シリコン・バイオシステムズ・ソシエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ 誘電泳動により粒子を操作するための方法及び装置 A4 DCX DEX MA01 1
WO2000/69565 (57)【要約】本発明は、粒子を操作及び検出するのに適する装置及び方法であって、閉鎖形誘電泳動電位ケージを形成し、前記ケージを正確に変位させるための装置及び方法に関する。本装置は、選択的にアドレス指定可能な複数の電極の第1のアレイを含んでおり、この第1のアレイは、実質的に平面状の基板上に横たわり、1つの電極を含んでいる第2のアレイに向かって対面している。前記2つのアレイは、粒子が懸濁液内に位置するマイクロチャンバの上部境界及び下部境界を形成する。同相信号及び逆相信号から成る周期信号を電極に印加することにより、1つ以上の独立的な電位ケージが形成され、この電位ケージは、粒子が、信号周波数と粒子及び懸濁媒体の特徴とに依存して、ケージに吸引され或いはケージから反発されることを惹起する。前記アレイ内に電圧信号パターンを適切に印加することにより、ケージは、1つ以上の粒子を捕捉し、これにより、粒子が常に浮揚及び/又は運動することを可能にする。1つのアレイが半導体基板上に集積されている好ましい実施態様では、粒子の変位は、埋込みセンサにより検出され、これにより、例えば粒子を単離,選択,及び正確に計数するなどの複雑な操作が、分析されるべき標本に対して達成される。
286 2002-544438 2000/05/05 フラウンホッファー−ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー.ファオ. マイクロメカニック・ポンプ A4 DC03 FP
WO2000/70224 (57)【要約】規定の液体量を搬送および/または管理するための蠕動アクチュエータを有するマイクロメカニック・ポンプを提案する。基板表面内の任意の断面を有する、好適には環状の切り欠き部が薄膜(2)によって覆われる。常圧の下で基板(1)と薄膜との接合プロセスが実施されると、所定の空気容積(17)は窪み内に封入される。従ってポンプ・アクチュエータは可動薄膜と固定床部との間の任意の形状の閉鎖空洞によって形成される。薄膜は導電体で被覆される。空洞の床には互いに絶縁された複数の電極(3、4)が埋設され、これらは少なくとも一部が互いに独立して制御可能である。薄膜と1つまたは複数の電極との間に電圧が印加されると、前記薄膜はその位置で下方に引っ張られる(6)。薄膜の下側の容積は密封されているので、排出される空気によって別の位置の薄膜が上方に隆起する。電極が適宜に制御されると、隆起は窪みに沿って蠕動することができる。カバー(9)を薄膜に接合することによって、ポンプが形成される。搬送される液体(12)は薄膜とカバーとの間に位置する。選択された電極と薄膜との間に電圧が印加されると、薄膜はこの領域で窪みの床へと引き下げられる。薄膜は隆起した領域を固定カバー(5)に対して密封を行う。これに対し、制御される領域では薄膜とカバーとの間にスリットが生ずる。これによって、薄膜とカバーとの間にある液体は限定的に移動することが可能である。
287 WO2000-058204 2000/03/31 セイコーエプソン株式会社 狭ピッチ用コネクタ、ピッチ変換装置、マイクロマシン、圧電アクチュエータ、静電アクチュエータ、インクジェットヘッド、インクジェットプリンタ、液晶装置、電子機器 A4 DAX DBX DC03 DDX 7 H120331 WO2000/58204 (57)【要約】熱的ストレスが加わっても、接続される端子電極相互の位置ずれを小さくすることができるとともに、搭載された半導体装置の効果的な放熱をなすことができる狭ピッチ用コネクタ、ピッチ変換装置、マイクロマシン、圧電アクチュエータ、静電アクチュエータ、インクジェットヘッド、インクジェットプリンタ、液晶装置、電子機器。複数の第1端子電極(30)と複数の第2端子電極(32)が基板上に形成されてなり、第1端子電極(30)に接続してなる第1配線(24A)と、第2端子電極(32)に接続してなる第2配線(24B)とが形成され、第1配線(24A)及び前記第2配線(24B)に電気的に接続してなる半導体装置(33)を有し、第1端子電極間のピッチは前記第2端子電極間のピッチより狭く、かつ前記第1端子電極数は前記第2端子電極数より多く設ける。
288 WO2000-058205 2000/03/31 セイコーエプソン株式会社 狭ピッチ用コネクタ、静電アクチュエータ、圧電アクチュエータ、インクジェットヘッド、インクジェットプリンタ、マイクロマシン、液晶パネル、電子機器 A4 DAX DBX DCX DDX MA01 19 H120331 WO2000/58205 (57)【要約】電極間のピッチが微細なものにも対応できる狭ピッチ用コネクタ、この狭ピッチ用コネクタを含んだ静電アクチュエータ、圧電アクチュエータ、マイクロマシン、液晶パネル、及び、これら静電アクチュエータ、圧電アクチュエータを用いたインクジェットヘッド、これらのインクジェットヘッドを搭載したインクジェットプリンタ、電子機器。複数の第1端子電極(30)と複数の第2端子電極(32)が基板(22)上に形成されてなり、第1端子電極(30)と第2端子電極(32)を電気的に接続するための配線(24)が形成されてなり、前記配線(24)は第1端子電極(30)間のピッチと第2端子電極(32)間のピッチを変換する機能を有してなる狭ピッチコネクタ(20)であって、各第1の端子電極(30)の間には溝部(32A)が形成されてなる。
289 WO2000-060652 2000/03/27 シチズン時計株式会社 薄膜基板の形成方法およびその方法によって形成された薄膜基板 A4 DAX DBX DDX PA03 PA07 PB03 PE01 MD05 MEX MF02 40 H120327 WO2000/60652 (57)【要約】支持基板(1)上に支持体(3)を配列形成し、さらに樹脂材料により犠牲層(15)を形成して、それを支持体(3)の頭部が露出ように平坦化し、その平坦化した犠牲層(15)および支持体(3)上に薄膜基板(5)を形成する。そして、その薄膜基板を介してプラズマ選択エッチングを行って犠牲層(15)を除去することにより、支持基板(1)から空隙(7)だけ浮かした、面積の大きい薄膜基板(5)を形成することができる。