公開年:2000-2001年

No. 公開/公表番号 出願日 出願人 発明(考案)名称 A分類 分類 発明相応図 国際出願日 国際公開番号 要約
1 2000-057927 1999/08/04 ヒューズ・エレクトロニクス・コーポレーション 能動的オンオフ状態制御を備えた単極単投マイクロ電子機械的スイッチ A4 DB01 FP

(57)【要約】【課題】 本発明は、オフ状態の復帰を能動的に行うことのでき、接点の粘着による事故を防止することのできるカンチレバービーム型スイッチを提供することを目的とする。【解決手段】 一端でベース12に固定されたカンチレバービーム16と、ベースに取付けられカンチレバービーム16と接続されている第1の電極14と、カンチレバービーム16と電気的に分離されてベース12に取付けられる第2の電極18と、カンチレバービーム16の自由端の下方のベースに取付けられたコンタクト電極20と、電気回路を閉路するための付勢電圧32を供給する手段と、電気回路を開路するための付勢電圧を供給する差動演算増幅器36とを備えていることを特徴とする。
2 2000-065665 1999/08/11 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト マイクロマシンセンサおよび該センサの製造方法 A2 PI02 FP

(57)【要約】【課題】 マイクロマシンセンサにおいて、簡単に製造可能であり、その上に半導体回路を簡単に取り付けることができ、さらに製造時に製品品質を損なうこなく完成させることができるようにする。【解決手段】 チップ上に集積された電子回路が設けられており、中空室12と膜13と対向電極14と換気用開口部7を有している。この換気用開口部7により、中空室内が周囲と連通している。換気用開口部7はウェハの上面方向に配向されており、対向電極はチップ面全体にわたる平坦な層5の一部分である。この平坦の層の上に半導体電子回路11が周知の半導体技術によって取り付けられる。
3 2000-090802 1999/09/10 ヒューズ・エレクトロニクス・コーポレーション マイクロ電子機械的装置 A4 DB01 FP

(57)【要約】【課題】 本発明は、低い付勢電圧で動作し、スイッチング作用がビームのスチフネスとは関係のないマイクロ電子機械的装置を提供することを目的とする。【解決手段】 それぞれギャップによって遮断されている平行な2個の相互接続ライン24a bと、2個の1次制御電極とを備えた基体22と、相互接続ライン24a bと直交して配置されそれらと交差する位置の幅が各ギャップ幅よりも大きいカンチレバービーム28と、このビーム28の中央でビームを支持するフレキシブルなアンカー36と、1次制御電極と対向してビームの下面に固定されている2次制御電極40a bと、相互接続ライン24a bと対向してビームの下面に固定されているコンタクトパッド30a bとを備え、電圧が1次制御電極と2次制御電極の対応する1つに供給されるときビームを移動させてコンタクトパッドの1つによりギャップの対応ものを短絡することを特徴とする。
4 2000-108099 1999/09/28 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 変位測定用マイクロマシンセンサ A4 DD07 FP

(57)【要約】【課題】 基板表面に対し水平な方向の変位について、周知の同種のセンサに比べ改善された特性をもつマイクロマシンセンサを提供する。【解決手段】 ゲート領域G、ドレイン領域D、ソース領域Sおよびチャネル領域Kの設けられたMOSFETが設けられている。ゲートGは基板表面9に対し平行な方向Pで可動に配置されている。この方向におけるゲートの運動によって、ゲートとオーバラップするMOSFETのチャネル領域が増大または減少するように構成されている。
5 2000-117700 1999/10/12 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロメカニカル式の装置のための製造方法 A4 PI02 2

(57)【要約】【解決手段】 固定領域132を基板上に備えたマイクロメカニカル式の装置の製法で、固定領域132を受容するベース領域20を備えた基板10上に付着層30を形成し、構造化し、付着層30の切欠120内で、ほぼ島領域の形状の固定領域132を、ベース領域20内に形成し、これを、少なくとも1つの薄いウエブ130だけで付着層30の残りの部分に接続して、固定領域132とこれに隣接する成長領域133とをマスクキングしないマスク40,50を付着層30上に形成し、マスキングされない固定領域132上でめっき層35を析出して、この固定領域132を、これに隣接する成長領域133上で成長させ、マスク40,50及び、付着層30の成長しない部分を取り除く。【効果】 公知の解決策に対して、典型的な場合4μm×4μmの最小値及び、典型的な場合3μの間隔を有する付加的な構造部のための固定領域が得られる。
6 2000-127100 1999/09/03 ティーアールダブリュー・インコーポレーテッド ウエ―ハをミクロ加工する方法 A4 PEX FP

(57)【要約】【課題】 簡単な工程によりウエーハをミクロ機械加工する方法を提供する。【解決手段】 本方法においては、乾燥ホトレジスト材料すなわちドライフィルム状のホトレジスト材料を用いて、ウエーハをミクロ機械加工する。ドライフィルム状のホトレジスト材料は、ウエーハのロースポットの上方にテントを形成して、ドライエッチング処理を行うためのマスクを形成する効果を有している。
7 2000-131509 1999/08/05 ティーアールダブリュー・インコーポレーテッド ミクロ光学部材の製造法 A4 PIX 7

(57)【要約】 (修正有)【課題】 モノリシックのミクロ光学部材の製造法を提供する。【解決手段】 ミクロ光学部材の組み立ては、標準的な半導体製造技術を使用することによって達成され、半導体基板42上にエッチストップ層44を付着させる工程;前記エッチストップ層44上に光学部材層46を付着させる工程;前記光学部材層の全表面をフォトレジスト物質で被覆する工程;前記光学部材層46上の前記フォトレジスト物質にフォトレジストマスクを施す工程;前記光学部材層46を選択的にエッチングして、少なくとも1つの光学カラムを形成させる工程;前記エッチストップ層44を選択的にエッチングすることにより、前記光学カラムのそれぞれに対してペデスタルを形成させる工程;そして最後に前記光学カラムのそれぞれをポリッシングし、これによってモノリシックの光学部材を形成させる工程;を含む。
8 2000-141300 1999/04/16 シーピー・クレア・コーポレイション アンテルユニヴェルシテール・ミクロ−エレクトロニカ・サントリュム・ヴェー・ゼッド・ドゥブルヴェ 内部空洞を有する微小構造体の作製方法 A4 PG04 FP

(57)【要約】【課題】 内部空洞を有する微小構造体の作製方法を提供する。【解決手段】 本発明は、内部空洞を有する微小構造体の作製方法に関するものであり、以下のステップを含む。それは、第1基板上に実質的に閉じた幾何学的配置で第1層または層の第1スタックを蒸着するステップと、第1層、または層の前記第1スタックの上部層にくぼみを作成するステップと、第2基板上に実質的に閉じた前記幾何学的配置で、第2層または層の第2スタックを蒸着するステップと、空洞を有する微小構造体が前記の閉じた幾何学的配置に基づいて形成されるように、前記第2基板上の前記第1基板を並べて結合するステップである。
9 2000-150251 1999/09/09 ルーセント テクノロジーズ インコーポレイテッド 受動自己組立てインダクタを有する物品 A2 PI01 FP

(57)【要約】【課題】 モノリシック集積可能なMEMS型インダクタを実現する。【解決手段】 インダクタ102は、受動自己組立て手段を含む少なくとも2個の導電性サポート110,114によって、1巻回以上が基板100の上方に懸垂された導電性ループ104からなる。一実施例では、受動自己組立て手段は、導電性サポート110,114上に設けられた高レベルの固有応力を有する層を含む。応力層は、導電性サポート110,114の構造層(例えばポリシリコン)の上に堆積される。インダクタ102のサポートなどの構造が、ある犠牲層を除去することによって製造プロセス中に「解放」されると、応力層が収縮して残留歪みを小さくする。その結果、導電性ループが付属するサポートの自由端に上向きの力がかかる。結果として、サポートおよびループが、基板100から離れて持ち上がる。
10 2000-158400 1999/11/26 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 局部的に補強された金属性のマイクロ構造を製作する製法並びに局部的に補強された金属性のマイクロ構造 A4 PI02 FP

(57)【要約】【課題】 技術的に簡単でしかも経済的な製法を得ることにある。【解決手段】 本発明は、電気的な接触接続手段又は制御回路を備えた基板、及び、金属性のマイクロ構造を設けた後で除去される有機的な構造化された犠牲層に、局部的に補強された金属性のマイクロ構造を製作する製法に関する。マイクロ構造の局部的な補強部を製作する場合、マスクとして成形された有機的な少なくとも1つの別の層(16,19,20,26,30,116,120)を設け、該層を金属層(14,15,18,24,28,114,118)を構造化した後で同様に除去する。
11 2000-176900 1999/12/14 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 金属製のマイクロ構成素子をカプセル封止するための方法 A2 PH03 FP

(57)【要約】【課題】 チップ面を節約し、最終製品を安価にする。【解決手段】 評価回路2を有する基板ウェーハ1上に金属製のマイクロ構成素子3,4を配置し、保護キャップウェーハ5に結合媒体7を被着させ、保護キャップウェーハ5を基板ウェーハ1に被せる前に保護層6を設け、結合媒体7を直接、評価回路2の上に位置させる。
12 2000-190298 1999/10/25 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ スイッチング構造体及びその製法 A4 DB01 PA07 Pj02 PJ04 MA01 ME01 ME10 ME12 MH01 8

(57)【要約】 (修正有)【課題】 高密度相互接続(HDI)回路環境内部に一体型スイッチング機構を形成する。【解決手段】 ベース面10層上に積層されたHDIプラスチック相互接続層12、HDIプラスチック相互接続層12内のキャビティー16、HDIプラスチック相互接続層及びキャビティー上に積層された少なくとも1つのパターン化された形状記憶合金(SMA)層22、該SMA層の上の少なくとも1つのパターン化された導電層、キャビティー内でベース面に付けられている固定接触パッドと、キャビティー内でパターン化SMA層22の一部に取り付けられた可動接触パッドを有しており、パターン化SMA層の通電による変形で第一の安定位置にあるとき、可動接触パッドが固定接触パッドに接触することにより、電気的に接続し閉じたスイッチを形成する。また、第二の安定な位置では、接触パッドが接触せず開いたスイッチを形成する。
13 2000-190299 1999/04/16 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロ機械的な構造部材の製造方法 A4 PB03 FP

(57)【要約】【課題】 比較的簡単なプロセスにおいてさらに効果的にリード線酸化物を保護する。【解決手段】 第1の層(1)上に構造化された第1及び第2の絶縁範囲の形の第2の層(2)を設け、第1の絶縁範囲の縁範囲上及び第1の層(1)の相応する境界範囲上に第1の保護層(100,150)を設け、その上に第3の層(3)を設け、第3の層(3)から、第1の絶縁範囲上に延びた導体路(4)の構造と、第2の絶縁範囲上のマイクロ機械的な構造部材の機能構造とを構造化し、かつ第2の絶縁範囲中の第2の層(2)を取り除き、その際、第1の絶縁範囲中の第2の層(2)を、ここにおいて実質的に取り除かないように、第1の保護層(100,150)によって保護する。
14 2000-205862 2000/01/17 三星電機株式会社 マイクロ慣性センサ―の製造方法及びマイクロ慣性センサ― A4 DD01 FP

(57)【要約】【課題】 ガラスと接合された厚いシリコンを高断面比で加工する。【解決手段】 ガラス基板上にシリコンをボンディングし、ボンディングしたシリコンを希望の厚さに研磨した後、研磨したシリコンをRIEで蝕刻して構造体を形成し、蝕刻されたシリコンの溝を通じてシリコン構造体の底部ガラスを選択的に蝕刻してシリコン構造物を底部と分離させる。ガラスと接合された厚いシリコンを高断面比で加工して測定面積と厚さとを大きくし、信頼性及び性能を高める。マスクを一つだけ使用する簡単な製造工程なので、慣性センサーの製作コストを下げることができる。また、ガラスで形成された底面がRIE工程で確実な蝕刻停止層の役割をするので全体構造物の厚さを均一に維持できる。
15 2000-210900 1999/05/10 ロックウェル サイエンス センター, エルエルシー 電気絶縁性の高いマイクロ・エレクトロメカニカルデバイスの製造方法 A2 PFX FP

(57)【要約】 (修正有)【課題】片持支持式ビーム等のマイクロ・エレクトロメカニカルデバイスを製造する。【解決手段】キャリヤ基板として絶縁ガラス基板を使用し、MEMコンポーネント材料として単結晶シリコンを使用し、シリコン基板上で生成されるドーピングされたシリコン層108の上面に二酸化シリコン等の絶縁材料のオプション層を堆積させる。二酸化シリコンはガラス基板102にエポキシ結合されて、シリコン−二酸化シリコン−エポキシ−ガラス構造を作る。シリコンは、異方性プラズマ乾式エッチング技術を使ってパターニングされ、次に、二酸化シリコン層110をパターニングするために第2パターニングが続き、酸素プラズマエッチングをし、エポキシ樹脂フィルムをアンダーカットし、シリコンMEMコンポーネントを解放する。選択されたエリアに二酸化シリコン絶縁材料を保持することによって、MEMコンポーネントを機械的に支持する。
16 2000-211136 1999/12/06 三星電機株式会社 マイクロアクチュエ―タおよびその製造方法 A4 PCX FP

(57)【要約】【課題】 エッチングによって形成される圧電体の側面が、上部面から基板に至るなだらかな曲線形態を有するので、上部電極を圧電体の上部面から側面を経て基板へ延長することができ、上部電極を基板まで延長させることによって圧電体と電圧印加線間の連結の自由度を高める。【解決手段】 基板と、電圧および信号を印加するための電圧印加線と、前記基板の(上部に形成された下部電極と、前記下部電極の)上部に形成され、電圧印加線と連結される方に溝が形成されてエッチングされることによって、その部分に傾斜がなだらかな側面が形成された圧電体と、前記圧電体の上部から傾斜がなだらかな側面まで形成され、前記電圧印加線に連結される上部電極を構成する。
17 2000-233400 2000/02/09 エスティーマイクロエレクトロニクス エス.アール.エル 残留応力を伴わない電気機械的超小型構造体を含む集積装置及びその製造方法 A2 PI02 FP

(57)【要約】【課題】 残留応力を除去し又は相当に低減し得る超小型集積構造体の製造方法を提供する。【解決手段】 半導体材料の基板(20)上に犠牲領域(21)を形成し、そしてエピタキシャル層(25)が成長し、その後、電気機械的超小型集積構造体が形成されるエピタキシャル層(25)の領域(33)を囲んで応力解放溝(31)が形成され、その後、残留応力を解放するために、ウェハ(28)が熱処理される。引き続いて、応力解放溝(31)に誘電体材料のシール領域が充填され、そして集積構成素子が形成される。最後に、シール領域で囲まれた領域の内側に超小型構造体を画定する溝が形成され、その後、犠牲領域が除去され、そして、残留応力のない超小型集積構造体が形成される。
18 2000-246700 2000/02/25 エスティーマイクロエレクトロニクス ソチエタ レスポンサビリタ リミテ 微小構造の製造方法 A4 PI02 FP

(57)【要約】【課題】 微小構造の移動部分の懸架部の破断の危険を減じる解決方法を提供する。【解決手段】 少なくとも一つの固定領域及び移動領域を具備する微小構造の製造方法において、移動領域を固定領域と一時的に一体にする一時的な固定支持構造を形成する段階と、機械的圧力を受ける段階と、非機械的除去方法によって一時的な固定支持構造を除去する段階とを具備する。
19 2000-309000 2000/02/10 松下電工株式会社 半導体装置及びこれを用いた半導体マイクロアクチュエータ及び半導体マイクロバルブ及び半導体マイクロリレー並びに半導体装置の製造方法及び半導体マイクロアクチュエータの製造方法 A4 DC02 FP

(57)【要約】【課題】消費電力が小さく、かつ製造プロセスが簡単な半導体装置及びこれを用いた半導体マイクロアクチュエータ及び半導体マイクロバルブ及び半導体マイクロリレー並びに半導体装置の製造方法及び半導体マイクロアクチュエータの製造方法を提供する。【解決手段】枠体となる半導体基板3に熱絶縁領域7を介して可撓領域2の一端が連結されており、可撓領域2の他端は可動エレメント5が連設されている。この熱絶縁領域は、ポリイミド又はフッ素化樹脂などの樹脂からなる熱絶縁材料により構成されている。また、可撓領域2は互いに熱膨張係数の異なる薄肉部2Sと薄膜2Mにより構成されている。薄肉部2Sの表面に形成された拡散抵抗6が加熱されると、薄肉部2Sと薄膜2Mの熱膨張差により可撓領域2が変位し、可動エレメント5が半導体基板3に対して変位する。
20 2000-314842 2000/03/30 アジレント・テクノロジーズ・インク 光超小型機械及び光ビームの制御方法 A4 DA01 4

(57)【要約】【課題】CMOS回路へ適し、ミラーを低電圧で正確に位置決めできる光スイッチ。【解決手段】反射面を持つ反射素子(30)は表面静電アクチュエータ(34及び36)に結合されている。前記表面静電アクチュエータが、静電力に応じて前記静電アクチュエータの固定部材(36)に対して位置を移動させることが出来る可動部材(34)を含む。可動部材は第一の面に第一の複数の電極を有し、固定部材は第二の複数の電極を、第一の面と対向する前記固定部材の第二の面上に有する。第一及び第二の複数の前記電極が、前記可動部材を前記第一及び第二の面に対して概ね平行な方向に横移動させる為の前記静電力を発生させる。反射素子が光ビームの経路において可動部材の移動により選択的に操作されるように、可動部材が前記反射素子に機械的に取り付けられている。
21 2000-315785 1999/04/30 キヤノン株式会社 ナノ構造体の製造方法及びナノ構造体デバイス A4 DF02 FP

(57)【要約】【課題】 発光デバイス、光デバイス、磁性デバイス、マイクロデバイスなどの機能材料として、広い範囲で利用可能な細孔を有するナノ構造体を提供する。【解決手段】 被加工物を陽極酸化もしくは陽極化成して細孔を形成するナノ構造体の製造方法において、被加工物11上のレジスト13を干渉露光及び現像し、レジスト13に被加工物11表面まで貫通した部位17を形成して規則的ナノ構造パターンを形成した後、被加工物11を陽極酸化もしくは陽極化成することにより規則的ナノ構造パターンに対応して規則的配列した真円状の細孔20を有する細孔体を形成する。
22 2000-317896 1999/05/07 東京工業大学長 薄膜平面構造体の製造方法 A4 PI02 4

(57)【要約】【課題】 薄膜加工体の内部応力を制御して、高い再現性の下に薄膜平面構造体製造する方法を提供する。【解決手段】 過冷却液体域を有する非晶質材料からなる薄膜を所定の基板上に形成する。次いで、この薄膜にウエットエッチングなどを施して、例えば片持ち梁形状の薄膜加工体を形成する。次いで、この薄膜加工体を前記過冷却液体域まで加熱処理して、好ましくは0.5〜5分保持する。その後、前記薄膜加工体を室温まで冷却する。次いで、前記基板の少なくとも一部をウエットエッチングなどによって除去し、片持ち梁形状の前記薄膜加工体からなる薄膜平面構造体を形成する。
23 2000-317897 1999/10/26 松下電工株式会社 熱絶縁構造体及びこれを用いた半導体マイクロアクチュエータ及び半導体マイクロバルブ及び半導体マイクロリレー A4 DC02 FP

(57)【要約】【課題】熱絶縁効率が高く、かつ製造プロセスが簡単な熱絶縁構造体及びこれを用いた半導体マイクロアクチュエータ及び半導体マイクロバルブ及び半導体マイクロリレーを提供する。【解決手段】中央の可動エレメント5に連接され外方に延びる4つの可撓領域2がそれぞれポリイミド、フッ素化樹脂等の熱絶縁材料からなる熱絶縁領域7を介して、枠体となる半導体基板3に接合される。この熱絶縁領域7は、半導体基板3と可撓領域2との間の可撓領域2の厚み内に、可撓領域2とほぼ同じ厚さで設けられている。可撓領域2上の表面に設けられた不純物拡散抵抗等よりなる加熱手段6により可撓領域2が加熱されると、この可撓領域2上に設けられたアルミニウム薄膜またはニッケル薄膜などからなる薄膜4との熱膨張差で可撓領域2が撓み可動エレメント5が変位する。
24 2000-317900 1999/05/07 東京工業大学長 薄膜構造体の製造方法 A4 PIX FP

(57)【要約】【課題】 高い生産性と高い再現性とを有し、成形後の形状安定性に優れた薄膜構造体の製造方法を提供する。【解決手段】 過冷却液体域を有する非晶質材料からなる薄膜を所定に基板上に形成する。そして、この薄膜を前記過冷却液体域に加熱し、機械的な外力、静電的な外力などによって湾曲させ、薄膜構造体を形成する。そして、前記過冷却液体域から室温まで冷却することによって前記薄膜の変形を終了させる。
25 2000-337885 1999/12/28 三星電機株式会社 マイクロジャイロスコープ A4 DD02 FP

(57)【要約】【課題】 外部の振動による影響を極小化させることの出来るマイクロジャイロスコープを提供する。【解決手段】 外部フレーム120の内側にビーム弾性体を介してY軸方向に多数のコーム150が形成された内部質量部110の内部フレーム140の内側に、コーム150の間に隔離される状態で電極支持部160に固定支持される垂直方向感知電極170が配置され、内部質量部110の両側の二箇所に弾性体を介して加振可能なるように外部質量部210、210'が設置される。
26 2000-338445 1999/05/28 三菱電機株式会社 マイクロミラー装置およびその製造方法 A4 DA04 FP

(57)【要約】【課題】 ミラー部101が形成されるミラー形成基板102のサイズと、ミラー形成基板102の下部に設けた駆動電極105との間の距離であるギャップgoとにより、安定して走査される走査角度とこの走査に要する駆動電圧などが決定されていたため、低駆動電圧で大きな走査角度を実現するマイクロミラー装置を設計することが困難であるという課題があった。【解決手段】 ミラー部1が形成され、対向する2辺と直交する線上にねじれ梁3を有するミラー形成基板2と、支持基板6上に突出して設けられ、ねじれ梁3の端部を支持してミラー形成基板2を支持基板6上に固定するアンカー部4と、少なくともミラー形成基板2のねじれ梁3の片側外周を囲むように設けられ、ねじれ梁3の軸方向と平行に一端をミラー形成基板2に接続したリンク梁10を有する駆動フレーム7と、この駆動フレーム7に駆動力を与える駆動力発生手段12,14,14A、14Bとを備えた。
27 2000-340485 1999/05/28 株式会社日立製作所 微細加工法 A4 PEX FP

(57)【要約】【課題】レジスト膜厚が厚くかつ高解像度のパターンが描画できる微細加工法を提供する。【解決手段】走査プローブリソグラフィーを用い描画したパターン間の隙間を利用して微細な構造物を作製する。
28 2000-343499 2000/03/16 セイコーインスツルメンツ株式会社 マイクロポンプ及びその製造方法 A4 DC03 FP

(57)【要約】【課題】 流体の移送をおこなうポンプにおける、パッキンとバルブダイアフラムから構成されるバルブにおいて、天板とバルブダイアフラムが形成された基板を接合後に、天板上に設けた充填口よりパッキン原料を充填し、硬化させてパッキンを形成する場合、形状にばらつきのないパッキンを形成することが困難で、ポンプの流量精度や順方向に圧力がかかったときの耐圧性、吐出圧力などのポンプ性能が低下する。【解決手段】 パッキン原料が所望の位置にのみ充填され、それ以外の位置に拡散しないようにあらかじめガイド7を設けておくことにより、常に一定形状のパッキン8が形成できるような構造とする。またガイド7を形成せずに同様の効果を得る方法として、天板と基板を接合したのち、パッキン原料を充填し、必要な部位のみを選択的に硬化させ、その後不必要である未硬化のパッキンを除去する方法を用いる。
29 2000-348593 1999/06/04 オムロン株式会社 マイクロリレー A4 DBX FP

(57)【要約】【課題】 接触安定性の高いマイクロリレーを提供することを目的とする。【解決手段】 固定基板10の上面のうち、固定接点13,14の間に、前記固定接点13,14の対向する先端縁部がはみ出す凹部11aを形成する。一方、前記可動接点27の接触面にテーパ面27a,27bを形成する。
30 2000-348594 1998/12/22 日本電気株式会社 マイクロマシンスイッチおよびその製造方法 A4 DB01 FP

(57)【要約】【課題】 接触電極の反りを抑制する。【解決手段】 基板上に設けられた第1の信号線と、前記基板上に設けられかつ前記第1の信号線の端部から所定のギャップを隔てて端部の設けられた第2の信号線との間の導通/非導通を制御するマイクロマシンスイッチにおいて、前記基板上に前記ギャップと近接して設けられた支持部材によって前記基板上に支持された可撓性の梁部材と、この梁部材の前記基板側における少なくとも前記ギャップと対向する位置に設けられた接触電極と、前記基板上に前記梁部材の一部と対向して設けられた下部電極と、前記梁部材に前記下部電極と対向して設けられた中間電極とを備え、前記梁部材は、前記接触電極が設けられた面の反対側の面に、前記接触電極と対向して補強部材が設けられているものである。
31 2000-348595 1998/12/22 日本電気株式会社 マイクロマシンスイッチおよびその製造方法 A4 DB01 FP

(57)【要約】【課題】 従来よりも低い駆動電圧で動作可能とし、絶縁体膜の耐圧特性を上昇させることによってデバイス特性を改善する。【解決手段】 基板上に設けられた第1の信号線と、前記基板上に設けられかつ前記第1の信号線の端部から所定のギャップを隔てて端部の設けられた第2の信号線との間の導通/非導通を制御するマイクロマシンスイッチにおいて、前記基板上に前記ギャップと近接して設けられた支持部材によって前記基板上に支持された可撓性の梁部材と、この梁部材の前記基板側における少なくとも前記ギャップと対向する位置に設けられた接触電極と、前記基板上に前記梁部材の一部と対向して設けられた下部電極と、前記梁部材に前記下部電極と対向して設けられた中間電極とを備え、前記梁部材の一部または前記下部電極の少なくとも一方は、他方と向かい合う面積が互いに等しい複数の電極によって構成されている。
32 2000-505180 1996/12/11 ヒグラマ アクツィエンゲゼルシャフト マイクロバルブ A4 DC02 6
WO1997/21930 (57)【要約】流体流量を制御するためのマイクロバルブは、封止端部を有するバルブ開口部(12;40)が設けられるバルブ本体(10)、および流体開口部(16;60)が設けられるバルブプレート(14)を含む。バルブプレート(14)は、第1の位置において前記バルブプレート(14)がバルブ開口部(12;40)を閉鎖するように、一方、第2の位置において前記バルブ開口部(12;40)および前記バルブプレート(14)によって定められる流量断面が封止端部およびバルブプレート(14)間の距離によって決定的に定められるようにバルブプレートが前記バルブ開口部(12;40)から垂直方向に距離が置かれるような方法で、バルブ本体(10)に対して垂直に動くように調節される。バルブ開口部(12;40)の封止端部(42)の外形は、封止端部(42)の長さが面積が等しい正方形のバルブ開口部の封止端部(39)の長さを超えるように、選択される。
33 2000-514928 1998/05/22 ガメラ バイオサイエンス コーポレイション ミクロ流体工学システムでの流動運動を駆動するために向心的加速を使用するための装置および方法 A4 DC01 DEX 3A
WO1998/53311 (57)【要約】本発明は、微量分析および微量合成分析並びに手順を行うための方法および装置を提供する。特に、本発明は、微量操作装置とともに使用して、回転によりプラットホームを操作し、それによって、プラットホームの回転から生じる向心力を、微量プラットホームに埋設された微細チャンネルを介した流体運動を誘導するのに利用するための微量システムプラットホームを提供する。ミクロ流体工学構成要素、対抗性加熱要素、温度感知要素、混合構造、キャピラリーおよび捨てバルブを有する本発明の微量システムプラットホームおよび、生物学的、酵素的、免疫学的、および化学的アッセイを行うためのこれらの微量システムプラットホームを使用する方法を提供する。本発明の微量システムプラットホームに、それから電気的信号を伝達することができる電気スピンドル設計ローターも、提供される。
34 2000-516544 1997/10/01 コミツサリア タ レネルジー アトミーク 堅牢な基板内に絶縁部分を備えた構造およびその製造方法 A4 DD01 DD03 FP
WO1998/14787 (57)【要約】本発明は、第1部分(14)と、該第1部分(14)に対して電気的に絶縁された少なくとも1つの第2部分(16)と、を具備する構造に関するものであって、この場合、第1部分および第2部分は、各々が、同一の材料プレート内に形成されるとともに、実質的に同一の厚さとされ、さらに、実質的に同一の平面内に延在し、しかも、少なくとも1つの相互に隣接するエッジ(18、20)を有し、これら隣接エッジどうしは、空間(12a、12b)によって隔離されている。構造は、さらに、第1部分および第2部分を一体とするために、空間内に設けられるとともに絶縁材料からなる少なくとも1つのジョイント(28a、28b)を具備している。本発明は、センサ、および、絶縁回路を作製するのに有効である。
35 2001-009798 1999/06/29 東京工業大学長 静電マイクロアクチュエータの製造方法 A4 PI02 FP

(57)【要約】【課題】 垂直方向への大きな駆動が可能であるとともに、駆動力の発生点が駆動中において変化することのない、新たな静電マイクロアクチュエータを製造する方法を提供する。【解決手段】 基板1と、基板電極絶縁層2と、基板電極3と、駆動電極絶縁層5と、過冷却液体域を有する非晶質材料からなる平面電極11とがこの順に積層されてなるアセンブリを設置治具12に上下逆向きに設置する。そして、平面電極11を前記非晶質材料の過冷却液体域に加熱することにより軟化させ、平面電極11自身の自重によって下方に向かって変形させる。これによって、螺旋状の駆動電極14を得、静電マイクロアクチュエータを完成させる。
36 2001-009799 2000/03/22 エスティーマイクロエレクトロニクス エス.アール.エル 埋込接続を備えた微小集積構造、特に、ハードディスクドライブユニット用の集積マイクロアクチュエータを製造する方法 A2 PIX FP

(57)【要約】【課題】 実用的なバイアス電圧値を増大することである。【解決手段】 本方法は、微小集積構造、概してハードディスクドライブユニット用のマイクロアクチュエータであり、半導体材料の基板31内に内部接続領域32a,32bを形成し、単結晶質エピタキシャル領域33を形成し、単結晶質エピタキシャル領域内で内部接続領域に直接接触する下方食い込み領域35a,35bを形成し、単結晶質エピタキシャル領域33の構成部に絶縁材領域40,41を形成し、単結晶質エピタキシャル領域の構成部の上方に多結晶質部45′と、他の場所では単結晶質部45″とで形成された擬似エピタキシャル領域45を成長させ、多結晶質部内で下方食い込み領域に直接接触する上方食い込み領域46,47を形成するステップを含む。これにより、擬似エピタキシャル領域の多結晶質部45′の内部にPN接続が存在せず、構造が高い破壊電圧を有する。
37 2001-013443 1999/06/29 富士通株式会社 ガルバノマイクロミラー A4 DA04 6

(57)【要約】【課題】 製造コストの上昇を極力抑えつつ、ダンピングの発生を良好に防止できるガルバノマイクロミラーを提供する。【解決手段】 枠状の基部6と、一方の主面に光を反射させるミラー面12が形成され、他方の主面に電極板14a,14bが形成されたミラー部8と、基部6とミラー部8とを連結し、かつミラー部8を所定の角度範囲で回動可能に支持するトーションバー部10とを含むミラー基板4と、電極板14a,14bに対向する電極板18a,18bが形成された電極基板2とを有し、電極板14a,14bと電極板18a,18bとの間に電圧を印加することにより、静電引力によってミラー部8をトーションバー部10の軸芯周りに微小角度回動させるガルバノマイクロミラーであって、電極基板2のミラー部8との対向面の一部に、電極基板2を厚み方向に貫通する貫通孔16を形成した。
38 2001-026000 2000/04/28 松下電器産業株式会社 有機分子膜を含む構造体およびその利用 A1 DF01 2

(57)【要約】【課題】微小なギャップを介して近接して相対する二つの基体表面からなる構造体の微小ギャップを維持する構造を開発し、かかる構造体の利用を図る。【解決手段】近接して相対する二つの基体表面の少なくとも一方に有機分子膜が形成され、この有機分子膜表面と、相対する基体表面または基体表面上の有機分子膜表面とのギャップが通常100μm未満、好ましくは1μm未満に維持される構造体を提供すると共に、かかる構造体を含むモータ、アクチュエーター、除振装置等を提供する。
39 2001-033713 2000/05/26 エルジー電子株式会社 マイクロミラー素子並びにそれを用いた光ピックアップ装置 A4 DA04 FP

(57)【要約】 (修正有)【課題】 光ピックアップ装置において、光ビームの位置を微調整させる。【解決手段】 光源から発生した光を光に45度傾斜していて、その45度の方向並進移動するミラーによって反射させるようにした。そして、そのミラーの並進移動はミラーを正方形の支持体に載せ、その支持体の各辺に片持ちばりをその先端部で支持体を支えるように配置し、片持ちばりの表面に圧電体を配置して、圧電体への電圧の印加によって圧電体を変位させ、ひいては片持ちばりを変位させてミラーを並進移動させる。
40 2001-035288 1999/07/26 オムロン株式会社 マイクロリレーの接点表面構造及び接点表面加工方法 A4 DB01 1

(57)【要約】【課題】 接点表面であっても、複数の突部を形成する。【解決手段】 接点表面に、接点10の面方位の違いによる酸化レートの差を利用してエッチングマスク5を選択的に形成する。そして、エッチングによりエッチングマスク5及び接点表面を除去する。その後、接点メタル8を形成することにより突部9を得る。
41 2001-038698 1999/07/27 松下電工株式会社 半導体マイクロ構造体及びその製造方法 A4 PC01 FP

(57)【要約】【課題】チップサイズの増大無しに且つ互いに隣接する2つのV型の溝を形成することができる半導体マイクロ構造体及びその製造方法を提供するにある。【解決手段】2つのV型の溝を形成するに当たり、シリコン基板20の溝形成部位の一つに段差22を予め形成した上で、エッチング保護膜23をシリコン基板120の表面に形成する。このエッチング保護膜23の形成後、2つのV型の溝を形成する領域外のエッチング保護膜23の表面に溝領域規定用レジストマスク24を形成する。レジストマスク24の形成後、RIE装置によりエッチング保護膜23の一部をエッチング加工した後、不要な溝領域規定用レジストマスク24を除去する。ここで段差22の側壁部にエッチングされずに残ったエッチング保護膜が分離用エッチング保護膜23’を構成する。この後水酸化カリウム水溶液等のエッチング液により、異方性エッチングを行いV型の溝25,26を形成する。
42 2001-041837 1999/07/27 松下電工株式会社 半導体センサおよびその製造方法 A4 PG01 FP

(57)【要約】【課題】接合強度および生産性が高く高精度化が可能な半導体センサおよびその製造方法を提供する。【解決手段】ガラス基板30’と支持用のシリコンウェハ40’とを重ね合わせる(図1(a))。その後、ガラス基板30’とシリコンウェハ40’とを陽極接合する(図1(b))。ガラス基板30’の主表面上の析出層31を除去した後、ガラス基板30’を研磨して厚みを調整する。その後、圧力センシング用のデバイスを形成したシリコンウェハ1’とガラス基板30’とを陽極接合する。次に、ダイシング工程にて個々のチップに切り出す。センサチップCは、図1(c)中に一点鎖線で示した位置で分割され、同図中の1はシリコンウェハ1’から切り出された第1の基板を示し、30はガラス基板30’から切り出されたガラス板を示し、40はシリコンウェハ40’から切り出された第2の基板を示す。
43 2001-041973 1999/07/27 株式会社デンソー 半導体力学量センサ A4 DD01 2

(57)【要約】【課題】 差動容量式の半導体加速度センサにおいて、センサの加工ばらつきにより、支持基板の開口縁部に固定される固定電極部の配線部の寄生容量がばらついても、センサのオフセットを極力低減可能とする。【解決手段】 センサ100は、可動電極部30との間に各々第1の検出容量CS1、第2の検出容量CS2を形成する第1の固定電極部40、50及び第2の固定電極部60、70を備える。第1及び第2の固定電極部40〜70を共に、各々が支持基板20の開口部21上にて可動電極部30に対向配置された第1及び第2の対向電極42、52、62、72と、支持基板20に固定されて第1及び第2の対向電極42〜72をそれぞれ支持する第1及び第2の配線部41、51、61、71とにより構成し、これら両配線部41〜71を互いに電気的に独立させ支持基板20の開口縁部において互いに対向するように配置する。
44 2001-052587 1999/08/03 オムロン株式会社 マイクロリレー A4 DBX 4d

(57)【要約】【課題】 基板をシリコンウェハにより形成し、高周波信号を取り扱う場合であっても、所望のアイソレーション特性およびインサーション・ロス特定を得ると共に、不要輻射の発生を防止する。【解決手段】 可動接点15に導通し、かつ、可動基板2の上面に露出する上方接点部15aを設ける。固定基板1に、可動基板2を覆うキャップ部材3を設ける。キャップ部材3に、可動基板2の非駆動時に、上方接点部15aに接続される導電部19を形成すると共に、該導電部19を接地する。
45 2001-054900 2000/07/17 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロメカニズムの構成部材を製造するための方法 A4 PI02 FP

(57)【要約】【解決手段】 サブストレート1上に犠牲層2を施し、かつ犠牲層上にシリコン層3を施して、シリコン層から構造体10,11を形成し、次いで構造体の少なくとも一部分11の下側で犠牲層を除去することによって、マイクロメカニズムの構成部材を製造するための方法において、シリコン層をインプランテーションプロセスによってドーピングする。【効果】 シリコン層内に応力をほとんど生ぜしめることなく、若しくは応力を意識的にコントロールして、シリコン層からマイクロメカニズムの構成部材、即ち微小構造体を正確に形成できる。
46 2001-057358 2000/06/19 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 薄膜を備えたセンサを製作するための方法 A4 PA01 PA02 FP

(57)【要約】【課題】 膜厚を正確にコントロールすることのできる、薄膜を備えたセンサの製作法を提供することである。【解決手段】 窒化珪素層をLPCVDプロセス又はPECVDプロセスに基づき堆積させ、前記窒化珪素層(3)においてストップするエッチングプロセスを用いるようにした。
47 2001-066321 2000/07/03 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロマシニング型の構成エレメント A4 DD01 2

(57)【要約】【課題】 固定のストッパにサイズモ質量体が付着したままとなることを回避する。【解決手段】 第1の撓みばね装置を介して基板上にばね弾性的に支承されたサイズモ質量体3が設けられていて、該サイズモ質量体3が、加速により少なくとも1つの方向xに変位可能であり、しかも変位がストッパ装置によって制限可能であり、該ストッパ装置が、第2の撓みばね装置50を介して基板上にばね弾性的に支承された少なくとも1つのストッパ51を有しており、第2の撓みばね装置50が、第1の撓みばね装置2,12よりも高い曲げ剛性を有している。
48 2001-076605 2000/01/12 株式会社アドバンテスト 集積型マイクロスイッチおよびその製造方法 A4 DB01 FP

(57)【要約】【課題】 耐久性の高い集積型マイクロスイッチを提供する。【解決手段】 可動板をシーソー運動可能な状態に支持し、この可動板を静電気力または磁気力によってシーソー運動させ、可動板の両方の遊端に装着した可動接点によって固定接点間を電気的に断続制御する構造とした集積型マイクロスイッチ。
49 2001-084884 2000/07/13 ティーアールダブリュー・インコーポレーテッド 平面エアブリッジMEMSスイッチ A4 DB01 4

(57)【要約】【課題】 多数のストロークを含み、単一のメタライゼーション層のみを利用して製造可能なRFスイッチ、およびRFスイッチの製造方法を提供する。【解決手段】 本発明によるスイッチは、1つ以上の金属トレースに隣接して配置されているエアーブリッジ懸垂ビーム24を含む。エアブリッジ懸垂ビームに隣接して、1つ以上の制御パッドを26,28配置し、スイッチを静電的に動作させる。懸垂ビームならびに金属トレースおよび接点パッドは全て、単一のメタライゼーション層によって製作する。スイッチは、ビームの撓みが基板の面に対してほぼ平行な面内で生ずるように構成されている。多数のメタライゼーション層を不要とすることによって、スイッチ製造の複雑性が大幅に緩和する。更に、このスイッチ構成により、単一のメタライゼーション・レベルを用いて、多投多極も可能となる。
50 2001-088096 1999/09/14 財団法人川村理化学研究所 吸収式送液機構を有する微小ケミカルデバイス A4 DE01 DEX FP

(57)【要約】【課題】 反応、分析、検査などの目的で微小ケミカルデバイスを多数並列に設置し、同時に稼働させる場合に、多数の送液手段を必要としない微小ケミカルデバイスを提供すること。【解決手段】 互いに接着された2つの部材間に毛細管状の流路を形成し、流路の一方の端を該微小ケミカルデバイスの外部に連絡し、流路の他方の端に連絡して、多孔質体から成る液体吸収部を設け、液体吸収部の空隙体積を特定の範囲とする。また、液体吸収部を毛細管状の流路を有する部材とは別の部材に形成し、これらの部材を連結・固定する。
51 2001-088098 1999/09/14 財団法人川村理化学研究所 減圧送液機構を有する微小ケミカルデバイス A4 DEX FP

(57)【要約】【課題】 反応、分析、検査などの目的で微小ケミカルデバイスを多数並列に設置し、同時に稼働させる場合に、多数の送液手段を必要としない微小ケミカルデバイスを提供すること。【解決手段】 互いに接着された2つの部材間に毛細管状の流路を形成し、該流路に連絡して減圧室を設ける。また、減圧室を毛細管状の流路を有する部材とは別の部材に形成し、これらの部材を連結・固定する。
52 2001-099855 2000/08/14 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロマシニング型の回転角加速度センサ A4 DD01 5

(57)【要約】【課題】 比較的単純な電子評価装置しか必要としないマイクロマシニング型の回転角加速度センサを提供する。【解決手段】 リング状のはずみ質量体10が、撓みばね装置15a,15b,15cを介して中央の固定装置20に結合されており、はずみ質量体10が、回転軸線zを中心にして、検出したい回転角加速度によって弾性的に静止位置から変位可能であり、はずみ質量体10に、変位可能な第1のコンデンサプレート装置101〜106が設けられており、基板上に、固定の第2のコンデンサプレート装置201〜218が設けられており、両コンデンサプレート装置が、回転軸線zを中心とした回転角加速度を表すパラメータxを検出するための差動コンデンサ装置として形成されている。
53 2001-099861 1999/09/30 株式会社デンソー 容量式物理量検出装置 A4 DD01 FP

(57)【要約】【課題】 別体の自己診断用の電極を設けることなく、効率的に自己診断を可能な容量式半導体加速度センサを提供する。【解決手段】 加速度センサ100は、梁の長手方向と直交する方向に変位する梁部22を有し、この梁部22に一体に形成された可動電極24と固定電極32、42との間に周期的に変化する信号を印加して、これら両電極間の容量CS1、CS2の差動容量変化に応じた電圧を出力することにより加速度を検出する。ここで、加速度を検出するための検出信号と自己診断信号とを切り替えて印加し、自己診断信号の印加によって可動電極24に疑似的な加速度を発生させるようになっており、可動電極24の変位方向の梁幅W1を梁部22の変位方向の梁幅W2と略同一とし且つ可動電極24の変位方向の剛性を梁部22の変位方向の剛性よりも大きくしている。
54 2001-102597 1999/09/30 富士電機株式会社 半導体構造およびその製造方法 A4 DD01 FP

(57)【要約】【課題】 特殊な工程を用いることなく、スティッキング現象を防止して歩留りを向上させ、安価で、信頼性を高めること。【解決手段】 基板100から離間した可動自在な検出構造体103を有する半導体装置を作製するに際して、検出構造体103の下面に先端部の面積が狭くなった凸部120を設け、検出構造体103の下面と基板100の表面との接触面積を減少させ、液体の表面張力300によって発生する検出構造体103の下面から基板100の表面方向への吸引力Fを減少させる。
55 2001-102804 1999/09/30 日本電気株式会社 移相器およびその製造方法 A4 DB01 2

(57)【要約】【課題】 スイッチング素子としてマイクロマシンスイッチを使用する移相器を小型化する。【解決手段】 一端が第2の分布定数線路3a,3bに固定されるとともに他端が第1の分布定数線路2a,2bと接離自在に形成されたカンチレバー11a,11bと、第1の分布定数線路2a,2bとカンチレバー11a,11bとの対向領域に形成された第1の絶縁手段と、第1の絶縁手段と共に第1の制御信号4の電圧値を保持する第2の絶縁手段15a,15bを含むマイクロマシンスイッチを備える。
56 2001-105399 2000/08/16 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロメカニックな構造エレメントを製作する方法 A4 PIX FP

(57)【要約】【課題】 マイクロメカニックな構造要素の機能能力の確実性を増大させる。【解決手段】 基板(1)の前面(VS)上のマイクロメカニックな組織(B1,B2,B3)上に保護層(S)を取り付ける段階と、少なくとも一時的に、前面(VS)上のマイクロメカニックな組織(B1,B2,B3)を支えて、背面(RS)上にマイクロメカニックな組織(B4)を形成する段階と、前面(VS)上の保護層(S)を除去する段階とを備えている。
57 2001-113500 1999/10/14 セイコーエプソン株式会社 半導体基板上に構造物を有する装置の製造方法 A2 DA01 PI01 FP

(57)【要約】【課題】 樹脂の構造物をアクチュエータの上部にもつ光スイッチング素子を製造できる方法を提供する。【解決手段】 アクチュエータ部6あるいは樹脂製の光学素子部3を形成するときの犠牲層32および34をアモルファスシリコンにして、光学素子部3、半導体基板20などに影響を与えないで犠牲層32および34をフッ化ガス48により除去できるようにする。
58 2001-116159 2000/08/29 ジェイディーエス ユニフェイズ インコーポレイテッド マイクロアクチュエータおよびマイクロアクチュエータを使用したマイクロ電気機械式バルブ並びにそのバルブの製造方法 A4 DC02 2

(57)【要約】【課題】 動作エネルギの効率がよく小型のマイクロ電気機械式バルブを提供する。【解決手段】 基板50上に間隔を介して対の支持体22を配置する。支持体22間には単結晶アーチ梁24を掛け渡す。アーチ梁24にはアクチュエータ部材26を連結し、このアクチュエータ部材26にバルブ板30を結合する。支持体22間に電位差を与えてアーチ梁24に電流を流すことで、アーチ梁24を通電加熱してアーチ梁24を湾曲変位し、アクチュエータ部材26を介してバルブ板30をその湾曲変位方向に移動する。アーチ梁24の通電加熱と通電加熱停止によって、バルブ板30の腕30aを基板50に設けたバルブ開口40の閉鎖位置と開放位置間に移動し、バルブ開口40の開閉を制御する。
59 2001-117027 2000/09/01 ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド マイクロ電気機械光学デバイス A4 PI02 3

(57)【要約】【課題】 それに結合された光学デバイスの運動を制御することができるマイクロ電気機械光学デバイスを提供すること。【解決手段】 それに結合された光学デバイスの運動を制御するマイクロ電気機械構造を開示する。電気機械構造および光学デバイスはともに基板表面上に配設される。電気機械構造は、光学デバイスの運動を制御する際には、最初に光学デバイスを基板表面の平面の上方に所定距離だけ上昇させる。その後、上昇させた光学デバイスを、電気機械構造と基板の間に生成された静電界に応答して基板表面の平面に対して相対的に動作させることができる
60 2001-117028 2000/09/01 ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド マイクロ電気機械光学デバイス A4 DA04 FP

(57)【要約】【課題】 結合された光学デバイスの運動を制御することができるマイクロ電気機械光学デバイスを提供すること。【解決手段】 マイクロ電気機械光学デバイスを開示する。マイクロ電気機械光学デバイスは、光学デバイスに結合されたマイクロ電気機械構造を含む。マイクロ電気機械構造および光学デバイスは、ともに基板表面上に配設される。マイクロ電気機械構造は、光学デバイスを基板表面の平面の上方に所定距離だけ上昇させる。その後、上昇させた光学デバイスは、光学デバイスと基板の間に生成した静電界に応答して基板表面の平面に対して相対的に動作させることができる。
61 2001-117029 2000/09/01 ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド マイクロ電気機械光学デバイス A4 DA04 FP

(57)【要約】【課題】 光学デバイスの運動の範囲を増大させる方法を提供すること。【解決手段】 光学デバイスをその1つまたは複数の軸の周りで枢動させる方法を開示する。ばねで光学デバイスをマイクロ電気機械構造に結合する。これらのばねの一部分は、マイクロ電気機械構造上に固定される。各ばねのこの部分を電気機械構造上に固定することにより、光学デバイスが1つまたは複数の軸の周りで枢動するときに、ばねが光学デバイスを並進方向に移動させることを防止する。
62 2001-121499 2000/09/05 モトローラ・インコーポレイテッド マイクロマシン構造体および製造方法 A4 DD01 FP

(57)【要約】【課題】横方向に検出可能なマイクロマシン化された容量加速度センサを提供する。【解決手段】容量性要素を形成する検出フィンガのスティクションに対して、耐性を強化した横方向に検出可能なマイクロマシン化された容量加速度センサは、梁のように形成された固定検出フィンガ(316,318,516,518,536,538)を含み、それらの各フィンガは、複数の支持要素または固定体(320,322,330,332,334,336,520,530)によって支持される。慣性質量(304,502)に付加されたフィンガ要素(312,512)は、根元と同様に先端でも互いに締結でき、それによって一斉に動くフィンガの横方向および縦方向の硬度もまた増加する。
63 2001-124014 1999/10/26 松下電工株式会社 マイクロ加工センサモジュールの実装構造及びその製造方法 A4 DD03 FP

(57)【要約】【課題】 マイクロ加工センサモジュールのさらなる小型化を可能とするマイクロ加工センサモジュールの実装構造及びその製造方法を提供すること。【解決手段】 流体の流路4を形成した台座3に、流体の流量を制御するマイクロバルブ1と、流体の圧力を検知する圧力センサ2を実装したマイクロ加工センサモジュールの実装構造において、台座3の中に、第1の流路4aをある所定方向に設け、該第1の流路4aとは異なる方向に第2の流路4bを設けて両者が交差して一体の流路4となるように形成するとともに、台座3の表面に少なくとも3個の流路の孔を形成し、第1の孔にマイクロバルブ1を実装し、第2の孔に圧力センサ2を実装し、第3の孔を流体導入孔としたことを特徴とする。
64 2001-125036 1999/10/29 ミヨタ株式会社 プレーナ型ガルバノミラー A4 DA04 FP

(57)【要約】【課題】 外的応力の影響を受けにくく、実装性、生産性の良いプレーナ型ガルバノミラーを得る。【解決手段】 半導体基板に、平板状の可動板と該可動板を半導体基板に対して基板上下方向に揺動可能に軸支するトーションバーとを一体形成し、前記可動板の一方の面にミラーを形成し、他方の面に磁界を発生する平面コイルを形成したプレーナ型ガルバノミラーチップと、前記チップのトーションバーの軸方向と平行に配置された可動板の対辺の平面コイルに磁界を作用させるための対をなす永久磁石と、ヨークとで構成されるプレーナ型ガルバノミラーにおいて、前記チップを台座基板に搭載し、該台座基板に設けたバネ部材により前記チップを押圧して固定すると共に前記チップと前記台座基板との電気的導通を確保し、ベース基板上に前記台座基板と永久磁石とヨークを固定してプレーナ型ガルバノミラーを構成する。
65 2001-126603 1998/12/22 日本電気株式会社 マイクロマシンスイッチおよびその製造方法 A4 DB01 FP

(57)【要約】【課題】 大量生産可能で安価かつ高性能なマイクロマシンスイッチを実現する。【解決手段】 基板上にギャップと近接して設けられた支持部材によって基板上に支持された可撓性の梁部材と、この梁部材の基板側における少なくともギャップと対向する位置に設けられた接触電極と、基板上に梁部材の一部と対向して設けられた下部電極とを備え、梁部材は、支持部材との接続部分から下部電極と対向する位置にかけて導電性を有することにより上部電極として機能し、かつ、少なくとも支持部材との接続部分から下部電極と対向する位置までの間の一部の領域で、基板面に平行な梁部材の中心面に対して基板面に直交する厚み方向に沿った熱膨張係数が対称となるように配置された二種類以上の材料によって構成されており、かつ、接触電極が、梁部材における基板側の面に設けられた場合の絶縁性部材よりも厚い絶縁性部材を介して設けられている。
66 2001-129798 2000/08/25 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 表面マイクロマシニング型構造体の製法 A4 PI02 5

(57)【要約】【課題】 表面マイクロマシニング型構造体の製法【解決手段】 加熱可能な基板(25)上に、少なくとも大部分又は部分的に二酸化シリコンからなる犠牲層(2)を設置し、かつパターン化し、該犠牲層(2)上に第2の層(3)を堆積させ、かつパターン化し、並びに犠牲層(2)をエッチングプロセスで気体状のフッ化水素酸含有エッチング媒体(24)により除去して、表面マイクロマシニング型構造体(9)を生じさせる製法において、犠牲層(2)の除去の進行に伴い、エッチング媒体(24)中の相対湿度を制御変化させる。
67 2001-129800 1999/11/04 科学技術振興事業団 フィードスルー付き基板とその製造方法 A4 PHX FP

(57)【要約】【課題】 マイクロマシンセンサーやアクチュエータ等を搭載したマイクロパッケージ製品の製造において、マイクロデバイスのパッケージ工程の単純化を実現し、さらには、マイクロパッケージ製品の小型化にも貢献する新しい基板材料を提供する。【解決手段】 マイクロデバイスのパッケージに用いられる基板であって、基板(31)内部に基板表面から基板裏面を貫通する配線(33)を具備し、この配線により基板表面と基板裏面の間に電気的導通を有する。
68 2001-132861 1999/11/05 株式会社荏原製作所 微小バルブ A4 DC02 FP

(57)【要約】【課題】 マイクロマシン等の微細流路用の流量制御素子として、構造が簡単で且つ制御が容易であり、更に交換修理も可能な微小バルブを提供する。【解決手段】 微細流路8と、流路内に配置され流路を開放又は閉塞する微小弁体10とからなり、微小弁体10は、電気分極性を有する強磁性超微粒子1及び反磁性超微粒子2とを分散させたコロイド溶液を、微小カプセル4に内包したものである。
69 2001-133477 2000/09/07 エスティマイクロエレクトロニクス・ソチエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ マイクロアクチュエータを有する半導体一体型慣性センサ A4 DD01 FP

(57)【要約】【課題】 較正マイクロアクチュエータを有する半導体一体型慣性センサを形成すること。【解決手段】 本発明の慣性センサは、半導体材料のボディ内に一体化された慣性センサであって、静電気的に1つに結合された固定子エレメントおよび回転子エレメントを含み、回転子エレメントが、移動体と、半導体材料のボディ内に一体化されたマイクロアクチュエータ手段とを含む慣性センサであって、マイクロアクチュエータ手段が、回転子エレメントの該移動体に接続されるかまたは同一平面にあることを特徴とする。
70 2001-137613 1999/11/11 財団法人川村理化学研究所 抽出機構を有する微小ケミカルデバイス A4 DEX FP

(57)【要約】【課題】 微少量の互いに混和しない液体を層状に接触させて安定して流すことにより液液間物質移動を行わしめる微小ケミカルデバイスを提供すること。また、その後、互いに接触している液体を再び連続的に分離、回収することのできる微小ケミカルデバイスを提供すること。【解決手段】 断面積が1×10-12m2 〜1×10-6m2の範囲にある毛細管状の流路を有する微小ケミカルデバイスであって、流路の内面が、水との接触角が25゜以下の低接触角部分と、水との接触角が低接触角部分のそれより10゜以上高い高接触角部分を有し、かつ、低接触角部分と高接触角部分がそれぞれ流路の上流端から下流端にわたって途切れずに連続している微小ケミカルデバイス。
71 2001-138296 1999/11/15 松下電工株式会社 半導体マイクロバルブ A4 DC02 FP

(57)【要約】【課題】駆動性の良好な半導体マイクロバルブを提供する。【解決手段】第2の基板2の可撓部3が撓むことにより弁体4が変位し、第1の基板1に形成された貫通孔7の上面開口部7bの外周部に位置する弁座部7aと、弁体4の下面部4aとの距離が変化し、貫通孔7に流れる流体の流量が調整される。第1の基板1と第2の基板2とは緩衝層10を介して接合される。
72 2001-138298 2000/09/12 ジェイディーエス ユニフェイズ インコーポレイテッド MEMS熱式アクチュエータ、MEMS熱式アクチュエータシステムおよびMEMS熱式アクチュエータの製造方法 A4 PIX FP

(57)【要約】【課題】 MEMS熱式アクチュエータを提供する。【解決手段】 マイクロ電子基板14上に片持ち梁状の合成梁12を基板表面に沿って伸長して設け、合成梁12の基端をアンカー部を介して基板14に取付ける。アンカー部は空隙36を介して第1と第2のアンカー部18,20とする。各アンカー部18,20上に対応する接触部32,34を形成する。合成梁12は第1層28と第2層の垂直向きの重層構造とする。第1層28はシリコンにより形成し、第2層30は金属層とする。第1層28のシリコン材の画定領域にドープ処理を行って電気抵抗を持つ伝導経路を形成する。第1接触部32から第1層28の電気抵抗通路、第2層30、を順に通って第2接触部34に至る経路に電流を流す。この通電により、第1層28の電気抵抗通路が発熱し、第1層28と第2層30の熱膨張係数の違いにより、合成梁12を基板14の面に平行に曲げ変位させて熱作動力を発生させる。
73 2001-141092 1999/11/15 松下電工株式会社 半導体マイクロバルブ A4 DC02 FP

(57)【要約】【課題】電力当たりのビームの変位量が大きな半導体マイクロバルブを提供する。【解決手段】第1の基板10は、厚み方向に貫設された弁口12を中央部に有し、第2の基板20側の一面において弁口12の周縁には、第2の基板20に設けられた弁体23が離接する弁座13が突設されている。第2の基板20は、シリコン基板よりなり、該第2の基板20の周部21である支持部に複数のビーム22を介して支持されるとともにビーム22の撓みに応じて上記弁座13に離接する上記弁体23とを備えている。ビーム22上には、ビーム22とともにバイメタルを構成するバイメタル素膜24が積層されている。弁口12を通して流入した流体をビーム22近傍を通さずに排出可能とする位置に排出孔30が設けられ、ビーム22および弁体23を覆うように支持部21の上面に全周にわたって第2の基板20に結合されたパッケージ40を備えている。
74 2001-141463 1999/11/15 日本特殊陶業株式会社 マイクロ構造物及びその製造方法 A4 PH03 FP

(57)【要約】【目的】 素子の導通信頼性の向上と製造コストの低減を両立したマイクロ構造物及びその製造方法を提供すること。【構成】 マイクロ構造体からの電気的信号を取り出すためにマイクロ構造体に電気的に接続された少なくとも1つの接続端子部と、接続端子部から貫通孔を介して電気的信号を取り出すために形成された貫通孔導体とを備えたマイクロ構造物であって、接続端子部の貫通孔の開口面が対向する部分の少なくとも一部に凹部を有するとともに、貫通孔導体の少なくとも一部が該凹部に接するように構成する。
75 2001-143595 2000/09/06 モトローラ・インコーポレイテッド マイクロ・エレクトロメカニカルRFスイッチをベースにした折り返しバネとその製造方法 A4 DB01 5

(57)【要約】【課題】 マイクロ・エレクトロメカニカルRFスイッチをベースにした折り返しバネとその製造方法が提供される。【解決手段】 マイクロ・エレクトロメカニカル・スイッチ10は、バネ懸架装置22の上に懸架されたマイクロプラットフォーム構造20を用いて、基板12上に形成される。バネ懸架装置は、1つの端部でアンカー構造24に付着されて、信号ライン18上で、実質的に直交する方向で伸びる。マイクロプラットフォーム20は、信号ライン内の間隙21に面して配置される短絡片34を有し、電気接点ポストが、信号ライン上に形成されて、コンデンサ構造を形成し、このコンデンサ構造は、選択された電圧が印加されると、静電気より、底部電極14の方向に引きつけられる。このスイッチは、20GHzにおける電気的分離が35dB、挿入損が0.5dBの状態で、DCから少なくとも50GHzまで機能する。RFスイッチは、ワイヤレス通信を含む電気通信において用途を有する。
76 2001-147236 2000/09/08 エスティマイクロエレクトロニクス・ソチエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ 機械的応力に対して不感受性であるマイクロ電気機械構造体 A4 DB03 DB04 DD01 DD02 DDX PI02 PI03 MA01 MA02 9

(57)【要約】【課題】 機械的応力に対して不感受性であるマイクロ電気機械構造体を提供すること。【解決手段】 マイクロ電気機械構造体は、重心軸を有するとともに該重心軸に対して距離をおいて配置された懸架領域を含む回転子部材を備えたマイクロ電気機械構造体であって、回転子部材が重心軸に沿って延びる単一の固定部に接続されている。
77 2001-148310 2000/09/21 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロコイル A4 DBX PA03 PB03 MD06 MI01 MI02 2

(57)【要約】【課題】 高電流使用のために適した高インダクタンス及び低抵抗のコイルを構成できるような、アディティブ技術で構成されたマイクロコイル用の構造を提供することにある。【解決手段】 アディティブ技術により基板表面(1)に構成されているコイルにおいて、コイルの導体(6)が、絶縁材料(11)に接触接続していて、該絶縁材料が、少なくとも部分的にダイヤモンド又はダイヤモンドに類似した炭素材料を有している。
78 2001-150391 1999/11/25 松下電工株式会社 半導体マイクロアクチュエータ A4 DC02 MA01 MF02 1

(57)【要約】【課題】低電力で駆動できる半導体マイクロアクチュエータを提供する。【解決手段】半導体マイクロアクチュエータは、所定の位置に貫通孔10を有する第1の基板1と、貫通孔10に対応する位置に配置される弁体11と、熱膨張係数の異なる2種の材料からなる薄膜部6及び金属薄膜7を接合して形成され、電気的作用による発熱を駆動源として変位する可撓部3と、弁体11が可撓部3を介して枠部5に連結され、第1の基板1に接合される第2の基板2とで構成される。可撓部3を構成する薄膜部6及び金属薄膜7には、弁体11と枠部5とを連結する方向と略直交する方向において薄膜部6及び金属薄膜7を2つの領域に分割する隙間8が形成される。
79 2001-150392 1999/11/25 松下電工株式会社 半導体マイクロアクチュエータ A4 DC02 MA01 ME01 1

(57)【要約】【課題】可動子を変位させるのに要するエネルギを低減した半導体マイクロアクチュエータを提供する。【解決手段】枠状の支持基板1の内側に周縁が矩形状である可動子2が支持基板1の厚み方向に変位可能となるように配置される。支持基板1と可動子2とは熱的膨張収縮により可動子2を変位させる腕片3を介して連結される。腕片3は撓み層6に撓み層7を重ねた可撓部8を有し、撓み層7への通電に伴う発熱によって可撓部8が撓むことにより可動子2を変位させる。また、腕片3は可動子の長手方向に沿った2辺に連結され、可動子2の短手方向に沿った中心線に平行に延長されている。
80 2001-150393 1999/11/25 松下電工株式会社 半導体マイクロアクチュエータ A4 DC02 MA01 ME01 1

(57)【要約】【課題】小型であり、低消費電力で駆動可能な半導体マイクロアクチュエータを提供する。【解決手段】枠体6に第1の接合部11を介して一端部が接合された各可撓部3の他端部が第2の接合部12を介して可動エレメント4に接合される。各可撓部3を加熱すると可撓部3と薄膜5との熱膨張係数差により可撓部3が撓み、可動エレメント4が変位する。この可動エレメント4の変位により弁座7aとの距離が変化して、貫通孔7を流れる流体の流量が制御される。上記可撓部3と可動エレメント4を接合する第1の接合部11の方が、枠体6と可撓部3を接合する第2の接合部12よりも曲げ剛性が低くなっている。
81 2001-150394 1999/11/25 松下電工株式会社 半導体マイクロアクチュエータ A4 DC02 PA07 PB01 PB05 MA01 MB01 MB03 MD01 MD06 ME01 1

(57)【要約】【課題】 可動部位(可動エレメント)の変位を大きくできるようにする。【解決手段】 温度変化に応じて変位する4つの可撓領域2、これら可撓領域2の各上面上に形成された薄膜4、および各可撓領域2の変位に応じて上下方向に移動する可動エレメント5Aを有して成る可動部位8と、この可動部位8の各可撓領域2側を支持する半導体基板3とを備える半導体マイクロアクチュエータ1Aに対して、各可撓領域2と半導体基板3との間に熱絶縁領域7を設け、可動エレメント5A側に熱絶縁部51Aを設けた。つまり、可動エレメント5A全体を熱絶縁部51Aとして形成した。
82 2001-150396 1999/11/25 富士通株式会社 把持部を有するマイクロアクチュエータ A4 DA04 2

(57)【要約】 (修正有)【課題】電圧を印加しない状態で移動部の位置を維持することができるマイクロアクチュエータを提供すること。【解決手段】静電力を利用して微少部位を移動させるマイクロアクチュエータにおいて、第1の固定部1と、第1の固定部と所定の距離を隔てて対抗し、第1の固定部に第1の支持部を介して設けられ、第1の固定部に対して移動可能な移動部2と、第2の固定部11と、第2の固定部と所定の距離を隔てて対抗し、第2の固定部に第2の支持部を介して設けられ、第2の固定部に対して移動可能なロック部12とを有する構成とし、第1の固定部1と移動部2との間に第1の電圧V1を印加することにより、移動部2が移動し、第2の固定部とロック部との間に第2の電圧V2を印加することにより、ロック部が移動し、ロック部(12)は第2の電圧を印加しない状態で移動部を把持し、第2の電圧を印加した状態で移動部を開放する。
83 2001-150397 2000/09/12 エスティーミクロエレクトロニクス・エス・アール・エル マイクロメカニズムの互いに対して移動可能な2つの部分を電気的に接続する浮遊部材の製造方法 A4 DDX 19

(57)【要約】【課題】 マイクロメカニズムの互いに対して移動可能な2つの部分を電気的に接続する浮遊部材の製造方法を提供する。【解決手段】 マイクロメカニズムの互いに対して移動可能な2つの部分の間を電気的に接続する浮遊部材の製造方法であって、犠牲材料層を形成する工程と、犠牲材料層上に電気的に接続部材を形成する工程と、電気的に接続部材の下の犠牲材料層を除去する工程とを含み、犠牲材料層は、マイクロメカニズムの表面に乾燥した状態で付着可能な少なくとも1つの粘着面を有する薄いフィルムであることを特徴とする方法。
84 2001-153257 1999/11/25 松下電工株式会社 半導体マイクロバルブ A4 DC02 1

(57)【要約】【課題】可撓部の変位量を大きくした半導体マイクロバルブを提供する。【解決手段】流体の流入する貫通孔10が形成されたシート部12を有する第1の基板1と、シート部12に対応する位置に設けられた弁体11と、電気的作用による発熱を駆動源として変位するバイメタル部3aからなる可撓部3と、可撓部3を介して弁体11が連結された第2の基板2とを備え、第2の基板2には、貫通孔10から弁体11とシート部12との間の隙間13を介して流入する流体を外部に通過させる流出口15が形成されている。シート部12の形状は円形であって、円の略中心に貫通孔10が設けられているので、貫通孔10から可撓部3の方向に延びるシート部12の長さは、流出口15の方向に延びるシート部12の長さと略等しくなり、隙間13を通って可撓部3側に流入する流体の流速は、隙間13を通って流出口15側に流入する流体の流速と略等しくなる。
85 2001-153258 1999/11/25 松下電工株式会社 半導体マイクロバルブ A4 DC02 PC01 MA01 ME01 1

(57)【要約】【課題】十分な熱絶縁性能が得られる半導体マイクロバルブを提供する。【解決手段】熱絶縁領域4近傍の可撓部3と枠部5に跨る部位(いわゆる入り隅の部位)に有機材料から成る隅肉部8を形成し、この隅肉部8に電力供給用配線7を形成している。而して、電力供給配線7を隅肉部8に形成することで従来例に比較して電力供給用配線8の熱絶縁距離を大きくすることができるため、熱絶縁領域4における熱抵抗(熱絶縁性能)の低下を防ぐことができ、十分な熱絶縁性能が得られる。
86 2001-158000 1999/12/02 科学技術振興事業団 化学集積回路およびその製造方法 A3 DC01 DC02 DCX DE02 1

(57)【要約】【課題】特に光造形法等を利用して一つのチップ内に同一機能、同一機構からなる部品を複数配置してなる単一機能チップを形成し、異なる単一機能を持つチップ同志を複数層に組み合わせることにより、目的とする化学反応回路を構成する。【解決手段】単一機能を達成するマイクロチップを構成し、前記構成したチップの中から異なる単一機能を有するチップを複数取り出し、これらチップ同志を組み合わせることにより目的とする化学反応回路を構成することを特徴とするバイオケミカルIC。
87 2001-160344 1999/12/03 株式会社豊田中央研究所 半導体圧力スイッチ A4 DB01 4

(57)【要約】【課題】高感度でチャタリングの少ない半導体圧力スイッチを提供する。【解決手段】圧力によって変形する上面受圧部11と下面受圧部12からなる半導体圧力スイッチである。上面受圧部11に上面電極16と突起部15を設ける。下面受圧部12に、両持ち梁のねじり変形を利用した変位拡大機構部(微小梃子)を配置する。そして、微小梃子の一方のアーム24の先端に電極25を配置する。受圧時には、上面受圧部11が変形し突起部15は微小梃子の他方のアームを押圧する。梃子の原理によりアーム部24の先端は大きく変位せられ、電極25と上面電極16が接触する。これにより、圧力が感知される。変位拡大機構部を用いているので、高感度となり僅かな圧力を感知することができる。又、微小梃子は両持ち梁を使用しているので振動に対して頑強である。これにより、チャタリングが低減される。
88 2001-174722 2000/10/20 三星電子株式会社 マイクロミラー装置 A4 DA04 5

(57)【要約】【課題】 基板と、基板上に形成されたアドレス電極と、基板に対して所定間隔離隔したまま向い合うように配置されたマイクロミラーとを含んで、アドレス電極とマイクロミラーとの静電引力により前記マイクロミラーの傾斜を調節できるようにしたマイクロミラー装置を提供する。【解決手段】 基板上に突設され、上部がマイクロミラーの周辺に位置する補助電極を含んで、マイクロミラーが静電力により一方向に傾いた場合にもマイクロミラーと補助電極との間隔が狭く維持されて、復元時補助電極の静電力により復元されるようになったことを特徴とする。これにより、アドレス電極周辺にマイクロミラー方向に突出した補助電極を具備することによって、傾いたマイクロミラーの復元時補助電極とマイクロミラーとの静電引力により復元速度を上げられて、高速応答速度を要求する画像表示装置に広く用いられる。
89 2001-179699 2000/10/16 ルーセント テクノロジーズ インコーポレイテッド 二重マイクロ−電子機械アクチュエータ装置 A4 DA01 MA02 MB01 MB03 4

(57)【要約】【課題】二重動作が可能なマイクロ電子機械アクチュエータ装置を提供する。【解決手段】 第1基板12と、前記第1基板12上に形成された第1作動電極20と、前記第1基板から離間して形成された第2基板52と、前記第1作動電極とは離間した位置で前記第2基板上に形成された第2作動電極54と、前記第1作動電極20と第2作動電極54の間に配置されたマイクロマシーン14とからなり、前記第1作動電極は、前記マイクロマシーンを前記第1基板の方向の第1位置に移動させるために前記第1作動電極に選択的に印加された電圧に応答して前記マイクロマシーンに静電気引力を加え、前記第2作動電極は、前記マイクロマシーンを前記第2基板の方向の第2位置に移動させるために前記第2作動電極に選択的に印加された電圧に応答して前記マイクロマシーンに静電気引力を加えることを特徴とする。
90 2001-179700 1999/12/28 株式会社 東北テクノアーチ 移動可能なマイクロマシンおよびその移動制御システム A4 DCX 2

(57)【要約】【課題】 自律して移動可能なマイクロマシンを目的の位置まで到達させること。【解決手段】 回転磁界を発生する磁界発生部12X,12Y,12Zと、前記磁界発生部12X,12Y,12Zが発生した回転磁界を受け、回転して推力を得るロボット本体11と、前記ロボット本体11の位置を検出する位置検出部5’と、前記位置検出部5’が検出した前記ロボット本体11の位置に基づき、前記ロボット本体11を目的地へ到達させる方向へ向けるべく前記磁界発生部12X,12Y,12Zによる回転磁界の向きを変更する磁界変向手段55と、から構成する。
91 2001-185635 2000/10/16 ルーセント テクノロジーズ インコーポレイテッド MEMSデバイスを有能するキャビティを具備するパッケージ A2 DAX DBX DCX DDX PH03 PH04 MA02 MB01 MD04 ME01 1

(57)【要約】【課題】 MEMSデバイスがCMOS回路等組み込むことができるように、MEMSデバイスを気密にシールするパッケージ技術を提供すること。【解決手段】本発明のパッケージ技術は、従来のCMOSパッケージ手順がMEMSデバイスをパッケージするのに用いることができるようにする。さらに本発明は、同時にMEMSデバイスの動作環境を制御する手段を提供する。本発明のパッケージは、フリップチップ接合プロセスにより形成されたMEMSデバイスの周囲に、保護されたキャビティを提供する。本発明の一実施例によれば、防火壁がMEMSデバイスの周囲の第1基板上に形成され、防火壁により結合されたキャビティ内にMEMSデバイスを封止する。その後別の基板が、MEMSデバイスを保持している第1基板に、フリップチップ結合される。
92 2001-188187 1999/12/28 ソニー株式会社 マイクロミラー装置及びこれを用いた光ディスク装置並びにマイクロミラー装置の製造方法 A4 DA04 PA02 PB01 MA01 MB01 MB03 MBX MD02 MD04 MF02 1

(57)【要約】【課題】 ミラー部の回動に対するヒンジ部の強度を確保してヒンジ部の破損を有効に抑制すると共に、製造工程に多様性を持たせ、ヒンジ部を微細に且つ精密に成形することを可能とし、更に短時間で簡便に製造することを可能にする。【解決手段】 枠体11及びミラー部12のミラー基板を構成する材料とは異なる、例えばSiNX等の材料でヒンジ部13を構成する。
93 2001-194597 2000/11/10 ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド MEMSオプティカル・アイソレータ A4 DAX PH05 1

(57)【要約】 (修正有)【課題】 信号源から、信号源とは離れた検出器に、光路に沿って光信号を選択的に搬送するオプトアイソレータを提供すること。【解決手段】 MEMSデバイス16を内蔵したオプトアイソレータ10は、光信号の通信用の光路を間に定める光信号源12と光信号検出器14とを含む。可動エレメント18を制御するアクチュエータ22を有するMEMSデバイス16は、光信号を操作するために、光信号源12と光信号検出器14との間に設けられている。1つの実施形態においては、可動エレメント18は、光信号が光信号検出器14によって受け取られることを選択的に可能にし、信号が検出されることを防止するように動作可能であるシャッタである。他の実施形態においては、可動部材は、光信号を光信号検出器14に選択的に向けるMEMS傾斜ミラーである。
94 2001-196484 2000/11/01 三星電子株式会社 ウェーハレベル真空パッケージングが可能なMEMS構造物の製作方法 A4 DAX DBX DCX DD02 DDX PB01 PG01 PG02 MA01 1

(57)【要約】【課題】 ウェーハレベル真空パッケージングが可能なMEMS構造物の製作方法を提供する。【解決手段】 第1ウェーハにシグナルラインを含む多層構造の積層を形成する第1段階と、前記多層構造の積層に第2ウェーハを付着する第2段階と、前記第1ウェーハを所定厚さで研磨する第3段階と、前記第1ウェーハに、前記シグナルラインに連結されたものであって真空化領域内に位置するMEMS構造物と真空化領域の外部に位置するパッドを形成する第4段階と、第3ウェーハに前記MEMS構造の真空化領域に対応する空間を有する構造を形成する第5段階と、前記第1ウェーハの研磨面と第3ウェーハを真空環境で結合する第6段階とを含む。
95 2001-198897 2000/10/16 ルーセント テクノロジーズ インコーポレイテッド 混成集積回路 A2 DB01 PH04 1

(57)【要約】【課題】 CMOSチップにフリップチップ結合されたMEMSリレーを有する混成集積回路を提供すること。【解決手段】 CMOSチップをMEMSマイクロリレーに結合することにより、頑強な電気的接続がチップ間に形成され、これにより混成集積回路を通過する高い一体性のある電気的伝送が形成できる。さらにまた、CMOSチップとMEMSチップ間の信号伝搬遅延を大幅に減少することにより、高い帯域のアプリケーションでも本発明の混成集積回路を用いることができる。
96 2001-201699 2000/11/17 ルーセント テクノロジーズ インコーポレイテッド 光学スイッチ A4 DA01 2

(57)【要約】【課題】 MEMSシャッター素子を用いて様々な光学スイッチ構造を提供する。【解決手段】 本発明の光学スイッチは、MEMS反射性シャッターと入力と複数の出力間に光学切替を行う少なくとも1つの反射デバイスとを有し、これにより入力と出力を配置するのに必要な空間を縮小して光学スイッチの大きさを低減する。
97 2001-205599 2000/01/27 キヤノン株式会社 マイクロガイド機構、マイクロアクチュエータおよびマイクロセンサ A4 DAX DBX DCX DD03 DDX MC01 2

(57)【要約】【課題】 電気メッキの埋まる速度の差を少なくし、最終的に出来上がる構造体の高さをそろえることで、メッキ時間を短縮し、後加工の必要性を少なくしたマイクロガイド構造体を提供する。【解決手段】 基板と、該基板に固定された固定部材と、長方形平板部材の一部が幅方向に膨らんで柱状構造部を形成しているマイクロばね部材とを有し、前記マイクロばね部材が一端において前記固定部に結合されているマイクロカンチレバーと、可動子を有し、該可動子が、前記マイクロカンチレバーの自由端に連結されており、前記マイクロカンチレバーがたわむことで前記可動子が前記基板に対して相対的に可動であり、前記可動子と前記マイクロばね部材が、同一材料からなるマイクロガイド機構。
98 2001-208766 2000/01/28 株式会社豊田中央研究所 加速度検出装置 A4 DD01 MA01 MB01 MD06 2

(57)【要約】【課題】 確実に動作することが可能な加速度検出装置を提供すること。【解決手段】 加速度検出装置1は、マイクロマシニング技術により作製されたものである。加速度検出装置1は、固定電極13と、長さがそれぞれ異なる複数の可動電極15a〜15kと、を備える。固定電極13は、薄膜の永久磁石からなる。可動電極15a〜15kの材質は、強磁性体である。可動電極15a〜15kは、片持はりである。自動車が加速すると、可動電極15a〜15kは、固定電極13側に移動する。可動電極15a〜15kは、それぞれ、長さが異なるので、固定電極13に吸着する加速度が異なる。これにより、無電源で、最大加速度の記録とスイッチ動作ができる。
99 2001-208988 2000/11/09 ルーセント テクノロジーズ インコーポレイテッド マイクロ電子機械可変光学遅延線 A4 DA01 DA05 DAX 1

(57)【要約】【課題】 MEMSデバイスを用いた可変の光学遅延線を提供すること。【解決手段】 マイクロマシーンリニアラック上の反射機を入力ソースおよび/または出力点から離して配置し、入力光波信号を受領し、それを出力点に向ける。反射機と入力点と出力点との間の距離は可変で、それにより入力光波信号の選択的なパス遅延補償が可能となる。他の実施例においてはピボット駆動可能なMEMSミラーとミラーのピボット角を調整して、光学システムに必要とされる選択的なパス遅延補償を与える。
100 2001-221962 2000/10/10 ルーセント テクノロジーズ インコーポレイテッド マイクロ電気機械式光学装置 A4 DA1 DA05 MD02 MD04 1

(57)【要約】【課題】 縮小された占有面積を有するマイクロ電気機械式光学装置を提供すること。【解決手段】 本発明によれば、マイクロ電気機械式(MEM)光学装置が、基板上の生産量を増大するため、縮小された占有面積を有する。MEM装置は、外縁を有し、かつ、基板に配置された支持構造体により支持された光学要素を有する。支持構造体は、光学要素を基板の上方へ持ち上げる起動位置へ構造体を移動する第一と第二のビームの対により、基板へ機械的に接続されている。持ち上げられた位置において、光学要素は光学的信号を偏向するため選択的に傾斜する。ビームが一端において支持構造体へ、他端において基板へ接続されており、第一と第二ビームの端が光学要素の外縁に接近して位置するように、配置されている。好適な実施態様において、光学要素の縁と基板との間の接触面積を減少するため、静止摩擦力低減要素が光学要素の外縁にある。
101 2001-225244 2000/02/14 中原 康弘 導光体の反射面加工装置 A4 DA03 1

(57)【要約】【課題】金型材あるいは透明樹脂表面に単結晶工具先端を押付けて工具先端形状を前記材料表面に転写してマイクロレンズアレイを形成する際に、前記材料表面のうねりや加工誤差の影響で、加工工具位置をシーケンス制御する加工機では、ワーク表面からの転写深度が異なるレンズアレイになっていた。前記の問題を回避し、ワーク表面から一定の深さのマイクロレンズアレイを形成する。【解決手段】板バネ4にひずみゲージを取りつけて加工工具軸方向の加工圧力をひずみ量に変換し、回路10で増幅、フィルタリングされたアナログ信号を制御用パソコンにフィードバックすることにより、加工工具軸方向圧力を一定に保つことによって、ワーク表面から一定の深さのマイクロレンズアレイが形成可能となった。
102 2001-232599 2000/02/21 日本合成化学工業株式会社 立体構造体 A4 DAX DBX DCX DDX DEX DFX PG05 ME12 MEX MF02 MFX 1

(57)【要約】【課題】 FEDやPDP等の隔壁や支柱を形成するための硬化レジスト(凹型)としても大変有用であり、更には、マイクロマシン等の部品やその鋳型としての有用性も期待される立体構造体を提供すること。【解決手段】 基材上に高さが200μm以上のストライプ状の硬化レジストが設けられてなり、更に該ストライプ状の硬化レジストにはその側面と基材とに接する補強硬化レジスト部が設けられてなる。
103 2001-232600 2000/02/22 経済産業省産業技術総合研究所長 光駆動型アクチュエータ A4 DC02 DEX MEX 1

(57)【要約】【課題】 マイクロマシン等の小型のシステムに用いられるアクチュエータにおいて、高電圧や高温を必要とせず、電気配線の必要のないアクチュエータを得る。【解決手段】 例えば、ポリシリコン薄膜からなる可動膜1の中央部表面に、ポリジアセチレン(PDA)薄膜2を蒸着により形成する。この可動膜1の両端をシリコン製の基板3上に固定し、中央部は自由に変形できるようにして光駆動アクチュエータを構成する。ポリジアセチレンは、主鎖の結合状態の異なるA相とB相の2状態が共に安定であり、A相の状態で波長450〜550nmの第1の光を照射するとB相に相転移を起こして体積が膨張し、この状態で安定する。一方、B相の状態で波長350〜400nmの第2の光を照射するとA相に相転移を起こし体積が収縮する。この体積変化を利用して、オリフィスを開閉する弁等の各種アクチュエータが得られる。
104 2001-235369 2000/12/14 ゼロックス コーポレーション ファブリペロー・キャビティ分光光度計およびその製造方法 A4 DA07 1

(57)【要約】【課題】 カラープリンタに組み込むことのできる、カラー検知能力を有するコンパクトで経済的な分光光度計を得る。【解決手段】 マイクロ電子機械的に調整可能なファブリペロー分光光度計をカラー検知のために設ける。光ファイバが、スイッチドキャパシタ回路によって調整されるファブリペロー・フィルタへ光入力を行う。スペクトル強度は、一体の光検出器によって検出される。
105 2001-239532 2000/03/01 セイコーエプソン株式会社 マイクロレンズ基板の製造方法及びマイクロレンズ基板成形型 A4 DA03 PA01 PA03 PA06 MA01 MD04 ME10 1

(57)【要約】【課題】 破損しにくく、耐久性が高いとともに、従来よりも高精度の成形面形状を有するマイクロレンズ基板成形型を提供することにあり、また、上記のような耐久性及び形状精度が高いマイクロレンズ基板成形型を用いることによって、高精度で、歩留まりの高いマイクロレンズ基板の製造方法を提供する。【解決手段】 シリコン基板10の表面にマスク層11を形成し、このマスク層11に開口11aを穿設する。この後、湿式エッチング法によって開口11aから略等方的にシリコン基板10をエッチングし、半球状の凹部10aを形成し、マスク層11を除去する。
106 2001-242395 2000/12/27 テキサス インスツルメンツ インコーポレイテツド デジタル・マイクロミラー・デバイスと非接触の端部結合型隠れヒンジ構造のための方法 A2 DA04 6

(57)【要約】【課題】 従来の素子に見られていたミラーの“固着”問題が解決され、結果として、絶妙な非活性化コーティングと高コストの密閉パッケージへの要求を緩和することにより、製造過程が簡素化される。【解決手段】 新たなDMD素子および非接触、端部結合、隠れヒンジ構造の方法が開示されている。この新技術により、ミラーあるいは下部のヨークと、CMOS基板表面上の着地パッドとの間の物理的な接触が不要となる。この新たなDMD構造では、素子表面上の適度な高さ位置に、ミラーが所望の角度の領域に回転した際に、ミラー20またはヨーク22の連続した端部と近接するように、捕獲電極24が設けられる。この捕獲電極24とミラーアセンブリは、これらの間に極めて高い静電引力を生み出し、ミラーがほか区電極の平面に近づいた際にはミラーを止めるように、バイアスされる。ミラーアセンブリのパルス波形を調整することにより、ミラーは確実に減衰され、ミラーアセンブリが所望の回転角で停止した際のDMDミラーの振動を防ぐことができる。
107 2001-242396 2001/01/19 アジレント・テクノロジーズ・インク 2軸マイクロミラーを用いた光学スイッチを構成するマイクロマシン A4 DA04 1

(57)【要約】【課題】入力からの光信号を線形構成に制限されない複数の出力の一つに正確かつ再現可能にして向けることのできるマイクロマシンを提供すること。【解決手段】光信号の操向を行う光スイッチを構成するマイクロマシンは、第1のマイクロミラー・アレイ16及び第2のマイクロミラー・アレイ18を含む。コリメータ・アレイ12から出射される入射ビームは、これらのマイクロミラー・アレイ16、18を介して、コリメータ・アレイ14のコリメータの一つに導かれる。マイクロミラー・アレイ16、18は、静電気により回転動作するよう構成される。
108 2001-246599 2000/03/01 セイコーエプソン株式会社 マイクロレンズ成形型及びマイクロレンズ基板の製造方法 A4 DA03 MA01 ME10 MF02 1

(57)【要約】【課題】 マイクロレンズの形状精度を向上させることができるとともに製造が容易なマイクロレンズ成形型の構造を提供する。また、高い形状精度を有し、しかも製造が容易なマイクロレンズの製造方法を提供する。【解決手段】 シリコン基板10の表面にマスク層11を形成し、このマスク層11にピンホール11aと開口部11bを穿設する。この後、開口部11bに樹脂12を塗布した状態で、湿式エッチング法によってピンホール11aから略等方的にシリコン基板10をエッチングして半球状の凹曲面部10aを形成し、その後、樹脂12を除去してから、シリコン基板13をマスクとしてドライエッチングによって凹部10bを形成する。
109 2001-249286 2000/03/03 富士通株式会社 ガルバノマイクロミラーとその製造方法 A4 DA04 PI03 MA01 MD01 MD03 MD04 MF02 1

(57)【要約】【課題】 この発明は、ガルバノマイクロミラーに関し、トーションバーをミラー面の下方に配置して、バルクマイクロマシン法を用いて構成要素を形成することにより、平面度の高いミラー面を持ちかつ小型化及び製造プロセスの容易化を図る。【解決手段】 一方の表面に光を反射させるミラー面が形成され、一方または両側の表面に第1電極が形成された第1基板と、枠状の基部と、前記第1電極と対向する位置に配置された第2電極と、前記ミラー面の下に位置し前記第1基板を保持する固定保持部と、前記ミラー面の下に位置し、前記基部と前記固定保持部とを連結し、かつ固定保持部を所定の角度範囲で回動可能に支持するトーションバー部とを含む第2基板とからなり、前記第1基板のミラー面が形成されていない表面の一部と、前記第2基板の前記固定保持部とが接合された構造のガルバノマイクロミラーをバルクマイクロマシンで実現することを特徴とする。
110 2001-252896 2000/03/06 株式会社日立製作所 マイクロ流路及びそれを用いたマイクロポンプ A4 DC01 DC02 PI02 MA01 MA02 MD02 MD04 MD06 MD07 MD09 MDX 2

(57)【要約】【課題】水に対する濡れ性を良くし、定量精度あるいは検出精度を安定させるマイクロ流路を提供する。【解決手段】作動流体50が通過するマイクロ流路100の流路表面の一部あるいは全面に形成された金属層104の表面に、末端基に親水基105を有する硫黄化合物皮膜106を形成する。
111 2001-252897 2000/03/10 学校法人立命館 マイクロ分析チップ、及びその製造方法 A4 DC01 DEX ME02 1

(57)【要約】【課題】 マイクロ分析チップを用いた微量化学分析において、サンプル液と試薬液とを効率よく混合撹拌する手段を提供する。【解決手段】 本マイクロ分析チップ100は、矩形の平板の上面側に、サンプル液又は試薬液を注入するための流入口2a、2bと、サンプル液と試薬液との反応液を排出する流出口3とが凹欠され、該平板の内部に、サンプル液又は試薬液が流通するための微小流路4が各流入口2a、2bに対応して設けられ、かつ、混合部10において合流した後、流出口3へ導通され、混合部10に、光照射により生ずる光圧を駆動力として回転する光圧ミキサ20が配設されたものである。
112 2001-252898 2000/03/07 キヤノン株式会社 凸型または凹型マイクロ構造体、その作製方法、及びこれを用いたマイクロレンズ付き素子基板の作製方法 A4 DA03 PB06 MA01 MF01 1

(57)【要約】【課題】大判化、高密度化が容易で、耐久性・耐薬品性に優れた構造に容易にできる凸型または凹型マイクロ構造体、その作製方法である。【解決手段】マイクロ構造体の作製方法において、電気メッキ或は電着にて作製した半球状等の構造体5またはこれを転写した構造体と基板1とを、ドライエッチングにより同時にエッチングして、凸レンズ6などのマイクロ構造体を作製する。
113 2001-252899 2000/03/07 曙ブレーキ工業株式会社 マイクロマシニングセンサエレメント及びウェッジワイヤボンディング取付け方法 A4 DDX 2

(57)【要約】【課題】 マイクロマシニングセンサエレメントへのワイヤボンディング時における超音波エネルギーによるセンサエレメントのカンチレバーのクラックや破損を防止し、また、キャピラリと接合面が正確に圧着できるようにした、マイクロマシニングセンサエレメント及びウェッジワイヤボンディング取付け法を提供する。【解決手段】 固定電極2と可動重り32を有する可動電極3とを備えるマイクロマシニングセンサエレメント1のウェッジワイヤボンディング部21、31にリード線5をウェッジワイヤボンディング法により取付ける方法において、ウェッジワイヤボンディング部21、31に、センサの検出軸とほぼ一致させる方向に超音波を当てる。ウェッジワイヤボンディングするとき、固定電極2と可動電極3とに電圧を印加する。
114 2001-255221 2000/03/08 オリンパス光学工業株式会社 接触センサ A4 DDX PB01 PJ04 MA01 ME01 FP

(57)【要約】【課題】本発明は、非常に狭い空間に配置することができる極薄の接触センサを提供する。【解決手段】本発明の一態様によると、半導体からなる薄板に設けられた突起部と、この突起部の周辺部の前記半導体からなる薄板に設けられた開口部と、前記突起部近傍に設けられ、前記突起部に作用する力を前記半導体からなる薄板の歪みにより検出する歪みセンサとを有することを特徴とする接触センサが提供される。
115 2001-255405 2000/03/14 キヤノン株式会社 マイクロ構造体アレイ、及びその作製方法 A4 DA03 DAX MB01 MD02 MD03 MD04 MD06 MD07 MDX MF02 3

(57)【要約】【課題】面内分布が低減され、作製が容易で、安価なマイクロ構造体アレイ、及びその作製方法である。【解決手段】マイクロ構造体アレイの作製方法では、基板5の導電性部分6、9上に絶縁性マスク層7を形成し、マスク層7に複数の開口部8を形成して導電性部分6を開口部8において露出し、複数の開口部8の領域を実質的に囲む様に補助電極部9を形成し、電気メッキ或は電着を行なうことにより開口部8、マスク層7及び補助電極部9に電気メッキ層15或は電着層を形成し、電気メッキ層15或は電着層上に無電解メッキにて無電解メッキ層16を形成する。
116 2001-260094 2000/03/16 住友金属工業株式会社 マイクロポンプ製造方法 A4 DC03 PA01 PA02 MA01 MA02 MB01 MB03 MF02 3

(57)【要約】【課題】 部材の接合によることなく出口部、入口部、及びチャンバを形成することが可能なマイクロポンプ製造方法を提供する。【解決手段】 単結晶シリコンから成る第1層1と、SiO2から成る第2層2と、SiNから成る第3層3と、単結晶シリコンから成る第4層4とを順次に積層した基板50を準備する。第1層1の反第2層側から異方性ウェットエッチングを施して、入口部21を形成する。第3層に細孔29を形成し、この細孔29を介してエッチング液を供給し、液供給スペース39を形成する。液供給スペース39を介して第1層1に異方性ウェットエッチングを施し、出口部22を形成する。出口部22を形成した後に細孔41を介した連通を成膜によって遮断する。入口部21と出口部22との間に存する第2層2にウェットエッチングを施して、チャンバ23を形成する。
117 2001-264122 2000/03/22 株式会社豊田中央研究所 マイクロ物理量記録装置 A4 DD01 DDX MA01 1

(57)【要約】【課題】再書き込み可能で保守の容易なマイクロ物理量記録装置を提供する。【解決手段】SOI基板上に物理量を変位に変換する物理量変換部10と、その変位を針13により読み書き消去する記録部20と、その記録部20を回転又は並進させる駆動部30を形成する。この装置に加速度が作用すれば、物理量変換部10のマス部11と針13が変位し、その変位が記録部20の記録円盤21に記録される。記録円盤21は駆動部30の可動電極33から周期的な押圧力を受け、それにより回転せられる。よって、加速度等の変化が記録円盤21の円周上に時間記録される。記録部20に、消去部22を備えれば再利用可能となる。これらはマイクロマシニング技術によって作製されるので、超小型の物理量記録装置となる。又、装置自体は封印されるので信頼性に優れ、保守の容易な記録装置となる。
118 2001-264373 2000/03/23 松下電器産業株式会社 圧電薄膜の圧電定数測定装置および測定方法 A4 DD01 DDX 1

(57)【要約】【課題】 シリコン表面マイクロマシンデバイス用のアクチュエータとして用いられる圧電薄膜の圧電定数測定において、精度・再現性が高く、安価な測定装置および方法を提供することを目的とする。【解決手段】 圧電薄膜2が形成されたサンプル基板1を上方から荷重針4により圧下し、発生する圧電電荷をチャージアンプ10とパソコン12で測定する。荷重針4は上下方向にのみコンプライアンスを持つ部材5に固定され、部材5はZステージ6に固定される。これより、Zステージ6が上下すると、荷重針4はサンプル基板1上の同一個所を再現性良く圧下でき、同時に荷重は部材5の変形量により制御できる。電子はかり9での測定により正確なひずみ分布が算出でき、パソコン12の信号処理により電気ノイズを取り除くこともできる。以上により、安定した圧電定数の測定が簡易な構成で可能となる。
119 2001-264650 2000/03/14 日本航空電子工業株式会社 微小可動デバイスおよびその製造方法 A4 DA01 DA02 PI03 MA01 MA02 MB01 MD04 1

(57)【要約】【課題】 固定基板と可動板の互いに対向する面に微小突起を一体に残存形成して両者が吸着しない微小可動デバイスおよびその製造方法を提供する。【解決手段】 マイクロマシニング技術で製造され、固定基板8と、アンカー部およびフレクチュアを介して固定基板8に取付け結合される可動板とを有する微小可動デバイスにおいて、固定基板8と可動板2の互いに対向する面に微小突起を一体に残存形成した微小可動デバイスおよびその製造方法。
120 2001-264651 2000/03/16 日本航空電子工業株式会社 光スイッチ A4 DA01 MA01 1

(57)【要約】【課題】 停電等により静電気力が消失してもスイッチ状態(光路)が切り換わらないようにする。【解決手段】 静電気力により駆動されて固定電極板11側に変位した第1可動電極板12を係止する係止爪21を固定電極板11上に設ける。第1可動電極板12はその係止孔25に押し込まれた係止爪21によって機械的に係止されるため、静電気力が消失してもその位置を維持し、よってマイクロミラー15も変位(上昇)しない。係止の解除は第2可動電極板22を静電気力により駆動し、係止爪21を係止解除孔29の両内縁によって押圧して弾性変形させることにより行う。
121 2001-264677 2000/03/15 オリンパス光学工業株式会社 走査ミラー A4 DA02 MA01 MD06 MD09 MD10 1

(57)【要約】【課題】繰り返し変形を受けるばね部を通る配線が断線し難く、しかもその消費電力が少ない走査ミラーを提供する。【解決手段】走査ミラーの主要構造体は、可動部102と、これを揺動可能に支持する一対のばね部104a,104bと、これらが固定された枠部106とを備えている。可動部102は、おもて面に、例えばアルミニュウム配線から成る駆動コイル112と検出コイル122とを備えている。駆動コイル112の両端は、ばね部104aを延びる一対の配線114を介して、枠部106に設けられた一対のアルミニュウム配線116に接続されている。また、検出コイル122の両端は、ばね部104bを延びる一対の配線124を介して、枠部106に設けられた一対のアルミニュウム配線126に接続されている。配線114と配線124は共に例えば厚さ約2μmのTiSi層から成る。
122 2001-266727 2000/03/16 日本電気株式会社 東北日本電気株式会社 マイクロマシンスイッチ A4 DA1 MA01 MAX MD08 MDX 1

(57)【要約】【課題】 安定した動作特性を実現し、かつ多数の接点組を有し安価に大量生産が可能なマイクロマシンスイッチを提供する。【解決手段】 マイクロマシンスイッチ1は、信号線3に対して接触電極10を接触又は開離させることにより、信号線3の導通又は非導通を制御するものである。基板2上に設けられた支持台5L,5Rと、基板2から離れた状態かつこの順序で連結された両持ちばね6L、上部電極7L、接触電極10、上部電極7R及び両持ちばね6Rと、基板2上に設けられた下部電極4L,4Rとを備えている。上部電極7L,7Rと下部電極4L,4Rとの間に静電気力を発生させることにより、信号線3に接触電極10を接触させる。両持ちばね6L,6Rの復元力により、信号線3から接触電極10を開離させる。
123 2001-269900 2001/02/02 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング マイクロメカニック式のキャップ構造及びその製造方法 A4 DAX DBX DCX DDX 1

(57)【要約】【課題】 マイクロメカニック式のキャップ構造であって、サブストレート、特にウェハ(10)の形をしたサブストレートを有し、サブストレートに空胴(K)が設けられており、該空胴(K)が1つの基面と互いに向き合った平行な側壁区分から成る2つの側壁区分を有している形式のものの安定性を高めることである。【解決手段】 前記空胴(K)が2つの側壁区分を互いに結合する少なくとも1つの安定化壁区分(SK1,SK2;S1−S4)を有していること。
124 2001-272294 2001/01/24 モトローラ・インコーポレイテッド 選択封止付き超小型電気機械式システム・センサおよびそのための方法 A4 DD03 ME12 MEX 2

(57)【要約】【課題】 超小型電気機械式圧力センサの選択封止により、圧力センサ・ダイアフラム(121)を周囲圧力に暴露させながら、封止によるワイヤ・ボンドの保護を達成することを可能にする。【解決手段】 圧力センサ・ダイアフラム(121)の外周に保護ダム(150)を構築して、保護ダム(150)とデバイス・ハウジング(105)との間にワイヤ・ボンド・キャビティ領域を形成することによって、選択封止が可能になる。ワイヤ・ボンド・キャビティは、封止ゲル(160)またはベント・キャップ(170)により封止することができる。代替的に、キャップ・ウェハ(151)をデバイス・ウェハ(125)に結合するガラス・フリット・パターン(152)によって保護ダム(150)を形成することができ、次いで、保護ダムが取り付けられた2つのウェハの組合せを個別ダイに裁断する。
125 2001-272613 2000/03/24 セイコーエプソン株式会社 光スイッチング素子、光スイッチングデバイス、それらの製造方法、光スイッチングユニットおよび映像表示装置 A2 DA01 PJ06 MA01 MB01 MBX 11

(57)【要約】【課題】 光の利用効率の高い光スイッチング素子、およびその製造方法を提供すること。【解決手段】 樹脂層36aにより形成されるマイクロ光学素子4を備えた光スイッチング素子10であって、このマイクロ光学素子4の表面でエバネセント光を抽出する抽出面(光学面)3aを酸化シリコンによる酸化膜70をスパッタして成膜し、この酸化膜70をCMP法により研磨して形成する。酸化膜70を設けることで、樹脂層36aの硬度に関係なく、CMP法に適した硬度の表面を形成できるので、光スイッチング素子10の抽出面3aに適したサブミクロンオーダで平坦化された酸化膜70が形成でき、光の利用効率が高い光スイッチング素子スイッチングデバイス50を提供できる。
126 2001-277194 2000/03/29 住友金属工業株式会社 マイクロポンプ製造方法 A4 DC02 PA02 PC01 MA01 MB03 MF01 2

(57)【要約】【課題】 部材の接合によることなくマイクロポンプの出口部、入口部、及びチャンバを形成することが可能なマイクロポンプ製造方法を提供する。【解決手段】 単結晶シリコンから成る第1層1と、SiO2から成る第2層2と、単結晶シリコンから成る第3層3とを順次に積層した基板50を準備する。第1層1の反第2層側から異方性ウェットエッチングを施して、入口部21と出口部22とを形成する。第3層に細孔39を形成し、この細孔39を介して第2層2をウェットエッチングする。このウェットエッチングによって、入口部21と出口部22とを連通させるとともに、圧電素子24によってぜん動させることが可能なチャンバ23を形成する。細孔39を成膜によって遮断する。
127 2001-277195 2000/03/29 青山 尚之 小野 敬之 新野 弘司 小型自走機械を用いた物質生産方法 A4 DC03 DCX 3

(57)【要約】【課題】小型自走機械(いわゆるマイクロマシン)を用いて物質どうしの反応を生じさせる物質生産方法を提供する。【解決手段】自走可能な小型自走機械本体と、これに取り付けられかつ内部に液体を保持できる毛細管プローブとを備えた小型自走機械1を用いる。毛細管プローブは、液体を外部に吐出するための吐出部を備えている。まず、毛細管プローブ中に第1液を保持する。これと前後して、小型自走機械1が到達可能な位置に第2液6を用意する。ついで、小型自走機械1を走行させて、第2液6に接近させる。毛細管プローブの吐出部から吐出された第1液を第2液6に接触させることにより、第1液と第2液6とをごく少量づつ反応させることができる。
128 2001-277197 2000/03/30 セイコーエプソン株式会社 微細構造体の製造方法 A2 DA01 PB05 PI02 PJ01 MA01 MD01 MDX MEX 13

(57)【要約】【課題】 光学素子をアクチュエータで駆動し、全反射面から漏洩するエバネセント光を抽出して利用する光スイッチングデバイスにおいて、光の利用効率の高いデバイスを製造可能にする。【解決手段】 スリット91を備えたスリットマスク90を振動させながら分子、原子あるいは光などの加工媒体を透過して基板86に照射し、任意の角度の三角形を形成できるようにする。これにより、光スイッチングデバイスのプリズムの角度を異方性エッチングで成形可能な角度に限定されることなく、最も利用効率の高い角度に製造することができる。
129 2001-281564 2000/03/30 セイコーエプソン株式会社 微細構造体、その製造方法、光スイッチングデバイス、光スイッチングユニットおよび画像表示装置 A2 DA01 PB01 PJ01 MA01 MA02 MD01 MDX MEX 3

(57)【要約】【課題】 光学素子をアクチュエータで駆動する光スイッチングデバイスにおいて、耐久性および信頼性の高いデバイスを提供する。【解決手段】 光学素子3とアクチュエータ6とが接続する上電極7の上面の接続面15の面粗度Raを0.02μから0.2μ程度の範囲する。この程度の面粗度Raは、アニールあるいはイオン照射などによって実現でき、光学素子3とアクチュエータ6との密着度を飛躍的に高めることができる。したがって、高速駆動が可能で、信頼性および耐久性の高い光スイッチングデバイス50を提供できる。
130 2001-281565 2000/03/30 セイコーエプソン株式会社 微細構造体、その製造方法、光スイッチングデバイス、光スイッチングユニット、および画像表示装置 A2 DA01 PJ01 MA01 MA02 MD01 MDX MEX 3

(57)【要約】【課題】 光学素子をアクチュエータで駆動する光スイッチングデバイスにおいて、耐久性および信頼性の高いデバイスを提供する。【解決手段】 上電極7と光学素子3のサポート部5を積み重ねる光スイッチングデバイス50であって、これら上電極7とサポート部5とが接合する領域となる接続面15に、上電極7の一部をサポート部5の方向に延設した凸部70を設け、段差79を形成している。さらに、凸部70は、段差79を形成する側面79bを逆テーパに形成することで、段差79により接触面積を増やすと共に、機械的にずれ難くなり、互いの密着性を高めることができる。従って、高速駆動が可能で、信頼性および耐久性の高い光スイッチングデバイス50を提供できる。
131 2001-281566 2000/03/30 セイコーエプソン株式会社 半導体基板上に構造層を有する装置およびその製造方法 A4 DA01 PB03 PB05 PI02 PJ01 MA01 MB01 8

(57)【要約】【課題】 有機系材料からなる構造層のパターニングの際に、工程を一つ減らすことができ、また、高精度のパターニングを可能にし、デバイスを容易に製造できる方法を提供する。【解決手段】 映像デバイスあるいは画像表示装置としての本例の光スイッチング素子アレイ50を用いる場合に、個々の画素を構成する個々のマイクロ光学素子3を分離するため、樹脂層35および36の上にシリコン含有レジストを塗布し、露光及び現像を行いレジスト層37を形成する。その後、垂直方向に酸素プラズマエッチングを用いてエッチングを開始すると、パターニングされたレジスト層37は表面に酸素プラズマにより酸化シリコンの薄膜38を作り、この酸化シリコン層38をマスクとして、樹脂層35および36に溝47を掘り、パターニングする。したがって、工程が一つ減るため容易に製造ができ、また、誤差の生まれる工程も減るため、高精度のパターニングができる。
132 2001-284242 2000/04/04 日本電信電話株式会社 パターン形成方法 A4 DAX DBX DCX DDX PJ06 MA01 ME01 MEX 1

(57)【要約】【課題】 平坦化をCMPで行うダマシン法を用いて、従来より短時間にマイクロマシンを形成できるようにする。【解決手段】 フォトリソグラフィ技術により樹脂膜104を選択的に除去して凸パターン104aを形成した後、化学的機械的研磨(CMP)法により、凸パターン104aの層間膜102表面上に突出している部分を研削研磨し、層間膜102上を平坦化する。
133 2001-287369 2001/02/23 三星電子株式会社 単結晶シリコンウェーハを利用した一体型流体ノズルアセンブリ及びその製作方法 A4 DCX PB01 MA01 11

(57)【要約】【課題】 単結晶シリコンウェーハを利用した一体型流体ノズルアセンブリ及びその製作方法を提供する。【解決手段】 (100)面単結晶シリコンウェーハを利用した一体型マイクロ流体ノズルアセンブリは、既存の多数枚のウェーハ及び板を使用して積層していた複雑な構造を単純化して1枚の(100)面シリコン単結晶ウェーハを利用してずれることなく一体型に具現することにより、大量生産を可能にし、さらにウェーハの結晶面を利用した異方性エッチング工程及びLOCOS工程を利用した適宜なマスクの形成工程などを利用する一括自動整列工程で製作することによりウェーハの数を低減できる。すなわち、一般的なシリコンフォトリソグラフィ工程を活用してこれらの整列誤差を数ミクロン以下に減らし得るだけでなく、複雑ではなく、経済性に優れているほか、歩留まり率も良い。
134 2001-296486 2000/04/13 住友大阪セメント株式会社 マトリクス光スイッチ A4 DA1 1

(57)【要約】【課題】 応答レスポンスが良好で、寿命の長いマイクロマシン用のマトリクス光スイッチを提供する。【解決手段】 マトリクス光スイッチが、周縁部に光ファイバ端部の外周面を挟持して入力ポート又は出力ポートを形成するための複数の切欠きが形成された上蓋11aと本体部12aとにより形成されるパッケージ32、反射機構16から構成され、上蓋11a、本体部12a、入力側光ファイバ20a〜20dの端部の外周縁及び出力側光ファイバ22a〜22hの端部の外周縁がシール剤14によりシールされて、内部が真空で密閉されたパッケージ32が形成されている。
135 2001-304440 2000/04/27 経済産業省産業技術総合研究所長 マイクロバルブ装置及びその製作方法 A4 DC02 MA01 MA02 ME06 MF02 1

(57)【要約】 (修正有)【課題】マイクロ流体装置の製作を簡単化すること【解決手段】一個または複数の一方弁マイクロバルブユニット3によって一方弁マイクロバルブ装置または三方弁マイクロバルブ装置Aを構成した。図は三方弁マイクロバルブ装置の例であり、作動流体流路が入口ポートln1、ln2及び出口ポートOutからきてチップの中央で合する。それぞれの流路は一方弁マイクロバルブユニット3を有している。一方弁マイクロバルブユニット3は通常はメンブレンと弁座が接して閉じている。外部の駆動空気負圧が制御ポートC1、C2、C3を介して供給され、メンブレンを一方弁マイクロバルブユニット3を開く方向に変位させる。
136 2001-305444 2000/04/21 株式会社トキメック 光スイッチ装置 A4 DA01 1

(57)【要約】【課題】 多数の入力端及び出力端を同時に切り替えることができる極めて小型の光スイッチ装置を提供することを目的とする。【解決手段】 光スイッチ装置は、基板と、固定反射面と、入力端及び出力端の光路の各々に配置された可動反射面と、を有し、可動反射面の傾斜角が変化することによって、入力端からの光は可動反射面及び固定反射面を反射して出力端のいずれかに導かれる。基板及び固定反射面及び可動反射面は光集積回路型に構成されている。
137 2001-308225 2001/02/22 テキサス インスツルメンツ インコーポレイテツド 保護されたマイクロメカニカル・デバイスのフリップ・チップ組立体 A4 DAX DBX DDX PH04 PH05 9

(57)【要約】【課題】 マイクロメカニカル構成要素用のランド・グリッド・アレイまたはボール・グリッド・アレイの製作工程中に環境の影響を受けないようにし、しかも低コストのパッケージを製作する方法を提供する。【解決手段】 集積回路ウエーハ全体を保護材料で被覆加工し、はんだボール取付け用の被覆を選択的にエッチングし、チップを単体化し、セラミック基板の開口上でチップのフリップ・チップ組立てを行い、はんだ接合部の間の間隙をポリマー密封材でアンダーフィルし、構成要素の保護材料を除去し、基板に蓋を取り付けてパッケージを密封する。本発明の形態は各種の半導体マイクロメカニカル・デバイス、例えば、アクチュエータ、モータ、センサ、空間光変調器、変形ミラー・デバイスなどに適用することができる。
138 2001-317647 2000/05/08 セイコーインスツルメンツ株式会社 マイクロバルブおよびマイクロポンプ A4 DC02 DC03 MA01 ME06 MEX 1

(57)【要約】【課題】 異物混入や部分的な不具合が生じた際に、容易に洗浄や部分的な交換ができるマイクロバルブおよびマイクロポンプ。【解決手段】 実際に駆動されるアクチュエータ用基板1と、バルブ部11やポンピング部12を有するカバー用基板2が着脱可能である構造とすることによって、異物混入の際にはカバー用基板2を取り外すことによって容易に洗浄が可能になるようにし、さらにバルブ部11やポンピング部12に不具合が生じた際には、カバー用基板2のみを容易に交換できるような構造とする。また、内部容積やバルブの遮断力などの設計変更をおこなう際には、カバー用基板2だけを交換し、アクチュエータ用基板1は共通で使用することができる構造とする。
139 2001-318325 2000/05/11 セイコーエプソン株式会社 光スイッチングユニット、光スイッチングデバイス、光ガイド、および光スイッチングユニットの製造方法、映像表示装置 A2 DA1 13

(57)【要約】【課題】 エバネセント光の抽出率を維持しながら、吸着を防止できる光スイッチングユニットを提供する。【解決手段】 入射光2を全反射して伝達可能な全反射面1aを備えた光ガイド1と、この光ガイド1から光2を抽出する抽出面3aを備えたマイクロ光学素子3とを有する光スイッチングデバイス50が組合された光スイッチングユニット55において、抽出面3aの表面に、レーザ照射によりドーム状で高さが1〜20nm程度の複数の微小凸部70を設ける。この微小凸部70により僅かに生じる隙間によって吸着力を弱め、吸着を防止し、信頼性が高く低電力で高速駆動でき、同時に、エバネセント光を十分に抽出できる光スイッチングユニット55を提供できる。
140 2001-322099 2000/05/16 ミノルタ株式会社 マイクロポンプ A4 DC02 1

(57)【要約】【課題】 簡単な構成で微少量の液体を正逆両方向に高精度に搬送すること。【解決手段】 マイクロポンプ100は、流路抵抗が差圧に応じて変化する第1流路115と、差圧の変化に対する流路抵抗の変化の割合が第1流路115よりも小さい第2流路117と、第1流路115および第2流路117に接続された加圧室109と、加圧室109の内部の圧力を変化させるための圧電素子107とを備える。加圧室109の内部の圧力を圧電素子107で変化させることにより、第1流路115の流路抵抗と第2流路117の流路抵抗との比を異ならせることができる。
141 2001-328100 2000/05/19 シャープ株式会社 光デバイスとその作製方法及びこれを用いた光モジュール並びに光ピックアップ A4 DAX PA07 PB01 PI02 PJ04 MA01 MD01 MD04 ME01 1

(57)【要約】【課題】 量産性、安定性に優れ、可視光にも利用可能な光デバイスとその作製方法、及びこれを用いた光モジュール並びに光ピックアップを提供すること。【解決手段】 光デバイスは、基板と、基板上に形成された光学膜からなる光学素子とで構成され、光学素子は、光学膜の一部を基板から折り曲げて立ち上げることにより形成されていることを特徴とする。
142 2001-330786 2000/05/23 セイコーエプソン株式会社 微細構造体の製造方法 A2 DA01 DC02 11

(57)【要約】【課題】 光学素子をアクチュエータで駆動する光スイッチングデバイスにおいて、耐久性および信頼性の高いデバイスを提供する。【解決手段】 フォトリソグラフィ技術により製造したアクチュエータ6の層に光学素子の層を樹脂35を成形型70で成形して製造する際に、樹脂35の温度をヒータ105で制御すると共に、光源125からの光を部分的に当てて仮止めする。これにより、精度良く成形型70とアクチュエータ6が成形されたワーク20との位置合わせができ、膜厚も管理できる。したがって、アクチュエータ6と光学素子が積層された構成の微細構造体を精度良く製造でき、歩留まりを向上できる。
143 2001-343005 2000/06/01 株式会社日本触媒 アクチュエータおよびマイクロポンプ A4 DC03 1

(57)【要約】【課題】 電極間に保持されたER流体に電圧を印加した場合に、該ER流体に剪断流れを生じさせることなく、電極面の法線方向に作用する法線応力が発生するという特性を利用したアクチュエータを提供する【解決手段】 移動電極1と固定電極2との間にER流体3を保持し、これらの電極間に電圧を印加することによって、上記ER流体3に電極面に対して法線方向の応力(法線応力)を発生させ、この法線応力によって上記両電極を引きつけることによって移動電極1に変位を生じさせる。
144 2001-347499 2000/06/05 ソニー株式会社 微細装置の製造方法 A4 DA04 DC03 PB02 PB04 MA01 MG01 1

(57)【要約】【課題】 簡易で実用的な製造方法によって厚膜の機能性材料膜を高アスペクト比にパターニングして、動作特性の高いMEMSやルゲートフィルタなどを実現することが可能な微細装置の製造方法を提供する。【解決手段】 機能性材料層であるPZT層6a,6bを成膜するための高温プロセスにも耐えることができ、しかも高アスペクト比のパターニングが可能であり、また微細装置の製造工程全体に対するプロセス整合性も良好である、Si層2を型4として用いて、所望のPZT層6よりも深い溝状または間隙状のパターンの型4を形成し、その型4の窪みの部分を含む表面全体にPZT層6a,6b機能性材料層(膜)を成膜する。型4上に堆積しているPZT層6bを、その型4と共に除去して、PZT層6aのパターンのみを選択的に残して所望の機能性材料層のパターンを得る。
145 2001-347500 2000/06/06 株式会社デンソー マイクロマシンの作製方法 A4 DB01 PI02 MB01 MD03 MD04 MD06 MF02 5

(57)【要約】【課題】新規な手法により、基板の選択の自由度を増し、安価な基板の使用を可能にするとともに、段差の大きな構造体の作製を可能にするマイクロマシンの作製方法を提供する。【解決手段】高抵抗シリコン基板1の上に、絶縁層5と線路用導体や制御電極となるAu/Ti膜(2,3,4,12a,12b)を形成した後、その上に絶縁層6を形成する。基板1の上に、導電性を有する犠牲層としての銅膜20を形成する。フォトレジスト22を形成した後、Cu犠牲層20上を含む基板1上に、無電解メッキ法(無電解Ni−Pメッキ)によりアモルファスNi−P膜8を堆積する。Cu犠牲層20をエッチングにより除去してアモルファスNi−P膜8を梁構造にする。
146 2001-349731 2000/06/06 松下電器産業株式会社 マイクロマシンデバイスおよび角加速度センサおよび加速度センサ A4 DD01 PG01 PH01 MA01 MAX MF02 1

(57)【要約】【課題】 ボンディング方向とボンディング面を単一化し、実装時のワイヤーボンディングを容易化する。【解決手段】 シリコン基板側にコンタクト部を設け、ガラス基板側電極のリード線端部をコンタクト部で挟み込むことにより、シリコン側電極とガラス側電極のボンディングパットを全てシリコン上に配置する。上記の対策により、電極の方向に関わらず、外部回路と接続するためのボンディングパットを同一平面上に形成できるため、ワイヤーボンディングが非常に容易に出来、量産時のコスト削減に大きく寄与する。
147 2001-349732 2000/06/06 松下電器産業株式会社 マイクロマシンデバイスおよび角加速度センサおよび加速度センサ A4 DD01 PB01 PH01 MA01 MAX MF02 1

(57)【要約】【課題】 SOI型角速度センサ及び加速度センサの回路基板上への高密度表面実装実現。【解決手段】 SOI基板の支持層側に接続穴を設け、バンプや異方性導電膜を用いて、裏面から活性層の端子部と回路基板上のランドを接続することにより、ワイヤーボンディングに要するスペースを不要とする。上記の対策により、センサの回路基板への高密度表面実装を実現し、機器の小型化に寄与せしめる。
148 2001-350107 2000/06/05 セイコーエプソン株式会社 薄膜ミラー素子及び薄膜ミラーアレイ A4 DA01 1

(57)【要約】【課題】 各々の傾斜角を大きく変更可能な薄膜ミラーアレイ及び当該薄膜ミラーアレイのための薄膜ミラー素子を提供すること。【解決手段】 本発明の薄膜ミラー素子10は、基板20に固定するための台座部11と、基端12aが台座部11の上面11aに固定された薄膜圧電体12とを備えている。薄膜圧電体12の先端12bは、台座部11の上面11aから延設されている。薄膜圧電体12の上面側には、上部薄膜電極13が形成され、下面側には、下部薄膜電極14が形成されている。薄膜圧電体12の台座部11の上面11aから延設された部位には、ミラー保持部15が取付けられ、ミラー保持部15が、反射ミラー16を保持している。
149 2001-351906 2000/06/06 キヤノン株式会社 シリコン基板のエッチング方法 A4 DFX PC01 MA01 MEX 2

(57)【要約】【課題】アルカリ性水溶液を用いるシリコン基板の異方性エッチングにより、滑らかな、アンダーカットの小さいエッチング表面を得る。【解決手段】アルカリ性水溶液にポリエチレングリコールおよびポリプロピレングリコールの内少なくても1種、並びに3−オキシ2−メチルアントラキノン、ヒドロキノンおよびカテコールジスルホン酸の内少なくても1種を添加する
150 2001-353700 2000/06/12 オリンパス光学工業株式会社 マイクロマシン製造方法及びエッチング停止層 A4 DA02 PA01 PA03 PB01 MA01 MB03 ME01 1

(57)【要約】【課題】従来技術によるマイクロマシン製造方法は、エッチング工程においてエッチング停止層の形成時に異物が付着した場合には、ピンホールとなって、エッチングしない素子に損傷を与える場合があった。【解決手段】 本発明は、基板31にエッチング停止層37やエッチングマスク36を形成する際に、成膜工程の間に基板洗浄の工程を挟んで、異物除去を高め、2層以上の多層膜からなるエッチング停止層37若しくはエッチングマスク36を形成することにより、ピンホール42等の発生を防止したマイクロマシンの製造方法及びエッチング停止層である。
151 2001-356283 2000/06/15 ケイディーディーアイ株式会社 可動反射鏡とその可動反射鏡を用いた光スイッチ A4 DA01 1

(57)【要約】【課題】光ビームの光軸ずれが少なく、また光路長差が少ない微小型の可動平面反射鏡及びこの可動平面反射鏡を用いた光スイッチを提供する。【解決手段】予め定めた一平面内にある一つの長方形の各頂点に中心が位置するように各可動平面反射鏡が基板上に配置され、各可動平面反射鏡はその長方形の一対の平行な辺のうちの該当する一方と一致するように配置された回転軸を中心に回転可能なるように基板に支持されている。回転軸を含む平面に沿う方向から入射する入射光が、その回転軸の回転が有るか否かにより可動平面反射鏡の一つにより進行方向を転換するか直進する方向に反射し、かつ、前記の一平面と平行に所定の間隔を以て配置された直進光路反射鏡または交叉光路反射鏡により再反射され、他の可動平面反射鏡のいずれかに入射して反射し出力光となる。
152 2001-502247 1997/02/10 フラウンホーファー―ゲゼルシャフト、ツール、フェルデルング、デァ、アンゲヴァンテン、フォルシュング、アインゲトラーゲネル、フェライン 膜連結による双安定マイクロアクチュエータ A4 DC02 DC03 8
WO1997/29538 (57)【要約】本発明は、空気的または液体により連結された双安定静電アクチュエータに関する。静電膜アクチュエータは、密閉型金属電極(21、22、23)を有する。これはマイクロバルブまたはマイクロポンプに用いられる。対を成す湾曲膜部分(20a、20b、20x)と、この膜部分(20a、20b)と部分的に協同する湾曲する基板電極(21、22、23)を有する。
153 2001-502248 1997/09/25 レッドウッド マイクロシステムズ,インコーポレーテッド 電気的に駆動される一体型マイクロバルブ A4 DC02 DD03 DD07 2
WO1998/13605 (57)【要約】流体流及び圧力を制御するため、電気的に駆動される一体型マイクとバルブを形成する。これらのバルブは、フレキシブルな壁(20)を備えるシールキャビティ(100)を有するエネルギー変換デバイス(120)を介して電気的エネルギーを機械的エネルギーに変換する。シールキャビティ(100)は、加熱・冷却されると膨張・収縮する流体(130)を含有しており、フレキシブルな壁(200)を運動させる。この壁(200)、すなわち膜の運動は、バルブ要素(300)を運動させるために用いられるとともに、所定の範囲にわたってバルブポートを開閉させるように、動的制御を行わせている。
154 2001-503681 1997/05/06 ユニバーシティ オブ ワシントン バルブレス液体マイクロスイッチ A4 DC01 DC02 2
WO1997/45644 (57)【要約】本発明は、交差するマイクロチャネル間で液体フローを高速で切り替えるバルブレスの方法および装置を提供する。液体フローは、外部推進圧力を操作することによって制御される。このスイッチは交差する3つのマイクロチャネルを有し、このマイクロチャネルは、交差していない端部に、液体の入口および出口用の液槽をそれぞれ有する。このスイッチは、それぞれの槽に推進圧力を付与する手段と、推進圧力を切り替える手段とをさらに含む。本発明のマイクロスイッチは、同時に3つのチャネルの合流点における圧力に等しい圧力を第3の槽に付与することによって、第3のチャネルへのフローを防ぎつつ、第1および第2の槽の間で圧力差を付与することによって、第1のチャネルから第2のチャネルへの液体フローを確立するように動作する。1つ以上の推進圧力を切り替えることによって、第2のチャネルへのフローを止めることが可能であり、そして液体フローを第3のチャネルに方向づけし直すことが可能である。
155 2001-504995 1997/11/24 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト マイクロメカニカルセンサの製造方法 A4 DD01 DD03 1
WO1998/23935 (57)【要約】シリコン基板にマイクロメカニカルデバイスとして絶対圧センサを作成する方法において、空所(4)がダイヤフラム膜(5)の下に位置する補助膜(3)にエッチング穴(6)を通してエッチング形成され、エッチング穴がパッシベーション膜(7)によって閉鎖され、接触穴エッチングの際に特別なエッチング開口部(11)が再び開口され、この開口部が低い圧力で行われる後続のステップにおいて金属膜又は誘電体材料(10,12)で再び閉鎖される。
156 2001-505640 1997/12/11 ゲーシム・ゲゼルシャフト・フューア・ズィリーツィウム−ミクロズュステーメ・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング マイクロポンプ A4 DC03 DDX PC01 PG01 PJ06 MA01 MD07 MDX 1
WO1998/26179 (57)【要約】本発明は、微小滴を発生させるためのマイクロポンプに関する。このマイクロポンプは、シリコンチップ内に形成された少なくとも1つのポンプ室と、このポンプ室上に配置された圧電操作可能なシリコンダイヤフラムとを備えている。ポンプ室は少なくとも1つの流入通路と、排出口を有する流出通路に接続されている。ガラスチップはシリコンダイヤフラムに向き合って少なくともポンプ室を閉鎖している。本発明の根底をなす課題は、1兆分の数リットルから百万分の数リットルまでの容積範囲において液体または懸濁液または液状物質を取り扱うことができ、かつ高い周波数安定性を有する、マイクロポンプを提供することである。本発明は、シリコンチップ(2)内にある流入通路(7)の少なくとも一部がポンプ室(4)の方に向かってディフューザ要素(11)として形成され、付加的にヒータが設けることができ、このヒータがヒータ接点(18,19)と関連して少なくともポンプ室(4)のシリコンダイヤフラム(5)に作用していることを特徴とする。
157 2001-507288 1998/01/05 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト マイクロメカニズム式半導体装置及びその製法 A4 DC03 DD01 MA01 2
WO1998/29748 (57)【要約】本発明は、空所(9)内部に形成された膜(7)を有するマイクロメカニズム式半導体装置に関する。膜(7)は、半導体装置の基板(1)内部又は基板(1)上に設置されたエピタキシャル連続層内部の1つの結晶層により形成されている。この膜(7)は周縁領域で支持層(6)にのっており、かつ対向層(5)上に支持されたカバー層(4)で覆われている。一方の支持層(6)及び対向層(5)と他方の膜(7)とは、所定の化学的ウェットエッチング剤に対して異なるエッチングレートを有する材料から調製されており、かつ異なるようにドーピングされた材料からなるのが有利である。
158 2001-507289 1997/12/29 コミツサリア タ レネルジー アトミーク 微細加工構造の懸架素子作成方法 A4 DD01 DD03 PB01 MA01 MB01 2
WO1998/29720 (57)【要約】本発明は、第1材料で作られた第1の所謂阻止層2と第2の材料で作られたその中に懸架素子7が形成される第2層で連続して覆われた基板1から成る構造物を、エッチング技術を使用して、微細加工することによって少なくとも懸架素子7を製造する方法に関する。本方法は、阻止層2に影響を与えることなく、第2材料の異方性エッチングのために確立された条件の下で、第2層3をエッチングすることを可能にする選択性を持つガスを用いるドライエッチング技術を使用する。そのエッチングは、阻止層2のレベルまで懸架素子7の範囲を定める第1フェイズにしたがって行われ、続けて第1フェイズ中に範囲を定められ阻止層に隣接する懸架素子の表面層をエッチングすることで懸架素子7を自由にする第2フェイズにしたがって行われる。
159 2001-507425 1997/12/19 ウエストンブリッジ インターナショナル リミティド 組込み中間部品をもつマイクロポンプ A4 DC03 PG01 MF02 2
WO1998/29661 (57)【要約】マイクロポンプは、少なくとも1つの基板(1)と、少なくとも1つの上部板(2)と、この2つの板(1,2)の間に置かれ、かつマイクロポンプの少なくとも入口とマイクロポンプの少なくとも出口に接続したポンプ室(4)を形成している中間板(3)とを備えている。このポンプ室は、中間板(3)に機械加工された可動壁(5)を備えている。上部板には、可動壁(5)の少なくとも一部で凹部(8)とつながっている少なくとも1つの開口(12)が設けられている。上部板(2)の自由面に接着された駆動装置(6,7,13)が、ポンプ室(4)の容量に周期的な変動をもたらすように、前記可動壁(5)を移動するのに用いられる。本発明によれば、駆動装置(6,7,13)は、可動領域(11)と前記凹部(8)とを区画形成するように、機械加工が可能な材料の駆動板(7)によって形成される。上部板(2)から形成された中間部品(13)は、可動壁(5)と接触するように、駆動板(7)に固定される。
160 2001-514434 1998/07/24 シーメンス エレクトロメカニカル コンポーネンツ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト マイクロメカニカル静電リレー及びそれの作製方法 A4 DB01 MA02 MAX MD06 MF02 2
WO1999/10907 (57)【要約】マイクロメカニカル静電リレーは、ベースサブストレート(1)を有し、該ベースサブストレート(1)上には、片側にて結合された接極子ばね舌片(41)が可動コンタクト(8)と共に、次のように構造化されている、即ち、休止状態にて、弾性的にベースサブストレート(1)から曲げ出されているように構造化されている。可動のコンタクト(8)と共働する固定コンタクト(7)が、同様に弾性的にベースサブストレート(1)から曲げ出された固定コンタクト−ばね舌片(42)上に配されており、ここで、両接極子ばね舌片は、それの自由端部を以て、相対向し、可動のコンタクト(8)は、固定コンタクト(7)と重なりオーバーラップするように配置構成されている、2つのばね舌片上でのコンタクトの配置により、静電駆動部にて可能な接極子変位距離にも拘わらず、延伸された状態のほかにコンタクトにて比較的大きなオーバーストロークが得られ、それにより十分な接触力が生ぜしめられる。
161 2001-515183 1998/08/19 ウエストンブリッジ インターナショナル リミティド 自給を可能にする入口制御部材を具備するマイクロポンプ A4 DC03 PG01 MA01 MF02 1
WO1999/09321 (57)【要約】本発明は、少なくとも、第1の板(12)と、第2の板(20)と、中間板(18)と、ポンプチャンバー(24)と、入口及び出口制御部材(28、30)を具備するマイクロポンプ(10;100)に関する。本発明によると、該入口制御部材(28)は、該中間板(18)の厚みの主要部分に配置される逆止弁であって、可動部材(40)と、板(12、20)の1つの近くに配置されており、該可動部材(40)を該中間板(18)の残りの部分に接続しており、更にその弾力のある特性により該弁(28)が閉位置と開位置間で動くことを可能にする膜形状部分(42)から形成されており、該可動部材(40)は、そこを通過する限られた体積のオリフィスを有する。
162 2001-515201 1998/09/01 アナログ デバイセス インコーポレーテッド マイクロマシン加工デバイス A4 DD02 PI02 2
WO1999/12002 (57)【要約】基板上に懸垂され、その平面で基板に関して運動可能な第1および第2の同一平面のボディを有するミイクロマシン加工されたジャイロスコープ。該第1のボディが、ディザ軸に沿ってディザされ、ディザ軸上で第2のボディに関して運動可能であるが、該ディザ軸を横切る軸に沿っての運動にたいしては堅固に結合される。該第2のボディが固定され、ディザ軸に沿っての運動から抑制されるが、該横軸に沿っての第1のボディを運動できる。該ジャイロは止め部材と、破損を防止するための否浮揚システムを有する。
163 2001-517155 1996/05/16 ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア 高い垂直縦横比の多層薄膜構造 A2 DC02 DCX PB03 PI02 MAX 14
WO1996/41368 (57)【要約】本発明は、電子回路と機械装置を同一シリコンチップ上に集積させた、微小電子機械システム(マイクロエレクトロメカニカルシステム:Microelectromechanical system)の領域に関する。この方法によれば、薄膜付着工程を使用して、高さが150ミクロンより大きい薄膜構造体(2)を製造できる。ウエハを、このような構造体を製造に十分なモールドとして再利用可能である。電気的、機械的、または、電子機械的装置を製造するために、種々の物性を、構造体内で変化させるのがよい。
164 2001-518169 1997/10/01 ウエストンブリッジ インターナショナル リミティド 流体用の微細加工された装置およびその製造方法 A4 DC02 DC03 MA01 MD01 MD02 MD04 MD09 1
WO1998/14707 (57)【要約】本発明は流ダクト(14)を備えた基板(12)と、ポンプダイアフラムまたは逆止弁を形成するダイアフラムのような変形可能な薄い層(18)とを具備する流体用微細加工装置(10)に関する。薄い層(18)は好ましくはチタンからなる薄く延ばされた金属シートであり、この金属シートは陽極溶接により流導管との重なり領域(20)において基板(12)に接続される。本発明は逆止弁を製造するのに有益である。
165 2001-518677 1998/08/28 クロノス・インテグレイテッド・マイクロシステムズ,インコーポレイテッド 熱アーチ状ビームマイクロ電子機械装置および関連の製造方法 A4 DB01 DC02 MA01 MA02 MB03 MD03 MD04 MD06 MD09 MF01 MF02 3
WO1999/16096 (57)【要約】大きい力および変位を提供するが、電力消費量は比較的小さいMEMSアクチュエータが提供される。MEMSアクチュエータは、マイクロ電子基板、基板上の互いに間隔を置いて配置されているサポート、および、互いに間隔を置いて配置されているサポートの間で延びている金属アーチ状ビームを含む。MEMSアクチュエータは、ビームがさらにアーチ状に湾曲するようにアーチ状ビームを加熱する加熱器も含む。加熱器から金属アーチ状ビームへ効率的に熱を伝達するために、金属アーチ状ビームは加熱器に跨って位置し、加熱器から僅かながら間隔を置いて配置されている。それ自体として、MEMSアクチュエータは、加熱器により発生される熱を、金属アーチ状ビームの運動に効率的に変換する。1つ以上のMEMSアクチュエータを含み、その効率的な操作特性を利用する、例えばリレー、スイッチングアレイおよび弁などの、他のMEMS装置のファミリーも提供される。さらに、MEMSアクチュエータを製造する方法がさらに提供される。
166 2001-519726 1998/04/01 クセロス・インク 微細加工捩り振動子の動的特性の調整 A4 DA02 DD02 DD09 PJ04 9
WO1998/44571 (57)【要約】ビームスキャナー、ジャイロ等に用いられる改良された微細加工構造物は、基準部材(154,54)と、この部材から突出する軸方向に並んだ第一の対の捩りバー(156、56)を具備する。捩りバー(156、56)により基準部材(154、54)に連結され、この側より支持される第一のダイナミック部材(154、54)は捩りバーの軸の周りに一次元振動する。二次元振動のためには、軸方向に一直線に並んだ第二の対の捩りバー(56)により第二のダイナミック部材(52)を第一のダイナミック部材(54)側から支持すれば良い。ダイナミック部材(54、52)は、複数の振動モードをそれぞれ示し、各モードは振動数とQ値を有する。本発明の改良により、ダイナミック部材の振動数とQ値の特性を変更する手段が設けられる。ダイナミック部材(54、52)の間を連結すると、第一のダイナミック部材に適用される技術により第二のダイナミック部材の振動数とQ値を変更することができる。振動振幅を増大する技術、或いは駆動電圧を低下させる技術、またこの構造物の機械的堅牢度を高める技術も開示される。