生活空間における温度変化に対する植物生体電位応答特性

出典: finemems

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目次

記事

本報告では、人が実際に生活している空間で生体電位を測定し、植物の環境に対する応答を調べた。結果として、生体電位は温度や土壌中水分により影響を受けることが認められた。これらの知見を応用することにより、植物の効率的な育成管理が可能になる、観葉植物が持つ様々な効果を引き出すことが可能になる。生体電位の絶対値の積分値を1つの代表値として採用することでその特徴を抽出することを試みた。その結果、生活空間において温度、湿度、照度などの複数の要因が影響していると考えられるが、とりわけ温度の影響が強いことが明らかになった。温度と生体電位はほぼ同じ周期性を有しており、生体電位は約1時間遅れで温度の変化に追随していることが判った。土壌中水分量が少なくなると、積分生体電位は高くなる傾向にある。潅水後に生体電位は低下し、潅水後2日ほど経過すると安定する傾向が認められた。

文献

電気学会論文誌Eセンサ・マイクロマシン準部門誌 巻-号 125-6 ページ253-258 発行年月2005-6 新保達也、大藪多可志/金沢星陵大学地域経済システム研究科、長谷川有貴/埼玉大学工学部情報システム工学科、広林茂樹/富山大学工学部知能情報工学科、竹中孝三郎/(株)竹中庭園緑化

著者

キーワード

植物生体電位、環境要因応答、標準化、周波数解析、植物センシング

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(財)マイクロマシンセンター